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目次
コロナ禍で在宅時間が増えたことにより自由な時間ができ、その時間を自分のスキルアップのために使いたいと思っている人は多いのではないでしょうか? そこでおすすめしたいのが、キャリアアップや転職を有利にするビジネス英会話スクールで英会話を習うことです。
ただ、スクールによって授業料や講師の国籍やタイプ、授業の期間などはさまざま。どこを選べばいいのか迷ってしまいますよね。今回はビジネス英会話に詳しく、自らも講師として教える大島さくら子さんに、スクールを選ぶ際のポイントと、おすすめのスクールを聞きました。
<おすすめの英会話スクール一覧>
スクール名
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基本情報
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特徴
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詳細
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---|---|---|---|---|
GABA |
レッスン形式 マンツーマン 講師タイプ ネイティブ 入会金 3万3000円 受講料 5万5963円 |
取引先や赴任先の国出身の講師を選べる |
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TORAIZ |
レッスン形式 マンツーマン 講師タイプ ネイティブ 入会金 なし 受講料 8万2175円 |
短期集中(1年間)でビジネス英語が身につく |
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ロゼッタストーン・ラーニングセンター |
レッスン形式 マンツーマン 講師タイプ ネイティブ 入会金 3万3000円 受講料 6万1600円 |
発音重視で初級レベルでも安心 |
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ECC外語学院 |
レッスン形式 マンツーマン 講師タイプ ネイティブ 入会金 2万2000円 受講料 2万1080円 |
目的別に特化したコースあり |
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Bizmates |
レッスン形式 マンツーマン 講師タイプ 外国人 入会金 なし 受講料 1万3200円 |
フィリピン人講師&オンラインで値段が安め |
※表内価格はすべて税込表示
初心者におすすめの英会話スクールはこちら→専門家が教える! ビジネス英会話の基礎知識
習い事の鉄板といわれる英会話ですが、昨今はビジネスのグローバル化が進む中、ビジネスの場で使える英会話を求める人が増えています。まずは、大島さんにビジネス英会話の基礎知識について聞きました。
ビジネス英会話スクールとは?
一般的な英会話スクールに対して、昨今よく耳にするのがビジネス英会話スクールです。スクール自体がビジネス専門である場合もあれば、英会話スクールの中にビジネス向けクラスがあるケースもあり、ビジネスの現場で実践的に使える英会話を学ぶことができます。
どんな人たちが通っているの?
今までグローバル化を積極的に推し進めていなかった日本企業でも、海外事業を展開する部署ができています。ビジネスで活躍する人たちにとって英語は共通言語。各国に支店をもつグローバル企業に勤める人や、海外赴任を目指す人たちが多く通っています。
<ビジネス英会話を習うのにおすすめの人>
- 英語力を身につけて仕事でスキルアップしたい人
- ビジネス英会話を習得して転職したい人
- 海外の取引先と英語でコミュニケーションを取りたい人
- 各国に支店をもつグローバル企業に勤める人
- 海外赴任を目指す人、もしくはすでに決まっている人 など
オンラインで受講できるスクールが増加中
コロナ禍で通学式では開講できなくなったことから、レッスンのオンライン化が進みました。現在では、通学式とオンラインの両方のプログラムを提供しているスクールが大半です。
今まで場所や時間帯などがネックとなり通学が難しかった人も、オンラインレッスンならとやる気になる人は増えています。そして、短期間で英語がレベルアップできるオンラインマンツーマンレッスンを取り入れるスクールも増加し、スクールどうしの激しい戦いによって、差別化が難しくなってきていますね。
日常英会話とビジネス英会話は何が違う?
