「仕事で使う電子メモパッドのおすすめが知りたい」
「子どものお絵描きに使うなら、どんな電子メモパッドがいい?」

電子メモパッドは会社や学校、家庭で幅広く使える便利なグッズです。ただ、いざ購入しようと考えると、どれが自分に合っているのかわからない人も多いはず。
そこでこの記事では、文房具ライターであるきだてたくさんに、電子メモパッドの種類や選ぶときのポイント、厳選したおすすめ商品について聞きました。

電子メモパッドを選ぶときのポイント

  • 一時的なメモなら「液晶メモタイプ」データを保存するなら「電子ペーパータイプ」を選ぶ
  • スマホやPCにデータを保存したいならWi-FiやBluetooth機能付きを選ぶ
  • 部分消しやPDFへの書き込みなど便利機能もチェック

きだてさんが選んだ電子メモパッド9選は以下のとおりです。ぜひ、参考にしてください。

電子メモパッドのおすすめ9選

メーカー
商品名
キングジム|ブギーボードBB-12 Ishino|二分割電子パッド MC-NIGADEPAD キングジム|ブギーボードBB-17 キングジム|ブギーボードBB-15 サンワサプライ|電卓付きメモパッド 200-DH010BK 富士通|クアデルノA5(Gen.2) KOJIRO|アナログデジタルノート SKTSELECT|BOOX Tab X SKTSELECT|BOOX NovaAir2

キングジム

Ishino

キングジム

キングジム

サンワサプライ

富士通

KOJIRO

SKTSELECT

SKTSELECT

ブギーボードBB-12

二分割電子パッド MC-NIGADEPAD

ブギーボードBB-17

ブギーボードBB-15

電卓付きメモパッド 200-DH010BK

クアデルノA5(Gen.2)

アナログデジタルノート

BOOX Tab X

BOOX NovaAir2

参考価格(税込) 2702円 1520円 7135円 6600円 1480円 3万8500円 1万3439円 12万9800円 4万9800円
サイズ(幅×高さ×厚さ) 8.6×8.6×0.55cm 18.5×28.5×0.4cm 13.6×18.4×0.6cm 21×21×0.9cm 9×15.1×1.6cm 17.3×24.2×0.6cm 21×26.1×1cm 約22.8×31×0.8cm 約13.6×19.4×0.6cm
消しゴム機能 なし(一括消去) なし(二分割画面で片方のみ消去も可能) なし(一括消去) なし(一括消去) なし(一括消去) あり なし(スマホに取り込んだ後に修正が可能) あり あり
データ保存機能 なし なし なし なし なし 内蔵メモリ(32GB) あり(ノート150ページ分) 内蔵メモリ(128GB)、クラウドストレージ(5GBまで無料) 内蔵メモリ(32GB)、クラウドストレージ(5GBまで無料)
Wi-Fi・Bluetooth対応 なし なし なし なし なし あり Bluetooth機能あり あり あり
購入サイト Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo

SELECTor

きだて たく

文房具ライター、デザイナー

きだて たくさん

最新の機能派文房具からファンシー系オモシロ文房具まで、徹底的に使い込んでレビューする文房具ライター。ふだんは雑誌・Webで文房具の最新情報や使いこなし記事を執筆するほか、文房具の楽しさを伝えるトークライブなども全国各地で行う。『愛しき駄文具』(飛鳥新社)、『日本懐かし文房具大全』(辰巳出版)など著書多数。

本記事は、提携する企業のプロモーション情報が含まれます。掲載するサービス及び掲載位置に広告収益が影響を与える可能性はありますが、サービスの評価や内容などはyour SELECT.が独自に記載しています。(詳しくはAbout Usへ)

目次

電子メモパッドを選ぶ前に知っておきたい4つのこと

書いた内容をデジタル化でき、仕事場や自宅などで便利に使える電子メモパッド。気になっていても、電子メモパッドにはさまざまなサイズや価格帯の商品があり、どれを購入したらいいか迷っている人もいるでしょう。そこで、電子メモパッドを選ぶ前に知っておきたい知識について、きだてさんに教えていただきました。

