サウンドバーおすすめ12選!ITライターがメーカーの違いを解説【2023年】

サウンドバーおすすめ12選!ITライターがメーカーの違いを解説【2023年】

「いい音でテレビや映画を楽しみたいけれど、サウンドバーは実際どうなの?」
「リーズナブルで音がいいサウンドバーが知りたい!」

家でテレビを見たり、プロジェクターを使って映画観賞などをしたりすると、だんだんと音にもこだわりたくなるもの。でも、スペースや予算の都合でホームシアターをそろえるのは難しい。そんな人におすすめなのが、比較的安価で手軽に高音質が楽しめるサウンドバーです。
そこで今回は、オーディオ機器に詳しいテクニカルライターの石井英男さんに、サウンドバーの基礎知識や選び方のポイントなどをお伺いしました。

<サウンドバーを選ぶときのポイント>

  • 映画や音楽鑑賞用に使う場合は、重低音が響く2ユニット型のものがおすすめ
  • テレビ観賞用には、テレビのリモコンでも操作できるようARCやeARC対応のHDMIがある機種を選ぶ

さらに、石井さんがメーカー別に選んだサウンドバーも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

おすすめのサウンドバー12選
メーカー
商品名
SONY SONY YAMAHA YAMAHA BOSE BOSE DENON DENON JBL JBL Panasonic Panasonic
HT-X8500 HT-G700 SR-C20A YAS-209 Bose Smart Soundbar 600 Bose Smart Soundbar 900 DENON HOME SOUND BAR 550 DHT-S517 Bar 5.0 MultiBeam Bar 2.0 All-in-one(MK2) シアターバーSC-HTB200-K シアターバーSC-HTB900
SONY/HT-X8500 SONY/HT-G700 YAMAHA/SR-C20A YAMAHA/YAS-209 BOSE /Bose Smart Soundbar 600 BOSE /Bose Smart Soundbar 900 DENON/DENON HOME SOUND BAR 550 DENON/DHT-S517 JBL /Bar 5.0 MultiBeam JBL /Bar 2.0 All-in-one(MK2) Panasonic /シアターバーSC-HTB200-K Panasonic /シアターバーSC-HTB900
参考価格 3万4155円 6万5371円 1万5900円 3万3937円 7万4800円 10万1744円 6万3800円 4万9284円 2万5000円 2万円 1万4600円 9万5000円
タイプ ワンボディ型 2ユニット型 ワンボディ型 2ユニット型 ワンボディ型 ワンボディ型 ワンボディ型 2ユニット型 ワンボディ型 ワンボディ型 ワンボディ型 2ユニット型
購入サイト Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo!

※価格はすべて税込です

テクニカルライター
石井英男さん
石井英男
東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。PC/ITに関するテクノロジーの解説や製品レビューなどをメインにPC雑誌やWeb媒体などで多数執筆。最近ではSTEM教育などについても、積極的に取材・執筆を行っている。

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目次

専門家が教える!

選ぶ前に知っておきたいサウンドバー4つのこと

サウンドバーがどのようなものかや種類、接続方法など、選ぶ前に知っておきたい情報を、テクニカルライターの石井さんにお聞きしました。

石井英男さん

「低価格のテレビでもサウンドバーを組み合わせれば、高品質な音で楽しめます」と石井さん

選ぶ前に知っておきたい4つのこと

  1. サウンドバーとは? ホームシアターとの違い
  2. サウンドバーはワンボディと2ユニットの2種類
  3. 音質やリモコン操作に関わる接続方式に注目
  4. 人気メーカー6社の特徴を把握しよう

1.サウンドバーとは? ホームシアターとの違い

サウンドバーとは、“バー”という名前のとおり、棒状のスピーカーのことです。
テレビやBlu-rayレコーダーなどと簡単に接続でき、迫力のある音がすぐに楽しめるようになります。Bluetoothに対応したものもあり、スマホを接続して音楽を流すこともできます

テレビなどの音の質を上げるものとして、ホームシアターがありますが、こちらはスピーカーを複数設置して、5.1chや6.1chの音を完成させるものです。サウンドバーと比べるとより質の高い音が楽しめますが、複数のスピーカーを置くスペースが必要で、なにより価格が高いのがデメリットといえます。
そのため、音にこだわりたくなったらまずは、お手頃な価格で上質な音が得られるサウンドバーを使ってみましょう。

