【2025年】マイルが貯まる最強クレジットカード！年間20万マイル貯める達人が高還元率カードを厳選

マイルを効率的に貯めるクレジットカード選びのポイント

130枚以上のクレジットカードを所有するクレカの達人である菊地さんは、マイルが貯まりやすいクレジットカードをメインカードとして使用しており、貯めたマイルで定期的に家族旅行を楽しんでいるそうです。

クレジット
カードの達人

菊地 崇仁さん

私はおもにショッピングの決済でマイルを貯めています。買い物をするときは、還元率が上がる特約店で決済することでより多くのマイルを貯めるなど、マイルを貯めるテクニックをふだんから駆使しています。貯めたマイルは家族5人分の特典航空券に変え、毎年の旅行に使っています。今年はANAで鳥取旅行に行きました。

マイルが貯まりやすいカードを選び、使い方を工夫すれば、貯まったマイルで毎年のように国内外の旅行に行くことができます。ただし、年会費や還元率だけに注目してカードを選んでしまうと、貯めたマイルが希望の航空券に使えなかったり、もっと効率的に貯められるカードを見逃してしまったりすることがあります。

そこで、年間に20万マイル以上貯めるという、マイルの達人でもある菊地さんに、マイルを効率よく貯めるために押さえておきたいカード選びのポイントを伺いました。

マイルの貯め方によって選ぶべきクレジットカードは変わる

クレジットカードで貯まるマイルには、大きく分けて2種類あります。

クレジットカードもそれぞれ特徴があり、搭乗でボーナスマイルが多く貯まるカードと、買い物でショッピングマイルが貯まりやすいカードに分かれます。

選び方としては、年に複数回、飛行機に乗るという方は搭乗によるボーナスマイルの特典が多いカードを選び、飛行機には頻繁に乗らないけどマイルを貯めて旅行に行きたいという方はショッピングマイルが貯まりやすいカードを選ぶとよいでしょう。

特に、ショッピングマイルをメインで貯めるなら、マイル還元率や入会・継続時のボーナスマイルが重要な比較ポイントになります。

マイルの貯まりやすさを比較

カード名	ANA JCB 一般カード	ANA VISAプラチナ プレミアムカード
マイル還元率	0.5％	1.5％
入会時のボーナスマイル	1000マイル	1万マイル
月10万円決済時のショッピングマイル	500マイル	1500マイル
年間獲得マイル	7000マイル	2万8000マイル
行ける目的地例（※1）	東京-大阪（片道） 東京-名古屋（片道）	日本-ソウル（1万2000マイル） 日本-香港（1万7000マイル）

※ 2025年6月時点
※1 ローシーズン、エコノミー、1人分

また、マイルを効率よく貯めたいなら、支払いを1枚のカードにまとめるのがポイントです。家族がそれぞれ別のカードを使っている場合は、家族カードを発行して支払いを集約すると、より効率的にマイルを貯められます。ただし、家族カードにも年会費がかかるものがあるので、事前に確認しておきましょう。

「マイルが貯まりやすいカードは、家族カードも同様にマイルを貯められるのでおすすめですが、年会費有料の場合が多いので、その点を考慮して選ぶことが重要です」と菊地さん

目的地に合わせて貯める航空会社のマイルを決める

クレジットカードによって貯められる航空会社のマイルが異なります。日本で生活しているなら、「JALマイル」か「ANAマイル」のどちらを貯めるかを決めておくとよいでしょう。

基本的には好きな航空会社や、後述する「貯まったマイルの活用方法」で使いやすそうなマイルが貯まるものを選べばOKです。ただし、航空会社によって就航している空港に違いがある点には注意が必要です。「実家が山形にある」「八丈島に旅行したい」など、目的地が決まっている場合は、カードを選ぶ前に航空会社の路線をチェックしておきましょう。例えば、山形空港はANAが就航していないので、ANAマイルを貯めても使えません。

