美容家おすすめの手動洗顔ブラシ5選!毛穴汚れに効果的な使い方も解説

おすすめ洗顔ブラシ

「肌トラブルを解決して、化粧のりを良くしたい」
「洗顔ブラシが気になるけれど、どれを選べばいいかわからない」

ワンランク上のスキンケアができると、美容感度の高い人が注目する洗顔ブラシ。毎日のメイクをしっかり落として毛穴の汚れを解消したい方や、肌トラブルをなくしてメイクのりのいい肌をつくりたい方におすすめです。

けれども、たくさんの商品がある中で「どのような違いがあるのか」「どれが自分に合っているのか」わからない方もいるのではないでしょうか。

今回は、おすすめの洗顔ブラシ美容家ライターの馬場さおりさんに、洗顔ブラシの正しい使い方と注意点毛穴専門サロン「カリーナアイズ」のオーナー・福井佳津江さんに教えてもらいました。

毛穴専門サロンのオーナーが教える!

洗顔ブラシを使うメリットと注意点

洗顔する女性

「毎日手で洗顔しているけど、洗顔ブラシは必要なの?」と疑問に感じる方もいるのではないでしょうか。肌が傷つくのではと不安に思う方もいるかもしれません。

そこで毛穴専門サロンオーナーの福井佳津江さんに、手洗顔にはない洗顔ブラシを使うメリットや使用上の注意点について伺いました。

福井さんプロフィール

毛穴が見えなくなる専門サロン カリーナアイズ オーナー

福井佳津江さん

元美容師のエステティシャン。毛穴の悩みに特化した美肌エステサロンのオーナー兼エステティシャンで毛穴のスペシャリスト。毛穴が見えなくなる」専門サロンとして、毛穴の黒ずみや角栓に悩む方をサポートしている。

SNS:https://www.instagram.com/carinaeyes/

洗顔ブラシを使うメリット

洗顔ブラシを使うと、ふだんのクレンジングや洗顔では落としきれていない、毛穴の奥の汚れや古い角質をしっかりと落とせます

手で行う通常の洗顔は肌の表面のホコリやチリは落とせますが、毛穴まで泡が入りきらずどうしても取りきれない汚れが出てきます。そういった汚れを落とすには、洗顔ブラシなどの器具の使用が必要です。

洗顔ブラシを使うことで、毛穴の肌トラブルを防ぎ、化粧水や美容液が浸透しやすくなります。継続して洗顔ブラシでお手入れをしていると、だんだんと肌の状態が良くなり、きめ細かくつるつるの肌になるでしょう。

洗顔ブラシ使用の際の注意点

洗顔で悩む女性

洗顔ブラシを使ううえで重要なのは、肌に負担をかけない使い方をすることです。力を入れすぎたり、長い時間使いすぎたりしないように気をつけてください。

ちょうど良い力加減は、洗顔ブラシの毛先が肌に触れる程度と覚えておきましょう。洗顔ブラシを肌に当てて、毛先が折れてしまったとしたら、それは「力を入れすぎている」状態です。慣れないうちは毛先が曲がっていないか確認しながら洗いましょう。洗顔ブラシを使った洗顔にかける時間は、1〜2分で十分です。

また、顔のどのパーツでも、「同じ場所を洗いすぎないこと」が重要です。頬など中心部は洗いやすいので、無意識に何度も洗ってしまいがちです。Tゾーンや口元、こめかみなど、汚れがたまりやすい場所を意識的に洗うようにしましょう。

美容家ライターが解説!

メイクのりが良くなる洗顔ブラシの選び方

いざ洗顔ブラシを使ってみようと思っても、商品を前にすると種類の多さにどれを選んでよいかわからず困ってしまいませんか? 美容家ライターの馬場さおりさんは、「ブラシの毛質とお手入れや管理にかかる時間を理解すると、洗顔ブラシ選びにも失敗しない」といいます。

ここからは馬場さんに、洗顔ブラシの種類の違いや選ぶうえでのポイントを教えてもらいました。

馬場さんプロフィール

美容家ライター

馬場さおりさん

日本編集ライター協会代表理事。編集者・ライターとして数多くの美容系媒体で編集と執筆を行う傍ら美容家としても活動中。メディア出演多数。

ブログ:https://ameblo.jp/babasaori/

――使用する洗顔ブラシによってメイクのりは変わりますか?