サウンドバー(左)とホームシアター(右)のイメージ

サウンドバー(左)とホームシアター(右)のイメージ

2.サウンドバーはワンボディと2ユニットの2種類

サウンドバーには「ワンボディ型」と「2ユニット型」の2つのタイプがあります。それぞれのタイプについて、石井さんに教えていただきました。

タイプ メリット デメリット
ワンボディ型 テレビの前に簡単に置ける
比較的リーズナブル
2ユニット型と比べると、音の迫力にやや欠ける
2ユニット型 重低音が響き、迫力のある音が楽しめる やや価格が高めで、サブウーファーを置くスペースが必要

ワンボディ型

ワンボディ型

複数のスピーカーが1つのボディに内蔵されているのが「ワンボディ型」です。
本体をテレビなどと接続するだけでよいので、手軽に使うことができるうえに、2ユニット型と比べると、価格が安いものが多いです。一方で、重低音専用のスピーカー(ウーファー)がないため、やや迫力に欠けた音になります。

2ユニット型

2ユニット型

棒状のメインスピーカーとサブウーファーのスピーカーがセットになったものが「2ユニット型」です。
ワンボディ型と比べると、サブウーファーがあることで、しっかりと重低音が響き、迫力のあるサウンドが感じられます。一方で、サブウーファーを置くスペースが必要になり、価格もやや高めです。

3.音質やリモコン操作に関わる接続方式に注目

vサウンドバーのおもな接続方法はHDMIとBluetoothの2つです。
その中でもHDMIは、1本のケーブルで高品質な映像と音声を伝送できるもので、従来のHDMIのほか、テレビのリモコン操作でサウンドバーの音量が調節できるeARC対応HDMIとARC対応HDMIいうものがあります。

ARC対応に比べ、eARC対応の方がより高品質の音声データを伝送できますが、サウンドバー側の出力端子とテレビ側の入力端子がともにeARCやARCに対応していないと、テレビのリモコンで操作できなかったり、より高品質の音声が伝送できず、従来のHDMIとしてしか使えないので、事前にテレビ側の端子を確認しておきましょう。

HDMIの対応一覧

また、HDMIで接続する場合に、あると便利なのが4Kパススルー機能です。Blu-rayレコーダーをテレビにつなぎ、テレビからサウンドバーにつなぐと、本来の音声よりも劣化して出力されます。しかし、4Kパススルー機能があるサウンドバーの場合は、Blu-rayレコーダーからサウンドバーにつなぎ、サウンドバーからテレビにつなぐことで、しっかりと4K映像をテレビで出力できるうえに、劣化していない本来の音声が楽しめます。

DMI端子のIN(入力)とOUT(出力)がある場合はパススルー機能が使える

HDMI端子のIN(入力)とOUT(出力)がある場合はパススルー機能が使える

サウンドバーはBluetoothでも接続できる機種が増えており、PCやスマートフォンから音声を流すことができます。ただし、Bluetoothの性質上、音が流れるまでにわずかな遅延が発生するため、音と映像のタイミングが重要な映画観賞には向いていません。Bluetoothでの接続は音楽専用と考えた方がよいでしょう。
また、HDMIやBluetooth以外にもWi-Fiを用いて、接続できる機種もあります。

<HDMI・Bluetoothの違い>
種類 特徴
HDMI 映像と音声を伝送する ゲーム向き
eARC対応HDMI 映像と高音質な音声を伝送する。テレビのリモコンでサウンドバーの音量調整などができる テレビ・映画観賞向き
ARC対応HDMI 映像と音声を伝送する。テレビのリモコンでサウンドバーの音量調整などができる。 テレビ向き
Bluetooth 音声を無線通信で伝送する。音が流れるまでにわずかな遅延がある 音楽鑑賞向き

4.人気メーカー6社の特徴を把握しよう

リーズナブルな製品が多いJBLや、自然な音が魅力のDENON、バランスのよい音が楽しめるSONYは、サウンドバーを初めて買う人にはおすすめのメーカーです。一方でライブ感のある重低音が響くようなとがった音が楽しめるBOSEや没入感のあるYAMAHA、Panasonicといったメーカーは、音にこだわりのある玄人向けのメーカーという傾向があります。

