【2024年】インスタントコーヒーのおすすめ13選!おいしいコーヒーの選び方や入れ方をバリスタが解説

【2023年】インスタントコーヒーのおすすめ13選!バリスタがおいしいコーヒーの選び方、入れ方を解説

「インスタントコーヒー」は“即席”という意味のインスタントと、コーヒーが合わさった言葉で、お湯や水・ミルクなどに溶かすだけで飲める顆粒(かりゅう)もしくは粉末状のブラックコーヒーのことです。

気軽かつスピーディーに入れることができるインスタントコーヒーは、忙しくてもコーヒーを飲みたいときの強い味方です。

今回は、おいしさも妥協しないインスタントコーヒーの選び方バリスタの伊藤暢洋さんに聞きました。

バリスタが教える!インスタントコーヒーを選ぶときのポイント

  • 1日3杯以上飲む方はコスパがいい瓶詰タイプ、サッと飲みたい方はスティックタイプを選ぶ
  • 苦味が苦手なら浅煎り、バランス重視なら中煎り、重厚感のある味が好みなら深煎り
  • ブラックで飲むならアフリカ産、ミルクと合わせるなら中南米産、コスパ重視ならアジア圏産の豆がおすすめ

your SELECT.編集部が厳選した、味の好み別・おすすめのインスタントコーヒー13選も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

おすすめインスタントコーヒー13選
メーカー
商品名
澤井珈琲
コーヒー専門店の特選インスタントコーヒー ロイヤルクラシック
ハマヤ
ブルーマウンテンブレンドNo.1
味の素AGF
スペシャル・ブレンド
キーコーヒー
インスタントコーヒ スペシャルブレンド
UCC上島珈琲
職人の珈琲 ほろ苦い味わい
ネスカフェ
エクセラ ブラックロースト
ドトールコーヒー
深みとコクのおいしい一杯
ダーボン
オーガニックマウンテン 有機インスタントコーヒー
マウントハーゲン
オーガニックフェアトレード カフェインレスインスタントコーヒー
クライス
カフェインレスコーヒー
24 Organic Days
インスタントコーヒー オーガニックフェアトレード カフェインレス
AGF
ちょっと贅沢な珈琲店 ブラックインボックス 産地アソート
AGF
ブレンディ スティック
澤井珈琲 ロイヤルクラシック ハマヤ ブルーマウンテンブレンドNo.1 味の素AGF ちょっと贅沢な珈琲店 スペシャル・ブレンド キーコーヒー インスタントコーヒー スペシャルブレンド UCC上島珈琲 職人の珈琲 ほろ苦い味わい ネスカフェ エクセラ ブラックロースト ドトールコーヒー 深みとコクのおいしい一杯 ダーボン オーガニックマウンテン 有機インスタントコーヒー マウントハーゲン オーガニック フェアトレード カフェインレスインスタントコーヒー クライス カフェインレスコーヒー 24 Organic Days インスタント コーヒー オーガニック フェアトレード カフェインレス AGF ちょっと贅沢な珈琲店 ブラックインボックス 産地アソート AGF ブレンディ スティック
こんな人におすすめ マイルドなコーヒーをブラックで楽しみたい いつもの1杯で贅沢気分を味わいたい コーヒーを普段飲まない 毎日飲みたいコスパ重視の人 ミルクを入れて飲みたい 苦みとコクをしっかり味わいたい 苦みが好きな人 インスタントコーヒーが苦手な人 寝る前に1杯飲みたい いろんな飲み方をしたい 酸味や苦味が苦手な人 職場で飲みたい アイスで飲みたい
一杯あたりの価格 19.7円 102円 13.3円 13.3円 8.4円 13.4円 8.6円 27円 35円 26.8円 32.2円 29.1円 17.7円
詳細情報 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る

※価格は全て税込です
※2024年2月26日時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので、商品販売サイトでご確認ください。

クラフトビールバー ストアマネージャー
伊藤暢洋さん
伊藤暢洋
1987年、三重県生まれ。元小学校教諭で、30歳のときバリスタに転身。国内でのバリスタ勤務を経て、ノルウェーのコーヒーロースターで経験を積み、クラフトビールにも携わるように。ノルウェーではホームブリューイング(自家醸造)もしていたというほどのビール好き。帰国後は、北欧発のブランドを取り扱う都内のクラフトビールバーでストアマネージャーを務めている。

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目次

バリスタに聞いた!