洗顔ブラシを持つ馬場さん

毛先が毛穴の奥までしっかり入り込む洗顔ブラシを使うと、メイクのりは良くなります。毛穴の奥に入るには、毛の細さとともに毛先の形が重要です。

毛先が細くとがっていると、毛穴に入りやすくなります。人工の洗顔ブラシの中には毛先が丸くなっているものもありますが、こういったブラシは毛穴に入りにくいので、使っていてもメイクのりが良くなったと実感できないかもしれません。

――洗顔ブラシには天然毛と人工毛がありますが、洗いあがりや使いやすさに違いはあるのでしょうか?

洗顔ブラシの解説をする馬場さん

天然毛でも人工毛でも、しっかりと毛穴の奥まで入る洗顔ブラシであれば洗いあがりに大きな違いはありません。

ただし、それぞれの特徴から使いやすさは異なります。使いやすさは、洗顔ブラシの使用を継続できるかどうかに大きく関わってきます。続けられなければ意味がないので、購入前に自分には天然毛と人工毛のどちらが合っているのか知っておくことが大切です。

メリットデメリット
天然毛 ・毛先が細く、毛穴の奥まで届きやすい
・柔らかいので肌への負担が少ない
・カビやすい
人工毛 ・カビにくい
・髪の毛より細い超極細毛も存在する
・商品によって形状や硬さがさまざまなので、自分で品質を見極める必要がある

――天然毛と人工毛には、洗いあがりにはどのような違いがありますか?

天然毛には、山羊や馬などの動物の毛が使われています。動物の毛は毛先が細くとがっているので、毛穴の奥まで届きやすく、汚れを取りやすいのが特徴です。また、毛自体が柔らかく肌への負担が少ないのも利点でしょう。ただし、天然素材のためカビやすいというデメリットもあります。

一方、人工毛の素材は、アクリル系化学繊維(カネゴートなど)やポリエステル系樹脂(PBTなど)などを原料としています。加工の際に細さや毛先の形を変えられるので、商品によって細さや柔らかさ、毛先の形状はさまざまです。そのため、天然毛に引けを取らない洗いあがりになる人工毛のブラシもあれば、毛先が太くて毛穴の奥の汚れを取りきれないものもあります。

人工毛は品質の差が大きいので、毛の細さや本数を確認して、細く柔らかく、かつ毛が密集しているものを選びましょう。

――天然毛と人工毛では、どちらが使いやすいのでしょうか。

天然毛、人工毛の洗顔ブラシ

洗顔ブラシの管理の面で比較すると、人工毛が使いやすいです。毛が密集している洗顔ブラシは、使用後にしっかり乾かさないとカビや細菌が繁殖してしまいます。

天然毛も人工毛も、使った後によく水洗いして風通しの良い場所で乾かさなければならないのは同じです。しかし、カビや細菌のエサにもなる動物の毛は特に菌が繁殖しやすいので、より一層注意しなければなりません。毛質も天然毛は化学繊維と比べて繊細ですから、型崩れ防止のために毛並みをよくそろえて、つるし干しする必要があります。乾かした後も、お風呂場など湿気のあるところには置いておけません。

こういった手入れや管理が手間に感じる方は人工毛を選びましょう。洗顔ブラシは肌に使うものですから、清潔に保つことは重要です。使用後の手入れを面倒に感じると、せっかく洗顔ブラシを買ったのに使わなくなってしまいます。

――これから洗顔ブラシを使う方には、天然毛と人工毛はどちらがおすすめですか?

毛穴を見る女性

ライフスタイルやご自身の性格、また洗顔ブラシを使ううえで何を最重視するかによって、適した洗顔ブラシの素材は違います。

誰にでもおすすめできるのは、天然毛よりブラシの管理が楽な人工毛です。仕事や家事・育児で忙しい方や、ついブラシの手入れを後回しにしがちな性格の方でも使いやすいでしょう。

少々ブラシの手入れに手間がかかっても洗いあがりを重視したい方には、高品質の天然毛の洗顔ブラシを試してほしいです。しなやかで汚れを絡めとるのに適した形状の天然毛が、毛穴の中の汚れをすみずみまできれいにしてくれます。

洗顔ブラシの扱いに慣れていないとゴシゴシ洗ってしまいがちなので、最初は汚れがたまりがちな小鼻など部分洗いから始めるのもよいでしょう。万が一、強く洗ってしまっても、肌への影響が少なくてすみます。その際は、部分洗い専門の洗顔ブラシを使うと、慣れていない方でも細かい部分をくまなく洗えます