同じ英会話ではありますが、日常英会話は普段の生活で使う英語表現。それに対してビジネス英会話は、さまざまビジネスシーンに特化した英語表現になります。
使う文法はあまり変わりませんが、語彙に違いが出てきます。特にビジネス英会話では、ビジネスシーンごとに使う単語や熟語、きまり文句のような表現が多く、それらはビジネスを離れた普段の生活で使うことはあまりありません。
ビジネス英会話でよく使われるフレーズ
日常英会話とビジネス英会話のフレーズの違い(一例)
伝えたい言葉 | 日常英会話 | ビジネス英会話 |
---|---|---|
「〜に関して」 | about | regarding |
「〜を提供する」 | give | provide |
「感謝します」 | Thank you. | I appreciate it. |
ビジネスにおける語彙や表現が違うのは日本語と同じ。ビジネス英会話では基本的にていねい、かつ、プロフェッショナル度が上がるような英語を用います。
会話だけでなく読み書きのスキルが求められる
<ビジネス英会話で求められるスキル>
- 英語で「eメール」ができる
- 英語で「電話応対」ができる
- 英語で「来客応対」ができる
- 英語で「会議」ができる
- 英語で「商談や交渉」ができる
- 英語で「プレゼン」ができる
日常生活で使う英語では、speakingとlisteningが中心ですが、ビジネスでは、英文資料の読み込み、eメール、電話、会議やプレゼンなど、writingとreadingのスキルも必要になってきます。
listening(聴く力)、reading(読む力)、writing(書く力)、speaking(話す力)を総合的に学ぶことが大切です。
例えば、英文eメールを学ぶことで、writing力が上がっていきますが、その文章をしっかり音読すると、speaking力のアップも同時に目指せます。特に、英文eメールは話し言葉に近く、ビジネスシーンでそのまま会話に使える表現が多いのです。自分が話す英語を聞くことで、listeningのトレーニングにもつながります。そして、英文を理解するには、読解力、つまりreading力が必須となります。
専門家が教える! ビジネス英会話スクールの選び方
同じビジネス英語でも、スクールによって教材や学び方は異なります。カリキュラム、講師、料金、レッスン形式など、よくある特徴を確認してみましょう。
<ビジネス英会話スクール選びの4つのポイント>
- 自分の学習目的に合ったカリキュラムで選ぶ
- 自分に合ったタイプの講師で選ぶ
- 料金で選ぶ
- レッスン形式で選ぶ
1. 自分の学習目的に合ったカリキュラムで選ぶ
自分の学習目的に合ったカリキュラムやコースを選ぶのが一番大切です。学ぶ時間帯や期間、予約の仕方などをしっかりチェックしてみましょう。
短期集中型か長期型か
英会話スクールを大きく2つに分けると、2〜3ヶ月で終了する「短期集中型」と、年単位で時間をかけて学んでいく「長期型」があります。自分の学習目的を達成するためには、どちらの型が合っているのかを見極めて選びましょう。
語学学習に終わりはないと思っています。中には10年以上続けている生徒さんもいますが、5年、10年と勉強しないといけないと思うと気が遠くなる人もいますので、数ヶ月や1年という期限を設けている学校が多いのでしょう。それぞれ一長一短ありますので、いつまでにどのレベルまでを習得したいのか、目的に合わせて決定するのが適切です。
レッスンの時間帯は何時頃が多い?
就業前後に学べるように、9時~21時で働く人に合わせてレッスンを開講している学校が多いです。企業研修なら就業時間内に受講することもありますが、通常は、就業前、そして夕方以降、あるいは週末のレッスンを受講する人が多いようです。
そのため多くのスクールが、特に通学コースでは、6時から21時くらいまでレッスンを開講しています(ただし、オンラインレッスンでは、ずっと幅が広くなります)。
予約が取りやすいか
目的に合ったスクールが見つかっても、予約が取りにくいのでは長続きしません。特に、時間に自由が利かない人は「予約できる時間帯が長い」「講師数が多い」などのスクールを選ぶようにしましょう。
多忙なビジネスパーソンにとって、「予約が5分前までOK」「開始30分前までキャンセル料金が無料」などのサービスがあると、突発的な予定変更にも備えられますね。
2. 自分に合ったタイプの講師を選ぶ
講師のタイプはさまざま。自分に合ったタイプを見つけましょう。
