急須のおすすめ10選!年間に数千杯のお茶を淹れる専門家が厳選した商品の魅力や使用感を解説

急須のおすすめ10選!年間に数千杯のお茶を淹れる専門家が厳選した商品の魅力や使用感を解説

その道のプロが、本当におすすめできる10商品を厳選して紹介する企画「10 SELECTIONS.」。今回のテーマは「急須」です。

お茶を淹れるために欠かせない道具・急須。かつてはどこの家庭にも一つはあったものですが、ペットボトルのお茶の普及によって、自宅に急須がないという人も増えてきています。しかし、急須でていねいに淹れたお茶の味は格別です。

ただ、一口に急須といっても、現在はさまざまな素材やデザインの品が流通しています。何を基準に選べばよいかわからない人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、茶育指導士・煎茶道東阿部流師範であり、日本茶アーティストとして煎茶の魅力を発信する茂木雅世さんに、おすすめの急須10点と、おいしいお茶の淹れ方、急須選びのポイントなどを教えてもらいました。

自分の好みに合った急須を見つけて“お茶とともに過ごすひととき”をぜひ楽しんでください。

日本茶アーティスト
茂木雅世さん
茂木雅世
お茶好きが高じて、2009年~急須で淹れるお茶の楽しさを伝える活動を始める。茶器を詰めたリュックを背負い、全国各地で楽しく自由にお茶を楽しむ活動が話題となり、メディア・イベント出演、商品プロデュースのほか、ワークショップを全国で開催。自由大学「日本茶コトはじめ」では共同で教授をつとめ、2018年、お茶が飲める場所を取材してまとめた著書「東京のほっとなお茶時間」を出版。小学館@DIMEでは6年間「お茶でchill out!」という連載を担当した。監修本・著書は台湾国内でも販売され、タイのカルチャー誌「a day」でも活動が取り上げられている。
▼この記事で紹介している急須のおすすめ10選

煎茶堂東京|透明急須

野口徳太郎商店|割れない透明急須 クリア

J-kitchens|勲山窯 急須 小 波佐見焼

ポカロティー|耐熱ガラス 急須 透明 ポット

富士園|フタなし急須 ちゃーみる

HARIO|茶茶 急須 丸

とこ販|でる急

宮﨑製作所|茶き くろいろ

器楽|七十七急須

マルヨシ陶器|萬古焼 急須 2号 (底網) 千筋織部巻

煎茶堂東京|透明急須 野口徳太郎商店|割れない透明急須 クリア J-kitchens|勲山窯 急須 小 波佐見焼 ポカロティー|耐熱ガラス 急須 透明 ポット 富士園|フタなし急須 ちゃーみる HARIO|茶茶 急須 丸 とこ販|でる急 宮﨑製作所|茶き くろいろ 器楽|七十七急須 マルヨシ陶器|萬古焼 急須 2号 (底網) 千筋織部巻

軽くてコンパクトな機能性が評価され、旅行やアウトドアでも活躍

耐熱プラスチック製で、手入れも簡単。ビギナーにおすすめ

茶こしが深く、少量の茶葉でもおいしく出る。細部へのこだわりも〇

耐熱ガラスと、天然木の持ち手の組み合わせは“映えナンバーワン”

フタがないという画期的な商品。片手で淹れられ、手入れも簡単

お茶の種類を問わず使えるデザイン。容量が大きく来客時にも活躍

“お茶がおいしく出る”の看板に偽りなし。深蒸し茶に最適

軽くて丈夫なステンレス製。におい移りがしづらいというメリットも

お茶をまろやかにする常滑焼の急須は、職人仕込みで高級感に溢れる

耐熱性に優れる伝統工芸・萬古焼の急須。意外にも軽くて扱いやすい

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目次

お茶のプロ・茂木雅世さんに聞く!

おいしいお茶と急須の関係

日本茶アーティストとして各所で活躍する茂木さんは、なぜ急須で淹れるお茶に魅了されたのでしょうか? その理由と、急須へのこだわりを伺いました。

急須で淹れた一杯のお茶がきっかけで、日本茶アーティストに転身

華道をたしなむ母親の影響で幼少期から日本茶に親しんでいた茂木さんにとって、お茶は“日常的にあって当たり前のもの”でした。その感覚が180度転換したのは25歳のある日のこと。

「何気なく淹れた一杯のお茶を飲んで涙が出たんです。仕事に疲れ、日々の生活に息苦しさを感じていた当時の私を、一杯のお茶が癒やしてくれました。お茶のほっとする味わいはもちろん、急須で淹れるというひと手間が、せわしない時間の流れをリセットしてくれたんです」

そのときの経験から、茂木さんは急須で淹れるお茶の魅力を発信したいと思うようになり、翌年2010年には日本茶アーティストとしてお茶を各地でふるまう活動を開始。多いときでは年間1万杯のお茶を淹れ、けんしょう炎になるほどお茶の活動にのめり込んでいきました。

