オイルポットは使用済みの油をろ過することで再利用できる便利なキッチンアイテム。お財布にも、環境にも優しいと注目されています。 しかし、サイズや油をろ過する方法の違いなど、意外と種類が豊富なため、いざ購入しようと思ってもどれを選べばよいのか迷ってしまう人も多いでしょう。

そこで今回は、スーパーエコごはん研究家の桃世真弓さんに、オイルポットの選び方のポイントや厳選した商品のおすすめポイントについて解説していただきました。

専門家が教える!オイルポット選びのポイント

  • 一人暮らしならコンパクトサイズのものが便利
  • ファミリーならろ過できる油の量が1L以上のものを選ぶ
  • 揚げ物をよくするならカートリッジフィルタータイプの鍋型がおすすめ
  • コスパ重視なら鉄製やステンレス製、デザイン重視ならホーロー製に注目

また、your SELECT.編集部が厳選したおすすめのオイルポットも紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

おすすめのオイルポット10選

メーカー
商品名
オイルポット ロカポ ホーロー製NOL-800 油ろ過器 油っくりんナイス フィルター4枚入り m.design オイルポット SMD-10 らく揚げダブルポット 36555 活性炭オイルポット H-OP900 ケユカ Lidest オイルポット II フィルト オイルポット 1.0L 二重こし網 オイルポット エブリック ER-7574 オイルポット 1.3L ステンレス LEEKEY あぶらこしポット 日本製 オイル ポット 1.0L フッ素加工 オーリオ H-5076

野田琺瑯

ダスキン

万年

下村企販

アイリスオーヤマ

河淳

富士ホーロー

和平フレイズ

LEEKEY

パール金属

オイルポット ロカポ ホーロー製NOL-800

油ろ過器 油っくりんナイス フィルター4枚入り

m.design オイルポット SMD-10

らく揚げダブルポット 36555

活性炭オイルポット H-OP900

ケユカ Lidest オイルポット II

フィルト オイルポット 1.0L 二重こし網

オイルポット エブリック ER-7574

オイルポット 1.3L ステンレス LEEKEY あぶらこしポット

日本製 オイル ポット 1.0L フッ素加工 オーリオ H-5076

特徴 スタイリッシュ 独自フィルター使用 重ね置きOK 揚げ鍋と一体化 二重構造でろ過 蓋が自立して置ける 二重こし網式 受け皿付きで大容量 オールステンレス 蓋がワンタッチで開閉
参考価格(税込) 5396円 4450円 2200円 7150円 3373円 3179円 3960円 1192円 2000円 1980円
容量の目安 800ml 600ml 800ml 600ml 900ml 1000ml 1000ml 1300ml 1300ml 1000ml
ろ過方法 こし網+活性炭フィルター こし網+粉状活性炭フィルター こし網 こし網+活性炭フィルター こし網+活性炭フィルター こし網 二重のこし網 こし網 こし網 こし網
材質(本体) ホーロー SUS304(ステンレス) スチール(シリコンコート加工) ステンレス鋼 (クロム18%) スチール(フッ素樹脂加工) 18-8ステンレス鋼 ほうろう用鋼板 鉄(内外面にフッ素樹脂加工) SUS304(ステンレス) 鉄(フッ素樹脂加工)
重量 850g 684g 332g 1370g(セット) 454g 940g(梱包込み) 550g 460g 370g 317g
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SELECTor

桃世真弓

スーパーエコごはん研究家

桃世真弓さん

料理教室を主宰し、スーパーで買える食材で作る、簡単でおいしい節約・時短レシピを数多く提案。作りやすく体にも財布にもやさしい料理は絶大な人気を得ている。テレビ、雑誌へのレシピ提供、調理道具や家電の検証、料理漫画の監修など幅広く活躍中。

本記事は、提携する企業のプロモーション情報が含まれます。掲載するサービス及び掲載位置に広告収益が影響を与える可能性はありますが、サービスの評価や内容などはyour SELECT.が独自に記載しています。(詳しくはAbout Usへ)