――購入する洗顔ブラシを決める際に、選び方のポイントはありますか。

人工毛の柔らかさを確認する馬場さん

可能であれば、店頭で実際に購入を検討している商品を手にとってみるとよいでしょう。人工毛は商品によって柔らかさは千差万別です。また、天然毛も柔らかさが特徴とお伝えしましたが、中には品質が悪く硬いものもあります。特に、安価な商品は注意が必要です。

持ち手の握りやすさも洗顔ブラシを使いこなすうえでは大切ですから、自分の手にフィットするかを確かめてみましょう。

――洗顔ブラシには手動だけでなく電動もありますが、どのような違いがありますか。

手動の洗顔ブラシは力加減を自分で細かく調整できるので、正しく使えば電動式よりも肌への負担を軽くできます。美肌の秘訣は、肌への負担をできるだけ軽くすることにあります。特に肌が弱めの方、肌の状態が揺らぎやすい方には手動の洗顔ブラシが向いています。

美容家ライター厳選!

おすすめの手動洗顔ブラシ5選

馬場さんによると、選び方で大切なのは次の2つです。

  • 細く柔らかい毛質の洗顔ブラシを選ぶこと
  • 継続してお手入れができる洗顔ブラシかどうか

この2点を踏まえつつ、馬場さんのおすすめの洗顔ブラシをご紹介します。

おすすめの洗顔ブラシを持つ馬場さん

ここからは、馬場さんがおすすめする洗顔ブラシを5つご紹介します。毛の材質や持ち手の長さ、使途など、それぞれに違いがあります。どのような方に適しているのか、それぞれのおすすめの使い方についても伺いました。

メーカー・商品名 材質 特徴 価格
ALTY(アルティ)
「Hinoki」

人工毛 髪の毛よりも細い50ミクロンの毛を約29万本使用 4180円
資生堂
「クレンジング マッサージブラシ」
人工毛 洗顔料の泡立てにも適した洗顔ブラシ 2200円
Dior(ディオール)
「プレステージ ル パンソー」
人工毛 毛穴の直径よりも細い毛を使用 5500円
熊野筆
「尺」
天然毛 天然の高級山羊毛を使用 6600円
ツルリ
「小鼻つるり筆」
天然毛 小鼻専用の洗顔ブラシ 1034円

※表にある価格はすべて税込です

【人工毛】ALTY(アルティ) 「Hinoki」|初めての洗顔ブラシに

ALTY(アルティ)

出典:https://www.alty.jp/gallery

材質(毛/柄)毛:カネゴート/柄:天然ヒノキ
大きさ幅4.8×奥行4.8×長さ7.6cm
重さ約50グラム
お手入れ・保管方法柄に付いた紐を使い湿気の少ない場所にかけておく
特徴髪の毛よりも細い50ミクロンの毛を約29万本使用。カビが生えにくく長く使える
メーカーALTY(ウォーターウェイズ株式会社)
価格4180円(税込)

馬場さんが日常的に使用しているのがこちら、ALTY(アルティ)の「Hinoki」です。これまで複数の洗顔ブラシを使用してきた馬場さんいわく、「『Hinoki』は洗顔ブラシ初心者にもおすすめできる、人工毛の洗顔ブラシ」とのことです。

髪の毛よりも細い50ミクロンの毛を約29万本使用。密集具合も抜群で、肌の凹凸になじむ優しい洗い心地を実現しています。

馬場さんプロフィール

「初めての洗顔ブラシ」として、まずは「Hinoki」を試してほしいと思います。毛の素材であるカネゴートは山羊毛をイメージしてつくられたとても柔らかい人工毛です。動物毛と違い、濡れてもにおいが出にくく、かつカビも生えにくいためブラシ自体のお手入れも簡単です。「初めての洗顔ブラシをカビで使えなくしてしまった」のではもったいないですよね。
柔らかく密集した極細の毛が、肌の凹凸のある部分の汚れも優しくきれいに落としてくれます。使い心地、使い勝手もとてもよく、トータルでおすすめできる洗顔ブラシです。

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【人工毛】SHISEIDO「クレンジング マッサージブラシ」|これ一本で泡立てから洗顔まで