ギャラリーや店舗で一人一人に向き合い一杯をふるまう日もあれば、大規模会場でひたすらお茶を淹れるイベントもあったという。状況や用途によって適した急須は異なると語る

急須で淹れたおいしいお茶に、感動と喜びの声

茶器を詰め込んだリュックを背負って日本全国を行脚し、さまざまな場所でお茶をふるまう中で、茂木さんがぶつかった壁が現代の日本人の“急須離れ”でした。

「急須そのものを知らない方も多く、中には使い方がわからず水と茶葉を入れてレンジにかけたという人もいました。けれど、『急須で淹れるとこんなにおいしいんだ!』と感動し、喜ばれることもまた頻繁にありました。温度や待つ時間など、淹れ方に少し気をつけるだけで、お茶がしっかりと抽出され、奥深い味わいになるんです。リーズナブルな茶葉でも、そのお茶に合う急須で淹れると十分においしくなりますし、その逆もあるのがおもしろいところです。自分好みの濃さや温度を追求できるのも急須で淹れるメリットといえるでしょう」

「同じ急須で、いつものお茶を淹れてもその日の気分や体調によって異なる風味になる。そのゆらぎを楽しんでほしい」と茂木さん

「同じ急須で、いつものお茶を淹れてもその日の気分や体調によって異なる風味になる。そのゆらぎを楽しんでほしい」と茂木さん

急須選びで大切なのは“ときめき”

おいしいお茶を淹れるうえで、茂木さんが重要視しているのが茶こしの形状です。

「茶こしにある程度の深さや大きさがないと茶葉が開かずおいしいお茶が出づらくなります。また茶こしとフタのすり合わせが甘い急須は、隙間からお湯がこぼれるなど、使いづらい印象があります。茶殻の始末が面倒な形状の茶こしだとストレスになり、やはり登場頻度は下がります」

急須により茶こしの形状や素材は異なる。網目の細かさや茶殻の捨てやすさ、洗いやすさなどもチェック

急須により茶こしの形状や素材は異なる。網目の細かさや茶殻の捨てやすさ、洗いやすさなどもチェック

さらに、茶こしの形状と同じくらい茂木さんが大切にしているのが“ときめき”です。

「自らの美意識や、インテリアに合わないものはもっていても使わなくなりがちですし、お茶の時間も楽しくなりません。これから急須を買う人は“この急須が家にあったらどうだろう?”とまずイメージしてみてほしいですね。今回おすすめする10品は、機能面はもちろんですがデザインとしても優れていると感じたものを選ばせていただきました。ぜひチェックしてください」

気に入ったデザインの急須を見つけると“自分へのごほうび”といいつつ買ってしまうという。現在は10個ほどを用途に応じて使い分けている

気に入ったデザインの急須を見つけると“自分へのごほうび”といいつつ買ってしまうという。現在は10個ほどを用途に応じて使い分けている

日本茶アーティスト・茂木雅世さんがおすすめする急須10選

茂木さんが厳選したおすすめの急須10商品をご紹介します。それぞれで実際にお茶を淹れていただき、「お茶の出具合」「持ちやすさ」「注ぎやすさ」「フタと本体のすり合わせ」「手入れのしやすさ」などの使用感を教えてもらいました。なお今回は茶葉が細かい深蒸し茶を使用。茶葉の量は5g、お湯の温度は90℃、蒸らし時間は1分と、すべて同条件で行いました。

シンプルを極めた構造とおしゃれなデザインで大人気!贈り物にもおすすめ 煎茶堂東京|透明急須

専門家のおすすめポイント

これが急須?と初めて見たときは驚いたのですが、素材がポリエステル樹脂なので落としても割れず、軽くて、外側も熱くならない優れモノです。急須ビギナーや若い方に人気。旅行先やアウトドアシーンでも活躍してくれますし、海外の方へのギフトにしても喜ばれます。

茂木雅世さん

日本茶アーティスト

茂木雅世

サイズ 9.8×11.4×5.85cm
タイプ 宝瓶(ほうひん)
容量 約120ml
本体素材 飽和ポリエステル樹脂
茶こし素材 ステンレス
食洗機対応 まる

デザインユニット「LUCY ALTER DESIGN(ルーシーオルターデザイン)」が、現代のライフスタイルに合わせて開発し2017年にリリース。持ち手をなくし、素材に耐熱性の高い飽和ポリエステル樹脂を使用したことで「割れる、かさばる、洗いにくい」という急須のストレスを払拭しました。2018年度のグッドデザイン賞を受賞しています。