<人気メーカーの傾向>
サウンドバーマトリクス
メーカー名 特徴
SONY ・いろいろな人に受け入れやすい、バランスのよい音が魅力
・独自の技術で臨場感あふれるサウンドが感じられる
ワイヤレス接続でも高音質な音が楽しめる
YAMAHA ・楽器メーカーらしい、広がりのある音が感じられる
コンパクトサイズでも迫力のある音を実現
・独自技術でセリフや解説など人の声が聞きやすい
BOSE ・世界的な人気メーカーだけに、しっかりと音圧が感じられるライブ感のある音が魅力
・コンパクトなモデルが多いが、どれも没入感のあるサウンドが部屋の中に広がる
スポーツ観戦でも臨場感のあるサウンドが楽しめる
DENON ・老舗メーカーならではの、ノウハウの蓄積による自然な聞き心地の音が楽しめる
・低音から高音まで表現力の高い音が感じられる
・独自の技術により、劣化のない高音質再生ができる
JBL ・海外の老舗メーカーらしい、深みのある音が感じられる
特に重低音はしっかりと響く
・他メーカーと比べるとリーズナブル
Panasonic ・ホームシアターでのノウハウを生かした、映像との一体感のあるサウンドを実現
迫力のあるリッチなサウンドが感じられる
コンパクトなモデルが多く設置しやすい
石井英男

・2ユニット型の方が重厚感ある音で音楽が聴ける

・スマホやPCなどに接続する場合はBluetoothが必要

【メーカー別】

おすすめサウンドバー12選

石井さんがセレクトした人気メーカー6社それぞれのおすすめサウンドバーを紹介。石井さんのおすすめポイントを参考に、お気に入りの1台を見つけてください。

気になる内容をクリック

おすすめのサウンドバー12選
メーカー
商品名
SONY SONY YAMAHA YAMAHA BOSE BOSE DENON DENON JBL JBL Panasonic Panasonic
HT-X8500 HT-G700 SR-C20A YAS-209 Bose Smart Soundbar 600 Bose Smart Soundbar 900 DENON HOME SOUND BAR 550 DHT-S517 Bar 5.0 MultiBeam Bar 2.0 All-in-one(MK2) シアターバーSC-HTB200-K シアターバーSC-HTB900
SONY/HT-X8500 SONY/HT-G700 YAMAHA/SR-C20A YAMAHA/YAS-209 BOSE /Bose Smart Soundbar 600 BOSE /Bose Smart Soundbar 900 DENON/DENON HOME SOUND BAR 550 DENON/DHT-S517 JBL /Bar 5.0 MultiBeam JBL /Bar 2.0 All-in-one(MK2) Panasonic /シアターバーSC-HTB200-K Panasonic /シアターバーSC-HTB900
参考価格 3万4155円 6万5371円 1万5900円 3万3937円 7万4800円 10万1744円 6万3800円 4万9284円 2万5000円 2万円 1万4600円 9万5000円
タイプ ワンボディ型 2ユニット型 ワンボディ型 2ユニット型 ワンボディ型 ワンボディ型 ワンボディ型 2ユニット型 ワンボディ型 ワンボディ型 ワンボディ型 2ユニット型
購入サイト Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo!

※価格はすべて税込です

SONYのおすすめサウンドバー

いろいろな方向から同時に音が感じられ、音に包み込まれるようなサウンドが楽しめるSONYのサウンドバー2機種を紹介。臨場感あふれる音なので、さらにテレビや映画の視聴が楽しくなる機種です。

ワンボディ型ながらも包まれるような立体音響が楽しめる SONY|HT-X8500

SONY/HT-X8500

出典:Amazon

専門家のおすすめポイント

ワンボディ型ですが、デュアルサブウーファー内蔵で迫力の重低音が楽しめます。Dolby AtmosやDTS:Xといった立体音響に対応しており、包み込まれるようなサウンドを実現。Bluetoothにも対応しているので、スマートフォンなどと接続して音楽を楽しむこともできます。気軽に映画などを高音質で楽しみたい人にオススメです。

石井英男さんのおすすめポイント

テクニカルライター

石井英男さん

タイプ ワンボディ型
サイズ(幅×高さ×奥行) 890×64×96mm
重量 3.1kg
接続方法 HDMI(eARC/ARC)、Bluetooth
おもな機能 立体音響、パススルー

