バスソルトのおすすめ10選！数々の商品を検証した人気モデルが選ぶイチオシはコレ

「10 SELECTIONS.」では、その道の達人が愛用するアイテムから厳選した10点をご紹介。今回は、人気モデルが選んだバスソルト10選をお届けします。

お風呂に入れることで保湿効果が期待できリラックスできるバスソルト。見た目がおしゃれなものも多く、プレゼントとしても人気です。いろいろな種類があるので、どれを選べばいいか迷っている人もいるのではないでしょうか。

そこで、人気モデルであり女優としても活躍中の上西星来さんに、イチオシのバスソルトやバスソルトを選ぶときのポイントを教えてもらいました。

人気モデル上西星来さんが解説！バスソルトの種類と特徴

お風呂とバスソルトは、上西さんの美を支えるうえで欠かせないものなのだとか

モデルや女優として活躍中の上西さん。日頃から高い美容意識が求められている彼女にとって、毎日バスソルトの入ったお風呂に浸かるのは、かかせないことなのだとか。友人やメイクさんにおすすめのバスソルトを聞いて、評判の良いものは積極的に試しているそうです。

「いろいろなバスソルトを使ってみて、どんな効果があるか検証するのが楽しいんです。お湯の質感や香りの違いを楽しみながら体を温めています」と上西さん。

すべて上西さんが使ったことのあるバスソルト。これ以外にも、現在は流通の都合で手に入れにくい商品もあるとのこと

そんなさまざまなバスソルトを試し愛用している上西さんに、バスソルトの種類や特徴を教えてもらいました。

バスソルトは、その名のとおり「塩」ですが、種類によって主成分が異なり、それぞれの特徴があります。今回、上西さんにセレクトしてもらった商品は、死海の塩、岩塩、海塩、エプソムソルトの4種類です。

死海の塩はミネラルが豊富に含まれているのが特徴です。死海の塩は一般的な海水に比べて塩分濃度は約10倍、マグネシウムやカルシウム、ナトリウムといったミネラルの含有率は約30倍といわれています。豊富なミネラルにより、保湿作用や温浴効果など、さまざまな効果が期待できます。

岩塩の主成分は塩化ナトリウムで、入浴してからすばやく体を温め、あがってからも温かさが長持ちします。

海塩は、ミネラルによる保湿効果が期待できます。世界中の海で採取されるため、価格が安い手に入りやすいものが多いです。

エプソムソルトの主成分は硫酸マグネシウムで、“ソルト”と名前についているものの、正確にいうと塩ではありません。海水などに多く含まれるミネラルの結晶からできていて、保湿作用が期待できます。

上西さんのお気に入りはエプソムソルト。周囲でも使っている人が多いそう

保温性をとりわけ重視する上西さんがよく使うのはエプソムソルト。「子どもの頃からマグネシウムの入浴剤が好きだったので、硫酸マグネシウムが主成分のエプソムソルトは体に合っているのかもしれません」と語っています。

エプソムソルトを溶かしたお風呂に入って芯まで温まることで、体の“めぐり”が良くなるのだとか。体がしっかり温まっていることで、入浴後のマッサージも効果アップさせられるそうです。

お風呂に入る前に、どのバスソルトを使うのか選ぶのも楽しみの1つ

バスソルトは、アロマオイルが配合されているなど、香りがいいものが多いのも特徴。上西さんもお気に入りの香りのバスソルトをリラックスアイテムとしても使っているそうです。バスオイルと組み合わせることで、お風呂からあがった後も香りを長く楽しめるのだとか。

「バスソルトとバスオイルを同じブランドで合わせると、香りがけんかせず持続性も良くなりおすすめ」と、使うブランドの統一を上西さんが推奨しています。

お気に入りのバスソルトを入れたお風呂で、1日の疲れを癒やすのが至福の時間

お風呂は健康や美容のためにも、ほっとリラックスするためにも、1日の中で重要な時間です。バスソルトは、体をよりポカポカにして香りで癒やしも与えてくれるアイテム。美容意識を高くもち、特にお風呂を重視する上西さんが選んだバスソルトで、お風呂をより素敵な時間にしてみてはいかがでしょうか。