透明急須の容量目安

今回は2杯に分けましたが、ちょうど一杯分が淹れられるサイズ。本体とフタのすり合わせも良く、茶こしの目も細かく茶葉がしっかりこされています。

「持ち手はありませんが、平均的な手の大きさの方や男性なら問題なく使えると思います」(茂木さん)

「持ち手はありませんが、平均的な手の大きさの方や男性なら問題なく使えると思います」(茂木さん)

茶こしを本体から外し、茶殻を捨てあとは水で流すだけなのでお手入れも簡単

茶こしを本体から外し、茶殻を捨てあとは水で流すだけなのでお手入れも簡単

「アウトドアに持ち出しやすいサイズとおしゃれなデザインで、キャンパーからも注目を集めて大ヒットした急須です」(茂木さん)

「アウトドアに持ち出しやすいサイズとおしゃれなデザインで、キャンパーからも注目を集めて大ヒットした急須です」(茂木さん)

伝統的な形状を生かしつつ高機能 野口徳太郎商店|割れない透明急須 クリア

専門家のおすすめポイント

割れない透明な急須で、持ち手付きをのものをお探しの方におすすめ。個人的にも約150gという軽さと注ぎやすさが気に入っています。昔ながらの形ですが、持ち手があるとやはり楽ですね。お子様やご年配の方もストレスなく使えると思います。

茂木雅世さん

日本茶アーティスト

茂木雅世

サイズ 15.5×14×6.5cm
タイプ 横手型
容量 約270ml
本体素材 ポリカーボネート
茶こし素材 ステンレス
食洗機対応 まる

創業は1874年。お茶の製造と販売を手掛ける老舗・野口徳太郎商店が、お茶文化の継承と創造を目指し開発した一品。伝統的な形状でありながら、軽い、持ちやすい、洗いやすい、割れづらい、茶こしが細かく注ぎ漏れもしづらい、と機能性に優れています。

割れない透明急須クリアの容量目安

本体とフタのすり合わせはわずかにガタつきがありますが、液だれすることはありませんでした。茶葉がしっかりこされ水色(すいしょく)もきれいに出ています。

「茶こしの網目が細かく、また底から斜めに張られているのもポイント。茶殻を捨てた後、洗い流しやすい形状です。また持ち手も丸みのある六角形で持ちやすいですね」(茂木さん)

「茶こしの網目が細かく、また底から斜めに張られているのもポイント。茶殻を捨てた後、洗い流しやすい形状です。また持ち手も丸みのある六角形で持ちやすいですね」(茂木さん)

「透明というモダンさと、伝統的な急須の形状。新旧のハイブリッドは老若男女問わず親しまれると思います」(茂木さん)

「透明というモダンさと、伝統的な急須の形状。新旧のハイブリッドは老若男女問わず親しまれると思います」(茂木さん)

磁器でありながらモダン。茶こしの深さも◎ J-kitchens|勲山窯 急須 小 波佐見焼

専門家のおすすめポイント

波佐見焼は和にも洋にも合うかわいいデザインの品が多くて、私もいくつか愛用しています。こちらはおいしくお茶が出せる茶こしの深さとデザイン性で選びました。懸念点があるとすれば細かい茶葉がこしきれなかった点ですが、茶葉の大きなお茶なら問題ないと思います。

茂木雅世さん

日本茶アーティスト

茂木雅世

サイズ 10×14.5×9.5cm
タイプ 後手型
容量 約240ml
本体素材 磁器
茶こし素材 ステンレス
食洗機対応 まる

400年以上の歴史をもつ伝統工芸でありながら、日常使いしやすいモダンなデザインの品が多いことで人気の波佐見焼。洗いやすい広めの開口部や、つまみの位置や形状の工夫など、時代のトレンドに合わせ柔軟に変化してきたスタイルが機能面にも表れています。

勲山窯 急須 小 波佐見焼の容量目安

フタと茶こしの間に隙間があり、細かい茶葉はこしきれませんでしたが、茶こしに十分な大きさがあるので、水色はおいしそうな色で出ています。

つまみの部分が持ち手の近くにあり、片手で淹れられるのもポイント

つまみの部分が持ち手の近くにあり、片手で淹れられるのもポイント

フタの置き場に困らないように、つまみで本体の縁に掛けることもできる

フタの置き場に困らないように、つまみで本体の縁に掛けることもできる

2台目に欲しくなる、抜群に映えるガラス製 ポカロティー|耐熱ガラス 急須 透明 ポット

専門家のおすすめポイント

ストレーナーの隙間に茶葉が詰まったりという部分はありましたが、洗練されたデザインに心引かれます。ポット内で花が開いたように見える花茶などは抜群に映えます。サブの茶器として持っていても良さそうです。

茂木雅世さん

日本茶アーティスト

茂木雅世

サイズ 9×9.5×10.5cm
タイプ 横手型
容量 約500ml
本体素材 ‎ホウケイ酸ガラス
(フタ上のつまみとハンドル部は木製)
茶こし素材 ホウケイ酸ガラス
食洗機対応 まる

