ボールペンのおすすめ10選!文房具のプロが使いやすくて書きやすいボールペンの選び方を徹底解説

ボールペンおすすめ10選【2023年】文房具のプロが教えるインクや機能の違い、用途別の選び方

「ボールペン」と一口にいってもインクの種類やペン先のタイプなど商品によってさまざまで、書きやすさや使いやすさに違いがあります。自分にとって本当に書きやすくて使いやすいボールペンを選ぶとなると、どうやって選べばいいのかわからない……という人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、あらゆる文房具を徹底的に使い込んでレビューをしてきた文具ライターのきだてたくさんに、ボールペンのインクの違いや特徴、用途別の選び方をお伺いしました。
きだてさんが推奨するボールペンの選び方は以下のとおりです。

<ボールペン選びのポイント>

  • ボールペンの「インクタイプ」は用途に合わせて選ぶのが◎
  • ペン先の太さとタイプ」は用途と筆圧の強さを考慮して選ぶ
  • 長時間使用する場合は滑り止め「グリップ」があると疲れにくい
  • ボールペンの「重心」は低い方が安定して書きやすい

また、your SELECT.編集部によるおすすめボールペン10選も合わせてご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

おすすめのボールペン10選
おすすめポイント 分厚い書類も挟める支点スライドクリップ採用 低粘度油性インクでなめらかかつ擦れにくい 耐水性、耐光性に優れた水性顔料インクを採用 極太のフォルムながら軽めの書き心地 シナジーチップで細い字をなめらかに書きやすい スタビライザー機構搭載で書き心地を向上 0.3~1.0mmまで、ペン先を5段階の太さから選べる 個性的な黒のカラーバリエーション 黒い紙にも書けるカラー含めて28色をラインナップ 32色もの豊富なカラー展開
メーカー
商品名
三菱鉛筆 トンボ鉛筆 OHTO トンボ鉛筆 パイロット 三菱鉛筆 ぺんてる サクラクレパス パイロット ゼブラ
クリフター モノグラフライト 筆ボール ZOOM505 フリクションポイントノック04 ユニボール ワン F エナージェル ボールサイン iD ジュース アップ サラサナノ
クリフター(三菱鉛筆) モノグラフライト(トンボ鉛筆) 筆ボール(OHTO) ZOOM505(トンボ鉛筆) フリクションポイントノック04(パイロット) ユニボール ワン F(三菱鉛筆) エナージェル(ぺんてる) ボールサイン iD(サクラクレパス) ジュース アップ(パイロット) サラサナノ(ゼブラ)
価格 110円~ 198円 165円 2200円 275円 330円 220円 220円 220円 220円
ペン先 コーンチップ ニードルチップ コーンチップ コーンチップ シナジーチップ コーンチップ ・ニードルチップ
・コーンチップ
コーンチップ シナジーチップ コーンチップ
ペン先の出し方 ノック式 ノック式 キャップ式 キャップ式 ノック式 ノック式 ノック式 ノック式 ノック式 ノック式
ボール径 0.7mm 0.38mm/0.5mm 1.5mm 0.5mm 0.4mm 0.38mm/0.5mm 0.3mm/0.4mm/0.5mm/0.7mm/1.0mm 0.4mm/0.5mm 0.3mm/0.4mm/0.5mm 0.3mm
グリップ素材 ラバー エラストマー ラバー ABS ラバー
購入サイト Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo!
文房具ライター、デザイナー
きだて たくさん
きだて たく
最新の機能派文房具からファンシー系オモシロ文房具まで、徹底的に使い込んでレビューする文房具ライター。ふだんは雑誌・Webで文房具の最新情報や使いこなし記事を執筆するほか、文房具の楽しさを伝えるトークライブなども全国各地で行う。『愛しき駄文具』(飛鳥新社)、『日本懐かし文房具大全』(辰巳出版)など著書多数。

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目次

文房具のプロが教える!

