【2023年】水筒のおすすめ15商品比較！オフィス用のおしゃれ・人気モデルからアウトドア用まで用途別に紹介

「洗いやすくて持ち運びしやすい水筒はどれ？」
「利用シーンにあったおすすめの水筒を教えてほしい」

この記事では、アウトドアクリエーターズユニット「CAMMOC」合同代表の三沢真実さんをお迎えして、水筒の種類・飲み口のタイプといった基礎知識や用途別の選び方についてお話を伺いました。

また、三沢さんおすすめの水筒を用途別に15種類セレクトしてもらったので、ぜひ参考にしてみてください。

※ 価格は全て税込です
※1 キャラクターデザインの数

オフィスや学校ではもちろん、アウトドアシーン、ジムやヨガ教室などのスポーツシーンでも活躍する水筒。バリエーション豊かな商品が販売されており、製品ごとに特徴は異なります。

まずは、種類の豊富な水筒の中から、自分にぴったりの製品を選ぶポイントを紹介します。

【選ぶ前に知っておきたいこと】水筒の飲み口は4タイプに分けられる

現在販売されている水筒には、大きく分けて4タイプの飲み口があります。それぞれのタイプの特徴は以下のとおりです。

4タイプの飲み口ごと、詳しい特徴を見たい方は「続きを見る」をご覧ください。

1.オフィス用に選ぶ

オフィスでの利用を考えている方は、いつも使用している通勤バッグに入る細身のもの、また水筒本体の重量が軽いものなど、持ち運びやすさを重視して製品を選ぶのがおすすめ。

仕事をしながらサッと水分補給をしたい方は、スクリュータイプやワンタッチタイプ、休憩時間にお弁当と一緒にゆっくり飲みたいという方はコップタイプが向いています。

週に4〜5回出勤するなど、高頻度で利用する場合は、毎日のお手入れのしやすさもポイントになります。パーツが少なく通常の食器用スポンジなどでも底まで届く広口タイプや、食洗機対応のものも手入れが簡単なのでおすすめです。

2.アウトドア用に選ぶ

「アウトドアシーンでは、保温性能が高い水筒が大活躍します」

キャンプや登山など、アウトドアシーンで利用するなら、保温・保冷性能が高いステンレス製で真空二重構造のものを選びましょう。

特に外で食事をする際などは、保温性能が高い水筒に熱湯を入れておけば、飲み物としてはもちろん、カップラーメンやスープをつくる際のお湯としても重宝します。

登山中などの移動中には、リュックからサッと取り出して飲めるワンタッチタイプのもの、テントなどで一泊する場合は容量が多いもの。荷物が多い際には、持ち手がついていて運びやすいもの、複数人で食事をする場合は飲み物をシェアしやすいコップタイプなど、自分のアウトドアシーンに合った機能性を重視するのがよいでしょう。

3.ジムやヨガ教室用に選ぶ​​

ヨガ教室やジムでのトレーニングといったスポーツシーンでの利用であれば、保温・保冷性能はあまり重視されないことが多いので、​​​​本体が軽いプラスチック製で容量の大きいものがおすすめです。

最近では、飲んだ量をしっかり確認できるよう、ボトルに目盛りがプリントされているワークアウト用の製品など、多種多様なデザインのものが販売されています。

ジムやヨガ教室など、大人数が集まる場所に持ち込む場合には、自分のものか判別しやすい個性的なカラーやデザインのものを選ぶのもいいでしょう。

4.子ども用に選ぶ

まだあまり水筒に慣れていない、幼稚園〜小学生の小さな子どもは、飲んでいるときにこぼれる心配の少ないワンタッチタイプやストロータイプ、もしくは水筒の重さを気にせずに飲めるコップタイプもおすすめです。

また、幼稚園や学校などで毎日使用する場合は、構成パーツができるだけ少ないなど、お手入れが楽なものを選ぶのも重要なポイント。飲み口のパッキンがゆるんだり、ストロー部分が傷んだりしてしまう可能性があるので、部品の交換ができるかどうかも確認しておくと安心です。

	ステンレス製	アルミ製	プラスチック製
スクリュータイプ	オフィス アウトドア	オフィス アウトドア	ジムやヨガ教室
コップタイプ	オフィス アウトドア 子ども用	オフィス アウトドア	子ども用
ワンタッチタイプ	オフィス アウトドア 子ども用	オフィス アウトドア	ジムやヨガ教室 子ども用
ストロータイプ	子ども用	子ども用	ジムやヨガ教室 子ども用