「まず液晶メモタイプと電子ペーパータイプの違いを知っておきましょう」ときだてさん

「まず液晶メモタイプと電子ペーパータイプの違いを知っておきましょう」ときだてさん

電子メモパッドを選ぶ前に知っておきたいこと

  1. 一時的なメモなら「液晶メモタイプ」、保存するなら「電子ペーパータイプ」
  2. 用途に合ったサイズや重さを選ぶ
  3. 液晶メモタイプは電池式、電子ペーパータイプは充電式
  4. 電子ペーパータイプには、さまざまな便利機能がある

1. 一時的なメモなら「液晶メモタイプ」、保存するなら「電子ペーパータイプ」

左が電子ペーパータイプ、右のふたつは液晶メモタイプ

左が電子ペーパータイプ、右のふたつは液晶メモタイプ

電子メモパッドを選ぶうえでまず知っておきたいのは、「液晶メモタイプ」と「電子ペーパータイプ」の2種類があることです。

電子メモのタイプ別の特徴

種類 液晶メモタイプ 電子ペーパータイプ
液晶メモタイプ 電子ペーパータイプ
価格帯 1000~7000円前後 1万~12万円前後
サイズ 手のひらサイズ~A4サイズくらいまで 手帳サイズ~A4サイズくらいまで
重さ 40~300g程度 200~600g程度
メモ保存機能 なし あり
電源タイプ 電池式 充電式
特徴 書いて消すというシンプルな機能 高機能
(データ保存、Wi-Fi対応、PDF編集、電子書籍を読めるなど)

液晶メモタイプは感圧式の液晶パネルを採用していて、付属のスタイラスペンで画面をなぞると、なぞった部分の色が変わります

書いて消すというシンプルな使い方で、書いた内容を保存しておく機能はありません。文字を消すときはリセットボタンを押します。

部分消し機能があることもありますが、うまく消えないことが多いようです。液晶メモタイプで部分消しをしたい場合は、二分割タイプで半面ずつ消せるタイプを使ってみるのもよいでしょう。
また、基本的にメモの保存はできませんが、表示した内容を誤って消さないための削除ロック機能が付いた機種もあります。手頃な価格帯のものがそろっていることも特徴です。

液晶メモタイプに保存機能はなく、書いたものを消すというシンプルなつくり

液晶メモタイプに保存機能はなく、書いたものを消すというシンプルなつくり

一方、電子ペーパータイプはkindleなどの電子書籍端末と同じE Ink(イーインク)という仕組みを使って表示させています。

本体にデータを保存でき、Wi-FiやBluetooth機能を使って、スマホやPCにメモを保存したり、データを共有したりすることもできます。

電子ペーパータイプの電子メモパッドは、スマホやPCとの連携ができる

電子ペーパータイプの電子メモパッドは、スマホやPCとの連携ができる

本体の保存容量は機種によってさまざまなので、本体にデータを保存しておきたい場合は内蔵メモリの容量をチェックしておきましょう。

2. 用途に合ったサイズや重さを選ぶ

電子メモパッドのサイズは、手のひらに収まるくらいの小さなものからA4サイズくらいまでの大きさが一般的です。
以下を参考にしながら、使う用途に合わせて使いやすいサイズを選びましょう。

用途 サイズの目安
卓上メモ コンパクトなサイズで十分なので、手のひらサイズからB5サイズ
ノート メモを取りやすい、持ち運びしやすいB5からA4サイズ
お絵かき用 絵を書き込みやすいA4サイズ
店内の告知 視認性が高いA4サイズ
ノートとして利用するならB5以上のサイズがあると使いやすい

ノートとして利用するならB5以上のサイズがあると使いやすい

重さについては、液晶メモタイプは軽量なのでサイズ優先で選ぶといいでしょう。電子ペーパータイプは300g前後が多いですが、高機能だと600gほどの重さになることもあります。持ち歩くことが多い場合は電子メモパッドの重さも確認しておきましょう。

3. 液晶メモタイプは電池式、電子ペーパータイプは充電式

液晶メモタイプは電池式なので充電の必要はありません。電気を使うのは文字を消すときだけなので、ひとつの電池で数万回の消去が可能です。そのため、電力をあまり意識することなく利用できます。