高さ方向から感じる音もプラスした3次元の立体音響により、全方位から音が感じられます。また、ソニー独自のデジタルアンプ「S-Master」を搭載しているので、原音を忠実に再現した迫力のあるサウンドが魅力です。

センタースピーカー搭載でドラマのセリフが聞きやすい SONY|HT-G700

SONY/HT-G700

出典:Amazon

専門家のおすすめポイント

バー中央にセンタースピーカーを搭載し、声やセリフが聞き取りやすくなっています。サブウーファーとバーは無線で接続されるため、サブウーファーの設置も楽です。大画面テレビと組み合わせて使うのに向いた製品となっています。

石井英男さんのおすすめポイント

テクニカルライター

石井英男さん

タイプ 2ユニット型
サイズ(幅×高さ×奥行) 980×64×108mm(バースピーカー)
192×387×406mm(ウーファースピーカー)
重量 3.5kg(バースピーカー)
7.5kg(ウーファースピーカー)
接続方法 HDMI(eARC/ARC)、Bluetooth
おもな機能 立体音響、パススルー

テレビ番組などの2chサウンドによるコンテンツも3次元の立体音響にできるようなシステムを搭載しており、臨場感あふれる音が部屋を包み、サブウーファーにより重低音も迫力満点。4K信号とHDR信号のパススルーにも対応しているので、美しい映像とともに高品質な音が楽しめます。

YAMAHAのおすすめサウンドバー

広がりのある音が感じられるYAMAHAのサウンドバー2機種を紹介。人の声が聞きやすくなる機能や使用シーンに合わせて変えられるサウンドプログラムなどが搭載しています。

スペースが狭くても置けるコンパクトなボディ YAMAHA|SR-C20A

YAMAHA/SR-C20A

出典:Amazon

専門家のおすすめポイント

Bluetoothに対応しており、スマートフォンなどと接続することも可能なうえ、専用スマホアプリからのコントロールにも対応しています。幅60cmのコンパクトなワンボディ型なので、あまり大きくないテレビと組み合わせるのにぴったりです。

石井英男さんのおすすめポイント

テクニカルライター

石井英男さん

タイプ ワンボディ型
サイズ(幅×高さ×奥行) 600×64×94mm
重量 1.8kg
接続方法 HDMI(ARC)、Bluetooth
おもな機能 立体音響

狭いスペースでも置きやすいコンパクトなボディながら、サブウーファーユニットを内蔵しており、パワフルで豊かな低音が響きます。クリアボイス機能を使えば、セリフやナレーションなどを自動的に聞き分けて人の声の音量だけ大きくし、聞きやすくしてくれます。

コンテンツに合わせた最適な音響が楽しめる YAMAHA|YAS-209

YAMAHA/YAS-209

出典:Amazon

専門家のおすすめポイント

Alexa音声アシスタント対応で、音声操作やAlexaのコンテンツの再生が可能。バーチャル3Dサラウンド技術“DTS Virtual:X”に対応していて、包まれるような音の広がりが感じられます。サブウーファーとの接続はワイヤレスで自由に設置できるので、重低音を重視する方におすすめです。

石井英男さんのおすすめポイント

テクニカルライター

石井英男さん

タイプ 2ユニット型
サイズ(幅×高さ×奥行) 930×62×109mm(バースピーカー)
191×420×406mm(ウーファースピーカー)
重量 2.7kg(バースピーカー)
7.9kg(ウーファースピーカー)
接続方法 HDMI(ARC)、Bluetooth
おもな機能 立体音響、Alexa対応

映画、音楽、ゲーム、スポーツ、テレビ番組といった5つのサウンドプログラムを搭載しているので、コンテンツに合わせた最適なサウンドが楽しめます。SpotifyやAmazon Musicといった音楽ストリーミングサービスに、スマホなどを経由せずサウンドバーから直接アクセスできるので、音楽が好きな人には使い勝手のよいサウンドバーです。

