JCBの法人カード3種の違いを比較【FP監修】中小企業・個人事業主向けに解説

JCB法人カード_MV

本記事は、提携する企業のプロモーション情報が含まれます。掲載するサービス及び掲載位置に広告収益が影響を与える可能性はありますが、サービスの評価や内容などはyour SELECT.が独自に記載しています。(詳しくはAbout Usへ)

目次

「JCBの法人カードは種類が多くて違いがわからない」
「JCBの法人カードの中で、おすすめのカードを知りたい」

そんな方のため、今回はJCBの法人カード3種を比較して、中小企業・個人事業主にもっともおすすめのカードをご紹介。また、JCBの法人カードを使った上手なポイントの貯め方&使い方をファイナンシャルプランナー1級の新井智美さんに解説していただきました。

JCBの法人カードは大きく分けて3種類

新井さんに、主要なJCBの法人カードについて聞きました。

ファイナンシャルプランナー
新井智美さんさん
新井智美さん
30歳を機に苦手だった経済分野を克服したいという思いから、ファイナンシャル・プランナーの勉強を始める。2006年11月に国際資格のCFP認定を受けるとともにファイナンシャル・プランニング技能士1級を取得。2017年10月に独立し活動している

JCBの法人カードは大きく分けて以下の3種類です。

  • 中小企業の代表、個人事業主向けの「JCB CARD Biz」
  • 中小企業向けの「JCB 法人カード」「JCB ビジネスプラス法人カード」
  • 大規模企業・官公庁向けの「JCBビジネスカード」「JCBコーポレートカード」

以下、それぞれ詳しく見ていきましょう。

中小企業の代表・個人事業主向けの「JCB CARD Biz」

JCB CARD Biz 一般
JCB CARD Biz 一般
JCB CARD Biz ゴールド
JCB CARD Biz ゴールド
JCB CARD Biz プラチナ
JCB CARD Biz プラチナ
年会費
1375円
※Web申込みで初年度無料
1万1000円
※Web申込みで初年度無料
3万3000円
追加カード年会費
発行不可
ETCカード年会費
無料(1枚まで)
限度額
個別設定
ポイント還元率
0.47~1.49%
国際ブランド
JCB
空港ラウンジ利用
×
レストラン特典
×
24時間秘書サービス
×
×
プライオリティ・パス
×
×
国内旅行傷害保険(利用付帯)
最高3000万円
最高5000万円
最高1億円
海外旅行傷害保険(利用付帯)
最高3000万円
最高1億円
最高1億円
ショッピング保険
最高100万円まで(海外のみ)
最高500万円(国内・海外)
最高500万円(国内・海外)
詳細 詳細へ 詳細へ 詳細へ

※価格はすべて税込です

「JCB CARD Biz」は、中小企業の経営者や個人事業主、フリーランスの方におすすめの法人カード個人カードのような感覚で使用でき、年会費ごとに「JCB CARD Biz 一般」「JCB CARD Biz ゴールド」「JCB CARD Biz プラチナ」の3つに分かれています。

他のカードと異なり、個人与信で発行可能なのもポイント。会社の決算書などを提出する必要がなく、本人確認書類のみで申請できます。

「JCB CARD Biz 一般」の特徴

年会費1375円(税込)というリーズナブルな価格で使い始めることが可能。Webで申し込むと年会費を初年度無料にできます。

法人カードなので、2年目以降の年会費は経費として計上が可能。さらにJCBの個人カードを持っている場合は、JCBのポイントプログラム「Oki Dokiポイント」を合算できます。ビジネスの決算で得たポイントを個人カードに回すことができ、とても便利です。

ビジネスを始めるにあたって、法人カードが欲しい人、付帯特典は特に必要ない人におすすめです。

「JCB CARD Biz ゴールド」の特徴

「JCB CARD Biz」のゴールドカードは、「JCB CARD Biz 一般」の特徴に加え、出張や接待に役立つ特別なサービスを利用できます。

<「JCB CARD Biz ゴールド」の付帯特典>

  • 空港ラウンジ無料利用
    国内主要空港とダニエル・K・イノウエ国際空港(ハワイ)のラウンジを無料で利用可能です。
  • JCBゴールド グルメ優待サービス
    全国の対象店舗にて「JCB CARD Biz ゴールド」で支払うと、利用合計金額またはコース代金が20%引きになります。

