パナソニック電動歯ブラシ「ドルツ」のおすすめ3選！全モデルの特徴・機能を徹底比較して選び方を解説

音波振動ハブラシ ドルツ（電動歯ブラシ）の特徴

ドルツブランドは、電動歯ブラシから水流洗浄器のジェットウォッシャーまで、多彩な製品を展開するパナソニックのオーラルケアブランドです。特に電動歯ブラシのラインナップは幅広く、ドルツプレミアム、ドルツ、キッズドルツ、ポケットドルツと、用途や世代に合わせて細かく分類されているのが特徴です。

この記事では、その中でも主力となる上位モデルのドルツプレミアムとレギュラーモデルのドルツの主要6機種にフォーカス。モデル選びで迷いやすいポイントでもあるため、まずはドルツの共通する特徴から押さえていきましょう。

特徴1｜音波振動方式で細かな隙間の磨き残しに強い

電動歯ブラシの駆動方式は、丸型ブラシが高速で回転する「回転式」や、歯軸に対してヨコに細かく動かす「バス・スクラビング方式」などさまざまですが、ドルツが上位モデル、レギュラーモデル共通でおもに採用しているのは音波振動によるバス・スクラビング方式。歯科医が歯周病予防の観点で推奨するブラッシング法（バス法やスクラビング法）を約1mm幅の細かな振動で再現し、歯周ポケットのプラーク※を、手磨きよりも速く、キレイに除去できるのが特徴です。

※プラークとは歯垢のこと。

さらに、上位モデルのドルツプレミアムではこの技術がさらに進化。ベースとなるヨコ方向の動きに、タタキ方向の動きが加わった「W音波振動※」を搭載し、2軸の立体的な振動で歯と歯の間の汚れに、より強力にアプローチできるようになりました。この高度な技術こそが、ドルツが支持される理由の一つです。

※ 音波領域内での、ヨコ約31,000、タタキ約20,000ブラシストローク/分の振動。

特徴2｜複数モード搭載で、好みに合わせて磨き心地が選べる

ドルツの電動歯ブラシ全体共通の魅力の一つが、ケアの目的に合わせて選べる多彩なモードです。日々の歯垢除去はもちろん、気になる歯ぐきのケアまで、求める使用感に応じて磨き方を切り替えられるのが魅力です。
ただし、搭載されているモードの種類や数はモデルによって異なります。自分が「どのケアを重視したいか」を明確にすることが、最適な1台を選ぶ近道です。

モード紹介

Wクリーンモード		ヨコ方向、タタキ方向の2つのモーターによるW音波振動※で、歯周ポケットや歯間などの細かい隙間まで届く。パワフルに磨きたいときに。選べる3段階。
Wガムモード		こちらもモーターはヨコ方向とタタキ方向の2つを使ったW音波振動※。Wクリーンモードよりも磨き感を抑えたいときに。選べる3段階。
クリーンモード		細かな振動で、歯面や歯周ポケットの汚れに届く。
ソフトモード		よりやさしい磨き感が好みの人におすすめのモード。
カスタマイズ （センシティブモード）		歯ぐきに対して特にやさしく磨きたいときに最適。ドルツアプリの「モード／コースの各種設定」から設定できる。

※ 音波領域内での、2軸の異なる立体的な振動。EW-DT88・DP58・DP38はヨコ約31,000、タタキ約20,000ブラシストローク/分の振動。

特徴3｜使い分けできるブラシヘッドのバリエーションが豊富

もう一つの強みは、アタッチメント（替ブラシ）の多彩さです。歯垢除去を追求したブラシはもちろん、歯ぐきケア用、ステインケア用、細部を狙うポイント磨き用まで、目的に特化したブラシがそろっています。