デザイン性に優れた耐熱ガラス製品ブランド“ポカロティ―”。弱火なら直火もOKなので、急須としてはもちろん、多様な使用方法が可能。茶こしに当たるストレーナーの部分がガラス製なので見栄えが良いうえに、におい移りがしづらく、清潔に保ちやすいというメリットもあります。

ポカロティー|耐熱ガラス 急須 透明 ポットの容量目安

フタと本体のすりあわせが甘く、また隙間もあるため、かなりの茶葉が湯飲みへ流れてしまいました。茶葉が大きいほうじ茶やウーロン茶、紅茶などに向いている急須です。

「透明度の高いガラス製の品は一つもっていたくなります。また木製の持ち手は手にしっくりなじみ、持ちやすいですね」(茂木さん)

「透明度の高いガラス製の品は一つもっていたくなります。また木製の持ち手は手にしっくりなじみ、持ちやすいですね」(茂木さん)

細かい茶葉がストレーナーの隙間に入ってしまい、他の商品と比較すれば少々洗浄に手がかかる

細かい茶葉がストレーナーの隙間に入ってしまい、他の商品と比較すれば少々洗浄に手がかかる

かわいいフォルムで超合理的 富士園|フタなし急須 ちゃーみる

専門家のおすすめポイント

ドーム構造になっており、フタがなくてもおいしいお茶が淹れられると評判です。片手で扱えるため、一日に何度もお茶を飲む方におすすめ。フタだけ割れて、急須本体が使えなくなるという心配もありません。コロンとした小鳥のようなフォルムが愛らしくも頼れる一品です。

茂木雅世さん

日本茶アーティスト

茂木雅世

サイズ 13.8×18×10cm
タイプ 横手型
容量 約400ml
本体素材 ‎‎陶器
茶こし素材 ‎ステンレス
食洗機対応 まる

静岡県でお茶の製造販売業を営む株式会社富士園が開発したフタがない急須。急須に斜めに張られた茶こしの細かい目が茶葉をしっかりガードします。フタがないため、茶葉の開き具合や濃さなど、お茶の葉がよく見えることから“ちゃーみる(茶見る)”という名前がついています。

フタなし急須 ちゃーみるの容量目安

細かい茶葉がこされ、水色も濃く出ています。フタがなく茶葉が見えるので注ぎどきを逃さないというメリットもあります。

全体のバランスが良く持ちやすいデザイン。くちばしのような注ぎ口にも注目

全体のバランスが良く持ちやすいデザイン。くちばしのような注ぎ口にも注目

「くちばしのような注ぎ口と丸みを帯びた独特なフォルムがかわいらしくて愛着が湧いてきます」(茂木さん)

「くちばしのような注ぎ口と丸みを帯びた独特なフォルムがかわいらしくて愛着が湧いてきます」(茂木さん)

エントリーモデルに最適。大きめの茶こしで緑茶がおいしく淹れられる HARIO|茶茶 急須 丸

専門家のおすすめポイント

ポットの底まである大きな茶こしで茶葉が開きやすく、緑茶がおいしく淹れられます。紅茶や中国茶、ハーブティーなどにもなじむルックスと、700mlの大容量は複数人でのお茶会やオフィスでも活躍。お値段も安いので、この急須からお茶に親しみ始める方も多いですよ。

茂木雅世さん

日本茶アーティスト

茂木雅世

サイズ 10.7×17.3×10.8cm
タイプ 後手型
容量 約700ml
本体素材 ‎‎‎耐熱ガラス
茶こし素材 ‎ステンレス
食洗機対応 まる

耐熱ガラス製品のパイオニア企業であるHARIOが、1988年に発売した急須。長年にわたり愛され続け、累計2000万個を売り上げています。ポット部分は水色が映える耐熱ガラス製で、茶こしを外せば電子レンジでの温め直しも可能

茶茶 急須 丸の容量目安

茶湯のキレがよく、茶葉もよくこされています。水色はやや薄いですが、お茶の香りや味は十分に立っています。

「フタと本体は若干ガタつきがありすり合わせが甘いのかと思いきや、ステンレスの茶こしの方にぴったりフィット。つまり密閉性が保たれており茶葉がよく蒸されます」(茂木さん)

「フタと本体は若干ガタつきがありすり合わせが甘いのかと思いきや、ステンレスの茶こしの方にぴったりフィット。つまり密閉性が保たれており茶葉がよく蒸されます」(茂木さん)

お茶のポテンシャルを引き出す大きい茶こし。かご網型は茶殻が始末しやすい

お茶のポテンシャルを引き出す大きい茶こし。かご網型は茶殻が始末しやすい

「サイズ的にもデザイン的にも、いろんな場面で活躍できる万能タイプ」(茂木さん)

