家庭用の冷凍庫おすすめ11選!霜取り不要の人気モデルから2台目に最適な小型・省エネタイプまで紹介

家庭用の冷凍庫おすすめ11選!霜取り不要の人気モデルから2台目に最適な小型・省エネタイプまで紹介

「冷凍庫に冷凍食材が入りきらないから、セカンド冷凍庫が欲しい」
「冷凍庫を購入するなら、どのくらいの容量が適量? 電気代は高くないの?」

冷凍食品の保存に便利な冷凍庫。しかし容量はもちろん、省エネ機能の有無や冷却方式にも違いがあり、どれを選べばよいか迷ってしまいますよね。

そこで今回は、家電プロレビュアーの石井和美さんに、冷凍庫の使い方や選び方、電気代の目安などについて伺いました。

<冷凍庫選びのポイント>

  • 冷凍庫は霜取りが不要なファン式が主流
  • 電気代を抑えるには、省エネ基準達成率が100%以上のモデルが良い
  • 小分けした食品をメインに保存したい人は、前開き式の冷凍庫が使いやすい
  • サブ用で日常使いするなら100L前後大型食品を入れるなら150L以上が目安

さらに、インタビューでお聞きした内容をもとにyour SELECT.編集部が選んだおすすめの冷凍庫11機種もご紹介します。

おすすめの冷凍庫11選
メーカー
商品名
SHARP アイリスオーヤマ AQUA 三菱電機 ALLEGiA 三ツ星貿易 日立 AQUA MAXZEN Hisense Haier
FJ-HS9G IUSN-8A AQF-GD10M MF-U12G AR-BD120 MA-6120FF R-K11R AQF-GF20CJ JF160ML01 HF-A16S JF-NUF168A
SHARP|FJ-HS9G アイリスオーヤマ|IUSN-8A AQUA|AQF-GD10M 三菱電機|MF-U12G ALLEGiA|AR-BD120 三ツ星貿易|MA-6120FF 日立|R-K11R AQUA|AQF-GF20CJ MAXZEN|JF160ML01 Hisense|HF-A16S Haier|JF-NUF168A
分類 100L未満 100〜150L 150L以上
参考価格 4万1779円 4万6000円 5万2060円 3万9800円 3万9500円 3万7590円 6万2780円 11万7950円 4万6180円 4万6840円 5万7780円
定格内容積 86L 80L 100L(上段48L、下段52L) 121L 107L 114L 113L 195L 166L 168L 168L
サイズ(幅×奥行×高さ) 550×575×865mm 356×555×996mm 557×651×882mm 480×586×1126mm 474×541×1250mm 475×543×1250mm 460×585×1110mm 940×630×895mm 540×590×1443mm 521×626×1346mm 497×590×1535mm
ドアの開閉方式 前開き 前開き 前開き 前開き 前開き 前開き 前開き 上開き 前開き 前開き 前開き
冷却方式 直冷式 ファン式 ファン式 ファン式 ファン式 ファン式 ファン式 ファン式 ファン式 ファン式 ファン式
省エネ基準達成率 104% 105% 124% 102% 125% 114% 100% 190% 150% 190% 116%
購入サイト Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo!

※価格はすべて税込です

家電プロレビュアー
石井和美さん
石井和美
白物家電や日用品を中心とした製品レビューを得意とする家電プロレビュアー。忖度(そんたく)のない率直なレビューが人気で、Webや雑誌、ラジオ、テレビなどで幅広く活動。2018年、茨城県守谷市に家電をレビューするための一軒家「家電ラボ」を開設。冷蔵庫や洗濯機など大型家電のテストも行っている。

本記事は、提携する企業のプロモーション情報が含まれます。掲載するサービス及び掲載位置に広告収益が影響を与える可能性はありますが、サービスの評価や内容などはyour SELECT.が独自に記載しています。(詳しくはAbout Usへ)