歯間フィットブラシ		ドルツプレミアムのW音波振動専用に開発されたブラシヘッド。先端の山切植毛が特に磨き残しが多い歯間や奥歯の奥に入り込みしっかり歯垢を除去します。
トータルケアブラシ		歯ぐきケア、歯垢除去、ステインケア※1を1本で実現。ひし形断面の極細ブリリアンス毛が歯周ポケットに、ブリリアンス毛が歯面に密着。高い刷掃力でトータルにケアします。
極細毛ブラシ （コンパクト／ラージ）		約0.02mmの毛先が歯周ポケットと歯間に入り込み、汚れをしっかりとかき出します。細かいところまでケアができるコンパクトと、効率的に磨きたい人向けのラージサイズを用意。
クリーン＆ホワイトブラシ		歯の着色汚れが気になる人に。ひし形断面のブリリアンス毛が歯面に密着し、歯垢だけでなくステイン※1も強力に除去。毎日のケアで、約1週間で自然な白いツルツルの歯※2を目指せます。

※1 ステインとは、コーヒーやお茶などが歯面に付着してできる着色汚れです。生まれながらの歯の色を白くしたり、加齢による歯の黄ばみ、変色した歯の色を白くすることはできません。
※2 清掃剤（研磨剤）が含まれた歯磨き剤使用時。

この記事で取り上げる主要6機種はすべて共通の規格を採用しているため、本体を買い替えても好みのブラシを継続して使用可能※。本体は1台でも、ブラシを付け替えることで家族それぞれが衛生的に使用できるのもうれしいポイントです。日々の口内環境に合わせて、いつでも“最適なケア”が選べます。

※ 歯間フィットブラシはドルツプレミアム（W音波振動対応モデル）の専用設計です。

ドルツの音波振動ハブラシの選び方と全6モデル比較一覧

ドルツの電動歯ブラシは、性能や機能によって大きく4つのシリーズに分類されています。最上位から、ハイグレードモデル、スタンダードモデル、手軽なエントリーモデルまで、幅広いニーズに対応します。

	最上位	ハイグレード		スタンダード		エントリー
	ドルツプレミアム			ドルツ
	W音波振動※1ハブラシ スマート EW-DT88	W音波振動※1ハブラシ EW-D P58	W音波振動※1ハブラシ EW-DP38	音波振動※2ハブラシハブラシ EW-DA48	音波振動※2ハブラシ EW-DA18	音波振動※2ハブラシ EW-DM74
Bluetooth®搭載		―	―	―	―	―
ドルツアプリ※3	全アプリコンテンツ対応	一部対応	一部対応	一部対応	一部対応	一部対応
振動数	【リニア音波振動※2】 約31,000ブラシストローク/分 【フロス音波振動※2】 約20,000ブラシストローク/分	【リニア音波振動※2】 約31,000ブラシストローク/分 【フロス音波振動※2】 約20,000ブラシストローク/分	【リニア音波振動※2】 約31,000ブラシストローク/分 【フロス音波振動※2】 約20,000ブラシストローク/分	【リニア音波振動※2】 約31,000ブラシストローク/分	【リニア音波振動※2】 約31,000ブラシストローク/分	【音波振動※2】 約31,000ブラシストローク/分
モード （コース設定）	5モード Wクリーン、Wガム、クリーン、ソフト、APP（センシティブ＋1カスタマイズ）	5モード Wクリーン、Wガム、クリーン、ソフト、センシティブ	4モード Wクリーン、Wガム、クリーン、ソフト	3モード ノーマル、ソフト、センシティブ	3モード ノーマル、ソフト、センシティブ	3モード ノーマル、ソフト、センシティブ
【付属ブラシ】 歯間フィットブラシ				―	―	―
【付属ブラシ】 トータルケアブラシ			― 取り付け可能			― 取り付け可能
【付属ブラシ】 極細毛ブラシ （コンパクト）		― 取り付け可能	― 取り付け可能		― 取り付け可能	― 取り付け可能
【付属ブラシ】 極細毛ブラシ （ラージ）	― 取り付け可能	― 取り付け可能	― 取り付け可能	― 取り付け可能	― 取り付け可能	― 取り付け可能
【付属ブラシ】 クリーン＆ホワイトブラシ	― 取り付け可能	― 取り付け可能	― 取り付け可能	― 取り付け可能	― 取り付け可能
【付属ブラシ】 極細毛ポイント磨きブラシ		― 取り付け可能	― 取り付け可能		― 取り付け可能	― 取り付け可能
携帯ケース			―		―	―
ブラシスタンド			―		―	―
本体スタンド	充電スタンド/スタンド	充電スタンド/スタンド	充電スタンド	スタンド	スタンド	―
磨き角度センサー		―	―	―	―	―
押しつけ防止センサー	プロ （音・光でお知らせ）					―
動かしすぎ防止センサー		―	―	―	―	―
コース/モード記憶機能	コース・モード	モード	モード	モード	モード	モード
磨きポイント切替お知らせ		―	―	―	―	―
磨き時間お知らせタイマー
本体防水設計※4IPX7等級
USB充電				ダイレクト	ダイレクト
充電時間	約7時間	約7時間	約7時間	約2時間	約2時間	約2時間
使用時間※5	W音波モード：約45分 その他モード：約66分	W音波モード：約45分 その他モード：約90分	W音波モード：約45分 その他モード：約90分	約90分	約90分	約90分
クイックチャージ※6	6分間充電で1回（約2分間）使用	6分間充電で1回（約2分間）使用	6分間充電で1回（約2分間）使用	4分間充電で1回（約2分間）使用	4分間充電で1回（約2分間）使用	4分間充電で1回（約2分間）使用
質量（スタンド含まず/ブラシ含む）	約95g	約95g	約95g	約90g	約90g	約95g

