おすすめタンブラー10選【専門家監修】持ち運び用や食洗器・電子レンジ対応の商品まで紹介

おすすめタンブラー10選【専門家監修】持ち運び用や食洗器・電子レンジ対応の商品まで紹介

「種類が多すぎて何が違うのかわからない」
「おすすめのタンブラーは?」

職場でコーヒーを飲む際や、自宅での晩酌などさまざまなシーンで楽しめるタンブラー。しかし、保温力・保冷力やフタの有無などの機能、デザインも豊富で、どれを選べばいいか迷う方も多いのではないでしょうか。

今回は、飲料専門家の江原貴弘さんにご協力いただき、タンブラーの選び方や注意点を解説してもらいました。
江原さんが教える、タンブラーを選ぶ際のポイントは以下です。

飲料専門家が教える!タンブラーを選ぶ際のポイント

  • オフィスで飲み物を楽しみたい人は、比較的安価で保温・保冷ができるのはステンレス製がおすすめ
  • さらに結露の防止や長時間キープをしたい人は、真空断熱構造のタンブラーがおすすめ
  • 自宅でのふだん使いや晩酌には、トールタイプのタンブラーがおすすめ

また、your SELECT.編集部が厳選したおすすめのタンブラー10点もご紹介!
ぜひ商品選びの参考にしてくださいね。

タンブラーおすすめ10選
タイプ マグカップタイプ トールタイプ ボトルorリッド付きタイプ
メーカー
商品名
サーモス サーモス アスベル アイリスオーヤマ サーモス ドウシシャ KIN ドウシシャ RIVERS thermo mug
真空断熱タンブラー 保温マグカップ 真空断熱マグカップ ステンレスタンブラー 真空断熱タンブラー ON℃ZONE氷点下タンブラー TODAY OFF TUMBLER nomigoro ウォールマグ シェイド MOBILE TUMBLER MINI
	サーモス/真空断熱タンブラー サーモス/保温マグカップ アスベル/真空断熱マグカップ アイリスオーヤマ/ステンレスタンブラー サーモス/真空断熱タンブラー ドウシシャ/ON℃ZONE氷点下タンブラー KIN/TODAY OFF TUMBLER ドウシシャ/nomigoro RIVERS/ウォールマグ シェイド thermo mug MOBILE TUMBLER MINI|M17-30
価格 4950円 3520円 オープン価格 1880円 5500円 3300円 3850円 2178円 3080円 3190円
本体素材 ステンレス ステンレス ステンレス ステンレス ステンレス ステンレス ステンレス ステンレス ステンレス ステンレス
構造 真空断熱構造 真空断熱構造 真空断熱構造 真空断熱構造 真空断熱構造 真空断熱構造 真空断熱構造 真空断熱構造 真空断熱構造 真空断熱構造
フタ あり あり あり なし なし なし あり あり あり あり
食洗機対応 使用可 本体のみ使用可 フタのみ使用可 使用不可 使用可 使用不可 使用不可 使用不可 フタのみ使用可 使用不可
購入サイト Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo!
飲料専門家・飲食店開業コンサルタント
江沢貴弘さん
江沢貴弘
飲食のスペシャリストとしてドリンクの開発や技術指導、イベント監修などに従事。コーヒー、エスプレッソ、紅茶、スムージー、ハーブティー、アルコール飲料など、あらゆる飲料に関する専門的な知識や技術を提供している。TV・雑誌などメディア出演も多数。また、カフェを中心とした飲食店のコンサルティング事業も行っている。食の専門学校「L’ECOLE VANTAN」講師&飲料部門の元統括責任者、日本ドリンク協会理事、ジャパンビアソムリエ協会理事。

本記事は、提携する企業のプロモーション情報が含まれます。掲載するサービス及び掲載位置に広告収益が影響を与える可能性はありますが、サービスの評価や内容などはyour SELECT.が独自に記載しています。(詳しくはAbout Usへ)

目次

タンブラーの選び方!飲料専門家が3つのポイントを解説

タンブラーを選ぶときは、素材や種類、機能もさまざまだからこそ、用途に適したアイテムを選ぶことが大切です。
ここでは「タンブラーにはどんな素材や機能、種類のものがあるのか」といった基礎知識と、タンブラーの選び方とおすすめの用途について飲料専門家の江沢さんに伺いました。

