ホームプロジェクターがあると、自宅で映画やスポーツなどを大画面で楽しむことができます。持ち運びに便利なコンパクトサイズのモデルも数多く出ており、キャンプやグランピングなど屋外で使用できるのも魅力です。
しかし、ホームプロジェクターはさまざまな種類があり、商品によって性能や価格が大きく異なるため、どれを選んだらいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

この記事では、オーディオ・ビジュアル評論家の野村ケンジさんに、ホームプロジェクターの選び方についてお聞きしました。

専門家が教える!ホームプロジェクター選びのポイント

  • 映画やドラマを高画質で楽しみたい人や、日中にも使用したい人据え置き型に注目
  • 屋外でも使いたい人は、軽量で持ち運びが楽なモバイル型がおすすめ
  • 明るい部屋でも使用したいなら、1000ANSIルーメン以上のものを選ぶ
  • テレビを見たい人HDMI端子の有無、VODを利用したい人対応アプリをチェック

野村さんのアドバイスをもとにyour SELECT.編集部が厳選したおすすめのホームプロジェクターも紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

おすすめのプロジェクター13選

種類 モバイル型 据え置き型 【番外編】シーリング型
メーカー
商品名
BenQ|GV30 XGIMI|MoGo 2 Pro Anker|Nebula Capsule 3 Laser D2426N11 MiraArc|CINEMAGE Pro Anker|Nebula Capsule II JMGO|JMGO N1 Anker|Nebula Cosmos D2140511 日本エイサー|H6518STi EPSON|dreamio EF-12 LG|ポータブル フルHDレーザープロジェクター PF510Q XGIMI|Elfin Aladdin X|Aladdin X2 Plus PA2P22U02DJ Anker|Nebula Nova

BenQ

XGIMI

Anker

MiraArc

Anker

JMGO

Anker

日本エイサー

EPSON

LG

XGIMI

Aladdin X

Anker

GV30

MoGo 2 Pro

Nebula Capsule 3 Laser D2426N11

CINEMAGE Pro

Nebula Capsule II

JMGO N1

Nebula Cosmos D2140511

H6518STi

dreamio EF-12

ポータブル フルHDレーザープロジェクター PF510Q

Elfin

Aladdin X2 Plus PA2P22U02DJ

Nebula Nova

参考価格(税込) 6万9800円 6万150円 6万2990円 7万5400円 6万9990円 13万8160円 8万9990円 8万1757円 10万7255円 8万円 8万5200円 10万690円 11万2000円
解像度 HD フルHD フルHD フルHD HD フルHD フルHD フルHD フルHD フルHD フルHD フルHD フルHD
明るさ 300ANSIルーメン 400ISOルーメン 300ANSIルーメン 200ANSIルーメン 200ANSIルーメン 800CVIAルーメン 810ANSIルーメン 3500ANSIルーメン 1000ルーメン 450ANSIルーメン 600ISOルーメン 900ANSIルーメン 800ANSIルーメン
購入サイト Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo

SELECTor

野村ケンジ

オーディオビジュアル系ライター

野村ケンジさん

自動車雑誌の編集を経てフリーランスとなる。学生時代から続けている趣味の楽器演奏が高じて、オーディオビジュアルの分野にも活躍の場を広げることに。近年では、カーオーディオ、ホームシアター、真空管オーディオなどに加えて、PCオーディオやヘッドフォンの音質リポートも数多く手がけている。特にヘッドホンは、年間100以上の製品を試聴しつつ、最新の動向をくまなくフォローしている。

本記事は、提携する企業のプロモーション情報が含まれます。掲載するサービス及び掲載位置に広告収益が影響を与える可能性はありますが、サービスの評価や内容などはyour SELECT.が独自に記載しています。(詳しくはAbout Usへ)

目次

専門家が教える! ホームプロジェクターの選び方

価格帯が幅広く、画質や明るさなどの性能などもさまざまなホームプロジェクター。豊富なラインアップの中から自分に合った商品を選ぶためのポイントについて、野村さんに詳しく教えていただきました。

ホームプロジェクターと一口にいっても、サイズや機能はさまざま。使い方に合わせて選ぼう

ホームプロジェクターと一口にいっても、サイズや機能はさまざま。使い方に合わせて選ぼう

屋外で使うなら「モバイル型」、広い部屋や日中の視聴で使うなら「据え置き型」がおすすめ

ホームプロジェクターのおもな種類としては、「モバイル型」と「据え置き型」があります。

「モバイル型」と「据え置き型」の特徴

種類 モバイル型 据え置き型
画像 モバイル型 据え置き型
スポーツ
まる
向いている
まる
向いている
映画
まる
向いている
まる
向いている
ゲーム
さんかく
あまり向いていない
さんかく
あまり向いていない
テレビ
まる
向いている
まる
向いている
アウトドア
まる
向いている
さんかく
あまり向いていない
日中使用
さんかく
あまり向いていない
まる
向いている
高画質視聴
さんかく
あまり向いていない
まる
向いている
大画面視聴
さんかく
あまり向いていない
まる
向いている
特徴 ・コンパクトサイズで持ち運びしやすく、屋外でも使用可能
・据え置きタイプより価格帯は低い
・狭い部屋や短い距離での投写に向いている
・モバイル型より性能が高いものが多く、室内で映画やドラマをメインで見る人におすすめ
・明るさの性能が高いものが多いので、広い部屋で見る人や、日中も使用したい人にも向いている