一般的に「ネイティブ講師の方がいい」といわれる講師陣ですが、実際はどうでしょうか。「ネイティブ講師」「ネイティブではないけれどネイティブ並みに英語を話せるアジア圏出身の外国人講師」「日本語で英語を学んできた日本人講師」の3つに分けて、選び方のコツを紹介します。
講師タイプ | メリット | デメリット | オススメしたい人 |
---|---|---|---|
ネイティブ講師 | ネイティブの発音・アクセントで学習できる | 金額が高くなりやすい | ・アメリカ英語を学びたい ・イギリス英語を学びたい |
外国人講師(フィリピンなどのアジア圏) | フレンドリーで優しい講師が多い | アジア圏特有のアクセントがある | ・リーズナブルに学びたい ・外国人との会話に慣れたい ・取引先や赴任先がアジア圏である |
日本人講師 | 理解が早く学習が進みやすい | 甘えが出やすい | ・日本語で安心して学びたい ・外国人講師に抵抗感がある |
取引先が米国、英国ならネイティブ講師を
ネイティブの発音とアクセントを学べるアメリカ人講師、イギリス人講師はやはり人気です。アメリカ英語とイギリス英語では、発音はもちろん、使う単語が微妙に違うため、自分の会社の取引先がいる国や赴任先などによって講師を選ぶといいでしょう。ただし、ネイティブ講師は金額が高くなる傾向があります。
外国人講師で英会話に慣れるのも一案
最近は特にフィリピン出身講師のオンラインレッスンが盛んです。フィリピン人はフレンドリーで優しい講師が多い傾向です。同じアジア人同士というのも手伝って、あまり緊張せずに会話できるので、ネイティブ講師のレッスンを受講する前に、アジア人講師のレッスンを受け、外国人と英語で話すことにまず慣れる、という選び方もあります。
学習スピードを上げたいならなら日本人講師がオススメ
日本語が通じるとわかっていると安心ですし、特に文法などの解説を日本語で理解することで学習が早く進むケースもたくさんあります。母国語をはさんで学習するのは決してマイナスではありません。ただし日本語に頼り過ぎてしまう傾向に陥りやすいので、厳しさを交えながらコントロールしてくれる講師に出会えるとベターです。
現在の自分の英語力で講師のタイプを選ぶのも大切ですが、最終的に自分はどんな英語が話せるようになりたいのかという視点で講師を選ぶといいですね。加えて、講師数が多く、相性のいい講師を探せるスクールはうれしいですね。
3. 料金で選ぶ
各スクールの料金は、1レッスン5000〜8000円/h程度が相場。ただし、自分のレベルや目的に即したレッスンを受けたい人は、料金にはこだわらず、スクールを選ぶべきです。
コーチングやカウンセリングは費用高め
料金が高めのスクールは、レッスンに加え、パーソナルトレーニングやカウンセリングがつく場合が多いようです。オリジナルのプログラムやメニューを作成してくれるので、より効率的かつスピーディーに英語を習得できるはずです。
パーソナルトレーニングやカウンセリングは上達も早いですが料金面でやや心配もあります。
レベルに合わせて教材をカスタマイズ
教材は市販のもの、あるいはオリジナルのものであっても、受講生一律に使用するのではなく、レベルや目的に合わせてカスタマイズしてくれるスクールは、料金が高い傾向があります。より自分の目的やレベルに即した内容のレッスンを受けることができます。
レッスン時間による料金の差も
レッスン時間は20~80分間など開きがあり、そこで料金の差が生まれることもあります。短時間で毎日のように学ぶのか、長めのレッスンを週に1〜2回受けるのか、学びやすい時間を選択しましょう。なお、対面ではなくオンラインの方が、安めに設定されているスクールもあります。
料金は安い方がうれしいですね。でも、ビジネスパーソンはある程度投資をした方がいいと思います。投資をすれば回収したくなるからです。自分の価値観で高すぎず安すぎず、1ヶ月に使える費用はいくらなのかを考えれば、利用したいスクールがおのずと決まってきそうですね。
4. レッスン形式で選ぶ
レッスン形式はおもに「マンツーマン」と「グループレッスン」に分かれます。 最近増えている「オンライン」のレッスンを含め、それぞれのメリットとデメリットを以下の表にまとめました。
レッスン形式 | メリット | デメリット |
---|---|---|
マンツーマン | 全部の時間を自分のために使える、人の目を気にせず積極的に発言できるため上達が早い | 自分の力を他の人と比較できない |