タンブラーの選び方

  1. タンブラーの素材で選ぶ
  2. タンブラーの種類で選ぶ
  3. あると便利な機能で選ぶ

1. タンブラーの素材の素材で選ぶ

タンブラーにはさまざまな素材のものがありますが、代表的なものとして「ステンレス製」「ステンレス以外の金属(銅やチタン、錫など)製」「プラスチック製」の3つに分類できます。それぞれの素材の特徴や使いやすさ、メリット・デメリットをまとめました。

素材 おすすめの使用シーン メリット デメリット
ステンレス製
ステンレス製
・自宅やオフィスで飲み物を楽しむ ・比較的安価
・真空断熱構造など、飲み物の温度を長時間キープできる商品が多い
・ものによって金属臭がする
・サビる可能性がある
ステンレス以外の金属(銅・チタン・錫など)製
ステンレス以外の金属
・プレゼント
・晩酌 など
・銅:熱伝導率が高く、唇に触れたときの冷たさが心地良い
・チタン:軽くて持ちやすい
・錫:イオン効果で飲み物の味がマイルドになる
・銅:変色やサビが出やすい
・チタン:成型が難しいので、バリエーションが少ない ・錫:高価なものが多い
プラスチック製
プラスチック製
・自宅やオフィスで飲み物を楽しむ
・外出時の持ち運び
・他の素材のものよりも安価
・軽くて使いやすい
・飲み物の温度をキープする能力が低い
・衝撃を与えると壊れやすい

タンブラーは素材によって、向いている飲み物や使用シーンが異なります。飲み物の味わいにも関わる部分なので、メリット・デメリットはもちろん「何を飲むか」「どこで飲むか」を踏まえて検討するようにしましょう。

2. タンブラーの種類で選ぶ

続いて、タンブラーの種類について見ていきましょう。ここでは、「マグカップタイプ」「トールタイプ」「ボトルorリッド(フタ付き)タイプ」の3種類に分けてぞれぞれの特徴をまとめました。 

種類 特徴
マグカップタイプ
マグカップタイプ
・取っ手があるので、片手でも持ちやすい
・デスクワークをしながら飲みやすい
・大容量タイプでもしっかり持てる
トールタイプ
トールタイプ
・かさばらず、収納が楽
・ストレート、カーブ、湯飲み型などバリエーションが多彩
・フタや取っ手がないので使用後の洗浄が楽
ボトルorリッド(フタ付き)タイプ
ボトルorリッド(フタ付き)タイプ
・完全密閉のフタ、もしくは飲み口があるリッド(フタ)が付いている
・フタはスクリュー、パッキンなどで固定するものが多い
・完全密閉タイプはバッグに入れて持ち運べる
・飲み口のあるリッド付きタイプは、飲みながら持ち運べる

マグカップタイプのタンブラーはオフィスでの使用・仕事用におすすめ

オフィスでの使用の際は、他のシーンよりも安全面に特に注意しましょう

オフィスでの使用の際は、他のシーンよりも安全面に特に注意しましょう

オフィスやテレワークでの仕事中に飲み物を飲む場合は、安定感があり持ちやすいマグカップタイプのタンブラーがおすすめです。加えてリッド(フタ)付きの商品を選べば、万が一倒してしまっても、大切なPCや書類に飲み物がかかってしまうのを防ぐことができます。また、フタがあればほこりやゴミの混入を防いでくれます。

飲み物の温度を保ってくれる「真空断熱構造」を選ぶことも大事なポイントになります。真空断熱構造であれば、仕事中などに長時間飲み物を入れっぱなしにしていても、温め直しなどの手間が省けます。

トールタイプのタンブラーは自宅でのふだん使いや晩酌におすすめ

ハイボールなど冷たいアルコールを楽しむなら、ステンレス製のタンブラーがおすすめ

ハイボールなど冷たいアルコールを楽しむなら、ステンレス製のタンブラーがおすすめ

トールタイプのタンブラーは、背の高いグラス型や小さめの湯飲み型など、サイズのバリエーションが豊富なところが魅力のひとつ。自宅でのコーヒーやお茶はもちろん、ビールやハイボールなどで晩酌を楽しむのにも適しています。

晩酌でビールやハイボール、チューハイなどを飲むなら、背の高いタイプで、真空断熱構造のものがおすすめ。氷をたっぷり入れても溶けにくく、最後まで冷たいままで楽しめます。
お茶やコーヒーを飲むのであれば、小さめの湯飲み型でも十分です。これも真空断熱構造であれば、アイス・ホットを問わずに長時間温度をキープしてくれるので便利です。

