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松本まりかをOFFにする3つのRoutine

調味料と仲良くすれば 「食べる」はもっと楽しい!

食生活を突き詰めていくと、思いもよらない出合いがあるものです。自分に合った食べ方を見つけたり、新しいおいしさに目覚めたり。そして“食”は時に、自身の価値観をも形づくってくれます。

松本まりか

女優
食べるMM 笑顔のMM

15年前から調味料にもハマっていったという松本まりかさん。「興味をもってから、食べることがもっと楽しくなりました。私の好奇心をさらに高めてくれた存在でもありますね」。彼女の調味料との付き合い方は、とっても自由。そこには毎日の食事時間をワクワクに変える、さまざまな発見が!

  1. 自分なりの基準で「良いオイル」を選ぶ。
  2. お気に入りの調味料と食材の相性を探る。
  3. 常に“調味料アンテナ”を張り巡らせる。
  4. 調味料同士も掛け合わせて、気ままにアレンジ。
オイル並列

自分なりの基準で 「良いオイル」を選ぶ

調味料にハマってしばらくたつそうですが、中でもとりこになっているのが、オイル。「良いオイルは体内の老廃物を流してくれると聞いてから、すっかり夢中に。気になったものを何本か買って、そのままスプーンで食べ比べして。『あっ、これ私に合う!』と思える1本に出合えた瞬間が、なんとも幸せ。大好きな野菜をはじめ、いろんな食材に合わせて楽しんでいます」

キッチンにはいつも、最高に気に入った数本がレギュラーメンバーとして並んでいます。胡麻油やエキストラバージンオリーブオイル、アマニ油など種類はさまざまですが、それらに共通するのは、熱を加えない「低温圧搾法(コールドプレス製法)」でつくられていること、そして、外部の光から中身を守る「遮光瓶」に入っていること。

「低温圧搾法はとても手間がかかる製法なんですが、圧力のみで油を採取しているので、栄養たっぷりで風味も豊か。また、オイルは日光や空気に当たると酸化してしまうのですが、遮光瓶に入っているとそれがないので、鮮度が保たれています。この2点に目を向けるだけでも、新感覚の絶品オイルに出合えるんじゃないかな」

オイルを入れ納豆を混ぜるMM

お気に入りの調味料と 食材の相性を探る。

特にお気に入りのオイルと、その活用法も教えてもらいましょう。オイルといえば、ドレッシング代わりにサラダにかけたり、炒めものに使ったりするのが定番ですが、彼女の取り入れ方はちょっとユニーク。

「最近活躍しているのは『novüs(ノウス)』というブランドの『生搾り胡麻油オイル』。職人さんが厳選したゴマやアマニなどの原料を、手作業で搾ってオイルにしているんです。香り高くさらっとした舌触りなので、私は納豆&キムチに混ぜたり、豆腐に合わせたり、バッグに入れておいてロケ弁の白ご飯にかけることも! いろんな組み合わせを試してみると、思わぬ発見があるのがおもしろくて。2日で1本使いきってしまったこともあります(笑)」

Recommended Item!

novüs 生搾り胡麻油オイル(セサミオイル) ¥3,240(税込) ※生産状況によって一時的に販売を中止している場合があります。

「そのまま飲みたいくらいおいしい!」と松本さんが絶賛する食用オイル。酸化を防ぐため、瓶の材質には石の一種である「砡(ぎょく)」を採用。「完全受注生産で、オーダーを受けてから搾って瓶に入れているんです。こんなに新鮮なオイル、ほかにあります?」と、オイル愛が止まりません。「一度味わうと、ごま油のイメージが変わると思います」

Instagram:https://www.instagram.com/novus8080/

オイル並列とMM

常に“調味料アンテナ”を 張り巡らせる

松本さんのキッチンには、オイル以外の調味料もたくさん。自家栽培のブドウのみでつくられた有機バルサミコ酢や手づくりケチャップなど、どれもつくり手のこだわりが詰まったものばかりです。「気になるものを見つけたら、ついつい買ってしまうんです(笑)。レストランでおいしい!と感じた調味料をお店の方に聞いて、同じものを購入することもあります」

店頭で選ぶときは、裏面の表示ラベルをじっくり読んで、製法や原材料までをチェックするそう。「例えばお酢なら熟成期間やつくられている環境など、ラベルには意外と情報が詰まっているんですよ。そうして信頼できそうだと感じたら、まずは手に入れて試してみます」

最近のヒットを聞くと、「野菜をたっぷり使った『カフェ実身美(サンミ) 』の『酵素ドレッシング』。鮮やかなピンク色もきれいでしょ? このドレッシングに出合ったことで、サラダ一品だけでも満足できるようになりました。調味料は、食べることの楽しみをさらに広げてくれると実感した1本ですね」

サラダにオイルをかけるMM 美味しそうなMM

調味料同士も掛け合わせて、 気ままにアレンジ。

撮影中も、お手製のサラダにお気に入りの調味料をどんどんかけていきます。「こうやってアレンジすると、サラダだけでもまったく飽きません」と話しながら、酵素ドレッシングや少しビターなオリーブオイル、ホワイトバルサミコ酢などを次々と合わせていました。

「分量を測ったりもしないし、組み合わせも適当なので特にルールはナシ(笑)。それぞれの味わいをざっくりわかっていれば、『これとこれを組み合わせたらおいしそう!』という勘が働くんです。私は探求心が強いから、どこまでも掘り下げられる調味料の世界と相性が良かったんだと思います。これからまた、新たな調味料にハマるかもしれないな」と笑います。

「 “食“を通じて得た価値観が、お芝居や生き方にも反映されている気がします。情報があふれている時代だからこそ、常にアンテナを張って、まず自分でしっかり調べ、好き嫌い関係なく試してみる、とか。そうすることで何事においても“見極める目”をもてるようになったと思います」

Profile

松本まりか
女優

1984年東京都生まれ。2000年にドラマ『六番目の小夜子』で女優デビュー。2021年10月スタートの主演ドラマ『それでも愛を誓いますか?』(ABCテレビ/テレビ朝日、毎週土曜深夜2:30〜)などのテレビ作品をはじめ、映画や舞台と幅広く活躍。役者としてはもちろん、変わらない美貌も、男女問わず憧れの的となっている理由。その秘訣である食生活は、メディアでたびたび話題に。

シャツ ¥35,200(税込)、スカート ¥28,600(税込)/ともにLE PHIL、エプロン ¥7,480(税込)/DRESSSEN、イヤリング/スタイリスト私物
●お問い合わせ/LE PHIL NEWoMan 新宿店 03-6380-1960、DRESSSEN 03-6325-4508

撮影/川原崎宣喜 スタイリング/柾木愛乃 ヘアメイク/paku☆chan(Three PEACE) 取材・文/金城和子 構成/乾 純子(Roaster)、柳瀬 礼(Roaster) 

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