おすすめ美顔スチーマー8選！「家電女優」奈津子さんが効果や選び方を解説

「美顔スチーマーが欲しいけど、本当に効果はあるの？」
「いろんなメーカーが出していて、どれを買えばいいかわからない……」

美顔スチーマーは自宅で手軽に肌ケアができる便利なアイテムですが、本当に効果があるのかわからないうえ、高価なため簡単に手が出せないという人も多いはず。

そこで今回は『家電女優』の異名をとる奈津子さんに、選ぶときのポイントやおすすめの美顔スチーマーについて解説していただきました。

多数のメーカーから複数の機種が出ていて、チョイスが難しいのが美顔スチーマーを購入するときの悩みどころ。数あるアイテムの中から自分に合った商品を選ぶには、どの点に注目すべきなのかについて解説していただきました。

使うシーンからタイプを決める

美顔スチーマーのタイプには、「置き型」と「携帯型」の2種類があります。「置き型」はタンクの容量も大きく、長時間使用できるので、おうちの中でゆったりケアしたい人にピッタリ。一方「携帯型」はコンパクトに持ち歩ける半面、使える時間は短め。仕事の合間や外出先でケアしたい人におすすめです。

使う機能に応じて価格帯を決める

美顔スチーマーは、5000円台前後のものから5万円を超えるものまで、価格帯の幅が広い商品です。高いものは圧倒的に「多機能型」のものが多く、使いこなせない人やたくさんの機能を必要としない人にとっては、オーバースペックになってしまう気がします。自分の性格や肌の悩みと照らし合わせ、欲しい機能やモードがあるかどうかにポイントをおいて選ぶ方がいいのではないでしょうか。

また意外に見落としがちですが、住んでいる場所も、選ぶ際に加味すべきポイントのひとつです。ふだんから空気の乾燥が気になる地域にお住まいの人は、乾燥から肌を守るために必要なスペックを備えたものから選ぶのがおすすめ。一方で湿度が高い地域の人は、そこまでハイスペックなものでなくても十分かもしれません。

使用できる水の種類を確認する

美顔スチーマーで使用できる水は機種によって異なりますが、水道水、精製水、化粧水の3つです。

機種を選ぶ際は、水道水が使用できるかは大きなポイント。多くの機種で水道水を使用できますが、精製水に限定されている機種もあります。精製水は必要に応じて購入しなければならず、ドラッグストアで大体500mLの商品が120円から200円前後と、値段はさまざまです。ランニングコストがかかるので頭に入れておきたいところです。

また、市販の化粧水を入れて使えるものも出てきて、最近注目されています。値段は高くなる傾向にありますが、土台づくりから保湿まで一貫してできると人気です。

お手入れしやすいか確認する

スチーマーは、使用後に本体そのもののお手入れが必要なので、慣れるまでは機器の扱いを面倒に感じてしまう人もいるかもしれません。そんな人は、タンクが取り外せて給水しやすかったり、電源コードを取り外して本体自体も定期的なお手入れがしやすいものなど、取り扱いに困らないものを選ぶといいでしょう。

給水タンクが取り外せるタイプは、取り扱いやお手入れが簡単でおすすめ

デザイン性で選ぶ

皆さんには、スキンケアの日々のルーティンに取り入れやすく継続して使用できるように、洗面所や脱衣所などよく目に入る場所に置いておくことをおすすめします。そのためにはスチーマー自体のデザインは非常に大事です。

例えば、この後紹介する「フェスティノ」は、毎日のセルフケアをがんばる女性たちに向けていろいろな美容家電を出していて、どれもかわいく見た目も人気があります。長く楽しく続けるためにも、愛着のもてるデザインかどうかは大きなポイントだといえます。

出典：https://festino.jp/product/facial-moist-nano-steamer/

美顔スチーマーの国内シェアで圧倒的な強さを誇るパナソニックとヤーマン。それぞれの代表機種である置き型の高機能タイプをあらゆる角度から比較して、両社の商品の違いはどこにあるのか奈津子さんにチェックしてもらいました。