JCBゴールド グルメ優待サービス

出典:JCBゴールド グルメ優待サービス

個人カードのような感覚で法人カードを使い、グルメ優待などの付帯特典も欲しい人におすすめです。

「JCB CARD Biz プラチナ」の特徴

「JCB CARD Biz」のプラチナカードは、ゴールドカードの付帯特典に加え、さらに以下の特別なサービスを受けられます。

<「JCB CARD Biz プラチナ」の付帯特典>

  • プラチナ・コンシェルジュデスク
    「もうひとりの秘書がいる」という感覚で、手配・予約代行などをお願いできるサービス。24時間365日、国内・海外のホテル、レストラン、ゴルフ場、航空券・列車・レンタカー、チケットの手配やさまざまな相談を行えます。
  • グルメ・ベネフィット
    国内の厳選されたレストランのコースメニューを2名以上で予約すると、1名分の料金が無料になります。プライベートな会食やビジネスでの接待に活用できます。
  • プライオリティ・パス
    世界1300ヵ所以上の空港ラウンジを無料で利用できます。

空港ラウンジ画像

https://www.shutterstock.com/ja/image-photo/departure-lounge-airport-seating-table-aircraft-653347954

接待や会食など外食の機会が多い人、出張が多い人、ビジネスやプライベートでの手配を誰かにお願いしたい人におすすめです。

中小企業向けの「JCB 法人カード」「JCB ビジネスプラス法人カード」

JCB一般法人カード JCBビジネスプラス法人カード JCBゴールド法人カード JCBビジネスプラスゴールド法人カード JCBプラチナ法人カード
JCB一般法人カード
JCBビジネスプラス法人カード
JCBゴールド法人カード
JCBビジネスプラスゴールド法人カード
JCBプラチナ法人カード
年会費
1375円
※Web申込みで初年度無料
1万1000円
※Web申込みで初年度無料
3万3000円
追加カード年会費
1枚につき1375円
1枚につき3300円
1枚につき6600円
ETCカード年会費
無料(何枚でも)
限度額
個別設定
ポイント還元率
0.47~1.49%
国際ブランド
JCB
空港ラウンジ利用
×
レストラン特典
×
24時間秘書サービス
×
×
プライオリティ・パス
×
×
国内旅行傷害保険
最高3000万円(利用付帯)
最高5000万円(利用付帯)
最高1億円(利用付帯)
海外旅行傷害保険
最高3000万円(利用付帯)
最高1億円(利用付帯)
ショッピング保険
最高100万円まで(海外のみ)
最高500万円(国内・海外)
最高500万円(国内・海外)
詳細 詳細へ 詳細へ 詳細へ 詳細へ 詳細へ

※価格はすべて税込です

「JCB 法人カード」は「JCB一般法人カード」「JCBゴールド法人カード」「JCBプラチナ法人カード」の3種類があり、中小企業におすすめの法人カードです。追加カードを何枚でも発行でき、従業員カードとして配ることができます

またETCカードも年会費無料で、追加カードに合わせて複数枚の発行可能。従業員が車で移動するケースが多い企業に特におすすめです。

「JCB 法人カード」は「JCB CARD Biz」と同様、ゴールドカードは「空港ラウンジ無料利用」「JCBゴールド グルメ優待サービス」などの付帯特典を、プラチナカードはゴールドカードの付帯特典に加え、「プラチナ・コンシェルジュデスク」「プライオリティ・パス」などの付帯特典を受けられます。

「JCB ビジネスプラス法人カード」はキャッシュバック機能付き

「JCB ビジネスプラス法人カード」は、「JCBビジネスプラス法人カード」と「JCBビジネスプラスゴールド法人カード」の2種類があり、年会費や追加カードの年会費、限度額、付帯特典などは「JCB 法人カード」と同じです。

