PROMISE 08 成功への道筋を
共有する。

スタートアップから大手企業まで、
社内表彰の仕組みを持つ企業は
多くありますが、
そのほとんどは目に見えやすい
「成果」にフォーカスしたもの。

対してキュービックの社内表彰制度
「BEST CUEMing賞」は、
「プロセス」も重要な評価指標に
なっているのが特徴です。

そうして関わるメンバーの力を引き出し、
より良い課題解決を実現するための、
キュービックならではの型づくりに
つなげています。

STORY 01 目的を明確にし、
インサイトに挑む。
行動指針に則った
プロセスも高く評価

キュービックには根幹技術のひとつとして、CUEM（キューム）というワークフローがあります。このワークフローを用いてインサイトを探り、結果につなげる姿勢はキュービックの行動指針でもあります。CUEMは、マーケターだけでなく、デザイナーやエンジニア、さらには経営管理や人事のメンバーにも用いられる社内のいわば共通言語。CUEMをもとにした実践度の高い取り組みには、月次で「GoodCUEMing」、半期で「BestCUEMing」という表彰を行い、承認や賞賛をおくるとともに、事例をシェアすることで全社の目線を揃えています。

「CUEMをもとに目的をしっかり立て、インサイトをつかみにいく。その手法にはインタビューや様々な調査などがありますが、インサイトに挑むことがキュービックの文化です。「BEST CUEMing賞」の選定にあたっても、アウトプットが出ていることはもちろん、大前提として、背景とそこに至るまでのプロセスが、CUEMをもとにした模範になるものだったか議論されています」（平山直子）

新メディアの立ち上げ、メディア運営の改善など様々な取り組みが「BEST CUEMing」の対象となってきましたが、2023年9月度は新卒採用に関する取り組みが受賞しました。受賞チームのマネージャー、吉井健吾は次のように語ります。

「今回、新卒採用において初めて早期選考を実施しました。有名企業ばかりの中でキュービックが早期選考にチャレンジする難易度は高かったのですが、コミュニケーションを深めることで、優秀な学生さんたちの第一志望群に食い込める体験を創ることができました」（吉井）

人事戦略面での貢献が評価されただけでなく、目的を定め、インサイトを掴みに行くプロセスも高く評価されました。

「CUEMは、表面的なニーズではなく「インサイト」をつかみ、より本質的な課題解決へと導くための技術です。たとえば学生にキュービックを体験してもらう「1day JOB」は3カ月にわたり全12回を行いましたが、延べ200人の学生の声を元に毎週改善を続けました。そうやって多くの学生と接していくことで解像度が上がり、就活する学生のインサイトも見えてきました。選考を突破することより、自分のフィットした企業をどう選ぶかのほうが悩みとしては大きかったのです。そこで、1day JOB後もいくつかの取り組みを行い、伴走していくための信頼関係の構築に努めました。そのことが今回の結果につながったと思います。今後は、CUEMを身につけたいと思ってキュービックに応募する人が出てくるような状態を目指したいですね」（吉井）

ピープルエクスペリエンスオフィス
パブリックリレーションズ
マネージャー

平山直子Naoko Hirayama

1988年生まれ、中央大学法学部卒業。2011年4月、株式会社エムティーアイに新卒入社。2013年12月、株式会社キュービックに9人目の社員として入社。Web広告運用、Webメディア立ち上げ・運営、採用など経て現在PRおよびブランディングに従事。
ピープルエクスペリエンスオフィス
人事企画

吉井健吾Kengo Yoshii

長期インターンを経て、2016年新卒でキュービックに入社。マーケターとしてメディアの立ち上げ〜グロースを担当した後、マネージャーとして最大20名程度のチームを牽引。その後2022年に人事へ異動し、現在ビジネス職の新卒・中途採用マネージャーを務める。