書きやすいボールペンの選び方

書きやすいボールペンを選ぶときは何を基準に選べばいいのでしょうか。重視したいポイントは「インクタイプ」「ペン先のタイプと細さ」「グリップ」「重心」の4点です。

インクタイプ|ボールペンの用途に合わせて選ぶのが◎

現在販売されているボールペンのインクは、油性、水性、ゲル、エマルジョンの4タイプです。それぞれに、耐水性や裏うつりのしやすさ、インクのかたまりが紙に付着してしまう「インクボテ」の起こりやすさ、カラーバリエーションの豊富さなどに違いがあります。

タイプ イメージ メリット デメリット
油性 油性
  • 耐水性が高くにじみにくい
  • 裏うつりしにくい
  • 色あせにくい
  • インクボテしやすい
  • 書き出しがかすれることがある
  • 水性 水性
  • 筆圧が弱くても書きやすい
  • カラーバリエーションが豊富
  • にじみやすく裏うつりしやすい
  • ツルツルとした加工が施されたところには書けない
  • ゲル ゲル
  • なめらかな書き味
  • 耐水性が高くにじみにくい
  • 発色がいい
  • 摩擦で消せるインク(フリクション)もある
  • その特徴から現在人気のインク
  • インクの減りが早い
  • エマルジョン エマルジョン
  • 筆圧が弱くてもかすれにくい
  • 耐水性が高くにじみにくい
  • インクの減りが早い
  • 現在は耐水性の高さとなめらかな書き味を持ち合わせ、発色にも優れたゲルインクが人気を集め、主流となっています。

    各インクの発色の違い

    各インクの発色の違い。用途や発色などの好みで使い分けよう

    ボールペンのインクタイプを選ぶ際には、どんな紙にどんな用途で書き込むのかが重要なポイントになります。

    油性インク:薄い紙の手帳や便箋に書くとき

    欄が小さい場合は細字の方が書きやすい

    手帳の欄が小さい場合は細字の方が書きやすい

    油性インクのボールペンは、なめらかに書けて裏うつりしにくいので、手帳などに書き込む場合におすすめです。中でも、イングのボテ汚れが出にくい低粘度油性インクのボールペンを選ぶのがポイントです。細字で書けるゲルインクは書き込みこそしやすいものの、手帳の紙質が薄い場合、紙にひっかかり紙を削ってしまう可能性があるので注意が必要です。

    油性インクのおすすめ商品はこちら↓

    水性(顔料)インク:郵便物などの宛名書きに最適

    水性インクなら、書き始めに文字がかすれる心配もなくきれいに書くことができます

    水性インクなら、書き始めに文字がかすれる心配もなくきれいに書くことができる

    水性顔料を使用した水性インクのボールペンは、耐水性が強く、色あせしにくいため年賀状などの郵便の宛名書きをする場合におすすめです。ただし、同じ水性でも、染料インクは耐水性が弱いので、しっかり確認するようにしましょう。そのうえで太いペン先を選ぶと、読みやすく、大きく書きやすくなります。また、フリクションインクのボールペンを使うのはNGです。郵便局の区分機を通る際の熱で文字が消えてしまう可能性があるので、使用しないように注意しましょう。

    水性インクのおすすめ商品はこちら↓

    油性、ゲルインク:ビジネス用途や一般的な書類作成なら

    書き損じが怖い場合は、鉛筆などで下書きをしてからボールペンで清書する

    書き損じが怖い場合は、鉛筆などで下書きをしてからボールペンで清書する

    油性もしくはゲルインクのボールペンは、にじまずにしっかりと書けるので、届け出などの公的書類や履歴書などの書類を作成する場合におすすめです。ただし、ゲルインクの場合は表面処理がされていない紙ではにじんでしまうことがあるので使うのは避けるのが無難です。
    また、重要書類は第三者による改ざんや、熱によって文字が消えてしまう恐れがあるので、フリクションインクのボールペンで作成してはいけません。

    ゲルインクのおすすめ商品はこちら↓

    ペン先の太さとタイプ|太さは用途、タイプは筆圧で選ぶ

    ボールペンのペン先の太さは、製図にも使われる0.28mmの極細タイプから1mmの太書き、1.5mmの極太タイプまでさまざまなサイズがあります。もっともポピュラーなのは0.5mmのボールペンですが、近年はコンパクトな手帳や書類の記入欄などに、より細かな書き込みをするのに適した細字タイプが人気を集めています

    ふだん使いには細字が人気

    ふだん使いには細字が人気とはいえ、用途によって適切な太さがある

    ペン先の細さは、書く用途や筆圧で選ぶのがおすすめです。手帳や書類などに細かく文字を書き込みたい場合は、0.4mm以下の細字タイプを、郵便物の宛名など大きくハッキリ書きたいなら、0.8mm以上の太字タイプが向いています。