グループレッスン | 他の人の英語を聴ける、仲間ができる | グループの人数によって発言や質問するタイミングや時間が減る |
オンラインレッスン | 移動時間のロスがない、自分の好きな時間に受けられる、比較的低価格、服装への気遣いが少なくて済む | 画面が固まる、音声が途切れるなど、ネット環境に左右される |
グループレッスンで周りの英語を聴けるのはメリットの一つ
レッスン時間をすべて自分のために使えるマンツーマンはやはり魅力です。その点、グループだと人数が多いほど話せる時間はグッと減りますが、他の人の英語や意見を聞くのは語学学習において気づきや学びが多く、大きなメリットになります。ただ中には、性格的に多人数で学ぶのが苦手、という人もいます。そういう人はグループレッスンの最大人数が3~4人までというようなできるだけ少人数のスクールを選ぶなどしましょう。
オンラインレッスンは通信環境のトラブルが多々ある
無駄な時間を削減できるオンライン授業は人気で、今やほとんどのスクールで取り入れています。スクールへの移動時間がかからない、自分の好きな時間や空いた時間に受けられるといった時間的なメリットや、服装への気遣いが少なくて済み、比較的低価格であることなど、あらゆる面で融通が利く印象ですが、ネット環境が不安定になる可能性があり、レッスンをきちんと受けられないという心配は常につきまといます。
開催する側も受講する側も、ネット環境が不安定になることはあり、レッスンの配信が不可能になったり、小さなトラブルが重なることは実際のレッスンでも多々あります。また、スマホで参加する人は画面が小さいため、共有画面が見にくいという難点があります。
専門家が選ぶおすすめビジネス英会話スクール5選
「カリキュラム」「講師の質」「価格」など、スクール選びのポイントを踏まえたうえで、おすすめのスクールを大島さんに聞きました。
スクール名 | レッスン形式 | レッスンの時間帯 | カリキュラム | 講師タイプ | 料金例 |
---|---|---|---|---|---|
Gaba |
マンツーマン(オンライン) | (銀座有楽町教室参考) 月~金曜 7:00~21:55 土・日曜 8:30~20:25 ※スクールにより開講時間は異なります |
長期型 | ネイティブ講師 | <1ヶ月あたりの金額> 入会金:3万3000円 教材費:別途案内 受講料:2万8160円(税込) |
TORAIZ |
マンツーマン、グループ(オンライン) | <プライベートレッスン> 月~土曜 6:00~23:00 <グループレッスン> 火~金曜 12:00~20:00 土曜 10:00~16:00 |
長期型 | ネイティブ講師・日本人講師 | <1ヶ月あたりの金額> 入会金:なし 教材費:別途案内 受講料:11万8800円(税込) |
ロゼッタストーン・ラーニングセンター
|
マンツーマン(オンライン) | 火~金曜 11:15~21:20 土・日曜・祝日 9:30~18:20 スクールにより開講時間は異なります |
短期・長期型 | ネイティブ講師・日本人講師 | <1ヶ月あたりの金額> 入会金:3万3000円 教材費:別途案内 受講料:6万4240円(税込) |
ECC外語学院 |
マンツーマン or 少人数制グループ(オンライン) | (新宿校参考) 月~金曜 10:30~21:00 土・日曜・祝日 10:30~18:00 ※スクールにより開講時間は異なります (オンライン)月~金曜 10:00~26:00 土・日曜 10:00~23:00 |
長期型 | ネイティブ講師・日本人講師・外国人講師 | <1ヶ月あたりの金額> 入会金:1万5000円 教材費:別途案内 受講料:3万0952円(税込) |
Bizmates |
マンツーマン(オンライン) | 5:00~25:00 | 長期型 | 外国人講師 | <1ヶ月あたりの金額> 入会金:なし 教材費:なし 受講料:1万3200円(税込) |
※価格はすべて税込です
取引先や赴任先と同じ国「出身」の講師を選びやすいGaba
レッスン形式 | マンツーマン(オンライン) |
---|---|
レッスンの時間帯 | (銀座有楽町教室参考) 月~金曜 7:00~21:55 土・日曜・祝日 8:30~20:25 ※スクールにより開講時間は異なります ※オンラインも同様 |
カリキュラム | 長期型 |
講師タイプ | ネイティブ講師 |
料金例 | <1ヶ月あたりの金額> 入会金:3万3000円(税込) 教材費:別途案内 受講料:2万8160円(税込) |
