お久しぶりです。4月にSREに戻ってきたkmsn17です。 実は、半年間だけDXに留学(異動)してまして、そこでゴリゴリローコードに触れてました。 キュービックでは、インターン・社員関係なく異動制度がありまして、社内では「留学」と言われています。 今回ですが、ローコードについて記載したいと思います。 また、実際にローコードで開発しているDXの方々にもインタビューしていきたいと思います。
ノーコード、ローコードとは!
ノーコード、ローコードは、非エンジニアの方々でもアプリケーションを作れるようにするためのツールです。ローコードの場合は、スクリプトを書く場合があったりします。
通常の開発とローコードを使った開発の違いは?
スクラッチ開発する場合、セキュアなプログラミング実装が必要になるが、ローコードならプラットフォームが提供するGUIからアクセス制御や認証の設定ができます。
なぜローコードに力を入れようと思ったか
ローコードを入れるきっかけは、OneDBの開発することが始まりでした。従業員マスタ、会計マスタなど、会社の大事な情報を管理するシステムをSaaS系ツールで管理をしてました。ですが、現在のキュービックでは、SaaS系ツールを使いこなすには敷居が高く、使いこなすには学習コストをかける必要がありました。そこでキュービックにあった、使い易く・学習コストも高くないOneDBを作って管理しようと思ったのが、ノーコード・ローコードを使うきっかけでした。
作ったもの
それでは、実際にローコードを使って開発しているDXのまっつんさん、鳥沢さん、スーさんにインタビューしたいと思います。
まっつんさん、ローコードを使って最近開発しているのですが、今って何を開発しています?
現在利用中のERPシステムをローコードツールで置き換えを進めています。
開発してて、どうでした?やはり楽でした??
実際は楽な部分もあれば、難しい部分もありました。とりあえず動くものを作るのは楽です。
動くものを作るのは簡単だけど、設計に沿った作りだとローコードとはいえ障壁があるんですね。鳥沢さんも、最近自動化とかゴリゴリ進めてますが、何を自動化したんでしたっけ?
SlackにPXO(弊社人事部)が手動で投稿していた新規入社メンバーをbotによる自動投稿にしました。
業務効率化!自動化すると楽ですよねー。鳥沢さんは非エンジニアでしたが、使ってみて難しいとかなかったです?
最初は難しかったですが、CUEBiCは周りの人に質問しやすい雰囲気があるので、わからないところは質問して理解を深められました!
聞ける場があるのはCUEBiCのGoodですよね。スーさんも少し触ってましたよね!前職ではプログラムとか書いていましたが、触ってみてどうでした?
パーツが揃っているので単純なアプリを作る分には簡単ですが、体系的に物事を考えて組み立てるスキルは変わらず必要になってくるので、未経験でも簡単~ってことはないと思います。用意されていること以外のことをしようとするとコードを書かなきゃいけないですし、独自の機能を理解するのにそれなりの勉強は必要です。ただ、普通の開発よりはハードルが低いと思います。
従来より開発する敷居は低くなったが、使っているツールを理解したり、論理的思考能力は必要ってことですねー!
ローコードの難しい点
開発のお作法をそこまで気にしなくていいとは言え、ぶっちゃっけここ難しい点とかなかったです?遠慮なく。(真顔)
新しいツールを使うことには違わないので、それに慣れるまでは開発がスピード感を持って進められないので大変ですね。ただ、最近はUI/UXにこだわったローコードツールが多いので、触ってておもしろいと感じることのほうが多いです。
ローコードツール独自の癖を理解するまでは、やりたいことができないのが難しいです。
自分の作成したいものがあってもどう操作したら実現できるかのイメージが湧かず、ヘルプに聞いても自分の説明が下手で伝わらず。。。という部分がしんどいです。
ツール毎に独自の機能があるから理解したり慣れるまでに時間かかったりは、ローコードでもあるんですね。お三方はどのように解決しました?
とりあえずヘルプとサポートを利用しながら、わからない部分は推測して試して理解するのが大事だと思います。
ヘルプページを見て、やりたいことの想像がつき質問内容が具体的になったので、いい回答が得られました。また、社内のの有識者に相談して、いただいた内容をまとめてサポートに問い合わせしました!
まっつんさんと同じです。文法の型を理解できたらそれを応用していけばいいので、それができるまでの水準にたどり着くまではサポートに頼っています。
サポート、ヘルプページが充実しているのはいいですね!!ズバリエンジョイできてますか??(ニヤニヤ)
ツールを触るのが好きなのでとても楽しいです。
想定より色々な機能があるので、あとは工夫次第なので楽しいといえば楽しいです。
楽しいです。いろんな知識ないと作成できないですが、何か知識を一つ学べばすぐ試せる環境(ローコードのアプリ)があるのはありがたいです。
いいですね!次の開発も楽しみにしています。
今後の展望
数ヶ月ローコードに触れて、今後こうしていきたいとか、これを作りたいとかあります??
他のDBとの連携を作り始めていますが、連携で問題の起きないものを作っていきたいです。
CUEBiC社内で起きている問題をローコードとDXの力でコスパよく解決していきたいです!
今使っているローコードツールの色んな機能に触れて、こんなことできそうっていう想像の引き出しを増やしたいです!
いいですね!素敵じゃないですか!どんどんやりたい事増えてますね。どんなキャリアを進みたいのかも同時に聞きたいですねー(チラチラ)
色々なツールとのデータ連携がスムーズにできるようになりたいです。ゆくゆくはデータ分析もできるようになりたいです。
テックリードの尾﨑さんがデータ分析基盤構築してましたからできますね! TECブログでいくつかTrocoについていくつか記載されていましたね。デブサミ2023でデータウェアハウス構築時のアンチパターンを発表してきました - CUEBiC TEC BLOG
データ分析も楽しそうですね。CUEBiCのTECはいろんなことができるのでSREチームへの留学も楽しそうだなと思っています。
インフラ周りゴリゴリ触りますから、違った視点がありますよ!お待ちしてます(笑)
最近設計について色んな視点があることを知って、面白さを感じています。今はまだテーブルの設計についてしか考えられていないですが、社内の業務フロー全体を設計していけるようになりたいです。
設計は重要ですよね。特に自分が設計したものが形作られて目に見えるのは楽しいと思います。
なるほど、お忙しい中ありがとうございます!また、今度もインタビューさせてください。
ぜひ!
いつでもどうぞ。
ぜひよろしくお願いします!
総括
自分もローコードを触りましたが開発するのは楽でした。ただ、ツールの独自性があるので、そこに慣れるのは大変だったりします。ヘルプページを見たり、サポートに頼ったり、動画をみて学習して使いこなせるようにしてきました。CUEBiCではzoho(ゾーホー)というローコードを使用しています。www.zoho.com