SHISEIDO「クレンジング マッサージブラシ」

出典:https://www.shiseido.co.jp/sw/onlineshop/

材質(毛/柄)
大きさ幅4.1×奥行5.1×長さ15.8cm
重さ
お手入れ・保管方法すすいで水切りをし、乾いたタオルで水分をとり専用カップに立てかけ風通しの良いところに保管
特徴洗顔料の泡立てにも適した洗顔ブラシ
メーカー資生堂
価格2200円(税込)

資生堂がつくった洗顔ブラシ「クレンジング マッサージブラシ」は、毛の間にシリコーンスティックが埋め込まれており、肌を優しくマッサージしながら洗顔できるという特徴をもっています。ブラシを使った泡立ても可能。簡単にきめ細やかで濃密な泡をつくれます。ブラシ本体をそのまま立てて収納できる専用キャップ付きで、保管もしやすい洗顔ブラシです。

馬場さんプロフィール

洗顔ブラシを使う際の泡立ては、通常洗顔用の泡立てネットなどを別に使用します。いくら洗顔ブラシを使っても、泡立てが十分でなければ効果も薄れますし、肌にダメージを与えてしまいます。
こちらの商品は、泡立ても洗顔ブラシを使って行えるので、「洗顔ブラシを使う前に洗顔料を泡立てるのが大変」と感じている方でも負担なく使用できると思います。
泡立て用の洗顔ネットも、使用後にきれいに洗って乾かさなければすぐにカビが生えてしまいます。洗顔用の泡立てネットと洗顔ブラシ、それぞれの取り扱いや保管に時間をかけるのが難しい方は、こちらを使ってみてもよいのではないでしょうか。

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【人工毛】Dior(ディオール)「プレステージ ル パンソー」|気分を上げてくれる洗顔ブラシ

Dior(ディオール)

出典:https://www.dior.com/ja_jp

材質(毛/柄)
大きさ
重さ
お手入れ・保管方法使用後はよくすすぎ水気をとって湿気の少ない場所に保管
特徴毛穴の直径よりも細い毛を使ったフラットな形状のブラシ
メーカーDior(ディオール)
価格5500円(税込)

「プレステージ ル パンソー」は、あのDior(ディオール)がつくった洗顔ブラシです。毛穴の直径よりも細い繊維を採用しています。毛の密集度も高く、全体がフラットな形状となっているため、マッサージがしやすい、洗顔料の泡立ちがよいという特徴もあります。

馬場さんプロフィール

こちらは取材で実際に手にとり毛の質感を確認しました。細く密集した毛がとても心地よかったことを覚えています。
自分の美容のために何かのアイテムを購入する際には、「気分を上げてくれるアイテム」であることも重要だと考えています。価格はやや高めの印象ですが、「好きなブランドのアイテムを使っている」ことで、美容への意識も向上するのではないでしょうか。

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【天然毛】熊野筆「尺」|特別なケアをしたい日に使いたくなる

熊野筆「尺」

出典:http://www.kumanofude.com/make_menu.php

材質(毛/柄)毛:山羊毛(粗光峰)/柄:アクリル 
大きさ穂の長さ3.4cm 穂の直径2.75cm 長さ6.4cm
重さ約35グラム
お手入れ・保管方法しかりすすいだ後、風通しの良い日陰で専用ホルダーにて保管
特徴天然の高級山羊毛を使用
メーカー熊野筆
価格6600円(税込)

メイクブラシでも有名な、毛筆メーカー「熊野筆」がつくる洗顔ブラシです。山羊毛の中でも特に繊細な「粗光峰」と呼ばれる毛のみを使用しており、抜群の柔らかさを実現しています。毛先は切りそろえず、そのままの状態で束ねられているため肌への負担がより抑えられた作りになっています。乾燥や保管に便利な専用ホルダー付きです。

馬場さんプロフィール

「尺」は高級な洗顔ブラシです。私は、特別なケアをしたい日には「尺」を使用しています。天然毛は、毛先に向かって細くなり、少し湾曲しています。これによって、毛穴の汚れを優しくからめとって落としてくれます。
特に「尺」は高級な山羊毛を使用しているので、より肌に負担をかけずに洗顔できます。「尺」を使用した翌日はメイクのりの良さを感じるのもお気に入りのポイントです。大切な用事がある前日にはこちらを使用しています。ただ、天然毛は人工毛に比べて衛生的に保つのが難しいです。「洗顔ブラシの使い方に慣れている方」「せっかく使うのなら高くてもいいものを使いたい方」におすすめします。

