FEATURE
混ぜる・つぶす・刻む・泡立てる・砕くを1台で!BRAUNのハンドブレンダーがあれば料理の幅が一気に広がる!
What is this feature?
キッチン家電といえば白色が主流でしたが、近年では、台所をスタイリッシュに格上げしてくれる黒色のブラック家電が人気です。デザインだけでなく、機能性に優れたものが多く、キッチン周りにも手を抜かないyour SELECT.読者にぴったりなアイテムがたくさん。「BLACK KADEN 30」では、そんなこだわりのブラック家電から、各ジャンルごとに選び抜かれたキッチン家電&ツールを毎回一つずつご紹介。おしゃれで使いやすい最高のキッチンを作るため、30個のキッチンマストアイテムを厳選していきます。
your SELECT.編集部による、今話題のアイテムを検証する研究チーム。キッチン家電やツールをはじめ、読者の生活を豊かにしてくれるモノを実際に購入して繰り返しテストを行い、本当にオススメできる新定番を探究します
食材を刻んだり混ぜたりと料理の下ごしらえに幅広く活躍してくれるハンドブレンダー。フードプロセッサーとは違い、食材の形を残して細かく刻むだけでなく、食材をつぶし混ぜてペースト状にすることもできるので、スムージーや離乳食作りにも活躍してくれます。また、アタッチメントを変えることでみじん切りや泡立てなど、手間のかかる調理を時短できるのも大きな魅力です。
ハンドブレンダーはシンプルな機能でリーズナブルなものから、多種多様なアタッチメントがセットになっているハイグレードなものまでラインナップがとても豊富で、選ぶのが難しいキッチン家電のひとつ。
そこでyS Lab.スタッフが注目したのが、50年以上と長きにわたってハンドブレンダーを開発・販売する人気ブランドBRAUN(ブラウン)が最高峰モデルと位置付ける「マルチクイック9 ハンドブレンダー」です。今回はその実力を徹底レビューしていきます。
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目次
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直感的な操作で毎日の料理の助けてくれる
BRAUN「マルチクイック9 ハンドブレンダー」
BRAUNのハンドブレンダーの中でも特に高い人気を誇る「マルチクイック9 ハンドブレンダー」。ブランド史上もっともパワフルな500Wモーターが搭載された「マルチクイック9 ハンドブレンダー 」は、2021年に新たな機能を搭載しリニューアル。高速・低速・パルスの3段階の運転モードが選べる「アイモードテクノロジー」や、ハンドブレンダーを握る力の強さで回転スピードを変えることのできるシンプルな操作方法など、リニューアル前の型以上に簡単で、より直感的に使えるように進化しました。
「マルチクイック9 ハンドブレンダー」シリーズは、1台2役・5役・8役とアタッチメントが違う3種類の型が発売されています。今回は、混ぜる・つぶす・刻む・泡立てる・砕くのアタッチメントがセットになったMQ9145XSを紹介します。
運転モード | 低速・高速・パルス |
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消費電力 | 500W |
アタッチメント | ブレンダー/カッター/アイス用カッター/ビッグチョッパー/ステンレス製泡立て器 |
付属品 | 専用計量カップ600ml(ふた付き)/専用スパチュラ/専用スタンド |
カッターコーティング | ステンレス |
BRAUN
マルチクイック9 ハンドブレンダーMQ9145XS
参考価格: ¥29,480(税込)
出典・リンク: Amazon
サイズ | 幅65×奥行70×高さ410mm(ブレンダー装着時) |
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重さ | 1.03kg(ブレンダー装着時) |
1台5役の多機能性とパワフルで直感的に使える操作性が魅力
多様なアタッチメントで幅広い調理ができる「マルチクイック9 ハンドブレンダー」は、本体、ブレンダー、ステンレス製泡立て器、ビッグチョッパー、カッター、アイス用カッター、スタンド、専用計量カップ、スパチュラ、以上9つのパーツがセットになっています。
専用のスタンドが付いているので、収納するときは本体にブレンダーを装着してスタンドに立てかけるのがよさそう。ただ本体とブレンダーをあわせると高さが41cmあるので、そのまま棚に収納したい人はサイズ感に注意したいところ。
専用の計量カップは、スムージーなどを作った後にそのままコップとして使うこともできるシンプルなデザイン。
