【2024年11月】ETCカードおすすめ12選！年会費無料で作れるETCカードを比較

ETCカードを作るなら、クレジットカードに付帯するETCカードがおすすめです。

クレジットカードの追加カードとしてETCカードを同時発行することになりますが、以下のようなメリットがあります。

無料で発行できるETCカードの中でも、以下の3枚は特におすすめです。車を運転する人にお得な特典が充実しているカードです。

【編集部おすすめ！】無料で発行できるETCカード

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他にも、カーライフ特典が充実しているカードなど、目的に合わせてETCカードが追加発行できるクレジットカードがあります。

年会費無料のETCカードおすすめ11選の章で詳しく紹介しているので、ぜひ検討してみてください。

今すぐ厳選した11枚を知りたい方はこちら↓

また、クルマの総合専門家カーライフアドバイザーの会田肇さんが、ETCカードの初心者に向けて「失敗しないETCカードの選び方」などを解説しています。専門家がおすすめするETCカードの選び方も参考にして、自分に合ったETCカードを見つけましょう。

ETCカードにはいくつか種類があり、カードによって発行手数料や年会費の有無、特典などが異なります。しっかり見極めて選ばないと、無駄なコストが発生したり、特典の恩恵を十分に受けられなかったりします。

失敗しないETCカードの選び方を、会田さんにお聞きしました。

クレジットカード付帯の無料で発行できるETCカードを選ぶ

ETCカードにはクレジットカード会社発行のものと、高速道路会社発行のものがあります。

高速道路会社6社が共同で発行するETCパーソナルカードは年会費が1257円（税込）かかるのに対して、クレジットカードに付帯して発行されるETCカードは、発行手数料や年会費が無料なものが多いのが大きな違いです。

また、ETCパーソナルカードは保証金（デポジット）として有料道路の利用見込額4ヶ月分を事前に振り込まなくてはならず、解約するまでは返金されません。

無駄な支払いが発生しないようにするためにも、クレジットカード会社が発行する無料のETCカードを選ぶのがおすすめです。ただし、クレジットカード会社発行のETCカードでも、発行手数料や年会費がかかるものもあるので注意しましょう。すでに所有しているクレジットカードに付帯しているETCカードを発行するのも一つの手ですが、発行手数料や年会費がかかる場合などは、新しいクレジットカードとETCカードをセットで作ってしまうとよいでしょう。新規で発行することでお得な特典を受けられるなどのメリットもあります。

「保有しているクレジットカードのETCカードを検討している方もいると思いますが、この機会にクレジットカードもセットで見直してみるのもよいでしょう」と会田さん

ただし、クレジットカードの年会費は無料でも、ETCカードの年会費は有料の場合があるので注意が必要です。例えば、人気の楽天カードやPayPayカードは、クレジットカードの年会費は無料ですが、ETCカードには年会費がかかりますので、よく確認して選ぶようにしましょう。

ポイント還元率が高いクレジットカードを選ぶ

クレジットカードとETCカードをセットで検討する場合は、クレジットカードのポイント還元率が高いものを選びましょう。ETCカードの支払いでもポイントがつくので、高速道路を利用する機会が多い人ほど効率的にポイントが貯められます。

また、「ふだんどこで支払いを多くしているのか」「どこでポイントを使いたいのか」を考えて、自分にとって使いやすいポイントが貯まりやすいかもチェックしましょう。クレジットカードの中には、特定の店舗やサービスで利用するとポイント還元率がアップするものがあります。高速道路の支払いだけを想定せずに、ふだん使いしやすくてポイントがお得に貯められるカードを選ぶようにしましょう。

カーライフ特典など優待が多いクレジットカードを選ぶ

車に乗る機会が多い人は、カーライフ特典が充実しているクレジットカードを選んでETCカードを発行するのがおすすめです。ETC料金や駐車場料金、ガソリン代、レンタカー代などの支払いでクレジットカードを利用すると、料金が割引されたり、ポイント還元率がアップしたりする特典が付帯しているものがあります。割引やポイントアップの対象となる店舗はクレジットカードによって異なるので、ふだん自分が利用する店舗でお得に使える特典があるものを選ぶようにしましょう。

＜おもなクレジットカードのカーライフ特典例＞

また、クレジットカードには、入会特典があり多額のポイントがもらえるものがあります。カーライフ特典や入会特典に注目して、お得に使えるクレジットカードを選び、ETCカードを発行しましょう。

この章では、会田さんの選び方を参考に、ETCカードを年会費無料（条件付き含む）で発行できるクレジットカードをセレクトしました。クレジットカード付帯のETCカードを検討されている方は、ぜひチェックしてみてください。

＜年会費無料（条件付き含む）で発行できるETCカードおすすめ12選＞

※価格はすべて税込
※1 年会費初年度無料、年1回以上のカードの利用で次年度が年会費1375円が無料
※2 初年度無料、年1回以上のETC利用で次年度のETCカードの年会費550円（税込）が無料
※3 発行から1年以内にETCカードを利用すると、発行手数料相当額1100円（税込）を初回通行料の請求額から差し引かれる
※4 JCBブランドのみ発行手数料無料。Mastercard、Visaブランドは発行手数料1100円（税込）
※5 楽天PointClubのプラチナ会員以上なら年会費が無料
※6 セゾンカウンターで申し込みをして受け取った場合に限る

編集部のおすすめは、年会費永年無料のJCB カード Wです。ETCカードを無料で発行できるクレジットカードです。

JCB カード Wのポイント還元率は、1.0％と高く設定されています。
事前に会員サイトでポイントアップの登録をすると、優待店でポイントが最大21倍になります。給油や買い物でポイントが貯まりやすく、日常使いのカードとしてもお得に利用できるでしょう。

注意する点は、JCB カード Wの申込対象者は18歳から39歳以下の人になっていることです。40歳以上の人は申し込みできません。

女性には、女性向けの特典が豊富な「JCB カード W plus L」がおすすめです。
年会費はJCB カード Wと同じく永年無料で、ポイント還元率は1.0%です。女性らしい3種のデザインカードの中から選ぶことができます。