「サイズ的にもデザイン的にも、いろんな場面で活躍できる万能タイプ」(茂木さん)

見た目は地味だが全方位に隙なし!鉄味が出ず、深蒸し茶に最適 とこ販|でる急

専門家のおすすめポイント

気持ち良いほどピタッと合うフタ、茶こしの網の細かさキレの良い注ぎ口。日本茶ならどれでもおいしく淹れられ、「これがないと仕事にならない」というほど使い倒しました。じわじわと評判になり一時は品薄になるほどの人気になりました。

茂木雅世さん

日本茶アーティスト

茂木雅世

サイズ 9×15.5×9cm
タイプ 横手型
容量 約300ml
本体素材 ‎‎陶器(常滑焼)
茶こし素材 ‎‎フッ素アミ
食洗機対応 まる

日本六古窯の一つである常滑焼を取り扱う総合商社の株式会社とこ販がお茶屋さんと共同開発した“お茶がおいしく出る急須”=「でる急」です。茶葉がよく蒸されるドーム構造で、目の細かい網が茶葉をしっかりガード。網はフッ素製のため鉄味が出ず、お茶(特に深蒸し茶)がおいしく淹れられます。

でる急の容量目安

持ちやすく、注ぎ口のキレもよいためスピーディーにお茶を淹れることができます。若干細かい茶葉がお茶に混じることはありますが、ドーム構造の本体が茶葉をしっかり蒸してくれるため、水色は濃いめですぐ出ます。

本体にぴたりと合うフタ。また注ぎ口の根元部分が太く、目詰まりせずお茶がすばやく出る

本体にぴたりと合うフタ。また注ぎ口の根元部分が太く、目詰まりせずお茶がすばやく出る

「今使っている“でる急”は3代目。本当にお世話になっています」(茂木さん)

「今使っている“でる急”は3代目。本当にお世話になっています」(茂木さん)

軽くて注ぎやすく、お茶が垂れないステンレスのやかんタイプ 宮﨑製作所|茶き くろいろ

専門家のおすすめポイント

最近、昔のやかんのような形の急須を求める方が多いため、レトロな雰囲気もありながらスタイリッシュなこちらをレコメンドさせていただきました。茶こしはもう少し大きさが欲しいところではありますが、軽くて持ちやすく、注ぎやすいところはすばらしいです。

茂木雅世さん

日本茶アーティスト

茂木雅世

サイズ 11.5×11.6×15.7cm
タイプ 上手型
容量 約700ml
本体素材 ‎‎本体:ステンレス(アクリル塗装)
ハンドル・つまみ:天然木
茶こし素材 ‎‎‎不明
食洗機対応 ばつ

ものづくりの町・燕三条で、長年にわたり金属製キッチンウエアの製造販売を手掛けてきた株式会社宮﨑製作所が、自社の強みであるステンレス加工技術を生かし茶器をリリース。ステンレス製の急須は軽くて耐久性に優れ、サビにくいためお手入れも楽こだわりのあるデザインにも要注目です。

茶き くろいろの容量目安

本体の大きさに対して茶こしが細長いせいか、水色はやや薄めです。茶こしの目が細かく本体とのすり合わせは良いため、茶葉はよくこされています。

持ちやすい木製ハンドル。「持ち手が上手型のため片手でお茶が注げるのがいいですね」(茂木さん)

持ちやすい木製ハンドル。「持ち手が上手型のため片手でお茶が注げるのがいいですね」(茂木さん)

上に向かって細長くなっている注ぎ口。このタイプはお茶を注いでいるときに傾きを直すとピタッと止まるので、注ぎ漏れもない

上に向かって細長くなっている注ぎ口。このタイプはお茶を注いでいるときに傾きを直すとピタッと止まるので、注ぎ漏れもない

職人技が光る、高級感のある常滑焼。開口部が広くて洗いやすいのも魅力 器楽|七十七急須

専門家のおすすめポイント

職人が一つひとつ穴をあけたという陶器の茶こし部分が特徴的です。深蒸し茶で試した今回は茶葉が湯飲みに紛れてしまいましたが、大きめの茶葉なら使いやすそう。フタのすり合わせや持ちやすさなどは完璧です。いろんなお茶で試してみたい!