モデル上西星来さんが5つ星でジャッジ！おすすめのバスソルト10選

上西さんがバスソルトの香りや保湿力、溶けやすさなどを評価

上西さんが愛用するバスソルトの中から、厳選したアイテムをご紹介します。ご自宅用にはもちろん、プレゼントにも喜ばれる、実用性とデザインを兼ね備えた10商品です。

商品のパッケージも評価項目の1つ。プレゼントにふさわしいかどうかも判断基準に

各バスソルトを紹介する部分では、上西さんのおすすめポイントや商品概要をまとめています。さらに、上西さんが感じる商品の魅力を、プレゼント最適度（おしゃれ度）・香り・肌あたり（入浴時）・保湿力（入浴後）・溶けやすさの5つの項目として、それぞれ5段階で評価してもらいました。上西さんがこれまで使用してきたバスソルトで、もっとも良かったと感じるアイテムを5つ星としています。

なお、バスソルトを溶かした写真は、40～50℃程度のお湯150mlに、10gのバスソルトという条件で統一しています。商品に書かれた使用量よりも濃度が高い状態なので、色味はあくまでも参考としてご活用ください。

バスソルトを溶かした色味は、お湯の量、温度など、すべて同一条件で確認

ヨルダン死海の最深層より採取した、品質の高い死海塩（デッドシーソルト）を主成分とするバスソルトです。死海塩の特徴は、にがり成分を豊富に含んでいること。マグネシウムをはじめとする濃厚なミネラルが、保湿しながら体を芯から温めてリフレッシュさせます。

足の冷えといった、足回りの悩みをもつ方には、フットバスとしての使用もおすすめです。無香料なので、お気に入りのアロマオイルをプラスしても香りがけんかせず、入浴を楽しめます。

体を芯から温めてくれる、上西さんが特に愛用しているバスソルトの1つ

粒は透明でやや大きめ。指で触るとザラっとした感じがする

1回の入浴での適量は、お湯150～170リットルに対して70～100g程度

自然由来のヒマラヤピンク岩塩を100パーセント使用したローズアロマバスソルトには、約3億年前のピュアなミネラルがたっぷり含まれています。ブレンドしたローズエキスは、国内で農薬を使わず育てられた“食べられるバラ”から抽出。ローズによる保湿効果のほか、うっとりするほどかぐわしいバラの香りにより、リラックス効果やリフレッシュ効果も期待できます。

肌への優しさにこだわり、天然素材を無添加で仕上げているため、肌荒れを起こしやすい敏感肌の方も試しやすくなっています。お風呂あがりの乾燥が気になる方にもおすすめです。

天然ピンク岩塩のあざやかなカラーが映える、クリアなパッケージ。おしゃれ度も高め

こちらのバスソルトの美しいピンク色は、天然のもの

1回の入浴での適量は約20g。この300g入りのボトルだと、15回ほど楽しめる量

エプソムソルトは、温泉の成分として知られる硫酸マグネシウムが主成分です。体の表面に薄いヴェールを作り、保湿・保温効果の持続が期待できます。ブレンドしたクレイ（泥）は、カルシウムやナトリウムを豊富に含む、ピュアな国産ベントナイト。肌に優しい多孔構造のクレイが、表面の汚れをしっかり吸着し、肌を健やかに保ちます。

自宅のお風呂を、とろみある柔らかなお湯に変えてくれるNEHAN TOKYOのクレイエプソルトは、少量の水で溶けばスクラブに、さらに冷蔵庫で寝かせてペースト状にすれば泥パックとして使える優秀さも魅力。1つで3役をこなす、お役立ちアイテムです。

こちらも上西さんの愛用品。少しお高めなこともあり、日常使いではなく、ここ一番で使うとのこと

注意書きによると、お湯を流した後にクレイ成分がバスタブに残る可能性あり

パウダー状だが、粒子は粗め。少しダマになりやすく、この状態では香りはあまりしない

高純度のヨルダンの死海塩を使用した、クリスタルのように美しい粒が印象深いバスソルト。死海の塩には、塩化ナトリウムやマグネシウムのほか、カリウムや鉄分といった10種類以上のミネラルを含んでいます。豊富なミネラルによって体が芯からポカポカと温まり、肌のきめを整える効果や保湿効果が期待できます。冬場の乾燥対策にもおすすめです。

厳選したヒノキとユーカリのエッセンシャルオイルをブレンドし、まるで森の中の露天風呂に入っているかのような和モダンな香りを実現。豊かに立ち上るグリーンのアロマが、疲れた心と体にじんわり染みる、リラクシングなバスタイムを演出します。