※1 音波領域内での、2軸の異なる立体的な振動。EW-DT88・DP58・DP38はヨコ約31,000、タタキ約20,000ブラシストローク/分の振動。
※2 音波領域内での振動。EW-DM74はヨコ磨き対応ではありません。
※3 ご使用前にお使いのスマートフォンのバージョンが、スマートフォンOS：iOS（iPhone など）16.0以上/Android™ 10.0以上、Bluetooth® 搭載モデルをご使用の場合はBluetooth®：4.2以上であることを確認ください（2025年7月現在）。なお、ドルツアプリの内容は予告なく変更・削除されることがあります。
※4 IPX7等級（水深1メートルに30分間水に浸けても有害な影響を生じる量の水の浸入がない）検査をクリアしています。
※5 フル充電時。使用条件により、使用時間は異なります。
※6 使用条件により、使用時間は異なります。

自分に最適な1台を見つけるには、まず各シリーズの特徴を理解し、自分のライフスタイルと照らし合わせてみることが重要です。ここからは、主要なDT、DP、DA、DMシリーズの特徴と、それぞれどんな人におすすめなのかを解説。「セルフケアの質をどこまで高めたいか」「持ち運びは必要か」など、優先順位を考えながら比較してみてください。

DTシリーズがおすすめな人とおもな特徴

ドルツの技術の粋を集めた、最高峰のプレミアムモデルです。進化したW音波振動※に加え、新開発の歯間フィットブラシを搭載し、歯間の歯垢除去力を高めています。また、光で正しいブラッシングを導くブラッシングナビ機能も搭載。これらの先進技術を、驚くほどスリムで軽量なボディに凝縮しています。

※ 音波領域内での、ヨコ約31,000、タタキ約20,000ブラシストローク/分の振動。

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Panasonic

ドルツプレミアム W音波振動ハブラシ スマート EW-DT88
-S（シルバー）-K（スペースブラック）

参考価格： ¥48,510(税込)

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EW-DT88は、W音波振動※1と新開発の歯間フィットブラシを組み合わせたドルツのフラッグシップモデル。歯間の歯垢除去率200％※2を実現し、落としにくい歯間の歯垢をしっかりとかき出す。ブラッシングナビ機能で理想的な歯周ケアに導きます。Bluetooth®搭載でドルツアプリとも連動します。

※1 音波領域内での、ヨコ約31,000、タタキ約20,000ブラシストローク/分の振動。
※2 パナソニック社基準による歯間部人工プラーク除去率比較。EW-DT88 W-CLEANモードレベル3と、極細毛ブラシコンパクト×Ｗ音波振動（W-CLEANモード時）EW-DT63との比較。実際の口内での効果は異なる場合があります。

