アイブロウのおすすめ10選！美眉メイクのプロが愛用品から本当に使いやすいアイテムを厳選

さまざまな“おすすめ情報”が溢れている今、私たちが知りたいのは、その道のプロが選んだ“本当におすすめできるもの”ではないでしょうか。「10 SELECTIONS.」では、実際にプロが愛用するアイテムから厳選した10点をご紹介。今回は、おすすめのアイブロウ10選をお届けします。

眉は顔のなかでも、とくに印象を左右する大事な部分。どんなアイブロウを使えば上手に描けるのか、お悩みの方も多いのではないでしょうか。そこで、美眉アドバイザーの玉村麻衣子さんに、実際に使用しているアイテムから本当に使いやすいアイブロウ10点を教えてもらいました。
さらに、基本的な眉の描き方やカラー選びのコツなども玉村さんに解説してもらいました。アイブロウ選びや眉の描き方にお悩みの方はぜひ参考にしてください。

眉メイクの第一人者、玉村麻衣子さんが考える“自分にあう眉毛のつくり方”とは？

プチプラからデパコスまで、多数のアイブロウアイテムを所有する玉村さん

眉メイクの第一人者として、さまざまなセミナーやワークショップを通じて情報を発信している玉村さん。美容ライターとして活躍していた頃に、眉の形や仕上がりで顔の印象がびっくりするほど変わるということに気付いたそうです。

化粧品会社、IT会社の広報誌担当を経て美容ライターに転身したことが、眉メイクと出会うきっかけに

眉は顔の印象の8割を決める重要なパーツ。そんな眉メイクに欠かせないアイブロウアイテムといえば、眉全体に色をのせるパウダー、毛が足りない部分に1本1本描き足せるペンシル・リキッドです。さらに、毛並みを整えるスクリューブラシや使いやすさを重視した専用のアイブロウブラシ、最近のトレンドである“ふわっと立体感のある眉毛”をつくり出すための眉マスカラといったアイテムもそろえたいところです。

パウダーは、同系色の濃・中・淡が入っている3色程度のパレットタイプが使いやすくておすすめ

自然な眉をつくり出すには、これらタイプの異なるアイブロウアイテムを複合的に使用することが重要になってきます。

ペンシル、パウダー、リキッド、ブラシは眉メイクに欠かせないアイテム

今は眉メイクを楽しむ時代。ひと口に“自分に似合う眉”といっても、それは1つではありません。「形・太さ・色などで、ファッションやシーン、気分で変えて、さまざまな表情の自分を楽しんで」と玉村さんも語るように、眉メイクもコーディネートの1つとして捉えるのが現代流。さらに、眉の描き方次第で、目鼻立ちを際立たせたり、顔を立体的で小顔に見せたりもできます。

自分の骨格に似合う位置、太さ、角度を基本に、形や色をアレンジして顔の雰囲気を変える

この記事では、玉村さんが実際に愛用しているおすすめアイブロウアイテム10商品の紹介とあわせて、なりたい雰囲気にあわせた玉村さん流の眉の描き方も解説しています。使いやすいアイテムをそろえるとともに、メイクのコツやポイントを学び、ぜひ美眉にチャレンジしてみてください。

美眉メイクのプロが愛用品から厳選！本当におすすめできるアイブロウ10選

玉村さんが実際に愛用しているアイブロウアイテム

玉村さんが実際に愛用しているアイテムの中から、厳選したアイブロウアイテムをご紹介します。選ばれたのは、アイブロウメイクをする際にマストとなるペンシルとパウダーが4商品ずつ、中級者～上級者向けのアイテム・リキッド2商品の合計10商品です。

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• おすすめのアイブロウパウダー4選
• おすすめのアイブロウペンシル4選
• おすすめのアイブロウリキッド2選

おすすめのアイブロウパウダー4選

アイブロウパウダーは、眉全体に自然に色づけをしたり、眉全体の色味を調整したりする際に使用するアイテム。ペンシルや後述するリキッドと比べてふんわりとした色づきで、
眉全体をナチュラルに仕上げることができます。

