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パナソニック ボディトリマーはメンズの体毛ケアにおすすめ!ER-GK83を実機レビュー、ER-GK23との違いも比較

美容に関心を寄せる男性が増えている昨今、特に若い世代を中心に悩みの種となっているのが「体毛ケア」です。「脱毛ではなくて、除毛で毛の長さを整えることから始めたい」と考えている体毛ケアに興味を持ち始めた方をはじめ、「肌に負担がかからない方法でムダ毛ケアしたい」といった日頃から美容をがんばっている方にもおすすめなのが、肌にやさしく全身のムダ毛を整えることができるパナソニックのボディトリマーです。
この記事では、美容誌で男性美容の連載も手がけるヘアメイクアップアーティストのKUBOKIさんに、パナソニックのボディトリマー ER-GK83を詳しくレビューしてもらいました。基本的な機能の紹介に加えて、お仕事で数々のトリマーを使ってきたKUBOKIさんの評価、そして、実際に使ってわかったおすすめの使い方も解説していますので、ぜひ参考にしてください。

KUBOKIさん
1977年、茨城県出身。東京美容専門学校卒業、都内のサロン勤務後、資生堂SABFAメーキャップスクールを卒業。ヘアメイクアシスタントを経て独立。タレント、モデルのメイクだけでなく、美容誌の連載、イベント、テレビ出演や講師など、さまざまなジャンルに活動の場を置く。毎日の髪・肌・ボディケアなどを今より気楽に、かつ効果的にするメソッドを YouTube「KUBOKI CHANNEL」にて発信中。
目次
パナソニック ボディトリマーとは?特徴と機能を解説

ボディトリマー ER-GK83は、数々のメンズ向けグルーミング商品をラインアップするパナソニックが全身の体毛ケア用に開発した電動シェーバーです。パワフルかつ肌へのやさしさにも配慮された刃や持ちやすい本体形状など、こだわりの特徴について、詳しく見ていきましょう。
パワフルに剃れて、肌にやさしい
ER-GK83の最大の特徴は、肌へのやさしさにこだわった、パワフルなボディトリマーであることです。刃の先端が尖っていないガード刃を採用しているため、カット刃が直接肌に触れることなく、敏感な肌の方でも使えます。そして、その刃を動かすモーターには、従来モデルと比べて約1.4倍※に強化されたパワフルなモーターを採用。モーターのパワーが弱いと毛が引っかかってしまうことがあるため、パワーがあってストレスなく使えるのはうれしいポイントです。
※ 2025年発売のER-GK23搭載のパナソニック通常モーターとの比較(パナソニック調べ)

また、35mmのワイドなカット部を採用しているため、一度に広範囲を処理できるのも特筆すべき点です。出かける前の忙しいタイミングでも、スピーディーにケアを終えられます。
腕も脚も、VIO※にも使える! これ1台で全身の体毛ケアが可能
ボディ専用のトリマーとして開発されたER-GK83は、顔より下のすべての部位に使うことができます。腕や脚はもちろん、デリケートなVIOゾーン※もしっかりケアできるので、あらゆる体毛のお悩みに応えてくれます。
使用可能部位

使いやすさにもこだわっており、I字型のボディは持ちやすく、ヘッドはV字型になっているおかげでOゾーンのような剃りにくい箇所でもかんたんにお手入れができます。

※ 性器と肛門およびその周辺は必ずアタッチメントをお使いください。アタッチメントは、毛がぬれた状態で使わないでください
長さ調整機能で、剃る・整えるが思いどおりに

付属のアタッチメントを使えば、全12段階の長さ調整ができるのがポイント。直刃はつるつるに近い0.1mm、「ダイヤル式長さそろえアタッチメント」では、3〜12mmまで1mm刻みで調節が可能です。

さらに、デリケートな部分を剃るとき※に役立つ「肌ガードアタッチメント」では、約2mmの長さに整えられます。好みの長さに合わせて細かく仕上がりを調整できるのです。

肌ガードアタッチメントを装着した様子(※VIOゾーンに使用する際のイメージで、肌ガードアタッチメントを装着しています)
使う場所を選ばない防水設計と便利な充電式

ER-GK83は充電式で、IPX7基準検査をクリアしている防水設計。洗面所はもちろん、お風呂場でも使えるので、体毛ケアをする場所を選びません。また、刃部分のお手入れの際にも水洗いでOK。本体の電源を入れた状態で入水口から水を流し込むだけで、刃を外さなくても毛クズを洗い流せる「ウォータースルー洗浄機能」を搭載。面倒くさがりな人でも本体を清潔に保てます。また、バッテリーは急速1時間充電で、約50分の連続使用が可能。安定したパワフルな駆動が魅力です。