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【天然毛】ツルリ「小鼻つるり筆」|気になる小鼻の毛穴ケアに

ツルリ「小鼻つるり筆」

出典:https://www.bcl-brand.jp/product/product-1078/

材質(毛/柄)毛:馬毛
大きさ毛先 0.7cm
重さ
お手入れ・保管方法柄に付いた紐を使い湿気の少ない場所にかけておく
特徴小鼻専用の洗顔ブラシ
メーカーツルリ
価格1034円(税込)

「小鼻つるり筆」は、その名のとおり小鼻専用の洗顔ブラシ。洗顔ブラシの使い方に慣れていない方でも、細かな部分をきれいに洗いあげられます。小さくお手頃な価格ながらも天然の馬毛を100%使用しているのもポイントです。

馬場さんプロフィール

洗顔の基本しっかり押さえられている方、ふだんからスキンケアに務めている方は、「顔全体の汚れが気になる」というケースは少ないでしょう。ただ、入りくんだ小鼻のまわりは、手洗顔ではどうしても汚れを落としにくいです。そのような場合に、「小鼻つるり筆」を使ってみましょう。
あるいは、マスクの長時間の着用で肌が部分的に荒れていて顔全体を洗顔ブラシで洗うのが難しい方などは、こちらを使って気になる部分だけを洗顔するのも手かと思います。

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美容家ライターが教える!

洗顔ブラシの使い方

洗顔ブラシを持つ馬場さん

洗顔ブラシは、正しい使い方をすることで力を発揮します。毛穴専門サロンオーナーの福井佳津江さんと、美容家ライターの馬場さおりさんに教わったポイントを踏まえた洗顔ブラシの使用法をご紹介します。

クレンジングと洗顔ブラシの予洗いをする

洗顔ブラシで顔を洗う前に、まずは顔と洗顔ブラシの準備をしましょう。
洗顔ブラシがメイクで汚れないように、クレンジングをしてメイクを落とします。特に、口紅やアイメイクなど濃いアイテムはブラシの毛に付きやすいので、メイクをしっかり落としておきましょう。
洗顔ブラシは、濡らしてから使用します。乾いた毛は硬くなっています。そのまま使うと摩擦が大きく肌に負担となるので、お湯で濡らして柔らかくしておきましょう。

たっぷり泡を立てる

洗顔料を泡立てる女性

肌に負担をかけないために、洗顔時はたっぷりの濃密な泡を使うことが基本です。たっぷりの泡が毛穴の奥にまで入り込み汚れをからめ取ってくれます。泡立ちが十分でなければ、せっかくの洗顔ブラシも力を発揮できません。

使用する洗顔料は、固形タイプとチューブタイプのどちらでも構いません。洗顔ブラシには「ブラシを使って泡立てる」と記載されているものもありますが、洗顔に適した泡をつくるのは洗顔用泡立てネットのほうが得意です。洗顔用泡立てネットを使って、こんもりとして「立つほど」の濃密な泡をつくりましょう。

ブラシに泡を取って肌に乗せる

よく泡立てた洗顔料を洗顔ブラシに取って、濡らした顔に乗せていきます。ふだんの洗顔に使う量よりもたっぷりと泡を使いましょう。顔全体を洗う場合はTゾーンや口の下のくぼみに、小鼻や口元など部分洗いをする際は洗いたい部分に泡を置きます。

このステップで大切なのは、洗いたい場所にその都度泡を乗せることです。洗わない場所にも先に泡を置いてしまうと、刺激のある洗浄成分が長い時間肌に触れている状態になり、肌に負担をかけてしまいます。

くるくると円を描くようにブラシを動かす

洗顔ブラシを動かす馬場さん

いよいよ洗顔ブラシを使って、肌を洗っていきます。ブラシの毛が肌に垂直に当たるように持ち、くるくると円を描くように動かしていきましょう。優しく滑らせるように洗顔ブラシを使います。

洗う順番のポイントは、汚れが気になる部分から洗い始めること。皮脂の分泌が盛んなTゾーンや、くぼみがあって汚れがたまりやすい小鼻や口の下に泡を乗せて、内から外に向かって洗顔ブラシを動かしていきましょう。

具体的には、小鼻から耳に向けて、口の下からあごに沿って耳下まで、おでこの中心からこめかみに向けて、くるくると円を描きます。
また、一つひとつの円は肌を持ち上げるように下から上へ描くイメージで動かしましょう。

洗顔ブラシに関するQ&A

洗顔ブラシを使ってみたいけれど、疑問や不安があって手を出せないという方もいるのではないでしょうか。最後に、良くある疑問を解消しておきましょう。

洗顔ブラシは肌に良くないってウワサは本当?