JCB カード W plus Lの会員になると、女性疾病保険にリーズナブルな料金で入れます。乳がん、子宮がん、子宮筋腫などの女性特有の疾病にかかる入院費用や手術費の一部を補償します。
また、ほとんどのすべての病気による入院（日帰り入院から最長180日の長期入院）も、通算1,000日まで補償されます。

JCB カード W plus Lの公式サイト

「JCB カード W」のETCカードの特徴

JCBカードが発行するETCカードは、2種類あります。法人向けと個人向けがありますが、ETCカードの申し込み時は個人向けの「ETCスルーカード」を選びましょう。

ETCスルーカードの年会費、発行手数料は無料です。家族カードを作ることで、家族会員名義のETCカードも無料で発行できます。

インターネットから申し込むと、1週間程度でETCカードが発行できるのも大きな特徴です。発行を急いでいる人におすすめです。

「JCB カード W」のETCカードを申し込む方法

JCB カード WのETCスルーカードを発行するには、JCBカードが必要です。JCB カード Wと同時にETCスルーカードも合わせて申し込みましょう。

申し込みページでは、2つのカードタイプの申し込みを確認されます。「JCB カード Wのナンバーレスタイプ」か「番号ありのカード」タイプを選択できますが、ETCカードを同時発行したい場合は「番号あり」のカードを申し込みましょう。

出典：JCB カード W 申し込みページ

au PAYカードは、auが発行している年会費無料のクレジットカードです。

ポイント還元率は1.0％で、高還元率カードといえます。特に、auの携帯電話を利用している人はポイントが貯まりやすく、お得に利用できるでしょう。

毎月の携帯電話の利用料金を、au PAYカードで支払うことでPontaポイントが継続して貯まります。
貯まったポイントは、携帯電話代などのクレジットカードの請求額に充当することができるので、家計の節約にもつながるでしょう。

「au PAYカード」のETCカードの特徴

au PAYカードのETCカードは、年会費は無料ですが、発行手数料が1100円（税込）に設定されています。
ただし、1年以内にETCカードを利用することで実質無料でETCカードを発行できます。（※初回通行料の請求額から発行手数料の相当額が登録口座から差し引かれる）

ETCカードを発行したら、必ず1年以内にETCカードを利用して、発行手数料が無料になる特典を受けられるようにしましょう。

「au PAYカード」のETCカードを申し込む方法

au PAYカードのETCカードを発行するには、au PAYカードが必要です。また、申し込みにはau IDも必要になります。auの携帯電話の利用者や、auのインターネット回線を契約している人などは、au IDのログイン情報を事前に用意しておきましょう。

dカードは、NTTドコモが発行している年会費無料のクレジットカードです。ドコモの携帯電話を利用している人におすすめです。

ポイント還元率が1.0％で、他のカードと比べても高還元率です。月々の携帯電話利用料金をdカードで支払うことで、dポイントを効率良く貯められるでしょう。
貯まったdポイントは、dカードの支払いに充てたり、dポイント加盟店などで使うことができます。

「dカード」のETCカードの特徴

dカードのETCカードも基本的には無料で発行できますが、利用条件があります。

ETCカードの年会費は、利用2年目から550円（税込）に設定されていますが、dカードの契約月から1年以内にETCカードを利用することで無料になります。
ETCカードの利用頻度が極端に少ない人は、年会費がかかってしまう可能性があるので注意しましょう。

dカードのETCカードは、インターネットと、ドコモショップでも発行できます。発送期間は5日から2週間かかります。

「dカード」のETCカードを申し込む方法

dカードのETCカードを発行するには、dカードが必要です。また、申し込みにはdアカウントも必要になります。

ドコモの携帯電話の利用者や、ドコモのインターネット回線を契約している人などは、dアカウントのログイン情報を事前に用意しておきましょう。

リクルートカードは、リクルートが発行している年会費無料のクレジットカードです。

リクルートカードの還元率は、1.2％と高還元率です。1.0％を超える還元率のカードは少なく、ポイントが貯まりやすいのが特徴です。

貯まったリクルートポイントは、リクルートが運営しているじゃらん、HOT PEPPERグルメやビューティなどで使うことができます。
また、リクルートIDをAmazonアカウントと連携することで、Amazonの買い物を1ポイント1円で使うことも可能です。

またリクルートポイントは、Pontaポイントやdポイントと交換ができます。ポイントを交換することで、利用できる店舗やサービスが広がるのも魅力といえるでしょう。

「リクルートカード」のETCカードの特徴

リクルートカードのETCカードの発行手数料は、有料と無料のものがあるので注意が必要です。申し込みの際は、発行手数料が無料になるJCBの国際ブランドでクレジットカードを作るとよいでしょう。

「リクルートカード」のETCカードを申し込む方法

リクルートカードのETCカードを発行するには、リクルートカードが必要です。また申し込みには、リクルートIDも必要になります。リクルートIDを持っている人はログイン情報を事前に用意しておきましょう。

イオン首都高カードは、クレジットカード機能が付いたイオンカードと、電子マネー機能の付いたWAONカードの一体型カードです。

年会費は無料で、通常還元率は0.5%です。

イオン首都高カードの最大の特徴は、毎週日曜日の首都高速道路の通行料金が20％オフになることです。
また首都高PAの買い物で、WAON POINTが5倍になるなど首都高速道路をよく利用する人におすすめです。

「イオン首都高カード」のETCカードの特徴

イオン首都高カードのETCカードは、年会費、発行手数料ともに無料です。家族カードを作ることで、ETCカードを3枚まで追加で発行できます。

ETCカードが自動で付帯されるため、ETCカードの申し込み手続きは不要です。ETCカードは別の発送で届きますが、2週間ほどで発行されます。

会田さんが愛用しているETCカードはイオン首都高カード

「イオン首都高カード」のETCカードを申し込む方法

ETCカードは、イオン首都高カードの申し込みページから必要項目を入力することで申し込みができます。

セゾンカードインターナショナルは、クレディセゾンが発行する年会費無料のクレジットカードです。

クレジットカードのポイントの有効期限がないため、長期的にポイントを貯めたい人には最適なカードでしょう。
ポイント失効の心配がなく、貯まったポイントをネットショッピングで利用したり、マイルに交換することができます。