溶かす前の状態でも、ヒノキやユーカリの香りが強く感じられる

パッケージのおしゃれさに加えて、効能も高評価。プレゼントにぴったり

粒は大きめで不ぞろい。溶けにくそうに見えるが、お湯への溶けやすさは上西さんの中で最高評価

120年以上前にドイツで誕生したハーバルブランド・クナイプは、ドイツでの入浴料シェア第一位を誇る有名メーカー。商品名の「グーテナハト」とは、ドイツ語で「おやすみ」の意味です。

欧州で唯一、釜を使った製塩を続ける製塩所ルイーゼンハルの、栄養分が豊富な天然は、マグネシウムのほか、鉄分やカルシウムもたっぷり含んでいます。さらに、肌にうるおいを与える効果が期待できるダイズ油や香りでリラックスした気分になれる天然ハーブのエッセンシャルオイルを配合。天然岩塩のパワーで体の芯から温まり、おやすみ前のリラクゼーションにおすすめです。

植物由来の香料を使い、シリコンや防腐剤無添加といった素材へのこだわりのほか、動物由来成分も使用しないヴィーガン（Vegan）処方も特徴のバスソルトです。

個包装タイプもある。ドラッグストアでも手軽に買え、プチギフトとしても使いやすい

パッケージの裏面には、クナイプ バスソルトの秘密として天然岩塩と植物オイルの説明を記載

粒の色は、少し沈んだブルー。お湯に溶かすと、少し明るめの青になる

海水に含まれる塩分を、じっくり時間をかけて太陽の日差しで乾燥・結晶化させた天日塩を使っています。さっぱりとした使用感で、海塩のミネラルによる保湿効果や肌の引き締め効果、キメを整える効果が期待されます。

植物の恵みを生かしたモノづくりを掲げるマークスアンドウェブのハーバルバスソルトは、マンダリンから抽出した天然精油をブレンド。お湯に溶かすと、甘酸っぱい柑橘系の香りが広がります。バスタイムに良い香りでリラックスしたい方、ゆっくり時間をかけながら半身浴を楽しみたい方におすすめです。

香りのバリエーションも豊富で、実際にプレゼントとしても愛用していると語る上西さん

個包装タイプは計量いらずで、値段も手ごろ。ギフトにも使いやすい

粒の色はアンバー。お湯に溶かすと明るめのイエローになる

英国初の自然療法薬局からスタートしたNEAL'S YARD REMEDIESは、自然がもつ力で美容と健康に働きかけるオーガニックスキンケアブランドです。田園にたたずむ製造所にて、清らかな水と美しい空気で育った植物から、みずみずしい香り、そして生命力に満ちた成分を抽出。どの製品も、一つ一つていねいに作られています。

海塩は高い温浴効果を持ち、古くから利用されてきました。NEAL'S YARD REMEDIESでは、南米の塩田から汲み上げられた海塩を使用。ミネラル豊富な海塩は、肌のキメを整え、保湿・保温効果を高める効果が期待され、全身浴のほか、手浴、足浴にもおすすめです。

また、フランス・プロヴァンスの山で育つ、オーガニック認定を受けたラベンダーのエッセンシャルオイルを配合。フレッシュで甘みのある香りが、緊張を和らげ、リラクシングなバスタイムを演出します。

蓋を開けると、強いラベンダーの香りが感じられる

ヘアオイルやボディクリームなどを、同じブランドのラインでそろえると、相乗効果を得られやすいと上西さん

1回の入浴での適量は30gから45gほど。このパッケージの量なら、10回前後は楽しめる

古代の海の成分が長い時間をかけて、1000℃以上のマグマ熱に焼かれることで生まれるヒマラヤ岩塩は、凝縮されたミネラルの結晶です。ミネラル成分によって温浴効果が高まり、岩塩とローズマリーの成分によるリラクゼーション効果も期待できます。

高貴で神秘的な印象を与える深い紫のカラーは、ラグジュアリーなバスタイムにぴったり。ふわっと硫黄が香り、自宅で温泉気分を味わいたい方におすすめです。

一見すると茶色に見える、濃いめの赤紫。しっかりした結晶で、触っても潰れない

赤紫の岩塩は、お湯に溶かすと濃厚な黒に変化する

1回の入浴での適量は、お湯200リットルに対して40g程度。こちらは120gのパックなので、約3回分

深い安らぎに包まれるような、優しい癒やし系のアロマが特徴です。アロマには、ラベンダー、ラヴァンディン、クラリセ―ジの3つのオーガニックハーブをブレンドしています。ミネラル豊富な塩と、植物由来の保湿成分・ヒマワリ油が、柔らかな肌へ導きます。