違う点はプラチナカードがないことと「キャッシュバック機能付き」であることで、「JCB ビジネスプラス法人カード」で決済した交通費・出張旅費の毎月最大3%(上限毎月1万5000円)がキャッシュバックされます。

<「JCB ビジネスプラス法人カード」のキャッシュバック率>

月間カード利用額 キャッシュバック率
5万円未満 0%
5万円以上~20万円未満 0.5%
20万円以上~40万円未満 1.0%
40万円以上~60万円未満 1.5%
60万円以上~80万円未満 2.0%
80万円以上~100万円未満 2.5%
100万円以上 3.0%

例えば、出張旅費やガソリン代で20万円の経費がかかった場合は、20万円×1.0%=2000円キャッシュバックとなり、ひと月で「JCB ビジネスプラス法人カード」の年会費をペイできます。営業などで出張する機会が多い企業は、利用するとかなりお得です。

大規模企業・官公庁向けの「JCBビジネスカード」「JCBコーポレートカード」

JCBビジネスカード JCBコーポレートカード
JCBビジネスカード
JCBコーポレートカード
年会費
企業年会費:3万3000円
個人年会費:無料
追加カード年会費
無料(何枚でも)
支払い方法
社員の個人口座から支払い
企業の法人口座から支払い
ポイント還元率
国際ブランド
JCB
空港ラウンジ利用
国内旅行傷害保険
最高5000万円(利用付帯)
海外旅行傷害保険
最高5000万円(利用付帯)
詳細 詳細へ 詳細へ

※価格はすべて税込です

「JCBビジネスカード」「JCBコーポレートカード」は、大規模企業や官公庁が従業員向けに発行するカードで、個人事業主は作れません

この2枚のカードの違いは支払い方法にあり、「JCBビジネスカード」はカードを利用した従業員の個人口座から自動振替、「JCBコーポレートカード」は法人口座から一括で決済します。

福利厚生に優れており、国内宿泊、海外宿泊、レジャー、スポーツ、ショッピング、育児・介護サービスが優待価格で利用できる「JCBビジネスカードClub Off」や空港ラウンジ無料利用などのサービスを受けられるほか、最高5000万円の国内・海外旅行傷害保険が付帯します。

「JCB CARD Biz」と「JCB 法人カード」の違い

「JCB CARD Biz」と「JCB 法人カード(ビジネスプラス含む)」は、年会費やポイント還元率は同じですが、必要書類や追加カードの有無など細かい部分が違います。新井さんに解説してもらいました。

新井さん画像1

「JCB CARD BizとJCB 法人カードは細かい部分で違いがあります」と新井さん

<「JCB CARD Biz」と「JCB 法人カード」の違い>

JCB CARD Biz
JCB 法人カード
必要書類
本人確認書類のみ
本人確認書類+登記簿謄本
追加カードの発行
×
複数枚の発行可能(※)
ETCカードの複数枚発行
×
複数枚の発行可能(※)
スマホ決済
×
マイル・共通ポイントへの移行
×

※ 希望枚数の発行が出来ない場合があります。

必要書類

「JCB CARD Biz」と「JCB 法人カード」は申込み条件や必要書類が異なります。

「JCB CARD Biz」は個人与信で申し込むため、必要書類は本人確認書類のみ法人化していない場合でもOKで、インターネットで申し込みを完結できます。

一方で「JCB 法人カード」は、入会申込書、法人の本人確認書類、代表者の本人確認書類などが必要です。

追加カード・ETCカードの発行枚数

「JCB CARD Biz」と「JCB 法人カード」は、追加カードとETCカードの発行枚数が異なります。

「JCB CARD Biz」は追加カードを発行できず、ETCカード(年会費無料)も自分用の1枚のみです。経営者や個人事業主、フリーランスの方が自分ひとりで使用する法人カードといえます。