DPシリーズがおすすめな人とおもな特徴

専用の携帯ケース（別売はなし）はDT88およびDP58のみに付属です。DP38には付属されません。

ドルツプレミアムの核となる技術・W音波振動※1を搭載したハイグレードモデルです。ヨコ方向の振動が歯周ポケットの汚れを、タタキ振動が歯間の歯垢を強力に除去します。歯ぐきのケアから着色汚れの除去まで対応する多彩なモードとブラシも魅力。高い清掃力、充実した機能、そして価格。トータルバランスに優れているのが、このDPシリーズです。

※1 音波領域内での、ヨコ約31,000、タタキ約20,000ブラシストローク/分の振動。

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Panasonic

ドルツプレミアム W音波振動ハブラシ EW-DP58
-A（ディープブルー）-W（パールホワイト）-P（モーブピンク）

参考価格： ¥35,640(税込)

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EW-DP58は、W音波振動※と歯ぐきを本格ケアする独自のWガムモードを搭載したハイグレードモデル。多彩な5つのモードを駆使し、パワフルな歯垢除去からデリケートな歯ぐきケアまで、1台でトータルに実現します。光沢感のある本体塗装で見た目にもこだわりたい方に。

※ 音波領域内での、ヨコ約31,000、タタキ約20,000ブラシストローク/分の振動。

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Panasonic

ドルツプレミアム W音波振動ハブラシ EW-DP38
-W（ホワイト）-Kブラック（ブラック）

参考価格： ¥26,730(税込)

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EW-DP38は、ハイグレードモデルの中でもW音波振動※と優れたコストパフォーマンスを両立させたモデル。ドルツプレミアムの核となる歯間部の高い歯垢除去力はそのままに、機能や付属品、本体塗装の質感などを必要最小限に厳選することで、W音波振動※の磨き心地をもっとも手頃に体感できます。

※ 音波領域内での、ヨコ約31,000、タタキ約20,000ブラシストローク/分の振動。

DAシリーズがおすすめな人とおもな特徴

ドルツの基本性能をしっかり押さえた、日々のケアに最適なスタンダードモデル。歯科医師が推奨する「ヨコ磨き」を実現するリニア音波振動により、歯周ポケットに潜む歯周病の原因プラークをかき出します。また、力を入れすぎると知らせてくれる「押しつけ防止センサー」で歯ぐきへのやさしさも備えつつ、充電台が不要なダイレクトUSB充電で手軽さも確保。「本格的なケアはしたい、でも手軽さも譲れない」そんなニーズに的確に応える、バランスの取れた1台です。

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Panasonic

ドルツ リニア音波振動ハブラシ EW-DA48
-A（ディープネイビー）

参考価格： ¥18,700(税込)

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EW-DA48は、基本のヨコ磨き性能に加え、豊富なアタッチメントと携帯性を備えたスタンダード・多機能モデル。用途別のブラシ3本とコンパクトな携帯ケースが付属し、自宅での細やかなケアから外出先での使用まで幅広く対応。機能性と利便性を高次元で両立させています。

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Panasonic

ドルツ リニア音波振動ハブラシ EW-DA18
-G（ミントグリーン）-W（白）

参考価格： ¥12,100(税込)

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歯科医師推奨のヨコ磨きとコストパフォーマンスを両立させたドルツのスタンダードモデル、EW-DA18。歯周ポケットの歯垢をかき出すリニア音波振動や押しつけ防止センサーなど、歯周ケアの基本性能を網羅。ダイレクトUSB充電にも対応し、手軽に本格ケアを始めたい方に最適です。

DMシリーズがおすすめな人とおもな特徴

電動歯ブラシを初めて使う人や、手軽さを重視する人に最適なエントリーモデルです。毎分約31,000ブラシストロークという高速な音波振動が、手磨きよりも効率良く歯垢を除去し、歯のツルツル感を味わえます。歯垢除去と着色汚れケアの両方をかなえるクリーン＆ホワイトブラシが付属し、USBポートから直接充電できるダイレクトUSB充電に対応したスリムなボディも特徴です。