目次

プロが教えるオイルポットの基礎知識

オイルポットは、使った油をこし網やフィルターなどでろ過することで揚げかすや油の汚れ、においを取り除き、効率よく再利用することができるキッチンアイテムです。

商品を選ぶうえで押さえておきたいオイルポットの基礎知識について桃世さんに伺いました。

「オイルポットの正しい知識を身につけ、快適に油を保存・再利用してお料理を楽しみましょう」

「オイルポットの正しい知識を身につけ、快適に油を保存・再利用してお料理を楽しみましょう」

オイルポットの構造

まずは、オイルポットの構造について見ていきましょう。

まずは、オイルポットの構造について見ていきましょう

オイルポットは基本的に、上部から容器の蓋、油をろ過する部分、そして、油を保存する本体の3層で成り立っています。
ただし、製品ごとに容器の素材ろ過方法(ろ過する部分の構造)、こして保存できる油の容量に違いがあり、これらが製品を選ぶ際のポイントにもなります。

オイルポットのおもな部位と特徴

部位
特徴
容器の蓋 ・ろ過した油へのほこりなどが混入することや、油の酸化を防ぐ役割
こし網・フィルター ・使用済み油の揚げかすなどを除去する役割
・「活性炭フィルター」などで微細な汚れやにおいも取り除く仕様のものもある
本体 ・ろ過した油を保存する部分
・保存可能容量は製品によって異なる
ハンドル ・オイルポットを移動する際やを注ぐときに便利
注ぎ口 ・ろ過して保存した油を揚げ鍋やフライパンなどに注ぐ部位

オイルポットの形状

オイルポットの形状を大きく分けると、「ポット型」と「鍋型」の2種類になります。

オイルポットの形状

「ポット型」の例
「鍋型」の例
形状 「ポット型」の例 「鍋型」の例
特徴 ・油のろ過と保存の機能を兼ねる
持ち手が1つのものがほとんど
比較的安価で1000円以下で購入できるものもある
・縦の形状で省スペース
・油のろ過と保存と揚げ物鍋の機能を兼ねる
持ち手が2つのものも多い
・最低でも数千円~と価格は高め
・保管の際に場所をとりやすい
向いている人 とりあえずオイルポットを使ってみたい人 よく揚げ物をする人

ポット型」は、縦型のポット形状の容器に油を注ぎ入れてろ過するというもので、ポット部分にろ過した油を保存します。オイルポットといわれるもののほとんどがポット型であり、製品の種類も豊富です。一般的にコンパクトで手頃な価格のものが多く、「鍋型」に比べると安価です。

鍋型」は、比較的最近登場した形状で、通常2つの揚げ鍋がセットになっています。揚げ物調理の後、油をもう1つの揚げ鍋にろ過しながら注ぎ、次回揚げ物をするときには油を保存している鍋をそのまま使用するという仕組みです。先に使った方の揚げ鍋は洗って、ろ過した油を入れた鍋の蓋として使います。
「ポット型」より広い保管スペースが必要ですが、オイルポットから揚げ鍋に油を移す必要がなく、すぐに揚げ物ができるので、よく揚げ物をする家庭にはとても便利といえます。ただし鍋の大きさにもよりますが、「ポット型」に比べると高価です。

オイルポットの油ろ過方法

オイルポットは、油をろ過する方法によって「こし網タイプ」「カートリッジフィルタータイプ」「専用紙フィルタータイプ(ろ過パウダータイプを含む)」に大別できます。自分に合ったオイルポットを選ぶためにもそれぞれの特徴を知っておきましょう。

オイルポットの油ろ過方法

こし網タイプ

使用済みの油を網でこしてろ過するタイプです。フィルターを使うタイプに比べるとろ過精度は劣りますが、こし網は汚れても洗浄して繰り返し使えるため、カートリッジフィルターや使い捨ての専用紙フィルターを使うタイプよりランニングコストは抑えられます

製品によってこし網の目の細かさが異なり、目の細かい網を採用しているものほど小さな揚げかすまで除去することができます。また、目の細かい網と粗い網を二重に使用することでろ過精度を高めている製品もあります。