ER-GK83とER-GK23は何が違う? 機能を徹底比較

パナソニックのボディトリマーには、ER-GK83の他にエントリーモデルであるER-GK23も存在します。それぞれモーターの力や長さ調節機能、駆動方法などに違いがあるので、詳しく見ていきましょう。
ER-GK83とER-GK23の機能比較
商品名 | ER-GK83 | ER-GK23 |
---|---|---|
商品画像 | ![]() |
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参考価格(税込)※編集部調べ | 13,200円 | 6,600円 |
カットパワー | ★★★★★ | ★★★ |
段階調節数 | 12段階調節(直刃、2mm、3~12mm) 1mm刻み※1 直刃の刈り高さ約0.1mm※2※3 |
3段階調節(直刃、2mm、3mm)※1 直刃の刈り高さ約0.1mm※2※3 |
電源方式 | 充電式(急速充電約1時間) | 電池式 単3形アルカリ乾電池×1本 (充電式ニッケル水素電池も使用可能) |
使用時間 | 1回のフル充電で約50分 | 約70分(アルカリ乾電池使用時) |
付属品 | 肌ガードアタッチメント(2mm)、ダイヤル式長さそろえアタッチメント(3~12mm)、ACアダプター、専用オイル、掃除用ブラシ、ポーチ | 肌ガードアタッチメント(2mm)、長さそろえアタッチメント(3mm)、専用オイル、掃除用ブラシ |
本体寸法 | 高さ20.4×幅3.3×奥行4.7cm | 高さ16.1×幅3.1×奥行4.4cm |
重量(アタッチメント含まず) | 約150g | 約95g(乾電池含まず) |
※1 0.1~2mmの間は剃れません
※2 固定刃の厚みが0.1mm
※3 へそ周りに対して
充電式のER-GK83の方がモーターのパワーが強く、より快適な剃り心地を実現しています。大きな違いは長さ調節にあり、ER-GK83は12段階であるのに対してER-GK23は3段階。ER-GK83の方が、より細かなニーズに対応できます。体毛ケアを手軽に始めてみたい人には、エントリー機的な立ち位置であるER-GK23がいいでしょう。
商品概要はこちら!
Panasonic
ボディトリマー ER-GK83
参考価格: ¥13,200(税込)
ER-GK83は、V字ヘッドを採用しデリケートゾーン※もケアしやすいボディトリマー。付属のアタッチメントで長さ調整が自在にできるほか、防水設計でお風呂でも使用可能。快適な体毛ケアを実現します。
※ 性器と肛門およびその周辺は必ずアタッチメントをお使いください。アタッチメントは、毛がぬれた状態で使わないでください
ER-GK83がおすすめな人とER-GK23がおすすめな人
多機能でパワフルなER-GK83と、シンプルで手軽なER-GK23。それぞれどんな人におすすめでしょうか。KUBOKIさんが答えてくれました。

「ER-GK83は全12段階の調整ができるため、全身のさまざまな部位の毛を好みの長さに整えられます。理想の仕上がりを追求できるので、より細かく体毛ケアをしたいと考えている人におすすめです。また、モーターのパワーが強いので、体毛が濃い人や太い毛をしっかりと処理したいと考える人にもいいでしょう。ER-GK23は機能がシンプルなので、とにかく手軽に体毛ケアを始めてみたいという人に向いています。電池式でコンパクトなので、出張などの持ち運びにも便利ですね」
肌にやさしく、全身の体毛ケアがかなう、ER-GK83の実力を徹底レビュー

ヘアサロンの経営やタレント・モデルのヘアメイクなど、多方面で活躍するKUBOKIさんは、職業柄さまざまなトリマーを使ってきた経験の持ち主。プロとしてどんなニーズにも応えるために、仕上がりの美しさはもちろん、使いやすさや肌当たり、細かな操作性までこだわっています。そんなトリマーを熟知したKUBOKIさんに、ER-GK83を実際に試して感じたリアルな使い心地をレビューしてもらいました。その内容を詳しく解説します。
ER-GK83 レビュー1|切れ味、剃り心地
good.