ボトルorリッド付きタイプのタンブラーはテイクアウトやアウトドアにおすすめ

持ち歩きに便利なタイプならコーヒーショップでのテイクアウトにも◎

持ち歩きに便利なタイプならコーヒーショップでのテイクアウトにも◎。カフェにタンブラーを持ち込むと、容器代分が安くなることも

密閉型のフタが付いたボトルタイプや、飲み口のあるリッド(フタ)が付いたタンブラーは持ち運びに便利なので、コーヒーショップへの持ち込みや、コンビニコーヒー(ホット)をテイクアウトする際におすすめです。フタがあることで中身がこぼれるのを防いでくれるだけでなく、熱や冷気が漏れにくいので保温・保冷効果を高めてくれるという利点があります。

また、ほこりやゴミ、小さな虫などが混入する心配も少ないため、キャンプなどのアウトドアシーンにも向いています

3. あると便利なタンブラーの機能で選ぶ

リッドの飲み口の形状によって、香りや温度の感じ方も変わります

「リッドの飲み口の形状によって、香りや温度の感じ方も変わります」と江沢さん

素材とは別にチェックしておきたいのが、機能面です。タンブラーには保温・保冷機能の他にも、フタ付きや食洗機対応などさまざまな機能を備えたものがあります。

  • 真空断熱構造

  • 容器本体が二重構造になっており、その間が真空になっている
  • 冷たい飲み物を入れても結露しにくい
  • 熱い飲み物を入れても表面の温度が上がらない
  • 飲み物の温度を長時間キープできる
  • リッド(フタ付き)

  • 倒しても飲み物がこぼれにくい
  • ほこりやゴミが飲み物に入るのを防ぐ
  • 密閉性は水筒よりは劣る
  • 食洗機対応

  • 食洗器で洗うことができ、使用後の洗浄の手間が省ける
  • 本体が対応していても、フタやパッキンなどの細かいパーツは対応していないことがある

編集部厳選!

【タイプ別】タンブラーおすすめ10選

タンブラーを使用する目的やシーンなどを想定しておくと、自分に合ったものを選びやすくなります

「タンブラーを使用する目的やシーンなどを想定しておくと、自分に合ったものを選びやすくなります」と江沢さん

江沢さんのアドバイスをもとに、編集部がタンブラーのタイプごとにおすすめのアイテムをピックアップ。職場のコーヒーブレークや自宅での晩酌、コーヒーショップへの持ち込み、アウトドアなどに使いやすいアイテムをそれぞれ紹介します。

気になる内容をクリック

タンブラーおすすめ10選
タイプ マグカップタイプ トールタイプ ボトルorリッド付きタイプ
メーカー
商品名
サーモス サーモス アスベル アイリスオーヤマ サーモス ドウシシャ KIN ドウシシャ RIVERS thermo mug
真空断熱タンブラー 保温マグカップ 真空断熱マグカップ ステンレスタンブラー 真空断熱タンブラー ON℃ZONE氷点下タンブラー TODAY OFF TUMBLER nomigoro ウォールマグ シェイド MOBILE TUMBLER MINI
	サーモス/真空断熱タンブラー サーモス/保温マグカップ アスベル/真空断熱マグカップ アイリスオーヤマ/ステンレスタンブラー サーモス/真空断熱タンブラー ドウシシャ/ON℃ZONE氷点下タンブラー KIN/TODAY OFF TUMBLER ドウシシャ/nomigoro RIVERS/ウォールマグ シェイド thermo mug MOBILE TUMBLER MINI|M17-30
価格 4950円 3520円 オープン価格 1880円 5500円 3300円 3850円 2178円 3080円 3190円
本体素材 ステンレス ステンレス ステンレス ステンレス ステンレス ステンレス ステンレス ステンレス ステンレス ステンレス
構造 真空断熱構造 真空断熱構造 真空断熱構造 真空断熱構造 真空断熱構造 真空断熱構造 真空断熱構造 真空断熱構造 真空断熱構造 真空断熱構造
フタ あり あり あり なし なし なし あり あり あり あり
食洗機対応 使用可 本体のみ使用可 フタのみ使用可 使用不可 使用可 使用不可 使用不可 使用不可 フタのみ使用可 使用不可
購入サイト Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo!

