自分へのご褒美に、いつもよりちょっぴりぜいたくを楽しみたいと思ったとき、お取り寄せグルメはぴったりな存在。中でもお取り寄せ餃子は1回の注文で約20〜30個から購入でき、冷凍庫の常備菜としていつでも好きなときに食べられる。おいしくて元気が出るのはもちろん、お店で過ごすよりも、おうちでゆったりと自分のペースで味わえるのがうれしいところ。
旅行や遠出などのリフレッシュもまだ思う存分はできない今、いつもがんばっている自分をねぎらう気持ちで、行きたいけど行けていないあのお店の餃子をお取り寄せするのもいいかもしれません。
今回は、3日に1回は餃子を食べるほど餃子をこよなく愛するモデル・女優の花山瑞貴さんに、自分へのご褒美にお取り寄せしたい餃子を教えていただきました。
- お取り寄せ餃子は冷凍保存で何度も楽しめる
- ご褒美にいかが? 今、お取り寄せしたいおすすめ餃子3選
- 酢コショウとビールで餃子はもっとおいしくなる
- 食べ比べることで自分好みの餃子を見つける
お取り寄せ餃子は冷凍保存で何度も楽しめる!
「毎日でも餃子を食べたい!」という花山さんにとって餃子は、日常をハッピーにしてくれるちょっとしたご褒美。コロナ禍でお店に餃子を食べに行きづらい日々が続いた時期に、初めてお取り寄せをしてみたのだとか。
「こんなときこそおいしい餃子で元気をもらいたいと、ずっと行きたいと思っていたお店の餃子をお取り寄せしてみたんです。同封されている焼き方の説明書どおりに焼いたら、自分でも簡単にお店の味を再現できて驚きました」
約20〜30個以上で販売されていることの多いお取り寄せ餃子は冷凍食品が一般的。だから一人分には多いかなと思っても、届いたらまず1食分(5〜7個など)に小分けして冷凍保存しておけば、何回かに分けて楽しめるのもポイント。
冷凍餃子は皮が破れて餡が出てしまうのを避けるため、冷凍のまま焼くケースが多いので、冷凍庫から出したらそのまま焼いてすぐに食べられるのも手軽でいいですよね。
ご褒美にいかが? 今、お取り寄せしたいおすすめ餃子3選
お取り寄せ餃子の醍醐味は、「行きたくても行けていなかったお店の味を、おうちでマイペースに楽しめること」だと話す花山さん。
活気があり回転の速いお店が多い餃子は、店内で食べると周りを気にしてゆっくり味わえなかった……ということも。そんなお悩みもお取り寄せなら、自分のペースでじっくりと餃子を堪能できて解決できます。
また最近ではプレゼントでお取り寄せ餃子をもらうことも増えたのだとか。「生ものと違って冷凍保存できるから、贈る側ももらう側も気楽でいいなと思っています」
そこで花山さんが今までに食べたお気に入りのお店の中から、おうちでじっくり味わいたいおすすめのお取り寄せ餃子をセレクトいただきました。
おけ以は昭和29年創業の老舗。手作りのモチモチ皮で包んであるのは、国産の白菜、にら、しょうがと粗挽きの豚バラをバランス良く合わせたあっさりとした餡。王道でありながらこだわり素材のおいしさと、パリパリでもっちりとした皮でやみつきになります。
そして実は花山さんが初めてお取り寄せをしたのが、この『おけ以』の餃子。「ベーシックな“これぞ餃子”という存在。ニンニクは入っていなくて、しょうがが効いている細かめな餡がおいしい。野菜もしっかり入っていて食べやすいサイズなので、ついつい箸が進んでしまいます」
花山さんおすすめの食べ方は、まずは何もつけずにそのままの味を楽しんだ後、しばらく食べたら酢コショウで味変を。酢コショウの酸味によって餡のやさしい味が引き立ち、さらに食べ進められるそう。
大豊記は花山さんも好きだという、肉厚のモチモチ皮に大きめの具材がぎっしり詰まったずしっと系の餃子。放牧で育てられた良質な脂身とうま味の強さが特徴のスペイン産イベリコ豚、キャベツ、白菜、にら、しょうがなどの餡が詰まった大粒餃子は、1つでも十分な満足感を得られるのに、さらに手が伸びてしまうおいしさです。
「ベーシックな恵比寿餃子と海鮮を使った海の幸餃子の2種を楽しめるパックだから、海鮮好きな私としてもうれしい組み合わせ」
どちらの餃子もしっかり味がついているので、まずは何もつけずに食べてみてほしいと花山さん。「食べ進めると辛さが欲しくなるので、後半に別売りの食べるラー油をかけると味変も楽しめます」
今回唯一の水餃子は、餡にラム肉を使った変わりダネ。蓮月は、中国料理世界チャンピオンに輝いた職人が皮も餡も手作り。水餃子の餡は、手でたたいたラム肉をその日のうちに使用し、羊独特の臭みを抑えてうま味を最大限引き出しています。モチモチの厚めの皮は、肉汁を閉じ込めるべくヒダにまでこだわりが。
「ラム肉にほんのりパクチーの香りをつけた餡を、もっちりした皮でかわいらしく包んだ水餃子。小籠包(しょうろんぽう)みたいに肉汁がジュワッと出てくるのもおいしいポイント。最近人気のおしゃれな水餃子で、友達と集まるときにも喜ばれそう」
作り方は驚くほど簡単。「沸騰したお湯に入れて5分茹でたら完成なので、すぐにできました。付属のラー油をかけて食べるとなおおいしい!最初に回しかけておいても良さそうです」
酢コショウとビールで餃子はもっとおいしくなる
花山さんがより自分らしく最大限に餃子を楽しむための“餃子のお供”には、どんなものがあるのでしょうか?