電子ペーパータイプはUSB-Cなどのインターフェースから充電します。表示ページのリセットや書き換えに消費される電力はあまり多くありません。
ただし、Wi-FiやBluetooth機能がある機種は消費電力が大きく、連続使用時間が数時間と短いので、こまめに充電する必要があります。

Wi-FiやBluetooth機能をよく利用する場合は、こまめな充電が必要

Wi-FiやBluetooth機能をよく利用する場合は、こまめな充電が必要

4. 電子ペーパータイプは、便利機能にも注目

電子ペーパータイプは、以下のような便利機能があります。機種によって機能が違うので確認してみましょう。

便利機能 内容
部分消し(消しゴム機能) 書いた内容を、電子メモパッド上で消しゴムのように消せる
スマホ連携 スマホの専用アプリでデータの編集や保存ができる。書いた内容が即時にスマホに反映される機種もある
Bluetooth接続 スマホやPCと連動させて、書いたデータをスマホやPCに外部保存できる
Wi-Fi接続 電子メモパッドのデータの外部保存や、データの取り込みができる。本体から直接データの共有や送信が可能な機種もある
pdfの書き込み pdfファイルを読み込んで、ファイルに書き込みができる
操作の取り消しや復元 誤って操作したときに元に戻れたり、復元ができたりする
電子書籍ビュアー 電子書籍を読みながら、手書きのメモを書き込める

ノートとして電子メモパッドを利用する場合は、部分消し機能(消しゴム)が付いていると便利です。また、電子メモパッド本体以外にデータを保存したい場合は、BluetoothやWi-Fi機能が搭載されているものを選びましょう

スマホやPCと連携できると、データの外部保存ができて便利

スマホやPCと連携できると、データの外部保存ができて便利

文具のプロが厳選!【タイプ別】おすすめの電子メモパッド9選

きだてさんに教えていただいた知識をもとに、おすすめの液晶メモタイプと電子ペーパータイプの電子メモパッドを紹介します。

電子メモパッドのおすすめ9選

メーカー
商品名
キングジム|ブギーボードBB-12 Ishino|二分割電子パッド MC-NIGADEPAD キングジム|ブギーボードBB-17 キングジム|ブギーボードBB-15 サンワサプライ|電卓付きメモパッド 200-DH010BK 富士通|クアデルノA5(Gen.2) KOJIRO|アナログデジタルノート SKTSELECT|BOOX Tab X SKTSELECT|BOOX NovaAir2

キングジム

Ishino

キングジム

キングジム

サンワサプライ

富士通

KOJIRO

SKTSELECT

SKTSELECT

ブギーボードBB-12

二分割電子パッド MC-NIGADEPAD

ブギーボードBB-17

ブギーボードBB-15

電卓付きメモパッド 200-DH010BK

クアデルノA5(Gen.2)

アナログデジタルノート

BOOX Tab X

BOOX NovaAir2

参考価格(税込) 2702円 1520円 7135円 6600円 1480円 3万8500円 1万3439円 12万9800円 4万9800円
サイズ(幅×高さ×厚さ) 8.6×8.6×0.55cm 18.5×28.5×0.4cm 13.6×18.4×0.6cm 21×21×0.9cm 9×15.1×1.6cm 17.3×24.2×0.6cm 21×26.1×1cm 約22.8×31×0.8cm 約13.6×19.4×0.6cm
消しゴム機能 なし(一括消去) なし(二分割画面で片方のみ消去も可能) なし(一括消去) なし(一括消去) なし(一括消去) あり なし(スマホに取り込んだ後に修正が可能) あり あり
データ保存機能 なし なし なし なし なし 内蔵メモリ(32GB) あり(ノート150ページ分) 内蔵メモリ(128GB)、クラウドストレージ(5GBまで無料) 内蔵メモリ(32GB)、クラウドストレージ(5GBまで無料)
Wi-Fi・Bluetooth対応 なし なし なし なし なし あり Bluetooth機能あり あり あり
購入サイト Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo

液晶メモタイプの電子メモパッドのおすすめ5選

液晶メモタイプの中でも、国内メーカーの製品を中心に使い勝手が良く、きだてさんおすすめのものを5つセレクトしました。

机にひとつ置いておきたいコンパクトサイズ キングジム(KING JIM) ブギーボードBB-12

参考価格: ¥2,702(税込)

ブギーボードBB-12

出典:Amazon

カラー オレンジ、ブラック、ブルー、イエロー、ホワイト
サイズ(幅×高さ×厚さ) 8.6×8.6×0.55cm(スタイラス除く)
重さ 約40g
消しゴム機能 なし(一括消去)
データ保存機能 本体には保存できないが、専用アプリを使えばスマホに保存可能
Wi-Fi・Bluetooth対応 なし
電源方式・連続使用時間 リチウムコイン電池、消去回数約3万回
付属品 リチウムコイン電池(CR2016)セット済み、スタイラス、マグネットシール、取扱説明書(保証書付)

専門家のおすすめポイント

キングジムから出ているブギーボードシリーズのうち、一番小さいサイズです。ちょっとした覚え書きや走り書きしたいときのメモとして活用できるので、デスクメモとして一つ置いておくと重宝します。

きだてたく さんのおすすめポイント

文房具ライター

きだてたく さん

Amazonの口コミ・レビュー

ブギーボードBB-12は、8.6×8.6cmと大きめの付箋と同じくらいのサイズで、手のひらに収まる小ささが特徴です。液晶メモタイプなので本体へのデータ保存はできませんが、無料の専用アプリ「Boogie Board SCAN」でメモをスキャンすればスマホに保存もできます一時的なメモを取る機会の多い人におすすめです。

二分割画面で部分的に消しやすい Ishino 二分割電子パッド ​​MC-NIGADEPAD

参考価格: ¥1,520(税込)

二分割電子パッド ​​MC-NIGADEPAD

出典:Amazon

カラー ブラック
サイズ(幅×高さ×厚さ) 18.5×28.5×0.4cm
重さ 約290g
消しゴム機能 なし(二分割画面で片方のみ消去も可能)
データ保存機能 データ保存はできないが、削除ロック機能あり
Wi-Fi・Bluetooth対応 なし
電源方式・連続使用時間 ボタン電池、消去回数約10万回
付属品

専門家のおすすめポイント

筆談ボードや子どものお絵描きしりとりなど、双方向でやり取りするときに便利です。また、算数や数学などの勉強にも使えます。上部に問題を書き、下部に回答を書き込めば、答えを間違えたときに下部だけ消すという使い方も可能です。

きだてたく さんのおすすめポイント

文房具ライター

きだてたく さん

Amazonの口コミ・レビュー

二分割電子パッドは、画面が2つに分割されていて画面ごとにクリアボタンがあり、片側ずつ削除できるのが特徴です。そして、削除ロック機能を使えば、残しておきたいメモを誤って削除することがありません。また、筆圧を感知するので太線と細線の書き分けができ、文字を強調したり絵を描いたりすることが可能です。

メモ、伝言板として幅広く使えるサイズ キングジム(KING JIM) ブギーボードBB-17

参考価格: ¥7,135(税込)

ブギーボードBB-17

出典:Amazon

カラー ブラック、ホワイト
サイズ(幅×高さ×厚さ) 13.6×18.4×0.6cm
重さ 約120g
消しゴム機能 なし(一括消去)
データ保存機能 本体には保存できないが、専用アプリを使えばスマホに保存可能
Wi-Fi・Bluetooth対応 なし
電源方式・連続使用時間 リチウムコイン電池、消去回数約3万回
付属品 スタイラス、リチウムコイン電池(CR2016)セット済み、取扱説明書(保証書付き)

専門家のおすすめポイント

先ほど紹介したブギーボードBB-12では、メモできるサイズが小さいと思う方におすすめです。紙と同じ縦横のバランスなので使いやすく、裏面にマグネットが付いているので冷蔵庫にも貼り付けられます