目次

冷凍庫の基礎知識

はじめに、サブ用の冷凍庫をもつメリットやデメリット、ドアの開閉方式の違い、電気代のことなど、冷凍庫の基礎知識について解説していきます。

冷凍庫内の食品画像

冷凍庫は一つあると、食品の買いだめやおかずの作り置きなどができて便利です

サブ用の冷凍庫をもつメリット・デメリット

サブ用の冷凍庫をもつことのもっとも大きなメリットは、なんといっても食品などを冷凍保存するスペースが大きく増えることです。買いだめをして買い物に行く頻度を減らしたり、冷蔵庫に入りきらないおかずの作り置きができたりします。また、ふるさと納税の返礼品やお取り寄せ食品などを保存するスペースを確保することができます。

一方デメリットは、設置スペースの確保が必要なことや、電気代がかかってしまうこと。本体は小型なサイズが多いですが、冷蔵庫と同などの電気代がかかるケースもあるため注意が必要です。

冷却方式の種類

冷凍庫の冷却方式は、「直冷式」「ファン式(間冷式)」の2種類に分けられます。
直冷式は庫内に設置されている冷却器で内部を冷やす方式。ファン式は、庫外に冷却器が設置されており、ファンで冷気をまんべんなく循環させるため、食品が均一に冷やせます。
それぞれのメリット・デメリットは以下のとおりです。

冷却方式 直冷式 ファン式
メリット ・庫内を直接冷やす方式のため冷却能力が高い
・冷却効率がよく電気代が安い傾向にある
・本体価格が安い傾向にある
・霜が付きづらい設計なので霜取りの作業が不要
・ムラなく全体に冷気が行き届く
デメリット ・構造上、庫内の水分が凍ることで霜が付きやすいため定期的な霜取りが必要
・製品のバリエーションが少ない
本体サイズが大きい傾向にある
・省エネ性能が低いものは直冷式より電気代がかかる

ドアの開閉方式

ドアの開閉方式には、おもに「上開き(チェスト型)」「前開き」の2タイプがあります。

上開きタイプ、前開きタイプそれぞれの一例

上開きタイプ、前開きタイプそれぞれの一例。スペースなど、使い勝手は大きく変わります

上開き式は、上部にドアを設計したタイプ。冷気は空間の下に滞留するため、上部のドアを開けても冷気の漏れが少なく、節電効果が期待できます。ただし、食品を積み上げて収納するタイプのものは、奥の方に入れたものを取り出しにくいと感じるかもしれません。

一方、前開き式はドアを開けると庫内全体を見渡せるのが利点です。引き出し式の収納ケースを何段かに分けて設計しているモデルがほとんどで、必要な部分のみの出し入れが可能になっています。

上開き式に比べると冷気が漏れやすい傾向にあるものの、収納ケースを引き出しにすることで、冷気の漏れを抑えた商品もあります。ただし、丸鶏やサケ丸ごと一匹のような大きな食品は、上開きの方が保存しやすい場合もあります。

家庭用で人気を集めているのは、縦長の前開きタイプで、中身の整理整頓がしやすく冷気が逃げにくい構造の引き出し式です。

冷凍庫の電気代

先述したように、サブの冷凍庫を購入すると追加で電気代がかかります。
おおよその年間電気代は、年間消費電力(kWh)×1kWhあたりの電気料金単価(円/kWh)という計算方式で算出できます。

例えば、年間消費電力が300kWh、1kWあたりの電気料金単価が27円の場合、年間の電気代は約8100円、一ヶ月あたりの電気代は約675円になります。
年間消費電力の一例を、以下にまとめました。

電気代の目安(電気料金単価1kWあたり27円の場合)
年間消費電力 一ヶ月あたりの電気代 年間の電気代(2022年9月試算)
300kWh 約675円 約8100円
350kWh 約788円 約9450円
400kWh 約900円 約1万800円
450kWh 約1013円 約1万2150円

ただし上記はあくまで目安で、本体のサイズや性能、使い方によっても電気代は変動します。
1kWhあたりの電気料金単価は電力会社や料金プランごとに異なるため、自宅に届く検針票や、電力会社のWebサイトなどで確認してください。
また、省エネ法(エネルギーの使用の合理化等に関する法律)に基づいて設定されている「省エネ基準達成率」が100%以上のモデルを選ぶのもよいでしょう。