モバイル型コンパクトで持ち運びしやすいことが最大の特徴です。リビングや寝室など部屋を変えて使用したり、キャンプやグランピングなどにもっていったりと、さまざまな場所やシーンで映像を楽しみたい人に向いています。ワンルームのような狭い部屋で使用する場合は、映像を映す壁までの距離が短くてもブレない超短焦点タイプのものを選ぶと便利です。

据え置き型はモバイル型よりも大きくて重さもありますが、画質や映像の明るさなどの性能が高いものが多くなります。リビングなどの広い部屋で大画面で見たい人や、カーテンを閉めた日中の部屋などの明るい環境でも使用したい方におすすめです。

モバイル型は片手で持ち運べるくらい軽くてコンパクト。持ち手がついているモデルもある

モバイル型は片手で持ち運べるくらい軽くてコンパクト。持ち手がついているモデルもある

また、ホームプロジェクターには、シーリングライトとプロジェクターが一体となった「シーリング型」もあります。天井の引っ掛けシーリングに設置するため、モバイル型や据え置き型と違って場所を取らず、配線が出てしまうこともないので、ペットや小さな子どもがいるご家庭に人気のあるタイプです。

シーリングライト一体型プロジェクターとして人気を博した「popIn Aladdin」

シーリングライト一体型プロジェクターとして人気を博した「popIn Aladdin」

60インチ以上で見るなら解像度は「フルHD」以上のものを選ぶ

解像度とは、映像の細かさを表す数値です。縦×横のピクセル(画素)の数で表現され、この数字が大きければ大きいほど、緻密できれいな映像が得られます。現在の主流はフルHD解像度です。60インチ以上の画面で見ることを考えているなら、フルHDや4Kのものがおすすめです。最近はNetflixなどでも4K対応の作品も増えてきているので、画像の美しさを考えるなら4Kのものを選んでおいた方がよいでしょう。

解像度の種類と特徴

解像度の種類 特徴
HD 1280×720ピクセル。プロジェクターに最低限必要な解像度
フルHD 1920×1080ピクセル。動画コンテンツでは主流の解像度
4K 3840×2160ピクセル。フルHDよりもきれいな映像を映し出す解像度。映画やBlu-rayなど高画質なフォーマットにも対応
HDと4Kでは映像の美しさが大きく異なる

HDと4Kでは映像の美しさが大きく異なる

日中も使用するなら明るさは1000ANSIルーメン以上が目安

明るさの指標となるのが「ルーメン」や「ANSIルーメン」という単位で表された数値です。この数値が高くなるほど、映像が明るく投影されます。ただし、ルーメンはメーカーが独自の基準で計測したものなので、同じ数値でも商品によって明るさが変わってくることがあります。そのため、明るさは米国国家規定協会で定めた「ANSIルーメン」の数値を確認するのがよいでしょう。

ルーメンとANSIルーメン

  • ルーメン:光源の明るさを各社独自の基準で計測したもの。製品によっては画面の明るさの最大値を記載している場合もある
  • ANSIルーメン:決められた条件下で白色を投影し、その投影面の明るさを計測したもの(国際共通規格)。画面の全体的な明るさの平均値を表す

日中などの明るい環境で使うならば、1000ANSIルーメン以上が目安になります。200ANSIルーメン程度だと真っ暗な環境でないと、はっきりとした映像を映すことができなくなってしまいます。逆にいつも夜や真っ暗な部屋で見るのであれば、200ANSIルーメン程度でも問題ないでしょう。

写真左が「JMGO N1」(800CVIAルーメン)、写真右が「Nebula Capsule II」(200ANSIルーメン)で映した映像。明るさの違いで見やすさが大きく異なる

写真左が「JMGO N1」(800CVIAルーメン)、写真右が「Nebula Capsule II」(200ANSIルーメン)で映した映像。明るさの違いで見やすさが大きく異なる

テレビを見たい人はHDMI端子、動画配信サービスを利用したい人は対応アプリに注目

テレビとしてホームプロジェクターを使用するのであれば、HDMI端子があるかをチェックしましょう。HDMIを使用しケーブルでプロジェクターとTVチューナーをつなぐことで、テレビとして使えます。もしくは、ワイヤレス接続のTVチューナーを使用する方法や、該当機種は少ないですが、TVチューナーを内蔵したモデルでテレビを見る方法もあります。

プロジェクターでテレビを見たい人は、HDMI端子があるかもしっかりチェックしておこう

プロジェクターでテレビを見たい人は、HDMI端子があるかもしっかりチェックしておこう

ホームプロジェクターにはAndroid TVや独自のOSを搭載している商品が増えています。OSが搭載されているホームプロジェクターであれば、Wi-Fiでネット接続することによって、YouTubeやAmazonプライムなどを楽しむことができます。ただし、商品によって対応している動画配信サービスのアプリが異なるので、自分が希望するサービスが使えるか確認するようにしましょう。古いモデルや安価なプロジェクターにはOSが搭載されていないことも多いので、配信サービスをメインで楽しみたい方は注意が必要です。