「私的な餃子のお供は、やっぱり自分好みのタレとビール。味変をするときのタレは、餃子の種類や気分に合わせて使う順番も変えています。ビールは餃子をさらにおいしくしてくれる欠かせない存在ですね」
多くの人は餃子を食べ始めるとき、最初から酢醤油のタレをつけることが多いのでは? 餃子通な花山さんは、どの餃子もまずはそのまま食べるのが好きなのだとか。
「最初は何もつけず餃子そのものを味わいます。その後は大抵、酢コショウで。これなら一般的な酢醤油よりもさっぱりと食べられるし、何より素材のおいしさを引き出してくれる気がしますね」
そもそもこの酢コショウスタイルを生み出したのは赤坂にある餃子の名店『赤坂珉珉』。従来の醤油を使ったタレでは餃子の味を消してしまうと考え、素材の味を引き立てつつさっぱり頂ける酢コショウを考案したそう。餃子の余分な脂っこさを和らげてくれる酢と、コショウのスパイシーさが食欲をさらに増進させてクセになると人気になり、今ではすっかり餃子界で定番のタレに。
ちなみに花山さんがおうちで酢コショウを作るときは、餃子自体のうま味を引き出す存在として極力シンプルで主張しすぎないものを選ぶそう。
もう一つのお供、餃子と相性バッチリなビールは、「餃子をスッキリと食べられるところが魅力」と花山さん。
実は餃子を食べるとビールが欲しくなるのは、炭酸とその喉越しの良さが餃子の肉汁や油を流してくれるからだとか。そんなことから花山さんが餃子と合わせたいビールは、淡麗辛口なラガー系のビール。
「私にとってビールは、餃子をよりおいしく、もっと食べたくさせてくれる存在。だから油をスッキリと流してくれるキリッとした辛口なビールを合わせるのが好きですね」
ピリッとスパイスの効いた酢コショウで餃子を食べ進めると、今度はさらにビールが欲しくなり、また餃子に手が伸びて……。こうして餃子とビール、通称“餃ビー”の無限ループが始まります。
食べ比べることで自分好みの餃子を見つける
たくさんのお店の餃子を食べてきた花山さんがたどり着いた、好きな餃子のタイプは「皮が大判でモチモチ系が一番好きです。さらに餡も具材がゴロっとしていて食感がしっかりあるとなおうれしい」
自分の好きなタイプが明確にあると、お取り寄せするにも失敗なく選べるようになるそう。花山さんはどのようにして好きなタイプを見つけていったのでしょうか?
「とにかくいろいろなタイプの餃子を食べ比べる、それに尽きますね。そのためにはまず気になるお店に出合う必要があると思いますが、私は自分でリサーチをしたり餃子好きの友達と情報交換をして、食べたい餃子リストを作っているんです」
まずはリストにある近場のお店から訪れて色々な餃子を食べていくと、だんだんと好きなタイプが定まっていきます。そうしたら、行ってみたいけれど足を運びにくいお店をピックアップして、お取り寄せしたい餃子を選んでみるそう。
やっぱりお取り寄せって送料もかかるし、自分のためにそこまでするのも……と踏み出せない方に花山さんからこんなメッセージが。
「遠方のお店に行くことを考えたら安上がりだし、気になっていたお店の餃子をお取り寄せして食べ比べしたり、マイペースにじっくり味わいながら自分をねぎらうのもいいなと思うんです」
お店と同じおいしさを、簡単な調理だけでおうちで楽しめるお取り寄せ餃子。がんばった自分へのささやかなご褒美に、頼んでみるのもいいかもしれません。
Profile
花山瑞貴
モデル・女優アパレル企業「バロックジャパンリミテッド」のビジュアルスタッフでありながら、モデル・女優として活躍の幅を広げている。InstagramやYouTubeではファッションやメイクのみならず、趣味であるサウナや餃子についても発信し、そのライフスタイルが同世代から支持を集めている。
Instagram:https://www.instagram.com/mi_smile25/?hl=ja
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCIQufpqCxhRUttqv0yZEO4A
撮影/藤井由依 編集・取材・文/本間綾乃(Roaster)
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