オフィス、アウトドア、ジムやヨガ教室、子ども用の4つの利用シーンごとに、三沢さんに教えていただいたポイントをもとに選んだyour SELECT.編集部おすすめの製品をご紹介します。

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• オフィスで使いたい！ おすすめの水筒4選
• アウトドアで使いたい！ おすすめ4選
• ジムやヨガ教室に持っていきたい！ おすすめ4選
• 子どもにもたせたい！ おすすめ3選

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※1 キャラクターデザインの数

オフィスで使いたい！ おすすめの水筒4選

まずは、オフィス利用に便利な水筒を4製品ご紹介します。

2022年8月にパナソニックとの共同開発で誕生した商品。栓とパッキンが一体化しており、フタを楽に取り外すことができます。全パーツが食洗機に対応しているので、手間をかけずに隅々まで洗うことができ衛生的なのもうれしいポイント。ステンレス製で保温・保冷性能も申し分なく、たいへん使いやすい商品です。

サッと水分補給ができるワンタッチタイプの水筒。細身で持ち運びやすいデザインに加えて、カバンの中が濡れにくい結露抑制構造も魅力。内面にはフッ素コートが施されており、コーヒーなどの色やニオイが残りにくいのもポイントです。カラーバリエーションも10色あり、自分の好みに合わせて選べます。360ml、600mlのものも販売されています。

「夢重カ（むじゅうりょく）ボトル」と名付けられた、約190gの驚きの軽さが魅力。スタイリッシュなデザインは、おしゃれなだけでなくバッグにも収納しやすく持ち運びに便利です。スクリュータイプなので、パーツが少なく、毎日のお手入れにも手間がかかりません。4色のカラーバリエーションがあり、350ml、600mlのサイズも展開されています。

コーシクルは、「バイバイ、プラスチックボトル」（脱プラスチック）というコンセプトを掲げ、フロリダで生まれたドリンクウェアブランド。スクリュータイプの水筒「コーシクル」は、26色のカラーバリエーションとスタイリッシュなデザインで、まるでファッションアイテムのように身につけられるおしゃれさが魅力。側面はフラットになっており、倒れても転がらず、底にはシリコンの滑り止めが付いています。

アウトドアで使いたい！ おすすめ4選

次に、アウトドアシーンで活躍してくれるおすすめの水筒4製品を紹介します。

創業100年を超えて愛されているサーマルウェアブランド「STANLEY」の人気商品。アウトドアでも日常使いでも重宝するマルチユースなデザインで、高い保温・保冷性能と頑丈さが魅力です。飲み口は、氷を入れる際もスポンジで洗う際も便利な広口仕様。フタ部分には折り畳みのフィンガーループがついていて、持ち運びの際に重宝します。食洗機も使用できるので、お手入れも楽々です。

登山用に開発された抜群の保温・保冷力をもつ水筒。外気温マイナス20℃の極寒の環境下でも、温かさを保ってくれます。本体の外側には強度に優れたステンレスが、内側には腐りにくくさびにくいステンレスが採用されており、耐久性も抜群。シリコンゴムの滑り止め付きで、内栓には溝が入っているなど、グローブをしたままでも開けやすいデザインになっています。

深緑とブラックの2色あり、おしゃれなデザイン性が魅力。保温・保冷力にも優れており、長時間冷たさ・温かさをキープしておきたいキャンプ時にも重宝できます。パッキンやコップなどは、交換パーツのみの購入ができるので、長く使用できるのもうれしいポイント。食洗機も使用可能なので、自宅で簡単にお手入れできます。

クリーンカンティーンは、脱プラスチックをコンセプトに、再利用可能なステンレススチール製品を製造しているカリフォルニア発の会社。アウトドアの水筒で圧倒的な人気を誇ります。ワンタッチで飲めるスポーツタイプや、持ち運びやすい取っ手付きのスクリュータイプなど、用途に合わせてキャップ（飲み口）を交換することができるのが魅力。保温・保冷力が高いのはもちろんのこと、日本の製品ではあまり見かけない配色のおしゃれなデザインもすてきです。