「しっかり剃れる刃と、モーターのパワフルさは申し分なし! 電動トリマーとしてはかなりなめらかな剃り心地で、ストレスなく剃ることができます。直刃で約0.1mmなので、毛がないつるつるの状態を目指したいならT字カミソリを併用しなければいけませんが、それはどんなトリマーでも同じこと。頻繁に剃ることを考えると、安全性や肌への負担などから、約0.1mmの仕上げは日常的なムダ毛ケアに最適な選択肢です。また、少しでも深く剃りたいという気持ちがあると肌に対して直角に刃を当てがちで、そうなると多くのトリマーやバリカンでは肌が切れてしまいそうな不安を感じるものが多いのですが、ER-GK83はほとんど刃当たりを感じないので安心して使えました」
ER-GK83 レビュー2|対応部位
Verygood!
顔より下全部に使えるのはうれしい

「多くのユーザーが気にする腕や脚はもちろん、温泉やプールで気になるお腹周り(俗にいうギャランドゥ)や胸毛、さらにVIOなどのデリケートゾーンまで、これ1本で対応できる懐の深さはさすがパナソニック。ニーズをよく捉えているなと思いました。体毛ケアというのは、1ヵ所やると他も気になってくるもの。最初は脚だけ剃れればいいやと思っても、他の部位にも使いたくなるので、用途が広い商品を持っておくのが間違いありません」
ER-GK83 レビュー3|使い心地
Verygood!
I字シェイプが持ちやすく、微調整しやすい

「使ってみると、このI字シェイプのボディは非常によく考えられているなと感心しました。VIOにも使えるので、目に見えない部分や手が届きにくいところにも使うことを想定してつくられているのだと思いますが、細かい操作もしやすく、逆手に持っても手になじむデザインが心地良いです。グリップ部分に細かな溝が掘ってあるので、濡れてもすべりにくいなど、細部までこだわったつくりが好印象でした」
ER-GK83 レビュー4|効果(長さ調整)
good.
ダイヤル式が操作しやすく、信頼性も高い

「人それぞれ理想の毛の長さがあるので、どんなニーズにも応えられる全12段階の長さ調節はとてもありがたいポイントです。加えて、調整ダイヤルはカチッカチッと適度な操作感なので、不意に長さが変わってしまう心配もなく、安心して使えるなと思いました。また、長さ調節のアタッチメントの先端には、毛をしっかり立たせてくれる返しが左右についているのもさすがです。毛をしっかりキャッチしてくれるので、1ストロークでたくさんの毛を剃ることができます」
ER-GK83 レビュー5|お手入れ・メンテナンス
good.
ズボラさんでも清潔に使える機構です

「ウォータースルー洗浄機能をはじめ、本体も水で洗い流せるというのは非常にラク。特に刃を外さなくても清潔に保てるのはうれしいですよね。パナソニック製品はお手入れのしやすさに定評がありますが、ER-GK83にもしっかり受け継がれているなと思いました。ただし、刃を外してメンテナンスする際には、付け外しが少し難しい印象があります。無理な力を加えて壊さないよう、慣れるまでは注意した方がいいでしょう」
総評|使ってわかった良い点・悪い点

メンズの身だしなみ、清潔感を出すために取り入れるアイテムとして、とても優秀です。コレを使えば、今まで体毛ケアに抵抗があったズボラ男子でも、手軽にケアできるようになると思います。また、毛量が多い人から少ない人まで、アタッチメントを使い分けることで幅広く対応できるパワーを備えているので、いろいろな人の悩みに応えてくれるはず。ぜひ多くの人に知ってほしい製品だと思います
メリット
- 細かい毛から太い毛まで満遍なく剃れる
- 顔より下の幅広い部位に対応する汎用性の高さ
- 肌にやさしい刃、デリケートな部分にもやさしい安全に配慮した設計
- 12段階の長さ調整で理想のケアができる
デメリット
- 充電しながら使用できない
- 刃の付け外しには慣れが必要
男性美容家が教える! ER-GK83の上手な使い方

「ER-GK83は全身に使えるので、使い方次第でかんたんに清潔感を出すことができます!」と、その実力を認めるKUBOKIさん。体毛ケアに気を使っている人でも見落としがちだという、おすすめの使い方を伝授してもらいました。
指先、手の甲は意外と見られている! ER-GK83で簡単グルーミング

