株式会社キュービックベンチャーズ(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:後藤 康成、以下 キュービックベンチャーズ)は、事業ポートフォリオ拡大のためのインキュベーション事業として起業家輩出を目的としたインキュベーションプログラム「Sand Hill Road」を開始いたします。これまでキュービックグループのイントレプレナーで推進していた自主企画型インキュベーションに加えて、キュービックグループ以外の起業家によるスピンオフを前提とした事業創出を推進し2025年末までに3つ以上の新規事業をキュービックの子会社としてスピンオフさせることで、新たな事業ポートフォリオを実現してまいります。
インキュベーションプログラムSand Hill Roadはビジネスプランを所有する起業家をキュービックベンチャーズの招き入れるEIR(客員起業家)制度となります。起業家が自身のビジネスプランを持ってキュービックベンチャーズにジョインしてもらい、キュービックベンチャーズの経営リソースの支援を受けながら事業を成長させていきます。
起業家のビジネスプランが固まっていない状態の場合、メンタリングを進めた上でキュービックベンチャーズにストックされているビジネスプランから起業家の実現したいビジネスプランを選定し新規事業開発を推進してもらう選択肢も提供します。
インキュベーションプロセス
Sand Hill Roadのインキュベーションプロセスはビジネスユニットを成長を測る4つのステージによって構成されます。各ステージでは達成すべきKPIと定性的なゴールを決め設定した仮説が実証できるかのイテレーションを実施していきます。
PMFが達成されるとGo To Marketのステージとなることからをスピンオフし起業家にCEOとして経営の舵取りをおまかせすることになります。その際に起業家にも一定のエクイティを持ってもらい事業成長にコミットしてもらいます。
起業家支援体制
Sand Hill Roadは起業家が事業開発に集中できるように事業成長メンタリング、経営チーム(COO、CTOなど)の組成支援、エンジニアリング支援、コーポレート機能(経営戦略・総務・労務・法務・PR・情報システム)などの支援などを提供します。
エントリー方法
キュービックベンチャーズの「Sand Hill Road 専用ページ」からエントリーいただけます。
Sand Hill Roadの名称について
Sand Hill Road(サンドヒルロード)の由来はシリコン バレー西部にある幹線道路です。Sand Hill Roadにはベンチャー キャピタル企業が集中していることで有名でありシリコンバレーのほぼすべてのトップ企業はSand Hill Roadのベンチャー キャピタルからの初期資金の恩恵を受けていると言われており、そのストリートの名前をインキュベーションプログラムに冠しました。
EIR(客員起業家)とは
EIRとは、企業に特別に雇用され新規事業の立ち上げを担う人や仕組みのことを言い、Entrepreneur In Residenceの略です。起業経験や新規事業立ち上げ経験をしたことがある経験豊かな人材を招き入れる形で新規事業の立ち上げを担ってもらい、より確度の高い事業創出を狙う取り組みです。
もともとは米国のシリコンバレーで生まれた仕組みです。ベンチャーキャピタルが、投資対象となる有望なベンチャーを作るために、事業の立ち上げから成長、出口までを経験した優秀な人材に対し、報酬を保証して雇用を始めたのが始まりといわれています。
キュービックベンチャーズについて
キュービックベンチャーズは株式会社キュービックのグループ会社であり、キュービックの事業ポートフォリオを拡大するためのインキュベーション事業、ベンチャー投資事業を行っています。
URL : https://ventures.cuebic.co.jp/
所在地 : 〒169-0074 東京都新宿区北新宿2-21-1 新宿フロントタワー16階
設立 : 2012年1月16日
代表者名 : 代表取締役 後藤 康成
本件のお問い合わせ先
株式会社キュービック PRチーム : 小笠原
E-mail : cuebic-pr@cuebic.co.jp
Tel : 03-6908-9765