目的地がまだ決まっておらず、JALマイルとANAマイルのどちらにするか迷う場合は、貯めたポイントをどちらにも交換できるカードも選択肢に入れるとよいでしょう。

短期間でマイルを貯めたいなら、キャンペーンや特典も要チェック

クレジットカード会社は、マイルがお得に貯まるさまざまなキャンペーンや特典を用意しています。これらを上手に活用すれば、短期間で多くのマイルを貯めることが可能です。

マイルが貯まる特典・キャンペーン例

カード名	JAL・JCBカード プラチナ Pro	ANA VISAプラチナ プレミアムカード	ANA To Me CARD PASMO JCB
年会費	7万7000円	8万8000円	2200円
特典・キャンペーン例	新規入会・継続で8000マイル 年間利用額に応じて最大2万マイル	新規入会・継続で1万マイル ANA航空券や機内販売の利用でマイルが2倍	新規入会・継続で1000マイル 条件達成で利用額に応じて最大2万1000マイル相当 （2025年10月31日まで）

※ 価格はすべて税込
※ 2025年6月時点

例えば、「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」は新規入会・継続で1万マイルがもらえます。同じマイルをショッピングマイルで貯めようとすると、年間に約70万円分の決済が必要です。年会費は8万8000円（税込）と高額ですが、入会もしくは継続のたびに1万マイルを獲得できるので、非常に効率的です。

このように、特典やキャンペーンが充実したカードは年会費が高くなりがちです。しかし、貯まるマイルを考えると十分にもとが取れることが多いでしょう。

さらに、JALやANAもマイルが貯まるさまざまなキャンペーンを実施しています。JALの「マイレージ キャンペーン」やANAの「MYキャンペーン」で詳細を確認できます。定期的にチェックして活用するのがおすすめです。

1年間で海外旅行に行ける？ 月額利用額別シミュレーション

それでは実際に、1年間でどのくらいのマイルを貯められるかシミュレーションしてみましょう。今回は、ANAマイルが貯まる「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」を例に、ショッピングマイルを貯める方法でシミュレーションをしています。

カード情報

ANA VISAプラチナ プレミアムカード	年会費：8万8000円（税込） マイル還元率：1.5％ 入会ボーナスマイル：1万マイル

※2025年6月時点
※1 ローシーズン、エコノミー、往復、1人分

「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」は、入会すると1万マイルを獲得できます。

さらに、月10万円をカードで決済すると、合計2万8000マイルが貯まり、ソウルや香港への往復旅行が可能です。

月20万円の利用なら、合計4万6000マイルになり、ハワイやロサンゼルスへの往復旅行に使えます。

月30万円を決済した場合は、合計6万4000マイルになり、ヨーロッパ各地への往復も可能です。ソウルであればカップル旅行も実現できます。

このように、マイルが貯まりやすいカードを選び、メインカードとして使えば、貯めたマイルで海外旅行も実現できます。以降で、マイルを効率的に貯められるおすすめのクレジットカードを紹介します。

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菊地 崇仁さん

年会費8万8000円（税込）（※）に対して、毎月30万円決済したとしても獲得できるのが6万4,000マイルだと少なく感じる方もいるかもしれません。しかし、マイルは特典航空券に交換すると1マイルあたり少なくても2〜3円程度の価値があるので、十分に元が取れることが多いです。

※ 2025年12月10日より年会費9万6800円（税込）

クレカの達人が厳選！マイルがザクザク貯まる最強クレジットカード

菊地さんおすすめの、マイルが効率よく貯まるクレジットカードを紹介します。

JALマイルを貯めたい方、ANAマイルを貯めたい方向けに、それぞれの還元率が高く、特典やサービスも充実してたカードを2枚ずつ厳選。さらに、どのマイルを貯めるかまだ決まっていない方向けに、さまざまなマイルに交換できるお得なカードも1枚をピックアップしています。

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菊地 崇仁さん

＜選定のポイント＞
「年会費が高めでも、マイル還元率や特典が豪華な高ステータスカード」と「年会費は抑えつつマイルを効率よく貯められるカード」を、JAL・ANAそれぞれ2枚ずつ選びました。さらに、貯めたポイントをJALマイル・ANAマイルのどちらにも交換できるカードも1枚セレクトしています。