BOSEのおすすめサウンドバー

没入感あふれるサウンドが魅力のBOSEのサウンドバー2機種を紹介。重厚感のあるパンチの効いた音が楽しめるので、迫力を重視したい人におすすめです。

独自のシステムによる、包み込むようなサウンドが魅力 BOSE|Bose Smart Soundbar 600

BOSE /Bose Smart Soundbar 600

出典:Amazon

専門家のおすすめポイント

Dolby Atmosに対応したワンボディタイプ。BOSE独自のTrueSpaceテクノロジーと上向きに音を出すトランスデューサー(スピーカー)の搭載によって、包み込まれるようなサウンドが感じられます。Alexaにも対応しており、音声でのコントロールや音楽再生が可能。パンチの効いたBOSEサウンドを気軽に楽しみたい人におすすめです。

石井英男さんのおすすめポイント

テクニカルライター

石井英男さん

タイプ ワンボディ型
サイズ(幅×高さ×奥行) 695×56×104mm
重量 3.0kg
接続方法 HDMI(eARC/ARC)、Bluetooth
おもな機能 立体音響、Alexa、Googleアシスタント

左右だけでなく、頭の上からも感じられる立体的なサウンドにより、音に包まれるような感覚が楽しめます。そのため、映画などへの没入感も満点。また、専用アプリを使えば、音楽ストリーミングサービスにアクセスできます。

独自のシステムと9つのスピーカーで没入感満点のサウンド BOSE|Bose Smart Soundbar 900

BOSE /Bose Smart Soundbar 900

出典:楽天市場

専門家のおすすめポイント

高音質と臨場感を追求したワンボディタイプです。Dolby Atmos対応とBOSE独自のTrueSpaceテクノロジーに加え、9つのスピーカーを搭載。PhaseGuideテクノロジーによってサウンドをビームのように発射し、スピーカーのないところから音が聞こえてくるような感覚をもたらしてくれます。映画館にいるような迫力のサウンドを楽しみたい人におすすめです。

石井英男さんのおすすめポイント

テクニカルライター

石井英男さん

タイプ ワンボディ型
サイズ(幅×高さ×奥行) 1045×58.2×107mm
重量 5.75kg
接続方法 HDMI(eARC/ARC)、Bluetooth
おもな機能 立体音響

独自の技術で、部屋の隅々から音が聞こえてくるような立体音響を実現しており、映画館にいるような迫力のあるサウンドにより高い没入感が体験できます。すっきりとしたシンプルなデザインもGood。

DENONのおすすめサウンドバー

自然な聞き心地の音が楽しめるDENONのサウンドバー2機種を紹介。Dolby Atmosなどの立体音響に対応していて、広がりのあるサウンドが堪能できる機種です。

コンパクトで臨場感あふれる3Dサウンド DENON|DENON HOME SOUND BAR 550

DENON/DENON HOME SOUND BAR 550

出典:Amazon

専門家のおすすめポイント

Dolby AtmosやDTS:Xに対応したワンボディ型。Alexaを搭載していて、高音質なスマートスピーカーとしても活用できます。さらに「DENON HOME 150」や「DENON HOME 250」といったスピーカーを本機種と組み合わせることで、ホームシアターのようなオーディオシステムへの拡張も可能。音質を重視する人におすすめです。

石井英男さんのおすすめポイント

テクニカルライター

石井英男さん

タイプ ワンボディ型
サイズ(幅×高さ×奥行) 650×75×120mm
重量 3.5kg
接続方法 HDMI(eARC/ARC)、Bluetooth
おもな機能 立体音響、Alexa

DENONがAVアンプで培ってきた技術を使っており、高音から低音まで原音を再現できるようなシステムを採用。コンパクトなサウンドバーでも臨場感あふれる3Dサウンドが体験できます。音楽ストリーミングやインターネットラジオなどもサウンドバーから直接アクセスできるので、日常使いしやすいサウンドバーです。

7つのスピーカーで、上から音が降ってくるよう DENON|DHT-S517

DENON/DHT-S517

出典:Amazon

専門家のおすすめポイント

ワイヤレスサブウーファーが付属する2ユニット型。人の声の再現性を高めるために専用のセンタースピーカーも搭載しています。Dolby Atmos イネーブルドスピーカーも内蔵しており、合計7つのスピーカーで、上から音が降ってくる立体音響を実現。気軽に立体音響を楽しみたい人におすすめです。