シンプルなこし網型のろ過精度では満足できない場合は、こし網の上に市販の油こし紙を重ねて使用するのもおすすめです。

カートリッジフィルタータイプ

使用済みの油を、オイルポット内部に装着したカートリッジ式のフィルターに通してろ過するタイプです。フィルターには活性炭などが使用されており、油の汚れやにおいなどを除去する能力が高いのが特徴です。

ただし、数回油をこしてフィルターが汚れると取り替える必要があるため、ランニングコストがかかります。
ちなみに、多くのカートリッジフィルター型にはこし網も付属しており、揚げかすなどは網で、油自体の汚れやにおいはフィルターでろ過するようになっています。

専用紙フィルタータイプ

こし網型やカートリッジフィルター型に比べると製品の数は少ないですが、専用の紙製フィルターでろ過する「専用紙フィルター型」のオイルポットもあります。専用紙フィルターはカートリッジ式のフィルターに比べると安価ですが、1回で使い捨て、あるいは、数日で取り替えが必要です。

また、カップ型の専用紙フィルターと「ろ過パウダー」を組みあわせて使うことでろ過精度を高めるタイプもあります。ろ過パウダーは食品添加物に認められており、表面に無数の細孔をもつ粘土の一種で、ろ過紙では取り除くことができない油の老廃物汚れを吸着してくれます。また、こす油の量にあわせて調節可能です。

オイルポット本体の素材

オイルポットの本体に使われている代表的な素材は、ホーロー、ステンレス、シリコン樹脂やフッ素樹脂でコーティングしたスチールまたは鉄などがあげられます。

ホーロー製
ステンレス製
鉄製またはスチール製
軽さ
さんかく
まる
まる
耐久性
さんかく
はなまる
まる
油の色の見やすさ
はなまる
さんかく
さんかく
洗いやすさ
はなまる
まる
まる

ホーロー製は、油がこびりつきにくくて洗いやすく、内側が白いので酸化すると茶色くなる油の色が確認しやすいのが大きなメリット。デザインもスタイリッシュなものが多く、カラーバリエーションも豊富です。ただし、材質上本体が重い、注ぐ際に油がもれやすい、衝撃に弱く欠けたり割れたりしやすい、などのデメリットもあり取り扱いには注意が必要です。

ステンレス製のオイルポットは大きさや形のバリエーションが豊富で、機能を優先したい人に向いています。
ステンレス素材は洗浄などの手入れがしやすいことに加え、本体が軽量なので大容量の油を保存するのにも適していますが、材質の色味の問題もあって油の色が確認しづらい傾向があるため、油の劣化状況をチェックする際には注意が必要です。

内側あるいは全体がフッ素樹脂あるいはシリコン樹脂などでコーティングされているスチールまたは鉄製のオイルポットは、価格がリーズナブルなことが一番の特徴。こぼれた油を受け止める受け皿付きのデザインのものも多くあり、手軽に使うことができます。
また、樹脂加工によって油がこびりつきにくくなっているためメンテナンスも比較的簡単です。

オイルポットの選び方

各ご家庭の家族構成や揚げ物油の使用頻度などにあわせたオイルポット選びのポイントを、桃世さんに解説していただきました。

オイルポットの選び方

  • 一人暮らしならコンパクトタイプに注目
  • ファミリーならろ過できる油の量が1L以上のものが良い
  • よく揚げ物をする家庭には鍋型がおすすめ
  • コスパで選ぶなら鉄製やステンレス製デザイン重視ならホーロー製も要チェック
料理スタイルや家族構成によって適切な製品は異なる

料理スタイルや家族構成によって適切な製品は異なる

一人暮らしで使うなら

シングル世帯で揚げ鍋も小さなものを使っていたり、油を使う料理をする頻度が少ない方には、使いやすさと収納のしやすさを重視し、コンパクトなサイズのポット型がおすすめです。
こし網型は小容量の製品も多いので選択肢は増えますが、揚げ物の頻度が少ない場合などはしっかりろ過しておきたいのでカートリッジフィルター型がよいでしょう。

ステンレスやホーロー製のオイルポットは比較的小容量タイプも多いので、スペースの限られたキッチンでも使いやすく冷暗所保存もしやすいです。

ファミリーで使うなら

ファミリーで使うなら

ファミリーで使う場合は、ろ過できる油の量が1L以上の大きさの製品がおすすめです。ただし、油が満量入ったときのことを考えて扱いやすいオイルポットを選びましょう。ステンレス製など軽い素材で本体が重すぎず、ハンドル付きなど安全に持ち運びできる形状であることも大切です。

