どもどもkmsn17です。 今年も夏が本格的にやってきましたね。 皆さん体調は大丈夫でしょうか? 今日ですが、Builders Onlineに参加したのでそれについて書きたいと思います。
Builders Onlineとは
AWS(Amazon Web Services)が主催するオンラインイベントで、主にクラウド初心者から中級者向けに、AWSサービスの活用方法や最新技術トピックをわかりやすく紹介する場です。
次のような特徴があります
・無料 ・オンライン開催:自宅やオフィスから気軽に参加可能 ・日本語で視聴可能:字幕や日本語音声付きのセッションが多く、英語が苦手でも安心 ・実践的な内容:構成図・デモ・ユースケースを交え、現場での活用を意識した セッション構成 ・ジャンルが豊富:生成AI、サーバーレス、データ分析、コンテナ、コスト最適化など 多岐にわたるテーマが扱われる
対象者
・AWSを使い始めたばかりのエンジニア ・AWSサービスを業務で使っているが、より深く学びたい人 ・インフラ、アプリ開発、データ分析、生成AIに関わる人
では、実際にどんな内容の講義だったのか紹介します。
Amazon Q Business
AWSが提供する生成AIを活用した業務支援用チャットボットサービスです。 企業内のドキュメントやナレッジベース、SaaSアプリケーションと連携し、安全かつ効率的に業務に必要な情報をチャットで取得できるようになります。
特徴
・社内ドキュメント・SaaSと接続可能:Confluence、SharePoint、Salesforce、 Slackなどと連携し、統合的な情報検索が可能 ・セキュリティ重視:IAMやアクセス制御に準拠し、社内情報を限定的に検索・回答できる ・自然言語での対話:ユーザーは「この案件の最新ドキュメント見せて」「来週の営業会議の 資料はどこ?」といった質問で業務効率を高められる ・コーディング支援も可能(Amazon Q Developerとの連携)
・業務マニュアルや手順書の検索 ・社内FAQの生成 ・顧客対応履歴の確認 ・ナレッジ共有の促進(特にオンボーディングやサポート職に有効)
多くのデータソースに接続可能でして、個人的には、Microsoftのメール製品サービスであるExchangeも対象だったのが ビックリでした汗 ノーコードの役割も担っており、自然言語を使って構築したいものを伝えると1分もかからないぐらいシステムを作ってくれました。 また、作ったシステムを共有したりすることもできます。 セキュリティ面も問題なく、ガードレールを設置して人事情報を載せたくないと打つと、人事情報は載せてないマスタも作れます。 ISO/IEC42001 AIマネジメントシステムの認証を取得しています。
Amazon Lightsail
AWSが提供する簡単・低価格・オールインワンのクラウド環境構築サービスです。 EC2やVPCなどの柔軟な設計が不要な人向けに、数クリックで仮想サーバー・ストレージ・ネットワーク構成をセットアップ可能な仕組みを提供しています。
特徴
・月額数ドルから使えるシンプルな料金体系(ストレージ・転送量込み) ・WordPress、LAMP、Node.jsなどのテンプレートから即構築が可能 ・初心者でも簡単にパブリックに公開できるインフラが整う ・IAMやバックアップ機能にも対応 ・AWSマネジメントコンソール上の専用UIで操作できる
・WordPressブログ、ポートフォリオサイト、静的サイトなど ・WebアプリやAPIのテスト公開用環境 ・Linuxサーバの操作練習、Webアプリの構築演習など ・IT担当者が少ない企業での社内システムやWebサーバ構築 ・Raspberry PiなどIoTと組み合わせた小規模なAPIホスティングにも有効
デモの中では、EC2にWordPressを入れてSSL証明書を設定したHTTPS通信の WordPressサーバを構築しました。 コマンドを打ってた私からしたら、物足りなさを感じましたが 初学者にはとてもいいと思います。 似たようなサービスで、Elastic Beanstalkもありますね。 Beanstalkは、アプリケーションエンジニア向けで コードをデプロイすればEC2、RDSが構築できて、Webアプリ、複数環境の自動化が可能で従量課金です。 Lightsailは、1インスタンス中心、定額制で小規模サービス、学習に向いてるといった感じでした。
GenU
特徴
・基本原理(LLMの仕組み)から応用(アプリ開発)までを体系的に学べる ・ハンズオン演習、クイズ、ステップバイステップの演習が充実 ・日本語字幕や翻訳あり。AWS公式コンテンツなので信頼性も高い ・AWSアカウントさえあれば、誰でも受講可能。途中保存もできる ・学習後に生成AI関連のスキルアピールとして活用可能(社内・転職用途など)
・生成AIの全体像や将来の仕事での活用イメージを掴む ・LangChain、Bedrock、Embeddingsなどの実践技術を習得 ・業務改善におけるAI活用方法(自動化、FAQ生成、業務分析など)を理解 ・カリキュラムへの組み込みや教材の下地として活用 ・スキル証明・ポートフォリオ作成の足がかりにする
デモの中で、実際にチャット機能及びAIエージェントの開発の説明がありました。 AIエージェントの開発で、Amazon Bedrock Agentsを使用してました。 この辺は、自分もキャッチアップがまだなので検証してみようと思います。
総括
自分もBedrockを使ってAIopsを構築中なので、様々なAWSのAI系サービスを使って 慣れていきたいと思います。 幸いにも他社事例が多く、キャッチアップの為にワークショップとかも開催しているので そこでどんどん吸収して、多くの検証と改善を重ねて成果としてアウトプットしていきたいです。