インスタントコーヒーの選び方

インスタントコーヒーを選ぶポイントについて語る伊藤さん

インスタントコーヒーを選ぶポイントについて語る伊藤さん

インスタントコーヒーを選ぶ際の3つのポイントを、バリスタの伊藤さんに伺いました。

<インスタントコーヒーを選ぶ3つのポイント>

  1. インスタントコーヒーのタイプは大きく2種類→飲む頻度に応じて選ぶ
  2. コーヒー豆の焙煎の深さは3種類→おいしいと感じる好みの味わいで選ぶ
  3. 豆の産地はおもに3つ→飲み方やコスパの違いで選ぶ

インスタントコーヒーのおすすめ13選を今すぐ見たい方はこちら

1. インスタントコーヒーのタイプは大きく2種類|飲む頻度で選ぶ

インスタントコーヒーは大きく分けて、瓶詰のタイプと、1回分がスティック状に個包装されたタイプがあります。

飲む頻度や好みに応じて、瓶詰タイプにするか個包装タイプにするか選びましょう。

特徴 おすすめな人
瓶詰など大容量タイプ瓶詰など大容量タイプ
  • 1杯当たりの価格が安い
  • 好みの濃さに調整可能
  • 種類が多い
  • 開けた瞬間から風味が飛んでいくため、なるべく早めに飲み切る
  • 頻繁にコーヒーを飲む人
    スティック(個包装)タイプスティック(個包装)タイプ
  • 個包装で鮮度を保てる
  • 1回使いきりなので濃度の調整はしにくい
  • 1杯当たりの価格が瓶詰タイプより割高
  • 瓶詰タイプより種類が少ない
  • 日によってフレーバーやブレンドの種類を変えたい

    例えば、1日3杯はインスタントコーヒーを飲むという方であれば、100g入りの瓶を約16日程度で消費する計算になります。 そのため、瓶詰タイプの方がコストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。

    大容量のタイプには、瓶詰以外にも缶入りのものやパウチタイプなどもあります。大容量と個包装のどちらがいいかは、飲む頻度やコストパフォーマンスを考慮して選びましょう。

    2. コーヒー豆の焙煎の深さは3種類|おいしいと感じる好みの味わいで選ぶ

    インスタントコーヒーに使われる豆はバランスの取れた中煎り~苦味のある深煎りが主流

    インスタントコーヒーに使われる豆はバランスの取れた中煎り~苦味のある深煎りが主流

    焙煎の深さの違いによってコク・苦味・酸味・香りが異なるため、焙煎度合いごとの特徴を知ることで、好みの味わいが選べます。焙煎度合いによる味わいの違いは次のとおりです。

    <焙煎度合い>
    焙煎度合い 味の特徴 おすすめの人
    浅煎り浅煎り 豆の特徴がもっとも出やすい。北欧のコーヒーロースターでは浅煎りが主流。豆の良し悪しが出やすく、品質の悪い豆では雑味が生じる 苦味が控えめで、フルーティーな香りやフレッシュな風味を好む人
    中煎り中煎り もっともバランスの取れた煎り方。インスタントコーヒーでは中煎り~深煎りが多い 酸味と苦味をほど良く感じたい、バランスの取れたマイルドな味わいを求める人
    深煎り深煎り 焙煎が深まることによって出てくる甘味を味わえる。ミルクに合わせても負けない力強さと重厚感のある味わい しっかりとした苦味や香ばしさを求める人。アイスコーヒーや、ミルクと合わせて飲みたい人

    インスタントコーヒーの場合、焙煎度合いの表記がないことも多いですが、味わいが想像できるようわかりやすいグラフで示されている商品もあります。それらを参考に選びましょう。

    3. コーヒー豆の産地はおもに3つ|飲み方やコスパの違いで選ぶ

    栽培条件や品種にもよって異なるので一概にはいえないものの、豆の産地によっても特徴が分かれます。一例として、次のような特徴が挙げられます。

    豆の産地 特徴 おすすめの人
    アフリカ産 ・フルーティーで華やかな香り多め
    ・酸味がある
    ブラックでコーヒー本来の香りや酸味をバランスよく楽しみたい人
    中南米産 ・カカオのような香ばしさ
    ・チョコレートやナッツ系のコクのある味わい
    香ばしい香りを楽しみたい人や、ミルクと合わせたい人
    アジア圏産 ・野性的で大地を感じるような味わい
    安価な商品が多め
    コストパフォーマンスを重視する人

    インスタントコーヒーは、必ずしも産地が記載されているとは限りませんが、記載があれば自分好みの味わいに応じて選んでみましょう。こだわりのあるコーヒーほど産地も記載されている場合が多いです。異なる産地のものをブレンドしていたり、季節や生育状況によって異なる産地のものをブレンドしていたりする場合もあるので、注目してみると新たな発見があるかもしれません。