家電プロレビュアーが教える! 冷凍庫の選び方

ここからは、冷凍庫の選び方のポイントを石井さんに教えていただきました。

<冷凍庫の選び方のポイント>

  • 保存する食品で選ぶ
  • 容量で選ぶ
  • 冷却方式で選ぶ

保存する食品で選ぶ

まずは、保存したい食品で選ぶ際のポイントを解説していきます。扉の開閉方式によって、保存に適した食品や使いやすさが異なります。

大きな冷凍食品を保存したい人|上開きの冷凍庫がおすすめ

上開きの冷凍庫

大量購入した食品や大きなものを冷凍保存するなら、上開きが便利

上開きの冷凍庫は、食品を小分けする必要なくそのまま保存できるため、コストコなどで調達した大きめのピザやパン、ブロック肉のほか、釣った魚などを丸々一匹入れて保存したい場合などにおすすめです。扉の開閉時の冷気の漏れも少ないので、食材の鮮度もより長期間保つことができます。

ただし、家庭用の冷凍庫は前開きの商品が主流で、上開きのものは大容量のモデルになりがちです。上開きを選ぶ際は、必要な容量だけでなく設置スペースもしっかりと検討してください。

引き出し式

引き出し式ならば、奥に入れた食品が取り出しやすく、管理も楽になります

前開きの冷凍庫は、お弁当や料理に使う一般的な大きさの冷凍食品や、作り置きのおかず、アイスクリームなどの保存に向いています。特に引き出し式は整理がしやすく、収納場所も特定しやすいため、すばやい出し入れが可能です。
耐熱天板のものを選べば、上に電子レンジなどを置くことができるのも、メリットのひとつ。

前開き式

前開き式の冷凍庫は、縦長でスリムな設計のモデルが多いのも魅力です

なお、上開き式・前開きともに「温度調節機能」付きのモデルもあります。温度調整機能付きであれば冷却運転の強さを調整でき、例えば、夏季や食品が多いときは-22〜-24℃に、冬季や冷凍食品が少ないときは-16〜-18℃に設定するなど、食品の量や周囲の温度に応じて設定を変えられます。

温度設定の目安

中には、-24〜5℃と幅広い温度設定ができるものもあり、冷蔵に適した温度に切り替えられるため、冷蔵庫としても使用できます。冷凍食品を一時的に保存できないというデメリットはあるものの、必要に応じて使い分けられる点は便利です。

容量で選ぶ

100L前後のモデルが売れ筋

「ほどよい容量で場所も取らない100L前後のモデルが売れ筋です」と石井さん

冷凍庫を選ぶ際に、特に検討が必要になるのが容量です。
100L程度の冷凍庫は、ふだん使用している冷蔵庫のサブ用として使うにはちょうどよいサイズ。買いだめしたい年末年始やふるさと納税の返礼品など、一時的に食品を保存したい場合にも重宝します。ただし、コストコのピザなどの大型食品は小分けして入れる必要があります。100L以上になると、かさばりやすい食パンや麺類、アイスクリーム、お弁当に使う冷凍食品など、入れられる食品の量や種類の幅も、大きく広がります。

150L以上の冷凍庫は、コストコで調達した大型食品も余裕で入る大きさ。サケなどの大きな魚を丸々一匹入れることも可能ですが、その場合は縦よりも横に広い上開き式がおすすめです。ただし、本体サイズが大きいので場所を取ります。

冷却方式で選ぶ

先に「直冷式」「ファン式(間冷式)」のメリット・デメリットをお伝えしましたが、最近は自動の霜取り機能が付いたファン式の冷凍庫が主流になっています。

直冷式は霜が付きやすく、霜が巨大化することで冷却効率が悪くなったり、定期的に霜取りの作業が必要になったりと、デメリットが多いのも事実。

霜がついている冷凍庫内

小型のものは直冷式の可能性があります。必ず冷却方式もチェックしましょう

冷却効率のよい直冷式は電気代が安い傾向にあるものの、容量や収納する量、使い方によって消費電力は大きく左右されます。最近は省エネ性能に優れたファン式のモデルもあるので、霜取りが不要のファン式をおすすめします。

【容量別】冷凍庫のおすすめ11選!ファン式を中心に紹介

ここからは石井さんの話を参考にして、Your SELECT.編集部が厳選したおすすめ冷凍庫を11機種ご紹介します。霜取り作業が必要ないファン式のモデルを中心にピックアップしました。

