美顔ローラーのおすすめ11選！エステティシャンが選び方から効果のある使い方までを徹底解説

自宅で手軽に顔のセルフケアができる美顔ローラーは、さまざまな形状があり機能も多種多様なため、どれが自分に合うのかわからない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、女性の顔周りの悩みと向き合うサロン「SUHADA」のエステティシャン永松麻美さんに、悩みに合わせた美顔ローラーの選び方やしっかり効果の出る使い方などを伺いました。

永松さんのお話をもとにyour SELECT.編集部が厳選したおすすめの美顔ローラーもご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

エステティシャン

永松麻美さん

15年におよぶニキビ、アトピーの悩みから容姿コンプレックスに。自分自身の肌を改善するためにエステティシャンに転身。資格取得、サロン勤務経験後28歳でサロン「SUHADA」を開業。肌質改善や小顔エステなど1万人以上の美容に携わる。美容記事執筆、エステティシャンなどプロ向けの講座やスクールの主宰など、美容家として活躍。

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プロ視点で解説！目的・形状・機能がこんなにも違う、美顔ローラーの選び方

美顔ローラーは、ケアの目的に合わせて選ぶことが大切。形状や機能など、選び方のポイントを永松さんに伺いました。

左からY型、I型、W型。ケアしたい部位や自分の悩みに合わせて最適な機種を上手に選びたい

美顔ローラーの形状｜使いたい部位によってタイプを選ぶ

美顔ローラーには使う部位や用途によっていろいろなタイプや形状があります。おもな種類は、Y型、I型、W型の3つです。詳しく見ていきましょう。

顔だけでなく全身に使えるもの、目元や口元、デコルテといった細かなパーツに対応したものなど、多種多様にあります。ケアしたいパーツや悩みに合わせて選びましょう。ケアしたい部位によっていくつかの美顔ローラーを使い分けるのもおすすめです。

Y（ワイ）型は顔と全身のケアに使える万能タイプ

Y型の美顔ローラーは、複数のローラーで挟むようにもみ込めるのが特徴

美顔ローラーといえば、思い浮かべる人も多い定番のY型。ヘッド部分に取り付けられた2つ（商品によっては4つ）のローラーで肌をしっかり挟み込むように転がしていくので、手でもみほぐしたような感覚が味わえます。

ローラーの大きさ、形、角度は機種によってそれぞれ異なります。フェイスラインをケアしたい人はローラー同士の間隔が狭いものだとしっかりフィットします。また、目元や口元などをケアしたい人はローラーが小さめのものがおすすめです。顔だけでなく、二の腕や太もも、おなかなどボディもケアしたい人は、ローラーの直径が3cm以上あると広い面もしっかりケアできるのでおすすめです。

I（アイ）型はピンポイントケアに適したコンパクトタイプ

顔全体はもちろん、細かなパーツの重点ケアもできる

I型はスティック状のコンパクトタイプ。目元、口元、小鼻の周り、首筋、鎖骨周り、と細かなパーツに当てやすく設計されているので、特に気になるパーツをひとつずつていねいにケアしたいという場合に適しています。ポイントを集中的にケアするため、小回りが利く小さめのサイズを選びましょう。

携帯性にも優れているので、仕事の合間などちょっとした隙間時間のケアにもぴったりです。「とにかく手軽に！」という人にはこのタイプがおすすめ。

W（ダブル）型はフェイスラインを重点的にケアする特化タイプ

ローラーの動きが心地よく、片手で手軽にケアできるので「ながら美容」にも最適

フェイスラインに特化した形状のW型。左右のフェイスラインを包み込むようにローラーを当てて一気にもみほぐせるので、左右バランスよくケアできるのが特徴。フェイスラインのもったりした印象が気になる人、手軽にケアしたい人におすすめです。ローラーの素材もいろいろな種類があるので、刺激が気になる人は肌当たりがやさしいシリコン素材、フェイスラインのもったりした印象が気になる人はリフトケア（※）ができる遠赤外線効果のある天然鉱石など、目的に合ったものを選ぶといいでしょう。

※製品を上方向に動かすこと

使用感にこだわるならローラー部分に注目

美顔ローラーのローラー部分には、おもに丸型と円柱型があります。さらに、サイズやローラー同士の間隔などを合わせると多種多様になります。どのような特徴があるか見ていきましょう。