ジムやヨガ教室に持っていきたい！ おすすめ4選

ジムやヨガ教室などのスポーツシーンで重宝するプラスチック製の水筒を4製品紹介します。

プラスチック製の透明ボトル。ストロー付きなのでランニング中でも、顔を傾けずに水分補給が可能。フックがついており、バッグに取り付けて持ち運ぶこともできます。ワークアウトの際にうれしい、飲んだ量が一目でわかる目盛り付き。広口なので洗いやすいのも魅力です。

軽くて割れにくい、高品質な樹脂素材を使用したボトル。半回転で簡単にフタを開けられるので、移動中や運動中でも手間取ることなく水分補給ができます。プロテインやスポーツドリンクを作る際や、飲んだ量の把握に役立つ目盛り付き。シリコン製のストラップがついており、持ち歩きにも重宝します。

サイズとカラーのバリエーションが豊富。キャップはループと一体化し、本体から落ちないようになっているので、キャップをなくしてしまう心配もありません。広口でお手入れもしやすく、耐熱温度は100℃以上なので煮沸消毒もOK。目盛り付きなので、プロテインや粉末飲料を水で溶く際にも便利です。

ワンタッチで開閉できる、柔らかいシリコンストローのボトル。1L弱の大容量と軽さが魅力です。華やかなグラデーションカラーがかわいらしく、ジムやヨガ教室など人が集まる場所でも目を引くこと間違いなし。ストラップ付きで持ち運びにも便利です。

子どもにもたせたい！ おすすめ3選

最後に、子ども向けの水筒を3製品ご紹介します。

小さな子どもも安心して使いやすい、ワンタッチで開閉できるストロータイプの水筒。子どもが使っているとストローをかんでしまってボロボロになることもありますが、交換パーツのみで購入できるので、ストローが劣化してしまっても大丈夫。両サイドのハンドルは取り外しも可能で、底部はシリコン製カバーで滑りにくくなっています。

豊富なカラーとキャラクターデザインがそろう子ども向けの水筒。飲み口は、ワンタッチタイプとコップタイプの2WAYで、子どもの使いやすさに合わせて選択できるのはもちろん、幼稚園によってはコップタイプでないとダメという指定があるところもあるため、2WAYだと安心です。保温保冷の両方に対応しており、幼稚園・学校に持っていく際に便利なネームプレート付きのショルダーベルト、名前シールも付属しています。

片手で簡単にオープンでき、すばやく水分補給が可能。ふたを閉めると自動でロックがかかる、オートロック機能が搭載されていて、水漏れの心配がなく安心。広口7cmで大きな氷も簡単に入れられます。付属ポーチの底部は衝撃に強い「強ゾコ」が採用されていて、洗濯機で丸洗いすることも可能です。1.0Lと大容量で、1.2L、1.5Lのものも販売されています。

ここでは、水筒の種類や素材、飲み口のタイプといった製品を選ぶうえで押さえておきたい基礎知識について三沢さんに伺いました。

水筒のおもな素材は3つ

水筒の素材は、おもにステンレス・アルミ・プラスチックに分けられます。

ステンレス製は、保温・保冷性能に優れており、耐久性もあるため、万が一落としてしまっても壊れにくいのが特徴です。

アルミ製は軽いため持ち運びには便利ですが、耐久性が低くキズに弱いというデメリットも。

プラスチック製は、保温・保冷性はないものの、さびる心配がなく、デザインも豊富。プラスチック製を選ぶ場合は、耐熱・耐冷温度もチェックしましょう。

水筒のおもな機能

水筒に採用されているさまざま機能のうち、あると便利なおもな機能をご紹介します。購入の際にチェックしてみてください。

機能	特徴
食洗機対応	・食洗機で洗浄できるので、使用後の手入れが楽 ・本体は洗浄できても、飲み口やパッキンなどのパーツが対応していないこともある
取っ手／ストラップ	・荷物が多いときでも持ち運びがしやすい ・肩掛けできるタイプのものは、子ども用としても人気
水漏れ防止のロック	・おもにワンタッチタイプの水筒に採用されている ・飲み口の開閉ボタンに触れても開かないよう、ロックすることができる ・バッグの中で誤ってボタンに触れてしまった際などの水漏れを防止できる
真空二重構造	・ステンレス製の水筒で採用されている ・中の熱が逃げにくく、外の熱も伝わりにくいため、保温・保冷性能に優れている ・熱い飲み物を入れても、手で持った時に熱くない ・冷たい飲み物を入れても結露しない