    インスタントコーヒーのおすすめ13選

    インスタントコーヒーの飲み口や味わい方によるおすすめの13商品をピックアップしました。

    気になる内容をクリック

    おすすめインスタントコーヒー13選
    メーカー
    商品名
    澤井珈琲
    コーヒー専門店の特選インスタントコーヒー ロイヤルクラシック
    ハマヤ
    ブルーマウンテンブレンドNo.1
    味の素AGF
    スペシャル・ブレンド
    キーコーヒー
    インスタントコーヒ スペシャルブレンド
    UCC上島珈琲
    職人の珈琲 ほろ苦い味わい
    ネスカフェ
    エクセラ ブラックロースト
    ドトールコーヒー
    深みとコクのおいしい一杯
    ダーボン
    オーガニックマウンテン 有機インスタントコーヒー
    マウントハーゲン
    オーガニックフェアトレード カフェインレスインスタントコーヒー
    クライス
    カフェインレスコーヒー
    24 Organic Days
    インスタントコーヒー オーガニックフェアトレード カフェインレス
    AGF
    ちょっと贅沢な珈琲店 ブラックインボックス 産地アソート
    AGF
    ブレンディ スティック
    澤井珈琲 ロイヤルクラシック ハマヤ ブルーマウンテンブレンドNo.1 味の素AGF ちょっと贅沢な珈琲店 スペシャル・ブレンド キーコーヒー インスタントコーヒー スペシャルブレンド UCC上島珈琲 職人の珈琲 ほろ苦い味わい ネスカフェ エクセラ ブラックロースト ドトールコーヒー 深みとコクのおいしい一杯 ダーボン オーガニックマウンテン 有機インスタントコーヒー マウントハーゲン オーガニック フェアトレード カフェインレスインスタントコーヒー クライス カフェインレスコーヒー 24 Organic Days インスタント コーヒー オーガニック フェアトレード カフェインレス AGF ちょっと贅沢な珈琲店 ブラックインボックス 産地アソート AGF ブレンディ スティック
    こんな人におすすめ マイルドなコーヒーをブラックで楽しみたい いつもの1杯で贅沢気分を味わいたい コーヒーを普段飲まない 毎日飲みたいコスパ重視の人 ミルクを入れて飲みたい 苦みとコクをしっかり味わいたい 苦みが好きな人 インスタントコーヒーが苦手な人 寝る前に1杯飲みたい いろんな飲み方をしたい 酸味や苦味が苦手な人 職場で飲みたい アイスで飲みたい
    参考価格/内容量 1480円/150g 2560円/50g 533円/80g 533円/80g 378円/90g 1338円/200g 1724円/200g×2本 1350円/100g 1750円/100g 670円/50g 1609円/100g 1453円/2g×50本 1774円/2g×100本
    一杯あたりの価格 19.7円 102円 13.3円 13.3円 8.4円 13.4円 8.6円 27円 35円 26.8円 32.2円 29.1円 17.7円
    製法 フリーズドライ フリーズドライ フリーズドライ フリーズドライ フリーズドライ スプレードライ スプレードライ フリーズドライ フリーズドライ フリーズドライ フリーズドライ フリーズドライ アグロマート製法
    産地 カリブ海周辺 ジャマイカ(ブルーマウンテンコーヒー)他 ブラジル、ベトナム他 メキシコ、ブラジル他 ベトナム、インドネシア他 ベトナム コロンビア パプアニューギニア、ペルー、メキシコ ブラジル、コスタリカ、タンザニア(生豆生産国) ペルー、ホンデュラス コロンビア、ブラジル、タンザニア他 ベトナムまたはブラジルまたはその他
    焙煎度合い 深煎り 中煎り 深煎り 深煎り 浅煎り 深煎り 深煎り 中煎り 中煎り 中煎り 深煎り 深煎り 深煎り
    購入サイト Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo!

    ※価格は全て税込です
    ※2023年2月17日時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので、商品販売サイトでご確認ください。

    マイルドな味わいが好みの方におすすめ

    マイルドな味わいが好みの方は、苦味が控えめで香りの良いコーヒーがおすすめです。今回は2商品を紹介します。

    マイルドな味わいでコーヒーの苦味が苦手な方におすすめ! 「澤井珈琲 ロイヤルクラシック」

    澤井珈琲 コーヒー専門店の特選インスタントコーヒー ロイヤルクラシック

    出典:Amazon

    専門家のおすすめポイント

    すっきりとした味わいで、インスタントコーヒーとはいえ専門店らしい完成度の高さを感じました。苦味や酸味は控えめで、コクと香りがしっかりあり、ふだんはドリップコーヒー派の方も満足できる味わいだと思います。まずはブラックで楽しみ、その後好みに応じてお砂糖やミルクを足してみてください。

    伊藤暢洋(いとう のぶひろ)さん

    クラフトビールバー ストアマネージャー

    伊藤暢洋さん

    重量 150g(75杯分)
    本体サイズ(長さ×幅) フリーズドライ
    タイプ カリブ海周辺

    澤井珈琲の「ロイヤルクラシック」は、コーヒーの王様ともいわれる「ブルーマウンテン」のような優しい口当たりを目指したブレンドコーヒーです。苦味は強くなく、カリブ海の爽やかな風と太陽で育ったコーヒー豆は優しい甘さも感じられます。マイルドなコーヒーをブラックで楽しみたい方におすすめです。

    香り豊かで優しく上品な味わい 「ハマヤ ブルーマウンテンブレンドNo.1」

    ハマヤ ブルーマウンテンブレンドNo.1

    出典:Amazon

    専門家のおすすめポイント

    香り豊かで香ばしさが良かったです。ほのかに感じるナッティーなフレーバーはミルクにも合いそうでした。 ブラックで飲むのには、今回紹介した中で一番おすすめです。
    他の商品と比較すると価格が高めですが、値段より味を重視する方にはぜひ試していただきたいです。