ローラーの形、大きさ、角度によって使い分けるのがおすすめ

顔の下半分のもったりした印象が気になる人は、コリをほぐすことが大切なので、筋肉にしっかりと刺激を与えることができる丸型のローラーがおすすめです。フェイスラインなど顔の凹凸にもフィットするので的確にケアできます。

ローラーの間が狭く角度のあるタイプは顔の凹凸にもフィットしやすい

さらにY型は、商品によってローラー同士の間隔の広さが異なり、使用感も変わってきます。すっきり感を得たい人には、肌をしっかり挟み込めるローラー同士の間隔が狭いものがおすすめです。やんわりとほぐしたい人はローラー同士の間隔が広いタイプがおすすめです。肌を挟む力は弱いですが、広い面で肌を捉えて、やさしくもみほぐします。

幅広タイプは広い面を捉えて血行を良くすることができるのでボディのケアにも最適

顔全体をケアしたい人や肌の状態も気になる人は、円柱タイプでまんべんなく肌の上を転がせるタイプがおすすめです。適度な刺激を与えつつ、肌表面にもアプローチできます。

肌に当たる面が大きいので頬や額など広い面も短時間でケアできる

ローラーのサイズも重要なチェックポイントです。目元、口元などのポイントケアには凹凸にフィットしやすい小型のものがおすすめです。小回りが利くので眉間やこめかみ、口元など筋肉が凝り固まりやすい部分のケアに最適です。

眉間などのくぼみにもフィットする小型ローラー

ローラーが大きいほどコリをほぐすパワーも強いので体のケアもしたい人は大きめがおすすめです。直径が3cm以上あるものだと腕や脚のケアや首、鎖骨など顔のむくみにも関連する場所をほぐすのにも適しています。大きめのものでもあご下の筋肉やコリが気になる人などはフェイスラインのケアにも使うことができます。

ローラーが大きいものはボディケアにも最適

肌にやさしいローラーの素材を選ぶ

美顔ローラーは、ローラー部分の素材によって肌に与える影響や耐久性が異なります。肌が敏感な人や金属アレルギーの方は肌に合わないこともあるので、素材もしっかりチェックしましょう。

プラチナ、ステンレス、チタンコートのものはアレルギーを引き起こす可能性が低い金属です（ただし、アレルギーになりにくい金属でも加工時に他の金属を混ぜている場合はアレルギーが発生することもあります）。それに対して、クロム、ニッケル、コバルト、パラジウムなどの金属は汗に反応するとアレルギーが起こりやすいとされています。さまざまな素材の美顔ローラーがあるので、心配な人はアレルギーの可能性が低い金属や天然石など、より安心できる素材を選ぶようにするといいでしょう。

※年齢に応じたケアのこと

本格的なケアをしたいならEMSやマイクロカレントなどの機能がついたものを選ぶ

美顔ローラーをより効果的に使うためには、EMSやマイクロカレントなどの＋αの機能をチェックしてみましょう。

EMSは、電気で筋肉に刺激を与え、マイクロカレントは微弱電流で筋肉にアプローチするものです。美顔ローラーと合わせることで、効果を実感しやすくなるのでより本格的にケアしたい人はチェックしてみましょう。

EMS機能で筋肉を刺激することで頬や目元のケアも

お風呂で使用することを習慣化すると、継続しやすくなるので、防水機能もぜひチェックしてください。ほとんどの機種が生活防水に対応していますが、電動のものや素材によっては水濡れNGのものもあります。

防水機能は「IPX」という等級で表示されます。0〜8までありますが、IPX5以上あれば、お風呂などで使用しても安心です。バスタブの中で使用する場合は、IPX7以上のものを選びましょう。

おすすめの美顔ローラー11選

永松さんのお話をもとに、your SELECT.編集部がおすすめする美顔ローラーを厳選しました。EMSやマイクロカレントの機能がついているもの、防滴・防水機能があるものを中心にセレクトしました。自分に合う美顔ローラーを見つけるための参考にしてください。

しなやかで健康的なボディラインをつくるため“美筋トレ”とプロのエステティシャンのドレナージュのようなマッサージを行うことができる電動タイプの全身用美顔ローラーです。さらに、メインのローラーの他にロールオンタイプの小さなアイケア用ローラーもついており、ポイントケアも可能です。