きだてたく さんのおすすめポイント

文房具ライター

きだてたく さん

Amazonの口コミ・レビュー

ブギーボードBB-17は、幅13.6×高さ18.4cmで紙のB6に近いサイズです。書き込み面積が大きくなるようフレームが細いデザインで、ToDoリストを書き込んだり連絡事項を書いたりする用途に向いています。消去するときはスタイラスペンを消去スペースに近づけるシンプルな操作で使い勝手がいいです。

スタイリッシュでインテリアとしても活用できる キングジム(KING JIM) ブギーボードBB-15

参考価格: ¥6,600(税込)

ブギーボードBB-15

出典:Amazon

カラー ブラック
サイズ(幅×高さ×厚さ) 21×21×0.9cm
重さ 約168g
消しゴム機能 なし(一括消去)
データ保存機能 本体には保存できないが、専用アプリを使えばスマホに保存可能
Wi-Fi・Bluetooth対応 なし
電源方式・連続使用時間 リチウムコイン電池、消去回数約2.5万回
付属品 スタイラス、リチウムコイン電池(CR2025)セット済み、取扱説明書(保証書付)

専門家のおすすめポイント

縦長で紙と近いサイズの電子メモパッドが多いなか、正方形の形がスタイリッシュです。フレームが細くおしゃれな印象なので、お店の看板メニューを書き込んで壁に飾るなどインテリアとしても使えます。

きだてたく さんのおすすめポイント

文房具ライター

きだてたく さん

Amazonの口コミ・レビュー

筆記画面を最大限に大きくするためにフレームを細くした縦横21cmの正方形サイズの電子メモパッド。大画面で書きやすく筆圧によって線の太さが変わり、なめらかな書き心地が楽しめます。裏側にマグネットが付いているので冷蔵庫に貼ることもでき、店舗や家庭での伝言板としても使いやすいタイプです。

電卓を使いながら気軽にメモが取れる サンワサプライ(SANWA SUPPLY) 電卓付きメモパッド 200-DH010BK

参考価格: ¥1,480(税込)

電卓付きメモパッド 200-DH010BK

出典:Amazon

カラー ブラック
サイズ(幅×高さ×厚さ) 9×15.1×1.6cm
重さ 約176g
消しゴム機能 なし(一括消去)
データ保存機能 なし
Wi-Fi・Bluetooth対応 なし
電源方式・連続使用時間 充電式、消去回数約5万回
付属品 充電ケーブル

専門家のおすすめポイント

電卓を使うときに、一緒にメモを使う人は意外に多いです。電子メモパッドを探している人というよりは、電卓を探していて、電子メモパッドにも興味がある人におすすめです。

きだてたく さんのおすすめポイント

文房具ライター

きだてたく さん

12桁まで計算できる電卓と一体化した、液晶メモタイプの電子メモパッドです。メモが消えないロック機能が付いているので、データを一時的に保存できます。付属のタッチペンは収納式になっていて、紛失しにくいのもポイントです。電子メモはボタン電池の電力を使いますが、電卓機能はソーラー電池だけでも利用できます

電子ペーパータイプの電子メモパッドのおすすめ4選

電子ペーパータイプの中でも、データの外部連携がしやすく高機能で便利に使える、きだてさんおすすめのものを4つセレクトしました。

書き心地が良く、仕事や勉強に使いやすい 富士通(FUJITSU, Fujitsu) クアデルノA5(Gen.2)

参考価格: ¥38,500(税込)

クアデルノA5(Gen.2)

出典:Amazon

カラー ホワイト
サイズ(幅×高さ×厚さ) 17.3×24.2×0.6cm
重さ 約261g
消しゴム機能 あり
データ保存機能 内蔵メモリ(32GB)
Wi-Fi・Bluetooth対応 あり
電源方式・連続使用時間 充電式(インターフェース USB2.0 Type-C コネクタ)
Wi-Fi 機能オフ時最長2週間、Wi-Fi 機能オン時最長5日
付属品 スタイラスペン、替え芯、芯抜き、USB Type A to C 専用ケーブル