色味は、髪色と同系色のパレットを選ぶのがおすすめ。また、パレット内の濃淡パウダーをブレンドし、眉色が髪色よりワントーン淡い色に仕上げると、顔全体のバランスがよく見えます。最近では、パープル系やイエロー系、ピンク系などのカラー眉もトレンドです。

また、商品選びの際は、カラーだけでなくブラシの形状もチェックしましょう。眉の輪郭を描くときに使う斜めカットの平ブラシと、眉全体に色をのせるときに使うラウンドブラシがセットになっていると使いやすいですよ。

これらの選び方を踏まえて、玉村さんが愛用しているおすすめのアイブロウパウダーを4商品ご紹介します。

粉っぽさがない、しっとり柔らかなタッチのアイブロウパウダー。濃淡の異なる3色がセットになったパレットで、B・C色はノーズシャドウ、C色はハイライトとしても使えます。カラー展開は全3種類。
しっとりタイプのパウダーで、地肌部分への色づきが抜群です。斜めカット・ラウンドの2種類のブラシがどちらも使いやすいのもこの商品の特徴。おすすめカラーは、ベーシックなBR-1 ライトブラウン、BR-2 ブラウンです。

2種類のブラシとミラーが付属

パレットは3色セット。髪色に合わせて混ぜながら使うと自然に仕上がる

左側がラウンドブラシ、右側が斜めにカットされた平ブラシ

ほんのりローズカラーのニュアンスを含んだ、柔らかいカラーのフェミニンなアイブロウパウダー。ソフトフォーカス効果のある球状パウダーにより、ベタつかずふんわりと柔らかな印象に仕上がります。ブラシは折りたたみ式で、使用するときには持ち手が長くなります。
肌なじみのよいカラーのため、トレンドのカラー眉も浮くことなく取り入れられるのが特徴です。付属ブラシの持ち手が長く、使いやすいのも高ポイント。おすすめカラーは、02 rose pink shadeです。

パレットの3色を混ぜて使うことで、好みのニュアンスに仕上げられる

「パウダーももちろんですが、とにかくブラシが使いやすい」と玉村さん

自然な立体グラデーションとノーズの陰影で立体的な目元が演出できる、濃・中・淡の3色がセットになったパウダー。きめ細かいパウダーはエアリーな質感で、肌にしっかりフィットします。2種類のブラシは手ブレしにくく、力を入れすぎても太くなりにくい設計。
マットすぎずシアーすぎない、ちょうどいい色のりのパウダーで、髪色や眉の状態を問わず使いやすい平均点の高いアイテムです。ベーシックカラーはEX-5、特徴的なカラーはEX-7。

立体的な眉を描きやすい、3色の濃淡グラデーションパウダー

「この色が欲しい」と思うカラーをしっかり押さえた3色パレット

斜めカット・ラウンドの2種類のブラシが付いている

肌なじみのいい3色のグラデーションを好みで混ぜて、自分にぴったりの眉色をデザインできるパウダー。しっとりとした質感のパウダーは、粉飛びせずに肌にフィット。
シアーな色づきなので、軽やかでより自然な眉に仕上げたい方におすすめです。ベーシックカラーは02 ナチュラルブラウン、05 モカブラウン。カラー眉に挑戦したい場合は09 ピーチティーブラウンを選んでみましょう。トレンドの眉カラーをお手頃価格で試せる、おすすめのプチプラアイテムです。

濃・中・淡の3色がセットになったパレット。淡いカラーはノーズシャドウにも使える

カラーバリエーションは全4色。トレンドのピンク系カラーもそろっている

おすすめのアイブロウペンシル4選

アイブロウペンシルは、眉毛の足りない部分を補い、眉の形を整えるためのアイテム。毛の隙間を埋めたり眉尻を描き足したり、毛が足りない部分にピンポイントで描き足す際に使います。