    ペン先のタイプは大きく分けてコーンチップ、ニードルチップ、シナジーチップと呼ばれるものの3種類があります。

    同じ細さのペン先であっても、形状が違えば書き味も変わってきます

    上から、コーンチップ、ニードルチップ、シナジーチップ。書きたい文字の細さだけでなく、自分の筆圧も加味して選ぶのがおすすめ

    コーンチップ 多くのボールペンに採用されている、もっともポピュラーなタイプ円錐状のペン先が特徴で、インク流れが良く丈夫
    ニードルチップ 針のように細いペン先が特徴。なめらかな書き味が魅力で、ペン先が細いため耐久性が低く、筆圧が強すぎるとインク流れを滞らせてしまい、かすれの原因になることも
    シナジーチップ パイロットが開発した、コーンチップとニードルチップのメリットを兼ね備えるハイブリッドタイプ。耐久性に優れつつ、なめらかな書き味を実現

    筆圧が強い人は、細すぎるペン先のボールペンを使うとペン先をつぶしてしまうことがあります。筆圧が強い人が細字のものを選ぶのであれば、ペン先にコーンチップかシナジーチップを採用しているボールペンを選ぶのがおすすめです。

    <ボールペンをペン先で選ぶポイント>

    • 手帳や書類などに細かく文字を書きたい→ペン先が0.4mm以下の細字タイプ
    • 郵便物などの宛名をしっかり書きたい→ペン先が0.8mm以上の太字タイプ
    • 筆圧が強い人耐久性の高いコーンチップかシナジーチップ

    グリップと重心|疲れにくさや安定性に違いが出る

    長時間使用する場合や、書くときに強く握ってしまう人が使用する場合は、軸が太めで、滑り止めの溝が入ったグリップのものを選びましょう。握った際のストレスや疲労が軽減され、書きやすくなります。滑り止めの溝のあるグリップのボールペンでも、あまり細い軸のものを選ぶと握りしめる力が強くなり、余計に疲れやすくなるので注意が必要です。

    細い軸のボールペンを強く握ると、筆圧も強くなり疲れやすくなる

    軸が太目で、滑り止めグリップが付いていると長時間の使用でも疲れにくい

    ボールペンを持ったときに、指よりも高い位置に重心があると、ペン先がブレてしまいます。安定して書くことができないだけでなく、強く握ってしまい手が疲れる原因になります。グリップのあたりに重心があると、持ったときに安定して文字を書きやすくなるのでおすすめです。商品説明に「低重心」と記載されているものを選びましょう。

    「グリップあたりに重りを入れ、重心を安定させた商品もあります」ときだてさん

    「グリップあたりに重りを入れ、重心を安定させた商品もあります」ときだてさん

    またキャップ式のボールペンの場合、外したキャップをペンの上部にはめると、重心も上に移動して、書きにくくなってしまいます。キャップはデスクに置くなど、ちょっとした注意をするだけでも、書きやすさをアップさせることができます。

    ▼きだてたくさん直伝!他文房具の選び方も知りたい方はこちら

    使いやすくて書きやすい!

