おすすめスープジャー12選【料理家監修】洗いやすい＆保温力の高い女性向け商品を紹介

「ランチにちょうどいいサイズのスープジャーが欲しい」
「スープジャーで保温調理をしてみたいけど、容量や保温力はどれくらい必要？」

お弁当箱としても保温調理としても活躍するスープジャーですが、選ぶ際にどんなポイントに注目すればいいのか、自分にちょうどいい容量はどのくらいか、よくわからないという人も多いですよね。

そこで今回は、料理家の野上優佳子さんにスープジャーの基礎知識や選び方について詳しく教えていただきました。

最新のおすすめスープジャー12選やスープジャーでできる簡単レシピも紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてください！

※2024年3月1日時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので、商品販売サイトでご確認ください。

スープジャーは、お弁当のお供になるスープや、パスタなどのメイン料理、冷たいデザートなどを入れられる便利なアイテムです。
最近では材料を入れておくだけで料理が完成するスープジャーのほったらかしレシピも人気を集めています。

まずはスープジャーの魅力について、弁当コンサルタントとしても活躍する料理家の野上優佳子さんに伺っていきます。

スープジャーってどんなもの？

「スープジャーを使いこなせば料理の幅も広がりますよ」と話す野上さん

スープジャーは保温・保冷効力をもつステンレス製の魔法瓶です。温かい料理は温かいまま、冷たい料理は冷たいままで持ち運びができるため、時間がたってもできたてのおいしさを味わうことができます。

スープジャーの高い保温・保冷効力の秘訣は内部の構造にあります。

スープジャーの内部は二重構造でできており、内びんと外びんの間は空気がない真空状態になっています。真空では熱が移動しないため放熱を防ぎ、スープジャー内の温度を保つことができます。

さらに内びんと外びんの間の真空層に金属箔を巻くことで、外に向かう熱を反射させて中に閉じ込めることができます。

スープジャーの内側の素材はほとんどがステンレス製ですが、よりにおいが付きにくいようセラミックコートなどの表面加工がされているものもあります。

「金属製のため電子レンジは使えないので注意しましょう」

また、軽く火を通した野菜と熱いスープをスープジャーに入れておけばじっくり保温調理されるため、忙しい朝にも時間をかけずにささっと作ることができます。

後半では、野上さんおすすめのスープジャーレシピも紹介しています。

▼スープジャーでできる簡単ほったらかしレシピへ▼

スープジャーの保温力、保冷力はどのくらい？

スープジャーの説明書や外装には保温効力と保冷効力が表記されています。
保温効力と保冷効力は、一定の時間が経過した後のスープジャー内の温度を表しており、スープジャーの性能を見比べるうえでの一つの指標となります。

例えば、「保温効力　56℃以上（6時間）」と表示されている場合、熱いスープを入れてから6時間経過した後も56℃以上の温度が保たれている、ということになります。同じように「保冷効力　12℃以下（6時間）」と表示されている製品は、冷たい食材を6時間後も12℃以下に保つことができます。

（左）保温効力56℃以上（6時間）のスープジャーにスープを入れた直後の温度／（右）6時間後の温度

保温・保冷効力は製品によって差がありますが、保温効力は60℃前後、保冷効力は15℃以下のものを選ぶと安心です。

後半では保温・保冷効力をキープするコツも紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。

▼【Q. 保温・保冷効果をキープするコツは？】へ▼

ここからは、野上さんに伺ったスープジャーの選び方を紹介していきます。
選び方のポイントは以下の3つ。何を重視したいかによって選ぶスープジャーが変わってきます。
用途や使いやすさやデザインも重視して、自分にとってベストなスープジャーを選びましょう。

1. 用途に合わせて選ぶ

まずは、スープジャーを使う目的や用途に合わせた選び方です。

スープジャーのサイズは大小さまざまありますが、300〜500ml程度が一般的です。容量別の用途や特徴を見てみましょう。

左から500ml、400ml、300mlのスープジャー

スープやデザートを入れておにぎりやパンと一緒に食べるという場合は、300ml以下のスープジャーがおすすめです。少食な人や軽く食べたいという人は、300ml程度のスープジャー料理1品でも十分でしょう。