＜比較したのはこちらの2機種＞

パナソニック 「スチーマー ナノケア EH-SA0B」	ヤーマン 「フォトシャイン」（※1）

（※1）2021年10月現在、ヤーマンの置き型最新機種は「フォトケア」です。詳細はこちらをご覧ください。

1. 形状やデザインの違いは？

見てのとおり、形もデザインもまったく違います。パナソニックは大理石調でヤーマンはおしゃれな小物入れのよう。好みが分かれるところですが、どちらも高級感があってインテリアの邪魔にならないのがいいと思います。

洗面台などに置いても、邪魔にならないデザイン

サイズについては、ヤーマンは高さがあり、パナソニックは幅と奥行きが大きい印象です。また重さはパナソニックが1.9kgで、ヤーマンが1.6kgです。ただ、持ち運んで使うものではないので気にするほどの差ではないでしょう。

2. 機能やコースの違いは？

どちらも噴射口が2つあって化粧水が使えるタイプです。また、ヤーマンにはパナソニックにはないLED機能があります。

輝度の高い5色（赤、黄、橙、青、緑）のLEDを搭載していて、それぞれ血行をよくしたり、肌質を整えたり、色素沈着を防いだりする効果が期待できます。

ヤーマンは、LED機能でワンランク上のフェイスケアができる

コースはパナソニックが5コースで、ヤーマンが6コース。ヤーマンには約4分の短いトーンアップコースや、LED照射なしの約7時間のロングコースがあるのが強みです。

＜コースの比較＞

パナソニック 「スチーマー ナノケア EH-SA0B」	ヤーマン 「フォトシャイン」（※1）
温スチームコース（約12分） クリア肌コース（約13分30秒） ハリ／弾力コース（約12分） 化粧水ミスト（お好みの時間） 冷ミスト（お好みの時間） 計5コース	スチームモード（約12分） クリーンモード（約3分） モイストモード（約1分） シルクスキンモード（約8分） トーンアップモード（約4分） ロングモード（約7時間） 計6コース

（※1）2021年10月現在、ヤーマンの置き型最新機種は「フォトケア」です。詳細はこちらをご覧ください。

パナソニックは1つのコースが最低でも約12分あり、じっくりケアできます。短いコースはありませんが、化粧水ミストと冷ミストはお好みの時間で設定できるので、ひととおり温スチームを浴びた後で冷ミストを浴びるといった使い方ができます。

3. お手入れのしやすさや操作性の違いは？

使用後は給水タンクを取り外して洗うだけなので、どちらもお手入れは楽です。

お手入れには、タンクを取り外せるタイプであることが重要

また、パナソニックは電源コードの取り外しが可能ですが、ヤーマンについては取り外すことができません。使用後はどうしてもタンクの下に水が残ってしまうので、電源コードが取り外しできるパナソニックのEH-SA0Bは、排水の際にもコードが邪魔にならず簡単です。

ヤーマン（左）は電源コード取り外し不可、対してパナソニック（右）は取り外しが可能

操作はパナソニックがワンタッチでコース選択をして直感的に使えるのに対して、ヤーマンはボタンを何度か押してランプ表示の色でモードを判別するので、やや難しい印象です。

ヤーマンのフォトシャインは、モードによってランプ2つの点灯状況が変化する

また操作性という意味では、スチームの角度調整も重要になってきます。例えばパナソニックはノズル調整つまみを動かせば簡単にできるのに対し、ヤーマンは風よけフラップを取り付けて調整する必要があります。

つまみでスチームの角度を調整するパナソニック（左）、風よけフラップで角度を調整するヤーマン（右）

結論！安定・安心感ならパナソニック、プラスαの機能ならヤーマン

奈津子さんによるチェック項目をもとに編集部で検証した結果、パナソニック、ヤーマンそれぞれどんな人におすすめなのかをまとめてみました。

＜比較したのはこちらの2機種＞

パナソニックがおすすめの人	ヤーマンがおすすめの人
・手軽にお手入れをしたい人 ・操作性を重視したい人	・LED機能が欲しい人 ・利用シーンに合わせてコース選択をしたい人