    ボールペンのおすすめ10選

    きだてさんから教わったボールペン選びのポイントをもとに、編集部がおすすめボールペンを厳選しました。ぜひ書きやすいボールペン選びの参考にしてみてください。

    気になる内容をクリック

    おすすめのボールペン10選
    おすすめポイント 分厚い書類も挟める支点スライドクリップ採用 低粘度油性インクでなめらかかつ擦れにくい 耐水性、耐光性に優れた水性顔料インクを採用 極太のフォルムながら軽めの書き心地 シナジーチップで細い字をなめらかに書きやすい スタビライザー機構搭載で書き心地を向上 0.3~1.0mmまで、ペン先を5段階の太さから選べる 個性的な黒のカラーバリエーション 黒い紙にも書けるカラー含めて28色をラインナップ 32色もの豊富なカラー展開
    メーカー
    商品名
    三菱鉛筆 トンボ鉛筆 OHTO トンボ鉛筆 パイロット 三菱鉛筆 ぺんてる サクラクレパス パイロット ゼブラ
    クリフター モノグラフライト 筆ボール ZOOM505 フリクションポイントノック04 ユニボール ワン F エナージェル ボールサイン iD ジュース アップ サラサナノ
    クリフター(三菱鉛筆) モノグラフライト(トンボ鉛筆) 筆ボール(OHTO) ZOOM505(トンボ鉛筆) フリクションポイントノック04(パイロット) ユニボール ワン F(三菱鉛筆) エナージェル(ぺんてる) ボールサイン iD(サクラクレパス) ジュース アップ(パイロット) サラサナノ(ゼブラ)
    価格 110円~ 198円 165円 2200円 275円 330円 220円 220円 220円 220円
    ペン先 コーンチップ ニードルチップ コーンチップ コーンチップ シナジーチップ コーンチップ ・ニードルチップ
    ・コーンチップ
    コーンチップ シナジーチップ コーンチップ
    ペン先の出し方 ノック式 ノック式 キャップ式 キャップ式 ノック式 ノック式 ノック式 ノック式 ノック式 ノック式
    ボール径 0.7mm 0.38mm/0.5mm 1.5mm 0.5mm 0.4mm 0.38mm/0.5mm 0.3mm/0.4mm/0.5mm/0.7mm/1.0mm 0.4mm/0.5mm 0.3mm/0.4mm/0.5mm 0.3mm
    グリップ素材 ラバー エラストマー ラバー ABS ラバー
    購入サイト Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo!

    油性インクのおすすめボールペン2選

    にじまずに書けるのが魅力の、おすすめの油性インクボールペンを2つピックアップしました。

    厚めの書類もしっかりと挟む「支点スライドクリップ」つき クリフター(三菱鉛筆)

    クリフター(三菱鉛筆

    出典:Amazon

    おすすめポイント

    • 分厚い書類も挟める支点スライドクリップ採用
    • 2、3、4色まで多色タイプもラインナップ
    インクタイプ 油性
    ペン先 コーンチップ
    ペン先の出し方 ノック式
    ボール径 0.7mm
    グリップ素材 ラバー
    カラーバリエーション 黒/2色(赤・黒)/3色(赤・青・黒)/4色(赤・青・緑・黒)

    なめらかな書き味と手頃な価格が魅力のクリフター。大きく開く支点スライドクリップで、厚さ5mm程度までの書類をしっかりとホールドすることが可能です。書くことはもちろん、ノートや書類の束などをまとめるのにも重宝します。2、3、4色の多色タイプもあり、選択肢の幅が広がります。

    ニードルチップ×低粘度油性インクでなめらかに書ける細字タイプ モノグラフライト(トンボ鉛筆)

    おすすめポイント

    • 細かい字を書きつつ、手元が見やすいロングニードルチップ
    • 低粘度油性インクでなめらかかつかすれにくい
    インクタイプ 油性
    ペン先 ニードルチップ
    ペン先の出し方 ノック式
    ボール径 0.38mm/0.5mm
    グリップ素材 エラストマー
    カラーバリエーション 黒/青/赤

    全長5.2mmのロングニードルチップを採用し、手元が見やすく細かな字を書きやすいと人気のボールペン。書き出しがかすれやすいという油性の難点をクリアした低粘度油性インクでなめらかな書き味も魅力です。

    水性インクのおすすめボールペン2選

    続いて、さらさらとした書き味が魅力の水性インクのボールペンを2つご紹介します。

    まるで筆ペン? 筆圧によって太さを調整できる新感覚の一本 筆ボール(OHTO)

    おすすめポイント

    • 耐水性、耐光性に優れた水性顔料インクを採用
    • 筆ペンのような感覚で書くことができる
    インクタイプ 水性
    ペン先 コーンチップ
    ペン先の出し方 キャップ式
    ボール径 1.5mm
    グリップ素材
    カラーバリエーション 黒/赤

    まるで筆で書いた文字のようにハネやハライを再現できる超極太タイプのボールペン。水性インクにはにじみにくく色あせしにくい顔料が使われているので、宛名書きにぴったりの1本です。

    低重心で書きやすい!デザイン性の高さも魅力 ZOOM505(トンボ鉛筆)

    ZOOM505(トンボ鉛筆)