400ml前後がもっとも標準的なサイズです。400ml＝うどん1杯分くらいの容量なので、1品でしっかり満足できるでしょう。

451ml以上の比較的容量が大きいスープジャーは、食べる量が多い人や家族や友人とシェアしたいという人向けです。ただし、容量が大きくなるとサイズや重さも増すので、持ち運びしやすいかのチェックは必要です。

保温調理に挑戦したい人は、保温効力に注目

保温調理では食材を入れてからゆっくりと火を通すため、保温効力が低いと十分加熱ができず、食べる頃にも調理が完了しない可能性があります。
保温調理を目的に選ぶ場合は、保温効力60℃以上のスープジャーを選びましょう。

「保温効力が高いスープジャーなら、食材を入れておくだけで昼頃にできたて料理が楽しめます」

他にも、アウトドアで家族や友人と料理をシェアしたいという場合は直径が大きく底面がしっかりしたものを選ぶなど、どこで食べるかも意識しながら選ぶとよいでしょう。

2. 使いやすさで選ぶ

毎日のように使うスープジャーは、使いやすさも大切です。
料理を入れるとき、食べるとき、洗うときなど、場面ごとにストレスを感じないよう細かい部分までチェックしておきましょう。

ここでは以下の3つのポイントについて解説していきます。

料理の入れやすさ｜口径は7cm以上がおすすめ

スープジャーの飲み口の広さ（＝口径）は7cm以上を目安に選びましょう。

「口径が広いタイプは食べやすさ、洗いやすさの面でもおすすめです」

特に具だくさんのスープやパスタなどを入れる際、飲み口が小さいと料理が入れにくくストレスになってしまいます。
口径が7cm以上あれば、大きめの具材も入れやすく、鍋の注ぎ口やお玉から料理を入れてもこぼれにくいので便利です。

食べやすさ｜ふたの開けやすさと飲み口をチェック

料理を入れてからしばらくたつと、中の温度とともにスープジャー内の圧力も下がり、ふたが開けにくくなります。

特に女性や子どもがメインで使う場合は、ふたのサイズが手の大きさに合っているか、外ぶたに滑り止め加工や溝が付いているかをチェックしましょう。
内ぶたに空気穴が付いているなど、中の圧力を逃す工夫が施されている製品もあります。

また、飲み口の形状もチェックしておきたいポイントです。
特に汁物の場合は飲み口に直接口を付けるので、丸みがあり口当たりが優しいタイプがおすすめ。金属が直接口に触れるのは嫌という人は、飲み口に樹脂製のカバーが付いているものを選ぶとよいでしょう。

「飲み口にカバーが付いていると口当たりが優しく食べやすいですが、洗う手間は少し増えます」

洗いやすさ｜パーツの分解・交換はできるか

多くのスープジャーは、中身が漏れにくいようにふたが2重構造になっており、密閉性を高めるためのパッキンが付いています。

ふたのパーツが分解できないタイプだと洗いづらく汚れが残るので、細かく分解できるものを選びましょう。ただし、パーツが細かすぎると洗う手間がかかり組み立ても面倒なので、最大でも5パーツ程度のものがおすすめです。

「パッキンのすき間に汚れやにおいが付きやすいので、分解できるものはすべて取り外してしっかり洗いましょう」

スープジャー本体は基本的に食洗機の使用は不可ですが、ふたは食洗機対応のものも多く出ています。洗う手間をできるだけ省きたいという人は、食洗機対応かどうかも確認しておくとよいでしょう。

また、使い続けるとパッキンのにおいが取れなくなってきたり、劣化して液漏れするようになったりします。その際、新しいパッキンに交換ができるよう、替えのパッキンの販売をしているかもチェックしておくと、より長く快適に使用できます。

3. デザインで選ぶ

毎日のお弁当作りのモチベーションを保つためにも、お気に入りのデザインで選ぶのも一つの手です。

色が複数から選べるものや柄がデザインされているもの、フォルムがかわいいタイプなどさまざまなスープジャーがあるので、使う人やシーンに合わせて好みのものを選びましょう。

THERMOS（サーモス）や象印などの大手メーカーは色のバリエーションが豊富です。より個性的な色やデザインを求める人は、BRUNOやドウシシャなどおしゃれなキッチングッズを扱うメーカーのアイテムをチェックしましょう。

