キュービックの技術チーム
前回のキュービックのエンジニアリング(上)に続いて今回はキュービックのSREチーム、コーポレートITチームについて紹介します。
SREチーム
キュービックでは2022年10月時点で現在80を超えるデジタルメディアがアクティブになっています。それらのメディアの信頼性を高めるミッションでエンジニアリングを遂行しているのがSREチームです。主な役割は
- ネットワーク・サーバセキュリティ対策
- サービスマネジメントの自動化
- サーバー・ネットワーク構築・運用
- メディア運用の効率化と脆弱性対策
- DevOps(メディア開発と協力)
インフラ環境はAWSです。SREチームのエンジニアはAWSのスタンダードな環境からサーバーレスな環境までメディアの特性により適切なアーキテクチャを選定し可用性、信頼性および経済合理性を追求しています。
コーポレートITチーム
約400名の従業員に対して安全で快適なコンピューティング環境を提供することがコーポレートITのミッションです。キュービックのコーポレート環境はネットワークエクイップメントだけで構成されており、サーバーが存在しません。セキュアな環境をベースにしたクラウドアプリケーションを組み合わせてコーポレートの情報システムは構成されています。
- 情報セキュリティ
- 情報システム
- ITヘルプデスク
- PCキッティング
現在IDaaSの本格導入とデバイスマネジメントの仕組みをの導入を進めており、リモートネイティブなセキュアプラットフォームを実現しようとしています。
エンジニアのキャリアパス
キュービックではエンジニアのキャリアパスについてポジションの定義を行い、各エンジニアが自身のスキルに合わせて適切なキャリアパスを選択できるシステムを導入しています。ベースキャリアで自身の強みを尖らせます。そのうえでスペシャリスト、エンジニアリングマネジメント、プロダクトマネジメントと選択できるパスラインを用意しています。
キュービックのエンジニアリング
SpeakerDeckにキュービックのエンジニアリングについての詳しいマテリアルを掲載していますのでぜひご覧ください。
キュービックの技術スタック
技術スタックについてはこのブログの別のエントリーにて詳細を紹介しています。キュービックの技術スタックのエントリーを御覧ください。
キュービックのエンジニアリング
後藤康成(ごとう やすなり)Twitter : @got
シリコンバレーのスタートアップにてプログラマーとしてエンジニアリングの経験を積む。2000年からネットエイジCTOとしてネットのゼロイチおよびベンチャー投資を担当。その後自身でフィードパスを設立しCOO、CTOを歴任しヤフーへ売却。2012年ヤフーにてソフトバンクとのインド合弁企業を設立しモバイルサービスのゼロイチ担当後、Y! mobileの事業立ち上げを統括。2016年ネオキャリアにて海外事業部CTO兼IT戦略を担当。その後インシュアテックスタートアップのCOOを経て2020年からキュービックのVPoE。2023年からアンパサンド株式会社のCEO。