70ヵ国を超える講師がそろい、プロフィールを参考に毎回自由に講師を選択できます。平日は朝7時から21時55分まで受講日時を選ぶことができ、スマホやPCから自由に予約ができるのも、忙しいビジネスパーソンにとってはうれしいところ。
「ビジネスマンツーマン英会話」では、初心者から上級者まで、それぞれの業務に合わせてレッスンをカスタマイズ。多彩なビジネス経験をもつ講師がレッスンを担当し、あらゆるビジネスシーンで相手に自分の意見が伝えられるような英語を身につけられます。
講師の人数が多く、出身国もさまざま。レッスンごとに講師を選択できますので、例えば、自分の取引先や赴任先と同じ出身国の講師を選べば、その国特有の発音やアクセントだけでなく、社会や文化的な事象も一緒に学ぶチャンスがありそうです。 利用可能な時間が長いうえに、レッスン開始5分前まで受講方法を切り替えられるシステムなので、予定や天候などの状況に応じて、対面やオンラインに変更できるのもありがたいですね。
学べる期間が長いのが良心的TORAIZ
レッスン形式 | マンツーマン、グループ(オンライン) |
---|---|
レッスンの時間帯 | <プライベートレッスン> 月~土曜 6:00~23:00 <グループレッスン> 火~金曜 12:00~20:00 土曜 10:00~16:00 ※オンラインも同様 |
カリキュラム | 長期型 |
講師タイプ | ネイティブ講師・日本人講師 |
料金例 | <1ヶ月あたりの金額> 入会金:なし 教材費:別途案内 受講料:11万8800円(税込) |
日本のビジネスパーソンが英語を話せるようになるには、最短でも1000時間必要(FSI※による調査)という結果から、1年間かけて優れた英語学習を学べる環境を用意。
※アメリカ国務省付属機関
「トライズ英語コーチング本科」では、専属コンサルタントのサポートのもと、1日3時間(1年で1000時間)の学びの場を提供し、初心者でも1年間で複雑な議論ができるレベルに到達することも可能です。
他に、専属ネイティブコーチによる週3回のレッスンで実践的な英語力を磨き、フリートークによるグループレッスンでテキスト以外の話題を自由に話すトレーニングを行うなど、至れり尽くせりの内容です。
英語の基礎ができるまでに3年かかるといわれていますので、「3ヶ月でペラペラになれる」というような無理なプランではなく、「短期集中で1年」と現実的なところが良心的です。レッスン料は一括だと金額が大きくなりますが、分割もOKですし、1000時間の合計金額を1時間分に換算したら約986円程度でとても安い。毎日の学習報告に対して専属コンサルタントから日々フィードバックがあるのも魅力です。
発音重視で初級レベルでも安心ロゼッタストーン・ラーニングセンター
出典:https://www.rosettastone-lc.jp/
レッスン形式 | マンツーマン(オンライン) |
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レッスンの時間帯 | 火~金曜 11:15~21:20 土・日曜・祝日 9:30~18:20 ※スクールにより開講時間は異なります |
カリキュラム | 短期・長期型 |
講師タイプ | ネイティブ講師・日本人講師 |
料金例 | <1ヶ月あたりの金額> 入会金:3万3000円(税込) 教材費:別途案内 受講料:6万4240円(税込) |
77%が初級レベルでスタートしている初級者向けのスクール。日本人学習者の特性を熟知し、日本語を話せる講師が多いのでまったく話せない人でも英語学習を始められます。マンツーマンのレッスンオンリーで会話量が十分確保されています。
「読めばわかるけど音声だと聴き取れない、ネイティブのスピードにとてもついていけない」という人のために、最初から正しい発音を同時に学べることも大きな特徴の一つです。単語やフレーズの暗記から始まったカタカナ英語でも、キレイな発音を身につけながら英会話を習得できます。
昔から有名な英会話スクールで、特に発音を重視するのが特徴です。一般的に、自分が発音できない音は、聴きとることができないといわれているため、発音矯正から始めることは英語力アップに十分つながると思います。
目的別に特化したコースがあるのが魅力ECC外語学院
レッスン形式 | マンツーマンor少人数制グループ(オンライン) |
---|---|