揚げ物をよくする場合は、ろ過効率が高いこし網+カートリッジフィルター型がおすすめです。ろ過精度がより高くなるため、油の再利用の回数も増やせます。また、揚げ鍋に油を移す手間が省ける鍋型のオイルポットで容量の大きなものは、揚げ物を作る機会が多い家庭には便利でしょう。

おすすめオイルポット10選

ここからはキッチンウエアクリエーターの桃世さんに伺った内容をもとに、your SELECT.編集部が厳選した10製品をご紹介します。

 

おすすめのオイルポット10選

メーカー
商品名
オイルポット ロカポ ホーロー製NOL-800 油ろ過器 油っくりんナイス フィルター4枚入り m.design オイルポット SMD-10 らく揚げダブルポット 36555 活性炭オイルポット H-OP900 ケユカ Lidest オイルポット II フィルト オイルポット 1.0L 二重こし網 オイルポット エブリック ER-7574 オイルポット 1.3L ステンレス LEEKEY あぶらこしポット 日本製 オイル ポット 1.0L フッ素加工 オーリオ H-5076

野田琺瑯

ダスキン

万年

下村企販

アイリスオーヤマ

河淳

富士ホーロー

和平フレイズ

LEEKEY

パール金属

オイルポット ロカポ ホーロー製NOL-800

油ろ過器 油っくりんナイス フィルター4枚入り

m.design オイルポット SMD-10

らく揚げダブルポット 36555

活性炭オイルポット H-OP900

ケユカ Lidest オイルポット II

フィルト オイルポット 1.0L 二重こし網

オイルポット エブリック ER-7574

オイルポット 1.3L ステンレス LEEKEY あぶらこしポット

日本製 オイル ポット 1.0L フッ素加工 オーリオ H-5076

特徴 スタイリッシュ 独自フィルター使用 重ね置きOK 揚げ鍋と一体化 二重構造でろ過 蓋が自立して置ける 二重こし網式 受け皿付きで大容量 オールステンレス 蓋がワンタッチで開閉
参考価格(税込) 5396円 4450円 2200円 7150円 3373円 3179円 3960円 1192円 2000円 1980円
容量の目安 800ml 600ml 800ml 600ml 900ml 1000ml 1000ml 1300ml 1300ml 1000ml
ろ過方法 こし網+活性炭フィルター こし網+粉状活性炭フィルター こし網 こし網+活性炭フィルター こし網+活性炭フィルター こし網 二重のこし網 こし網 こし網 こし網
材質(本体) ホーロー SUS304(ステンレス) スチール(シリコンコート加工) ステンレス鋼 (クロム18%) スチール(フッ素樹脂加工) 18-8ステンレス鋼 ほうろう用鋼板 鉄(内外面にフッ素樹脂加工) SUS304(ステンレス) 鉄(フッ素樹脂加工)
重量 850g 684g 332g 1370g(セット) 454g 940g(梱包込み) 550g 460g 370g 317g
購入サイト Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo

【一人暮らし向き】小さいのに高性能!おすすめオイルポット4選

一人暮らしの方や、油を使った料理をする頻度が高くない方におすすめのオイルポットを紹介します。

スタイリッシュなデザインも魅力 野田琺瑯(noda horo) オイルポット ロカポ ホーロー製 NOL-800

参考価格: ¥5,396(税込)

形状 ポット型
ろ過方法 こし網+活性炭フィルター(カートリッジフィルター)
材質(本体) ホーロー
サイズ(幅×奥行×高さ) 18.5×14.0×21.0cm
重量 850g

専門家のおすすめポイント

開けやすい蓋などスタイリッシュなデザインと機能性を併せ持ったオイルポットです。ホーロー製は油汚れがつきにくく、外側の汚れも簡単に拭き取れるのでいつもきれいに使いたい人、オイルポットにもデザイン性を求める人におすすめです。