描きやすさを重視するならスルスル描ける柔らかい芯、落ちにくさやより自然な仕上がりを目指すならやや硬め芯がおすすめ。硬め芯は扱いにコツがいるため、中級者～上級者向きです。芯の太さは、まばら眉さんやマロ眉さんなど、眉タイプによって選び分けるといいでしょう。カラーはできるだけ自分の地毛に近い色を選ぶと、ペンシルで描いた部分と地毛の色の境目が目立ちにくくなるのでおすすめです。

玉村さんが実際に愛用している、初心者～上級者まで使えるアイブロウペンシルのおすすめ4商品をご紹介します。

1.5mmの細芯で、繊細で自然な眉が描けるアイテム。芯が柔らかく、なめらかなタッチでストレスなく使えます。汗・皮脂・こすれに強いウォータープルーフタイプです。
柔らかすぎず硬すぎない芯なので、初心者でも描きやすいのが特徴。色のりが良く、落ちにくさも抜群な、万人受けするアイテムです。カラーはグレーがおすすめ。

FASIO（ファシオ） アイブロウ ペンシル 01 グレー

どの眉にも合わせやすく、玉村さんは講義をする際にも愛用している

直径0.97mmの極細芯とハードエッジ処方が特徴のペンシル。毛が足りない部分や眉尻など、ピンポイントで繊細な毛を描き足せます。動物由来原料、アルコール、防腐剤、合成色素、合成香料、シリコン、石油系界面活性剤の計7つを使用せず、肌への刺激が少ない処方になっています。
硬めの芯なので、色を重ねてもヨレにくく落ちにくいのが特徴です。おすすめカラーは02 ナチュラルブラウン、03 ディープブラウン。

芯の細さは0.97mmと極細

玉村さんも30本以上リピートしている

直径0.9mmの極細芯（円芯）で、眉毛1本1本が描きやすく、眉尻も繊細に描けます。水・汗・皮脂に強いウォータープルーフタイプ。カラーは明るい自然な色合いの01 ライトブラウンから、落ち着いた深めの07 モーヴブラウンまで、7種類を展開しています。
芯が柔らかく描きやすいので、極細芯に挑戦したい初心者向けです。おすすめカラーは04 ディープブラウン。

CEZANNE（セザンヌ） 超細芯アイブロウ 04 ディープブラウン

芯は細いが柔らかいのでスルスル描ける

ペンシル・パウダー・スクリューブラシが1本になった3WAYアイテム。ペンシルは太めの楕円形のため、広範囲を効率よく描き足すことができます。パール感のあるふんわりとしたパウダーは濃淡がつけやすく、グラデーションづくりに最適です。カラー展開は12色と豊富。
広範囲に色をのせられるため、色を乗せる範囲の広いマロ眉さんにおすすめ。カラーラインナップが豊富なので、自分の髪色に近いカラーを選びやすいのも嬉しいポイントです。1本で3つの機能が備わっているので、持ち運びやすいのも魅力。

柄の両端にペンシルとスクリューブラシがあり、分解するとパウダーの付いたチップが出現する

コンパクトなので、携帯用アイテムとしても優秀

一度で広範囲に色をのせられるパウダー。発色も抜群

おすすめのアイブロウリキッド2選

アイブロウリキッドは、筆ペンで描く液体タイプ。アイブロウアイテムの中でも特にはっきりと色づき、落ちにくいのが特徴です。使い方にコツが必要なので、中級者～上級者向け。ただ、ペンシルやパウダーに比べて落ちにくいので、使いこなせれば眉メイクの強い味方になるアイテムです。
プチプラ、デパコスから1商品ずつ厳選した、玉村さんおすすめの2商品をご紹介します。

リキッドとパウダーが1本に収まった2WAYアイテム。濃すぎず薄すぎず、丁度よい発色のリキッドが使いやすく、自然なグラデーションがつくれるふんわりとしたパウダーを組み合わせることで、ナチュラルな美眉をつくります。汗・皮脂・水に強いウォータープルーフタイプ。
リキッドがベタッとせずテカリにくいので、初心者でも使いやすいアイテムです。おすすめカラーは、BR671 ナチュラルブラウン。