「セゾンカードインターナショナル」のETCカードの特徴

セゾンカードインターナショナルのETCカードは、1枚のクレジットカードでETCカードを5枚まで無料発行できます。家族カードを作らずにETCカードを複数枚発行できる点は、大きなメリットといえるでしょう。

また、ETCカードの発行スピードが早いこともセゾンカードインターナショナルの特徴です。

セゾンカウンターの店頭で申し込みをすると、最短即日でクレジットカードとETCカードを発行できます。
通常のインターネット申し込みでは、最短3日後にETCカードの発送が可能なため、発行を急いでいる人におすすめです。

「セゾンカードインターナショナル」のETCカードを申し込む方法

セゾンカードインターナショナルのETCカードを発行するには、セゾンカードが必要です。セゾンカードインターナショナルのカードと同時に、ETCカードを申し込みましょう。

セゾンカードインターナショナルは、セゾンカウンターの店頭で申し込むと即日発行が可能です。

クレジットカードを即日発行にした場合は、ETCカードは後日郵送での受け取りになるため、注意しましょう。

エポスカードは、丸井グループが発行するクレジットカードです。

エポスカードの魅力は優待店の多さです。1万店舗以上の優待店が登録されていて、さまざまな特典を受けられます。

カーライフ特典も充実しています。トヨタレンタカーの基本料金が5％オフで利用できたり、オリックスカーシェアの初回利用料金が優待価格になるなど、お得な使い方ができるでしょう。
会員限定サイト「EPOSポイントアップサイト」経由でネットショッピングをすれば、ポイントを最大30倍貯めることもできます。

「エポスカード」のETCカードの特徴

エポスカードのETCカードは、年会費、発行手数料ともに無料です。

エポスカードのクレジットカードは、店頭受付・即日発行が可能ですが、ETCカードは郵送受取のみになるため、発行を急いでいる人は注意しましょう。

ETCカードの発送は、クレジットカードが申込者に届いてから発送手続きを行うため、発行までに10日から2週間はみておくとよいでしょう。

「エポスカード」のETCカードを申し込む方法

エポスカードのETCカードを発行するには、エポスカードが必要です。クレジットカードの申し込みと合わせて、ETCカードも同時に申し込みましょう。

エポスカードと同時にETCカードの申し込みをした場合は、エポスカードの受け取りを確認した後に、ETCカードの発送手続きが行われます。

ETCカードの受け取りは、申し込みから2週間程度かかるとみておきましょう。

apollostation cardは、出光クレジットが発行するクレジットカードです。

年会費・発行手数料が無料で、apollostationのサービスステーションで給油をすると、ガソリン代や軽油代が安くなるのが最大の特徴です。

apollostation cardをapollostationで給油時に利用することで、ガソリン代や軽油代が、いつでも2円/L引きになります。入会後の1ヶ月間はガソリン代、軽油代が最大5円／L引きになるなど、給油の特典が充実しています。（※一部のサービスステーションでは値引きが適用されない場合があります）

その他にも、年会費825円（税込）でレッカーサービスなどのロードサービスを特別価格で利用できます。
apollostation cardで貯まったプラスポイント850ポイントを利用して、ロードサービスの年会費分と交換して実質無料で利用することも可能です。

「apollostation card」のETCカードの特徴

apollostation cardのETCカードは、年会費、発行手数料が無料です。

ETCカードの申し込み方法は2つあり、インターネットと電話で申し込みができます。クレジットカードの新規発行と同時に申し込みができるため、インターネットで申し込むのが便利でしょう。

もちろん、ETCの利用でもポイントが貯まります。
貯まったポイントをプリペイドカード機能が付いている現金会員カード「apollostation キャッシュプリカ」に移行して全国のapollostationの給油代や洗車代に充てることも可能です。（※一部のサービスステーションでは利用できないことがあります）

「apollostation card」のETCカードを申し込む方法

apollostation cardのETCカードを発行するには、apollostation cardが必要です。クレジットカードの申し込みと合わせて、ETCカードも同時に申し込みましょう。

apollostation THE GOLDの公式サイト apollostation THE PLATINUMの公式サイト

ENEOSカード Sは、ENEOSが発行するクレジットカードです。

年会費は初年度無料で、次年度から1375円（税込）に設定されています。年に1回クレジットカードを利用するか、ETCの利用があれば次年度の年会費が無料になるので、実質無料で発行することが可能です。

ENEOSカード Sの最大の特徴は、ENEOSのサービスステーションで給油をすると、ガソリン代や軽油代が安くなることです。
ENEOSカード Sで支払うことで、ガソリン代・軽油代がいつでも2円／L、灯油代が1円／L引きになります。

その他の特典として、路上修理などのロードサービスやメンテナンス料金の割引、レンタカー優待などがあり、カーライフ特典が充実しているので、車の利用が多い人にはおすすめのカードといえます。

「ENEOSカード S」のETCカードの特徴

ENEOSカード SのETCカードの発行は、年会費、発行手数料ともに無料です。家族カードを作ることで、家族会員名義のETCカードを発行することもできます。

ETCカードの申し込み方法は3つあります。アプリ、インターネット、電話です。

アプリの申し込みは「ENEOSカードアプリ」を事前にダウンロードし、ログインのうえETCカードの申し込み画面へ進みます。

「ENEOSカード S」のETCカードを申し込む方法

apollostation cardのETCカードを発行するには、apollostation cardが必要です。クレジットカードの申し込みと合わせて、ETCカードも同時に申し込みましょう。