AVEDA製品は、創業以来すべて、動物実験を行わずに作られています。また、自然の恵みである植物性成分のみを使っているため、ナチュラル志向の人に、ぴったりの商品です。

蓋を開けるとラベンダーの香りがふわっと香る。上西さんは、香りの項目で満点の五つ星をつけている

粒子が細かめのパウダー状で、少し固まりやすい。お湯に溶かすと、乳白色に色づく

蓋の部分がクリアで、中が見える構造。薄いピンクのパッケージも女性らしく、プレゼント最適度も上西さんの中で最高評価

エプソムソルトに含まれる豊富な硫酸マグネシウムが保湿・温浴効果を高めます。エッセンシャルオイルを使用した、豊かなラベンダーの香りは、入眠前のリラックスタイムにぴったりです。

心地よい香りに包まれながら、じっくり温まることで、緊張を和らげ、気分をリフレッシュさせる効果が期待されます。

ふだん使いしやすい、大容量パッケージ。ネットの口コミでも高評価

1回の入浴での適量は、お湯200リットルに対して100g程度。1360gパックなので、約13回分

「溶かす前の香りは少しツンとしていますが、溶かすとまろやかになります」と上西さん

【自分用・プレゼント用】バスソルトを選ぶときの注目ポイント

上西さんは見た目がおしゃれなバスソルトを友人・知人へのプレゼントにすることも多いそう

バスソルトを選ぶときには、種類や効果以外にも注目したいポイントがあります。自分が使うときと、プレゼント用に選ぶときに分けて、上西さんが重視しているポイントをお聞きしました。

自分が使うときは香りで選ぶ

ラベンダーは、バスソルトの定番アロマの1つ

バスソルトには、香りがついている商品も多く販売されています。香りにはさまざまな効果があるといわれているので、自分が使うときには、目的によってバスソルトの香りを変えてみるのもおすすめです。

たとえば、イライラした気持ちを落ち着かせたいときや、気持ちよくリラックスして眠りたいときにはラベンダーの香りが効果的といわれています。スッキリと気分をリフレッシュさせたいときには、レモンやグレープフルーツなどの柑橘系。冷静に考え事をしたいときには、ヒノキやサンダルウッドなどの樹木系がおすすめです。

上西さんも、目的に合わせて、アロマの違うバスソルトを使い分けているとのこと

上西さんも「いそがしくて心を落ち着かせたいときにはラベンダー、自分を磨いて女性らしさをアップさせたい日にはローズ系など、その日の状況に合わせて香りも変えて楽しんでいます」とのこと。複数の香りが入っているセットを買って、その日の気分で選んでみるのもいいですね。

プレゼント用なら見た目も重視

「プレゼント選びは、デザイン性やお値段も基準の1つになります」と語る上西さん

プレゼントにバスソルトを選ぶときは、かわいい容器に入っているものや色がキレイなものなど、見た目にもこだわりたいところ。上西さんも「置いておくだけでかわいくて、インテリアに合いそうなものをよく選びます」と、プレゼントの見た目にはこだわっているそう。シンプルなデザインのボトルも多いので、男性へのプレゼントとしてもおすすめです。

好みがわからなければ、その人が使っているブランドと同じブランドから出ているバスソルトにしたり、香りのイメージで選んだりするのもいいでしょう。

さらに「あえて自分ではなかなか買わないような、少しお値段が張るものをあげたいですね」と、価格も少し高めのものを選んでいるそうです。

バスソルトの気になる疑問Q＆A

バスソルトの気になる疑問について、上西さんにお答えいただきました。

Q. バスソルトの使い方は？

使用量や注意点は、パッケージの裏面に記載されている。個包装の場合、1包が1回分

A. 基本的には、商品に表示されている使用法や使用量に合わせて使います。一般的な1回分の使用量は、浴槽のお湯200～300Lに対して、天然塩が50g前後、エプソムソルトは150～300g前後です。商品によって違うので、確認してから使ってください。既定の量をお湯に入れて、溶かし切ってから入浴するのがおすすめです。粒が大きいタイプや、ブロック状のバスソルトなどの溶けにくいものは、入浴前に早めに入れたり、お湯を貯めるときから入れたりしておくと、溶けやすくなります。