一方で「JCB 法人カード」は、追加カードもETCカード(年会費無料)も複数枚発行でき、従業員に渡すことができます

※追加カードは別途、1枚ごとに年会費がかかります(一般:1375円、ゴールド:3300円、プラチナ:6600円、すべて税込)。一般とゴールドの場合、1枚目のカードの年会費が無料の場合、追加のカードも無料となります

スマホ決済

「JCB CARD Biz」は「Apple Pay」「Google Pay」に対応しており、スマホ決済ができます

スマホ決済画像

https://www.shutterstock.com/ja/image-photo/young-woman-using-selfcheckout-emoney-payment-2070339941
「Apple Pay」や「Google Pay」の支払いに「JCB CARD Biz」を追加することで、スマホ決済が可能

一方で「JCB 法人カード」は「Apple Pay」「Google Pay」に対応していません。ただしカード自体にタッチ決済機能が搭載されているほか、別途「QUICPay」の専用カードを発行できます。

マイル・共通ポイントへの移行

「JCB CARD Biz」は、毎月の利用合計額1000円(税込)ごとに1ポイントが貯まる「Oki Dokiポイント」を、1ポイント=3マイルとしてJALやANAのマイルへ移行可能。またdポイントやnanacoポイントなど、さまざまな共通ポイントに移行でき、個人でJCBカードを所有する場合はポイントの合算もできます

一方で「JCB 法人カード」はマイル・共通ポイントへの移行は不可。「Oki Dokiポイント」としての利用のみになります。

まとめると、「JCB CARD Biz」「JCB 法人カード」がおすすめの人は以下のとおりです。

●「JCB CARD Biz」がおすすめ

  • 自分ひとりで個人カードのように使いたい
  • インターネットで申し込みを完結したい
  • 「Apple Pay」「Google Pay」を使いたい
  • リボ払い、分割払い、キャッシングを使いたい
  • 貯めたポイントをマイル・共通ポイントに交換したい

●「JCB 法人カード」がおすすめ

  • 従業員用の追加カードが欲しい
  • ETCカードを複数枚発行してほしい

JCB CARD Biz 一般

JCB CARD Biz 一般

年会費(税込)

1375円

※Web申込みで初年度無料

ポイント還元率

0.47~1.49%

カードのおすすめポイント

  • 個人与信なので、本人確認書類のみで申請可能
  • JCBの個人カードを持っている場合、ポイントを合算できる

現在実施中のお得なキャンペーン

  • WEB限定!新規&入会利用で最大2万円分のAmazonギフトカードプレゼント!
  • ※ 2024年4月1日(月)~2024年9月30日(月)まで

基本情報

追加カード年会費 発行不可
ETCカード年会費 無料(1枚まで)
限度額 個別設定
国内旅行傷害保険 最高3000万円(利用付帯)
海外旅行傷害保険 最高3000万円(利用付帯)
ショッピング保険 最高100万円まで(海外のみ)

JCB一般法人カード

JCB一般法人カード

年会費(税込)

1375円

※Web申込みで初年度無料

ポイント還元率

0.47~1.49%

カードのおすすめポイント

  • 追加カードを何枚でも発行でき、従業員カードとして配布可能
  • ETCカードも年会費無料で、追加カードに合わせて何枚でも発行可能

現在実施中のお得なキャンペーン

  • WEB限定!新規入会利用で最大2万円分プレゼント!
  • ※ 2024年4月1日(月)~2024年9月30日(月)まで

基本情報

追加カード年会費 1枚につき1375円(税込)
ETCカード年会費 無料(何枚でも)
限度額 個別設定
国内旅行傷害保険 最高3000万円(利用付帯)
海外旅行傷害保険 最高3000万円(利用付帯)
ショッピング保険 最高100万円まで(海外のみ)

JCBの法人カード以外のおすすめ法人カード3選

新井さんに、JCBの法人カード以外で中小企業・個人事業主におすすめの法人カードを教えてもらいました。

新井智美さんアイキャッチ

下記に挙げた3種類の法人カードは、どれも個人与信で申し込むため、会社の決算書などを提出する必要がなく、起業1年目から申し込めます中小企業の経営者や個人事業主、フリーランスの方におすすめです。