スマホやパソコンなどの写真や動画を映したい場合は、投影したい機器をケーブルで接続し、本体の電源をオンにすれば使用できます。近年はWi-FiやBluetoothなど無線接続も主流となっています。対応している接続方式によって接続可能なデバイスや用途が異なるので、選ぶ際に確認するようにしましょう。

おもな接続方式と用途

接続方式 接続可能なデバイスと用途
Wi-Fi ネット接続やスマホ、パソコンの映像・音声をミラーリングできる
Bluetooth パソコンやスマホの音声をプロジェクターから流せる(映像は不可)
VGA VGA端子を搭載したパソコンとケーブルで接続し、映像を投影できる(音声は不可)
HDMI HDMI出力端子のあるパソコンやテレビ、ゲーム機とケーブルで接続して映像・音声を投影できる
USB USBメモリに保存した静止画や動画が見られる

本体の角度が変えられるものだと、投影位置を調整しやすくて便利

ホームプロジェクターの中には、本体の角度を調整できるものがあります。そのような商品を選ぶと、本体の設置場所を変えずに投影する位置を調整できて便利です。角度調整ができないものだと、投影する高さを変える場合にスタンドや三脚などを使って調整しなくてはいけません。

また、本体の角度を変えられる場合でも、調整できる範囲は商品によって異なります。本体の向きを斜め上や真上に調整できるモデルであれば、天井に映像を映して楽しむことも可能です。

上方向に調整できるモデルなら天井に投影して楽しむこともできる

上方向に調整できるモデルなら天井に投影して楽しむこともできる

おすすめのホームプロジェクター13選

野村さんのアドバイスをもとに、your SELECT.編集部が厳選したおすすめのホームプロジェクターを種類別に紹介します。

おすすめのプロジェクター13選

種類 モバイル型 据え置き型 【番外編】シーリング型
メーカー
商品名
BenQ|GV30 XGIMI|MoGo 2 Pro Anker|Nebula Capsule 3 Laser D2426N11 MiraArc|CINEMAGE Pro Anker|Nebula Capsule II JMGO|JMGO N1 Anker|Nebula Cosmos D2140511 日本エイサー|H6518STi EPSON|dreamio EF-12 LG|ポータブル フルHDレーザープロジェクター PF510Q XGIMI|Elfin Aladdin X|Aladdin X2 Plus PA2P22U02DJ Anker|Nebula Nova

BenQ

XGIMI

Anker

MiraArc

Anker

JMGO

Anker

日本エイサー

EPSON

LG

XGIMI

Aladdin X

Anker

GV30

MoGo 2 Pro

Nebula Capsule 3 Laser D2426N11

CINEMAGE Pro

Nebula Capsule II

JMGO N1

Nebula Cosmos D2140511

H6518STi

dreamio EF-12

ポータブル フルHDレーザープロジェクター PF510Q

Elfin

Aladdin X2 Plus PA2P22U02DJ

Nebula Nova

参考価格(税込) 6万9800円 6万150円 6万2990円 7万5400円 6万9990円 13万8160円 8万9990円 8万1757円 10万7255円 8万円 8万5200円 10万690円 11万2000円
解像度 HD フルHD フルHD フルHD HD フルHD フルHD フルHD フルHD フルHD フルHD フルHD フルHD
明るさ 300ANSIルーメン 400ISOルーメン 300ANSIルーメン 200ANSIルーメン 200ANSIルーメン 800CVIAルーメン 810ANSIルーメン 3500ANSIルーメン 1000ルーメン 450ANSIルーメン 600ISOルーメン 900ANSIルーメン 800ANSIルーメン
購入サイト Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo

モバイル型ホームプロジェクターのおすすめ5選

コンパクトで屋外に持ち運んでも使いやすく、明るさや画質にも満足できるモバイル型のおすすめ商品を紹介します。

デザイン性に富み、手頃な価格で使い勝手も◎ BenQ GV30

参考価格: ¥69,800(税込)

GV30
サイズ(奥行き×幅×高さ) 18.5×12×19.6cm
重量 1.6kg
スクリーンサイズ 最大100インチ
解像度 HD(1280×720)
明るさ 300ANSIルーメン
台形補正 ◯(自動)
動画再生時間 約2.5時間
OS Android TV 9.0
接続方式 HDMI、USB Type-C、オーディオ出力(3.5mmミニジャック)、Wi-Fi、Bluetooth

野村ケンジさんおすすめポイント

画期的なデザインで天井への投写も可能。持ち運び性にも優れています。操作も簡単で、台形補正の自動調整もしっかりできます。オーディオビジュアルアワード VGP2022のライフスタイル大賞では満場一致で一位を獲得しています。さらに美しい映像を求めるならば同じデザインで上位機種であるGV31もおすすめです。

