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学生インターンを戦力化するキュービックの8つの仕掛け

キュービックでは社員数の2倍以上の学生がインターンとして勤務している。

インターンと言っても時給や交通費はきちんと支払うし、長ければ3年以上働いてくれる子もいる。就職活動の一環としてのインターンシップじゃなくて、学生のうちから社会人と一緒に就業体験を積みつつ、ビジネスマナーを学んだり働くことの意味を考えたり、ベンチャーマインドや成果意識を学んだりする、まあちょっと変わったアルバイトといったとこね。

かつては主力メディアのディレクターを学生インターンにまるっと任せたことも、3,000万円以上の広告予算を毎月学生インターンに任せたこともある。今では業務もだいぶ細分化されたけど、それでも一人あたり数百万円の広告予算を150%以上のパフォーマンスで回す子や、3万いいね!を獲得するバズ記事を生み出す子など、社員に負けない活躍をしてくれちゃっている。

キュービックでしか働いたことのない僕としては特に珍しい事象ではない。が、経営者仲間と飲んでいればかなりの確率でこの仕組みについて根掘り葉掘り聞かれる。最近ようやくこの仕組みがうまく回っている理由を客観的に考えられるようになってきた。

1. 事業リスクが限定されている

お客様の個人情報を取り扱ったり、クライアントの大事な機密情報を取り扱ったり、そういう仕事にアルバイトをアサインすることはさすがにできない。が、自社の広告費であれば事故が起きてもせいぜい広告費が無駄になる程度の損失で済む。

2. 最低限の出勤時間を確保してもらっている

さすがに週1回しか出て来れない子にまとまった仕事を任せることはできない。そういう子もいなくはないが、やはり頭角を現す学生は、週3回以上、月間80時間以上はコミットしてくれている。

ただ、こちらから何の働きかけもなくこの時間数来てくれる子があふれるはずもない。あの手この手で出勤時間を確保してもらうよう動き、そこで本人が仕事を任される快楽を知り、そこからさらに伸びていくというカタがあるように思う。

3. 既存インターンからの紹介を奨励している

大学のサークルやクラスの友達をどんどん連れて来てもらう。もちろん、責任を持って仕事をしてもらうためにも、いい加減な友人を紹介されても困るということは既存インターン生にもしっかり伝わっているし、紹介とはいえ面接も行う。その意味で一次スクリーニングは完了した状態で面接を行うことができる。

友達やライバルが少なからずいる状態で仕事を始める。とけ込みやすいし、意識できる目標も既にある。仕組みとしてうまく機能しやすいように思う。

4. 最低限の誓約書はしっかり

とはいえ機密にも触れるし取り扱い注意の情報もある。さすがに社会人と同じ規範意識を持ってくれる学生は稀だが、あまり緩くなると会社の根幹に関わる事故が起きかねない。入社の際の手続きは最低限きちんと行う。

5. 飲食でケチらない

これが思いのほか重要。学生はラーメン1杯おごると一生ついてくる勢いがある子もいる(おごられて当たり前の顔をしてる子も、もちろんいる)。

会社のコーヒーやたまに届くお中元・お歳暮はもちろん、公式の懇親会や僕がいる飲食の場では積極的におごる。社員も全額とはいかないまでもかなり出してくれているケースはある。彼らの戦力化につながると思えば会社としてはもちろんタダみたいなもんだが、社員から見ても自腹でおごってもROIで負けることのない投資だと思われる。

6. 社員がアツい

やはり社会人の働く背中を見せることは大事だと思う。定時でシュっと帰ってしまう冷めた会社よりは、成果にしっかりコミットしてくれるアツい社員がいることは、インターンの学生を感化するそもそものベースになっていると思う。

7. 健全な競争がある

インターン同士の競争も健全な形で産むことは重要。月間MVP、四半期MVPの表彰のような仕組みもさることながら、数字出成果が見えやすい形を作ることで彼らの競争心に火をつけることができる。

昨今、競争を好まない若い子もいると聞くけれど、やはり勝って喜ぶ・負けて悔しがるというのは人間の成長の原動力のひとつであることは疑いようがない。彼らの成果意識にはこちらの頭が下がることも多々ある。

8. 積極的に仕事を教え、任せる

やはりこれがいちばん大きいように思うが、学生か正社員かを問わず、仕事を任されないうちは本当の成長はない。

学生に仕事を任せることはリスクも伴う。一時的に売上が下がることもあるが、そこで芽生える「当事者意識」という果実には、それ以上の価値がある。

就活のあり方について様々な批評がされているが、面接を何回も繰り返すよりもインターンシップで会社の中身を見せ、一緒に働き、飲んで語る方がよほどミスマッチのない採用ができるように思う。

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