    伊藤暢洋(いとう のぶひろ)さん

    クラフトビールバー ストアマネージャー

    伊藤暢洋さん

    重量 50g(25杯分)
    本体サイズ(長さ×幅) フリーズドライ
    タイプ ジャマイカ(ブルーマウンテンコーヒー)ほか

    ジャマイカのブルーマウンテンエリアで生産されているコーヒーをベースとし、スイスでブレンドされています。特有の甘味が感じられ、香りが良く、バランスの取れた味わいで毎日飲んでも飽きのこない味わいです。マイルドで上品な味わいが好きな方におすすめです。

    トータルバランスの良いコーヒーが好きな方に

    苦味や酸味、コクのバランスが優れたコーヒーが好きな方、来客用に常備しておきたい場合には、万人ウケする王道感のあるコーヒーがおすすめです。

    -40℃のフリーズドライ製法で芳醇な香りを閉じ込める 「味の素AGF ちょっと贅沢な珈琲店 スペシャル・ブレンド」

    専門家のおすすめポイント

    豊かな香りがあり、手軽に入手できるインスタントコーヒーとしてはまずまずの出来です。上品な香りがあり、苦味と酸味のバランスが良いので、万人ウケする味わいに仕上がっています。

    伊藤暢洋(いとう のぶひろ)さん

    クラフトビールバー ストアマネージャー

    伊藤暢洋さん

    重量 80g(40杯分)
    本体サイズ(長さ×幅) フリーズドライ
    タイプ ブラジル、ベトナム他

    香り豊かでコクと苦味、ほど良い酸味のトータルバランスに優れた味わいです。こだわりぬかれたコーヒー豆をぜいたくにブレンドし、-40℃で真空乾燥したフリーズドライ製法。風味が良く芳醇な香りが楽しめます。

    抗酸化作用があることから注目されているポリフェノールが、1杯で410mg取れます。

    抜群のコスパ!酸味と苦味のバランス良く値段が安い 「キーコーヒー インスタントコーヒー スペシャルブレンド」

    専門家のおすすめポイント

    可もなく不可もなく、普通の味といったところですが、1杯当たりの価格が安いので日常的に飲むのにちょうどよいのではないでしょうか。

    伊藤暢洋(いとう のぶひろ)さん

    クラフトビールバー ストアマネージャー

    伊藤暢洋さん

    重量 80g(40杯分)
    本体サイズ(長さ×幅) フリーズドライ
    タイプ メキシコ、ブラジル他

    キーコーヒーのスペシャルブレンドは、1杯当たり10円未満のコストパフォーマンスもさることながら、酸味と苦味のバランスが取れたベーシックな味わいです。フリーズドライ製法で香りが閉じ込められていて、豊かなコクも感じられる1杯です。

    コクのある苦味が好みの方におすすめ

    苦味のある味わいや、ミルクと合わせてカフェオレが好きな方におすすめのインスタントコーヒーを紹介します。

    酸味より深みが強い!カフェオレにしてもおいしい 「UCC上島珈琲 職人の珈琲 ほろ苦い味わい」

    専門家のおすすめポイント

    コーヒーらしい味はするものの、フレーバーは一歩及ばず。香りを大切にいただくブラックより、ほろ苦さをミルクと合わせて楽しむのが良いと思いました。 まろやかでバランスは良く、苦味もそこまで強くないので飲みやすい印象です。

    伊藤暢洋(いとう のぶひろ)さん

    クラフトビールバー ストアマネージャー

    伊藤暢洋さん

    重量 90g(45杯分)
    本体サイズ(長さ×幅) フリーズドライ
    タイプ ベトナム、インドネシア他

    UCCの「上島珈琲 職人の珈琲 ほろ苦い味わい」は、珈琲職人が厳選した豆を、香りとコクの目的別にローストしブレンドしています。酸味が控えめでほろ苦い味わいが特徴のインスタントコーヒーです。ミルクを入れてカフェオレにするのにもぴったり。

    「挽き豆包み製法」で香り豊かなスプレードライタイプ 「ネスカフェ エクセラ ブラックロースト」

    ネスカフェ エクセラ ブラックロースト

    出典:Amazon

    専門家のおすすめポイント

    しっかりした苦味とコク深さが感じられるので、ホットならブラックで飲むよりミルクと合わせるのがおすすめです。スプレードライですが香りがしっかりあり、ミルクと合わせても落ちません。アイスコーヒーにもぴったりです。

    伊藤暢洋(いとう のぶひろ)さん

    クラフトビールバー ストアマネージャー

    伊藤暢洋さん

    重量 200g(100杯分)
    本体サイズ(長さ×幅) スプレードライ
    タイプ ダークロースト
    産地

    ネスカフェ史上最大の深煎りが特徴の「ネスカフェ エクセラ ブラックロースト」は、ネスカフェ独自の「挽き豆包み製法」を採用しているため、スプレードライでも香りが飛びにくくなっています。