マグカップタイプのタンブラーおすすめ3選

まずはマグカップタイプのタンブラーを3種類ご紹介します。いずれも底が広く安定感があり、フタも付いているのでオフィスでの使用に最適です。

飲み頃温度をキープし、片手で開閉できるフタ付き サーモス 真空断熱タンブラー|JDP-300

専門家のおすすめポイント

リッドは縦スライドで、片手で簡単に開閉が可能です。飲み口は横広タイプのため、より飲料の味わいを感じやすい。 ボディは縦長だが口径が広いので倒れにくく、安定感があります。浅い形状なので、使用後の洗浄もとても簡単です。

江沢貴弘さん

飲料専門家

江沢貴弘さん

本体素材 ステンレス
容量 300ml
構造 真空断熱構造
フタ あり
サイズ 直径8×高さ10.5cm
カラーバリエーション ライトブルー/ブラック/ホワイト
食洗機対応 使用可

ステンレス製の真空断熱構造で、高い保温・保冷力を発揮。ほこりやゴミの混入を防ぐだけでなく、片手で簡単に開閉できるフタ付きなので、取っ手は付いていないものの、オフィスやテレワークなどの仕事中にもおすすめです。

江沢さんによると、鼻のあたりまで開く縦長のスライド式の飲み口は「飲み物の香りを感じやすい」という特徴があるそう。全パーツが食洗機に対応しているので、毎日のお手入れも簡単です。

外側が熱くならず、結露しにくい取っ手付きマグ サーモス 保温マグカップ|JDC-351

専門家のおすすめポイント

取っ手付きのマグカップ型は、飲み物を満杯近く注いでも持ち上げやすいという利点があります。真空断熱構造により外側が熱くならず、結露もしにくいので、デスクの上を汚しません。フタを使えば保温効果がさらに高まり、ほこりが入るのも防いでくれます。

江沢貴弘さん

飲料専門家

江沢貴弘さん

本体素材 ステンレス
容量 350ml
構造 真空断熱構造
フタ あり
サイズ 直径9.5×高さ11cm
カラーバリエーション ホワイト/ライトブルー/エスプレッソ
食洗機対応 本体のみ使用可

取っ手付きのマグカップ型は、飲み物を満杯近く注いでも持ち上げやすいという利点があります。真空断熱構造により外側が熱くならず、結露もしにくいので、デスクの上を汚しません。フタを使えば保温効果がさらに高まり、ほこりが入るのも防いでくれます。

安定感のある取っ手付きなので、オフィスでも使いやすいです。本体のみ食洗機に対応しています。

高い機能性とスタイリッシュなデザインを両立 アスベル 真空断熱マグカップ|MG-S330N

専門家のおすすめポイント

高い保温・保冷機能とおしゃれなデザインを兼ね備えたマグカップタイプのタンブラー。フタは縦長のスライド式で、口径が広いのでコーヒーの芳醇(ほうじゅん)な香りも同時に楽しめます。カップに直接コーヒードリッパーをのせてドリップすることも可能。スライド部分のフタやパッキンなど細かいパーツも取り外せるので、洗いやすく清潔に保てます。

江沢貴弘さん

飲料専門家

江沢貴弘さん

本体素材 ステンレス
容量 330ml
構造 真空断熱構造
フタ あり
サイズ 直径9.3×高さ10.5cm
カラーバリエーション ブラック/シャンパンゴールド/パールホワイト/メタリックグレー
食洗機対応 フタのみ使用可

高い保温・保冷機能とおしゃれなデザインを兼ね備えたマグカップタイプのタンブラー。フタは縦長のスライド式で、口径が広いのでコーヒーの芳醇(ほうじゅん)な香りも同時に楽しめます。カップに直接コーヒードリッパーをのせてドリップすることも可能。スライド部分のフタやパッキンなど細かいパーツも取り外せるので、洗いやすく清潔に保てます。

※価格は税込です

トールタイプのタンブラーおすすめ3選

続いて、トールタイプのタンブラーを3種類ピックアップ。フタが付いていないシンプルな形状なので洗いやすく、自宅で使いやすいのが特徴です。

滑りにくく、片手でも持ちやすいシンプル形状 アイリスオーヤマ ステンレスタンブラー|STL-450

専門家のおすすめポイント

高さに対して若干幅広な口径になっています。底面にラバー加工が施されているので、倒れにくいだけでなく、滑りにくい。テーブルに置く際に大きな音が出ないというメリットも。

