Service サービス
Media Policy
私たちは、金融・転職・美容など、ユーザーとクライアントの間の「情報格差の大きい領域」において、インターネットメディアを運営します。 ユーザーおよびクライアントの内なる声に耳を傾け、深い対話を繰り返すことで、インターネット上での良質な課題解決体験を提供します。 今後とも私たちは、みんなの明日が変わるキッカケを生み出しつづけるメディア運営を追求していきます。
Media introduction
Content Policy
私たちは、ユーザーとクライアントに寄り添う「真のパートナー」となり、明日が変わるキッカケを生み出すコンテンツを制作します。インターネット上での良質な課題解決体験を提供するべく「信頼性」の高いコンテンツを配信します。
昨今、インターネットメディアの果たすべき役割や影響力はますます大きくなっています。一方、TVや新聞などの伝統的メディアと比較し、インターネットメディアは世の中からの十分な信頼を獲得できているとは言いがたい状況です。
誰もが自由で手軽に情報発信できる世界と、情報の民主化をもたらしたインターネットは素晴らしい発明でした。しかし同時に、荒い情報や信ぴょう性の低い情報をも大量に生み出すことになりました。要因は様々ありますが、インターネットメディア事業者として、私たちにはこの現実と正面から向き合う責任があると考えています。
私たち自身がこの問題の一部であるという自覚を強く持ち、この問題の解決者として真摯に取り組みます。インターネットメディアの信頼獲得に貢献できるよう、健全なコンテンツづくりに尽力していきます。
健全な情報を届けるために
〜私たちのコンテンツができるまで〜
00 マインドセット
私たちは、2つのマインドセットを大切にしています。
1つ目は、PCやスマホの画面の向こう側にいるユーザーの顔を思い浮かべ、「彼」や「彼女」のためにコンテンツをつくるということ。そしてもう1つは、私たちはユーザーについて「何もわかっていない」ということを知ることです。
どのジャンルのコンテンツづくりにおいても、謙虚な気持ちでユーザーを知ろうとするところからスタートしています。
01 企画立案
まずはターゲット設定、テーマ・内容・構成案の検討や、取材先などの検討を行います。
ここではとにかく、ターゲットユーザーへ思いを馳せるということを第一にしています。「どんなKWで検索をする人か?」「そのユーザーは今どのような状況に置かれているか?」「本当に知りたいことは何か?」「その情報を取得した先で解決したい課題は何か?」など。ユーザー理解を深めるための私たち独自の質問リストを備えており、その質問リストを活用してターゲットユーザーの解像度を極限まで高めていきます。適宜インタビューやアンケートなど実施しながら、その人の明日が変わる「最高の提案」を作成していきます。
もちろん、「最高の提案」を作成するためには業界知識や商品・サービスに関する知識も不可欠です。クライアントと丁寧なコミュニケーションを重ねながら、獲得した情報を企画に落とし込んでいきます。
コンテンツマーケティングの世界では、マーケターが企画を立案する、エディターが企画を立案する、というように、どこか限られた職種の人間が企画立案を行うケースが多いものです。しかし私たちの企画立案においては、マーケター・デザイナー・エディターなど、コンテンツ制作に関わるすべての職種のメンバーが携わります。これにより、関係者間でユーザー像がブレることなく、届けるべき価値にまっすぐ向かうことができるのです。
02 企画検証
企画ができあがれば制作に移ることができますが、より高精度な企画にするため、この段階で一度検証を行います。立案した企画に対して、ターゲットと類似するユーザーからフィードバックをもらいます。
ここで得た声をもとに、企画へ改良・修正を加えていきます。このように、早い段階で類似ユーザーからのフィードバック機会を設けることで、コンテンツ制作側とユーザー側の乖離を埋め、コンテンツがつくり手の独りよがりとなることを防いでいます。
03 制作
企画を磨いたあとは、いよいよ制作です。レイアウトデザイン、イラストや写真などのビジュアル制作、取材、原稿執筆など、企画をひとつひとつ形にしていきます。