コスモ・ザ・カード・オーパスは、イオンフィナンシャルサービスが発行しているコスモ石油と提携のクレジットカードです。

年会費は無料で、コスモ石油のガソリン代が割引になる特典や、イオングループ店舗の特典も付いているお得なカードです。

クレジットカードの通常還元率は0.5％ですが、イオングループの店舗で利用することで還元率がアップします。上手に使い分けをすることでポイントを貯めることができます。

「コスモ・ザ・カード・オーパス」のETCカードの特徴

コスモ・ザ・カード・オーパスのETCカードも、年会費、発行手数料が無料なため、ETCカードを無料で発行することができます。

コスモ・ザ・カード・オーパスのETCカードの最大の特徴は、還元率が高いことです。
ETC利用では、通常還元率の3倍の1.5%になり、他のETCカードと比べても圧倒的に高還元率です。
高速道路や有料道路の利用が多い人はポイントが貯まりやすいでしょう。

「コスモ・ザ・カード・オーパス」のETCカードを申し込む方法

コスモ・ザ・カード・オーパスのETCカードを発行するには、コスモ・ザ・カード・オーパスが必要です。クレジットカードの申し込みと合わせて、ETCカードも同時に申し込みましょう。

申し込み方法は2つあります。インターネット申し込みと、全国のコスモステーションでクレジットカードと同時に申し込みができます。

クレジットカードの申し込み画面に入る前に「本人確認方法」を選択します。

マイナンバーカードで確認を行う場合は、イオンウォレットアプリで確認を行います。事前にアプリをインストールしておきましょう。
マイナンバーカード以外の方法で本人確認を行う場合は、利用代金の引落口座の金融機関の情報で本人確認を行います。

三井住友カード（NL）は、両面がナンバーレスのクレジットカードです。

クレジットカードの通常還元率は0.5％です。ただし、対象のコンビニや飲食店でスマホのタッチ決済で買い物をすると、ポイント最大7.0％の還元率（※）になるため対象店舗で買い物をする人はお得に利用できます。

また、ポイントUPモールを経由してネットショッピングを行えば、ポイントが＋0.5～9.5%になるため、Vポイントを貯めたい人にはおすすめのカードです。

※スマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済での支払いが対象です
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です
※商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません
※一定金額（原則1万円）を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます
※通常のポイントを含みます
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります
※Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください

「三井住友カード（NL）」のETCカードの特徴

三井住友カード（NL）のETCカードは、初年度の年会費が無料、次年度の年会費は550円（税込）に設定されています。ただし、年1回のETCの利用で年会費が無料になるため、実質無料でETCカードを発行できます。

ETCカードの還元率は、クレジットカードと同じ0.5%で、ETC利用でもVポイントが貯まります。

ETCカードの申し込み方法は、インターネットで申し込むことができます。発送までに2週間程度はかかるため、余裕をもって申し込むとよいでしょう。

「三井住友カード（NL）」のETCカードを申し込む方法

三井住友カード（NL）のETCカードを発行するには、三井住友カード（NL）が必要です。クレジットカードの申し込みと合わせて、ETCカードも同時に申し込みましょう。

申し込み方法は2つあります。インターネット申し込みと、全国のコスモステーションでクレジットカードと同時に申し込みができます。

インターネット申し込みの流れは、次のとおりです。

楽天カードは、楽天グループが発行しているクレジットカードです。

楽天のECサイト「楽天市場」で楽天カードを使うと、ポイントが3倍になります。また、ポイントがアップする楽天スーパーセールやお買い物マラソンのイベントで買い物をすると、さらにポイントが貯まりやすくなります。

楽天カードは新規入会キャンペーンも充実しています。
クレジットカードと楽天ETCカードの入会キャンペーンも合わせると、最大8000ポイントもらえます。入会するだけで最大8000円分相当のポイントが付与されるのは、大きな魅力でしょう。

「楽天カード」のETCカードの特徴

楽天カードのETCカード「楽天ETCカード」は、年会費が550円（税込）かかりますが、楽天PointClubの会員ランクがプラチナ会員またはダイヤモンド会員であれば、ETCカードの年会費が無料になります。

楽天ETCカードを利用すると、還元率は1.0%です。100円で1ポイント貯まる高還元率カードといえます。
ETCカードの支払いに限らず、楽天カードをさまざまなお買い物イベントで利用することで、ポイントをたくさん貯められるので、プラチナ会員やダイヤモンド会員ではなくても 、ETCカードの年会費分は十分に元が取れる可能性があります。楽天のサービスをよく利用する人におすすめできるETCカードです。

「楽天カード」のETCカードを申し込む方法

楽天カードのETCカードを発行するは、クレジットカードの楽天カードが必要です。また、申し込みには楽天会員のID登録も必要になります。楽天会員IDを持っている人はログイン情報を事前に用意しておきましょう。

クレジットカードに付帯するETCカードと、高速道路会社が発行するETCパーソナルカードでは、作り方が異なります。それぞれのETCカードを発行するまでの手順を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

クレジットカード付帯のETCカードの作り方

クレジットカードに付帯するETCカードの作り方は、クレジットカードとセットで新たに作る場合と、すでに保有しているクレジットカードのものを発行する場合とで異なります。

それぞれの作り方を順番に紹介します。

クレジットカードと同時に新規で申し込む場合

まずはクレジットカードを新規発行し、ETCカードも同時に申し込む場合です。

クレジットカードに新規入会することには、入会特典やキャンペーンが適用されるなどのメリットがあります。また年会費無料と発行手数料が無料のカードを選べば、コストが発生せずにETCカードを発行することが可能なのでぜひ検討してみてください。

クレジットカードと同時にETCカードを作る方法は、以下のとおりです。

1.ETCカードを同時発行できるクレジットカードを選び、新規申し込み

ETCカードが付帯されているクレジットカードを選びます。「年会費・発行手数料が無料か」「ポイント還元率はどれくらいか」「付帯特典が優れているか」の観点を踏まえながら、好みのクレジットカードを選びましょう。