気になる内容をクリック

おすすめの冷凍庫11選
メーカー
商品名
SHARP アイリスオーヤマ AQUA 三菱電機 ALLEGiA 三ツ星貿易 日立 AQUA MAXZEN Hisense Haier
FJ-HS9G IUSN-8A AQF-GD10M MF-U12G AR-BD120 MA-6120FF R-K11R AQF-GF20CJ JF160ML01 HF-A16S JF-NUF168A
SHARP|FJ-HS9G アイリスオーヤマ|IUSN-8A AQUA|AQF-GD10M 三菱電機|MF-U12G ALLEGiA|AR-BD120 三ツ星貿易|MA-6120FF 日立|R-K11R AQUA|AQF-GF20CJ MAXZEN|JF160ML01 Hisense|HF-A16S Haier|JF-NUF168A
分類 100L未満 100〜150L 150L以上
参考価格 4万1779円 4万6000円 5万2060円 3万9800円 3万9500円 3万7590円 6万2780円 11万7950円 4万6180円 4万6840円 5万7780円
定格内容積 86L 80L 100L(上段48L、下段52L) 121L 107L 114L 113L 195L 166L 168L 168L
サイズ(幅×奥行×高さ) 550×575×865mm 356×555×996mm 557×651×882mm 480×586×1126mm 474×541×1250mm 475×543×1250mm 460×585×1110mm 940×630×895mm 540×590×1443mm 521×626×1346mm 497×590×1535mm
ドアの開閉方式 前開き 前開き 前開き 前開き 前開き 前開き 前開き 上開き 前開き 前開き 前開き
冷却方式 直冷式 ファン式 ファン式 ファン式 ファン式 ファン式 ファン式 ファン式 ファン式 ファン式 ファン式
省エネ基準達成率 104% 105% 124% 102% 125% 114% 100% 190% 150% 190% 116%
購入サイト Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo!

※価格はすべて税込です

【100L未満】家庭用のおすすめ小型冷凍庫2選

まずは100L未満の小型冷凍庫をご紹介します。コンパクトなサイズを求める人におすすめです。100L未満の小型モデルにはファン式よりも直冷式のモデルが多いので、購入前にしっかりと確認するようにしましょう。

4段で中身が見やすい!直冷式の小型サイズ SHARP|FJ-HS9G

SHARP|FJ-HS9G

出典:Amazon

おすすめポイント

    • 収納スペースが4段のケース式で中身が見えすい
    • 食材に直接冷気が当たらないよう自然対流させている
定格内容積 86L
サイズ(幅×奥行×高さ) 550×575×865mm
本体重量 32kg
ドアの開閉方式 前開き
冷却方式 直冷式
年間消費電力(50Hz/60Hz) 170kWh
省エネ基準達成率 104%

SHARPのFJ-HS9Gは、収納スペースを4段のケース式にした冷凍庫。ケース式なので冷気が逃げるのを防ぎつつ、中身が見やすく簡単に出し入れできます。

小型の冷凍庫は直冷式が多く、こちらも定期的な霜取りが必要になりますが、庫内で冷気を対流させることで食材に直接冷気を当てず包み込むように冷やすため、急激な温度変化を軽減しつつ保存することが可能です。

幅が約35.6cmとスリムなのに高性能 アイリスオーヤマ|IUSN-8A

アイリスオーヤマ|IUSN-8A

出典:Amazon

おすすめポイント

    • 5段に分かれた収納スペースで中身が見やすい
    • 5段階の温度調節のほか、急冷運転モードも搭載
定格内容積 80L
サイズ(幅×奥行×高さ) 356×555×996mm
本体重量 29kg
ドアの開閉方式 前開き
冷却方式 ファン式
年間消費電力(50Hz/60Hz) 282kWh
省エネ基準達成率 105%

高性能な断熱材を使用し、80Lという容量をキープしながらスリムなサイズを実現したアイリスオーヤマの冷凍庫。5段に分かれた収納スペースのうち、4段は引き出し型で奥の食品も楽に取り出せます

