キュービックVPoEの後藤です。
2020年2月にキュービックにジョインしVPoEとしてエンジニアリングチームの組成と育成をミッションとしてきました。入社当時は7名のチームでしたが現在は40名を超えるチームとなり全社の10%を超えるチーム体制となりました。
インターンも6名を擁しており順調に育成されコードの書けるインターンが揃ってきている状況です。このような中で利用する技術やシステム、ミドルウェアの標準化やR&Dを進めており、それらキュービックの技術スタックをご紹介します。
技術スタック
サーバーサイド
まずサーバーサイドの言語とアプリケーションフレームワークはPHPとRubyを中心にLaravel, Railsを採用、新規プロダクト関連はNode.jsやGoにもチャレンジしています。
フロントエンド
フロントエンドの言語とアプリケーションフレームワークはWordPressを中心にVue.jsなどのモダンフレームワークも採用してきています。
フロントエンド:JavaScript, React, Vue.js WordPress
プロジェクト管理
GitHubをレポジトリとしフロントエンド開発はNotionを利用しデザイナと連携し、バックエンド開発のBTSにはJIRAを採用しています。ドキュメントのWikiには Docbaseを採用しており現在500近いTopicsが掲載されています。
コード管理: GitHub
プロジェクト管理: JIRA, Notion
ドキュメント管理: Docbase
仮想化基盤:Docker
SRE
SREチームはもっともモダンなツールを選定しています。
AWS:EC2, Route53, ALB, ECS, RDS, S3, Lambda
OS/ミドルウェア/DB:nginx, Aurora, MySQL
CI/CD: GitHub Actions
監視:Mackerel, Datadog
プロビジョニング:Terraform, Ansible
データウェアハウス
事業特性から広告運用・成果管理のビッグデータプラットフォームを運用しており、データウェアハウスプラットフォームにはTrocco, S3, Redshiftを採用しています。
Trocco, S3, Redshift
コミュニケーション
最後に日常的なコミュニケーションの90%以上はSlackで行われておりスケジュールされた会話はGoogle Meet, 突発的な会話はハドルで行われています。
コミュニケーション:Slack, Google Workspace, Zoom
今後はさらに最新のテクノロジーの技術評価を行いながら技術スタックを定期的にアップデートしていきます。
キュービックのエンジニアリング
SpeakerDeckにキュービックのエンジニアリングについての詳しいマテリアルを掲載していますのでぜひご覧ください。 キュービックのエンジニアリング
キュービックのエンジニアリング
後藤康成(ごとう やすなり)Twitter : @got
シリコンバレーのスタートアップにてプログラマーとしてエンジニアリングの経験を積む。2000年からネットエイジCTOとしてネットのゼロイチおよびベンチャー投資を担当。その後自身でフィードパスを設立しCOO、CTOを歴任しヤフーへ売却。2012年ヤフーにてソフトバンクとのインド合弁企業を設立しモバイルサービスのゼロイチ担当後、Y! mobileの事業立ち上げを統括。2016年ネオキャリアにて海外事業部CTO兼IT戦略を担当。その後インシュアテックスタートアップのCOOを経て2020年からキュービックのVPoE。2023年からアンパサンド株式会社のCEO。