江沢貴弘さん

飲料専門家

江沢貴弘さん

本体素材 ステンレス
容量 450ml
構造 真空断熱構造
フタ なし
サイズ 直径8×高さ14.4cm
カラーバリエーション シルバー/ピンクゴールド
食洗機対応 使用不可

シンプルなデザインで使いやすいステンレス製タンブラー。真空断熱構造で、飲み頃の温度をキープしてくれるだけでなく、氷をたくさん入れても、結露による水滴がつく心配もありません。底面には、滑り止めラバー付き片手で飲める利便性や、コストパフォーマンスの高さも魅力です。

陶器のような質感のステンレスタンブラー サーモス 真空断熱タンブラー|JDM-420

専門家のおすすめポイント

陶器を思わせる口当たりのタンブラー。内側にセラミック塗膜加工を施すことにより、金属臭がいっさいしないのがポイント。 外側のつや消しのような塗装にはかすかな凹凸感(ザラつき)があるので、持ったときに滑りにくいです。 350ml缶のビールをしっかり泡立てて注いでもピッタリの、420mlサイズです。

江沢貴弘さん

飲料専門家

江沢貴弘さん

本体素材 ステンレス
容量 420ml
構造 真空断熱構造
フタ なし
サイズ 直径7.5×高さ14.5cm
カラーバリエーション ネイビー/ホワイト/ブラック/ベージュ
食洗機対応 使用可

ステンレス製でありながら、まるで陶器のような質感のタンブラー。真空断熱構造でちょうどいい飲み頃の温度を保ってくれるだけなく、氷が溶けにくいので、お酒の味を薄めず最後までおいしく楽しめます。食洗機でタンブラーをまるごと洗いたいという人にもおすすめです。

冷凍庫で凍らせて使う新感覚のタンブラー ドウシシャ ON℃ZONE氷点下タンブラー|OZFT-260S

専門家のおすすめポイント

真空に加えて、冷却機能付きの3層構造により、冷凍庫で凍らせてから使用すると、飲み物が氷点下になるという独創的なタンブラー。 25℃の室内で、凍らせたこのタンブラーに4℃のビールを注いだら、約1分で-1℃にまで冷えたという試験実績も。飲み物をとにかくキンキンに冷やして楽しみたい方におすすめ。

江沢貴弘さん

飲料専門家

江沢貴弘さん

本体素材 ステンレス
容量 260ml
構造 真空断熱構造+冷却剤
フタ なし
サイズ 直径7.2×高さ16cm
カラーバリエーション ゴールド/シルバー
食洗機対応 使用不可

真空断熱構造と冷却剤の3層構造で、飲み物の温度をキンキンに冷却するタンブラー。冷凍庫で凍らせたタンブラーに飲み物を入れることで、氷点下の冷たさを体感できます。

細長くて真っすぐな形状は、ビールやレモンサワーなどをごくごく飲むときに爽快な喉越しを感じられます。

バリエーションとして、420mlで取っ手が付いたジョッキ型もあります。

ボトルorリッド付きタイプのタンブラーおすすめ4選

最後は、コーヒーショップやコンビニにタンブラーを持ち込みたい方やアウトドア志向の方のために、持ち運びに便利で高機能なボトルタイプやリッド付きタイプのタンブラーを4種類ピックアップしました。

全8色のカラー展開。女性に人気のおしゃれタンブラー KINTO DAY OFF TUMBLER

専門家のおすすめポイント

フタがスタイリッシュな輪っか状になっており、持ち運びが簡単なキャリータイプ。完全密閉のため、バッグに入れて持ち運び可能なのもうれしいポイント。 保冷のために氷を入れて飲む人もいるかと思いますが、氷が飲み口に流れてくるのを防いでくれる中ブタが付いているので、ストレスフリーで飲み物を楽しめます。

江沢貴弘さん

飲料専門家

江沢貴弘さん

本体素材 ステンレス
容量 500ml
構造 真空断熱構造
フタ あり
サイズ 直径7.4×高さ22.6cm
カラーバリエーション ホワイト/オレンジ/カーキ/グリーン/ダークグレー/ネイビー/マスタード/ロゼ
食洗機対応 使用不可