年間500万円の利用で毎年8万マイルが貯まる JAL・JCBカード プラチナ Pro

基本情報
年会費	7万7000円
ポイント還元率	—
マイル還元率	1.0％
国際ブランド
家族カード	年会費：4400円
ETCカード	無料
海外旅行傷害保険	最高1億円（自動付帯）
国内旅行傷害保険	最高1億円（自動付帯）
スマホ決済	Apple Pay、Google Pay
申し込み資格	日本に生活基盤があり日本国内での支払いが可能で、20歳以上かつ本人に安定した継続収入のある方（学生を除く）

専門家のおすすめポイント

JALカードの最上位ステータスで、「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」にステータス面で初めて匹敵するカードです。「プラチナ」にはない、毎年8000マイルの「入会・継続ボーナスマイル」や、300万円以上の利用で1万マイル、500万円以上の利用で2万マイルがもらえる「年間利用ボーナスマイル」、「プラチナ Pro」限定の優待などを備えています。年会費は高額ですが、家族カードの年会費は比較的リーズナブルなので、家族で使う方がお得になります。

株式会社ポイ探 代表取締役

菊地崇仁さん

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※ 価格はすべて税込

2025年4月に登場した、最上位のJALカード。年会費が7万7000円（税込）と高額ですが、基本のマイル還元は1.0％（100円利用につき1マイル還元）。イオンやファミリーマート、マツモトキヨシなどの「JALカード特約店」では還元率が2.0％にアップします。年間利用額が多いほどボーナスマイルが多くもらえるのも特徴です。

年間の利用額に応じてボーナスマイルがもらえる

JAL・JCBカード プラチナ Proでは、以下のボーナスマイルが用意されています。

例えば、JAL便に年1回搭乗し、年間利用額300万円の場合、5万マイル（入会・継続ボーナスマイル1万＋年間利用ボーナスマイル1万＋基本還元3万）獲得できます。これで、日本-グアム間をビジネスクラスで往復（4万6000マイル）可能です。

同じくJAL便に年1回搭乗し、年間利用額が500万円の場合は、合計8万マイル（入会・継続ボーナスマイル1万＋年間利用ボーナスマイル2万＋基本還元分5万）を獲得でき、日本-ニューヨーク間をプレミアムエコノミークラス（8万マイル）で往復可能です。

豪華なホテル特典＆プラチナ・コンシェルジュサービスが付帯

JAL・JCBカード プラチナ Proには、本会員・家族会員を対象とした豪華な優待特典が付帯しています。

JAL・JCBカード プラチナ Pro限定の優待特典例

ホテル名	優待内容
オークラ ニッコー ホテルズ	One Harmonyステータス「エクスクルーシィヴ」ステータスへの招待 ※受付開始は2025年秋ごろを予定
AQUASENSE Hotel & Resort	沖縄のリゾートホテル「AQUASENSE Hotel & Resort」のプラチナ Pro会員限定プランの利用
グランディスタイル旧軽井沢ホテル＆リゾート	軽井沢のライフスタイルリゾート「グランディスタイル旧軽井沢ホテル＆リゾート」のプラチナ Pro会員限定プランの利用 ※2025年8月27日新規オープン

出典：「JAL・JCBカード プラチナ Pro」公式サイト

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カードの達人

菊地 崇仁さん

「この他、年に1回、サクララウンジ（国内線・国際線いずれか）を利用可能。また「プライオリティ・パス」が付帯しており、世界各国の空港ラウンジを無料利用できます。国内・海外のレストラン予約や、海外のミュージカルなどのチケット手配、海外でのトラブル対応なども依頼できる「プラチナ・コンシェルジュサービス」も付帯しているのも魅力です。

JAL・JCBカード プラチナ Proで貯まるマイルをシミュレーション

JAL・JCBカード プラチナ Proを使うと、年間でどのくらいマイルが貯まるのでしょうか。ショッピングでの利用に加え、入会特典や年間利用ボーナスを含めて、毎月の利用額ごとにシミュレーションしました。