上方向に調整できるモデルなら天井に投影して楽しむこともできる

オーディオビジュアル系ライター

野村ケンジさん

Amazonの口コミ・レビュー

グッドデザイン賞を受賞しているモバイル型のホームプロジェクターです。解像度はHD(1280×720)でそれほど高いわけではありませんが、この価格で手軽に持ち運びできるモバイル型としてはとても優秀な商品です。操作がシンプルで誰でも簡単に使えるのも大きなポイントです。

収納ケース付きで、アウトドアにもっていく際に壊してしまう心配がありません。明るさは300ANSIルーメンで、遮光カーテンをしっかり閉めていればよく見える程度の明るさがあります。照明をつけた部屋などでは映りづらいので注意が必要です。

台座にのせたまま回転させるだけで天井にも投影できる

台座にのせたまま回転させるだけで天井にも投影できる

コンパクトでどこにでももっていける手軽なサイズ

コンパクトでどこにでももっていける手軽なサイズ

両側面にスピーカー、ストラップの下部分にサブウーファーが搭載されている

両側面にスピーカー、ストラップの下部分にサブウーファーが搭載されている

音質・画質・明るさともに優秀 XGIMI MoGo 2 Pro

参考価格: ¥60,150(税込)

MoGo 2 Pro

出典:Amazon

サイズ(奥行き×幅×高さ) 16.1×11.9×10.8cm
重量 1.1kg
スクリーンサイズ 40〜200インチ
解像度 フルHD(1920×1080)
明るさ 400ISOルーメン
台形補正 ◯(自動)
動画再生時間 2~4時間
OS Android TV 11.0
接続方式 USB Type-A、HDMI端子、Wi-Fi、Bluetooth、ヘッドフォン出力

野村ケンジさんおすすめポイント

モバイル型の中ではやや大きめですが、使い勝手が良いのがポイント。明るさもそこそこあり、暗い環境なら80インチくらいの大画面でも楽しむことができます。オートフォーカス、台形補正などもしっかりしていて、使っていてストレスのない商品です。

上方向に調整できるモデルなら天井に投影して楽しむこともできる

オーディオビジュアル系ライター

野村ケンジさん

Amazonの口コミ・レビュー

フルHD、400ISOルーメンの性能があり、大画面でもきれいな映像を楽しむことができるモデルです。AmazonプライムやYouTubeなど、おもなアプリは一通りダウンロードすることができます。音質への評価も高いのですが、外部スピーカーをつなげたときのパフォーマンスも良いので、臨場感をより楽しみたい方はスピーカーを別で用意することも検討するとよいでしょう。

500mlペットボトル程度の大きさで持ち運びやすい Anker(アンカー) Nebula Capsule 3 Laser D2426N11

参考価格: ¥62,990(税込)

Nebula Capsule 3 Laser D2426N11

出典:Amazon

サイズ(直径×高さ) 8.3×16.7cm
重量 950g
スクリーンサイズ 40〜120インチ
解像度 フルHD(1920×1080)
明るさ 300ANSIルーメン
台形補正 ◯(自動)
動画再生時間 約2.5時間
OS Android TV 11.0
接続方式 USB Type-C、HDMI端子、Wi-Fi、Bluetooth

野村ケンジさんおすすめポイント

評判の良いAnkerのカプセル型のシリーズです。500mlのペットボトルと同じくらいの大きさで、カバンに入れて持ち運びしやすいのが特徴。ポータブル性が高く、レーザー光源で明るさもありフルHDにも対応しています。

上方向に調整できるモデルなら天井に投影して楽しむこともできる

オーディオビジュアル系ライター

野村ケンジさん

Amazonの口コミ・レビュー

コンパクトながらフルHDの解像度で、2.5時間は投写できるバッテリーを搭載しているのも、モバイル型として魅力的なポイントです。手を出しやすい価格で、モバイル型が欲しいけど画質も重視したいという方におすすめです。Googleアシスタントの音声で操作できるので便利です。

操作に手間や無駄がなくスマートに使いこなせるモデル MiraArc(ミラアーク) CINEMAGE Pro

参考価格: ¥75,400(税込)

CINEMAGE Pro

出典:Amazon

サイズ(奥行き×幅×高さ) 9×9×16.1cm
重量 826g
スクリーンサイズ 40〜300インチ
解像度 フルHD(1920×1080)
明るさ 200ANSIルーメン
台形補正 ◯(自動)
動画再生時間 約1.5時間
OS Android 7.1.2
接続方式 USB Type-A、HDMI端子、Wi-Fi、Bluetooth

野村ケンジさんおすすめポイント

国内ブランドのモバイル型のホームプロジェクターです。フルHDで映画やスポーツなら問題なく楽しめる解像度。明るさは200ANSIルーメンあり、暗い部屋で使用するなら十分なスペックを備えています。

上方向に調整できるモデルなら天井に投影して楽しむこともできる

オーディオビジュアル系ライター

野村ケンジさん

Amazonの口コミ・レビュー

明るさは200ANSIルーメンで真っ暗な場所なら十分楽しめるモデルです。2時間ほどはバッテリーがもつので、キャンプのときにアウトドアシアターとして使うのにも便利です。フルHDなので映像にも満足できます。設定や接続などにも手間がなく、台形補正も自動でしてくれ、操作性にも優れています