デザイン、機能、コースなどどれも甲乙つけがたいのですが、パナソニックは白物家電の知見が美容家電にも生かされていて、美顔スチーマーの入門者でも迷わずに操作できるのが大きな魅力です。

一方のヤーマンは、プロ用美容機器から参入して数々のヒット商品を飛ばしているだけあって本格的な機能が強みといえます。LEDなどのプラスαの機能を望む人におすすめです。

＜パナソニックとヤーマンそれぞれの特徴＞

	パナソニック 「スチーマー ナノケア EH-SA0B」	ヤーマン 「フォトシャイン」（※1）
形状・デザイン	宝石箱型	小物入れ型
重量	約1.9kg	約1.6kg
機能・コース	5コース	6コース LED機能付き
お手入れのしやすさ	タンクの取り外し：可 コードの取り外し：可	タンクの取り外し：可 コードの取り外し：不可
操作性	コース選択：ワンタッチ 角度調整：可（つまみで調整）	コース選択： 角度調整：可（フラップを取り付けて調整）
詳細	詳細を見る	詳細を見る

（※1）2021年10月現在、ヤーマンの置き型最新機種は「フォトケア」です。詳細はこちらをご覧ください。

パナソニック、ヤーマンともに、使用する人の視点から作られた商品であることが人気の秘密といえそうです。

奈津子さんが実際に使用したことのある美顔スチーマーの中から、自宅や外出先で使えるおすすめの商品をセレクトしてもらいました。

多くのユーザーに愛用されているパナソニックのハイスペックモデル。手持ちの化粧水をミスト化する「化粧水ミスト」を搭載し、温スチームと化粧水ミストのダブル効果で素肌力がアップするのが最大の特徴です。
温冷が自動で切り替わるコースもあり、自宅で手軽にエステ体験ができます。

2つの噴射口から出るたっぷりの温スチームと化粧水ミストに加え、5色のLEDでエステサロンのようなフェイシャルケアができる本格的美顔スチーマーです。
W温スチームを浴びる、ナノサイズの化粧水ミストを浴びる、5色のLEDを浴びる、3つの浴びるで温感をめぐらせ、素肌力をアップします。
濃密なW温スチームが、顔全体だけでなく、髪の毛からデコルテまで包み込み、目もとケアができるアイケアモードを新搭載しました。

フォトシャインよりもお手頃なヤーマンの人気モデル。ダブルの濃厚スチームが顔全体を包み込み、肌表面温度をスキンケアに最適な約40℃まで効率よく高めます。
目立つ毛穴を39％抑える（※）という毛穴ケアは好評で、さらにワンタッチでコース選択できる操作のわかりやすさも人気の秘密です。

※日本臨床試験協会調べ

自分を輝かせたい女性たちのサポートを目指して誕生した「フェスティノ」。シンプルな機能と操作性の良さで、世代を問わず愛されているモデルです。
ディープクレンジングや洗顔後の保湿ケアはもちろん、フェイスマスクの上からスチームを浴びて保湿効果を高めるだけでなく、髪やデコルテのケアにも使えます。

出張や外出時にも持ち歩ける携帯型の美顔スチーマー。超微粒子ミストが連続約50秒噴射し、メイクの上から使っても肌表面を濡らさずに化粧直しができます。
スライド操作で涼感ミストも浴びられるので、乾燥が気になる季節だけでなく、クールダウンしたい夏の時期にも活躍してくれます。

奈津子さんに教えてもらった選ぶポイントをもとに、編集部では初心者も手を出しやすい置き型の単機能タイプと、自分用はもちろんギフトアイテムとしても人気の高い携帯型に着目してセレクトしました。

スチームの噴射口が上下に約20度稼働し、スチームを顔全体にちょうどよい角度で当てることができます。温スチームは最大約20分使用でき、アロマタンクにアロマ液を入れて香りを楽しみながらケアできるなどプラスαの機能も付いています。
デザイン的にも優れ、幅をとらない形状なので置き場に困らないのも高ポイントです。

メイクの上からや肌に対してはもちろん、外気にさらされてパサつきがちなお出かけ中の髪にも微細化したミストがしっかり働きかけます。ミストの後は黄色LEDトリートメントで肌のキメも整います。1回約30秒の使用で約6回使用でき、いつでもどこでもすばやく乾燥から守ってくれます。