    出典:Amazon

    おすすめポイント

    • 極太のフォルムながら軽めの書き心地
    • 滑らずしっかり握れるラバーグリップ付き
    インクタイプ 水性
    ペン先 コーンチップ
    ペン先の出し方 キャップ式
    ボール径 0.5mm
    グリップ素材 ラバー
    カラーバリエーション

    強くて軽いアルミニウムを採用することで、極太のフォルムながら軽めの書き心地が実現した1本。ラバーグリップで滑らずしっかり握れ、重心も低めに作られているので疲労感が少なく、長時間書くのに向いています。デザイン性の高さも魅力です。

    ゲルインクのおすすめボールペン6選

    最後に、現在主流となっているゲルインクのおすすめボールペンを6つピックアップしました。

    教科書やノートにも。何度でも書き直せるボールペン フリクションポイントノック04(パイロット)

    おすすめポイント

    • シナジーチップで細い字をなめらかに書きやすい
    • スリムなので、手帳とともに持ち運びに便利
    インクタイプ ゲル
    ペン先 シナジーチップ
    ペン先の出し方 ノック式
    ボール径 0.4mm
    グリップ素材
    カラーバリエーション ブラック/レッド/ブルー/グリーン/ブルーブラック/オレンジ/ピンク/ライトブルー

    書いた文字をこすることで何度でも書き直せる「フリクションシリーズ」の1本。パイロットならではのシナジーチップで、耐久性とペン先の細さを両立。0.4mmという細さで、手帳などに細かな文字を書き込みたいときに便利です。収納しやすいスリムなボディも魅力。

    重心にこだわり。スタイリッシュな見た目も魅力の一本 ユニボール ワン F(三菱鉛筆)

    おすすめポイント

    • スタビライザー機構搭載で書き心地を向上
    • グリップなし、軸のカラーバリエーションでデザイン性が高い
    インクタイプ ゲル
    ペン先 コーンチップ
    ペン先の出し方 ノック式
    ボール径 0.38mm/0.5mm
    グリップ素材
    カラーバリエーション

    独自のスタビライザー機構を備えることで、ほどよい低重心を実現したユニボール ワン F。書き心地の良さにこだわりながらも、あえてグリップをなくし、デザイン性をアップしている点も魅力。軸のカラーバリエーションが独特かつ豊かなのも、オシャレなポイントです。

    長年愛されるゲルインキボールペンの大定番 エナージェル(ぺんてる)

    おすすめポイント

    • 0.3~1.0mmまで、ペン先を5段階の太さから選べる
    • なめらかかつ、速乾性に優れたゲルインキ
    インクタイプ ゲル
    ペン先 ・ニードルチップ(0.3mm/0.4mm/0.5mm)
    ・コーンチップ(0.7mm/1.0mm)
    ペン先の出し方 ノック式
    ボール径 0.3mm/0.4mm/0.5mm/0.7mm/1.0mm
    グリップ素材
    カラーバリエーション 黒/赤/青

    20年以上の歴史をもつゲルタイプのボールペン定番の一本。乾きが早く、インクで紙を汚さずに書けるのが魅力です。ペン先の細さも極細から太字まで5段階で選べるので、自分に合った一本を見つけやすいのもポイント。

    6種のブラックから選べる唯一無二のインクカラーが魅力 ボールサイン iD(サクラクレパス)

    おすすめポイント

    • 独特の形のペン軸で、グリップにカバーがなくとも握りやすい
    • 個性的な黒のカラーバリエーション
    インクタイプ ゲル
    ペン先 コーンチップ
    ペン先の出し方 ノック式
    ボール径 0.4mm/0.5mm
    グリップ素材 ABS
    カラーバリエーション ピュアブラック/ナイトブラック/モカブラック/フォレストブラック/カシスブラック/ミステリアスブラック

    六角形と丸形を組み合わせて作られたペン軸が、指にフィットして持ち方を安定させてくれるボールペン。クリップとノックが一体化したデザインもスタイリッシュ。ブラックのみで6種の個性的なカラーバリエーションも魅力です。

    黒い紙にも書けるカラーも!カラーバリエーションの豊富さに注目 ジュース アップ(パイロット)

