ジャンク・スタイルをテーマに個性的な空間を演出!旅とアウトドアの達人がつくる理想のキッチン
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日々の暮らしを自分らしく楽しむ人のキッチンを訪ねて、そのキッチンを構成するこだわりの愛用品を紹介してもらう「理想の台所の住人が選んだ、珠玉のキッチンツール図鑑」。
今回ご登場いただくのはアウトドア系クリエイターのYURIEさん。アウトドアのアイテムを取り入れつつ、実用的でありながら見栄えのするキッチン。そこには自宅でもアウトドアの雰囲気を楽しみたいYURIEさんならではの想いがありました。
アウトドアの空気が流れる、自分が心地よいと感じられる空間
千葉県郊外にあるYURIEさんのご自宅は庭付きのログハウス。コロナ禍もあり、「外」を感じられる物件を探して巡り合ったそう。そんなYURIEさんのご自宅のキッチンには、まるで外と家をつなぐように、アウトドアの空気が流れています。
「自分が心地よいと感じられる空間にしたくて。そのために端材で棚をDIYでつくったり、使い勝手が良いアウトドアのアイテムを自宅でも使ったりしています。キッチンつくりのテーマは“junk style(ジャンク・スタイル)”です。これは海外の同名の本に影響を受けていて、原則である“調和しなくても構わない”ことと“ジャンクをアクセントとして使うこと”を大切にしています。アンティークショップに置かれているようなアイテムが雑然と置かれている感じが好きなんです」
アウトドアでもインドアでも兼用できるアイテムを厳選しているYURIEさん。サイズ違いでそろえているスキレットもその一つ。
「アウトドアのアイテムってすごく機能的なんです。使っているうちにいいなと思うアイテムが増えていって、気づいたら家でも使っていました」
ロッジのスキレットは鋳鉄製で厚みがあるため、調理中の食材に熱が均一かつゆっくり伝わるのがポイント。アウトドアで使い込んでいるので油がなじんだスキレットは使い勝手も抜群です。
目玉焼き、ラム酒とシナモンでつくった焼き林檎などがスキレットを使ったYURIEさんの定番メニューになっています。
「じっくり火が通っているからか、スキレットでつくった料理はうまみが引き出されている感じがして、とてもおいしいです」
工芸品やアンティークが好きだという、YURIEさんの個性が特に詰まっているのが、冷蔵庫周り。現在は日本とメキシコのアイテムが、楽しそうに空間を彩っています。
旅先でも雑貨屋やアンティークショップを見つけたら必ず立ち寄っているYURIEさんですが、自然と目がいってしまうのは一癖のあるユニークなもの。
「ブランドものも、もちろん素敵ですが、唯一無二の魅力を放つものに惹かれてしまいます。特に工芸品は国によって雰囲気が全然違うんです、例えばメキシコのものは、模様や顔がすごく適当に描かれていたり(笑)。そのゆるさに惹かれてしまいます」
そんなYURIEさんの審美眼にかなったアイテムが集う冷蔵庫周りは、キッチンのテーマでもある“junk style”を象徴する場所にもなっています。
ログハウスに溶け込む。YURIEさん流キッチンのつくり方
導線や使い勝手よりも、ログハウスならではの家の雰囲気にいかに違和感なく溶け込むかを大切にしているYURIEさんのキッチン。DIYで塗った収納棚をはじめ、アウトドアのアイテム、そしてお気に入りの工芸品や雑貨を忍ばせることで実現しています。
YURIEさんのキッチンをつくるアイテム図鑑
機能性はもちろん、デザインや色彩も重視するYURIEさんが愛用中のキッチンアイテムを厳選紹介。“空間になじむものを見極める”のがYURIEさん流のこだわりポイントです。
キャンプ道具を自宅でも。刻んだ食材を入れたり、目盛がついているのでお米や調味料を測ったりと便利。スタッキングも可能。
両親から頂いたもの。炊飯器代わりに愛用中。細かい火の調整なしでびっくりするほどおいしくご飯が炊ける。
庭で摘んだハーブを入れたお茶を入れると茶葉やハーブが踊る様子が綺麗で、お客様にも喜ばれる。