パワーアップしたカプセルタイプ Anker(アンカー) Nebula Capsule II

参考価格: ¥69,990(税込)

Nebula Capsule II

出典:Amazon

サイズ(直径×高さ) 8×15cm
重量 740g
スクリーンサイズ 40~100インチ
解像度 HD(1280×720)
明るさ 200ANSIルーメン
台形補正 ◯(自動)
動画再生時間 2.5時間
OS Android TV 9.0
接続方式 USB、HDMI端子、Wi-Fi、Bluetooth

野村ケンジさんおすすめポイント

こちらもAnkerのカプセルシリーズで、500mlのペットボトル程度の大きさで、持ち運びが便利です。さまざまなアプリが見られ、明るさや画質、自動台形補正など、基本的なスペックを備えているので、初心者にも向いています。

上方向に調整できるモデルなら天井に投影して楽しむこともできる

オーディオビジュアル系ライター

野村ケンジさん

Amazonの口コミ・レビュー

米国のクラウドファンディングで2億円近くを集めたプロジェクター。明るさが200ANSIルーメン、解像度が1280×720と、前モデルの「Nebula Capsule」から性能がアップしています。OSはAndroid TVを搭載しており、YouTube、Prime Video、U-NEXTなどのアプリに対応しています。

据え置き型ホームプロジェクターのおすすめ6選

据え置き型のおすすめホームプロジェクターを紹介します。コンパクトで置く場所に困らないものや、日中でもきれいな映像が見られる商品を選びました。

レーザー光源で明るく色の再現性が高い JMGO(ジェイエムゴー) JMGO N1

参考価格: ¥138,160(税込)

サイズ(奥行き×幅×高さ) ‎16.5×18.7×19.1cm
重量 2kg
スクリーンサイズ 100〜150インチ
解像度 フルHD(1920×1080)
明るさ 800CVIAルーメン
台形補正 ◯(自動)
動画再生時間 6時間
OS Android TV 11
接続方式 USB Type-A、HDMI端子、Wi-Fi、Bluetooth

野村ケンジさんおすすめポイント

軸を基点に本体が回転する仕組みで、自動で色や明るさを補正してくれるオート調整機能も備わっています。天井に映すときに画角やピントも合いやすくとてもきれいに映ります。操作が簡単で高画質の映像を楽しめるものを探している方におすすめ。レーザー光源で明るさもあるので、日中の部屋でも使用できます。万人受けするので、据え置き型で迷っていたらぜひ検討してみてください。

上方向に調整できるモデルなら天井に投影して楽しむこともできる

オーディオビジュアル系ライター

野村ケンジさん

Amazonの口コミ・レビュー

映画館にも導入されている最新技術「3色レーザー」を搭載している、据え置き型ながらコンパクトなプロジェクターです。色の再現性が良く、風景の映像などもきれいに映せます。800CVIAルーメンとカーテンを閉めた日中の部屋でも使える明るさがあります。日本最大級のオーディオビジュアルアワードVGP 2024にて「映像音響部会 金賞」「ライフスタイル分科会」を受賞。内蔵スピーカーの音質も良く、コスパの良い商品といえるでしょう。

USBとHDMI端子があるので、スマホやテレビチューナーなどもつなげる

USBとHDMI端子があるので、スマホやテレビチューナーなどもつなげる

据え置き型としてはコンパクトなサイズで、持ち運びもしやすい

据え置き型としてはコンパクトなサイズで、持ち運びもしやすい

持ち運びに便利な収納バッグも付属している

持ち運びに便利な収納バッグも付属している

本体の向きを上下に動かせるのが特徴。天井に映像を映すことも可能

本体の向きを上下に動かせるのが特徴。天井に映像を映すことも可能

そつなくなんでもこなす万能モデル Anker(アンカー) Nebula Cosmos D2140511

参考価格: ¥71,900(税込)

Nebula Cosmos D2140511

出典:Amazon

サイズ(奥行き×幅×高さ) 19.8×28.9×8.8cm
重量 2kg
スクリーンサイズ 120インチまで
解像度 フルHD(1920×1080)
明るさ 810ANSIルーメン
台形補正 ◯(自動)
動画再生時間 2.5時間
OS Android TV 9.0
接続方式 USB Type-A、HDMI端子

野村ケンジさんおすすめポイント

フルHDの解像度で、カジュアルに使いたい方におすすめ。基本性能はしっかりしていて、値段も手頃です。機械っぽくないユニークなデザインもウケがよいポイント。もっと映像がきれいなものを求めているのであれば上位モデルがあるので、そちらも検討してみるとよいでしょう。

上方向に調整できるモデルなら天井に投影して楽しむこともできる

オーディオビジュアル系ライター

野村ケンジさん

Amazonの口コミ・レビュー

フルHDというスペックでありながら、比較的手が出しやすい価格。120インチの大画面でもきれいな映像を見ることができます810ANSIルーメンで明るさも十分あり、内蔵スピーカーの音質も良く、設置のしやすさも特筆すべき点です。AmazonプライムやYouTubeにも対応しています。スマートフォンとつなげて映像や画像を映すことができます。