    おすすめポイント

    • 黒い紙にも書けるカラー含めて28色をラインナップ
    • 顔料ゲルインクで書き味なめらか
    インクタイプ ゲル
    ペン先 シナジーチップ
    ペン先の出し方 ノック式
    ボール径 0.3mm/0.4mm/0.5mm
    グリップ素材 ラバー
    カラーバリエーション 標準カラー(10色)/パステルカラー・メタリックカラー(12色)/グロッシーカラー(6色)

    黒い紙にも書けるパステルカラーとメタリックカラー、さらにグロッシーカラーのインクもラインアップと、思わず集めたくなるカラーバリエーションの豊富さが魅力。シナジーチップで書き出しのかすれもなくスムーズに書くことができます。ノートや手帳をカラフルにデコレーションしたい人におすすめです。

    32種のカラー展開はセット購入もおすすめ サラサナノ(ゼブラ)

    おすすめポイント

    • 32色もの豊富なカラー展開
    • 0.3mmという極細のペン先
    インクタイプ ゲル
    ペン先 コーンチップ
    ペン先の出し方 ノック式
    ボール径 0.3mm
    グリップ素材
    カラーバリエーション 32色

    32色の豊富なカラー展開が魅力のサラサナノ。しっかりと発色し、色鮮やかな文字を書くことができます。0.3mmのボール径で“ナノ”の名前どおり細かな字が書けるので、手帳などに細かく書き込みたいときにおすすめです。

    文房具のプロに聞いた!

    ボールペンを買う前に知っておきたいこと

    自分の用途に最適な書きやすいボールペンを選んだとしても、使いやすくて長く使えるとは限りません。「書きやすさ」には直接関係しませんが、「使いやすさ」を左右するパーツ「クリップ」やノック方式について解説します。

    「クリップ」は耐久性が重要

    ボールペンをスーツの胸ポケットや手帳に留めたり、バインダーに挟んでおくためのクリップにも、バリエーションがあります。中には、5mm以上のぶ厚い書類の束を挟めるクリップを搭載したボールペンもありますが、ペンケースに入れて持ち運ぶことを考え、あえてクリップを搭載せずコンパクトにした商品も増えています。

    スーツの胸ポケットに差し込むなら金属製

    スーツの胸ポケットに差し込むなら金属製など、見た目で選ぶのもいい

    ボールペンのクリップをよく使う場合、重要になるのが素材と形状です。ボールペンのクリップの素材は樹脂やプラスチック、金属など素材もさまざまですが、樹脂やプラスチックは耐久性に欠ける傾向があります。使っているうちに根元から折れてしまいがちなので、素材は金属のものだとベターです。樹脂やプラスチック素材の場合でも、折れにくい形状に工夫しているものも多くあります。クリップの耐久性にも着目しておきましょう。

    ペン先の出し方は「ノック式」が使いやすい

    日本で販売されているボールペンは、ペン上部のスイッチを押してペン先を出し入れするノック式が主流です。片手ですぐに使える利便性がメリットですが、ペン先と軸の間にわずかなすき間ができるため、筆記の際に若干ガタつくというデメリットも。

    他にも着脱式のキャップを用いたキャップ式、ペン上部を回すことでペン先を出すツイスト式などがあります。どちらも両手を使わなければペン先の出し入れができませんが、そのぶん筆記時のガタつきがないのはメリットです。

    ペツイスト式ボールペンの一例

    ペン上部を回してペン先を出す、ツイスト式ボールペンの一例。海外ではペン先を出し入れする音がするノック式を避ける傾向があるとか

    ボールペンに関するよくある疑問 Q&A

    最後に、ボールペンにまつわる疑問について、きだてさんに答えていただきました。

    「手になじむお気に入りの1本が見つかるはず。ぜひこだわって探してみてください」ときだてさん

    「手になじむお気に入りの1本が見つかるはず。ぜひこだわって探してみてください」ときだてさん

    Q. 最近のボールペンのトレンドは?

    A. 黒の他に赤や青といった、複数の色を同時に使える多色タイプは、かつてはリフィル(インク芯)を収納する関係上、軸の太い商品が主流でした。しかし近年は、メーカーの努力により単色タイプとほとんど変わらない太さで、快適に使用できる商品も開発されています
    また、軸の中にガタつき防止のスタビライザーが入った商品も。手ブレが起きにくくなり、ストレスなくサラサラと書くことができます。