デザイナーはデザインを、ライターが執筆を、というように、どうしても分業化しがちな工程ではありますが、私たちはこの段階でも職種を跨いだ連携を欠かしません。デザイナーが原稿内容にフィードバックすることがあれば、ライターがイラストのリクエストを出したりすることもあります。それぞれの専門性は存分に発揮しつつも、専門性や立場に決して捕らわれず、ユーザー起点で思考した上での真っすぐな違和感やリクエストを活発に交換していきます。企画立案段階で、ユーザー像や提供価値に関する全員の共通認識をとれていることがこの段階で活きてきます。
制作物の品質を担保するためのポイントとして、CDO(Chief Design Officer)の存在があります。デザイン面の監修はすべてCDOが行っています。UIはもちろん、UXにより重きを置いて「デザイン」と向き合っています。また、原稿執筆面では、各分野において専門知識を有するプロフェッショナルな方々に協力いただき、監修者として支援いただいています。
04 磨き込み
一通りコンテンツが出来上がったら、すぐに実装したいところではありますが、もう一工程欠かせません。
編集と校正・校閲です。
当社には「エディトリアルデスク」というコンテンツ編集を専門とする部署があり、そこには新聞や雑誌など「紙媒体」の編集者として長きに渡り活躍してきたメンバーが多数在籍しています。紙媒体での編集ノウハウは、インターネットメディアでのコンテンツ編集においても大きく活きるものです。エディターたちは、紙媒体の情報発信と向き合う中で培われた編集力を遺憾なく発揮し、ライターが執筆したコンテンツを企画や編集方針に一層沿うものへと整えます。また、外部の校正・校閲者の力を借り、客観的な読者の視点から文章の間違いや疑問を提示してもらいます。
この工程は、ユーザーの課題解決体験最大化に向けてコンテンツを進化させる、重要なものです。
05 実装&公開
最後は、実装です。制作したデザインや執筆した文章を、ブラウザで見える形に整えていきます(コーディング)。
レイアウトが崩れていないか、ユーザーにとって最適な文字装飾が施されているか、ストレスのない表示速度が実現できているかなど、ここではユーザーへの細やかな配慮が欠かせません。
コーディングが完了したら、ついに公開となります。メディア事業者として、健全な情報をユーザーに届けられるよう、そしてその先に良質な課題解決体験を提供できるよう、公開前には慎重な品質審査を行っています。
デザイナー・エディター・マーケター・エンジニア・監修者・ユーザーなど、様々な声を取り入れて作成した80項目からなる最終のチェックリストがあり、それをクリアしたコンテンツを公開しています。
06 分析、改善
ユーザーは、私たちのコンテンツに難なく接触できたか。ユーザーは、私たちのコンテンツを正しく読み解けたか。ユーザーは、私たちのコンテンツで明日が変わるキッカケを生み出せたか。
さまざまなツールを駆使して得られる定量データはもちろん、ユーザーの声などフィールドワークで得られる定性データをフル活用し、私たちはユーザーの体験を追体験します。その体験において、障害があればひとつひとつ取り除き、地道に改善していきます。
企画立案から公開まで、このプロセスをどれだけ丁寧に実行したとしても、ユーザーニーズを十分満たすコンテンツが一度で出来上がることはごく稀です。このプロセスを何周も何周も繰り返すことで、ユーザーニーズを満たすコンテンツへと仕上がっていきます。
また、ユーザーニーズとは普遍的なものではありません。今日ユーザーニーズを十分に満たすコンテンツが、その翌日もユーザーニーズを十分に満たすコンテンツであり続けるとは限らないのです。刻一刻と変わり続けるユーザーニーズに応え続けるために、私たちのコンテンツのあり方も変化し続ける必要があると考えています。
私たちのコンテンツづくりに「終わり」や「完成」はありません。私たちのミッションは、みんなの明日が変わるキッカケを「生み出す」ではなく「生み出し続ける」。コンテンツも、そのコンテンツをつくるプロセスも、常に進化させ続けていきます。