特徴的な円柱型ローラーが、手のひらを使ったエステティシャンの「エルフラージュ」のような動きを再現したリファのモーションプロ。前後に動く可動式の円柱型ローラーが最適な入射角で肌を捉えローリング。ボール型ローラーに比べ、肌と触れる面が増えることで一度に深く広くやさしく押し流します。

4つのローラーが絶妙な間隔で配置され、顔やボディのあらゆるカーブに吸い付くようにフィットするよう設計されている美顔ローラー。まるでエステティシャンの手のように、縦・横・面ヘの多彩なアプローチでさまざまな部位をくまなくつまみ流します。従来のモデルに比べより多くのマイクロカレントを発生しながら、部位に合わせて緩急・強弱も思いのままに顔はもちろん全身のケアができるモデルです。

リファシリーズの中でより高機能なフェイス専用モデルとして生まれたリファカラットレイフェイス。肌へのフィット感はそのままに、女性の顔とデコルテ専用に設計された小ぶりなローラーが特徴です。リファカラットシリーズの別のモデルに比べて、より多くのマイクロカレントを発生させるので、高い満足感を得られます。

モデルの橋本麗香さんがプロデュース。ローラー本体に天然石であるローズクォーツを使用したI型美顔ローラー。ハンドルの上下に大小2つのローラーがあり、顎・頬・フェイスラインなどの広い面には大きいローラーを、目元、小鼻の脇などの細かいパーツには小さいローラーと使い分けることができます。使用目安は1日10分以内です

コロコロ転がすことによるマッサージ効果が得られます。ローラー部分には、ゲルマニウムや酸化チタンで構成された半導体チップが埋め込まれています。顔だけでなく首や鎖骨周りにも使用できます。コンパクトサイズでスキマ時間に気軽にお手入れが可能です。

左右に枝分かれしたローラーでフェイスラインを挟んで下から上へと転がすW型の美顔ローラー。ローラーに取り付けられた4つのリングゴムには天然鉱石が配合されています。軽い力で転がせるので、くつろぎタイムの“ながら美容”にも最適です。

8つのローラーとEMS、ラジオ波を搭載した肌を温めてリフトアップ（※）などができるW型の電動美顔ローラー。独自のEMSテクノロジーはローラーだけでは届かない筋肉にもアプローチ。また、ラジオ波と呼ばれる高周波電流によって肌の内側まで振動させます。EMSとラジオ波はいずれもレベルを3段階に調節可能。使用時間は1部位5分が目安です。

※製品を上方向へ動かすこと

美顔ローラーを買う前に知っておきたいこと

日々多くの女性の小顔や引き締めの悩みに向き合う永松さんに、プロだからこそわかる、より効果的な使い方や使ううえでの注意点をお聞きしました。

美顔ローラーってどんなもの？ 美顔器との違いは？

家電量販店の店頭に美容家電がずらりと並ぶ光景もすっかりめずらしくなくなった昨今。その多くはスチームや、EMSなどの電気振動、光照射といった機能で肌悩みを自宅で手軽に本格的なフェイシャルケアができる美容機器で、それらを全て美顔器と呼びます。

美顔ローラーも美顔器の一種ですが、最大の違いは可動式のローラーを肌に直接当てて転がすことでまるでサロンで受けるハンドマッサージのような感覚を味わえること。ケアをしたいパーツの上でコロコロと転がすだけなので、お風呂の中や、読書をしながら、動画を見ながら片手間でもケアができて、デイリーケアとして手軽に取り入れられるアイテムです。

	美顔器	美顔ローラー
特徴	・電気振動やレーザーにより肌のキメ・ハリの改善をサポート ・イオンやスチーム等を当て、肌にうるおいを与え美肌へと導く	・肌に直接ローラーを当てて転がし血行を良くする
おもなタイプ	・EMS ・RF（ラジオ波） ・超音波 ・イオン ・ウォーターピーリング ・スチーム ・レーザー	・I型、Y型、W型など ・EMSやラジオ波などを搭載した美顔器との複合型も

美顔ローラーのサイズもチェック

美顔ローラーはデイリーケアとして使うものなので、使い心地も重視したい点です。用途や機能によってサイズも重さも異なり、50g以下のものから300gほどのものまであります。

I型やピンポイントケア用の手動タイプのものは比較的小さく軽いものが多く、それに対して電動タイプやボディもケアできる多機能機種はやや重めの印象。あまり重さがあると肌の上でコロコロさせる動作で手が疲れてしまうこともあるので、できれば100g前後を目安に、なるべく軽いものを選ぶことをおすすめします。