石井英男さんのおすすめポイント

テクニカルライター

石井英男さん

タイプ 2ユニット型
サイズ(幅×高さ×奥行) 1050×60×95mm(バースピーカー)
172×370×290mm(ウーファースピーカー)
重量 2.5kg(バースピーカー)
4.3kg(ウーファースピーカー)
接続方法 HDMI(eARC/ARC)、Bluetooth
おもな機能 立体音響、パススルー

バーチャルサラウンド技術を駆使した立体的な音響が体感できるサウンドバー。HDMI は、eARCに対応しているほか、4K、HDRにも対応しており、高精細な映像とハイクオリティなサウンドが堪能できます。

JBLのおすすめサウンドバー

深みのあるサウンドが楽しめるJBLの2機種を紹介。リーズナブルながらもクオリティの高い音が感じられるので、サウンドバーを初めて購入する人にもおすすめです。

サブウーファーがなくても力強い重低音 JBL |Bar 5.0 MultiBeam

JBL /Bar 5.0 MultiBeam

出典:Amazon

専門家のおすすめポイント

JBL独自のMultiBeamテクノロジーを採用したワンボディ型。Virtual Dolby Atmosと組み合わせることで、没入感あふれる3Dサウンドが楽しめます。立体音響を重視する人におすすめです。

石井英男さんのおすすめポイント

テクニカルライター

石井英男さん

タイプ ワンボディ型
サイズ(幅×高さ×奥行) 709×61×101mm
重量 2.8kg
接続方法 HDMI(eARC/ARC)、Bluetooth
おもな機能 立体音響、パススルー

サブウーファーがなくても力強い重低音が感じられるサウンドバー。どのような形の部屋でも、内蔵された測定マイクから放射されるテストトーンが部屋の形を測定。それぞれの部屋の形に合わせて自動で適切な音に調整してくれるので、広がりのあるサウンドが感じられます。

コンパクトでテレビ台に設置しやすい&リーズナブルで初心者向け JBL |Bar 2.0 All-in-one(MK2)

JBL /Bar 2.0 All-in-one(MK2)

出典:Amazon

専門家のおすすめポイント

幅約62cm&薄型設計のコンパクトなワンボディ型。JBL独自のサラウンドサウンド技術も搭載していながら低価格なので、初めてサウンドバーを買うという人におすすめです。

石井英男さんのおすすめポイント

テクニカルライター

石井英男さん

タイプ ワンボディ型
サイズ(幅×高さ×奥行) 614×56×90mm
重量 1.6kg
接続方法 HDMI(eARC/ARC)、Bluetooth
おもな機能 立体音響

コンパクトなボディながらも、サブウーファーがあるかのような、しっかりとした重低音が感じられます。そのため、テレビはもちろん映画やスポーツ観戦、音楽鑑賞などさまざまなシーンで臨場感あふれるサウンドが楽しめます。

Panasonicのおすすめサウンドバー

コンパクトなサイズのものから、とことん音にこだわったものまで、映像と一体感のあるサウンドが楽しめるPanasonicの2機種を紹介。

3つのモードでコンテンツに最適なサウンドに調整 Panasonic |シアターバーSC-HTB200-K

Panasonic /シアターバーSC-HTB200-K

出典:Amazon

専門家のおすすめポイント

幅45cmというコンパクトなワンボディタイプ。高さも5.1cmと低く、視聴の邪魔になりません。小型テレビとの組み合わせにも適していますが、同じブランドのテレビ・4K液晶ビエラFX780/FX600シリーズのスタンド部分にぴったりと収まるので、該当機種を使っている人にもおすすめです。

石井英男さんのおすすめポイント

テクニカルライター

石井英男さん

タイプ ワンボディ型
サイズ(幅×高さ×奥行) 450×51×135mm
重量 1.6kg
接続方法 HDMI(ARC)、Bluetooth
おもな機能 立体音響

スタンダード、ミュージック、シネマの3つのサウンドモードを搭載しているので、コンテンツに合わせてサウンドの調節が可能になっています。コンパクトなデザインながらも迫力のある音声が出せるので、サウンドバー初心者でも使いやすい1台です。