他にも期間や数量限定で人気キャラクターとのコラボ商品が販売されることもあるので、特にデザインを重視したい人は限定アイテムもおすすめです。

ここからは、your SELECT.編集部が厳選した容量別のおすすめスープジャー12選を紹介していきます。

300ml以下、301〜450ml、451ml以上の3つのカテゴリのほか、番外編としてデザイン重視のかわいいスープジャーもピックアップしたので、ぜひ参考にしてみてください。

気になる内容をクリック

• 【〜300ml】スープやデザートにおすすめ3選
• 【301〜450ml】具だくさんスープやオートミール粥（がゆ）におすすめ3選
• 【451ml〜】メイン料理やたくさん食べたい人におすすめ3選
• 【番外編】おしゃれさ重視の人におすすめ3選

※2024年3月1日時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので、商品販売サイトでご確認ください。

【〜300ml】スープやデザートにおすすめ3選

まずは、お弁当やおにぎりのお供にぴったりな300ml以下のスープジャー3選を紹介します。

和洋中のスープはもちろん、冷たいフルーツやドリンクを入れるのにもちょうどよく、コンパクトなので持ち運びにも便利です。

魔法瓶の老舗メーカーとして国内外で愛されるTHERMOS（サーモス）。こちらのスープジャーは、爽やかな色みとキャニスターのようなかわいい見た目が特徴です。
開けやすさにこだわり、ふたには少し回すと中の圧力を逃す「クリックオープン構造」を採用。また、飲み口は丸みがあり口当たりが優しいのもポイントです。

下部が細くなったカップフォルムのスープジャーです。内部はフラットなので具を取り出すときに引っかかる部分がなく、食べやすくなっています。
口径が8cmと広いため、料理が入れやすいのも特徴。大きい具材がゴロゴロ入ったスープにも適しています。
260mlでは物足りないという場合は、同じタイプの360ml（税込2948円）がおすすめです。

アイリスオーヤマのスープジャーは、軽量かつコンパクトで子どもでも持ち運びしやすいサイズです。シンプルでシックな色みなので、男性のお弁当のお供にもぴったり。
樹脂製の飲み口は口当たりが柔らかく、もちろん分解もできるので清潔に保つことができます。
少し大きめの400ml（税込2280円）もあるので、使う人や用途に合わせて選びましょう。

【301〜450ml】具だくさんスープやオートミール粥におすすめ3選

続いて紹介するのは、301〜450mlのスタンダードなサイズ。具だくさんのスープやパスタ、オートミール粥など幅広いメニューに活用できます。

男女ともに満足できるサイズなので、家族でシェアしたいという人にもおすすめです。

炊飯器や水筒でおなじみのタイガーのスープジャーです。下部が細くなっているため持ちやすく、丸い底面が食べやすさもサポートします。
内面にはなめらかで光沢のあるスーパークリーン加工を施しているので、汚れやにおいが付きにくく清潔に保てます。
サイズ展開は他に250ml（税込2288円）と300ml（税込2508円）があります。

アメリカ生まれのアウトドアブランド「STANLEY（スタンレー）」のスープジャーは、スタイリッシュなデザインと使いやすさが人気を集めています。
底面が2重になった構造で耐久性も高く、キャンプなどアウトドアでも重宝します。
本体側面に収納可能な専用スポーク（フォークスプーン）が付属しているので、カトラリーを別で持っていく必要がなく持ち運びにも便利です。

女性ならこれ1つでしっかり満足できる量が収まるサーモスのレギュラーサイズのスープジャーです。
ふたに採用したクリックオープン構造によって、少し回すと中の圧力が逃げるため、強い力を入れなくても楽に開けることができます。
ふたのパーツは細かく分解でき、本体以外は食洗機の使用も可能。400mlのほか、500mlの大容量サイズも用意されています（税込3300円、色はレッドとブラウンのみ）。

【451ml〜】メイン料理やたくさん食べたい人におすすめ3選

続いて紹介するのは、450ml以下だと物足りないという人におすすめの大きめサイズのスープジャー3選です。牛丼やカレーなどのメイン料理がしっかり入るので、男性でも1品で満足できるでしょう。

700ml以上の大容量タイプなら、キャンプなどで料理をシェアする際にも使えます。

専用スポーク（フォークスプーン）付きでアウトドア感あふれるスープジャーです。
しっかりとした真空断熱構造と高い保温・保冷効力で、温かいものは温かいまま、冷たいものは冷たいまま長時間キープすることができます。
口径が7.8cmと大きいため料理が入れやすく、底面がしっかりしているので外で使っても安定しやすいという特徴があります。 外ふたを開けると中栓が付いており、その中にもクラッカーや薬味などを入れることができます。