桃世真弓さんのおすすめポイント

スーパーエコごはん研究家

桃世真弓さん

Amazonの口コミ・レビュー

ホーロー製品では定評のある野田琺瑯(ほうろう)のオイルポットです。清潔感のある白色で、つまみ部分を大きくした蓋や、くびれのある本体など機能性だけでなくデザイン性が高いのも魅力。こし網とカートリッジフィルターを入れるろ過器部分はステンレス製で洗浄も簡単です。

独自のフィルターで微細な汚れやにおいもしっかりろ過 ダスキン(DUSKIN) 油ろ過器 油っくりん ナイス フィルター4枚入り

参考価格: ¥4,450(税込)

形状 ポット型
容量の目安 600ml
ろ過方法 こし網+粉状活性炭フィルター(カートリッジフィルター)
材質(本体) SUS304(ステンレス)
サイズ(幅×奥行×高さ) 20.5(グリップ含む)×16.4cm
重量 684g

専門家のおすすめポイント

注ぎ口にたまった油が使用後、溝を通って容器に戻る仕組みで油が外にたれないのでストレスフリー。独自の粉状活性炭フィルターで微細な汚れの粒子もしっかりキャッチしてくれます。

桃世真弓さんのおすすめポイント

スーパーエコごはん研究家

桃世真弓さん

Amazonの口コミ・レビュー

粉状活性炭」を使うメーカー独自の高機能フィルターを使用したオイルポットで、エコマーク取得製品。専用のカートリッジフィルターしか使用できませんが、ろ過精度を求める人に向いています。油だれを防ぐ注ぎ口の工夫や、つまみがないフラットな蓋、握りやすいグリップなど、使い勝手の良さも光る設計です。

コンパクトなこし網タイプで保管しやすいデザイン 万年(mannen) m.design オイルポット SMD-10

参考価格: ¥2,200(税込)

形状 ポット型
容量の目安 800ml
ろ過方法 こし網
材質(本体) スチール(シリコンコート加工)
サイズ(幅×奥行×高さ) 13.2×18.5×10.6cm
重量 332g

専門家のおすすめポイント

軽量で扱いやすく、持ち手を握ったときに本体に手が当たらない設計になっているのもうれしいポイント。蓋のつまみがないので、使わないときは上に物をのせることが可能なのも便利です。

桃世真弓さんのおすすめポイント

スーパーエコごはん研究家

桃世真弓さん

シンプルなデザインで使いやすい800mlサイズのオイルポットです。つなぎ目がないつくりなので油もれの心配もありません。どんなキッチンにも合うモノトーンカラーのほか、ヴィヴィッドなオレンジ、落ち着いたくすみグリーンが用意されています。

ツイン揚げ鍋型で油のろ過&揚げ物調理が手軽に 下村企販(SHIMOMURA KIHAN) らく揚げダブルポット 36555

参考価格: ¥7,150(税込)

形状 鍋型
容量の目安 600ml
ろ過方法 こし網+活性炭フィルター(カートリッジフィルター)
材質(本体) ステンレス鋼 (クロム18%)
サイズ(幅×奥行×高さ) 34.2×20.8×16.7cm
重量 1370g(セット)

専門家のおすすめポイント

ダブルの揚げ鍋で油のろ過と保存をする仕組み。使うたびにポットから油を揚げ鍋に移す手間がないので時短にもなり、揚げ物料理のレパートリーが広がりそうです。小容量なのでお弁当用など少しの揚げ物も気軽にできます。

桃世真弓さんのおすすめポイント

スーパーエコごはん研究家

桃世真弓さん

Amazonの口コミ・レビュー

「金属加工の集積地」新潟・燕三条のメーカー発のオイルポットで、ガス火・IH電磁調理器のどちらも対応の商品です。付属の活性炭カートリッジは1個で約10回使用可能、油の臭いや色を活性炭が吸着してくれるので「使用後の油がきれい」と評判です。

【ファミリー向き】おすすめオイルポット6選

子どもがいるファミリーや油を使った料理をする頻度が高い人向けにおすすめオイルポットを見ていきます。一度にろ過できる油の容量とともに、使いやすさも注目してみましょう。

こし網とフィルターの二層構造で微細な汚れもキャッチ アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 活性炭オイルポット 900ml カートリッジ1個付 白 H-OP900