※ 2025年6月時点
※1 ローシーズン、往復、1人分

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飛行機と電車でマイルとポイントがザクザク貯まる JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード

基本情報
年会費	2万900円
ポイント還元率	0.5〜10％
マイル還元率	1.0％
国際ブランド
家族カード	年会費：8800円
ETCカード	年会費：無料
海外旅行傷害保険	最高5000万円（自動付帯）
国内旅行傷害保険	最高5000万円（自動付帯）
スマホ決済	Suica、Apple Pay
申し込み資格	日本国内に在住で、電話連絡のとれる満20歳以上の安定した収入のある方（学生を除く）

専門家のおすすめポイント

ゴールドカードとして基本的な特典を押さえつつ、最大の特徴は、JR東日本の利用でJREポイントが貯まりやすいこと。例えば「モバイルSuica」にチャージしたうえで使用すると、還元率1.5％分のJREポイントを獲得できます。さらに「えきねっと」で新幹線チケットを購入すれば、JREポイントが最大10％還元されます。JREポイントはJALマイルに交換できるので、鉄道の利用でもマイルを貯めることが可能。空だけでなく陸の旅行が好きな方にもおすすめです。

株式会社ポイ探 代表取締役

菊地崇仁さん

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※ 価格はすべて税込

JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードは、JALマイルとJR東日本のJREポイントの両方が貯まるクレジットカードで、交通系IC・Suicaとしても使うことができます。

JALマイルとJREポイントを効率よく貯められる

通常のショッピングマイルでは100円につき1マイル（還元率1.0％）が付与されます。さらに、飛行機に搭乗すると、フライトマイルの25％がボーナスマイルとして付与されます。例えば、東京（羽田）-大阪（関西）を普通席で往復すると700マイルを獲得可能です。

また、入会後に初めてJAL便に搭乗すると、最大5000マイルをプレゼント。翌年以降も、毎年最初の搭乗時に2000マイルを受け取れる特典が用意されています。

入会特典でJREポイントがもらえる

JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードは、「モバイルSuica」にチャージしたうえで利用すると1.5％分のJREポイントが還元されます。新規入会時には5000ポイントがもらえます。年間のカード利用額が合計100万円を超えると、さらに毎年5000ポイントが獲得できます。また、「えきねっと」での新幹線チケット購入や、「モバイルSuica」の定期券購入では、最大で利用額の10％分のJREポイントを貯めることができます。

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カードの達人

菊地 崇仁さん

JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードは、通常だと年会費が4950円（税込）がかかる「JALカードショッピングマイル・プレミアム」に無料で入会でき、貯まったJREポイントは1500pt＝1000マイルに交換可能です。

ゴールドカードならではの特典も充実

JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードは、旅行の際に便利な付帯特典が充実しているのも特徴です。

空の旅では、国内の主要空港やハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港のラウンジを無料で利用できます。陸の旅では、東京駅構内のプレミアムラウンジ「ビューゴールドラウンジ」を無料で利用できます（※）。さらに、年間利用特典としてカード利用額5万円（税込）ごとに3000円分の東京駅施設（グランスタ東京、グランスタ丸の内など）の利用券をもらえます。

※ 別途グリーン車のチケットが必要

また、国内旅行傷害保険と海外旅行傷害保険の最高補償額は5000万円（自動付帯）で、手厚い補償内容になっています。国内旅行傷害保険は、旅行中だけでなく、日常の利用でも適用されます。

JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードで貯まるマイルをシミュレーション

JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードで、1年間にショッピングマイルと入会特典などでどれくらいマイルを貯められるか、シミュレーションしてみました。毎月のカード利用額ごとに獲得できるマイル数を算出しています。

※ 2025年6月時点
※1 ローシーズン、エコノミー、往復、1人分

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マイル還元率が1.5％！ 豪華特典が付帯しANAマイルがどんどん貯まる ANA VISAプラチナ プレミアムカード