一度塗りで試したところ、しっかり色づくのに自然な仕上がりに

リキッドの反対側にある、パウダーの付いたチップ

左側がリキッド、右側がパウダー

淡い色味の極細ラインが引けるリキッド。消えにくく美しいラインで毛を1本1本再現し、眉を自然に仕立てます。
しっかり色づくのに、ベタッとしない自然な仕上がりになるアイテム。毛質が良く、塗りやすいのも特徴です。おすすめカラーは、BR21の自然になじむブラウン。

本体は上品でエレガンスなゴールドカラー

一度でしっかり色づく

2023年最新版！なりたい雰囲気に合わせた眉毛の描き方を玉村さんが伝授

「眉の描き方が変わるだけで、人に与える印象はまったく違うものになります」と玉村さん

これまで何となく眉を描いてきたけれど、自分の描き方が合っているのか不安に思っている人も多いのではないでしょうか。そこで、玉村さんに基本的な眉の描き方をお聞きしました。
今回お聞きしたのは、ペンシルとパウダーを使ってきちんとしたキレイな眉を描く方法と、パウダーのみでふんわりカジュアルに仕上げる描き方です。お好みやその日のファッションなどに応じて、描き分けてみてください。

＋ワンアイテムでもっと仕上がりに差が！

さらにワンアイテムを加えることで、眉の仕上がりを変えられます。アイブロウと一緒に使いたい眉アイテムと、おすすめの商品を玉村さんに教えてもらいました。

＋眉マスカラでトレンド感のある立体的な眉に

立体感のある眉がトレンドとなっている今、ぜひ使ってほしいアイテムの1つが眉マスカラです。仕上げに眉マスカラを塗るだけでふさっと毛並みを際立たせられますよ。さらに、アレンジした毛並みをキープする役割も果たしてくれます。
玉村さんおすすめの眉マスカラはこちら。

大きめのブラシで眉毛をとかしやすく、自然な仕上がりに。発色が良く、カラー展開が豊富で髪色に合った色を選べます。PU-2 モーヴパープル、OR-1 レトロオレンジ、PK-1 ココアピンクは、2022年12月に登場したトレンドカラーです。
塗るだけで、立体的に上がった眉を長時間しっかりとキープできます。使いやすいブラシで、一度に広範囲に塗布できるのもポイントです。

ひと塗りでふんわりと眉に立体感を出せる眉マスカラ。ブラシが小ぶりであつかいやすく、眉を色づけながらしっかりと毛の流れをキープできます。汗をかきやすい夏にも使いやすいウォータープルーフ仕様。 カラーは5色が用意されていて、色をつけずに仕上げられるクリアが玉村さんのおすすめです。塗るだけで、ツヤ・ハリのある洗練された眉を実現できます。

+コンシーラーで洗練された美しい眉に

眉用のコンシーラーは、ここ数年で出てきた新しいアイテム。眉下や眉尻のライン周りに塗ることで、くっきりと輪郭が際立ち、洗練された美しい眉に仕上げられます。眉の下に塗ることで、目元をワントーン明るくするハイライト効果も得られますよ。
玉村さんがおすすめする眉コンシーラーはこちら。

Visee リシェ アイブロウエンハンサーは、眉専用に作られたコンシーラー。肌への密着力が高く、顔の他の部分に比べて薄い眉まわりの皮膚にもしっかりフィットします。独自の斜めカットを採用し、初心者でも眉尻などの細かい部分へ簡単にコンシーラーをのせやすいです。

硬すぎず柔らかすぎず、眉周りの皮膚に適した質感で、カラーも肌になじみやすいです。細めのスティックで、眉下や眉尻など細かい部分にも思うように塗布できます。

+眉コートで落ちない眉に

眉コートは、仕上げに塗ることで、描いた眉を汗や皮脂、こすれに強い眉にできるアイテム。ウォータープルーフ効果のある商品も多く、夏に海やバーベキューへ行くときにも重宝します。