参考価格: ¥3,373(税込)

形状 ポット型
容量の目安 900ml
ろ過方法 こし網+活性炭フィルター(カートリッジフィルター)
材質(本体) スチール(フッ素樹脂加工)
サイズ(幅×奥行×高さ) 18.5×15.5×17.8cm
重量 454g

専門家のおすすめポイント

細目のこし網と活性炭フィルターのダブル構造でしっかりろ過するオイルポット。活性炭フィルターは約10回使用可能で、使用後はゴミ箱に捨てるだけ。また、オイルポットを使用する際にストレスになる油だれの対策として、注ぎ口が二重になっているのもポイントです。

桃世真弓さんのおすすめポイント

スーパーエコごはん研究家

桃世真弓さん

Amazonの口コミ・レビュー

こし網の下のろ過ポット部分は、保存容量の油を一気にろ過できる形状なので、とても使い勝手が良いです。ハンドルが付いているので注ぎやすく、注ぎ口は油だれしにくいリング構造と至れり尽くせり。家族が多いなら、より大容量の1200mlタイプもおすすめです。

自立する蓋で省スペースな使い勝手を実現 河淳(KAWAJUN) KEYUCA(ケユカ) Lidest オイルポット II

参考価格: ¥3,179(税込)

形状 ポット型
容量の目安 1000ml
ろ過方法 こし網
材質(本体) 18-8ステンレス鋼
サイズ(幅×奥行×高さ) 13.2×16.6×15.0cm
重量 940g(梱包込み)

専門家のおすすめポイント

デザインがとてもシンプルな形状でスタイリッシュ蓋が自立するタイプなので何かと散らかりやすい作業スペースを汚さず効率的に使えるのも魅力です。

桃世真弓さんのおすすめポイント

スーパーエコごはん研究家

桃世真弓さん

Amazonの口コミ・レビュー

シンプルなデザインのステンレス製で、洗いやすくお手入れも簡単です。蓋の持ち手が独特の形で調理中などは立てておけるので、作業スペースを汚さず「使い勝手が良い」と評判です。

二重こし網で性能と経済性を両立 富士ホーロー(FUJIHORO) フィルト オイルポット 1.0L 二重こし網

参考価格: ¥3,960(税込)

形状 ポット型
容量の目安 1000ml
ろ過方法 二重のこし網
材質(本体) ホーロー
サイズ(幅×奥行×高さ) 15.0×11.0×17.0cm
重量 550g

専門家のおすすめポイント

粗目と細目の二重のこし網で油に含まれる汚れをキャッチします。フィルタータイプと違って消耗品の追加購入が必要なく、中長期的に見てお財布にも優しい製品です。

桃世真弓さんのおすすめポイント

スーパーエコごはん研究家

桃世真弓さん

Amazonの口コミ・レビュー

ホーロー専門メーカーがつくる、ティーポットを思わせるおしゃれなデザインのオイルポットです。ホワイトのほか、スモークブルー、ブラック、ライトグレー、レッドの5色展開で、キッチン周りのインテリアや好みにあわせて選ぶことができます。

フッ素樹脂加工で手入れが簡単 和平フレイズ(WAHEI FREIZ CORPORATION) オイルポット エブリック ER-7574

参考価格: ¥1,192(税込)

形状 ポット型
容量の目安 1300ml
ろ過方法 こし網
材質(本体) 鉄(内外面にフッ素樹脂加工)
サイズ(幅×奥行×高さ) 19.0×15.2×16.0cm
重量 460g

専門家のおすすめポイント

本体部分に継ぎ目がなく、表面がフッ素樹脂加工されているため、手入れも簡単です。キッチンを汚さないための受け皿付きです。

桃世真弓さんのおすすめポイント

スーパーエコごはん研究家

桃世真弓さん

Amazonの口コミ・レビュー

揚げ油を大量に使う大家族にもぴったりの大容量オイルポットです。本体は鉄製ですが、内外両面がフッ素樹脂でコーティングされているので、油汚れがつきにくくお手入れもしやすくなっています。ステンレス鋼の細密なこし網でろ過するタイプで細かな揚げかすなども除去できます。