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Panasonic

ドルツ 音波振動ハブラシ EW-DM74
-W（白）

参考価格： ¥7,700(税込)

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毎分約31,000ブラシストロークの高速音波振動※1とダイレクトUSB充電を両立したドルツのエントリーモデル、EW-DM74。歯垢とステイン※2の両方にアプローチするクリーン＆ホワイトブラシが付属し、電動歯ブラシが初めての人でも、手軽に歯垢除去と着色汚れケアを始められます。

※ ヨコ磨き対応ではありません。
※1 音波領域内での振動。
※2 ステインとは、コーヒーやお茶などが歯面に付着してできる着色汚れです。生まれながらの歯の色を白くしたり、加齢による歯の黄ばみ、変色した歯の色を白くすることはできません。

パナソニックの電動歯ブラシ「ドルツ」のおすすめ3選！美容家、濱田あおいさんが特徴や機能、使い心地をレビュー

ここまでドルツの主要シリーズの特徴を見てきましたが、中でも「自宅でのオーラルケアの質をもっと高めたい」と考えるなら、上位モデルのドルツプレミアムがやはり最有力候補です。独自のW音波振動※技術を採用し、磨き残しが出やすい歯周ポケットや歯間の歯垢までパワフルに除去する性能が突出しており、2台のモーターを搭載している恩恵を感じられます。

ここからは、このドルツプレミアムの注目すべき3モデルEW-DT88、EW-DP58、EW-DP38にフォーカス。それぞれのモデルがもつ具体的な特徴や、実際の使用感はどのように違うのか、美容家の濱田あおいさんに、各モデルをじっくりとレビューしていただきました。

※ 音波領域内での、ヨコ約31,000、タタキ約20,000ブラシストローク/分の振動。

ドルツプレミアム W音波振動ハブラシ スマート EW-DT88

最初にレビューしていくのは、ドルツの技術が詰まったフラッグシップモデルのEW-DT88です。このモデルを評価するうえで、濱田さんが特に注目したのは、光で磨き方を導く「ブラッシングナビ」、従来のモデルよりも大幅に軽量化した約95gの「スリムで上質なデザイン」、そして歯間の汚れに強くアプローチする新開発「歯間フィットブラシ」の3点です。

おすすめポイント1｜ブラッシングナビ

DT88に搭載されている「ブラッシングナビ」は、いわばブラッシングの“コーチ機能”。ブラシを当てる角度や強すぎる圧力を光で即座にフィードバックし、理想的な磨き方へと導きます。

磨き角度センサー	押しつけ防止センサー・プロ	動かしすぎ防止センサー
歯周ポケット磨きに適切な45°に近づくと光でお知らせ	ブラッシング圧が強すぎると光でお知らせ	必要以上にブラシを動かしていると光でお知らせ

「私自身、歯医者さんで『強く当てすぎ』とか『奥の歯と歯ぐきの間が磨けていない』と磨き癖を注意されることがあるんです。毎日のことなので、つい雑になってしまう日もあるのですが、これは光やアプリで『今、ちゃんとできているか』を客観的に教えてくれるのがすごいと思いました。特に45度の角度が適切だと青く光る機能は、歯科指導で特に苦手な部分と指摘されていたので、克服するのに役立ちそう。まるでパーソナルトレーナーがついているみたいで、正しい磨き方を習慣化するのに最適ですね」

おすすめポイント2｜持って驚くスリムで上質なデザイン

プレミアムモデルでありながら、約95g（メーカー公表値）という軽さもDT88の大きな魅力。これが日々の疲れにくさや、細かな操作性につながると濱田さんは指摘します。