    溶けやすいので、水に溶かしてアイスコーヒーや、冷たいミルクに溶かして濃厚なラテに仕上げても。1瓶で約100杯分の価格の安さも魅力です。

    しっかりとしたコク深い味わいで苦味を求める方に 「ドトールコーヒー 深みとコクのおいしい一杯」

    ドトールコーヒー 深みとコクのおいしい一杯

    出典:Amazon

    専門家のおすすめポイント

    産地がベトナムなので、恐らくロブスタ種の豆を使用しているインスタントコーヒーで、苦味が前面に押し出された味わいです。香りは少し弱く感じるので、アーモンドミルクやオーツミルクなど香ばしさのあるミルクと合わせるとおいしく飲めると思います。開封から時間がたつと酸味が出やすいと思うので早めに飲み切ってください。

    伊藤暢洋(いとう のぶひろ)さん

    クラフトビールバー ストアマネージャー

    伊藤暢洋さん

    重量 200g(100杯分)
    本体サイズ(長さ×幅) スプレードライ
    タイプ やや深煎り
    産地 ベトナム

    やや深煎りの豆を使用し、商品名のとおり深みとコクのある味わいに仕上げられています。スプレードライタイプで冷たいミルクにもサッと溶けやすくよく合うので、たっぷりのミルクに溶かしこんで濃厚なラテのような味わいも楽しめます。

    体にも環境にも優しいオーガニックコーヒー

    環境や健康面を考えて、少し高くても上質なコーヒーを飲みたいという方には、有機栽培でていねいに育てられたオーガニックコーヒーがおすすめです。

    有機栽培の完熟豆を手摘みしたぜいたくなコーヒー 「ダーボン オーガニックマウンテン 有機インスタントコーヒー」

    ダーボン オーガニックマウンテン 有機インスタントコーヒー

    出典:Amazon

    専門家のおすすめポイント

    苦味・酸味ともまろやかで飲みやすいコーヒーです。オーガニック栽培で手間がかかっているので、ローストで味をごまかしている感じはありません。上品な香りで飲んだ後のしつこさもなく、インスタントコーヒーは胸やけがして苦手という方にもおすすめできます。

    伊藤暢洋(いとう のぶひろ)さん

    クラフトビールバー ストアマネージャー

    伊藤暢洋さん

    内容量 100g(50杯分)
    製法 フリーズドライ
    品種 アラビカ種100%
    焙煎度合い ミディアムロースト
    産地 コロンビア

    コロンビアのシエラネバダ山の清らかな湧き水と雪解け水で有機栽培された、粒の大きいアラビカ種のコーヒー豆を使用したぜいたくなコーヒーです。日陰栽培された完熟豆のみを手摘みし、大切に育てられたコーヒーは上質で豊かな香りがあります。ほど良い酸味とコクがあり、風味の良いマイルドなコーヒーです。カフェインレスタイプもあります。

    高地栽培されたアラビカ種のみを使用! 「マウントハーゲン オーガニック フェアトレード カフェインレスインスタントコーヒー」

    マウントハーゲン オーガニック フェアトレード カフェインレスインスタントコーヒー

    出典:Amazon

    専門家のおすすめポイント

    カフェインレスコーヒーはカフェインを除去する過程で味や香りが弱くなってしまいがちですが、欧米で特許を取得した、天然の二酸化炭素と水だけを使う方法でカフェインを除去しています。上質なコーヒーの豊かな味と香りを保っています。苦味は控えめで、やや酸味もあるコーヒーが好きな方に。カフェインレスなので就寝前の一杯にもおすすめです。

    伊藤暢洋(いとう のぶひろ)さん

    クラフトビールバー ストアマネージャー

    伊藤暢洋さん

    内容量 100g(50杯分)
    製法 フリーズドライ
    品種 アラビカ種100%
    焙煎度合い ミディアムロースト
    産地 パプアニューギニア、ペルー、メキシコ

    マウントハーゲンのオーガニックコーヒーは、パプアニューギニア、ペルー、メキシコの高地で化学肥料や農薬を使用せず有機栽培されています。アラビカ種コーヒー豆のみを手摘みで収穫し、ていねいに焙煎したインスタントコーヒーです。

    フェアトレード認証、‎日本有機栽培認定食品(有機JASマーク)を取得しており、環境や生産者にも優しいコーヒーです。

    妊娠中・授乳中にも飲める!カフェインレスコーヒー

    妊娠中や授乳中にもカフェインを気にせず飲める、カフェインレスコーヒーを紹介します。夜寝る前や健康面への配慮からカフェインの摂取量を減らしたい方にもおすすめです。

    カフェインを99.7%カットしつつ香りもキープ 「KREIS(クライス)カフェインレスコーヒー」

    専門家のおすすめポイント

    しっかりした苦味とやや酸味を感じるバランスの良い味わいで、ブラックで飲んだり、ミルクを入れたりと気分によって飲み方を変える方におすすめです。50gと少なめの容量なので、ふだんはカフェインの入ったコーヒーを飲んでいる方の2杯目、3杯目や就寝前用としてもおすすめです。

    伊藤暢洋(いとう のぶひろ)さん

    クラフトビールバー ストアマネージャー

    伊藤暢洋さん

    内容量 50g(25杯分)
    製法 フリーズドライ
    品種 アラビカ種
    焙煎度合い ブラジル、コスタリカ、タンザニア(生豆生産国)
    産地 パプアニューギニア、ペルー、メキシコ