申し込みは、インターネットから行うのがおすすめです。公式サイトのクレジットカードの申し込みページから手続きを行いましょう。

2.申し込みページで「ETCカードを同時発行する」を選択

申し込みページ内にある「ETCカードの同時発行を希望する」といった文言の項目を選択してください。

例外として、店頭受け取りを希望する場合は、あえて選択せずに申し込むことがありますが、基本的には申し込みページでETCカードの発行を希望する流れで進めるとよいでしょう。

3.本人確認書類などを提出

クレジットカードの申し込みには、以下の書類の提出が必要です。

インターネット申し込みの場合は、本人確認書類をスマートフォンで撮影して送信します。申し込みをスムーズに済ませるためにも、必要書類は事前に準備しておきましょう。

4.審査後に郵送で受け取り

クレジットカードの発行には審査があります。審査結果が出るまでにかかる時間はカード会社によりますが、最短で申し込んだ日にメールで通知されます。

審査に通過すると、申し込みから約2週間程度で登録した住所に郵送で届きます。クレジットカードとETCカードを一緒に受け取れるかは、各カード会社によって異なるため、確認しておくとよいでしょう。

「クレジットカードの新規発行と同時にETCカードを作る場合は、即日発行できるものもありますが、だいたいは審査完了後から約2週間かかります 」と会田さん

クレジットカードの中には、ETCカードとセットで即日発行できるものがあります。例えば、セゾンカードは「セゾンカウンター」で、イオンカードは「カード店頭受取りサービス実施店」で申し込むと即日発行が可能です。

申し込みサイトでクレジットカードを作る際に、「クレジットカードを店舗で受け取る」「ETCカードを発行しない」を選び、店頭でクレジットカードを受け取り、その場でETCカードに申し込むと発行してもらえるものもあります。

保有しているクレジットカードに追加して申し込む場合

続いて、すでに保有しているクレジットカードで追加発行する場合です。

申し込み前にクレジットカードの公式サイトで、ETCカードの追加発行に対応しているか確認しておきましょう。保有しているクレジットカードが「家族カード」の場合でも、ETCカードを追加で発行できることがあります。

追加発行の申し込み方法は、クレジットカードの会員専用のWebサイトや、電話などがあります。

ETCカードの追加発行の場合は、早く発送されることが多いです。カード会社によりますが、ETCカードが手元に届くまで1週間程度はみておくとよいでしょう。

インターネットでETCカードを追加して作る方法について、以下のとおりです。

1.保有しているクレジットカードの会員ページにアクセス

保有しているクレジットカードの会員ページにアクセスします。ログイン情報を入力のうえ、ETCカードの申し込みページに移動します。

2.申し込みページで「ETCカードを追加する」を選択

ETCカードの申し込みページ内で「ETCカードの追加発行」の項目にチェックを入れるなどして、ETCカードの申し込みを行います。

3.郵送でETCカードを受け取る

追加発行の場合は、早く発送されることが多いです。カード会社によりますが、申し込みから約1週間程度でクレジットカードに登録した住所に郵送でETCカードが届きます。

クレジットカード付帯のETCカードの審査に関する注意点

新しいクレジットカードとETCカードを同時に作る際は審査があります。

審査では、申込者の支払い能力や、信用情報（各種ローンやクレジットカードの利用履歴など）が確認されているといわれています。

学生や専業主婦（主夫）など本人に収入がない方でも、同居している家族に安定した収入がある場合などは審査に通過することもあります。

申込時に多額の借金を返済中であったり、ローンの支払いを延滞していたりする人は審査に通過しないことがあるので注意しましょう。

保有しているクレジットカードのETCカードを追加発行する場合は、カード会社によって審査の有無が異なります。保有しているクレジットカードは、入会時にすでに審査に通っているため、ETCカードの発行審査は行われないことも多いですが、万が一に備え、申し込み情報は正確に記載しましょう。

「ETCパーソナルカード」の作り方

 

「ETCパーソナルカード」（通称 ETCパソカ）の作り方について解説します。ETCパーソナルカードは、高速道路会社6社が共同で発行するETCカードです。クレジット機能が付いていないため、審査なしで発行できるのが最大のメリットです。

一方で、保証金（デポジット）と、年会費の1275円（税込）を支払わなくてはいけないのがデメリットといえます。

ETCパーソナルカード（出典：阪神高速）

ETCパーソナルカードの作り方は、次のとおりです。

1.利用申込書作成フォームに記入

ETCパーソナルカードの公式サイトには、利用申込書作成フォームがあります。申込者情報、保証金の金額（デポジット額）、利用料金の支払い口座情報などを記入します。保証金の金額は利用者によって異なります。ETCカードの平均利用月額の4ヶ月分が保証金額と定められています。

以下の表は、ETCの平均月額利用額に対して保証金額を換算したものです。どのくらいの金額になるか、参考にしてください。

ETCの平均利用月額	保証金（デポジット）額
750円	3000円
1250円	5000円
2500円	1万円
5000円	2万円
1万円	4万円
1万5000円	6万円

2.申込書を印刷し、該当箇所に自署、押印

利用申込書作成フォームの記入が終わったら、指定の用紙サイズ（A4）に印刷をし、書面の該当箇所に自署、押印をします。

3.運転免許証のコピーを申込書に貼付

申込書の印刷書面には、本人確認書類として運転免許証のコピーを添付する必要があります。申込書の該当箇所に貼り付けて、書面を完成させます。

4.申込書と必要書面を同封してETCパーソナルカード事務局に郵送

書面にした申込書と、必要書面などを同封してETCパーソナルカード事務局宛てに郵送します。なお、郵便代は申込者の負担になります。

5.保証金（デポジット）をコンビニで支払う

事務局で申込書の確認が終わると、保証金の払込用紙が郵送で届きます。近くのコンビニで指定された保証金額を支払いましょう。

6.郵送でETCパーソナルカードを受け取る

保証金の入金が確認でき次第、ETCパーソナルカードが発送されます。入金からETCパーソナルカードが届くまでは2週間程度、申し込みからカードを受け取るまでは約1ヶ月はみておくとよいでしょう。