「刻む」「砕く」調理で使用するビッグチョッパーは、幅205×奥行150×高さ460mm。付属のスパチュラは、専用計量カップやビッグチョッパーに付いた具材を取るのに便利です。
本体やビッグチョッパーにセットして使用するアタッチメントは、全部で4種類。
本体にセットするブレンダーは「混ぜる」「つぶす」調理で活躍します。手の動きに合わせてシャフトが上下に伸縮するので、手に負担がかかりにくい仕様です。泡立て器は生クリームや卵白の「泡立て」に。カッターとアイス用カッターの2種類はビッグチョッパーにセットし、「刻む」と氷を「砕く」に使用。4種のアタッチメントで5つの調理方法が可能になります。
食材を混ぜたり、みじん切りしたりと、自分でやると時間がかかるポイントをこのハンドブレンダーが手助けしてくれます。
BRAUN史上もっともパワフルな500Wのモーターを搭載
一般的なハンドブレンダーは150〜300Wが多いなか、「マルチクイック9 ハンドブレンダー」は500Wモーターが搭載されていることが大きな特徴。アボカドの種にかぼちゃの皮、海老の殻までも細かく砕くことができます。
この強力なパワーのおかげで時間がかかる調理過程もあっという間に。他社のハンドブレンダーでは、包丁である程度細かくカットすることが必要になることもありますが、そのような手間もいりません。ハイパワーを利用し大容量の食材を一気に調理することができるので、5人家族など大勢の料理を短時間で作りたいときにも役立ちます。
運転モードを高速・低速・パルスの3段階から選べる
2021年にリニューアルされた「マルチクイック9 ハンドブレンダー」に、新たに加わった機能が高速モード・低速モード・パルスモードの3つのモードから選べる「アイモードテクノロジー」。
刃の回転スピードを調節することで、調理する具材や用途に合った仕上がりにすることができます。持ち手上部のシルバー色のアイモードボタンでモード変更が可能と操作もシンプルで、使い方に迷うこともなさそうです。
用途によって選べるアイモードテクノロジー
高速モード | 刃の回転スピードを低速から高速の間で調節しながら使いたいとき 高速モードの場合は、上から3つ目のマークが点灯 |
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低速モード | 刃の回転スピードを低速で調節しながら使いたいとき 低速モードの場合は、上から2つ目のマークが点灯 |
パルスモード | 刃の回転スピードをパルス(断続)で使いたいとき パルスモードの状態だと「P」が点灯 |
安心安全かつ、直感的に使える高い操作性
手軽に使用できるブレンダーは、先端の刃がむき出しになっているため、指が切れてしまうなどの事故が起こることも。そのため、このハンドブレンダーは持ち手上部に付いている黒色のスイッチ解除ボタンを押した後2秒の間に、持ち手に付いているスマートスピードスイッチを押さないと動かない、という仕組みになっています。
- 鍵マークのランプがついているのが通常の状態
- スイッチ解除ボタンを押すと2秒間だけランプが消える
- ランプが消灯している間に、スマートスピードスイッチを押せばブレンダーが起動
スマートスピードスイッチは、押す強さや加減によって速さが変化するので、感覚的に調節することができます。
安全性にも配慮されつつ、直感的に操作ができる。最初は少し使い方に戸惑うものの、コツをつかめば自分の好みの仕上がりにすることができます。
ハンドブレンダーの使用方法(0:17)
キッチンで大活躍間違いなし! 万能な「マルチクイック9 ハンドブレンダー」の使用感をレビュー
ここからは実際に「マルチクイック9 ハンドブレンダー」を使って、さまざまな食材を調理していきます。1台5役と幅広く使える実力をチェック!
「混ぜる」で飲み心地滑らかなスムージーが作れる
まずは、「混ぜる」の操作をグリーンスムージー作りを通して検証していきます。食材がどれくらい細かく、滑らかな仕上がりにできるかが気になるところ。使い方は以下のとおりです。
- 本体とブレンダーをセット
- 今回の材料、ほうれん草・バナナ・りんご・水を付属の軽量カップに入れる
- 軽量カップをしっかり押さえて本体のスイッチをオン。全体がしっかり混ざるように、3〜4分ほどブレンドしていく
仕上がりとしては、全体的に滑らかで飲みやすい印象。ただ少しりんごのシャリっとした食感が残っていた点や、ハイパワーな分、泡立ちが多いのが気になるところ。スムージーなど舌触りや泡立ちが気になるものは、高速モードを使うより、低速モードやパルスモードで時間をかけて混ぜた方がよさそうです。
「つぶす」機能を使えば、じゃがいもがしっかりペースト状に!