「持った瞬間に軽い！と実感しました。以前、重くて振動が強い電動歯ブラシを使っていて腕が疲れた経験があるのですが、これなら女性でも疲れにくく、操作しやすいですね。デザインもスタイリッシュで、生活感が出にくいのがうれしいポイント。洗面所に出しっぱなしにしていても気分が上がる、上質な“美容ツール”としての所有感を満たしてくれます」

おすすめポイント3｜歯間フィットブラシと音波の清掃力

新開発の歯間フィットブラシとドルツ独自のW音波振動※が組み合わさることで、歯間の歯垢除去力が飛躍的に高まった点も見逃せません。

※ 音波領域内での、ヨコ約31,000、タタキ約20,000ブラシストローク/分の振動。

「このブラシ、歯と歯の間や、歯と歯ぐきの境目にカチッとフィットする感覚があります。歯医者さんで『歯と歯、歯ぐきの間を磨いてください』とよく言われるのですが、まさにその磨き残しやすい細部を自動的にケアしてくれる感じ。加えて、薄型ヘッドなので奥歯など、自分では磨きにくいと感じていた部分にもしっかり届くので、『隙のないケア』をかなえてくれる頼もしさがありますね」

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Panasonic

ドルツプレミアム W音波振動ハブラシ スマート EW-DT88
-S（シルバー）-K（スペースブラック）

参考価格： ¥48,510(税込)

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EW-DT88は、W音波振動※1と新開発の歯間フィットブラシを組み合わせたドルツのフラッグシップモデル。歯間の歯垢除去率200％※2を実現し、落としにくい歯間の歯垢をしっかりとかき出す。

※1 音波領域内での、ヨコ約31,000、タタキ約20,000ブラシストローク/分の振動。
※2 パナソニック社基準による歯間部人工プラーク除去率比較。EW-DT88 W-CLEANモードレベル3と、極細毛ブラシコンパクト×Ｗ音波振動（W-CLEANモード時）EW-DT63との比較。実際の口内での効果は異なる場合があります。

ドルツプレミアム W音波振動ハブラシ EW-DP58

続いては、多彩なモードで幅広いニーズに応えるハイスペックモデルEW-DP58です。この1台であらゆるケアをかなえるモデルの魅力を探るため、濱田さんは、歯ぐきを心地よくケアする「Wガムモード」など、ケアの目的に応じて切り替えられる「多彩な5モード」、そして購入後すぐに試せる「豊富な付属ブラシ」にも着目しました。

おすすめポイント1｜Wガムモード

DP58（とDT88、DP38）に搭載された、歯ぐきをいたわりながらケアするWガムモード。リズミカルにタッピングするような、特別な磨き心地が特徴です。

「歯ぐきケアって、必要だとは思いつつ、日常的に意識するのは難しいですよね。でも、見た目の印象にも関わるので、美容の面でもけっこう重要な項目の一つです。このモードは、まるで『歯ぐきのエステ』を受けているような感覚。機能として搭載されているからこそ『やろう』というきっかけになりますし、歯の土台である歯ぐきの健康を本気で考える人にこそ試してほしい機能です。血行が整った健康的な歯ぐきは、笑顔の美しさにもつながりますよ」

おすすめポイント2｜多彩な5つのモードを搭載

DP58は、もっとも歯垢除去力が高いWクリーンモードから、歯ぐきをいたわりながらブラッシングできるWガムモード、さらにクリーン、ソフト、センシティブと、5つのモードを搭載。1台であらゆる悩みを網羅できる万能性が魅力です。

「歯や歯ぐきの状態に合わせてモードを選べるのは安心感がありますね。例えば、ふだんは『Wクリーン』モードを使いつつ、歯の治療をした直後や口内炎ができたときなど、刺激に弱いときには『センシティブ』モードを選ぶなど、強さを状態や目的に合わせて変えられるのがありがたいです。家族で本体をシェアする場合も、大人と子どもでは必要な強さも違いますしね。セルフケアの質を高めてくれる万能性を感じます」