「ETCにはさまざまな割引サービスがあります」と会田さん

この章ではカーライフアドバイザーの会田さんに、ETCカードの特徴や導入するメリットなどを聞きました。

ETCカードを導入するメリットは、おもに以下の4つがあるといいます。

1.現金を支払わずにETCを通過できる

ETCカードを車載器に挿入しておくと、料金所で停止することなく、減速しながらETCを通過し、自動で高速道路の利用料を決済できます。料金所を通過するたびに現金を用意する必要がなく、手元に現金の用意がなくても高速道路を利用できるのが最大のメリットです。

2.さまざまな割引サービスがある

ETCには、「マイレージポイント」「平日朝夕割引」「深夜割引」「休日割引」の4つの割引サービスがあります。

• ・マイレージポイント

「ETCマイレージサービス」に登録すると、ETC利用料10円ごとに1ポイントのマイレージポイントを貯められます。
マイレージポイントの付与はETCを利用した翌月20日に行われ、自動還元サービスを利用すれば所定のポイントが貯まると自動的に還元額に交換され、通行料金に充てることができます。還元率が5〜10％とかなり高いので、ぜひ利用しましょう。ただし、首都高速／阪神高速は対象外となっています。

道路事業者	ポイントの自動交換単位	還元率
NEXCO東/中/西日本・宮城県道路公社	5000ポイント→5000円分	10％
本州四国連絡高速道路株式会社	5000ポイント→5000円分	10％
愛知道路コンセッション株式会社	1000ポイント→1000円分	10%％
神戸市道路公社	1000ポイント→500円分	5％
広島高速道路公社	1000ポイント→1000円分	10％
福岡北九州高速道路公社	1000ポイント→1000円分	10％

• ・平日朝夕割引

「ETCマイレージサービス」に登録すると、地方部では平日朝夕の通勤時間帯（6～9時の間または17～20時の間）のETC利用料を、利用回数に応じて最大約50％分還元。ETCを利用した翌月20日にマイレージポイントとして付与されます。

1ヶ月の対象走行回数	割引率
1〜4回	対象外
5〜9回	約30％還元
10回以上	約50％還元

※地方部区間最大100km相当分まで

• ・深夜割引

毎日0～4時までの通行料金が最大30％OFFされます。対象時間は2024年中をめどに22〜翌5時に拡大される予定です。

• ・休日割引

地方部では土・日・祝日の高速道路の通行料金が最大30％OFFされます。

	還元率・割引率	対象時間
マイレージポイント	還元率5〜10％	いつでも
平日朝夕割引	約30〜50％還元	平日6～9時、17～20時
深夜割引	最大30％OFF	毎日0～4時
休日割引	最大30％OFF	土・日・祝日

3.クレジットカードのポイントも受け取れる

例えば「JCBカードのETCカードでETCを通過すると、利用料に応じてOki Dokiポイントを貯められる」「dカードのETCカードでETCを通過するとdポイントを貯められる」など、ETCの利用でクレジットカードのポイントを貯めることができます。
中には「三菱UFJカード VIASOカード」のように、ETC利用でポイントが2倍付与されるカードもあります。

4.ETC専用の「スマートインターチェンジ」を通れる

「スマートインターチェンジ」とは、高速道路の本線やサービスエリア、パーキングエリア、バスストップに設置されるETC専用のインターチェンジのことです。
一旦停止する必要はありますが、離れた距離にあるインターチェンジまで行くことなく、高速道路に乗り降りできるので便利です。

この章では、法人向けのETCカードが発行できるクレジットカードを2枚セレクトしました。

法人向けのETCカードをお得に利用できるのは、以下のような人でしょう。

法人の代表者だけでなく、個人事業主も発行できるので、申し込み対象に該当する人はぜひ参考にしてください。

＜法人向けクレジットカード付帯のETCカードおすすめ2選＞

※価格はすべて税込です
※1 JCBカードの切り替えの人は初年度年会費無料の対象になりません

三井住友カード ビジネスオーナーズは、三井住友カードが発行するクレジットカードです。法人カードも年会費が永年無料になるお得なカードです。

法人カードの追加カード（パートナーカード）は最大18枚まで発行できるため、従業員用に複数枚のクレジットカードが必要な会社にはよいでしょう。

法人カードの申し込みには、登記簿謄本や決算書が必要な場合がありますが、三井住友カード ビジネスオーナーズは、本人確認書類の提出のみで申し込みができるのが特徴です。法人化して間もない会社や、個人事業主の人にはおすすめの法人カードです。

「三井住友カード ビジネスオーナーズ」の法人向けETCカードの特徴

三井住友カード ビジネスオーナーズは、法人向けETCカードの発行も可能です。

ETCカードの年会費は初年度無料ですが、次年度以降は550円（税込）に設定されています。ただし、1年以内にETCの利用があれば年会費が無料になるため、ETCカードの利用が目的の人は実質無料で利用できるでしょう。

追加カードとして発行した法人カード（パートナーカード）1枚に対して、1枚のETCカードが発行できます。複数人の社員でETCカードを利用することも可能です。

JCBビジネスプラス法人カードは、JCBが発行する法人を対象にしたキャッシュバック型のクレジットカードです。

出張費などの対象費用から月の利用額に応じてキャッシュバック率が決まり、最大1万5000円がキャッシュバックされます。

JCBビジネスプラス法人カードの年会費は、インターネット入会限定で初年度無料になりますが、次年度以降は1375円（税込）かかります。ただし、月のカード利用額が20万円を超えるとキャッシュバックから実質無料（※）で利用できます。
（※利用額が20万円以上でキャッシュバック率1.0％が適用）

注意する点は、カード利用額に対して適用されるのではなく、対象の費目の利用額でキャッシュバック金額が決まり、特典が適用されます。電話代や飲食代は対象外になるため、気をつけましょう。