とことん音質にこだわりたい人におすすめの1台 Panasonic |シアターバー SC-HTB900

Panasonic /シアターバーSC-HTB900

出典:Amazon

専門家のおすすめポイント

実用最大出力合計値505Wを誇る、ハイパワーな2ユニット型。テクニクスのフルデジタルアンプ「JENO Engine」を搭載していて高音質です。Dolby AtmosやDTS:X/Virtual:Xにも対応し、リアルな音響空間を楽しめます。また、ベルリン・フィルの本拠地の音場を忠実に再現した“ベルリン・フィルハーモニー・ホール・モード”を搭載。ハイレゾ音源の再生にも対応しているので、音質にこだわる人におすすめです。

石井英男さんのおすすめポイント

テクニカルライター

石井英男さん

タイプ 2ユニット型
サイズ(幅×高さ×奥行) 1050×78×129mm(バースピーカー)
180×408×306mm(ウーファースピーカー)
重量 6.0kg(バースピーカー)
5.4kg(ウーファースピーカー)
接続方法 HDMI(ARC)、Bluetooth
おもな機能 立体音響、ハイレゾ対応、パススルー

スピーカーの数やシステムだけでなく、ボディの構造にまでこだわり、シンプルなデザインながらも高音質を実現したサウンドバー。それだけに高音から低音までクリアな音が楽しめます。4Kに対応したパススルーも搭載しており、高精細&高音質が体験できます。

専門家が教える!

サウンドバーの選び方

どれを買うべきか迷っている方向けに、サウンドバーの選び方を石井さんに教えていただきました。

石井さんインタビュー風景

「映像も高精細で楽しみたいのであれば4Kに対応したパススルー機能付きを選びましょう」と石井さん

サイズで選ぶ

サイズで選ぶ場合、設置スペースに余裕がある場合は2ユニット型、設置スペースが限られていて、コンパクトにしたい場合はワンボディ型がおすすめです。

そのうえで、まず基準にしたいのがテレビの横幅です。サウンドバーをテレビの前に置いたり、上部に取り付けることを考えると、テレビの横幅よりも長いと設置したときに不格好に見えてしまうので、テレビの横幅よりも短いものがベターです。ただし、右と左のスピーカーが離れている方が、音がより立体的に感じられます。

テレビの横幅よりも短いものがベター
<おもなテレビのサイズごとの横幅>
インチ(型) 横幅(16:9)
24インチ 約53.1cm
32インチ 約70.8cm
37インチ 約81.9cm
40インチ 約88.5cm
43インチ 約95.2cm
45インチ 約99.6cm

また、テレビの前にサウンドバーを置く場合、寝ながらテレビを見ているとサウンドバーが邪魔でテレビの下の方が見えなくなることがあります。また、テレビのセンサーを隠してしまうこともあります。そのため、テレビの前にサウンドバーを置く際は、テレビの足の高さよりも低く、テレビ画面にサウンドバーがかぶらないものを選びましょう

NG例

使い方で選ぶ

サウンドバー選びは使用シーンによって選ぶ際に押さえるべきポイントが異なってくるため、テレビ観賞用、映画観賞用、音楽観賞用のそれぞれについて石井さんに選び方のポイントをお聞きしました。

テレビ観賞用サウンドバーの選び方

テレビ観賞用サウンドバーの選び方

おもにテレビ観賞でサウンドバーを使いたい場合は、テレビのリモコンでサウンドバーの音量調節ができるかを基準に選びましょう。接続方法がeARC対応HDMIまたはARC対応HDMIならば、テレビのリモコンでもサウンドバーの音量が調節できて操作が簡単です。
また、アクション系のドラマや音楽番組をよく見る人は、ワンボディ型よりも2ユニット型を選んだ方が、より迫力のある音でテレビが楽しめます。

石井英男

・テレビのリモコンでサウンドバーの音量調節ができるeARC/ARC対応HDMI搭載の機種を選ぶ(テレビのHDMI端子にeARC/ARC対応HDMIがあるかも確認する)

・音質にこだわりがなければワンボディ型、音にこだわるなら2ユニット型

映画観賞用サウンドバーの選び方

映画観賞用サウンドバーの選び方

映画観賞用でサウンドバーを購入する場合は、迫力のある音が楽しめる2ユニット型がおすすめです。さらに映画館などに近いサウンドを求めるのであれば、立体音響に対応しているものがよいでしょう。また、Blu-rayレコーダーなども接続することを考えると、パススルー機能が付いているものがベターです。ただし、レコーダーやテレビが対応していない場合もあるので注意が必要です。