年会費永年無料!還元率と限度額などの基本スペックも高い

三井住友カード ビジネスオーナーズ

三井住友カード ビジネスオーナーズ

年会費(税込)

永年無料

ポイント還元率

1.5%(※)

※対象の三井住友カードと2枚持ちかつ対象の利用をすることが条件

カードのおすすめポイント

  • 最大500万円(※1)の限度額である上に、還元率が0.5~1.5%!
  • 申し込みに必要なのは免許証と金融機関(※2)のキャッシュカードのみ。最短10分で完了!
  • カード番号の印字がないのでセキュリティ面で安心

※1 所定の審査あり
※2 三井住友銀行以外の金融機関でも可

現在実施中のお得なキャンペーン

  • 新規入会&一定金額の利用で最大8000円相当のVポイントプレゼント!

基本情報

追加カード年会費 無料
ETCカード年会費 550円(税込)、次年度以降は年1回の利用で無料
申し込み条件 法人代表者または個人事業主
国際ブランド visa
連携の会計ソフト freee・マネーフォワード・弥生
利用限度額 ~500万円(※1)
旅行保険 海外:最高2000万円(※2)
最短発行 3営業日(審査結果は最短当日にメールで届きます)
電子マネー -

「三井住友カード ビジネスオーナーズ」は年会費無料の法人カード追加カードも19枚まで無料で発行でき、従業員カードとして使えます。

新井智美さんアイキャッチ

三井住友の個人カードを持っている場合、特定加盟店でビジネスオーナーズを利用すると、ポイントが200円ごとに1ポイントから200円ごとに3ポイントの3倍になります。貯まったポイントは個人カードと合算でき便利です。

限度額に一律の制限がない

ダイナースクラブ ビジネスカード

ダイナースクラブ ビジネスカード

年会費(税込)

2万7500円

ポイント還元率

0.4〜1.0%

カードのおすすめポイント

  • 本人確認書類のみで発行が可能(決算書・登記簿謄本不要
  • プラチナクラスのマスターカード(コンパニオンカード)で買い物ができる
  • ビジネスカード限定の優待サービスが豊富

基本情報

追加カード年会費 無料(2枚まで)
ETCカード年会費 無料(2枚まで)
申し込み条件 27歳以上の法人代表者または個人事業主
国際ブランド Diners Club
連携の会計ソフト freee
利用限度額 一律の制限なし
旅行保険 海外:最高1億円
国内:最高1億円
最短発行 2~3週間
電子マネー -

「ダイナースクラブ ビジネスカード」はビジネス利用に強いカード。会計ソフト「freee」の優待や、ダイヤモンド経営者倶楽部が運営する会員制ラウンジ「銀座サロン」の利用、人事労務サポート・情報配信サービスなど幅広い優待サービスがそろう「ダイナースクラブ ビジネス・オファー」を利用できます。

新井智美さんアイキャッチ

付帯カードとしてMastercardが用意されており、Diners Clubが使えない店舗でも決済を行えます

利用限度額に一律の制限がないから高額利用も可能!

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

アメックスビジネスゴールド

年会費(税込)

初年度0円

※次年度以降3万6300円

ポイント還元率

1.0%

カードのおすすめポイント

  • ご入会後1年以内に合計200万円のカードのご利用で3万ポイント獲得
  • 最高5000万円の国内旅行傷害保険、最高1億円の海外旅行傷害保険が付帯
  •                      
  • 本人確認書類だけで発行可能(決算書・登記簿謄本不要)

現在実施中のお得なキャンペーン

  • 入会後、1年以内のカード利用で3万ポイント獲得!