ステンレスのシンプルなつくりで大容量 LEEKEY LEEKEY オイルポット 1.3L ステンレス LEEKEY あぶらこしポット

参考価格: ¥2,000(税込)

形状 ポット型
容量の目安 1300ml
ろ過方法 こし網
材質(本体) SUS304(ステンレス)
サイズ(幅×奥行×高さ) ‎14.0x14.0x12.0cm
重量 370g

専門家のおすすめポイント

シンプルなつくりが使いやすく、熱を伝えにくいステンレス製のハンドルは手と本体部分との距離を広げるための傾斜がつき、使用時のやけどのリスクを抑えてくれます。

桃世真弓さんのおすすめポイント

スーパーエコごはん研究家

桃世真弓さん

Amazonの口コミ・レビュー

油の保存に適したステンレス製の大容量オイルポットです。ポットの口径が大きいので大型の揚げ鍋から油を移したりする場合もラクに行えるのがメリットです。セットのステンレスプレートは、熱くなったオイルポットを置くのにも最適です。

 

蓋とこし網を一緒に持ち上げられて注ぎやすい パール金属(PEARL METAL) 日本製 オイル ポット 1.0L フッ素加工 オーリオ H-5076

参考価格: ¥1,980(税込)

形状 ポット型
容量の目安 1000ml
ろ過方法 こし網
材質(本体) 鉄(フッ素樹脂加工)
サイズ(幅×奥行×高さ) 18.5×14.0×15.5cm
重量 317g

専門家のおすすめポイント

ハンドル付け根のつまみを押すことで、こし網と蓋が同時に持ち上げられ、ワンタッチで簡単に油を注ぐことができます。大人数の家族や食べ盛りの子どもがいるファミリーでも余裕をもって使用できる、1500mlの大容量サイズもあります。

桃世真弓さんのおすすめポイント

スーパーエコごはん研究家

桃世真弓さん

Amazonの口コミ・レビュー

本体カラーは汚れが目立ちにくいブルーで、フッ素樹脂コーティングがされているのでお手入れも簡単です。蓋をとらず、こし網と一緒に持ち上げることで油を注げる仕組みは画期的。1000mlのほか、1200ml、1500mlもあり、ふだんの料理で使う油の量に合わせて選ぶことができます。

オイルポットの効果的な使い方と油を劣化させないためのコツ

油をしっかりとろ過して、おいしく再利用するオイルポットの働きを効果的に引き出すため、プロが気をつけているポイントやお手入れ方法についてご紹介します。

ろ過するときは油こし紙やキッチンペーパーを活用する

ろ過するときは油こし紙やキッチンペーパーを活用する

一般的にこし網タイプは、他のろ過方法の製品に比べてろ過の精度が低い傾向がありますが、油こし紙キッチンペーパーを網の上に乗せてこすなどのひと手間を加えることで、小さな揚げかすや汚れをしっかり除去することができます。

また、油は温度が高いうちはサラサラとしているため、ろ過しやすいという特徴があります。やけどに十分に気をつけつつ、油が冷めきる前にオイルポットに移すようにすることも大切です。ただし、製品によってろ過に最適な温度が異なるため、説明書などでしっかり確認しましょう。

保管中は日が当たる場所を避ける

オイルポットに保存した油は、どうしても時間がたつにつれて劣化していきます。できるだけ良い状態を保つためには、蓋をきちんと閉めることはもちろん、温度変化が少なく、太陽光や蛍光灯などの光の影響を受けない冷暗所で保管することが大切です。

オイルポットは太陽光や蛍光灯などの光の影響を受けない場所で保管するのがポイント

オイルポットは太陽光や蛍光灯などの光の影響を受けない場所で保管するのがポイント

また、水滴が油の中に入ったまま使用すると、油跳ねによるケガや事故につながることがあるため、油をポットに移すときや保管中は水が入らないように気をつけましょう。

手入れはこまめに行う

油は時間がたつと粘度が高まりベタついてくるので、オイルポットの油汚れをそのままにしておくと手入れが難しくなるだけでなく、保存している油にも悪影響を与えてしまいます。
そのため、こし網は使用するたびに洗い、ポットもできるかぎり頻繁に洗浄することが大切です