石井英男

・迫力のある音が楽しめる2ユニット型がおすすめ

・パススルー機能が付いていれば、Blu-rayレコーダーなどの接続に便利

音楽鑑賞用サウンドバーの選び方

音楽鑑賞用サウンドバーの選び方

音楽鑑賞用も映画観賞用と同様、2ユニット型の方が重厚感のある音が楽しめます。また、イコライザー機能が付いていればより自分好みの音にアレンジできます。スマホやPCなどを使って音楽を再生する場合は、Bluetoothで接続できるものを選ぶようにしましょう

機能性で選ぶ

チェックしておきたいおもな機能を石井さんにお伺いしました。

機能名 特徴
立体音響対応 Dolby AtmosやDTS:Xなどの立体音響システムへ対応する機能。対応していればより深みのある音が楽しめる
ハイレゾ音源対応 ハイレゾ音源などの高音質の音楽や音声が劣化なく聴ける
イコライザー 音質を調整する機能。テレビモードや映画モードなど、場面ごとに調整されている場合もあれば、アプリなどを用いて細かく 調整できる機種もある

サウンドバーに関する気になる疑問 Q&A

サウンドバーの購入や使用にあたって気になる疑問について、石井さんにお答えいただきました。

Q.部屋が大きくなくてもサウンドバーを使っても大丈夫?

A. サウンドバーを使うのに、部屋の大きさは関係ありません。サウンドバーを置くスペースさえあれば大丈夫です。ただし、部屋が小さくて隣の部屋に音が漏れてしまう環境だと、せっかくサウンドバーを購入しても小さい音でしか使えないということもあるので、その場合はサウンドバーを使わない方がよいでしょう。

Q.サブウーファースピーカーは、メインスピーカーの近くに置かないとダメ?

A. 重低音はどこから鳴っているのかわかりにくいという性質があります。そのため、サブウーファースピーカーを置くのは、メインスピーカーの近くでなくても、同じ部屋の中であればどこでもかまいません

Q.安いモデルと高いモデルの違いは?

A. サウンドバーの値段の違いで大きい部分は、搭載されている機能です。高音質を生み出すために各ブランドが独自で特許をとっているなど、スピーカーシステムの品質が高ければ高いほど価格も高くなります。立体音響のような付帯機能も多ければその分、価格に反映されます。

石井英男さん

「高いモデルであれば、使っている部品の耐久性や品質なども高いことが多い」と石井さん

Q.サウンドバーは音声アシスタントに対応している?

A. 最近の機種では、GoogleアシスタントやAlexaなどの音声アシスタントに対応した機種も販売されています。音声アシスタントも使いたい人は搭載されている機種を選ぶようにしましょう。

Q.テレビやスマホなど複数の機器からつないでも大丈夫?

A. HDMIでテレビと接続し、Bluetoothでスマホと接続するのは問題ありません。ただし、機種によってどちらかが優先されるので、同時に音を鳴らすことはできなくなっています。そのため、使わない方の接続は切っておきましょう。

サウンドバーの人気ランキングをチェック

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングではサウンドバーの売れ筋ランキングを見ることができます。どれを買おうか迷ったときは売れ筋ランキングを参考にしてみてもよいでしょう。

Amazonの売れ筋ランキングへ 楽天市場の売れ筋ランキングへ Yahoo!ショッピングの売れ筋ランキングへ

まとめ

  • ワンボディ型コンパクトで場所をとらず、リーズナブル
  • 2ユニット型は、サブウーファースピーカーがあるので重低音が響く、迫力のあるサウンドが楽しめる
  • テレビ観賞用は、置く場所を考えたサイズ感と接続方法で選ぶ
  • 映画や音楽鑑賞用は、重低音がしっかりと感じられる2ユニット型がおすすめ

サウンドバーは値段が高くなりがちなホームシアターと比べても、1万円台からリッチなサウンドが得られるだけに、導入するメリットが大きいアイテムといえます。

どのようなシーンをメインにサウンドバーを使うのかで、選び方のポイントが変わってくるので、しっかりと使う場面を想定し、サイズ感や音質などどこにこだわるのかを見極めて選ぶようにしましょう。

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