水筒の保温・保冷性能に大きく影響する「真空二重構造」は、以下のようなしくみになっています。

空気があると熱が移動してしまうため、水筒本体を内びんと外びんの二重構造にし、間を真空状態にすることで、熱の移動を防いでいます。

空気の有無に関係なく外に伝わってしまう熱（輻射熱・ふくしゃねつ）は、内びんに金属箔などを巻きつけ、びん内で反射させることで中に戻しています。外の熱も伝わりにくいので、温冷問わず長時間飲み物の温度を保つことが可能です。

最後に、水筒にまつわる気になる疑問について、三沢さんにお答えいただきました。

Q. 水筒のお手入れのコツはある？

A. スポンジに食器用中性洗剤をつけて洗います。水筒に傷がつかないよう、スポンジは柔らかいものを使うようにしましょう。

広口の水筒であれば、手が入りやすいので簡単に洗うことができますが、口が小さいタイプの水筒の場合は専用ブラシの購入がおすすめ。

高さのある水筒でも底までしっかりと届く長柄のボトルブラシや、パッキンや内栓など細かい凹凸があるパーツを洗浄できる水筒ふた用ブラシなど、多様なグッズが販売されています。数種のブラシを組み合わせたお得なセット商品などもあるので、これから水筒を購入される方は、ぜひ専用ブラシもあわせて検討してみてはいかがでしょうか。

Q. においが取れないときの洗浄方法は？

A. コーヒーなどにおいの強い飲み物を長時間入れていると、水筒内ににおいが残ってしまったり、長年使用しているとパッキンからゴム特有のにおいがしてきたりと、水筒にはにおいの悩みはつきものですよね。

水筒内ににおいがついてしまった場合には、重曹大さじ1〜2、クエン酸大さじ1とぬるま湯（50℃程度のお湯）を入れ、ふたをしてよく振り、一晩置いてからすすぐのがおすすめ。

できるだけ時間をかけずに済ませたい方は、ぬるま湯と酢を入れて30分ほど置いておき水でよく洗うと、においがすっきりします。水と酢の割合は10：1が目安です。

漂白剤なども、においや着色の除去に効果がありますが、さびの原因となってしまうので金属に塩素系の漂白剤はNG。ステンレスは他の金属に比べてさびにくいですが、長時間つけておいたり、洗い残しなどでハイターの成分が付着したままになったりすると、さびてしまう可能性があるため、使用の際には留意してください。

Q. 「保冷専用」の水筒は保温効果がないの？

A. 保冷専用の水筒も実は保温効果があります。

ではなぜ「保冷専用」と書かれているのかというと、直接口をつけて飲むスクリュータイプや、ストロータイプのものだと、熱い飲み物が一気に口に流れ込みやけどしてしまう可能性があるためです。

Q. ビールや炭酸飲料を入れられる水筒・グラウラーって何？

A. グラウラーとは、ガラス、陶器、ステンレスなどの素材でできた、炭酸の携帯に特化した保存容器です。普通の水筒との違いは、密閉性の高いふたが採用されている点です。また、ふたの固定力を高める掛け金や開栓時に炭酸ガスを逃がす仕組みなどが備わっており、中身の噴き出しを抑える構造になっているのも特徴です。

今回、アウトドアシーンでの利用におすすめしたスタンレーには同シリーズでグラウラーもラインナアップされています。

ビールを注ぐ際に泡立ち過ぎない構造になっており、飲み心地の良さも魅力。ビールや炭酸飲料はもちろん、真空二層構造で中身を保冷保温できるので、温かいお茶にも使用可です。

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どれを買おうか迷ったときは売れ筋ランキングを参考にしてみてもよいでしょう。

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水筒の素材はおもに3つ、飲み口は4タイプがあり、それぞれ特徴が大きく異なります。オフィス利用なら軽くて細身のもの、ジムやヨガ教室での利用ならストロータイプや目盛り付きのものなど、自分の利用シーンに合った製品を選ぶようにしましょう。
ワンタッチタイプやストロータイプのものは、パーツが細かく複雑なものも多いため、洗う際に専用ブラシが必要になる場合も。購入の際はお手入れ方法もあわせてチェックしてみてくださいね。