茂木雅世さん

日本茶アーティスト

茂木雅世

サイズ 18.5×12.5×9.5cm
タイプ 横手型
容量 約330ml
本体素材 ‎‎‎陶器(常滑焼)
茶こし素材 ‎‎‎‎‎‎陶器(常滑焼)
食洗機対応 ばつ

お茶の苦みを取り、まろやかにするといわれる常滑焼の急須です。金属の茶こしを使わず、陶器の本体に開けられた77個の穴が、茶こしの役割を果たしています。金属臭が出ないため、お茶の香りを大切にしたい方におすすめ。茶殻が捨てやすく、広い口径で洗いやすい点も魅力です。

七十七急須の容量目安

職人が手作業で研磨しているだけあって、本体とフタのすり合わせはぴったりです。しかしフタと茶こしの上部分に隙間があり、今回使った深蒸し茶では、お湯とともに細かい茶葉が流れてきます。大きい茶葉を使う人向けです。

手にフィットするよう工夫された握りやすい持ち手

手にフィットするよう工夫された握りやすい持ち手

本体後部の縁のカットされた部分から、簡単に茶殻を捨てることができる

本体後部の縁のカットされた部分から、簡単に茶殻を捨てることができる

スタメン入り確定!萬古焼の急須 マルヨシ陶器|萬古焼 急須 2号(底網)千筋織部巻

専門家のおすすめポイント

焼き物で急須といえば、常滑焼のほか萬古焼も外せなかったのでセレクトしました。見た目に反して、とても軽くて持ちやすいです。茶こしの網目が細かいため、茶葉もこされ美しい水色の緑茶が淹れられます。お値段も魅力的で総合的に見てバランスが良いと感じます。

茂木雅世さん

日本茶アーティスト

茂木雅世

サイズ 10.5×10.5×10cm
タイプ 横手型
容量 約370ml
本体素材 ‎‎‎‎陶器(萬古焼)
茶こし素材 ステンレス
食洗機対応 ばつ

三重県四日市市で伝統的な萬古焼を制作する株式会社マルヨシ陶器は、耐久、耐熱性に優れる萬古焼の特性を生かした急須を多数リリースしています。目の細かい底網や茶湯の通りが良い注ぎ口など、特に深蒸し茶がおいしく淹れられるように設計されています。

萬古焼 急須 2号(底網)千筋織部巻の容量目安

軽くて注ぎやすい急須です。フタとのすり合わせは、ややゆるい感じはしますが、お湯はピタッと止まり液だれすることもありません。とてもおいしそうな水色になりました。

軽いので扱いやすく、茶湯のキレも良い

軽いので扱いやすく、茶湯のキレも良い

「扱いやすさだけでなく、味わいのある風合いも魅力。一つもっていたくなるような優秀なコです」(茂木さん)

「扱いやすさだけでなく、味わいのある風合いも魅力。一つもっていたくなるような優秀なコです」(茂木さん)

風味がワンランクアップするおいしいお茶の淹れ方

好みの急須を手に入れたなら、お茶の淹れ方も知っておきたくなるもの。そこで茂木さんにおいしくお茶を淹れる方法を教えてもらいました。

「慣れてきたら、好みの温度や濃さを追求してほしいですね」と茂木さん

「慣れてきたら、好みの温度や濃さを追求してほしいですね」と茂木さん

①急須に茶葉を入れる

茂木さんは茶さじを使用。「茶葉が少ないとお茶がおいしく出ないので、少なすぎるという状態は避けましょう」(茂木さん)

茂木さんは茶さじを使用。「茶葉が少ないとお茶がおいしく出ないので、少なすぎるという状態は避けましょう」(茂木さん)

お茶一杯に対する茶葉の適量は、好みによりますが4~5gです。自宅にある大きめのスプーンなどで茶葉をすくった際のグラム数を把握しておけば、次回からわざわざ量らずにすみますし、自分好みの濃さを追求する際の目安になります。

②使用する湯飲みにお湯を入れる

「本来は湯冷ましという茶器を使いますが、実際に使用する湯飲みでOK。ただ湯飲みが熱くなるのでご注意を」(茂木さん)

「本来は湯冷ましという茶器を使いますが、実際に使用する湯飲みでOK。ただ湯飲みが熱くなるのでご注意を」(茂木さん)

今回は90℃に設定したポットを使用。まずは湯飲みの8分目くらいまでお湯を注ぎます。これがお茶1杯分の量になります。今回は2杯淹れるので、2回繰り返します。

③湯飲みのお湯を急須に入れる

ここで湯飲みから急須へお湯を移し、フタをして茶葉を蒸らす

ここで湯飲みから急須へお湯を移し、フタをして茶葉を蒸らす

お茶に適した温度は、通常の緑茶で 80~90℃、玉露で50~60℃が目安。湯飲みを経由したお湯を急須に注ぐことで、90℃から5℃ぐらい下がり、ちょうど良い温度になります。