シンプルなデザインで短焦点投写ができる 日本エイサー(Acer Japan) H6518STi

参考価格: ¥81,757(税込)

H6518STi

出典:Amazon

サイズ(奥行き×幅×高さ) 25.5×31.3×10cm
重量 2.95kg
スクリーンサイズ 45〜303インチ
解像度 フルHD(1920×1080)
明るさ 3500ANSIルーメン
台形補正 ◯(自動)
動画再生時間
OS Google Chrome OS
接続方式 USB Type-A、HDMI端子

野村ケンジさんおすすめポイント

短焦点のプロジェクター。スクリーンから1.1mの距離で100インチまでフルHDの映像が見られます。10万円以下の商品としては優秀な商品といえるでしょう。ただ、ANSIルーメンが公開されていないので、明るさかがやや気になるところです。

上方向に調整できるモデルなら天井に投影して楽しむこともできる

オーディオビジュアル系ライター

野村ケンジさん

Amazonの口コミ・レビュー

8万円台とかなり手頃な価格で短焦点投写ができるので、一人暮らしの部屋などで使用するのに向いています。標準搭載のWi-Fiドングルとペアリングすれば、ワイヤレスでスマホやパソコンの映像や画像を投写できるのもおすすめのポイントです。

明るさ・画質ともに優秀 EPSON(エプソン) dreamio EF-12

参考価格: ¥107,255(税込)

dreamio EF-12

出典:Amazon

サイズ(奥行き×幅×高さ) 17.5×17.5×12.8cm
重量 2.1kg
スクリーンサイズ 30型~150型
解像度 フルHD(1920×1080)
明るさ 1000ルーメン
台形補正 ◯(自動)
動画再生時間
OS Android TV
接続方式 USB Type-A、HDMI端子、Wi-Fi、Bluetooth

野村ケンジさんおすすめポイント

EPSONはプロジェクターが得意な会社で、液晶の画質が安定しているのが特徴。1000ルーメンと明るさも十分にあり、日中のリビングで使用してもはっきりとした映像を映せます

上方向に調整できるモデルなら天井に投影して楽しむこともできる

オーディオビジュアル系ライター

野村ケンジさん

Amazonの口コミ・レビュー

ヤマハ製高性能スピーカーを搭載した、立体的な音質が特徴のプロジェクター。ライブ映像やミュージカルビデオなど、音も楽しみたいものを再生するのにも向いています。フルHDで1000ルーメンと画質や明るさも良く、昼間など明るい環境で使用することも可能です。

すべてにおいて優等生の初心者向けモデル LG ポータブル フルHDレーザープロジェクター PF510Q

参考価格: ¥80,000(税込)

ポータブル フルHDレーザープロジェクター PF510Q

出典:Amazon

サイズ(奥行き×幅×高さ) 14.8×14.8×7.1cm
重量 1kg
スクリーンサイズ 30〜120インチ
解像度 フルHD(1920×1080)
明るさ 450ANSIルーメン
台形補正 ◯(自動)
動画再生時間
OS webOS
接続方式 USB、HDMI端子、Wi-Fi、Bluetooth

野村ケンジさんおすすめポイント

サイズが小さくて持ち運ぶこともでき、誰でも使いやすい優等生モデルといえるでしょう。リビングなどの広い部屋で遠距離投写をするのには向かないのですが、そこまで真っ暗な環境でなくてもはっきりとした映像を見ることができます。

上方向に調整できるモデルなら天井に投影して楽しむこともできる

オーディオビジュアル系ライター

野村ケンジさん

Amazonの口コミ・レビュー

450ANSIルーメンフルHDというスペックで、120インチまでの投写が可能なモデルです。Netflix、Prime Video、YouTube、AppleTV、Disney+など、多数の動画コンテンツを見ることができるほか、USBをつないで動画や音声ファイルを再生することができます。

軽量コンパクトでモバイル用としても活躍 XGIMI Elfin

参考価格: ¥85,200(税込)

Elfin

出典:Amazon

サイズ(奥行は×幅×高さ) 19.4×19.2×4.8cm
重量 0.9kg
スクリーンサイズ 60~120インチ
解像度 フルHD(1920×1080)
明るさ 600ISOルーメン
台形補正 ◯(自動)
動画再生時間
OS Android TV 10.0
接続方式 USB Type-A、HDMI端子、オーディオ端子、Wi-Fi、Bluetooth

野村ケンジさんおすすめポイント

とてもコンパクトで軽いことと、内蔵スピーカーの音質が良いのがポイント。近距離での投写なら内蔵スピーカーで十分満足できます。スマートな製品で、ギリギリ昼間のリビングの明るさでもOK。

上方向に調整できるモデルなら天井に投影して楽しむこともできる

オーディオビジュアル系ライター

野村ケンジさん

Amazonの口コミ・レビュー

重量が0.9kgと据え置き型ながらコンパクトで軽量。屋外にもっていくときや部屋を変えるときにもパッと移動できて便利です。明るさは600ISOルーメンで、明るいところでもはっきりとした映像を見ることができます。自動でピントの調整や台形補正もしてくれ、場所を選ばず投写を楽しめます。