    厳選されたアラビカ種コーヒー豆を使用したほど良い酸味と苦味のあるコーヒー。超臨界二酸化炭素抽出法という手法でカフェインを99.7%除去。化学薬品をいっさい使用せず、香りも保たれています。アイスコーヒーやカフェオレにもおすすめの苦味があります。

    オーガニック栽培された上質で豊かな香り 「24 Organic Days インスタント コーヒー オーガニック フェアトレード カフェインレス」

    24 Organic Days インスタント コーヒー オーガニック フェアトレード カフェインレス

    出典:Amazon

    専門家のおすすめポイント

    酸味・苦味は控えめのまろやかな味わいなので、強すぎるコーヒーが苦手な方におすすめです。フタがきっちり閉まりにくく、あまり保管に向いていないので、密封できるものに詰め替えるか、小分けにして早めに飲み切るといいと思います。

    伊藤暢洋(いとう のぶひろ)さん

    クラフトビールバー ストアマネージャー

    伊藤暢洋さん

    内容量 100g(50杯分)
    製法 フリーズドライ
    品種 アラビカ種
    焙煎度合い ペルー、ホンデュラス
    産地 パプアニューギニア、ペルー、メキシコ

    ペルーとホンデュラスでオーガニック栽培された極上のアラビカ種コーヒー豆を使用し、二酸化炭素と水だけの自然な方法でカフェインを99.7%除去したカフェインレスコーヒー。

    ハンドドリップされたコーヒーのような香りやコクが楽しめる上質なインスタントコーヒーです。フェアトレードで生産者にも配慮しています。

    来客用や、職場に常備しておくのにおすすめのスティックタイプ!

    気分によって4種のブレンドを使い分け!フレッシュな香りを楽しむ 「AGF ちょっと贅沢な珈琲店 ブラックインボックス 産地アソート」

    AGF ちょっと贅沢な珈琲店 ブラックインボックス 産地アソート

    出典:Amazon

    専門家のおすすめポイント

    計量いらずで、よりスピーディーに飲めるスティックタイプです。スーパーなどで手軽に購入できるインスタントコーヒーとしてはかなりクオリティが高いと思います。4種類のブレンドを手軽に楽しめて、保管にも便利なので、ふだんはドリップ派の方の職場用や、アウトドア用にもおすすめです。

    伊藤暢洋(いとう のぶひろ)さん

    クラフトビールバー ストアマネージャー

    伊藤暢洋さん

    内容量 2g×50本(50杯分)
    製法 フリーズドライ
    産地 コロンビア、ブラジル、タンザニア他

    「AGF ちょっと贅沢な珈琲店」シリーズの、「ブラジル・ブレンド」「モカ・ブレンド」が各15本、「コロンビア・ブレンド」「キリマンジャロ・ブレンド」が各10本入ったアソートボックスです。これ1つでさまざまな産地の味わいが楽しめるため、気分に合わせてコーヒーを選びたい方にぴったり。コストパフォーマンスにも優れていて、仕事の合間などに少しぜいたくな気分を味わえます。

    1杯約15円の良コスパ!カフェオレとの相性バッチリ 「AGF ブレンディ スティック」

    AGF ブレンディ スティック

    出典:Amazon

    専門家のおすすめポイント

    ミルクとの相性に定評があるブレンディのスティックタイプです。苦味とコクのバランスが良く、低脂肪乳と合わせても風味よくあっさり飲んでいただけると思います。

    伊藤暢洋(いとう のぶひろ)さん

    クラフトビールバー ストアマネージャー

    伊藤暢洋さん

    内容量 2g×100本(100杯分)
    製法 アグロマート製法
    産地 ベトナムまたはブラジルまたはその他

    AGF独自の「アグロマート製法」で、スプレードライ後にひと手間加え、冷たい水や牛乳にも溶けやすいタイプです。ミルクとの相性が良いブレンドで、カフェオレが好きな方におすすめ。牛乳以外のミルクもよく合います。スティックコーヒーとしてはコストパフォーマンスに優れています。

    インスタントコーヒーを買う前に知っておきたい3つのこと

    コーヒーの歴史や豆の種類について語る伊藤さん

    コーヒーの歴史や豆の種類について語る伊藤さん

    手軽に飲めるのに意外にも奥深いインスタントコーヒーの世界について、伊藤さんに教えていただきました。

    1. インスタントコーヒーの原料と豆の種類

    インスタントコーヒーの原材料は、コーヒー豆100%でなければなりません。
    「インスタントコーヒー」と名乗るには余計な添加物や保存料は入れられず、全てのインスタントコーヒーはコーヒー豆100%から作られています。原則として産地を表示する場合には、原材料に使用されたコーヒー豆の生産国名を、主要なものにつき重量の多い順に表示する決まりです。

    砂糖やミルク成分が添加された「○○ラテ」や「○○オレ」という商品名のものは、「コーヒーミックス」と表示されています。

    ※参考:全日本コーヒー協会|インスタントコーヒーとは?