お手持ちの化粧水を入れるだけで、いつでもどこでも肌への潤いチャージができるハンディミスト。ナノ化した超微粒子のミストなので、メイクの上から使ってもメイクを崩すことなく保湿ができます。USBで充電ができ、薄型・軽量なので持ち運びがラクなのもうれしいポイント。

美顔スチーマーは素肌力を整えるアイテム

温かいスチームが、肌の土台づくりに役立つ

私はふだんからいろいろな美顔器を使っていますが、美顔スチーマーは肌の土台づくりに最適なアイテムです。温かいスチームで毛穴を開かせることで毛穴に詰まった汚れを落としやすくしたり、肌をやわらかくしたりすることで化粧水や美容液の浸透をサポートしてくれます。

使用しているうちに「素肌力」が整うので、ゆらぎ肌（※）の悩みにも最適だといえます。以前は肌荒れしないタイプだったのにマスク生活になってから肌がゆらぐようになり、赤みやかさつきが気になるという人にも、ぜひ使ってみてほしいです。

※温度・湿度の変化にうまく適応できずに肌の表皮のバリア機能が低下し、一時的に肌が敏感になっている状態のこと

美顔スチーマーと他の美顔器との違い

美顔器は直接肌に当てて使うものが圧倒的に多いのに対して、美顔スチーマーは本体と距離をおいて使用するのが大きな違いです。スチームを浴びるときには、必ずメーカーが推奨している距離を保って使用します。

また、他の美顔器はほうれい線や目元、口元、フェイスラインなど多角的なアプローチを目的としているのに対して、美顔スチーマーはその一歩手前の「素肌力」のアップを目的にしています。

毛穴ケアによって肌の透明感が増したり、化粧水や美容液の浸透を促すことによってハリや弾力がアップしたりといった効果が期待できます。

＜おもな美顔器とその特徴＞

種類	特徴	期待される効果
美顔スチーマー	肌に蒸気を当てることで毛穴を開かせたり、肌をやわらかくしたりする	スキンケア効果の向上 肌の黒ずみ、毛穴の汚れのケア
RF美顔器	RF（ラジオ波）で肌を温めることで血行を促進し、代謝アップにつなげる	たるみ、ほうれい線の改善 シワ、シミ、くすみ対策
EMS美顔器	EMS（電気筋肉刺激）で、筋肉に微弱な電流（低周波）を流すことで、肌の引き締めにつなげる	たるみ、ほうれい線の改善 シワ、シミ、くすみ対策
LED美顔器	LEDの光を肌に照射することで血行を促進し、代謝アップなどにつなげる	シワ、シミ、くすみ対策
美顔ローラー	顔の上でコロコロと転がすことで、血行促進などが期待できる。電動式のものと手動式のものがある	たるみ、ほうれい線の改善
ウォーターピーリング	水と超音波の振動により、洗顔では落としきれない毛穴の汚れや、古くなった角質を除去する	肌の黒ずみ、毛穴の汚れのケア

美顔スチーマーの利用シーン

美顔スチーマーは、どんなタイミングで使用するのが効果的なのでしょうか。奈津子さんに教えてもらいました。

1. メイク前に毛穴を引き締めて化粧ノリをアップ！

機種によってはいろいろなモードがあり、温かいスチームだけでなく冷たいスチームを浴びることもできます。

メイク前に温かいスチームで肌をやわらかくした後、冷たいスチームで顔全体を引き締めれば、毛穴もキュッと閉じて化粧ノリをよくする効果も期待できます。

2. クレンジング前に使っていつもより素肌すっきり

個人的にはクレンジング前に使うのが一番効果的なのではないかと感じています。

クレンジング前に使うと、ディープクレンジング効果で肌を過剰にこすらなくても毛穴の奥の方の汚れまで落としやすくなるので、普通にクレンジングするよりも肌に負担をかけずに落とせるのもポイントです。