基本情報
年会費	8万8000円（※1）
ポイント還元率	0.5％
マイル還元率	1.5％
国際ブランド
家族カード	年会費：4400円
ETCカード	年会費：年1回以上の利用で無料
海外旅行傷害保険	最高1億円（自動付帯）
国内旅行傷害保険	最高1億円（自動付帯）
スマホ決済	Apple Pay、Google Pay
申し込み資格	満20歳以上で、本人に安定継続収入のある方

専門家のおすすめポイント

ANA VISAプラチナ プレミアムカードは、還元率が1.5％と高いので、メインカードとしておすすめです。50％のボーナスマイルがあるのでフライトでマイルが貯まりやすく、入会継続で毎年1万マイルももらえます。「旅行もショッピングも好き」という方に特に向いています。旅行傷害保険が、カードを持っているだけで適用される「自動付帯」なのもポイントです。

株式会社ポイ探 代表取締役

菊地崇仁さん

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※ 価格はすべて税込
※1 2025年12月10日より年会費9万6800円（税込）

ANA VISAプラチナ プレミアムカードは、年会費が8万8000円（税込）と高額です。その分、ANAマイルを効率的に貯められる特典が充実しているのが特徴です。三井住友カードとANAの提携カードで、ANAマイルと三井住友のVポイントを貯められます。

マイル還元率が1.5％と高い

ANA VISAプラチナ プレミアムカードはマイル還元率が1.5％と高く、効率よくマイルを貯められるのが大きな魅力です。さらに、飛行機に搭乗するたびに、フライトマイルの50％がボーナスマイルとして加算されます。

また、新規入会またはカード継続時で、毎年1万マイルがもらえます。日常のショッピングで2000マイルを貯めれば合計1万2000マイルになります。例えば、東京-大阪間（ローシーズン）の往復分の特典航空券（6000マイル×2）を手に入れることがで可能です。

カード利用で貯まる「Vポイント」は、1pt＝3マイルに交換可能できます。Vポイントは、通常のショッピングだけではなく、「ポイントUPモール」を経由してAmazonで買い物をすると、ポイントが0.5～9.5％分加算されます。

プラチナならではの豪華特典も魅力

ANA VISAプラチナ プレミアムカードには、プラチナならではの豪華な特典が用意されています。

多くの高ステータスカードには、国内外の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」が付帯しています。本カードでは、プライオリティ・パスの最高ランクの「プレステージ」も付与されます。さらに、羽田、新千歳、伊丹、福岡、那覇など国内主要空港内16ヵ所にある、「ANAラウンジ」も利用可能です。一部の人しか使えないラウンジで、搭乗前の時間をゆったり過ごせます。

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カードの達人

菊地 崇仁さん

プラチナカードには、24時間365日対応のコンシェルジュサービスも付帯しています。航空券、ホテル、レストラン、エンターテイメント施設の予約や手配、旅行プランの相談など、専属の秘書のように各種の手配を任せることができます。

旅行傷害保険は、国内・海外ともに、持っているだけで補償適用となる自動付帯です。最高補償額は1億円で、海外で緊急手術が必要になった場合など、高額費用がかかる場面でも安心です。

ANA VISAプラチナ プレミアムカードのマイル獲得シミュレーション

ANA VISAプラチナ プレミアムカードを使った場合、1年間でショッピングや特典でどれくらいマイルを貯められるかをシミュレーションしました。毎月の利用金額ごとに、獲得できるマイル数を算出しています。

※ 2025年6月時点
※1 ローシーズン、往復、1人分

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空（ソラ）でも地下鉄（チカ）でもお得に使える ANA To Me CARD PASMO JCB（ソラチカカード）

基本情報
年会費	2200円
ポイント還元率	0.5％
マイル還元率	1.0％（※1）
国際ブランド
家族カード	年会費：1100円
ETCカード	年会費：無料
海外旅行傷害保険	最高1000万円（自動付帯）
国内旅行傷害保険	国内航空傷害保険：最高1000万円（自動付帯）
スマホ決済	PASMO、Apple Pay、Google Pay
申し込み資格	18歳以上で本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上で学生の方