「つぶす」は「混ぜる」と同じアタッチメントを使用します。ブレンダーの先端が独自のベル型シャフトになっていて、ボウルや鍋の中でも使えるので洗い物も減りそうです。
- 「混ぜる」と同じく本体にブレンダーをセット
- 蒸したじゃがいもをボウルの中に入れ、スイッチを入れつぶしていく
かなり細かくつぶすことができ、じゃがいもがしっかりペースト状になりました。ただベル型シャフトが大きめなので、食材の量が少なすぎるとしっかりつぶすことが難しそう。ひとり暮らしや離乳食作りなど、あえて少量の調理をしたい人は注意が必要です。
「刻む」はモードや強さを調節しながら均一な仕上がりに
包丁を使うと時間がかかって面倒なみじん切りも、ハンドブレンダーがあれば手間いらず。チョッパーアタッチメントを使用して、にんじんをみじん切りにし、粒の均一さや仕上がりの早さを確認していきます。
- ビッグチョッパーのボウルにカッターをセット
- ボウルににんじんを入れたら、フタを閉め、本体をはめ込む
- ボウルをしっかり押さえ、本体のスイッチをオン。かなり激しく回転・振動するため、モードを調整しながらの使用がおすすめ
出来上がったものを確認してみると、粒の大きさがほとんど均一で、かなり細かくみじん切りされています。
スイッチを入れてチョッパーが回転し出すと、すぐに食材が細かくなるので食感を残したいときは低速・パルスモードにしたり、回転を弱めに調節したりする必要がありそうです。
この早さでみじん切りができるなら、料理の手間が格段に減りそう。
ホイッパーアタッチメントで生クリームも簡単泡立ち
手動の泡立て器を使うと手が疲れ、時間がかかる生クリームや卵白の泡立て。そんなときに活躍するのが、泡立て器アタッチメントです。
- 本体に泡立て器のアタッチメントをセット
- ボウルに生クリームを入れ、スイッチをオンにして混ぜていく
1パック(200ml)が泡立つスピードは約3分ほどとかなりスピーディーで、力もいりません。ただハンドブレンダーを傾けすぎると、飛び散りが気になる印象。その点にだけ気をつければ、スピード感や仕上がりに問題はなく、お菓子作りに大活躍しそうな予感です。
ハイパワーなので「砕く」機能で氷もあっという間に細かく!
500Wの強力パワーを使って氷が砕けるのも大きな特徴。
クラッシュアイス状に砕いてみて、仕上がりまでのスピード感や出来上がりの粒の大きさを見ていきます。
- ビッグチョッパーのボウルにアイス用カッターをセット
- ボウルに氷を入れたら、フタを閉めて本体をはめ込む
- ボウルをしっかり押さえ、本体のスイッチをオン。みじん切りをするときと同じく、かなり激しく振動し、加えて音もすごいので、モードを調整しながら使用する
多少の砕きムラはありますが、全体的に仕上がりは良い印象。クラッシュアイスとしては、十分な仕上がりといえそうです。もう少し細かく砕けばかき氷もできます。
手軽にできるお手入れ方法もチェック
使った後の洗い物が面倒なイメージのあるハンドブレンダーですが、「マルチクイック9 ハンドブレンダー」は簡単にお手入れが可能。
- 専用計量カップに適量の洗剤とぬるま湯を注ぎ、そこにブレンダーをつける
- 10〜20秒スイッチを入れれば、刃の周りについた食材がみるみる落ちる
じゃがいもや長芋など少し粘り気のある食材は、なかなか取れにくいので注意が必要ですが、追加で手洗いすれば簡単に汚れを落とすことができます。
レビュー結果
今回の検証を通してBRAUN「マルチクイック9 ハンドブレンダー」のビジュアル、機能性、お手入れ方法などの実力を、yS Lab.スタッフが判定します。
お手入れのしやすさ | 5.0
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使い勝手のよさ | 5.0
|
機能・性能の充実度 | 5.0
|
デザイン性・おしゃれ度 | 4.0
|
サイズ感 | 3.0
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1台5役で時短調理に大活躍!
yS Lab.のキッチンに仲間入り!
総評
BRAUN「マルチクイック9
ハンドブレンダー」。ハンドブレンダーの人気ブランドからの最新モデルということで気になっている人も多かったはず。使用してみると、1台で料理の手間が省ける機能性の高さはもちろん、直感的にできるシンプルな操作性や想像以上に簡単なお手入れ方法など、その実力は期待以上のものといえそうです。
デザインは、濃いめの黒とシルバーでシックでかっこいい仕上がり。サイズ感は専用のスタンドに立てると41cmと少し高さが気になってしまいそうなのが懸念点。またアタッチメントなどの付属品も多いので、収納スペースの確保が必要になりそうです。
ですが、それ以上に優れた機能と幅広い活用方法で、一度使えばなくてはならない調理家電になること間違いなしです。
BRAUN
マルチクイック9 ハンドブレンダーMQ9145XS
参考価格: ¥29,480(税込)
出典・リンク: Amazon
サイズ | 幅65×奥行70×高さ410mm(ブレンダー装着時) |
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重さ | 1.03kg(ブレンダー装着時) |