〜三方(学生・会社・社会)よしの長期インターンシップを日本中に広め、日本の就活をアップデートする〜
2021年3月4日
株式会社キュービック
株式会社キュービック(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:世一英仁、以下「キュービック」)は、長期インターンの採用を希望する企業へ条件に合う学生を紹介するサービス『ドットインターン』をリリースしました。
『ドットインターン』とは
『ドットインターン』は、長期インターンの採用を希望する企業へ条件にぴたりと合う学生を紹介するサービスです。企業の長期インターンシップ導入および学生の長期インターンシップ参加を支援します。LINEを使ったサービスで、URLまたはQRコードから友だち追加をすることでサービスの利用が可能です。
長期インターンシップの導入により、企業は有効な新卒採用のチャネルを獲得できます。長期インターンシップを経て入社する学生は、企業のリアルな業務や組織文化を深く理解していることから、入社後のミスマッチが少なく、早期に活躍する傾向にあります。
一方、学生は長期インターンシップへの参加により、働く上で必要なスタンスやスキルを習得できます。自己理解を深めてキャリア選択の軸を明確にし、長期インターンシップでの経験を将来に役立てることができます。
サービス名:ドットインターン(英語表記:.intern)
公式サイトはこちら
サービスリリースの背景
『ドットインターン』は三方(学生・会社・社会)よしの長期インターンシップを日本中に広め、日本の就活をアップデートすることをミッションとしています。
昨今、日本の新規大卒就職者の就職後3年以内の離職率は32.0%にも上っています。(厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(平成28年3月卒業者の状況)」報道発表資料より引用)
この「3年3割」の離職率が続く要因の1つとして、企業が学生1人あたりにかける面接の平均時間がたった約1時間と短く、その中でマッチングが行われていることが考えられるのではないでしょうか。
また、選考過程での学生への情報共有にも課題があり、企業が「開示している」と答えた割合と、学生が「知ることができた」割合には、大きな乖離があるのが現状です。(就職みらい研究所「就職白書2020(冊子版)」より引用)
上記のような「情報共有の不十分さ」や、そこから繋がる「入社後のミスマッチ」といった課題を解消するべく立ち上がったのが『ドットインターン』です。
2006年の創業時よりキュービックが培ったインターン採用・育成・新卒登用のノウハウを活かし、長期インターンシップを新卒採用の新たな当たり前として根付かせることを目指します。学生インターンと共に汗を流してきたキュービックならではの価値を企業と学生の双方に届けてまいります。
学生への提供価値
①:自分に合う企業がわかる
学生が長期インターンシップを探す上での最も大きな課題は「自分に合う企業がわからないこと」です。ドットインターンでは、学生一人ひとりに合う企業がきっとみつかります。アンケート回答(出勤可能時間、希望職種、学生時代頑張ったことなど)や面談を通して、あなたに最適な企業を厳選してご紹介します。(アンケートの登録情報のみでの企業紹介も可能)
②:長期インターンシップのプロとの面談で新たな自分を発見できる
学年問わず、希望した学生は誰でもキュービック人事経験者の面談を受けられます。学生時代頑張ったことやそれによる学び、自身の強み・課題など、新たな自分の発見を全力で応援します。
企業への提供価値
①:条件に合う学生のみをご紹介
「応募は来るけどターゲットと合わない…」「1人ずつ丁寧に対応できるほどリソースがない…」「かと言って、レピュテーションリスクがあるので雑な対応はしたくない…」「スカウトを送る余裕はない…」
長期インターンの採用担当者には、こうした負担が重くのしかかっています。そこで、ドットインターンでは、長期インターンの採用目的に合わせて最適な学生をお繋ぎします。学年/卒業年度/出勤時間・頻度/希望職種/希望業界など、事前アンケートをもとに条件と一致する学生を絞り込んでご紹介することで、従来の負担を解消します。
②:紹介後の新卒採用までフォロー
従来サービスの多くは、長期インターン採用支援のみを行っていました。しかし、ドットインターンでは、キュービックで長期インターンからの新卒採用を担当していた人事経験者が知見をフル活用し、新卒採用までのフォローを一貫して行います。
これまで474人の長期インターンを採用し、33名の新卒採用につなげてきたキュービックだからこそなせる、学生・企業双方にとって納得感の高いマッチングを目指します。
ドットインターンでは現在、提携企業様を募集中
紹介をご希望される企業さまは、こちらのフォームよりご連絡をお願いいたします。
サービスの今後について
「学生よし・会社よし・社会よしの長期インターンを日本に広め、就活をアップデートする」
・ドットインターン事業責任者 荒木 珠里亜(あらき・じゅりあ)よりコメント
当社は、創業以来長期インターンと共に働き、共に成長してきた会社です。私自身も長期インターンシップを経験し、その後社員となり長期インターンの採用・育成に約4年間携わってきました。そこで感じたことは、長期インターンシップという仕組みが持つポテンシャルです。学生時代から実際に企業内で働くという経験をすることで、相互理解を深めたうえで適切なマッチングに繋がります。また、社員も若手のうちからマネジメント経験を積むことができ、理念理解・制度理解に深く寄与します。日本にはまだまだ長期インターンシップの事例は少なく、一度導入した企業でさえも組織づくりに悩み、取り組み自体を止めてしまうという現状があります。長期インターンシップに本気で取り組みたいと思っている企業の皆さまを、このサービスを通じて支援することで、日本に長期インターンシップが定着する一助になれたらと思っております。