【番外編】シーリング型のホームプロジェクターおすすめ2選

番外編として、シーリング型のホームプロジェクターを紹介します。明るさが十分にあり、操作が簡単で使いやすい商品をピックアップしました。

900ANSIルーメンにパワーアップ Aladdin X(アラジン エックス) Aladdin X2 Plus PA2P22U02DJ

参考価格: ¥100,690(税込)

Aladdin X2 Plus PA2P22U02DJ

出典:Amazon

サイズ(奥行き×幅×高さ) 47.6×47.6×14.5cm
重量 4.9kg
スクリーンサイズ 最大120インチ
解像度 4K
明るさ 900ANSIルーメン
台形補正 ◯(自動)
動画再生時間
OS Android 9.0
接続方式 Wi-Fi、Bluetooth

野村ケンジさんおすすめポイント

フルHDで900ANSIルーメンと明るさもあり、かなりコストパフォーマンスのよい商品です。スイカゲームなど子ども向けのコンテンツがたくさん入っているので、アプリをダウンロードしなくても、ゲームなどで遊ぶことができます。

上方向に調整できるモデルなら天井に投影して楽しむこともできる

オーディオビジュアル系ライター

野村ケンジさん

Amazonの口コミ・レビュー

部屋の天井に引っ掛けシーリングがあれば、追加工事しなくても設置することができるシーリングタイプです。旧モデルから明るさが900ANSIルーメンにアップしています。短焦点レンズを搭載しているので、壁からの設置距離が短くても、鮮明な映像を映すことができます。さまざまな動画コンテンツを楽しめますし、サウンドは高品質サラウンドサウンドであるドルビーデジタルプラスに対応とあって、文句のない一品です。

内蔵スピーカーが優秀 Anker(アンカー) Nebula Nova

参考価格: ¥112,000(税込)

Nebula Nova

出典:Amazon

サイズ(奥行き×幅×高さ) 47.8×47.8×17cm
重量 4.7kg
スクリーンサイズ 最大120インチ
解像度 フルHD(1920×1080)
明るさ 800ANSIルーメン
台形補正 ◯(手動)
動画再生時間
OS Android TV 9.0
接続方式 USB Type-A、Wi-Fi、Bluetooth

野村ケンジさんおすすめポイント

明るさは800ANSIルーメンあり、少し暗くしておけばはっきりとした映像が見られます。価格は比較的安く設定されているので、コストを抑えたい方におすすめです。HDMI接続端子がないので、チューナーなどを有線でつなぐことはできません。

上方向に調整できるモデルなら天井に投影して楽しむこともできる

オーディオビジュアル系ライター

野村ケンジさん

Amazonの口コミ・レビュー

こちらも引っ掛けシーリングがあればあっという間におうちが映画館になる、シーリングタイプ。Dolbyオーディオに対応したスピーカーを搭載し、音質重視のライブ映像などを見るのにも向いています。フルHDの解像度があり、大画面でもきれいな映像が楽しめます。

プロジェクターを買う前に知っておきたいこと

プロジェクターと一緒にそろえておくと便利な周辺機器、スポーツ観戦やゲーム用におすすめなプロジェクターの特徴など、商品を買う前に知っておきたいポイントについて野村さんに解説していただきました。

プロジェクターと合わせて揃えたい周辺機器

ホームプロジェクターと合わせてそろえておくといいアイテムとして一番にあげられるのはスピーカーでしょう。最近ではヤマハやHarman Kardonなど有名なメーカーのスピーカーを搭載したモデルが出ていますが、より音質にこだわりたい人は外付けのスピーカーを別で用意した方がより臨場感のある音声で、映画やライブ映像などを楽しめます。ちなみに無線スピーカーの場合、遅延が0.2秒ほど生じることもあります。アクション映画鑑賞やゲームなどに使うのなら、遅延の少ない有線スピーカーをおすすめします。

スクリーンがあると、より鮮明な映像を楽しめる

スクリーンがあると、より鮮明な映像を楽しめる

また、壁に直接投影した場合は壁の形状や壁紙の影響を受けるので、色が変わってしまったり、画質が粗くなったりする場合があります。特に4Kのプロジェクターを購入した場合は、スクリーンを使用することをおすすめします。高画質のため、壁に投影してもきれいな映像を楽しむことができるのですが、スクリーンを使用することで4K本来の美しく鮮明な画質で映像を見ることができます

天吊り式や電動式といった本格的なスクリーンではなくても、アウトドアに持ち出せる自立型で質の良いスクリーンも安価(1万円程度)で販売されています。スクリーンを使用した方が画質は1ランクも2ランクもアップしますので、ぜひ検討してみてください。

スポーツ観戦やゲーム用として使いたい人はリフレッシュレートにも注目

サッカーやラグビーなど、動きの早いスポーツ観戦をするのであれば、細かい動きをぶれなくはっきりと表示してくれるリフレッシュレート(単位はHz、1秒間に何回画面を書き換えるか)に注目しましょう。リフレッシュレートは映像を表示する機器(プロジェクターやモニターなど)の性能を表しています。