「体の先端は大きく動くため、人の視線を集めます。指の毛の処理は、相手に清潔感を与えるという点でとても重要です。特にビジネスシーンでは、初対面の人に対して、顔の次に目に入るのが名刺を渡す手元。特に男性は長い指毛をそのままにしている人も多いですし、ヒゲの次に剃るべきは指の毛といってもいいくらいです。ER-GK83なら、直刃で約0.1mmの短さに剃れるので、手の甲の細い毛もしっかりケアできます。手の美しさは女性から見て好印象にもつながるので、やって損はないですよ」
毛が濃い、深く剃りたいならお風呂でケアを習慣に

「ER-GK83は防水設計なので、毛が濃い、より深剃りをしたいという場合にはお風呂で体を温めた直後に体毛ケアをすることをおすすめします。シェービングの際に温かい蒸しタオルを当てるのと同じ原理で、お風呂で温まると毛穴が開き、毛がやわらかくなることで剃る際の抵抗が減ります。ドライな状態よりもしっかりと剃ることができますよ」
メンズの体毛ケアはどうするのが正解? 処理方法を比較
ムダ毛処理の方法には、おもに以下の6つがあります。つるつるの「無毛」か「長さを整えるだけ」かで処理方法は異なりますし、部位ごとにも向いている処理方法とそうでないものがあります。それぞれのツール・方法で処理をするメリットとデメリットを解説していきます。
カミソリ | ![]() |
安価に、そしてどこでも手に入り、手軽につるつるの肌を目指せるカミソリですが、毛根まで処理はできません。そのため、頻繁にムダ毛処理をしないとチクチク感が気になってしまいます。 |
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ボディトリマー | ![]() |
全身のムダ毛をきれいに整えることができる電動トリマー。形はT字型、I字型に分かれますが、直刃での長さは0.1mm〜0.5mm程度とややバラつきがあるため、なるべく短くしたい場合には事前の調べが必須。 |
除毛クリーム | ![]() |
毛を溶かすことで痛みなくムダ毛を処理できるのが除毛クリーム。少し伸びてきてもチクチクしにくいのがメリットですが、1回あたりのお手入れにかかる時間は比較的長め。また、VIOには使えない商品も多いです。 |
脱毛ワックス | ![]() |
ブラジリアンワックスに代表されるように、冷えると固まるワックスなどで広範囲の毛を一気に抜きます。毛根から抜けるため産毛まできれいに処理できますが、痛みが強く、毛穴や肌へのダメージが大きいのがデメリットです。 |
光美容器 | ![]() |
カミソリでの除毛と比べると効果の持続時間が長く、使い続けることで効果を実感できる光美容器。初期費用はやや高めですが、複数人でシェアできるため、家族で共有すればコストは下がります。 |
医療脱毛 | ![]() |
医療用レーザーを使うので、施術時の痛みはあるものの、つるつるの肌が手に入る医療脱毛は、近年男性でも通う人が増えています。ただし、効果が出るまでに何回も通わねばならず、費用は他の処理方法と比べても群を抜いて高くなります。 |
メンズのムダ毛・体毛ケアはボディトリマー、ボディシェーバーがおすすめ

「剃る」「整える」のふた通りの使い方ができ、柔軟なムダ毛処理・体毛ケアができるボディトリマーは、非常に効率的で快適なケア方法だといえます。短時間で手軽に使えることに加え、肌への負担も少ないケアが可能。全身のさまざまな部位に対応し、ランニングコストも安いため、多くの人が納得する選択肢となってくれるはずです。
まとめ|パナソニック ボディトリマーなら肌にやさしく全身の体毛ケアがかなう

パナソニックのボディトリマー ER-GK83は、毎日の体毛ケアをもっと快適に、もっと手軽にしたい人におすすめのトリマーだといえそうです。肌にやさしい刃設計、パワフルなモーターによるスムーズな剃り心地、さらに腕や脚はもちろん、VIOなどデリケートな部位まで全身をケアできる万能性は、どんな人でも満足できるもの。使い始めればきっと、「なぜもっと早く出会わなかったんだろう?」と思うはず。理想の清潔感を、これ1台でかなえましょう!
商品概要はこちら!
Panasonic
ボディトリマー ER-GK83
参考価格: ¥13,200(税込)
ER-GK83は、V字ヘッドを採用しデリケートゾーン※もケアしやすいボディトリマー。付属のアタッチメントで長さ調整が自在にできるほか、防水設計でお風呂でも使用可能。快適な体毛ケアを実現します。
※ 性器と肛門およびその周辺は必ずアタッチメントをお使いください。アタッチメントは、毛がぬれた状態で使わないでください
細い毛から太い毛まで、しっかり剃れる