2023年6月21日
株式会社キュービック
〜総勢330名のママ・パパにアンケートを実施し、生の声を元に制作〜
株式会社キュービック（本社：東京都新宿区、代表取締役：世一英仁）は、「子ども自身が選ぶ」ことをテーマにした、めくって楽しい体験型絵本『えらんでマヨイちゃん』を本年6月21日（水）に三恵社より発売いたします。本作は、保護者や幼稚園の先生をはじめとする日常的に子どもの成長に触れる330名以上の方へ独自アンケートを実施し、そのデータを参考に制作いたしました。
絵本制作の背景
昨今デジタル化が進み、ネット動画やデジタル絵本など電子媒体が子どもに与える影響がとても大きくなっています。キュービックは、未就学児の子どもを持つ保護者にデジタル機器の利用について独自のアンケートを実施しました。アンケートによると60%近くの保護者が子どもにデジタル機器を渡して自由に遊ばせている一方、子どもにネット動画を見せることに対して「不安がある」「少し不安がある」と答えた保護者は50%以上となりました。一方、「子どもが絵本を読む」という保護者は85%に上り、「親と一緒に読む」と回答した保護者も同様に85%近くとなりました。
デジタルマーケティングを専門とする当社で働きながら子育てをしている男性スタッフは、幼児期にこそ親子で紙の絵本によるコミュニケーションを楽しんでもらいたいという強い思いから、このアンケート結果を元に親子で読み聞かせを楽しめる絵本の制作にチャレンジいたしました。
キュービック企画担当者より
デジタルマーケティング会社で働く未就学児の父として、「忙しくてつい子どもにネット動画を見せてしまうけれど、本音を言うとあまり見せたくない」と常に思っていました。また、子どもの成長の早さを肌で感じ、親子の会話が少ないまま幼少期を終えてしまう寂しさも感じていました。こうした原体験から、「親子で一緒に次のページをめくる」ことでお子さんとの会話が多くなる、何度も読み返してコミュニケーションが増えるそんな体験を提供したいと考えました。
制作過程では330名以上の保護者の方にアンケートにご協力いただき、子を持つ親ならではの視点を取り入れました。子どもたちにとって、この先の長い人生は「選択」の連続です。マヨイちゃんとチョイスの物語を通じて、一人でも多くの子どもが失敗を恐れず楽しく「選択」できるようになってほしいです。
絵本『えらんでマヨイちゃん』について
本作では、二つの選択肢からいずれか一つを選ぶ形式でストーリーが進んでいきます。「幼児期はどうしても親が何もかもを決めてしまう」という育児の現状を踏まえ、子どもが自ら考えて選ぶことの楽しさを訴求しました。0歳〜6歳の子どもを持つ保護者や保育士、絵本の編集者を対象にアンケートを実施し、ストーリー描写やイラストの雰囲気を決定しました。脚本は、数々の子ども向けアニメーションのシナリオを手がけた市川十億衛門（いちかわ・ぎがえもん）氏が担当しています。また、絵を担当したとらまる◎氏は、本作が初の絵本制作となります。
キュービックは今後も「インサイトに挑み、ヒトにたしかな前進を。」をミッションに掲げ、デジタルマーケティングのノウハウを活かし、ユーザーの課題解決を目指してまいります。
絵本概要
タイトル：えらんでマヨイちゃん
企画：株式会社キュービック
文：市川十億衛門（読み：いちかわぎがえもん）
絵：とらまる◎
発行：株式会社 三恵社
対象：3〜5歳（推奨年齢）
ページ数：32ページ
価格：2,420円（税込価格）
発売開始日：2023年6月21日
＜あらすじ＞
いつも迷ってばかりのマヨイちゃんが愛犬チョイスとおさんぽ……のはずが、大冒険に?「何を食べたい？」「どこに行きたい？」「どっちが欲しい？」選ぶのってすごく大変……だけど楽しい！
マヨイちゃんと一緒に、楽しくチョイス♪
著者情報
文：市川十億衛門
大阪府出身、1979年生まれ。これまで数々のテレビ番組構成、イベント構成、ライブ構成、ゲームシナリオを手掛ける。近年では、主にアニメシナリオを執筆。子供向けぶっ飛びギャグから国民的アニメまで、多岐に渡り活躍するギガ・マルチ作家。
絵：とらまる◎
埼玉県出身、1999年生まれ。3DCGデザイナーとして主にCMの背景CGやアニメーション、コンポジット、エフェクト、トラッキングなどを手掛ける。現在では3DCGをはじめ、名刺やロゴ等のデザイン、イラストレーターとしても活動中。
販売場所
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