おすすめポイント3｜豊富なブラシに対応

DP58には歯間フィットブラシに加え、トータルケアブラシも付属。購入してすぐに目的別の集中ケアが試せるオールインワン感も魅力です。

「美容も『細部』が重要ですが、オーラルケアも同じ。マウスピース矯正をしていたときなど、特に汚れがたまりやすい細かな部分のケアに苦労したので、最初から徹底的にケアできる付属品の充実度は魅力的です。もちろん、別売の舌クリーニングブラシなどを買い足して、さらにケアを充実させることができるのもうれしいですよね。また、また、DT88とDP58には専用の携帯用ケース（別売はなし）も付属されます」

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Panasonic

ドルツプレミアム W音波振動ハブラシ EW-DP58
-A（ディープブルー）-W（パールホワイト）-P（モーブピンク）

参考価格： ¥35,640(税込)

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EW-DP58は、W音波振動※と歯ぐきを本格ケアする独自のWガムモードを搭載したドルツのハイグレードクモデル。多彩な5つのモードを駆使し、パワフルな歯垢除去からデリケートな歯ぐきケアまで、1台でトータルに実現します。

※ 音波領域内での、ヨコ約31,000、タタキ約20,000ブラシストローク/分の振動。

ドルツプレミアム W音波振動ハブラシ EW-DP38

最後は、W音波振動※のパワーはそのままに、価格とのバランスを追求した高コスパモデルEW-DP38です。本質的なケアはしっかり押さえつつ、シンプルさを極めたこのモデル。濱田さんが着目したのは、プレミアムな磨き心地を手頃な価格で体感できる「コストパフォーマンスの高さ」、迷わず使える「シンプルな4モード」、そして上位モデル譲りの「スリムでスマートな本体」の3点です。

※ 音波領域内での、ヨコ約31,000、タタキ約20,000ブラシストローク/分の振動。

おすすめポイント1｜W音波振動※と高コスパ

ドルツプレミアムの核となる技術、W音波振動※の高い歯垢除去性能は維持しつつ、質感や付属品を絞ることで価格を抑えた「賢い選択肢」であることがDP38の最大の強みです。

「電動歯ブラシを使ったことがない人が、いきなり数万円の最上位モデルを買うのは勇気がいりますよね。でも、このモデルなら、ドルツプレミアムの核となる『W音波振動※』の高い歯垢除去力を、もっとも手頃に体験でき、歯の表面のツルツル感と細かな部位のスッキリ感の両立を目指せます。性能は妥協したくないけれど、本質的なケアをシンプルに求める人に最適な、まさに『賢い選択』だと思います」

※ 音波領域内での、ヨコ約31,000、タタキ約20,000ブラシストローク/分の振動。

おすすめポイント2｜シンプルな4モード

DP38は、日常使いに十分なWクリーン、Wガム、ソフト、クリーンの基本4モードに厳選。これにより、迷わず直感的に使えるシンプルさを実現しています。

「モードが多すぎると、結局使わなくなって迷ってしまう…という人にもぴったり。一番メインの『Wクリーン』モードが使えるので、上位モデルと比べても遜色のない磨き心地が手に入るのがいいですね。まずは電動歯ブラシを毎日の習慣にすることが大切なので、これくらいシンプルな方が入り口としては選びやすいかなと思います」

おすすめポイント3｜スリムでスマートな本体

上位モデル共通のスリムな本体も、操作性の良さに貢献しています。濱田さんも、この形状と軽さを高く評価しました。

「電動歯ブラシというと、どうしても大きくて重いイメージがあり、実際、これまでに使ってきた電動歯ブラシでは腕が疲れることがありました。それに比べて、ドルツはリップと比較するとこんな感じなので本当に握りやすく、軽いので操作感もばっちり。これなら毎日使っていても疲れにくいと思います」

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Panasonic

ドルツプレミアム W音波振動ハブラシ EW-DP38
-W（ホワイト）-K（ブラック）

参考価格： ¥26,730(税込)

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EW-DP38は、ハイグレードモデルの中でもW音波振動※と優れたコストパフォーマンスを両立させたモデル。上位モデルの核となるパワフルな歯垢除去力はそのままに、機能や付属品を厳選することで、W音波振動※の磨き心地をもっとも手頃に体感できます。