フタが完全密閉タイプのタンブラー。コーヒーショップにも携帯したくなるおしゃれなデザインと明るいカラー展開が女性に人気です。上部に持ち手が付いているので、持ちやすさも◎。

内側は茶渋や飲料のにおいがつきにくく、外側は傷が入りにくいよう工夫されているのもうれしいポイントです。中ブタが氷を受け止め、飲料が勢いよく出ることを防いでくれるため、最後までストレスなく飲み干せます。

透明のフタで残量を目視でき、手に持ちやすい ドウシシャ nomigoro |CT-360

専門家のおすすめポイント

クリアなリッド(フタ)により、飲み物の残量が一目でわかります。 片手でスライドできる飲み口、上部から下部にかけての絞った形状による持ちやすいボディなど、便利な工夫が施されています。横幅もあり、倒れにくいのもポイント。 優しいパステルカラーがラインナップされています。

江沢貴弘さん

飲料専門家

江沢貴弘さん

本体素材 ステンレス
容量 360ml
構造 真空断熱構造
フタ あり
サイズ 直径8.4×高さ13.8cm
カラーバリエーション グレー/グリーン/ピンク/パープル
食洗機対応 使用不可

手に持ちやすい形状と、淡いカラー展開がおしゃれなタンブラー。コーヒーショップでS~Mサイズのコーヒー1杯分を入れることが可能です。片手で開閉できるスライド式フタは、飲み物の残量が目視できるよう透明仕様になっています。フタは分解しやすく、本体の口径も広いので、すっきり洗えて清潔に保てるところも魅力です。

自然な飲み心地にこだわって設計 RIVERS ウォールマグ シェイド

専門家のおすすめポイント

飲み口が縦長になっているので、口をつける際に香りを感じやすくなっています。またスクリューキャップで密閉性が高く、保温・保冷効果ともにバッチリ。 コーヒーショップでのテイクアウト利用はもちろん、自然になじむカラーはアウトドアにも溶け込みます。

江沢貴弘さん

飲料専門家

江沢貴弘さん

本体素材 ステンレス
容量 300ml
構造 真空断熱構造
フタ あり
サイズ 直径8.1×高さ14.1cm
カラーバリエーション ベージュ/ブラック/オリーブ/アッシュブルー
食洗機対応 フタのみ使用可

飲み口の穴をできるかぎり大きくするなどして、自然な飲み心地を目指して設計されたタンブラー。コーヒーショップで飲み切るのにちょうどいいサイズです。フタは密閉性の高いゴム製のスクリューキャップ式なので、持ち運びの際にもこぼれにくいのが特徴です。ただしゴムが劣化すると飲料が漏れる可能性があるので、注意が必要になります。

また、飲み口が広く外でもドリップコーヒーを入れられるので、キャンプなどのアウトドアシーンにもおすすめ。

コンパクトなデザインながら密閉性も両立 thermo mug MOBILE TUMBLER MINI|M17-30

専門家のおすすめポイント

コーヒースタンドのテイクアウト用カップを思わせるミニマルデザインですが、ステンレス製のボディが高級感を感じさせます。 スクリュータイプのフタには飲み口がないので、毎回外して飲むことになりますが、その分ダイレクトに、香りや味わいを楽しむことができます

江沢貴弘さん

飲料専門家

江沢貴弘さん

本体素材 ステンレス
容量 300ml
構造 真空断熱構造
フタ あり
サイズ 直径9.7×高さ13.8cm
カラーバリエーション リーディングレッド/アイボリー/スモークグレー/スレートグレー/ネイビー/ピンク/ブラック/ペールバイオレット/ホワイト
食洗機対応 使用不可

男女ともに使いやすいマット感のあるカラー展開が人気。密閉式でサイズも大きすぎないため、持ち運びに便利です。フタのパーツは全部で5つあり、分解して手洗いすれば清潔に保てます。飲む際は毎回フタを外すことになりますが、その分バッグなどに入れて持ち出すことも可能です。ECサイトでも、密閉性の高さに注目する口コミが目立ちました。

タンブラーに関するQ&A

最後に、タンブラーに入れてはいけない飲み物や、コーヒーショップに持ち込むときの注意点など、タンブラーに関する疑問を江沢さんにお答えいただきました。

Q. タンブラーを買う際の、サイズの決め方は?

A. 例えば350ml缶のビールやハイボールを注いで楽しみたいのなら、泡や氷によってかさが増すことを考慮して、400ml程度のものを選べば、あふれる心配はないと思います。同じように、500ml缶のものを飲むなら、550~600ml程度のものが適しています。
コーヒーショップに持ち込んだり、コンビニコーヒーを入れたりするなら、自分がよく購入するサイズに合わせて購入しましょう。ただ大きいタンブラーは持ち運びに不便なため、Mサイズが使いやすくておすすめです。