MANAUS（マナウス）のスープジャーは、400g未満と軽量ながら容量は500mlとたっぷり入ります。
ふたには折りたたみスプーンが内蔵されているので、持ち運ぶ際の荷物も減って便利です。シンプルでナチュラルな色合いも人気です。
ふたはパッキン2つとシンプルな構造で、洗いやすく組み立てやすいのもポイントです。

家族で料理をシェアするのにぴったりな750mlの大容量スープジャーです。
みそ汁なら5杯分、カレーなら4人分（ごはんは除く）も入るので、おでかけの際に大活躍。保温効力も高いため、出かける前に軽く加熱した食材を入れておけば、昼には家族分の温かい料理ができあがります。
ふたの内側には、ふたが開けにくい場合にスープジャー内部の圧力を逃す弁パッキンが付いているので、もし開かなくなってしまっても安心です。

【番外編】おしゃれさ重視の人におすすめ3選

最後に番外編として、色やデザインにこだわりたい人向けのおしゃれなスープジャーを紹介します。

気分が上がるかわいいデザインのスープジャーを選べば、お弁当作りのモチベーションもアップすること間違いなしです。

一味違うデザインを意識したドウシシャのステンレスボトルシリーズ「mosh!（モッシュ）」のスープジャーです。
かわいらしい見た目ながら、内部は真空断熱2層構造になっているので、食品の温度を長時間キープ。
シルバーカラーのふたにはシリコンゴムが付いており、滑りにくく女性でも開けやすくなっています。

おしゃれなキッチンアイテムを多く扱うBRUNO（ブルーノ）のスープジャーは、落ち着いた印象のツートンカラーが特徴。ざらっとした質感も個性的で温もりを感じます。
軽量でコンパクトなので持ち運びにもぴったり。別売りのスープジャーポーチ（税込1430円）と合わせて購入すれば、毎日のランチタイムが楽しみになります。

猫耳が付いたキュートなスープジャーです。猫耳はデザインのワンポイントになるだけでなく、ふたを開ける際に指をかけやすいというメリットもあります。
底面が広く安定性が高いほか、口径が大きいので料理が入れやすい、パーツがしっかり分解できて洗いやすいなど、使いやすさにもこだわりを感じます。

ここからは、野上さんおすすめのスープジャーでできる保温調理レシピを紹介します。

スープジャーは保温性が高いため、食材と熱々のスープを一緒に入れて置いておけば、とろ火でじっくり調理したのと同じような状態になります。スープジャーに入れる前に食材に完全に火を通す必要がないので、調理時間の短縮になり、味もじっくり染み込みます。

保温調理のコツは、事前にスープジャーを予熱しておくこと。食材を入れる3〜5分ほど前にスープジャーに熱湯を入れて、スープジャーの中の温度をしっかり上げておきましょう。

「予熱しておけば、5〜6時間後も保温効力以上の高い温度を保てますよ」

今回は簡単にできてしっかり満足できる「なすとツナのトマトパスタ」のレシピを教えてもらいました。

オートミールでアレンジもできる！ 「なすとツナのトマトパスタ」の作り方

最後にスープジャーに関するよくある疑問について、野上さんにお答えいただきました。

Q. スープジャーを利用するメリットは？

A. スープジャーを利用するメリットを見てみましょう。

スープジャーは、できたてのおいしさを長時間キープすることができます。

また、お弁当のように彩りを気にしたり盛り付けに時間をかけたりする必要がないため、準備や調理の手間も省けます。

冷蔵庫の残り物で作ったスープでもしっかり満足できる一品になるので、料理が苦手な人や節約したい人にもぴったり。

Q. 保温・保冷効果をキープするコツは？

A. スープジャーは、食材を入れる前に予熱・予冷をしておくことで、より長く保温・保冷効力を保つことができます。

スープジャーを使用する3〜5分ほど前に、温かいものを入れる場合は熱湯を、冷たいものを入れる場合は氷水を入れて置いておくとよいでしょう。

冷たいものを入れる場合は、スープジャー本体を冷蔵庫に入れておくのも有効です。また、冷たいスープやデザートを入れる際、氷2〜3個を一緒に入れておくと、より冷たさをキープできます。