3. 洗顔後の使用で肌の角質層まで美容成分をなじみやすく

洗顔をした後、スキンケア前に使うのもおすすめです。化粧水の浸透力をアップさせるためには人肌に温めてから使うのがよいといわれており、洗顔後に温かいスチームを当てることで肌の表面温度が上がり、美容成分をなじみやすくしてくれます。

水のスチームそのものに保湿効果はない

「スチームを浴びる」イコール「肌がきれいになる」ものではないということも、押さえてほしいポイントです。最近は化粧水が使えるタイプも出ていますが、水を入れて使うものはあくまでもメイクを落としやすくしたり、スキンケアをサポートしたりするものです。

スチームを浴びて一時的にお肌が潤ったとしても、保湿効果は期待できないので、使用後は化粧水や美容液でしっかり保湿ケアすることが大切です。

使用後は、化粧水などによる保湿をすることが重要とのこと

使用頻度や顔以外のお手入れにも使っていいのかなど、美顔スチーマーを使うときに感じるさまざまな疑問について、奈津子さんにお伺いしました。

Q. どのくらいの頻度で使用すればよいですか？

A.私は美顔スチーマーを使い始めた20代半ばの頃、肌が変わっていく感じがうれしくて調子にのって毎日朝晩使ってしまったことがありました。特にクレンジングをがんばりすぎて角質が落ちすぎてしまい、肌の防御力がなくなって潤うどころか乾燥が気になるようになってしまいました。

スキンケアはやり方を誤ったりやりすぎたりすると逆効果になることもあるので、美顔スチーマーを使用する際もメーカーの推奨頻度を守る必要があります。

例えばパナソニックの「スチーマーナノケア EH-SA0B」は、使いはじめは週2～3回、使用1ヶ月後からは1日1回が目安です。モードによってもお手入れの推奨頻度が違うので、それらを無視して欲張りすぎないことが大事です。

モードによって定められた使用頻度は守ること

無理なお手入れはせずに、慣れてきたら肌の調子をみながら推奨ペースの範囲内で自分なりの心地いいペースをつかんでいくといいと思います。

Q.他のスキンケアとあわせて使った方が効果はありますか？

A.メーカーが推奨している範囲内であれば、他のスキンケアと一緒に使っても問題ないでしょう。ただし、お手入れをてんこ盛りにすれば効果があるというわけではなく、無理なケアはお肌に負担がかかってよくないという考え方もあります。

少しでも効果を実感したいのであれば、スチームを浴びた後の肌がやわらかいうちに保湿ケアをすることが何より大事です。化粧水も美容液もケチらずに、たっぷりつけてあげることをおすすめします。

Q.実際に試してみることはできますか？

A.レンタルサービスを利用して実際に試してから決めるのもいいでしょう。ちなみに平均的に5000円前後で2週間程度借りることができます。

また、量販店の売場に行けばたくさんの機種が並んでいて、例えば噴射口が１つのものや2つのものなど、その特徴を一目で比較できます。

機種によってスチームの温度も微妙に違ったりするので、直接肌で感じてみることをおすすめします。

Q.顔以外に使用しても問題はありませんか？

A.デコルテのケアには、使えるのではないでしょうか。私は首にも化粧水を塗りますが、デコルテにスチームを当てて首回りをマッサージしてから化粧水を塗ると透明感が変わってくる気がしています。

それから、これはあくまで私個人の感覚ですが、ヘアケアにもいいと思っています。整髪料をつけた日の夜、入浴前に頭皮にスチームを当てると、整髪料がすっきり落とせます。

それ以外にも朝頭皮に当てれば寝ぐせがおさまったりもするので、そういう使い方もあるのではないかなと考えています。

美顔スチーマーは、肌の土台づくりに欠かせないマストアイテムといえそうです。どんなに高い美容液や美顔器でケアをしても、土台がきちんとしていなければ効率は低く、効果も望めないからです。

美顔スチーマーを日々の習慣に取り入れれば「肌の平均点がUPする」と話す奈津子さんは、乾燥が気になる冬の時期こそ始める絶好のタイミングとアドバイスしてくれました。これから先の自分のために、理想的な素肌づくりに挑戦してみませんか。

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