バスソルトの成分や粒の大きさなどによって、お湯への溶けやすさが異なる

上西さんのバスソルトの使い方は、あまり厳密には決めず、とにかく体がしっかり温まるまでゆっくりと浸かるのだとか。「私の場合は、お湯に浸かる時間はあえて決めていないのですが、41℃くらいのお湯で、体が温まるまでゆっくり浸かるようにしています。お風呂からあがって1時間くらいは体を休ませたいので、寝る1時間前までにはすべて終わらせられるように考えて入浴しています」と、語っています。

寝る時間から逆算した入浴時間以外は自由にすることで、毎日の入浴とバスソルトを使うハードルを下げているとのこと

Q. お風呂に入れる以外にも使える？

A. バスソルトには、ボディスクラブやパックなど、お風呂に入れる以外の使い方ができるものもあります。上西さんは、クレイタイプのバスソルトをパックとして使うことも多く、「パックとして使い、そのまま浴槽に入ることもあります。クレイがお湯に溶けて、バスソルトとして体をしっかり温めてくれるのでおすすめです」とのこと。

上西さんのお気に入り。NEHAN TOKYOのクレイエプソルトは、パックやスクラブとしても使える

ボディスクラブとして使えるものは、適量の水となじませて、ペースト状にして使います。らせんを描くようにマッサージすると、スクラブで古い角質をやさしく除去でき、肌をひきしめつつなめらかに仕上げられます。

Q. 肌荒れが気になるときに使用しても大丈夫？

「肌にしみたり、ピリピリしたりなど、刺激が気になるときは使用を控えましょう」と上西さん

A. 塩分が肌に刺激を与えることもありえるので、注意が必要です。また、肌が炎症を起こしていると、塩分が悪影響をおよぼす可能性もあります。商品によっても違うので、肌荒れが気になるときは商品に表示されている使用上の注意を確認しましょう。

Q. 追いだきをしても大丈夫？

A. バスソルトによっては、追いだきをすると給湯器を傷める成分が内部に入り込む可能性があります。追いだきは基本的にしない方がいいのですが、硫酸ナトリウムや硫酸マグネシウムをベースとするエプソムソルトの中には、追いだきしても大丈夫なものもあります。

追いだきの可否は、各商品の注意書きで判断。OKのものでも、お手入れが必要な場合もある

Q. 赤ちゃんや子どもが入ってもいいの？

A. バスソルトの多くは天然成分を使っていますが、赤ちゃんや子どもの肌はデリケートなので、使用は控えたほうが良いでしょう。天然成分でも、肌に刺激が強いものもあります。

商品によっては、「乳幼児の使用は避けてください」と記載されているものもあります。使用上の注意を読んで、赤ちゃんから使えるかどうかを確認しましょう。記載がない場合も、メーカーに問い合わせて確認すると安心です。

妊娠中、授乳中、乳幼児には使わないように推奨している商品もある

Q. 塩でバスタブは傷つかないの？

A. 一般的な家庭で使用される強化プラスチックのバスタブなら、基本的に塩で傷つく心配はありません。上西さんも「バスソルトの塊が残っていてもバスタブが傷ついたことはなく、私はあまり気にせずに使っています」とのこと。ただし、給湯器のパイプや、排水管などは塩の成分が傷める可能性があります。排水した後に水で洗い流すと、より安全です。

バスタブ本体は、強化プラスチック製のものが多いため、バスソルトで傷むことはほとんどない

ただし、成分によっては注意が必要で、特に硫黄成分は大量に使用するとプラスチックや大理石のツヤがなくなったり、金属部分が腐食したりすることもあります。金属製のバスタブはもちろんですが、強化プラスチック製のバスタブの場合も、栓をつなぐチェーンなどに金属部分があるので、気をつけて使いましょう。

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まとめ

バスソルトには、死海の塩、岩塩、海塩、エプソムソルトなどの種類があり、それぞれ主成分によって期待できる効果が違います。体がしっかり温まることを重視する上西さんがよく使うのはエプソムソルト。他にも香りの効果やその日の気分によって、数種類を使い分けているそうです。

おしゃれなパッケージも多いバスソルトは、プレゼントにもおすすめ。その人が使っているブランドや、相手のイメージに合う香りなどを考慮して選んでみてください。

モデルとして活躍し豊富な美容知識をもつ上西さんおすすめのバスソルトは、どれも効果が高くおしゃれなものばかりです。ご自分のバスタイムをより充実させるためや、大切な人へのギフトにも、ぜひこの記事を活用してバスソルトを選んでみてください。