ベビーシッターサービスおすすめ6選!専門家がサービスの選び方を解説

保育園や幼稚園、学童などに通っていない子どもをみながら仕事をするには限界がありますよね。とはいえ、そういった保育機関、教育機関にすぐ入園・入所できるとは限りません。 そこで頼りになるのがベビーシッターです。ところが、ベビーシッターに依頼するとなれば、金銭面や安全面での不安がつきもの。そこでベビーシッター、保育園などの事業を営む専門家に意見を伺いました。 ベビーシッターの選び方、費用の相場、シッター利用の注意点、そしておすすめのシッターサービスについても解説しますので、シッター選びの際の参考にしてください。 ベビーシッターに依頼できることは? ベビーシッターサービスでは、以下のサービスを依頼できます。 自宅でのシッティング(お世話) 散歩や公園遊び 保育園、幼稚園、習い事の送迎 食事補助 入浴補助 病児保育 自宅でのシッティング ベビーシッターと聞いて多くの方が思い浮かべるのが、自宅でのシッティングです。シッターさんが自宅に立ち入ることに不安を感じる方もいらっしゃいますが、立入禁止の部屋を決めておけば、プライベートな空間は守られます。 自宅でのシッティングでは、慣れた空間で、いつものおもちゃで遊べるため子どものストレスも少ないでしょう。 散歩や公園遊び あらかじめ依頼をしておけば、散歩や公園遊びもお願いできます。午前中から夕方までの長時間のシッティングを依頼する場合は、屋外遊びを取り入れてもらいたいですね。ただし、多くのシッターサービスでは自転車での移動には対応していないようです。 保育園、幼稚園、習い事の送迎 保育園や幼稚園、習い事などの送迎もシッターさんにお願いできます。子どもを起こして朝ご飯を食べさせて登園させるといった朝の一連の育児を依頼できますので、早朝勤務の方も安心です。 また、未就学児だけでなく、小学生の習い事の送迎や宿題の見守りなども依頼できます。 食事補助 シッティング中に、朝食、昼食、夕食の時間が含まれる場合には、シッターさんに食事の補助をお願いできます。食事は、保護者が用意する必要がありますが、時間がなければ出前サービスを活用してもよいでしょう。 入浴補助 多くのシッターサービスで入浴サポートを提供しています。シッターさんは入浴せず着衣のまま、子どもたちにシャワーを浴びさせるサービスです。暑い季節は「外遊び後にシャワーを浴びてからお昼寝をさせてください」といったお願いもできます。 病児保育 子どもの発熱、病気などで保育園や幼稚園に通えなくなったときに助かるのが病児保育です。病児保育は、自治体が運営している病児保育室でも行っていますが、需要過多の状態で、利用できないことが少なくありません。 また、感染症に感染することも心配です。加えて、自治体の病児保育室の多くは、未就学児のみ対応で小学生は未対応なので、多くの保護者が戸惑ってしまいます。 その点、シッターの病児保育であれば、自宅で乳幼児から小学生までの子どもを見守ってもらえるので安心できますね。シッターサービスのすべてが病児保育に対応しているわけではありませんので、事前に確認しておきましょう。 コロナの臨時休園、休校対応 「いつもは保育園、幼稚園、小学校に通っているけれど新型コロナウイルス感染症の影響で登園、登校できない」という場合にもシッターサービスは力強い味方になってくれます。2020年の緊急事態宣言時は、保育園、幼稚園、小学校のほとんどが臨時休園・臨時休校になりました。 在宅勤務になった保護者の方は、育児しながらの仕事に困難さを感じていたのではないでしょうか。 状況によっては再び登園・登校ができなくなる可能性があります。その際はコロナ休園・休校に対応しているシッターさんに依頼することで、仕事を続けやすくなるでしょう。 SELECTorが教える! ベビーシッターの選び方 「信頼できるベビーシッターにお願いしたい」 「ベビーシッターに関する料金相場について知りたい」 ベビーシッター選びでは、信頼できるシッターを選ぶこと、そして予算の範囲内で探すことの二つを両立させることを考えなければなりません。 シッターサービスは数多く存在しますので、どの業者を選べばよいのかわからない方も多いでしょう。そこでベビーシッター、保育事業を経営している保育の専門家である株式会社マザーグースホールディングス代表取締役の柴崎方恵さんに、ベビーシッター選びのポイントを伺いました。 柴崎さんは保育の専門家であるだけでなく、ご自身もお子さんの保育に悩んだ経験をお持ちです。専門家目線と保護者、両方のお立場から事業を展開されています。今回、シッター選びのポイントをはじめ補助金制度についても詳しく解説いただいたので、ぜひ参考にしてください。 シッターサービス提供者にはどんな種類が? ——シッターサービスどこに依頼したらよいのでしょうか。 柴崎さん:基本的には、ベビーシッター派遣会社、シッターマッチングサイト、個人のシッターへの依頼の3つです。 ベビーシッター派遣会社は、会社がシッターを面接したうえで雇用しているので安心感があります。 他方、シッターマッチングサイトはシッターと利用者をマッチングするサイトです。シッターの契約はシッターと利用者が直接結びますので、利用料金やサービス品質はさまざま。スキルやキャリアによって、料金やサービスの質が大きく増減します。 また、会社やマッチングサイトを介さず活動している個人シッターも存在します。 【シッターサービス提供者の種類】 入会金/年会費 1時間あたりの料金 ベビーシッター派遣会社 入会時および毎年一定金額を支払う必要がある場合がほとんど。 会社によって差があるが、2000〜4000円程度。 シッターマッチングサイト 必要ない場合が多い。 定期利用とスポット利用の2パターンの料金設定。定期利用のほうが1時間当たりの料金が安い。オプション料金やシステム利用料が加算される。 個人のシッター 必要ない場合が多い。 … Continue reading ベビーシッターサービスおすすめ6選!専門家がサービスの選び方を解説