顔や頭皮をケアしていると、時間の経過とともに重さが気になってしまうかも

また、持ち手の太さでも使用感は大きく変わります。自分の手の大きさに合わせてフィットする、握りやすいものが○。ボディの大きさは、使用後のお手入れや収納場所も考えてチェックしておきましょう。

持ち手の握りやすさも大切なポイント

美顔ローラーの効果的な使い方

美顔ローラーを効果的に使う方法を解説します。自分の気になる部位などをチェックしてみてください。

1. フェイスラインをケア

顎の真ん中から耳の上に向けてローラーを転がしていきます。

フェイスラインに沿って顎から耳周りまでほぐします

次に、頬骨の下あたりにコロコロ動かして、かむ筋肉「咬筋（こうきん）」のこわばりをほぐします。
ポイントケアができるものがあれば、耳の下や鎖骨の下あたりに少し圧をかけるのもいいでしょう。

2. 口元、ほうれい線をケア

頬の上部分にローラーを当て、こめかみに向かって転がしていきます。上部分のケア後、口周りをほぐしていきましょう。ほうれい線部分をケアするよりも、凝り固まっている頬の上やこめかみ上の側頭筋をケアすることが大切です。

頬の上部からこめかみ上の側頭筋をしっかりとほぐすのがポイント

口周りが凝り固まっていると下に引っ張られてしまうのでしっかりとほぐす

3. 首、鎖骨のまわりをケア

耳の下部分に当たる胸鎖乳突筋（きょうさにゅうとつきん・首部分）にローラーを当て、鎖骨に向かって転がします。力を加えすぎず、優しくほぐしていきましょう。次に、鎖骨に沿ってローラーを当て、内側から外側へ転がします。

硬くなりがちな胸鎖乳突筋はしっかりとほぐす

鎖骨は内側から外側にリンパの流れに沿ってケア

目の周りや頭皮への使用方法

目の周りと頭皮の効果的なケア方法を紹介します。

1. 頭の筋肉をほぐす　

頭皮のケアは、耳の上にある上耳介筋（じょうじかいきん）、こめかみから耳の上に広がる側頭筋の順にローラーを当てて行います。ローラーが髪に絡まらないよう注意して行ってください。

側頭筋が硬いと目周りや頬もたるみやすいとか

2. 目元、おでこをケア

おでこにローラーを当て、筋肉に沿って下から上に縦にローラーを転がしていきます。

おでこは下から上に筋肉の流れに沿って動かす

眉頭や眉下などをやさしく流すようにケアしましょう。目尻はしわになりやすいポイントなのでそっと流す程度に。

デリケートな目元は強くこすったり押し付けたりするのはNG

3. 二の腕・ふくらはぎもすっきり！ボディのケア

ボディにも使えるタイプの美顔ローラーなら、全身の筋肉をもみほぐすのにも使えます。
腕や脚のケア方法は、ケアしたい部位にローラを当て下から上に向かってへと転がしていきます。

リンパの流れに沿ってゆっくりと動かす

「リンパが流れているわきの下をケアするとバストのケアにもつながります」

美顔ローラーに関するよくある疑問 Q＆A

美顔ローラーに関するよくある疑問について、永松さんに答えていただきました。

Q.美顔ローラーはいつ使うのがいい？

A. 美顔ローラーを効果的に使えるのは、メイクを落とした洗顔後やお風呂上がりなどのリラックスタイムです。美顔ローラーは筋肉を柔らかくほぐすための器具なので、身体が温まった状態で使うのがベスト。お風呂で使用できる機種もあるので、半身浴などのバスタイムを活用するのもいいでしょう。全身の筋肉をほぐし、1日の疲れをしっかり落とすことで快眠にもつながり、より一層の美肌・美顔づくりにつながるはずです。

また、朝のメイク前に行うのもおすすめです。美肌づくりは日々の継続した心がけが必要ですので、たとえば朝は短時間で顔を中心にササッとケア、夜は全身をしっかりとケアというように、パーツごとに時間を分けて行えば、忙しい人でも無理なく習慣づけられるのではないでしょうか。

