CUEBiC TEC BLOG

キュービックTECチームの技術ネタを投稿しております。

キュービックのテックマネージャー合宿 シーズン2

キュービックのエンジニアリングチームでは2022年7月から四半期ごとにマネージャ合宿を開催しています。今回2回めの合宿(シーズン2)を開催しましたのでTipsをこのエントリーでレポートします。

霧ヶ峰を望むログハウス

前回(シーズン1)は7月に1泊2日で開催しましたが1泊だと議論する時間が足りなかったので今回は11月16日から2泊3日のスケジュールでじっくりと会話できる時間を設けました。場所は完全オフサイトで健保組合の保養所である長野県はアルペンドルフ白樺の(最大11名まで泊まれる)ログハウス1棟を予約しましたので正に1棟借りの合宿です。参加者はCTO、エンジニアリングマネージャ、テックリード&VPoE 後藤の6名の参加となりました。(予約は2ヶ月前に済ませなければならず諸々調整が大変でした。)

アルペンドルフ白樺のログハウス

主な合宿のアジェンダとなります。

  1. 技術負債を出さないアプローチ
  2. R&Dの方針
  3. 技術ロードマップ
  4. 事業バックヤードをどうしていくか
  5. 快適なワーキングスタイル

キュービックの会計年度17期の2Q(2023/01 - 2023/03)のテクノロジーチームの方向性と方針がアジェンダとなっているのですが、ワーキングスタイルなどの中期的なアジェンダも盛り込みながら直近の課題感のあるアジェンダを昼の部に、ゆるい感じの未来の話をアルコールとともに夜の部に設定しているのが特徴です。ホワイトボードを持ち込むことができないのでロール粘着型のホワイトボードをAmazonで購入し貼り付けています。これは効果絶大でした。(写真参照)

合宿の風景
合宿の風景(リビング)

今回決まった中で重点的に進めていく施策です。

  • 技術負債を出さないアプローチを定期的・継続的に実施する。
  • ノーコード/ローコードを新規事業やDXに本格的に導入するための技術評価をすすめる。(キュービックはノーコード推進協会に加盟しています)
  • DWH(データウェアハウス)のアーキテクチャの標準化を実施していく。

今後も定期的に合宿を行い四半期から1年での課題と解決方針をチームで探していきます。


キュービックのエンジニアリング

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後藤康成(ごとう やすなり)Twitter : @got

シリコンバレーのスタートアップにてプログラマーとしてエンジニアリングの経験を積む。2000年からネットエイジCTOとしてネットのゼロイチおよびベンチャー投資を担当。その後自身でフィードパスを設立しCOO、CTOを歴任しヤフーへ売却。2012年ヤフーにてソフトバンクとのインド合弁企業を設立しモバイルサービスのゼロイチ担当後、Y! mobileの事業立ち上げを統括。2016年ネオキャリアにて海外事業部CTO兼IT戦略を担当。その後インシュアテックスタートアップのCOOを経て2020年からキュービックのVPoE。2023年からアンパサンド株式会社のCEO。