ほほを指さす女性

洗顔ブラシは、適切な使用法で健康な肌に使う分には問題なく使用できます。ただし、敏感肌の方やすでにニキビや肌荒れなど肌トラブルを抱えている方にとっては、刺激が強すぎます。荒れている肌がより傷ついてしまうので、洗顔ブラシの使用は控えましょう。

健康な肌の人でも、使い方は重要です。力加減はやさしく、時間をかけすぎないことを意識して使用しましょう。

洗顔ブラシは優しく肌に触れるようなイメージで使用してください。
洗顔ブラシの使用時にチクチクしたり、化粧水がしみたりするときは、洗顔ブラシの使用はお休みして、肌の回復に努めましょう。

ニキビがあるときでも使える?

ニキビができている肌には、洗顔ブラシは強い刺激となってしまいます。ニキビは、毛穴が詰まり炎症を起こしている状態です。刺激によって炎症が悪化する可能性があります。ニキビができている間は、その部分を避けて使用するようにしましょう。

洗顔ブラシは毎日使って大丈夫?

洗顔ブラシの使用頻度は、週に1〜2回をおすすめします。毎日使わなくても、汚れは十分に取れます。
人間の肌には、体内からの水分蒸発と外部からの異物侵入を防ぐバリア機能があります。このバリア機能の役割を担っているのは、肌の一番外側にあるわずかラップ1枚の薄さの角質層です。

外からの刺激によって角質層に傷がつくと、バリア機能が乱れて、敏感肌になったり肌が荒れてしまったりします。
必要以上のケアで肌状態が悪くなるオーバートリートメントには注意しましょう。

使った後の肌とブラシのお手入れの方法は?

洗顔ブラシの手入れイメージ

洗顔ブラシで洗った後は、たっぷりの化粧水や乳液でお肌をケアします。
きれいに汚れを取り除いた肌は、化粧水が内側まで入りやすい状態になっています。ふだんの洗顔後に化粧水を2プッシュ使っているのなら1プッシュ増やすなど、いつもより少し多めに化粧水や乳液を使うとよいでしょう。

また、洗顔ブラシを使う日は、「お肌のスペシャルケアの日」と決めて、コットンにたっぷりの化粧水を含ませるローションパックとセットにするのもおすすめです。

洗顔ブラシのお手入れ方法

お肌のケアと同じく、大切なのが洗顔ブラシのケアです。使用後の洗顔ブラシのお手入れも、忘れずに行いましょう。使った後の洗顔ブラシは、毛の部分に汚れが残らないようにきれいに洗います。

また、毛が密集している根元やブラシの柄などがカビないように、必ず乾かしてから保管します。浴室に置きっぱなしにするのはNGです。直射日光が当たらない、乾燥した場所に置きましょう。

マスクの長時間の着用で肌の一部分だけダメージを受けているときはどうしたらいい?

マスクを着用する女性

すでに肌にダメージがある場合は、とにかく「触らないようにすること」が一番です。肌がダメージを受けている部分に洗顔ブラシを使用しないようにしましょう

洗顔ブラシは買い替えが必要?

天然毛でも人工毛でも「定期的な買い替え」が必要です。適切な管理を行っていても、使用し続ければ毛先が減ったり毛が抜けたりしてしまいますし、衛生面も気になります。少なくとも1年に1回は交換するようにしましょう。頻繁に使っている場合、2ヶ月ごとに買い替える方もいます。

まとめ

手洗顔よりも洗浄効果が期待できる洗顔ブラシは、メイクのりを良くしたい方、肌トラブルに悩む方におすすめのアイテムです。柔らかく細い毛先が毛穴の奥まで届く手動の洗顔ブラシであれば、汚れがたまりやすい細かな部分までケアできます。

「かえって肌を傷つけるのでは」と心配な方もいるかもしれませんが、高品質のブラシを正しく使えば、肌への負担は抑えられます。
洗顔ブラシで、健康的でメイクのりの良いお肌をめざしましょう。

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