Q. タンブラーに入れてはいけない飲み物は?

A. 基本的にタンブラーに入れてはいけない飲み物はありません。
タンブラーは水筒のように長時間使用することは少なく、密閉性が低いので、内部の気圧上昇のリスクもありません。ただステンレスに傷などが入った場合は、酸や塩分による腐食の可能性が高まるので、注意が必要です。

腐食が気になる人は、ステンレスの内側にコーティングを施したものを選ぶとよい

「腐食が気になる人は、ステンレスの内側にコーティングを施したものを選ぶとよいでしょう」と江沢さん

Q. タンブラーの洗い方は?

A. スポンジの柔らかい面を使い、食器用中性洗剤で優しく洗って乾かしてください。お茶やコーヒーでできた茶渋汚れには、塩素系ではなく、酸素系の漂白剤を使用しましょう。ザラつきには、クエン酸を水で1〜2%の濃度にしてタンブラーに注ぎ、30分放置。斑点状の赤いサビには、食用酢をぬるま湯で割り、10%の濃度にして、同じくタンブラーに注ぎ30分置いてください。注意点は、タンブラーを洗浄用の液体にまるごとつけ置きにしないこと。外側の塗装が傷むなどして寿命を縮めてしまう可能性があります。

Q. タンブラーの寿命はどのくらい?

A. 真空断熱構造のタンブラーは保温・保冷機能の要となる真空を保てなくなったら寿命だとお考えください。底面にシールが貼ってある商品がありますが、そのシールが真空を保つ役割をもっています。そのためシールが剥がれた時点で保温不良などにつながる可能性も。シールをむやみに剥がさないようにしましょう。また、ストーブなどの熱源に近づけるのはたいへん危険なうえ、破損の原因になるので注意してください。

底面のシール。値札などと間違えて剥がさないように注意しましょう

底面のシール。値札などと間違えて剥がさないように注意しましょう

Q. コーヒーショップに持ち込むときの注意点は?

A. 洗った後のタンブラーでないとコーヒーを販売してくれないお店もあるので、事前に確認しておきましょう。店員に頼めば持参したタンブラーを洗ってくれることもありますが、衛生面においても、できるかぎり清潔な状態で持ち込むことをおすすめします

Q. タンブラーのトレンドは?

最近はファッションアイテムの感覚で持ち歩けるおしゃれなタンブラーも多く登場しています

「最近はファッションアイテムの感覚で持ち歩けるおしゃれなタンブラーも多く登場しています」と江沢さん

A. 現在市販されているタンブラーには保温・保冷機能に優れたものが多く、飲み物の温度を維持できるのが魅力です。素材だけでなく取っ手付きやフタ付きなど種類もさまざまで、飲み物の容量や用途に合わせて使い分ければ、自宅はもちろんオフィス、カフェ、アウトドアなどあらゆるシーンで活躍します。

また、水筒のように持ち運べる密閉性の高いものや、最近では機能性とデザイン性を兼ね備えたアイテムも多数登場しており、選択肢の幅が広がっています。

まとめ

  • 一般的なタンブラーは円筒型で背が高く、素材はステンレス製が多い
  • 真空断熱構造のタンブラーは、保温・保冷効果が高い
  • 持ち運ぶのに便利なのは、密閉性の高いフタ付きタイプ
  • ステンレスは酸や塩分によって劣化しやすいため、長時間の使用は控え、こまめに洗って乾かすことが大事
  • タンブラーの底にシールが貼ってあるものは剥がさないよう注意しよう

今回は飲料専門家の江沢さん監修のもと、タンブラーの種類や選び方のポイント、注意点などを解説しました。
タンブラーを選ぶときには、自分が「どんな飲み物を、どんな目的やシーンで使いたいのか」ということを明確にしたうえで、用途に合った容量や機能を選ぶのが重要です。ぜひ本記事を参考にして、自分にぴったりのタンブラーを見つけてくださいね。

このページをシェアする

このカテゴリーの最新記事
このカテゴリーの最新記事
TOP