専門家のおすすめポイント

東京メトロをよく使う方におすすめのカードです。メトポ会員サイトにアクセスし、会員登録をすれば、本カードで東京メトロに乗車するだけで、平日は5メトロポイント、土・日・祝は15メトロポイントが貯まります。また「PASMOオートチャージサービス」を使えば、1000円のチャージにつき5マイルが貯まります。

株式会社ポイ探 代表取締役

菊地崇仁さん

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※ 価格はすべて税込
※1 マイル自動移行コースが「10マイルコース」の場合

ANA To Me CARD PASMO JCB（ソラチカカード）は、ANAマイル、JCBのOki Dokiポイント、メトロポイントが貯まるクレジットカードです。交通系ICカードのPASMOとしても使えます。

ポイントを自動でANAマイルに交換できる

初年度の年会費は無料です。2年目以降は年会費2200円（税込）がかかりますが、カード入会・継続時に毎年1000マイルのボーナスマイルを獲得できます。さらに、飛行機に搭乗するたびに、フライトマイルの10％がボーナスマイルとして加算されます。

ショッピング利用で貯まる「Oki Dokiポイント」は、1000円（税込）ごとに1ポイント付与されます。「マイル自動移行コース」に申し込むと、Oki Dokiポイントを自動的にマイルに交換できます。

自動移行コースは以下の2種類あります。

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カードの達人

菊地 崇仁さん

Oki Dokiポイントのマイル自動移行コースは、「10マイルコース」がおすすめ。年間手数料がかかりますが、無料の「5マイルコース」の倍のマイルを貯められます。「10マイルコース」に入会することを見越して、「年会費7700円（税込）で、マイルが1.0%貯まるカード」と考えてもよいでしょう。

ソラチカカードのマイル獲得シミュレーション

ソラチカカードを使った場合、1年間でショッピングマイルや特典でどれくらいマイルを貯められるか、シミュレーションしてみました。毎月の利用額ごとに獲得できるマイル数を算出しています。

※ 2025年6月時点
※1 ローシーズン、エコノミー、往復、1人分

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ポイントを各航空会社のマイルに高いレートで交換できる Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード

基本情報
年会費	8万2500円
ポイント還元率	0.5〜6.0％
マイル還元率	1.0〜1.5％
国際ブランド
家族カード	1枚目無料、2枚目以降は4万1250円
ETCカード	年会費：無料
海外旅行傷害保険	最高1億円（利用付帯）
国内旅行傷害保険	最高5000万円（利用付帯）
スマホ決済	Apple Pay
申し込み資格	20歳以上で本人に安定した継続的な収入のある方（※1）

専門家のおすすめポイント

Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カードは、年会費が高めですが、さまざまな特典を受けられる人気のカードです。「ゴールドエリート」としてマリオット系列の高級ホテルを利用でき、ポイントも効率的に貯められます。貯めたポイントは、JALマイルやANAマイルに還元率1.25％で交換可能です。特にJALマイルへの交換がおすすめです。「JAL・JCBカード プラチナ Pro」の還元率1.0％よりも高いレートで交換できます。ANAマイルへの交換は、「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」の還元率1.5％よりも低いレートになります。

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菊地崇仁さん

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※ 価格はすべて税込
※1 Marriott Bonvoy®会員番号が必要

どのマイルを貯めるか決まっていない人におすすめなのが、Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カードです。このカードでは、還元率3.0％でMarriott Bonvoy®ポイントを貯められます。日常のスーパーやネットショッピングなどでの決済はもちろん、マリオット系列ホテルでの宿泊決済では、100円ごとに6ポイントが貯まります。

50以上の航空会社のマイルに交換できる

貯めたMarriott Bonvoy®ポイントはJALやANAだけではなく、ユナイテッド航空、エールフランスなど50以上の航空会社のマイルに交換できます。マイル還元率は1.0〜1.5％です。JALマイルとANAマイルは3pt＝1マイルで交換可能です。さらに、6万ポイントが貯まるごとに交換すると、ボーナスポイントとして5000マイルが加算されるので、JALとANAのマイル還元率は最大1.25％になります。