専門家のおすすめポイント

普通、電子メモパッドに書き込みをするとき、スタイラスペンが直接当たる画面と、書いたものが表示される液晶の層が少し離れるため、書き心地に違和感を覚えることがあります。この商品はペンの当たる表面と液晶の距離を近づけているので、紙に書いている感覚に近いです

きだてたく さんのおすすめポイント

文房具ライター

きだてたく さん

Amazonの口コミ・レビュー

A5サイズで重さは約261gと非常に軽く、持ち歩きがしやすいです。スキャナやパソコンと連携が可能でPDF形式での資料の取り込みや書き込みもできるため、資料チェックや文章の赤入れなどにも便利です。また、ノート機能を使えば無地だけでなく罫線や方眼などの形式を選べ、暗記モードを利用すると該当箇所をマスキングできるので、勉強にも活躍します。

書いた内容を自動的にスマホに同時描写できる KOJIRO アナログデジタルノート

参考価格: ¥13,439(税込)

アナログデジタルノート

出典:Amazon

カラー ブラック
サイズ(幅×高さ×厚さ) 21×26.1×1cm
重さ 約515g
消しゴム機能 なし(スマホに取り込んだ後に修正が可能)
データ保存機能 あり(ノート150ページ分)
Wi-Fi・Bluetooth対応 Wi-Fi対応なし、Bluetooth対応あり、パソコンとUSB接続可能
電源方式・連続使用時間 micro USB、充電時間2~3時間、連続利用最大4時間
付属品 ツバメノート(A5サイズ)5mm角方眼、ボールペン交換用芯×5本。スタイラスペン芯×3本、芯交換用器具、本体リセットピン、Micro USBケーブル、日本語取扱説明書兼保証書

専門家のおすすめポイント

紙に書いてデータで保存できるので、デジタルにもアナログにも記録を残せます。書き心地の良さで知られている「ツバメフールス紙」という高級紙を使ったノートが付属されていて、書き心地も抜群です

きだてたく さんのおすすめポイント

文房具ライター

きだてたく さん

Amazonの口コミ・レビュー

アナログデジタルノートは、専用のペンを使うことで、紙のノートに書いた内容がスマホに反映される仕組みです。「eDraw」という専用アプリを使えば、データとしてシェアしたり、修正したりすることが可能です。

また、パソコンとUSB接続すれば、手書きペンタブレットの用途で使用したり、オンライン会議でホワイトボードのように使用したりもできます

大量の資料を読み込んだり、電子書籍を読む人におすすめ SKTSELECT BOOX Tab X

参考価格: ¥129,800(税込)

BOOX Tab X

出典:Amazon

カラー ブラック
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約22.8×31×0.8cm
重さ 560g
消しゴム機能 あり
データ保存機能 内蔵メモリ(128GB)、クラウドストレージ(10GBまで無料)
電子書籍フォーマット pdf、djvu、azw、azw3、doc、docm、docx、epub、fb2、fbz、html、mobi、odt、prc、rtf、sxw、trc、txt、chm、ppt
Wi-Fi・Bluetooth対応 あり
電源方式・連続使用時間 充電式(USB-C)
付属品 BOOXペンプラス、USB-Cケーブル、クイックスタートガイド、保証書、ギフトボックス

専門家のおすすめポイント

端末を横向きにすると、左右に画面が分割され、左に電子書籍、右にメモを表示するという使い方ができます。本を読みながら気づきをメモしたい電子書籍のヘビーユーザーにおすすめです。

きだてたく さんのおすすめポイント

文房具ライター

きだてたく さん

Amazonの口コミ・レビュー

「BOOX Tab X」は、Androidを搭載していてGooglePlayストアが利用できるので、電子メモパッドを搭載したタブレットともいえます。紙のような質感でありながら液晶画面と変わらない動作速度なのでサクサク動き、部分消しやBluetooth・Wi-Fi接続、pdfの書き込み、電子書籍ビュアーなど便利な機能が詰まっています。サイズはA4で出力資料と変わらない大きさで読むことができ、内蔵メモリが128GBと多いため、仕事で大量の資料を読み込む人でも安心です。17種類の電子書籍ファイルのフォーマットを変換せずに利用できます