こし網は歯ブラシなどを使って揚げかすを取り除いてから洗浄するとよい

こし網は歯ブラシなどを使って揚げかすを取り除いてから洗浄するとよい

オイルポットの洗浄は、中性洗剤を使って洗い、それでもベタベタ感が気になる場合は、重曹を溶かした水で拭き取るのも有効です。また、こし網は歯ブラシなどを使って揚げかすをしっかり取り除くとよいでしょう。
オイルポットを洗浄した後は水をていねいに拭き取り、しっかり乾燥させてから使うようにしましょう。水分が残っているところに油を入れるのは危険です。

オイルポットについてのQ&A

オイルポットにまつわるよくある疑問について、桃世さんに解説していただきました。

最後に、オイルポットにまつわるよくある疑問について、桃世さんに解説していただきました。

Q. 油は何回くらい使える? 捨てるタイミングは?

A. 再利用の回数については、料理の内容やろ過の方法、油の種類などによって異なるため一概にはいえません。大切なのは何回使ったかではなく、油の色やにおい、そして油の粘度をしっかり確認することです。

油が透明に近い黄色から茶色に変わっていたり、ドロドロと粘度が増してにおいに異変を感じたりしたらすでに酸化が相当進んでいる証拠ですので、使用せず捨てた方がよいでしょう。
これらの変化を見つつ、上手に油を再利用してみてください。

Q. 油だれしないオイルポットはどのように選べばいいの?

A. 油だれするかどうかは使う人の手の動かし方などによっても異なるため、使ってみなければわからないというのが実状です。油だれすると手入れや掃除に時間がかかるため、まずは油だれすることを前提に、たれてしまった油を受ける皿付きの製品などを選ぶということも有効でしょう。また最近では、油だれがしにくい注ぎ口が二重構造の製品も増えています。

Q. 100円均一ショップのオイルポットはどう?

A. 100円均一ショップでも品ぞろえの良い店舗であれば、オイルポットを買うことができます。ただし、ハンドルが細くて持ちにくく、不安定な製品が少なくないため、安全面に不安があります。また、本体に継ぎ目がある製品では、継ぎ目から油漏れする心配があるだけでなく、洗浄などお手入れが大変そうな印象もあるため、あまりおすすめはできません。

Q. 油はどのくらいの期間、保存できる?

A. 劣化した油を使用した食品を口にすると最悪の場合、腹痛や下痢、嘔吐(おうと)などの食中毒症状を引き起こすこともあるため、十分注意が必要です。

一般的に、食用油は開封してから2~3週間程度で使い切るのがベストとされています。オイルポットでろ過して再利用する場合は、新しい油よりも酸化が速いため、保存できる期間がさらに短くなります。油やオイルポットの種類によって保存できる期間は異なるため、油の使用可否は経過日数だけではなく、色やにおい、粘度によって確認するとよいでしょう。

オイルポットで油をろ過した場合でも、使い残した油は1週間以内に新聞などに含ませて捨てるくらいのイメージがよいかもしれません。

オイルポットのAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの
人気ランキングをチェック

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでは、オイルポットの売れ筋ランキングを見ることができます。どれを買おうか迷ったときは売れ筋ランキングを参考にしてみてもよいでしょう。

まとめ

  • オイルポットは使用済みの油をろ過して再利用するためのキッチンツール。
  • オイルポットの素材はホーロー、ステンレス、樹脂コーティングした鉄やスチールが主流。
  • こし網のみでろ過するタイプフィルターを使ってろ過するタイプがある。
  • オイルポットを選ぶときのポイントは本体の素材や形状、ろ過方法、容量
  • ろ過した油の保管にも注意が必要

自分にとって使い勝手が良いオイルポットを選びたいなら、料理の傾向や家族構成などを踏まえて、本体の素材や形状、容量やろ過方法などを掛けあわせて選択することが大切です。環境にもお財布にも優しく、健康な料理を作るためにも、オイルポットは必需品。

この記事で紹介したポイントやおすすめ製品を参考に、ご自身の生活にぴったりのオイルポットをセレクトしてみてくださいね。

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