レッスンの時間帯 | (新宿校参考) 月~金曜 10:30~21:00 土・日曜・祝日 10:30~18:00 ※スクールにより開講時間は異なります (オンライン)月~金曜 10:00~26:00 土・日曜 10:00~23:00 |
カリキュラム | 長期型 |
講師タイプ | ネイティブ講師・日本人講師・外国人講師 |
<1ヶ月あたりの金額> 入会金:1万5000円(税込) 教材費:別途案内 受講料:3万952円(税込) |
55年以上の語学教育実績から生まれた、日本人のための英語教育メソッドが特徴。日本人が弱いといわれる「自分から発信する力」を引き出し、英語の習得と同時にコミュニケーションの向上も目指しています。
「ビジネス英会話コース」では“パターンプラクティス”を徹底し、実際の場面に模した演習を用意。ミーティングやプレゼンテーションなどをテーマに表現バリエーションを増やし、ビジネスの現場で発揮できる英語力を向上させます。
1回のレッスン時間が80分間と長いのが特徴です。ウォーミングアップで英語脳に切り替え、1回のレッスンで、基礎的な文章などを学び、それらを応用できるようにたっぷり練習できるのがいいですね。 「ビジネス英会話コース」の他に、「グローバルコミュニケーション集中」「TOEFL®TEST対策コース」など、自分の学習目的に合ったクラスを選べるのも良い点です。
フィリピンオンラインで値段が安めBizmates
レッスン形式 | マンツーマン(オンライン) |
---|---|
レッスンの時間帯 | 5:00~25:00 |
カリキュラム | 長期型 |
講師タイプ | 外国人講師 |
料金例 | <1ヶ月あたりの金額> 入会金:なし 教材費:なし 受講料:1万3200円(税込) |
ビジネス経験を採用条件とした、ビジネス領域に精通したプロの講師だけが所属するスクール。「ゆっくりではっきりとしたスピーキング」を得意とする講師、「アジア圏特有のスピーキングを聴き取りたい人向け」の講師など、レベルや目的別に講師を選ぶことができます。
料金は1レッスン320円(税込)(毎日50分プランの場合)から。月々1万3200円で、25分のレッスンを毎日受けることができます。朝5時から深夜1時まで受講可能で、朝の早い時間や寝る前の時間などを有効活用できます。
スクール名に「Biz」が付いたビジネス専門スクール。最近ますます勢いがある、フィリピンオンライン英会話ですね。入学金もなく、月々の料金がこの金額なら気軽に始められると思います。朝5時からレッスンの予約ができますので、就業前の朝活にもオススメです。
専門家に聞いたビジネス英会話スクールQ&A
ビジネス英会話の講師でもある大島さんに、スクールに通ううえでよくある疑問点について聞きました。英会話を学ぶ際のポイントとして参考にしてください。
インプットとアウトプットの繰り返しで上達する
――早く上達するコツはありますか?
大前提として語学をマスターするには時間がかかりますので、近道がないことは最初に理解し、覚悟しておいた方がいいですね。スポーツや楽器のマスターと一緒でコツコツと地道に学んでいると、あるとき大きくジャンプアップすることはありますが、何もないところから突然できるようになることは絶対にありません。また、伸び悩んでいる時期が長い場合、その停滞期間から早く抜け出すことはできます。
――具体的にどういうことでしょうか?
ブートキャンプのように短期間集中で大量の時間を費やすことです。例えば、私が長年担当している企業研修で、4月の初旬に、1日7時間の集中レッスンを3日間行うというのがあります。メンバーは海外赴任が決まっている数名なのですが、この短期集中研修を終えて、5月の初旬から夏までアメリカの大学に留学。そしていったん日本に戻って9月からアジアやヨーロッパ、各国に赴任していきます。その頃には、彼らの英語力は驚くほど上がっています。
――通っている最中にできることはありますか?
レッスンで学ぶというより、レッスンの外で学習したことを、レッスンの場で発表するという心構えで取り組む方が、上達が早いと思います。ただまとまった学習時間をどうしても取れない人は、短時間でもいいからレッスンの回数を増やすなど、英語から離れる時間を減らすと効果的です。5分でも10分でもいい、あるいは単語ひとつでもいいから覚えるなど、わずかな隙間時間を活用して、できるだけ毎日英語に触れることを意識するのが重要です。その小さな積み重ねが大きな実力となるのです。
年齢が高くても、逆に経験が学習に生かされます
――30代、40代などの遅いスタートでもビジネス英語を習得できますか?
