外出先での前髪などのお直しや顔周りのスタイリング、旅行などにも便利なコードレスヘアアイロン。使いやすいものを探しているけれど、サイズや温度、使用できる時間はどれくらいあればいいのか…など、選び方に迷っている人は多いのではないでしょうか。この記事では、大人かわいいヘアスタイルでファッション誌やテレビでも取り上げられる人気美容師の一番合戦彩さんに、コードレスヘアアイロンの選び方や上手な使い方を教えてもらいました。ぜひ参考にしてください。

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一番合戦 彩

美容師

一番合戦 彩さん

大人かわいいヘアスタイルやアレンジを得意とする美容室Uné GARDEN【アン ガーデン】の代表を務める。Instagramに投稿しているヘアアレンジやまとめ髪が話題となり、雑誌やテレビで取り上げられることも多い人気美容師。自宅でも再現できるようなナチュラルなスタイルが得意。

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目次

人気美容師が解説!使いやすいコードレスヘアアイロンの選び方

出先でのちょっとしたスタイリングや雨の日など湿気でうねった毛先の直しをするときに便利なコードレスヘアアイロン。使用できる時間や立ち上がり時間、サイズによる使い勝手の差などコードレスヘアアイロン選びのポイントを知って、自分に合ったものを選びましょう。

「外出先でもしっかり手直しできるように、使いやすいコードレスヘアアイロンを選ぶポイントを押さえておきましょう」と一番合戦さん

「外出先でもしっかり手直しできるように、使いやすいコードレスヘアアイロンを選ぶポイントを押さえておきましょう」と一番合戦さん

充電式で連続使用時間が10分以上のものを選ぶ

コードレスヘアアイロンはいちからスタイリングするというより、外出先でちょっと直したいというときに使うもの。簡単な直しでも5分程度はかかるので連続使用できる時間は最低でも10分以上あるものを選びましょう。

10分以上使えるものでも、フル充電までの時間に差があるのでチェックしておきましょう。例えば、フル充電に3時間、使用時間が10分ほどのものやフル充電に1時間、使用時間が30分というものもあります。充電時間が短く、使用時間が長いものが使い勝手が良くおすすめです。

突然の充電切れにも備えておくこともポイントです。充電残量の表示が把握しやすいものを選びましょう。充電残量は、残りの充電量を%やランプで表示しているものがわかりやすいです。2段階表示などはいつ充電切れを起こすかわからないため、使用する際には注意が必要です。充電方法は、専用のACアダプターとUSBケーブルを使用する2つのタイプがあるので使いやすい方を選びましょう。

充電方法はACアダプタ―(左)とUSBケーブル(右)の2タイプがある

充電方法はACアダプタ―(左)とUSBケーブル(右)の2タイプがある

最高温度は160℃まで出るものを選ぶ

コードレスヘアアイロンの最高温度は200℃を超えるものから150℃程度のものまでさまざまあります。150℃以下の低温だと髪質によってはストレートヘアやカールなどのくせづけができないことがあるので、短時間で手直しすることの多いコードレスヘアアイロンは最高温度が160℃以上のものを選ぶのがおすすめです。

髪の毛がやわらかい人やダメージがある人は120~140℃程度だと髪を傷めないので、温度調節機能があると安心です。また、160℃で30分、180℃で20分というように、温度によって連続使用時間が違うものもあるので確認しておくと外出先での使用に便利です。

コードレスヘアアイロンは140~180℃程度の温度設定のものが多い

コードレスヘアアイロンは140~180℃程度の温度設定のものが多い

立ち上がり時間は90秒以内が目安

コードレスヘアアイロンはコード付きのヘアアイロンに比べると立ち上がりまでに時間がかかる傾向があります。出先で使うことを考えると90秒以内に使用温度まで立ち上がるものだとストレスがないでしょう。設定温度になるとランプが点滅したり、音で教えてくれる機能があるとより便利です。

時間だけでなく到達温度もチェックできるものが便利

時間だけでなく到達温度もチェックできるものが便利

長さは25cm以下、重さは200g程度のものが使いやすい

持ち運ぶことが多いコードレスヘアアイロンは軽量でコンパクトなサイズのものが使いやすいです。バッグに入れやすい長さ25cm以下重さは200g程度だと持ち歩きの負担が少ないでしょう。

キャップ付きなら、使用した直後、熱が残っていてもバッグに入れられる

キャップ付きなら、使用した直後、熱が残っていてもバッグに入れられる

また、コンセントに差して使わないため電源の切り忘れが起こりやすいので、安全機能も大切なポイント。消し忘れを防ぐ自動電源OFF機能やプレート部分が露出しないキャップ、開閉ロック機能などがあるかもチェックしましょう。

開閉ロック機能があればうっかり開いたままになる心配もない

開閉ロック機能があればうっかり開いたままになる心配もない

コードレスヘアアイロンの選び方|ポイントまとめ

コードレスヘアアイロンは使用できる時間や最高温度、重さなどをチェックして、使い勝手の良いものを選びましょう。選び方のポイントをまとめました。

  • 充電時間が短く、使用時間が10分以上あるものが使いやすい
  • 最高温度は160℃以上あるとスタイリングしやすい
  • 立ち上がり時間は90秒以内だとストレスなく使える
  • 重さは200g程度、長さは25cm以下のものが持ち歩きしやすい

美容師が教える!コードレスヘアアイロンの上手な使い方

コードレスヘアアイロンはプレート幅が3cm未満のものが多く、顔周りのアレンジや前髪の手直しがしやすいです。上手なスタイリング方法を一番合戦さんに教えていただきました。