Q.美顔ローラーのお手入れ方法は？

A. 毎日のお手入れの基本は、柔らかい布や付属のクリーンクロスなどで手あかなどの汚れをふき取りましょう。
汚れが目立つときは、水洗いできるものは、水またはぬるま湯で洗います。落ちない場合は、水で薄めた中性洗剤を含ませた布（固く絞る）でふき取った後、洗い流してください。水やぬるま湯を使用して洗った場合は、水をしっかりとふき取りましょう。

商品によってお手入れ方法が異なりますので、お手入れをする際は、必ず説明書を確認してください。

Q.美顔ローラーでボディのケアもできる？

A. 機種によってはフェイス用、目元・口元用など、細かなパーツ専用のモデルもありますが、多くのものは全身のケアに対応しています。顔のたるみやむくみは全身の筋肉にも影響していますので、ボディ対応の美顔ローラーを使って首や肩周りだけでなく、背中や腕、脚など全身の筋肉をもみほぐしていくことも美肌や美顔への近道となります。

ローラーの数が多く全身に対応した美顔ローラーもある

Q.美顔ローラーを使う頻度は？

A. 美顔ローラーは基本的に毎日使っても問題ありません。ただし、「美容器具は使えば使うほど効果が上がる！」と思ってしまうのは間違いです。美顔ローラーを使いすぎると肌を摩擦の刺激で肌を傷つけてしまったり、肌トラブルの原因にもなるので、使用時間は1パーツにつき1日5〜10分以内にとどめる方がいいでしょう。コロコロとローラーを転がす心地よさから、つい時間を忘れてしまうこともあるかもしれませんが、使用時間の目安によく注意して使用してください。

Q.シートマスクをしながら美顔ローラーを使ってもいい？

A. シートマスクの上からローラーを転がして効果があるの？と疑問に思うかもしれませんが、実はOK。メーカーによっては自社の美顔ローラーを上から使用することを想定してシートマスクを開発し、それを重ねて使うことで、より高い効果を得られるものも発売されています。ただし、どの美顔ローラーでも使用できるわけではないので、必ず使用している美顔ローラーが対応しているか確認したうえでシートマスクを使用するのがいいでしょう。

Q.男性のスキンケアにも使える？

A. 近年のメンズ美容アイテムの需要の高まりもあり、最近では男性用とうたう美顔ローラーも発売されているので、もちろん使えます。特に女性用・男性用で機能の違いは大きくありませんが、強いて挙げると、違いはデザインや大きさ。女性に比べ体のサイズが大きな男性が使いやすいサイズ感。またブラックを基調とするなどややシックなデザインを取り入れているものが多いようなので、好みや使い道でどちらを使用してもいいかもしれません。男性へのギフトにも喜んでもらえるアイテムではないでしょうか。

男女関係なく使えるので自分に合ったものを選んで使うことが大切

Q.手動タイプと電動タイプはどう違うの？

A. 美顔ローラーには、可動式のローラーを自分の手で転がして肌に刺激を与える手動タイプ、ボタンひとつで動くローラーを当てて使用する電動タイプの2タイプがあります。

手動タイプは、電力を使わず自分で力加減を調節できます。また充電などの必要がないため持ち歩きもしやすく外出先や旅先でも手軽に使用できるので、デイリーケアを欠かしたくないという人にはとてもおすすめ。

一方、電動タイプは手の力を必要とせず肌に当てているだけでマッサージ効果が得られます。また、機種によってEMSなどの電気振動やLEDライト照射の機能を搭載しているものもあり、もみほぐしと同時にプラスαのケアを行えるのがメリットです。

プラスα機能の充実が魅力的な電動タイプ。充電パーツもコンパクトな設計になっている

手動の手軽さ、電動のプラスα機能でより効果的なケアができる手厚さ。どちらにもそれぞれ使い心地の良さがあるので、自分のお好みに合わせて選んでください。

美顔ローラーのAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの人気ランキングをチェック

Amazonでは上位100位、楽天市場、Yahoo!ショッピングではリアルタイム・デイリー・週間ランキングの美顔ローラーの売れ筋ランキングを紹介しています。
どれを買おうか迷ったときは売れ筋ランキングを参考にしてみてもよいでしょう。

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まとめ

ひとつはもっていたいセルフケアができる美顔ローラーの選び方を永松麻美さんにお聞きしました。自分のケアしたいパーツや目的に合わせて、快適なデイリーケアをかなえてくれる美顔ローラーをぜひ見つけてください。