YURIEさんのセンスを熟知している旦那様と選んだ、美しい佇まいのガラスジャー。パスタやお米用の容器として使用。
アウトドアでも活躍するスキレット。テーブルにそのまま出しても見栄え良く使えるので用途に合わせてサイズ違いでそろえている。
ガラス鍋&ウォーマー|ボダノバ
キャンプの帰りに立ち寄ったお店で購入したヴィンテージのもの。ガラスだと水が沸く様子も見ていて楽しい。
色合いと意匠がかわいいすり鉢は大分県の現地で購入した民芸品。注ぎ口がついているのでタレをつくった後にも注ぎやすい。
トースター代わりにこちらでパンやお餅を焼いて食べるのがYURIEさん流。じっくり焼けるので、とてもおいしくできあがる。
お肉と野菜を蒸したり、肉まんをふかしたり、お弁当を温めたり……まさに万能! あまりの便利さに大きいサイズを買い足し。
自宅でも旅先でも欠かせない、いちばんの相棒は真空グロウラー
YURIEさんにとって、毎朝飲むコーヒーは欠かせないもの。
「起きた後、窓を開けて新しい空気を入れます。その後豆を挽いてコーヒーを淹れるのは毎朝のルーティーンです。コーヒーがないと1日が始まらないんです」
そんな朝になくてはならないのがスタンレーの真空グロウラー。
100年以上の歴史を持つアメリカの老舗ブランド「スタンレー」のグロウラーは、夏場でも長時間冷やし続けることができます。
「氷を入れた後、ドリップコーヒーをそのまま注いでいます。保冷機能が高く、時間がたってもアイスコーヒーがぬるくならずに冷たく飲めるんです」
朝コーヒーを淹れておけば時間がたってもおいしいコーヒーを楽しむことができる。アクティブに動きまわるYURIEさんがどこに行くのにも必ず持って行くいちばんの相棒です。
氷も入れやすく長時間冷たさをキープ
キャンプに行く時は、グロウラーに氷を詰めて持っていくこともあるのだそう。
「キャンプでは氷がとても貴重。グロウラーにパンパンに氷を詰めて、アイスペール代わりに持っていきます。たくさん入るので重宝しているんです。同じスタンレーの小さいサイズの方も持っていて、2人キャンプや自宅でちょっと飲むときは小さい方、グループキャンプなどの人数が多いところに持って行くときは大きい方……と使い分けています」
旅先でも自宅でも、サイズ違いでそろえて大活躍しています。
旅先や家で乾杯!ができてしまう贅沢
アメリカでは量り売りビールを持ち帰るためのアイテムであるグロウラー。真空ボトルとスタンレー独自の構造で炭酸も長持ちするので、ビールを入れるのにもぴったりです。
「旅行をしているとクラフトビールの量り売りをやっているところを見かけるんです。そんなときにグロウラーに入れてもらいます。夏の暑い日に冷たいビールが飲めるのは最高ですね。あとは自家製の梅シロップをつくっているんですが、中にシロップとソーダを入れて混ぜて飲んだりもしています」
ご当地ビールもたくさんあるので、チェックするのが旅先の楽しみの一つだそう。
普段使いでも大活躍するアウトドアアイテムたち
そんな朝ごはんこそ、アウトドアと兼用しているアイテムが活躍するシーンです。
朝一で淹れたコーヒーはグロウラーへ。トーストを焼いたり、サラダを用意する間はもちろん、朝をゆっくり過ごしたいときもおいしい温度を保ってくれる。トーストは火鉢型カセットコンロのヒバリンでじっくり焼くのがYURIEさん流。ころんとしたフォルムがテーブルにおいても自然となじみます。
インでもアウトでも役立っているアイテムたちは、YURIEさんの生活の一部として欠かせないものとなっています。
理想のキッチンに欠かせなかった「旅とアウトドア」のエッセンス
愛する旅とアウトドアのエッセンスを詰め込んだキッチンは、まさにYURIEさんの“好き”を集めた宝箱のよう。
海外のインテリア本からインスピレーションをそこから得たり、好みが似ている旦那様からもの選びの提案を受けたりしながら空間づくりをしています。
一貫したテーマがキッチンだけに留まらずお部屋全体にも漂っています。
アウトドアでも兼用する機能的なアイテムは一見無骨ですが、色彩のトーンをそろえ、見せる収納で配置に気を配りながら置くことで、絶妙になじませることができます。旅の思い出を忘れないよう、ちりばめましょう。