※ 音波領域内での、ヨコ約31,000、タタキ約20,000ブラシストローク/分の振動。

まとめ｜パナソニックの電動歯ブラシ「ドルツ」で毎日のオーラルケアの質を高めよう

今回、美容家の濱田あおいさんとパナソニックのドルツプレミアムの3モデルをじっくりとレビューしたことで、それぞれの確かな個性と魅力が明確になりました。共通していたのは、日々の歯磨きという「作業」を、自分を慈しむ「上質なセルフケア」の時間へと高めてくれる、卓越した性能でした。

最新技術で磨き癖も正せるEW-DT88、歯や歯ぐきの状態に合わせて強さが調整しやすいEW-DP58、高い歯垢除去力（W音波振動※）をシンプルに体感できるEW-DP38。

どのモデルが一番優れているというわけではなく、自分のライフスタイルやオーラルケアに求めるものに合わせて、ぴったりな「答え」が用意されているのがドルツの強みです。手磨きよりも効率的で、精度の高いケアを毎日続けられることは、未来の健康に対する確かな投資。自分にぴったりの1本を見つけ、日々のオーラルケアをアップデートすることで、自信に満ちた輝く笑顔を育んでいきましょう。

※ 音波領域内での、ヨコ約31,000、タタキ約20,000ブラシストローク/分の振動。

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Panasonic

ドルツプレミアム W音波振動ハブラシ スマート EW-DT88
-S（シルバー）-K（スペースブラック）

参考価格： ¥48,510(税込)

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EW-DT88は、W音波振動※1と新開発の歯間フィットブラシを組み合わせたドルツのフラッグシップモデル。歯間の歯垢除去率200％※2を実現し、落としにくい歯間の歯垢をしっかりとかき出す。

※1 音波領域内での、ヨコ約31,000、タタキ約20,000ブラシストローク/分の振動。
※2 パナソニック社基準による歯間部人工プラーク除去率比較。EW-DT88 W-CLEANモードレベル3と、極細毛ブラシコンパクト×Ｗ音波振動（W-CLEANモード時）EW-DT63との比較。実際の口内での効果は異なる場合があります。

歯ブラシやデンタルフロスだけでは取り切れない汚れにはジェットウォッシャーも検討しよう

電動歯ブラシでのケアを完璧にこなしても、歯ブラシだけでは届きにくい隙間はどうしても残ってしまいがちです。オーラルケアをさらに一歩高いレベルへ引き上げたいなら、電動歯ブラシとジェットウォッシャー EW-NJ80の併用がおすすめです。

ジェットウォッシャーとは、歯ブラシの毛先が届かない歯間やデンタルフロスでも届かない歯周ポケットの奥に潜むかくれ汚れを、水流の力で洗い流す口腔洗浄器。EW-NJ80の最大の特徴は、パナソニック独自の「ナノクレンジング水流」にあります。これは、ナノサイズの気泡を含む無数の水滴と空気を混合させて射出する技術。「ジェットウォッシャーは水圧が強くて痛そう」というイメージがあるかもしれませんが、EW-NJ80は水滴と気泡が弾ける衝撃力を利用して汚れを吹き飛ばすため、歯ぐきにやさしい使い心地を実現しています。

毎日の歯磨きとデンタルフロスの後の仕上げとして使うことで、磨き残しを効果的に一掃し、口内を格別なスッキリ感で満たしてくれます。完璧なオーラルケアを目指すための「もう一つの頼れるパートナー」として、ぜひチェックしてみてください。

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Panasonic

ジェットウォッシャー ドルツ EW-NJ80

参考価格： ¥32,670(税込)

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ナノサイズの気泡を含んだ無数の水滴が、歯間や歯周ポケットに入り込んで洗浄する口腔洗浄器。水流の強さや勢いではなく、水滴と気泡が弾ける力で洗い落とすナノクレンジング水流は、強い刺激が苦手で、やさしくケアしたい人におすすめ。