ゲームも同様に、120Hzや240Hzといった高リフレッシュレートの方がより滑らかな映像になります。中には高リフレッシュレートを売りにして、ゲーミングプロジェクターとして販売されている商品もあります。1秒あたりのフレーム数を表すフレームレート(fps)という単位もありますが、こちらは映像を送り出す側(PCやゲーム機など)の性能を示しています。

1秒ごとの画像更新回数

またゲームでは、実際に手元で操作したものが映像として描画されるまでの遅延(ms、入力遅延)も重要です。この入力遅延(ms)の数値が高いと、FPSや音ゲーといったスピードやタイミングが重要なゲームではストレスがたまる原因となります。そのため、最低でも20ms以下のモデルが必要となります。

プロジェクターについてのよくある疑問 Q&A

プロジェクターについてのよくある疑問について、野村さんに回答していただきました。

Q. テレビと比較した場合のホームプロジェクターのメリットは?

A. テレビの最大のデメリットは設置したら簡単には「動かせない」こと。ホームプロジェクターは、モバイル型や据え置き型の小さなものであれば、どこでも好きな場所に持ち込んで映像を見ることができます

モバイル型のホームプロジェクターなら屋外でも大画面で映像が楽しめる

モバイル型のホームプロジェクターなら屋外でも大画面で映像が楽しめる

最近はプロジェクターでも4Kが見られるようになり、画質もテレビとさほど変わらなくなってきています。また、テレビは大きなものを買うと場所を取りますが、プロジェクターは省スペースで好きなときにスイッチを入れて、壁などに大画面で映すことができます。

Q. ビジネス用プロジェクターとの違いは?

A. ビジネス用のプロジェクターは明るさ重視です。夜間、あるいはカーテンを閉めて楽しむことが可能なホームプロジェクターと異なり、ビジネスプロジェクターは会議中の明るい環境でも映像を見られることが重要なため、ANSIルーメン数が高い製品が多いです。そして、最低限の解像度と音質で、OSなどの便利な機能をそぎ落とすことでコストダウンしているプロジェクターが多い傾向があります。

中にはメーカーの公式サイトでビジネスプロジェクターと記載していても、十分に家で映画鑑賞などに使用できる商品もありますが、本格的な映像や音質を楽しみたいのであれば家庭用のホームプロジェクターをおすすめします。

ビジネス用は明るさの性能が高いものが多い

ビジネス用は明るさの性能が高いものが多い

Q. コントラスト比で映像はどう変わる?

A.コントラスト比」は、もっとも明るい場所と、もっとも暗い場所の明るさの比率のことです。比率なので、「2000:1」のように表現されます。この場合、明るい部分が暗い部分の2000倍の明るさで表現されることを意味します。

この比率が大きくなるほど、映像の明るい部分が明るく、暗い部分もしっかりと暗く表現されるので、映像全体がはっきりと表現されます。一方で、コントラスト比が低いと、全体的に暗かったり、あるいは暗い部分が白っぽく表現されてしまいます。

左の写真がコントラスト比が低く、右の写真が高い

左の写真がコントラスト比が低く、右の写真が高い

Q. ホームプロジェクターの注目メーカーは?

A. ホームプロジェクターはさまざまなメーカーで製造されていますが、特に注目なのが以下のメーカーです。特徴をまとめたのでチェックしてみてください。

メーカー名 特徴
BenQ もともとはモニターをつくっているメーカーで、ディスプレイの技術がしっかりしている。特にゲーム専用のゲーミングタイプのプロジェクターはクオリティーが高く、遅延のなさが評判を呼んでいる。
XGIMI 独特の革新的なラインアップが特徴。解像度に優れた商品が多く、きめ細かな映像を楽しめる。音質の良さも売りで、映画やライブ映像を見たい人におすすめ。
JVC/ソニー 比較的価格帯が高く、20万円を超えるものもある。高級感があるラインアップがそろう。
BenQ製品はデザイン力に優れているのもおすすめポイント

BenQ製品はデザイン力に優れているのもおすすめポイント

ホームプロジェクターのAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの人気ランキングをチェック

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでは、プロジェクターの売れ筋ランキングを見ることができます。どれを買おうか迷ったときは、参考にしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

  • 屋外と室内どちらも使いたい人は、軽量で持ち運びが楽な「モバイル型」が便利
  • 映画やドラマを高画質で見たい人や、日中のリビングのような明るい場所で見たい人は「据え置き型」に注目
  • 画質にこだわりたいなら、解像度がフルHDまたは4Kのものがおすすめ
  • 1000ANSIルーメン以上なら明るい部屋でも見られる
  • テレビを見たい人はHDMI端子の有無、VODを利用したい人は対応アプリをチェック
  • スポーツ観戦やゲームで使うならリフレッシュレートもチェックする

ホームプロジェクターがあれば、自宅でもまるで映画館のような臨場感のある映像が大画面で楽しめます。また、モバイル型であれば、キャンプなどのアウトドアでも活躍してくれます。この記事を参考に、自分に合ったプロジェクターを見つけてみてください。

SHARE

このページをシェアする

Copied

LINE公式アカウント

LATEST

このカテゴリーの最新記事