「予熱・予冷する際は、熱湯や氷水をスープジャー上部の線（止水部）まで入れましょう」

Q. 保温ポーチや保冷バッグは必要？

A. 保温ポーチや保冷バッグはマストではありませんが、あると便利です。

スープジャーは断熱構造なので外気の影響は受けにくくなっていますが、保温ポーチや保冷バッグに入れておくと保温・保冷効力がより高まって、温かさや冷たさを長時間キープできるようになります。

また、ポーチやバッグに入れることで、スープジャーの本体に傷が付くのを防いだり、液漏れした場合にかばんの中が汚れるのを防いだりする効果もあります。
さらに取っ手付きのポーチやバッグであれば、かばんに入らなくても手で持ち運ぶことができます。

保温ポーチや保冷バッグを選ぶ際は、スープジャーがぴったり収まるか、断熱効果がしっかりあるかをチェックしましょう。大きすぎると安定性に欠けるので、容量や高さ、奥行などを確認してから、できるだけぴったりサイズのポーチやバッグを選ぶのがおすすめです。

「スープジャーと同じメーカーから出ている専用ポーチがあれば、それを選ぶのがベストです」

Q. スープジャーを使ううえでの注意点は？

A. スープジャーを使用する際は、以下の点に注意しましょう。

まず、スープジャーに入れた料理は6時間を目安に食べきるようにしましょう。

食材は30〜40℃前後がもっとも傷みやすい温度といわれています。できるだけ長く適した温度を保てるよう、スープジャーに入れる食材はできるだけ熱々または冷たい状態で入れることも大切です。

また、中身を入れすぎると液漏れの恐れがあるため、食材はスープジャー内側の線（止水部）の1cm下を目安に入れましょう。

スープジャーは断熱効果が高いので、ふたをしたまま冷蔵庫に入れても意味がありません。冷蔵庫で保存する場合は、ふたを外してラップをかけてから入れましょう。

Q. スープジャーに入れてはいけない食材は？

A. 以下の食材はスープジャーに入れるのはNGとされています。

生ものは傷みやすく、時間がたってから食べると食中毒の恐れがあります。
また、加熱が不十分なままスープジャーに入れると腐敗のリスクが上がってしまうため、肉や魚、卵、乳製品などはしっかり火を通してから入れましょう。

他に炭酸ガスを発生させるドライアイスや炭酸飲料は、入れると破損の恐れがあり危険です。

Q. スープジャーのお手入れ方法は？

A. まず、食べ終わったらスープジャーを軽くゆすいでおきましょう。
家に持ち帰ってから洗う場合でも、食後に軽く水洗いしておくことで汚れが落ちやすくなります。

洗剤で洗う際はパッキンなどのパーツをすべて取り外し、柔らかいスポンジでしっかり汚れを落とします。ふたが食洗機対応の場合も、パーツを取り外してから食洗機に入れましょう。

においが残る場合は、漂白剤を溶かしたぬるま湯に30分ほど浸けてから水でしっかりすすぎます。
洗った後は、風通しがいい場所でしっかり乾かしておきましょう。

パーツ交換が可能な場合は、パッキンなどを定期的に新しいものに交換すると、長く快適に使用できます。

「パッキンににおいが残りやすいのでしっかり洗いましょう」

スープジャーは、おもにスープやパスタなどを入れる保温・保冷弁当箱の一種です。高い保温・保冷効力によりできたてのおいしさを長時間保つことができ、食材にじっくり火を通す保温調理にも活用できます。

スープジャーはまず、用途やシーンに合わせて選ぶのがポイントです。毎日持ち歩くのであればかばんに入れやすいコンパクトで軽量なタイプ、保温調理に使うのであれば保温効力が高いタイプなど、どのような使い方をしたいのかイメージしてから選ぶとよいでしょう。
また、料理の入れやすさ、食べやすさ、洗いやすさなど、場面ごとの使いやすさも要チェック。口径7cm以上でふたが開けやすく、パッキンなどのパーツ分解ができるタイプがおすすめです。

デザインや色もさまざまなタイプが出ているので、今回紹介した選び方のポイントやおすすめ商品を参考に、自分にぴったりのスープジャーを見つけてくださいね。