顔周りのアレンジ方法

  1. くせづけしたい部分にアイロンを当てます。丸みに沿って髪をすべらせるように動かします。
  2. 1. くせづけしたい部分にアイロンを当てます。丸みに沿って髪をすべらせるように動かします。
  3. ふわっとナチュラルなカールが完成です。
  4. 2. ふわっとナチュラルなカールが完成です。

前髪の手直し方法

  1. 毛先を指で挟みアイロンをすべらせてゆるやかにカールをつけます。
  2. 1. 毛先を指で挟みアイロンをすべらせてゆるやかにカールをつけます。
  3. 毛流れも整うことでキレイに収まります。
  4. 2. 毛流れも整うことでキレイに収まります。

コードレスヘアアイロンに関するよくある疑問 Q&A

コードレスヘアアイロンに関するよくある疑問について、一番合戦さんに答えていただきました。

「コードレスヘアアイロンの価格帯もさまざま。自分に合ったお気に入りの1台を探してみて」

「コードレスヘアアイロンの価格帯もさまざま。自分に合ったお気に入りの1台を探してみて」

Q. コードレスヘアアイロンだけで全体のスタイリングはできる?

A. 全体のスタイリングよりポイント使いがおすすめです。コードレスヘアアイロンはコンパクトなものが多いので、毛量が多い人やロングヘアの人が全体をスタイリングするのには向いていません。前髪や顔周りなどのアレンジに使う方が良さを実感できると思います。

以下にコードレスヘアアイロンを使うことのメリット・デメリットをまとめたので参考にしてください。

メリット デメリット
  • 軽量なので外出先で使うことができる
  • USBなどで充電できるので海外でも使いやすい
  • プレートの長さが短めなので前髪や顔周りのアレンジなどがしやすい
  • パワーが弱めなので全体をスタイリングできない
  • 連続使用時間が限られている
  • 充電に時間がかかる

コードレスヘアアイロンは、軽量で持ち運びがしやすいなど便利ですが、コードがあるヘアアイロンと比べるとパワーが弱く全体のスタイリングには向かない、充電に時間がかかるなどのデメリットもあります。外出先で使用するためなど、2台目以降の購入に適しているでしょう。

バッグに入れて持ち歩いても負担にならない大きさで便利

バッグに入れて持ち歩いても負担にならないので、外出先でのお直しに便利

Q. ストレートタイプとカールタイプどちらが使いやすい?

A. カールタイプでストレートヘアをつくるのは難しいので、いろいろな髪型やアレンジに使えるのはストレートタイプだと思います。ストレートアイロンはヘッドが閉じると円形になるラウンド型になっているものが多いので、ワンカールや毛先の動きをつけるのに便利です。しっかりしたカールもつくりたいけれどうねりも気になるという人はプレートを閉じるとカールタイプになる2WAYタイプがいいと思います。

ラウンド型のカーブやサイドコームがあればカールや流れもつくりやすい

ラウンド型のカーブやサイドコームがあればカールや流れもつくりやすい

Q. 自然なカールを作るコツを教えて!

A. ナチュラルなカールを作るコツは、コードレスヘアアイロンのカーブに自然に髪を沿わせるようにしてくせづけすること。手首を返して巻き込もうとするとカクッとしたラインになってしまうので注意しましょう。

カールをつくろうとして手首を返すような動きはNG

このように手首を返すような動きをすると不自然なカールになりやすいので注意

Q. 価格が高いものほど性能がいい?

A. 価格と性能はある程度比例します。コードレスはコードありのものよりもパワーが弱いことが多いのですが、高価なものは熱伝導率やパワーの供給法も工夫されているので高めの温度で使うことができると思います。ちょっとした直しにしか使わないというのであれば、1万円以下でも問題なく使えると思います。

コードレスヘアアイロンの最高峰、5万円を超えるダイソンのコードレスヘアアイロンはパワーも性能も抜群

コードレスヘアアイロンの最高峰、5万円を超えるダイソンのコードレスヘアアイロンはパワーも性能も抜群

Q. コードレスヘアアイロンは壊れやすい?

A. 使い方を間違わなければ簡単に壊れることはありません。私が愛用しているものも撮影などに持っていきますが長持ちしています。衝撃や電源を入れっぱなしにして放置するのは故障につながるので、持ち運ぶときはポーチなどに入れると安心です。

Q. コードレスヘアアイロンは機内持ち込みできる?

A. 基本的には、電池を取り外すことができれば、機内に持ち込むことも預け入れもできます。充電池が内蔵されているタイプのものは機内には持ち込めません。
取り外した電池は、種類によって対応が異なります。リチウムイオン電池は、ワット時定格量が100Wh以下のもの、100Wh以上160Wh以下のものは2個までなら機内に持ち込むことが可能です。預け入れはできないため、必ず機内に持ち込むようにしましょう。それ以外の乾電池などは、機内への持ち込みも預け入れもできます。飛行機を利用する機会が多い人は、持ち込めるかどうか購入前に必ずチェックしておきましょう。

まとめ

  • 充電時間が短く、使用時間が10分以上あるものが使いやすい
  • 最高温度は160℃以上あるとスタイリングしやすい
  • 立ち上がり時間は90秒以内だとストレスなく使える
  • 重さは200g程度、長さは25cm以下のものが持ち歩きしやすい

スタイリングのしやすさや持ち運びに便利な機能など選ぶときのポイントを一番合戦さんにお聞きしました。サイズや連続使用時間などもチェックして自分に合うコードレスヘアアイロンをぜひ見つけてください。

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