アイブロウを使った上からひと塗りするだけで、美しい状態の眉を長時間キープ。ウォータープルーフ効果があり、汗や皮脂、こすれなどで眉が消えるのを防ぎます。速乾性のあるサラッとした液で、自然な仕上がりに。

ブラシはマニキュアのような太めの平ブラシで、一度に広い範囲へサッと塗布できます。マロ 眉さんや薄眉さんなど、塗りたい範囲が広い人におすすめです。

眉マスカラと眉コートが1本になったダブルエンドタイプのアイテム。眉コートはウォータープルーフで、眉を汗や摩擦から守り、一日中しっかりとキープ可能。乾いても眉が固まらず、ふんわりと仕上げられます。ブラシが細く、細かな部分に使いやすいのもポイント。

眉マスカラは、トレンド感のあるニュアンスカラーの3色展開。くすみ感のあるカラーで、地毛になじみやすいです。地肌につきにくく、ふんわりと立体感のある眉に仕上げられます。

初心者さん必見！アイブロウのよくある悩みをプロが解決

玉村さんによると、最近は眉のアイテムもさまざまなものが出ていて、トレンドも変化しているとのこと

最後に、アイブロウの種類やカラーの選び方、今のトレンドなど、アイブロウに関する気になる疑問を玉村さんにお聞きしました。

Q. カラーの選び方は？

A. カラーの選び方は、ペンシルとパウダーで少しポイントが異なります。

ペンシル

ペンシルは眉毛の足りない部分を補うために使用するので、できるだけ地毛色に近いカラーを選ぶのがおすすめです。そうすることで、ペンシルで描いた部分と地毛の色の境目が目立ちにくくなります。ただし、自眉の量が少なくペンシルで描き足す箇所が多い人は、地毛ではなく髪色に合わせると自然に見えやすくなります。

パウダー

広い部分に色をのせるパウダーは、髪の色と同色系のワントーン淡い色にすると顔全体に統一感が出ます。

眉と髪を同系色にした左は統一感があるが、髪と眉で違う系統のカラーを選んだ右はちぐはぐな印象に

また、単色のパウダーではなく、同系色の濃・中・淡が入っている、3色程度のパレットタイプを選ぶのがおすすめです。髪の色に合わせてブレンドしたり、描く部分で色を変えてグラデーションをつけたりと、自分で色を混ぜて便利に使えます。

3色ほど入っているパレットは、ブラシで色を混ぜてグラデーションがつくれる

最近では、パープル系、イエロー系、ピンク系などのカラーアイブロウも多く発売されています。カラーアイブロウは髪色とのバランスは難しく考えず、メイクの差し色として楽しんでください。

カラーアイブロウは髪色に関係なく、気分やファッションに合わせて楽しむのがおすすめ

Q. アイブロウと一緒にそろえたい眉のお手入れアイテムは？

A. 電動の眉シェーバーや眉バサミがあると、簡単に眉のお手入れができて便利です。逆にあまりおすすめしないのは、毛抜き。毛を抜くと皮膚への負担が大きく、眉毛が生えてこなくなったり埋没毛になってしまったりするリスクもあります。基本的にお手入れはシェーバーやハサミでして、毛抜きはどうしても抜きたい数本に使う程度にとどめておきましょう。

Q. デパコスとプチプラのアイブロウに違いはある？

A. 最近のプチプラアイテムは優秀な商品も多く、なかにはデパコスと遜色なく使えるものもあります。ただし、デパコスは基本的にどのアイテムも平均点が高く、色のりや使用感が安定しているのに対して、プチプラは商品によって差が大きく、価格以上にクオリティーの高いものもあれば安さ相応の品質と感じるものもあります。そのため、プチプラを選ぶときは口コミなどをチェックして本当に良いアイテムを選ぶことが大切です。

とくにリキッドは、デパコスの方がしっかり色づいてムラになりにくい傾向があります。また、アイブロウそのものだけでなく、パウダーに付属するブラシやリキッドのブラシ部分などもデパコスの方が使用感の良いものが多いです。