運転音が静かな静音設計5段階の温度調節機能急冷運転モードも搭載した、小型なのに多機能なモデルです。

【100〜150L未満】家庭用のおすすめ冷凍庫5選

続いて、100〜150Lクラスの冷凍庫をご紹介します。大きさだけでなく機能面も充実し、どれも使いやすいモデルです。

冷蔵庫としても使える2ドアタイプ AQUA|AQF-GD10M

AQUA|AQF-GD10M

出典:楽天市場

おすすめポイント

    • 冷凍・チルド・冷蔵の3段階に温度設定が可能
    • 省エネ基準達成率124%で経済的
定格内容積 100L(上段48L、下段52L)
サイズ(幅×奥行×高さ) 557×651×882mm
本体重量 45kg
ドアの開閉方式 前開き
冷却方式 ファン式
年間消費電力(50Hz/60Hz) 283kWh
省エネ基準達成率 124%

AQUAの冷蔵庫は2ドアタイプで、それぞれ2段式の収納スペースに分かれているので取り出しやすく、整理整頓もしやすい設計です。

冷凍・チルド・冷蔵の温度帯への切り替えも可能で、チルドモードは刺身や肉、チーズ、ヨーグルトなどの保存に好適。高さのある食品は、下段にすっきり収納できます。省エネ基準達成率は124%で、経済的に使用できるのも魅力です。

運転音を気にする向け!約23dBの静音設計 三菱電機|MF-U12G

三菱電機|MF-U12G

出典:Amazon

おすすめポイント

    • 4段の引き出しケースのほかドアポケット付き
    • 約23dBの静音設計
定格内容積 121L
サイズ(幅×奥行×高さ) 480×586×1126mm
本体重量 31kg
ドアの開閉方式 前開き
冷却方式 ファン式
年間消費電力(50Hz/60Hz) 400kWh
省エネ基準達成率 102%

121Lと大容量なのにコンパクトなサイズが魅力の三菱の冷凍庫。1ドアタイプの前開き式で、4段構造の引き出し式ケースに冷凍食品をたっぷり収納できます。また扉のポケットは、アイスクリームなど小物類の保存に便利です。

急速冷凍モードや、運転音が静かで響きにくい静音設計も魅力。口コミでは、優れた静音性が高い評価を得ていました。

製氷機能つき!内部のつまみで温度調整も可能 ALLEGiA|AR-BD120

ALLEGiA|AR-BD120

出典:Amazon

おすすめポイント

    • 製氷用トレーと氷保存用のアイスBOX付き
    • 耐熱天板で本体上に電子レンジなど設置可能
定格内容積 107L
サイズ(幅×奥行×高さ) 474×541×1250mm
本体重量 37kg
ドアの開閉方式 前開き
冷却方式 ファン式
年間消費電力(50Hz/60Hz) 325kWh
省エネ基準達成率 125%

シンプルなデザインと必要な機能にこだわるメーカー「ALLEGiA(アレジア)」の冷凍庫。4段に分かれた引き出し式のクリアケースに冷凍食品を収納できます。温度調整をする際はダイヤル式のつまみで、冷却運転の強さを変えます。

製氷用のトレーとアイスBOX付き。耐熱天板を採用しているので、上に電子レンジも置けます。

7段階まで冷却運転の強さを調整できる 三ツ星貿易|MA-6120FF

三ツ星貿易|MA-6120FF

出典:Amazon

おすすめポイント

    • 引き出しのトレーを外して丸洗い可能
    • 冷却の強さを7段階で調節可能
定格内容積 114L
サイズ(幅×奥行×高さ) 475×543×1250mm
本体重量 37kg
ドアの開閉方式 前開き
冷却方式 ファン式
年間消費電力(50Hz/60Hz) 323kWh
省エネ基準達成率 114%

三ツ星貿易の冷凍庫は、冷却運転の強さを7段階で細かく調節できるのが魅力。食品の量や周囲の温度に応じて効率よく使えるため、節電にもつながります。

収納スペースは、大容量の5段タイプ。4段の引き出し式ケースは、奥の物も出し入れしやすいです。また、電子レンジを上に置いてキッチンを有効活用できます。

冷凍・冷蔵・常温の温度に切り替えられる 日立|R-K11R

日立|R-K11R

出典:楽天市場

おすすめポイント

    • 冷凍・冷蔵・常温の3段階に温度調節が可能
    • 冷蔵モードでは独自技術で食材の鮮度をキープ
定格内容積 113L
サイズ(幅×奥行×高さ) 460×585×1110mm
本体重量 30kg
ドアの開閉方式 前開き
冷却方式 ファン式
年間消費電力(50Hz/60Hz) 388kWh
省エネ基準達成率 100%