電子書籍を使いこなしてみたい人におすすめ SKTSELECT BOOX NovaAir2

参考価格: ¥49,800(税込)

BOOX NovaAir2

出典:Amazon

カラー アイボリーホワイト
サイズ(幅×高さ×厚さ) 13.6×19.4×0.6cm
重さ 235g
消しゴム機能 あり
データ保存機能・保存先 内蔵メモリ(32GB)、クラウドストレージ(5GBまで無料)
対応フォーマット pdf、djvu、azw、azw3、doc、docm、docx、epub、fb2、fbz、html、mobi、odt、 prc、rtf、sxw、trc、txt、chm、ppt、jpg、png、bmp、tiff、cbr、cbz、wav、mp3
Wi-Fi・Bluetooth対応 あり
電源方式・連続使用時間 充電式(USB-C)
付属品 BOOXペンプラス、USB-Cケーブル、スクリーンプロテクター(NovaAirに添付済み)、クイックスタートガイド、保証書、ギフトボックス

専門家のおすすめポイント

タブレットと遜色のない機能を兼ね備えた製品です。専用ケースを使えばスワイプではなく、物理ボタンで電子書籍のページをめくれます電子書籍をよく読む人に向いています。

きだてたく さんのおすすめポイント

文房具ライター

きだてたく さん

Amazonの口コミ・レビュー

「BOOX NovaAir2」は、「BOOX Tab X」のサイズをコンパクトにした新しい機種。7.8インチで235gと持ち運びやすいサイズ感で、価格は4万円台です。電子メモパッドに書いた手書きの文字を認識しテキストに変換する機能があり、手書きで書いたメモを他の人にはテキストで共有したいときに便利です。また、電子書籍を読みながらメモを書き込める機能もあります。また、画面を表示するフロントライトが暖色と寒色から選択でき、明るさやシチュエーションによって切り替えられます。

多様化する電子メモパッドの特徴

電子メモパッドは、メモを取ったり、書き留めて保存する機能を持つものですが、多様化が進み、メモを取るものは、より便利になっています。液晶画面に文字を書くタブレッド型の電子メモパッドのほかにも、メモ機能をペンに搭載して内容を保存する「ペンタイプ」や、指定のノートに書いたものがデータとして保存される「ノートタイプ」などもあります。代表的なタイプの特徴とyour SELECT.編集部がピックアップした商品を紹介します。

ペンタイプ

ペンタイプは、紙に書いた文字をスマホやPCなどにデジタル化する機能をもっています。書く紙を選ばずに使える便利さが特徴です。

書いた文字が自動的にデジタル化される Neo smartpen ネオスマートペンM1 for iOS and Android ネイビー NWP-F50NV

参考価格: ¥12,100(税込)

ネオスマートペンM1 for iOS and Android ネイビー NWP-F50NV

出典:Amazon

カラー ネイビー、イエロー、グレー、レッド、ブラック
サイズ(幅×高さ×厚さ) ‎19.6×6×1.04cm
重さ 17.5g
消しゴム機能
データ保存機能 あり(スマホアプリ内に保存)
対応フォーマット pdf、txt、svg、png
Wi-Fi・Bluetooth対応 Wi-Fi機能なし、Bluetooth機能あり
電源方式・連続使用時間 充電式(Micro USBケーブル)充電約90分で待機電力125日、連続使用6時間
付属品
Amazonの口コミ・レビュー

書いた文字やイラストが、自動的にデジタル化されるスマートペンです。17.5gと軽く、ボールペンと同じ感覚で使用できます。専用のNEO STUDIOアプリを利用すると、データをPDFやベクター、イメージファイルなどのファイル形式への変換ができ、共有も簡単です。保存したノートを日付で検索することもできます。

ノートタイプ

ノートタイプは、専用ノートに書いた内容をアプリで読み込み、データ保存できます。ノートが紙になって1回ずつ使用するタイプや、同じノートのページを繰り返して使えるタイプもあります。

ToDoやスケジュール管理もできる電子ノート Rocketbook(ロケットブック) Fusion

参考価格: ¥4,699(税込)