④1分ほど蒸らす

約1分蒸らします

約1分蒸らします。急須の中で茶葉が開いていくのをゆっくり待つ、この時間も楽しみの一つです。

⑤“回し注ぎ”で均等にお茶を注ぐ

①の湯飲みから②の湯飲みへ、また②の湯飲みへ注ぎ①へと戻る。この繰り返し

<回し注ぎ>①の湯飲みから②の湯飲みへ、また②の湯飲みへ注ぎ①へと戻る。この繰り返し

それぞれの湯飲みに少しずつ注いで往復する“回し注ぎ”を行えば均等な濃さと量で淹れることができます。

⑥最後の一滴まで注ぎきる

注ぎきることで余分な渋みが残らず、二煎目もおいしくいただける

注ぎきることで余分な渋みが残らず、二煎目もおいしくいただける

もっとも重要なポイントは、お茶のうま味成分が凝縮されている、最後の一滴までしっかり注ぎきることです。この工程をていねいに行うだけでお茶の味がワンランク上がります。

茂木さん取材風景

厳密には、茶葉や急須により温度や淹れ方が異なりますが、まずはお茶の時間を楽しんでほしいと思い、今日は基本とちょっとしたコツを中心にご紹介しました。ぜひ試してみてください。

茂木さんが教える!

失敗しない急須の選び方

失敗しない急須選びにおいて、押さえておきたい3つのポイントを茂木さんに伺いました。

  • 容量とサイズ感で選ぶ
  • 持ち手の形状で選ぶ
  • 素材やテイストで選ぶ

容量とサイズ感で選ぶ

家族や友人、仕事仲間などと複数人で楽しみたいのか、自分一人用なのかで必要な容量は変わってきます。1人用であれば120~200ml、2~3人用なら200~300ml、3~4人用なら340ml~480mlが目安です。また自宅の食器棚に適したサイズかも確認しておくとよいでしょう。

左は容量が約120mlの煎茶堂東京の「透明急須」。中央が約270mlの野口徳太郎商店「割れない透明急須 クリア」。右が約500mlのポカロティー「耐熱ガラス 急須 透明 ポット」

左は容量が約120mlの煎茶堂東京の「透明急須」。中央が約270mlの野口徳太郎商店「割れない透明急須 クリア」。右が約500mlのポカロティー「耐熱ガラス 急須 透明 ポット」

持ち手の形状で選ぶ

お茶をいただくテーブルや座卓の高さにより、使い勝手の良い持ち手の形状は異なります。

<急須の持ち手の形状>
型名 横手型 後手型 上手型 宝瓶型
横手型 後手型 上手型 宝瓶型
メリット ・伝統的な形なので種類が多い
・低いテーブルで使いやすい
・片手で扱える
・利き手を選ばない
・紅茶や中国茶にもマッチするデザイン
・大容量のものが多い
・低いテーブルで使いやすい
・レトロなデザイン
・持ち手がないためコンパクト
・玉露など、低温のお茶に最適
デメリット ・収納スペースを取る
・左利きの人には不向き
・収納スペースを取る
・人によっては注ぎにくさを感じる
・収納スペースを取る ・持ちにくい
・小容量

やかんのような上手型や横手型は、座卓やローテーブルなど低めの卓上で使いやすく、後手型や宝瓶型は前出の2つよりは場所を選びません。横手型は右利き用が多いので、左利きの方で横手タイプを求める場合は左利き用を買い求めましょう。横手型、後手型は本体の大きさより横や後ろにスペースを取るため、やはり収納場所との兼ね合いは重要です。

素材やテイストで選ぶ

急須といえば陶器のイメージがありますが、現在はさまざまな素材で製造されています。それぞれのメリット、デメリットを知り、自分の好みや使い方に合う品を選びましょう。

素材 陶器・磁器 ガラス 鉄器 ステンレス 樹脂
メリット ・伝統的な素材
・常滑焼や萬古焼は渋みを減少させるといわれる
・花茶など見た目で楽しめるお茶に適している
・電子レンジ対応のものがある
・保温性が高い
・耐久性が高い
・レトロな印象
・軽い
・手入れが楽
・耐久性が高い
・軽い
・割れにくい
・リーズナブルなものが多い
デメリット ・割れやすい ・割れやすい ・重い ・金味が気になる場合がある ・チープな印象がある

水色の美しさや茶葉が踊る様子を眺めて楽しめるのが透明な樹脂製やガラス製の急須です。耐久性により優れるのは樹脂製ですが、ガラス製には透明度が高く、繊細な質感が写真映えするというメリットがあります。

左が樹脂製で右が耐熱ガラス製

左が樹脂製で右が耐熱ガラス製

昔からの定番であり、今も根強い人気があるのが陶器製の急須です。陶器に含まれる酸化鉄とお茶の渋み成分(タンニン)が化学反応し、渋みが消えてまろやかなお茶になるといわれています。

左が萬古焼、右が常滑焼の急須

左が萬古焼、右が常滑焼の急須

ぶつけても割れない耐久性、サビにくく、におい移りがしづらいステンレス製は、取り扱いやメンテナンスが楽なことが最大のメリット。最近はおしゃれなデザインの品も多いので要注目です。

軽くて扱いやすいステンレス製の急須

軽くて扱いやすいステンレス製の急須

急須に関するよくある疑問に茂木さんが解答!