日立の冷凍庫は、冷凍・冷蔵・常温の3段階で温度を切り替えられる「ぴったりセレクト」の機能が便利。メインの冷蔵庫がいっぱいのときは、ペットボトルや作り置きのおかず、ケーキなどの保存も可能です。

冷蔵モードでは日立独自の「まるごとチルド」の機能が働き、食材の鮮度を保ってくれます。さらに常温保存品もストックできるので、用途に合わせて使えます。

【150L以上】業務用のおすすめ大型冷凍庫4選

最後に、150L以上の大型冷凍庫をピックアップ。最近は、冷蔵庫の購入費用を抑えるために大きめの冷凍庫を購入し、使い分けている人が増えています。容量が大きいため大型の食品もたっぷり入り、省エネ性能にも優れています。

省エネ達成率190%で経済的な上開きタイプ AQUA|AQF-GF20CJ

AQUA|AQF-GF20CJ

出典:Amazon

おすすめポイント

    • 上開きだがバスケットと仕切り付属で中身を整理しやすい
    • 省エネ達成率190%で経済的に使用可能
定格内容積 195L
サイズ(幅×奥行×高さ) 940×630×895mm
本体重量 54kg
ドアの開閉方式 上開き
冷却方式 ファン式
年間消費電力(50Hz/60Hz) 320kWh
省エネ基準達成率 190%

AQUAの冷凍庫は、タッチパネルで冷凍と冷蔵の切り替えが可能。冷蔵室として使えば、野菜やペットボトルなどもたっぷり保存できます。

上開きタイプのファン式で、バスケットや仕切りが付いているので、整理や出し入れがしやすいです。

機能としては、食材のうま味や水分を閉じ込める「クイック冷凍」を搭載。省エネ達成率が190%という点も優秀です。

5段階の温度調整!急凍モードで急速冷凍が可能 MAXZEN|JF160ML01

MAXZEN|JF160ML01

出典:Amazon

おすすめポイント

    • 扉の閉め忘れを知らせてくれるアラーム機能
    • 急凍モードで急速冷凍が可能
定格内容積 166L
サイズ(幅×奥行×高さ) 540×590×1443mm
本体重量 45kg
ドアの開閉方式 前開き
冷却方式 ファン式
年間消費電力(50Hz/60Hz) 350kWh
省エネ基準達成率 150%

MAXZEN(マスクゼン)の冷凍庫は、5段階の温度調整や急凍モード、扉の閉め忘れを知らせるアラーム機能を搭載しています。使い勝手にもこだわり、収納は5段のうち1・2段目は開閉が楽なフラップ扉を、下段はバスケット型の引き出し式ケースを採用。

高性能なコンプレッサー搭載で、静音性と省エネ性能に優れたモデルです。

ステンレスプレートで食材を効率よく冷却 Hisense|HF-A16S

Hisense|HF-A16S

出典:Amazon

おすすめポイント

    • ドアに設置されたタッチパネルで操作が可能
    • 冷凍から冷蔵まで、6段階の切り替えが可能
定格内容積 168L
サイズ(幅×奥行×高さ) 521×626×1346mm
本体重量 46kg
ドアの開閉方式 前開き
冷却方式 ファン式
年間消費電力(50Hz/60Hz) 511kWh
省エネ基準達成率 190%

スタイリッシュなデザインが人気のHisence(ハイセンス)の冷凍庫。最大の特長は、ステンレスプレート付きのスライド棚で食材をすばやく冷却できる点です。

ドア面の操作パネルで、約-30℃から冷蔵庫としても使える約4℃まで6段階の切り替えが可能。リビングなどに置いても運転音が気になりにくい静音設計も魅力です。

機能としては、食材のうま味や水分を閉じ込める「クイック冷凍」を搭載。省エネ達成率が190%という点も優秀です。

独立構造だから、冷凍と冷蔵が同時に使える Haier|JF-NUF168A

Haier|JF-NUF168A

出典:楽天市場

おすすめポイント

    • 2室独立構造で異なる温度で使用可能
    • 7段の収納スペースで細かい仕分けが可能
定格内容積 168L
サイズ(幅×奥行×高さ) 497×590×1535mm
本体重量 49kg
ドアの開閉方式 前開き
冷却方式 ファン式
年間消費電力(50Hz/60Hz) 460kWh
省エネ基準達成率 116%