基本情報

追加カード年会費 1万3200円(税込)
ETCカード年会費 550円(税込)/1枚
申し込み条件 法人代表者・個人事業主
国際ブランド amex
連携の会計ソフト freee
利用限度額 一律上限なし
旅行保険 国内:最高5000万円
海外:最高1億円
最短発行 1~3週間程度
電子マネー -

「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード」は年会費が3万6300円(税込)とやや高額ですが、高級感のあるメタル製のカードが特徴。ステータスが高いカードを持ちたい場合におすすめです。

新井智美さんアイキャッチ

「レストランのコース料理が1名分無料」「VIP会員として優待サービスを受けられる」など、他社よりも高級感のある付帯特典をそろえています。

「JCB CARD Biz」と「JCB 法人カード」のポイント活用術

新井さんに、「JCB CARD Biz」と「JCB 法人カード」のポイント活用術を教えてもらいました。

新井さん画像2

「JCBカードは、スターバックスの利用やAmazonでの買い物など、日常で使うとポイントをうまく活用できますよ」と新井さん

JCBのポイントプログラム「Oki Dokiポイントプログラム」は、毎月の利用合計額1000円(税込)ごとに1ポイントが貯まり、商品と交換したり、マイルや他のポイントに移行できます。

Oki Dokiポイントプログラム

ポイントの有効期限は一般で2年間、ゴールドで3年間、プラチナで5年間です。ポイントの確認・移行は会員専用サイト「MyJCB」から行えます。

ポイントの効果的な使い方

「Oki Dokiポイントプログラム」で貯めたポイントの効果的な使い方は、以下のとおりです。

  • JCBギフトカードに交換する(1ポイント=約4.76円)
  • スターバックス カードにチャージする(1ポイント=4円)
  • Amazonショッピングに使う(1ポイント=3.5円)
  • カード利用の支払いに使う(1ポイント=3円)
  • 商品と交換する

JCBギフトカードに交換する

「Oki Dokiポイントプログラム」はJCBが運営しているため、JCBギフトカードへの交換がお得。ギフトカードに必要なポイント数は以下のとおりです。5000円分のJCBギフトカードに交換した際の交換レートは「1ポイント=約4.76円」相当です。

<JCBギフトカードへの必要ポイント数>

JCBギフトカード 必要ポイント数
1000円分 350
2000円分 650
5000円分 1050
1万円分 2050
3万円分 6050
5万円分 1万50

スターバックス カードにチャージする

貯めた「Oki Dokiポイント」は、200ポイント以上1ポイント単位で「スターバックス カード」に移行できます。交換レートは「1ポイント=4円」です。

Amazonショッピングに使う

貯まったポイントを「1ポイント=3.5円」として、Amazonショッピングに使えます。支払いカードにJCBの法人カードを登録すれば、自動的に「パートナーポイントプログラム」に登録され、支払い方法を選択する画面で「Oki Dokiポイント」を選べます。

カード利用の支払いに使う

貯まったポイントを「1ポイント=3円」として、カード利用の支払いに使えます。1ポイント単位での利用が可能なので、ポイントが失効しそうなときに使うと便利です。

商品と交換する

Oki Dokiポイントプログラムカタログ

出典:Oki Dokiポイントプログラム2022 デジタルカタログ

貯まったポイントを、「Oki Dokiポイントプログラム2022 デジタルカタログ」に記載された商品と交換できます。カタログは毎年発行されます。

<交換できる商品の例>

必要ポイント数
東京ディズニーリゾート・パークチケット(1枚) 1700ポイント
今治タオル しなやか細い糸 フェイスタオル 230ポイント
サーモス 真空断熱ケータイマグ 500ml 1030ポイント
シロカ 全自動コーヒーメーカー 2550ポイント
利久 牛たん詰合せ 2250ポイント
ドン ペリニヨン ヴィンテージ 5890ポイント

ポイントの効率的な貯め方

「Oki Dokiポイント」の効率の良い貯め方は以下のとおりです。

  • 優待サイトを利用する(ポイント最大20倍)
  • 優待店を利用する(ポイント最大20倍)
  • 一定額以上を利用する(最大70%アップ)