Fusion

出典:Amazon

カラー ブラック、マルーン
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約21.6×28×1cm(A4ノートサイズ)
重さ 330g
ページ種類 タスクリスト、週間計画シート、月間カレンダー、OKRシート、アイデアリスト、ドットページ、ラインページ
データ保存機能 あり(スマホ連携)
付属品 フリクションペン(カラー:黒)、ロゴ入りタオル
Amazonの口コミ・レビュー

ノートに書いた文字や絵を、スマホの専用アプリ「Rocketbook App」で取り込むと、デジタル化されて保存できます。Dropbox、Google Drive、Evernote、iCloud、OneNote、Slack、E-mailとの連動が可能で、各サービスのフォルダへの格納や、メッセージ送信もできます。ノートはタスクリスト、週間計画シート、月間カレンダーなどの形式があり、ToDoやスケジュールの管理も可能です。

電子メモパッドに関するQ&A

電子メモパッドに関するよくある質問について、きだてさんに聞きました。

「電子メモパッドは価格帯が広いので、自分の用途を決めてから選ぶことが大事」ときだてさん

「電子メモパッドは価格帯が広いので、自分の用途を決めてから選ぶことが大事」ときだてさん

Q. 電子メモパッドに跡が残って消えないときはどうしたらいい?

A. 跡が残ってしまった場合、まずは電池の残量を確認してみましょう。電池残量があるにも関わらず跡が残っている場合は元に戻すことは難しいです。跡が残ることがあるのは、液晶メモタイプの電子メモパッドで、液晶分子の並びが乱れていることが原因です。使用上、気になる場合は買い替えを検討しましょう。

Q. 100円ショップなどの電子メモパッドと高額な電子メモパッドの違いは?

A. 100円ショップで販売されている電子メモパッドは液晶メモタイプで、高額な電子メモパッドは電子ペーパータイプなので、種類が違います。液晶メモタイプは基本的にデータを保存できません。一方、電子ペーパータイプはメモの保存、PDF編集や電子書籍が読めるなど高機能です。100円ショップの液晶メモタイプは液晶分子の並びが乱れやすく、跡が残りやすいものもあるので、注意して選びましょう

Q. スマホと連携している電子メモパッドは、何が便利?

A. スマホ連携していると、即時にデータを共有できたり、スマホでデータを見返したりできます。また、電子メモパッド本体の内蔵メモリには限りがあるので、スマホ連携などでデータを外部保存できると、容量を気にせずに電子メモパッドが利用できます。 

スマホに連携できる電子メモパッドはデータ共有がしやすい

スマホに連携できる電子メモパッドはデータ共有がしやすい

Q. 電子メモパッドにはカバーをつけた方がいい?

A. 電子ペーパータイプは高価な商品ですし、画面を保護するためにカバーをつけた方がいいと思います。それぞれの機種ごとに専用のカバーが販売されているので確認してみましょう。液晶メモタイプは何かに接触した圧力で色がつくこともありますが、リセットボタンを押せば元に戻るので、カバーはなくても問題ありません

電子メモパッドのAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの人気ランキングをチェック

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでは、電子メモパッドの売れ筋ランキングを確認できます。迷ったときは売れ筋ランキングも参考にしてみましょう。

まとめ

  • 電子メモパッドには「液晶メモタイプ」「電子ペーパータイプ」がある
  • 一時的なメモなら「液晶メモタイプ」、保存や書き込みをしたいなら「電子ペーパータイプ」を選ぶ
  • スマホやPCにデータを保存したいなら、Wi-FiやBluetooth機能付きを選ぶ
  • 電子メモはもちろん、電子書籍リーダーとしても使える高機能な機種もある

電子メモパッドは液晶メモタイプ電子ペーパータイプがあります。液晶メモタイプは保存ができないので一時的なメモとして活用しましょう。電子ペーパータイプはデータ保存やデータへの書き込みができます

電子メモパッドは、オフィスではデスクメモや会議の記録に、家庭では伝言板やお絵描きに、お店ではメニューや筆談など、さまざまな場面で活用できます。あなたの用途に合った電子メモパッドを探してみましょう。

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