Haier(ハイアール)の冷凍庫は、冷凍と解凍を同時に稼働できるのが最大の特長。例えば、上室は-8℃の設定にして肉や魚がサクッと切れるようにしたり、4℃の設定で上下室ともに冷蔵庫として利用したりと、食材や用途に合わせて利用できます。また、食材の味や風味を損なわずに冷凍できる急冷凍モードも便利。収納スペースは7段式で、細かい仕分けが可能です。

冷凍庫に関するQ&A

最後に、冷凍庫にまつわる疑問について、石井さんに教えていただきました。

Q. 肉や野菜の冷凍焼けを防ぐにはどうすればいい?

A. 冷凍焼けを防ぐコツは、食材のうま味成分や水分を閉じ込めて冷凍することです。機種は限られますが、食材を急速冷凍するような機能が付いたモデルを選ぶとよいでしょう。機能が付いていない場合は少し面倒ですが、冷蔵庫の急速冷凍機能を介して保存するという方法もあります。

冷凍焼けを防ぐ方法について解説する石井さん

「しっかりと密閉しないと、においが他の食材に移ってしまうこともあります」と石井さん

Q. 冷凍庫内のにおい対策はどうしたらいい?

A. 食材を密閉して保存するのがにおいを出さないコツです。肉や魚、食パンも一つずつラップに包み、保存袋へ入れて空気を抜きながら密閉しましょう。そうすることで、においも冷凍焼けも防ぐことができます

Q. 冷凍庫をベランダや庭などに置いても大丈夫?

A. 電気製品を風雨にさらされる屋外に置くのは危険です。水と電気の相性は非常に悪いため、コンセントが水に濡れることで漏電を起こす可能性があります。屋外用として販売されているもの以外は、必ず室内で使うようにしましょう。

Q. 霜取りはどのくらいの頻度でやればいい?

A. 冷凍庫の霜は、気になってきたらすぐに取り除くようにしましょう。放置すると霜はさらに大きくなり、冷却効率が落ちるだけでなく、庫内に食品を入れづらくなります。霜取りの手間を省きたい人は、冷却方式がファン式の機種を選ぶとよいでしょう。

Q. 冷凍庫の駆動音はどのくらい?

A. 冷凍庫は、一般的な冷蔵庫と比べると音が大きい傾向にあります。そのため、家族で会話をすることの多いリビングやテレビの近くには置かない方がよいでしょう。気になる人は、運転音を抑えた静音設計のモデルを選ぶのがおすすめです。

石井さん

「サイズや機能から考えても、通常使用ならば家庭用で問題ありません」と石井さん

Q. 家庭で業務用の冷凍庫は使える?

A. 使えますが、業務用はサイズが大きく本体の価格や電気代も高くなりがちです。業務用は家庭用の冷凍庫より低温の設定が可能なケースが多いため、食品の劣化防止と、長期保存が可能です。ただし、サブ用として使う場合は家庭用でも十分だと思います。

まとめ

  • 冷凍庫は、霜取り作業が不要のファン式がおすすめ
  • 扉はドアを上部に設置した「上開き式」と庫内全体が見渡せる「前開き式」がある
  • 大型食品を保存するなら上開き式、小分けした食品なら前開き式の冷凍庫がおすすめ
  • 冷凍庫を屋外に置くのは控えること

今回は家電プロレビュアーの石井和美さんにお話を伺い、サブ用の冷凍庫の特徴や選び方について解説しました。

冷凍庫はまず目的を明確にしたうえで、保存したい食品や扉の開閉方式、容量などを検討しましょう。電気代は冷蔵庫と同などの負担がかかる可能性があるため、省エネ性能はもちろん、温度調整機能を使って節電を心がけるのも大事なポイントです。ぜひ本記事を参考にして、ご家庭に最適な冷凍庫を見つけてくださいね。

このページをシェアする

このカテゴリーの最新記事
このカテゴリーの最新記事
TOP