全然大丈夫です。むしろ20代や30代より、40代以上の方が上達が早いケースが多いかもしれません。ビジネス英語を学ぶというのは、言葉そのものだけを学ぶのではなく、その背景にある知識を総動員して、英語で行われるビジネスも学んでいくということです。
年齢が高い人はビジネス経験が豊富で、たとえ英語力がそれほど高くなくても、その背景知識でわからないところを補うことができ、理解が早くなるのです。たくさんの60代や70代のリタイアしたビジネスパーソンも英語を学び続けていますが、ビジネス以外の話題も豊富で、私も学ぶことが多く話していてとても楽しいですよ。
――学生時代に習っていた英語を覚えていることも多いですか?
みなさん何も覚えてないですよ(笑)。でも、ちょっとつつくと、だんだん思い出してきます。特に受験を経験している人は若いときにギュッと知識を頭に入れているので、新たに入れなくていい分、強いですね。私は受験英語を否定しませんし、語学学習には一つも無駄がないと感じています。
――英語にふれる機会が多ければ多いほど、力が伸びていくのですね。
そうですね。英会話スクールに通おうかどうか二の足を踏んでいる人は、さまざまな大学が開校している生涯学習センターやオープンカレッジなどの英語レッスンを受講するのも一案です。例えば、私もいくつか講座を担当していますが、社会人向け講座が充実している早稲田大学エクステンションセンターでは、英語レッスンは90分レッスンを週に1回、6回コースで2万円弱です。語学学習にはある程度お金をかけるべきだと私は思っていますが、事情があってスクールの受講が難しい人でも気軽に参加できるのではないでしょうか。
英会話スクールに通った人に聞く!
通って良かったポイントや、現在の仕事にどう生かしている?
英会話スクール修了後、英語関連職に転職!20代男性
英会話スクールを経て、現在は英語教材制作の業務に携わっているという芝田稔晃さんに話を聞きました。
- 英会話スクールに通ったきっかけ
大学在学中に、もっと英語力を身に付けたいと父親に相談したところ「留学か、英会話に通ってみたら?」とアドバイスを受けたんです。たまたま電車に貼られていた英会話スクールの広告を見て、ここに行こう、と決めました。 - 通って良かったことは?
TOEIC®集中コースでは約半年で270点から760点に上がりました。また、サポート体制が良く、学習する中で落ち込む瞬間があっても、年2回のカウンセリングで1対1で話すことでモチベーションを維持できました。先生やスタッフさん、仲間たちのサポートがなかったら続けられなかったと思います。 - 通っている最中の自習時間は?
最初は1日約2時間、専科に通っている頃は1日10時間ほど。通学時間も活用したので、そこまで苦にはなりませんでした。スクールの教材のほかに、映画が好きで『ハリーポッター』を観ながらディクテーション(聴いた英語を書き取る練習)をしていたんですが、好きなことと英語を関連させると続けやすくなると思います。 - 現在ビジネスでどう生かしていますか?
交渉するような場面はビジネス特有だと思いますが、ただ伝えるだけではなく、自分の意見を英語で効果的に伝えられるようになりました。仕事以外でも、ニュースや読み物に出てくる英語の意味をすぐに理解できるようになっています。
まとめ
初級から始めてもまったく問題ないことや、レベルではなく目的に合わせてスクールを選ぶことが大事だということが取材を通じてわかりました。
ある程度の投資をすることや、レッスンだけでなく日常の中で英語にふれてインプットの機会を増やすことも、英会話の上達に役立ちそうです。
大島さんいわく、「日本人は概してシャイであることが英会話上達のネックになっています」とのこと。ところが英語を習得すると、「日本語より英語をしゃべっているときの方が生き生きしている」など、コミュニケーション能力までアップするビジネスパーソンが少なくないとか。
また、英語ができるようになると、ネットニュースやや英字新聞の記事も翻訳することなく頭に入ってくるので、欲しい情報をいち早くゲットすることができます。さらに、英語でコミュニケーションが取れることで、人脈も何倍にもふくらんで、ビジネスの世界だけでなく人生の可能性が広がっていく、と大島さんは語ります。
コロナ禍で英会話スクールのレッスンもオンライン化が一層進み、より受講しやすくなったビジネス英会話レッスン。始めようと思った今こそが、始めどきです。