    インスタントコーヒーでも製法・焙煎度合い・豆の産地などにより味わいは異なる

    インスタントコーヒーでも製法・焙煎度合い・豆の産地などにより味わいは異なる

    インスタントコーヒーに使われる豆の種類として一般的に流通しているのはアラビカ種カネフォラ種の2種類です。
    カネフォラ種はおもに流通しているロブスタという品種が通称になっています。インスタントコーヒーではこの2種がブレンドされていて、アラビカ種のみを使用している場合は商品に記載されています。

    豆の種類 特徴
    アラビカ種 ・世界で生産されるコーヒー豆の約6割
    標高1000m以上の山岳地帯など栽培条件が厳しいが、味はおいしい
    ・品種改良などによりさまざまな品種があり、ストレートで飲むのにも適している
    カネフォラ種(通称:ロブスタ) ・世界で生産されるコーヒー豆の約4割
    ・アフリカ原産だが、低地でも栽培できることからアジア諸国での生産がさかん
    ・苦味や渋みが力強いため、ストレートではなくブレンドに使われる

    インスタントコーヒーではアラビカ種を100%使用している場合は表記されますが、一般的にカネフォラ種はコスト面から使われることが多いので、使用割合などは記載されていません。おいしさにこだわりたい方は、アラビカ種のコーヒー豆を100%使用しているインスタントコーヒーを選びましょう。

    2. インスタントコーヒーの製法

    インスタントコーヒーの製法は以下の2つがあります。

    製法 特徴 メリット デメリット
    フリーズドライフリーズドライ 凍結乾燥 真空状態で乾燥させるため熱が加えられないのでスプレードライよりも香りが保てる 冷たい液体には溶けにくい
    スプレードライスプレードライ 噴霧乾燥 ・牛乳や冷たい水にも溶けやすい
    ・大量生産に向いていてコストが安い
    ・熱風で乾燥させるため、フリーズドライより香りが飛びやすい

    コーヒーのおいしさを重視するならフリーズドライ製法といわれてきましたが、最近では技術の向上によりスプレードライでも香り・風味の良い製品が登場しています。アイスで飲むことが多い方には、冷たい液体にも溶けやすいスプレードライ製法のものが向いています。

    3. インスタントコーヒーの歴史

    インスタントコーヒーの歴史は1901年、ニューヨーク州バッファローで開催されたパンアメリカン博覧会でお披露目されたのが始まりです。当時は「溶けるコーヒー」という意味の「ソリュブル・コーヒー」と名付けられ、日本人の科学者加藤サルトリ博士が発表しました。

    加藤博士が発明したのはコーヒーを一度液化し、真空蒸発缶に入れて水分を除去し粉末にするという「真空乾燥法」。今でいうスプレードライ製法の原型で、残念ながら香りに劣り、売れないだろうと思われ、その当時は商品化されませんでした。現在では家庭や職場で手軽に飲めるインスタントコーヒーですが、最初に開発したのが実は日本人とは意外ではないでしょうか。

    ※参考:全日本コーヒー協会|インスタントコーヒーのはじまり

    バリスタに質問!

    インスタントコーヒーに関するQ&A

    最後に、インスタントコーヒーに関する気になる質問やおいしく飲む方法、ミルクとの合わせ方を伊藤さんに聞いてみました。

    バリスタの伊藤さんにおいしい入れ方を聞く

    バリスタの伊藤さんにおいしい入れ方を聞く

    Q. インスタントコーヒーはどのように入れたらおいしい?

    A. インスタントコーヒーは、できるだけ開けたてのフレッシュなものを入れましょう。
    カップにお湯を入れて温め、お湯を捨ててからティースプーン1杯(2g)のインスタントコーヒーに90℃程度のお湯を注ぎ、すぐによくかき混ぜましょう。

    インスタントコーヒーを入れるお湯の量はきちんと量るのがおすすめ

    インスタントコーヒーを入れるお湯の量はきちんと量るのがおすすめ

    お湯の量は140~180mlが目安ですが、きちんと計量するのがおすすめです。お湯の量や温度によっても味の感じ方が変わるので、微調整して試行錯誤を繰り返すうちに、好みがわかると思います。バリスタがやるような細かな微調整や混ぜ方などで、自分のレシピを見つけてください

    レギュラーコーヒーでは手間のかかる微調整がインスタントコーヒーでは家庭で簡単にできるので、バリスタ気分で好みの味を探すのも楽しいと思いますよ。

    Q. おいしさを維持する保存方法は?

    A. 直射日光を避けた冷暗所に保管して、早めに飲み切るのがベストです。インスタントコーヒーの最大の敵は湿気なので、しっかり密閉しましょう。

    レギュラーコーヒーと同じように、冷蔵庫や冷凍庫での保管が良いと思われるかもしれませんが、温度変化により結露が発生すると湿気てしまう可能性があります。冷蔵庫や冷凍庫よりも、温度変化の少なく、日光の当たらない戸棚の中など、常温の環境がおすすめです。

    冷蔵庫や冷凍庫での保管自体は風味が飛びにくく酸化を遅らせてくれるので、どうしても冷蔵庫や冷凍庫に入れるのであれば、1回分ずつ小分けにするか、温度変化がないようすぐに冷蔵庫や冷凍庫に戻すよう気をつけましょう。