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菊地 崇仁さん

Marriott Bonvoy®ポイントの有効期限は「最後のポイント獲得日から2年間」ですが、コンビニ決済などでも条件を満たせるため、メインカードとして使う場合、実質無期限と考えて問題ありません。

マリオット系列ホテル・レストランの利用でポイントがどんどん貯まる

Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カードを用いて、マリオット系列のホテルやレストランを利用すると、100円ごとに6ポイントが貯まります。さらに、宿泊時には、1米ドルにつき12.5ポイントが付与されます。

貯まったポイントはマイルへの交換のほか、会員専用サイトでのショッピング、レンタカー、レストラン・バーでの利用に使えます。また、ポイントを使って日本国内94軒、世界138の国と地域、7900軒を超えるMarriott Bonvoy ロイヤルティプログラム参加ホテルで無料宿泊することも可能です。

日本国内と海外のマリオット系列のホテルで、宿泊に必要なポイントの例を紹介するので、参考にしてください。

この他、プログラム期間中に400万円以上（2026年10月26日までは150万円以上）決済し、カードを継続すると、最大7万5000ポイント分の無料宿泊特典がもらえます。

「ゴールドエリート」会員資格と充実した補償サービスを利用可能

Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カードを所有すると、Marriott Bonvoy®のエリート会員資格「ゴールドエリート」が付与されます。

「ゴールドエリート」会員は、以下のような特典を受けられます。

また、旅行時の補償も充実しています。海外旅行傷害保険は最高1億円、国内旅行傷害保険は最高5000万円（どちらも利用付帯）です。

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貯まったマイルの活用方法

フライトやショッピングで貯めたマイルは、航空券に交換するだけでなく、幅広い使い道があります。知っておくと、よりお得に活用できるでしょう。菊地さんに、マイルの具体的な活用方法を伺いました。

「貯まったマイルは、席のグレードアップや、イベントのチケットに交換するのもおすすめです」と菊地さん

1. 特典航空券に交換する

マイルの代表的な使い道は「特典航空券」への交換です。特典航空券とは、JALマイレージバンク／ANAマイレージクラブに入会し、貯めたマイルで交換できる航空券を指します。国内線・国際線はもちろん、提携航空会社の便にも使えるため、マイルを使って無料で飛行機に乗ることができます。

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菊地 崇仁さん

特典航空券に関しては、今はANAの方が使い勝手がいいと思います。理由は、JALでは特典航空券の予約変更ができなくなったためです。例えば旅行中に、「帰りの便を少し遅らせたい」といったことはよくあると思いますが、ANAは前日まで、席が空いていたら対応してくれます。一方、JALは変更できず、取消手数料（国内線1000円、国際線3100円）を支払ってキャンセルし、改めて予約する必要があります。

JALとANAそれぞれで特典航空券を手配した際の、目的地別の必要マイル数の例は以下のとおりです。

特典航空券に関しては、便ごとに「〇席まで」といった予約枠が設定されています。そのため枠が埋まると新規予約はできません。特にハイシーズンは予約枠が早く埋まりやすく、直前の予約は難しくなります。旅行の予定が決まったら、できるだけ早めに手配するのがおすすめです。

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菊地 崇仁さん

JALに関しては、一度マイル枠が埋まっても、さらにマイルを積めば、特典航空券で予約できるシステムがあります。「マイル消費が通常より多くなっても構わないので、年末年始などに絶対に特典航空券で予約してハワイに行きたい」といった場合など、ハイシーズンでの予約に便利です。

2. 座席をアップグレードする

マイルを使えば、予約済みの座席を上位クラスへアップグレードすることもできます。必要なマイル数の目安を以下にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

3. 特別な体験に使う

「JALプレミアム体験特典」や「ANAトラベラーズ アクティビティ」では、マイルを使ってミュージカルや舞台、スポーツ観戦や、体験・見学ツアーなど、ふだんなかなか味わえない特別な体験に参加できます。