優待サイトを利用する

JCBが運営するポイント優待サイトOki Dokiランド」経由で買い物をすると、最大20倍のポイントを獲得することができます。「Oki Dokiランド」はAmazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなど、主要なネットショッピングサイトを網羅しており、使いやすくて便利です。

<「Oki Dokiランド」経由で買い物できるサイト例>

カテゴリー ショッピングサイト ポイント倍率
総合通販・百貨店 Amazon.co.jp 2〜9倍
楽天市場 2倍
Yahoo!ショッピング 2倍
旅行・チケット じゃらんnet 2倍
一休.com 3倍
旅行予約のエクスペディア 13倍
ふるさと納税 さとふる 4倍
ふるさとプレミアム 8倍
au PAYふるさと納税 9倍
家電・パソコン Apple公式サイト 2倍
ビックカメラ.com 2倍
ノートンストア 20倍
ファッション ベルメゾンネット 5倍
RyuRyumall 9倍
ニッセンオンライン 7倍

優待店を利用する

ネットショッピング以外でも、JCB ORIGINAL SERIESパートナー店舗でカードを利用すると、最大20倍のポイントを獲得することができます。

<JCB ORIGINAL SERIESパートナー店舗の例>

パートナー店舗 ポイント倍率
スターバックス 20倍
ジョーシン 2倍
丸善・ジュンク堂書店 2倍
やよい軒 2倍
高島屋 3倍
洋服の青山 5倍

一定額以上を利用する

年間で一定金額以上JCBカードを利用すると、自動的に「JCBスターメンバーズ」のメンバーになり、ポイントを通常よりも多くもらえます

<JCBスターメンバーズ>

メンバーランク 年間利用額 ポイントアップ率
スターePLUS 30万円以上 10%アップ
※プラチナ以上は20%アップ
スターβPLUS 50万円以上 20%アップ
※プラチナ以上は30%アップ
スターαPLUS 100万円以上 50%アップ
※プラチナ以上は60%アップ
ロイヤルαPLUS
※ゴールド以上のみ
300万円以上 60%アップ
※プラチナ以上は70%アップ

JCBの法人カードに関するQ&A

最後に、新井さんにJCBの法人カードに関する疑問に答えてもらいました。

新井さん画像3

Q. フリーランスや個人事業主でも発行できる?

A. 発行できます

「JCB CARD Biz」と「JCB 法人カード」は両方ともフリーランスや個人事業主でも発行できます。なお個人用のJCBカードを持っている場合、「JCB CARD Biz」の方はポイントを個人用のポイントとまとめることができます。

Q. 空港ラウンジは利用できる?

A. ゴールドカード以上で利用できます

「JCB CARD Biz」と「JCB 法人カード」の一般カードで空港ラウンジ特典は利用できません。ゴールドカード以上になると国内主要空港とダニエル・K・イノウエ国際空港(ハワイ)のラウンジを無料で利用できます

Q. 解約方法は?

A. 電話で行います

カードの解約は、カード会員本人の電話で行えます。カードの裏面に書かれている電話番号に電話をかけて手続きしましょう。カード有効期限月の月末までに退会した場合は、次回の年会費はかかりません。

まとめ

JCBの法人カードは大きく分けて3種類です。

「JCB CARD Biz」は中小企業の経営者や個人事業主、フリーランスの方におすすめで、自分ひとりで、個人カードのような感覚で使用できます。

「JCB 法人カード」は中小企業向けで、追加カードを何枚でも発行できるので、従業員カードとして配ることが可能。「JCB ビジネスプラス法人カード」ならキャッシュバック機能もプラスされます。

「JCBビジネスカード」「JCBコーポレートカード」は大規模企業・官公庁向け。福利厚生に優れており、追加カードを無料で何枚でも発行できます。

また、JCBのポイントプログラム「Oki Dokiポイントプログラム」は、毎月の利用合計額1000円(税込)ごとに1ポイントが貯まり、商品と交換したり、マイルや他のポイントに移行できます。優待サイトや優待店を利用すれば、ポイントを効率的に貯められるので、積極的に利用して上手に貯めてくださいね。

このページをシェアする

TOP