    Q. インスタントコーヒーに合うミルク、牛乳のポイントは?

    A. インスタントコーヒーと合わせるミルク類は、好みに応じて使い分けるとよいと思います。

    気をつけてほしいのは、ホットコーヒーと合わせるときのミルクの温度です。温めすぎるとミルクくささが出てしまい、コーヒーの香りを損なうので温めすぎないのがポイント。

    鍋で温めるなら少しフツフツするくらいの70℃程度がベストです。決して煮立たせないようにしてください。電子レンジで加熱する場合は、ミルクの量やカップの大きさにもよりますが、電子レンジの「牛乳」モードを使うか、1分程度の加熱から数十秒ずつ温めて様子を見てください。

    インスタントコーヒーとミルクを合わせる際は、温度に注意

    インスタントコーヒーとミルクを合わせる際は、温度に注意

    <コーヒーに合うミルク5種類の特徴>
    ミルクの種類 味わいの違い
    牛乳 深煎りや中深煎りのコーヒーと合わせて、リッチでミルキーな味わいを楽しめます。
    低脂肪乳・無脂肪乳 好みにより、脂肪分が少ない牛乳と合わせるとあっさりとした味わいに。浅煎りのコーヒーと合わせるのにもおすすめです。
    豆乳 大豆イソフラボンやたんぱく質が取れることから女性に人気。 豆乳は種類によって濃厚なものからサラサラのものまであります。いずれも豆感はありますが、無調整豆乳では豆乳感が強すぎてコーヒーが負けてしまうことも。飲みやすくしたい場合は調整豆乳を使うと、ほんのりした甘さで飲みやすいソイラテが作れます。
    アーモンドミルク 香ばしさや自然な甘味がコーヒーとマッチします。スーパーでもさまざまな種類が販売されていますが、砂糖不使用のタイプのものがおすすめ。
    オーツミルク 穀物感やコク深さを感じられます。あまりクセがないので、ふだんは牛乳派の方にもおすすめ。食物繊維が取れる畑のミルクなので、環境問題に関心が高い人にも支持されています。

    Q. インスタントコーヒーをエスプレッソ風に楽しめますか?

    A. インスタントコーヒーでエスプレッソ風の味わいを楽しみたい場合は、ただ濃いめに入れるだけではなく、泡立てるひと手間を加えるとよいと思います。

    クレマ風の泡を立てるには、スプーン1杯(2g)のインスタントコーヒーに大さじ1杯程度のお湯を注ぎ、空気を含ませるように十分にかき混ぜてください。100円ショップなどでも販売されている、ミルクフォーマーを活用すれば楽に泡立てられます。砂糖を入れてからさらに泡立て、仕上げに30~40mlのお湯を注いでください。

    苦味の強い深煎りタイプのインスタントコーヒーを使い、できるだけ開封したてのフレッシュなもので作ってください。開封してから時間がたってしまっているものはどうしても酸化して酸味が気になり、エスプレッソらしくするのは難しいと思います。でき上がったら、クレマ風の泡が消えないうちにすぐに召し上がってください。

    Q. カフェインレスコーヒーなら妊娠中や授乳中にたくさん飲んでも大丈夫?

    A. カフェイン含有率は低くなっていますが、利尿作用もあるため、ほどほどにしましょう。コーヒーも楽しみつつ、水やお茶など他の水分もバランスよく取ることをおすすめします。

    「カフェインレスコーヒー」は、もともとカフェインの含まれるコーヒーからカフェインを除去し、減らしているという意味なので、カフェインゼロではありません。90%以上は除去されているものの、製品によってカフェインの除去率は異なりますので、それぞれのパッケージで確認しましょう。ただ、緑茶やチョコレートなどの食品にもカフェインは含まれており、微量の摂取は問題ないとされているので、過剰に心配する必要はありません

    今回記事で紹介したカフェインレスコーヒーはカフェインの含有率0.3%以下のものなので安心して召し上がっていただけます。まったくカフェインを含まない「ノンカフェイン」の飲料の方が安心できるという方は、「たんぽぽコーヒー」など、コーヒー風の味わいを楽しめるハーブティーがおすすめです。

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    まとめ

    • 瓶詰タイプ、スティックタイプは飲む頻度に応じて選ぶ
    • 焙煎の深さによるコク・苦味・酸味・香りの違いを知って、好みのものを探す
    • コーヒー豆の産地による特徴から好みの味のものを選ぶ
    • インスタントコーヒーとお湯の割合は計量して、微調整しながら好みの味わいを見つけて

    バリスタ監修のもと、おすすめのインスタントコーヒー13選と選び方を紹介しました。インスタントコーヒーでも、味わいは千差万別。記事を参考にお好みのインスタントコーヒーを探してください。

    インスタントコーヒーは手軽に飲めるのが最大のメリットですが、少しの工夫と探求心で楽しみはさらに広がります。ミルクとの合わせ方やプロ直伝の入れ方を参考に、インスタントコーヒーをさらにおいしく楽しんでくださいね。

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