Q. 今の眉のトレンドは？

玉村さんが今季注目する眉の形は“ゆるアーチ”だそう

A. 眉の質感としては「立体感」がトレンドです。ここ数年で眉メイクは、ベタッと平面的な2Dから、ふわっと立体感のある3Dの時代に突入したといわれています。立体感を演出するには、アイブロウパウダーでグラデーションをつくったり、眉マスカラで毛並みをアレンジしたりするのがおすすめです。

また、形の傾向としては、眉山をなだらかなアーチ型にする“ゆるアーチ”がイチオシのデザイン。ファッションでは透け感のあるシアー素材やふんわりとしたボリューム素材など、甘めのコーディネートが流行しているため、眉も柔らかくより女性らしい表情に見えるゆるやかなアーチ型が注目を集めています。

Q. 最近はやりの「アイブロウワックス」とは？

A. アイブロウワックスは、粘度が高いクリーム状のワックスと、アイブロウパウダーを組み合わせたアイテムです。下地として眉にワックスを塗り、上からパウダーを重ねることで、パウダーが密着しやすく自然でおしゃれな仕上がりを目指せます。ただし、密着度が上がる分パウダーのふんわり感は減ります。また、地肌部分にしっかり描き足すことは得意ではないため、地肌部分への描き足しが少ない方におすすめのアイテム。

Q. 年代によって使うべきアイブロウは変化する？

「どのアイブロウを使うべきかは、太眉や細眉、まばら眉といった眉の状態でも変化します」と玉村さん

A. 使うべきアイブロウは、一概に年齢だけでは判断できません。ただし、年を重ねると皮膚が柔らかくなってくるので、細いペンシルだと皮膚が引っ張られて描きづらく感じることもあるようです。その場合、皮膚との接地面積が大きい太芯タイプを使うと描きやすくなります。

また、加齢により眉の毛量が減ったり、1本1本が細くなったりして、毛と毛の隙間が目立ってくることも。広い範囲に色をのせられるアイブロウパウダーを使って、ふんわりとした眉に仕上げるのがおすすめです。

Q. アイブロウを描くのはアイメイクの前？後？

A. どちらから描くのが正解ということはなく、それぞれのメリットがあります。

アイメイクから先に描くと、メイク後の目の印象とバランスを取って、眉の太さや濃さを決めやすいです。アイメイクで目の印象が変わる人は多く、メイク前の目元を参考に眉を描くと、全体のメイクが完成したときに眉が薄く感じてしまうことも。アイメイクの後に眉を描けば、目指す太さや濃さがわかりやすくなります。

アイブロウから先に描くと、顔にメリハリが出てはっきりして見え、アイメイクや他のパーツのメイクもしやすくなります。ただし、上記でも説明したように、アイメイクの仕上がりとバランスが悪くなって、全部メイクした後に眉だけ手直しが必要になることもあります。

どちらから描いても良しあしがあるので、やりやすい方法を取り入れてみてください。

アイブロウのAmazon、楽天市場、Yahoo！ショッピングの売れ筋ランキングをチェック

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでは、アイブロウの売れ筋ランキングをチェックすることができます。どれを買おうか迷ったときは、参考にしてみてはいかがでしょうか。

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まとめ

世間に眉メイクの重要性がほとんど認知されていなかった頃から、アイブロウの第一人者として活動してきた玉村さん。デパコスからプチプラまで数多くのアイテムを実際に使ったうえでおすすめするアイテムは、どれも本当に使いやすいものばかりです。

アイブロウの種類はおもに、ペンシル、パウダー、リキッドの3種類。ペンシルだけでくっきりと描けばきちんと洗練された眉に、パウダーだけでふんわりと描けばカジュアルな雰囲気にと、使うアイテムによってそれぞれ仕上がりの雰囲気も変わります。

アイブロウの選び方や眉の描き方にお悩みだった方も多いのではないでしょうか。ぜひこの記事を参考にして、自分に合ったアイブロウを選んでみてください。