クレジット
カードの達人

菊地 崇仁さん

特にJALは、マイルを使ったプレミアム体験特典に力を入れています。実際に私もマイルを使って東京ドームのジャイアンツ戦を観戦しましたが、バックネット裏のとても良い席で驚きました。現在、JALは特典航空券の予約変更ができなくなったので、このプレミアム体験特典にマイルを使うのがおすすめです。

JALとANAそれぞれの、マイルを使って体験できる内容例をご紹介します。ぜひ参考にしてください。

4. 宿泊代に充てる

マイルは、旅行先でのホテル代にも利用できます。

JALの「JMBワールドマーケットプレイス」では国内外55万軒以上のホテルを、ANAの「ANAトラベラーズ ホテル」（国内）と「ANAワールドホテル」（海外）では合わせて150万軒以上のホテルを予約・決済できます。

宿泊先と必要なマイル数の例を紹介するので、参考にしてください。

※ 2025年6月時点
※1マイル＝1円として宿泊代に使用可能

5. 航空会社のポイントや提携ポイントに交換する

貯めたマイルは、JALなら「e JALポイント」、ANAなら「ANA SKY コイン」といった各社独自のポイントに交換することもできます。どちらも交換後は1年後の月末まで利用可能なので、「マイルの有効期限が迫っているけど使い道が決まらない」といったときにも便利です。

それぞれの特徴は以下のとおりです。

さらに、JALマイル、ANAマイルのどちらも、提携先のポイントに交換することも可能です。交換できるおもなポイントは以下のとおりです。

クレジットカードのマイルに関するよくある疑問・Q＆A

クレジットカードのマイルに関するよくある疑問について、菊地さんに答えてもらいました。

「マイルは、特典航空券に交換するなど、使い方によって価値を1マイル＝1円以上にすることができます」と菊地さん

Q. マイレージとは？

A. 「マイレージ」とは、航空会社が提供するポイントプログラムのことです。マイレージで貯まるポイントが「マイル」です。

マイルは、飛行機に搭乗したり、ショッピングをすることで貯まり、貯まったマイルは特典航空券や航空会社のポイントなどに交換できます。

Q. マイルとポイント、どちらを貯めるのがお得？

A.使い道次第でどちらがお得かは変わります。

マイルの魅力は「特典航空券」に交換できること。例えばANAで、東京-大阪間を往復（レギュラーシーズン・普通席）する場合、必要なのは1万3000マイル。通常の航空券だと約4万円かかるので、1マイル＝約3.08円の価値になります。

一方で、ポイントを1万3000貯めるには、還元率1.0％なら130万円の利用が必要。ポイントの多くは「1ポイント＝1円」換算なので、マイルほどの高い価値にはなりにくい傾向があります。

ただし注意点として、マイルが貯まるカードは年会費が高め。旅行に行かない人にとっては使いにくい場合もあります。

旅行好きの方にとってはマイルが断然お得ですが、旅行に行く機会が少ない方はポイントの方が便利でしょう。

Q. マイルに交換できるポイントに上限はある？

A. 各航空会社と提携しているポイントはマイルに移行できますが、一部には「月ごと」や「年間」で移行できる上限が設定されている場合があります。JALマイルとANAマイルに交換できる代表的なポイントと、その移行上限は以下のとおりです。

Q. 年会費が無料でマイルが貯まるカードはある？

A. 年会費が無料でもマイルを貯められるカードはあります。

例えば、「イオンJMBカード」は、日常の買い物で利用すると200円につきJALのマイルが1マイル貯まります。ただし、飛行機に搭乗した際のマイルは増えません。

まとめ｜マイルが貯まるクレジットカードで、旅行をもっとお得に

今回は、クレジットカードの達人である菊地崇仁さんに、マイルが貯まるカードの選び方や、おすすめのカードを紹介していただきました。

マイルは使い方次第で、1マイル＝1円以上の価値にすることが可能です。マイルの恩恵を最大限に受けたければ、年会費が高めでもマイル還元率の高いカードを選び、フライトやショッピングでしっかり決済するのがおすすめ。マイルがどんどん貯まり、貯めたマイルで飛行機代を支払わずに、旅行に行くことができます。

この記事を参考に、自分に適したクレジットカードを見つけてください。