    Q. プレゼント用にボールペンを購入するなら?

    A. 最近のボールペンは、100~500円程度の安価なものでも性能を十分に発揮してくれます。使用されるインクも、高額な商品だから違うということもありません。ギフトにするなら「長く使ってほしい」というメッセージを込めて、デザイン性の高い高級ボールペンを贈るのがいいですね。高級ボールペンには女性に好まれやすいデザインのものも増えているので注目です。

    ソネット プレミアム シズレGT ボールペン(パーカー)

    ソネット プレミアム シズレGT ボールペン(パーカー)

    出典:Amazon

    インクタイプ 油性
    ペン先 コーンチップ
    ペン先の出し方 ツイスト式
    ボール径
    グリップ素材 金属
    カラーバリエーション

    1888年創業の老舗ブランドによる高級ボールペン。高級感があるデザインながら、使いやすさに配慮したこだわりの1本。オリジナルのボックス入りで、記念日はもちろん、就職や結婚、定年といった人生の節目に贈るプレゼントに適したボールペンです。

    マイスターシュテュック プラチナ ル・グラン ボールペン(モンブラン)

    マイスターシュテュック プラチナ ル・グラン ボールペン(モンブラン)

    出典:Amazon

    インクタイプ 油性
    ペン先 コーンチップ
    ペン先の出し方 キャップ式
    ボール径
    グリップ素材 ブラックプレシャスレジン
    カラーバリエーション

    革製品やアクセサリー、時計なども手掛けるモンブランによるボールペン。ドイツ語で「傑作」を意味するマイスターシュテュックの名に恥じない高級感あふれるデザインが魅力です。ル・グランはシリーズ中もっとも大きなサイズで、その格調高さを堪能することができます。

    Q. インクが残っているのに書けなくなってしまうのはなぜ?

    A. 壁掛けのカレンダーに文字を書き込むなど、ペン先を下に向けて書く以外の使い方が原因です。ペン先からリフィルに空気が入り、インクがペン先に行き渡らなくなることで書けなくなります。中には、インクに圧力をかけて空気が入ってしまうのを防いでくれる商品もありますが、ペン先を上に向けて書かないようにすることが大事です。

    「ペン先を水平よりも上に向けて書くと書けなくなる原因になるので気をつけましょう」ときだてさん

    「ペン先を水平よりも上に向けて書くと書けなくなる原因になるので気をつけましょう」ときだてさん

    Q. ボールペンの疲れない握り方は?

    A. ペン軸が紙に対して60度の角度になるように握って書くと、疲れにくいとされていますが、人によって癖もあるので、一概にはいえません。力を入れすぎると疲労につながるので、強く握る癖がある人はグリップが柔らかいものを選ぶといいですね。子ども用の持ち方矯正器具で、グリップ代わりにシリコンクッションを取り付けられる商品も売られているので、疲労感がある人は使ってみるといいかもしれません。

    Q. インクが服について汚れてしまったときはどうしたらいい?

    A. できるだけ早くクリーニング店に持っていきましょう。水ににじみやすい染料インクは自分で洗い落とそうとすると、にじんでさらに広がってしまう恐れがありますし、耐水性が高い顔料インクは家庭用の洗剤では落ちないので、注意が必要です。

    ボールペンのAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの人気ランキングをチェック

    Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングではボールペンの売れ筋ランキングをチェックできます。いまの売れ筋ランキングを、商品選びの参考にしてみてもいいでしょう。

    Amazonの売れ筋ランキングへ 楽天市場の売れ筋ランキングへ Yahoo!ショッピングの売れ筋ランキングへ

    まとめ

    • ボールペンのインクには油性、水性、ゲル、エマルジョン、フリクションがある
    • ボールペンのペン先はコーンチップ、ニードルチップ、シナジーチップがある
    • 手帳への書き込み、書類作成、宛名書きなどの用途でインクの種類やペン先の太さを使い分けるとよい
    • ペンを握る力が強い人は、軸が太いものを選ぶとよい

    ボールペンはどんな用途で書くのかで、選ぶべきインクの種類やペン先の太さが変わります。まずは何に使うのかをひとつの目安に、書き味のなめらかさ、グリップのホールド感、カラーバリエーションなどとあわせて検討するのがおすすめです。
    ぜひ本記事を、目的に合ったボールペン選びの参考にしてください。

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