「JCBビジネスプラス法人カード」の法人向けETCカードの特徴

JCB法人カードの法人向けETCカードの正式名称は「ETCスルーカードN」といいます。年会費、発行手数料ともに無料です。

ETC利用分もキャッシュバック対象になるため、高速道路を仕事で多く利用する人にはおすすめです。

ETCスルーカードNの最大の特徴は、法人カードの発行枚数に関係なく複数枚のETCカードを発行できる点です。ETCカードを多く必要としている会社には、最適のカードといえるでしょう。

法人向けのETCカードとは

仕事で車を利用することが多い人は、法人向けETCカードの発行を検討するとよいでしょう。

法人向けのETCカードは、おもに3種類あります。

それぞれの法人向けETCカードには特徴がありますが、おすすめは、法人用のクレジットカードにETCカードを追加するのがお得です。

法人向けのETCカードについて、それぞれの特徴を簡単に解説していきましょう。

＜法人向けETCカード種類別の比較表＞

1.法人向けクレジットカードのETCカード

JCB法人カードや、JCB CARD Bizなど、ETCカードの年会費・発行手数料が無料のカードを選べば低コストで運用でき、割引などのメリットを受けられます。
発行にあたってはクレジットカードの審査が必要です。

2.ETCコーポレートカード（クレジット機能なし）

出典：ETC利用照会サービス

東／中／西日本高速道路株式会社が共同で発行する法人向けのETCカードです。
発行にあたり、保証金や発行手数料、年会費などがかかります。クレジット機能はなく、ETCマイレージサービスにも登録できません。

3.法人ETCカード（クレジット機能なし）

出典：高速情報協同組合

ETC協同組合や高速道路協同組合が発行する法人用のETCカード。クレジット機能はなく、審査なしで発行できます。
出資金が1社につき1万円がかかります。また、発行手数料が880円（税込）、年間の手数料が550円〜880円かかります。

最後に、ETCカードやETCの利用に関するよくある質問や疑問について紹介します。

Q. ETCカードとは？

A. 高速道路や有料道路の料金所にある「ETC（Electronic Toll Collection System）」を通過するだけで料金を支払えるカードのことです。ETCカードは、ETC車載器に挿し込んで使います。

ETCの利用率は2024年6月時点で95.0％※1、首都高速は2024年6月時点で98.3％※2に達しており、高速道路を利用する車のほとんどがETCを利用しています。

※1参考：「ETC利用案内：ETCの利用状況 - 道路」（国土交通省）
※2参考：「首都高のETC利用率」（首都高速道路株式会社）

Q. ETCカードの発行はどれくらいかかりますか？

A. 発行元のクレジットカード会社によりますが、発行までに1〜2週間はかかります。

セゾンカードインターナショナルのETCカードは、即日発行も可能です。セゾンカウンターで申込を行い、当日中にクレジットカードと合わせてETCカードを受け取ることができます。

Q. ETCカードは何枚まで申込できますか？

A. 基本的には、1枚のクレジットカードに対してETCカードの申し込みは1枚になります。

ただし、発行元のクレジットカード会社によってETCカードの発行枚数が違うため、各クレジットカード会社の公式サイトを確認しましょう。クレジットカードの会員であれば、家族カードを発行してETCカードを追加で発行することもできます。

セゾンカードインターナショナルは、1枚のクレジットカードで最大5枚までETCカードが発行できます。

Q. 学生はETCカードを作れますか？

A. 18歳以上であれば、クレジットカード付帯のETCカードを発行できます。また、ETCパーソナルカードであれば16歳から発行可能です。

クレジットカード会社が発行元のETCカードは、クレジットカードと一緒に申し込みをするため18歳以上であることが発行の条件になっています。

Q. 女性におすすめのETCカードはありますか？

A. ETCカードは、女性向けにデザインされているカードはありません。ETCカードと一緒に発行するクレジットカードには、女性向けのカードがあります。

年会費無料、ETCカード発行手数料無料のJCB カード W plus Lや、エポスカードは女性に人気のクレジットカードです。

Q. 家族名義でETCカードを発行できますか？

A. できます。

クレジットカードの会員であれば、家族カードを追加発行できる場合があります。家族カードの発行ができる場合は、家族カードに対してETCカードを付帯させることができるため、家族名義でETCカードの発行も可能になります。

Q. 審査なしで発行できるETCカードはありますか？

A. 審査なしでETCカードを発行する方法は、おもに2つあります。

高速道路会社が発行しているETCパーソナルカードは、審査なしで発行できます。
また、クレジットカードに付帯するETCカードでも、カードの会員であれば家族カードの追加カードとしてETCカードを発行する場合は審査がありません。

Q. クレジットなしのETCカードは作れますか？

A. ETCパーソナルカードがあります。

クレジットカードに契約しないでETCカードを発行するには、ETCパーソナルカードを作るといいでしょう。

ETCパーソナルカードは、高速道路会社が共同で発行しているETCカードです。審査なしでETCカードのみを発行できるのが特徴です。
ただし、年会費がかかったり、発行前にデポジット料金の振込が必要などデメリットがあります。

Q. ETCカードの再発行はできますか？

A. 再発行できます。

ETCカードの再発行の申請は、発行元のクレジットカード会社に連絡しましょう。申し込みから再発行までは約1〜2週間はかかります。また、再発行の手数料として1000円程度がかかります。

ETCマイレージサービスに登録している人は、ETCカードの再発行後に登録変更も行いましょう。

Q. デビットカードでもETCカードを発行できますか？

A. 「北國Visaデビットカード」のみ、ETCカードを発行できます。

デビットカードは「残高が足りないとETCを通過できない」こともあり、基本的にETCカードには対応していません。

ただ唯一、「北國VISAデビットカード」のみ、ETC利用料が翌月末に引き落とされるため、ETCカードを発行できます（2024年6月時点）。「北國Visaデビットカード」は、北國銀行に口座を持っている人で満15歳以上であれば申し込むことができます。