最後に、茂木さんに急須とお茶にまつわる疑問についてお聞きしました。

「急須の扱い方や茶葉の保管方法など、難しいことは一つもありません。楽しいお茶ライフの参考にしてください」と茂木さん

「急須の扱い方や茶葉の保管方法など、難しいことは一つもありません。楽しいお茶ライフの参考にしてください」と茂木さん

Q. 茶葉と急須の相性ってある?

A. 急須より茶こしの選び方の方が重要です。茶こしには大きく「かご網」「固定網」「胴穴」の3つのタイプがあります。

<茶こしのタイプ>
茶こしタイプ かご網 固定網 胴穴
かご網 固定網 胴穴
メリット ・取り外しができるので手入れが楽
・網目が細かく目詰まりしにくい
・茶葉が踊るスペースがしっかり確保できる
・網目が細かく目詰まりしにくい
・茶葉が踊るスペースがしっかり確保できる
デメリット ・茶こしの大きさに茶葉が踊るスペースが左右される ・目詰まりすると手入れが大変 ・目詰まりしやすい
相性の良いお茶※ 緑茶・深蒸し茶 緑茶・深蒸し茶・粉茶 玉露・浅蒸し緑茶・玄米茶・ほうじ茶・番茶

※一般的な傾向です。産地の違いによる茶葉の大きさや、茶こしの大きさ、網目の細かさなどにより異なります

ステンレス製に多い「かご網」「固定網」は網目が細かいので、煎茶や深蒸し茶などの細かい茶葉がおいしく淹れられます。

「胴穴」は、本体に直接穴が開いているタイプで、穴が大きいものもあります。玄米茶やほうじ茶など、大きい茶葉にもおすすめです。

細かい茶葉のお茶を好むのなら、やはり茶こしの網目も細かいものがおすすめです。ただ、大きな茶葉用につくられた急須もあるため、細かい茶葉がこされにくい急須がすべて悪いというわけではありません。自分が飲みたいと思っているお茶の葉の大きさと茶こしの形状や目の細かさがフィットするかどうか、確認しておくとよいと思います。

Q. 急須で紅茶や中国茶などを淹れてもいい? ティーポットじゃないとダメ?

A. 今回紹介した10品であればいずれも大丈夫です。ただ緑茶用の急須とは分けることをおすすめします。緑茶の味わいはとても繊細なので、風味が移ってしまう可能性があります。私はほうじ茶用と緑茶用を分けて使っています。

ガラス製の急須は、中国茶やハーブティーが映える

ガラス製の急須は、中国茶やハーブティーが映える

Q. 急須のお手入れ方法は?

A. 基本的に水洗いのみでかまいません。最後の一滴までしっかり注いで水分が切れた茶殻は自然にひとかたまりになり、注ぎ口の逆側をポンとたたけば網から剝がれてくれます。茶殻のかたまりを捨てて水洗い。その後自然乾燥でOKです。ただ、フタをしたまま乾燥すると湿気が中にこもり、衛生的ではないのでフタは外して乾燥させましょう。茶渋が目立ってきたら重曹水に漬け置きを。とはいえ、使用後にすぐに洗えばそこまで茶渋はつきません

最後の一滴まで注ぎきることで、お茶はよりおいしくなり茶殻がまとまり捨てやすい。昔ながらの動作には合理的な理由がある

最後の一滴まで注ぎきることで、お茶はよりおいしくなり茶殻がまとまり捨てやすい。昔ながらの動作には合理的な理由がある

Q. 茶葉の保管方法は?

A. 茶筒に入れて冷暗所で保管をします。なるべくジャストサイズの茶筒に入れ、直射日光を避けて常温で保管。一度開けたらなるべく早く飲み切るのが基本です。すぐには飲まない場合は、開封前なら冷凍庫に入れておいても丈夫です。いただく前に常温に戻し、その後は茶筒などで保管してください。

茶筒などの茶道具にこだわるのもお茶の楽しみ方のひとつ

茶筒などの茶道具にこだわるのもお茶の楽しみ方のひとつ

急須のAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの人気ランキングをチェック

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まとめ

一つあることで、淹れたてのおいしいお茶がいつでも楽しめ、豊かな時間を生み出す急須。「重い、扱いにくい、かさばる」という印象はすでに過去のもの。現在はさまざまな素材の品や、機能性に優れ、デザイン性も高い品が多くあります。

在宅ワークが増え、自宅時間を豊かに過ごす意義が見直されている今こそ、お気に入りの急須で淹れたお茶でほっと一息。この記事で紹介したおすすめ商品も参考にして、お気に入りの急須を見つけてください。

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