Q. 個人用で作ったETCカードをビジネス用の法人ETCカードに変更できますか？

A. 変更できません。

変更したい場合は、ETCカードを発行している法人カードに新規で申し込む必要があります。法人カードと一緒に新しいETCカードを発行しましょう。

Q. ETCカードの有効期限はありますか？

A. カードの券面で確認できます。

ETCカードの有効期限はクレジットカードと同様、カードの券面に書いてあります。

例えば「有効期限：08/24」と書いてあれば、2024年8月まで使うことができ、9月以降は利用できなくなります。カードは基本的に自動更新され、期限が切れる2週間前までには自宅に新しいカードが送られてきます。ただ、中には更新手続きが必要な場合もあるので確認しておきましょう。

Q. ETCカードを紛失したときはどうすればいいですか？

A. 速やかにカード会社に連絡しましょう。

ETCカードを紛失し、誰かの手に渡ると不正利用されてしまう可能性があります。クレジットカード紛失時と同じように発行元のクレジットカード会社に速やかに連絡し、利用停止手続きをとりましょう。

「ETCパーソナルカード」を利用している人で紛失した場合は、ETCパーソナルカード事務局に連絡しましょう。
ETCパーソナルカード事務局：044-870-7333（9〜17時。土日、祝日、年末年始を除く）

Q. ETCカードを解約したいときはどうすればいいですか？

A. カード会社に電話連絡しましょう。

ETCカードを解約したいときは、契約しているクレジットカード会社に電話で連絡し、解約手続きを行いましょう。またクレジットカードを解約すると、ETCカードも同時に解約となるので注意しましょう。

Q. ETCカードの使い方や注意点は？

A. ETCカードとETC車載器のセットアップが必要です。

ETCカードを申し込み、手元に届いても、カード単体で使うことはできません。カー用品店でETC車載器を購入してセットアップを行う必要があります。

ETCカードはETC車載器に挿し込んで使います

その際、注意してほしいのは「自分でセットアップは行えない」こと。セットアップは、ETCの不正利用を防止するために暗号処理など高度なセキュリティ処理を施すため、下記の店章を取得した「セットアップ登録店」で行わなければいけません。

出典：ETC総合情報ポータルサイト

セットアップ店検索｜https://www.go-etc.jp/shop_search/index.html

ETC車載器の価格は5000円台から高いものだと5万円以上。セットアップの価格は3000～5000円、時間は30分程度です。セットアップが終了し、ETC車載器にETCカードを挿入すれば、ETCを通過できます。

「一般的にETC車載器の購入やセットアップ料金は、自動車ディーラーよりもカー用品店の方が安いことが多いです」と会田さん

Q. 高速道路でETCを利用するにはどうすればいいですか？

A. ETCカードをETC車載器に挿入して、ETC専用レーンを通過します。

ETCカードを使って高速道路などの有料道路でETCを利用するには、事前にETC車載器を用意しセットアップを行ったうえで、ETCカードを差し込んでおく必要があります。

高速道路でETCを利用するまでのプロセスをまとめると、下記のとおりです。

Q. バイクもETCカードは必要ですか？

A. バイクでETCを利用する際もETCカードが必要です。

四輪車と同じように、バイクの利用でも専用のETC車載器を用意して、ETCカードを差し込んで利用します。

バイクのETC車載器は、四輪車と比べて取り付けが難しいといわれています。バイク専門店にセットアップと取り付けをしてもらいましょう。

また、バイクのETC利用について一般財団法人ITSサービス高度化機構（ITS-TEA）が問い合わせ窓口を用意しています。不明な点は確認するとよいでしょう。

Q. ETCカードは海外でも使えますか？

A. 海外ではETCカードは使えません。

海外でもETCシステムを導入している国はありますが、日本のETCカードは利用できません。

Q. 1枚のETCカードを複数の車で使えますか？

A. ETCカードを差し替えることで、複数の車で使えます。

車に取り付けられているETC車載器に、持っているETCカードを差し込めば、どの車でも使うことができます。ただし、ETCカードの名義人以外の利用はできないため注意しましょう。

Q. ETCカードの年会費、発行手数料の支払い方法は？

A. 付帯のクレジットカードの支払い方法と同じです。

ETCカードの年会費や発行手数料は、クレジットカードの請求に含まれて支払います。カードの入会日の翌月や翌々月に、登録した引き落とし口座などから支払うことになります。

ETCカードによっては、年会費が初年度無料で次年度から有料になるカードもあるため、発行したカード会社に確認してみましょう。

Q. ETC利用料金の支払い方法は？

A. 付帯のクレジットカードで支払われます。

クレジットカード付帯のETCカードの支払い方法は、一緒に発行したクレジットカードでETCの利用料金が支払われます。

ETCパーソナルカードの場合は、事前に登録した金融機関の口座から引き落としになります。

Q. ETCの利用明細はどのように見ればいいですか？

A. ETC利用照会サービスで確認しましょう。

ETCの利用履歴を確認したい場合は、「ETC利用照会サービス」を利用するのがもっとも簡単です。登録した日から過去15ヶ月分の利用料金、通過日時、通行区間情報、ETC割引額などを確認できます。

Q. ETCの利用料金や割引についての問い合わせ先は？

A. 下記の各高速道路会社のお客さまセンターで受け付けしています。

＜ETCの利用料金や割引に関するお問い合わせ＞

出典：ETC総合情報ポータルサイト

ETCカードは「クレジットカードの追加カードとして作る」「ETCパーソナルカードを作る」という2つの方法で手に入れられますが、基本的には前者がおすすめ。年会費・発行手数料無料で作れるカードが多く、ETC利用額に応じてポイントを貯めることができます。

中でも「JCB カード W」はポイント還元率が1.0％と高くおすすめ。また首都高を使う場合は、日曜日の首都高利用料が20％OFFになる「イオン首都高カード」もおすすめです。

ETCには「深夜割引」と地方部のみ適用になる「平日朝夕割引」「休日割引」などの割引サービスがあり、「ETCマイレージサービス」に登録すると、ETC利用料10円ごとに1ポイントのマイレージポイントを貯めることができます。クレジットカードのポイントとダブルで貯めて、お得にETCを利用しましょう。