毛玉取り器のおすすめ10選!衣類にやさしい手動タイプから毛玉がよく取れる電動タイプまで選び方を解説

毛玉取り器のおすすめ10選!衣類にやさしい手動タイプから毛玉がよく取れる電動タイプまで選び方を解説

ニットなどの衣類に、いつのまにかできてしまう毛玉。見た目がよくないので定期的にメンテナンスをしたいですよね。しかし、毛玉取り器で毛玉を取ると衣類を傷めてしまわないかなどの不安があり、購入に踏み切れない人も多いのではないでしょうか? 毛玉取り器は手動のブラシタイプや電動タイプ、また、衣類だけでなくカーテンやカーペットまで対応しているものなど、種類も豊富にあり、悩んでしまいますよね。
この記事ではおうちクリーニング研究家のハナさんに、毛玉取り器の選び方をはじめ、衣類を傷めずに毛玉を取る方法などを伺いました。

<毛玉取り器選びのポイント>

  • 生地へのダメージを抑えながら使用するなら手動タイプを選ぶ
  • スピーディーに毛玉を取りたいなら電動タイプを選ぶ
  • 大型家具など広範囲に使用するなら電動タイプでヘッドが直径50mm以上が便利

また、ハナさんに教えていただいた毛玉取り器の選び方に沿って、your SELECT.編集部が選んだおすすめの毛玉取り器もご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

毛玉取り器のおすすめ10選
タイプ 電動タイプ 手動タイプ
おすすめ
ポイント
毛玉取りの刃の切れ味が良い 長時間作業でも簡単楽ちん 3段階の高さ調整機能付き コードが2mで長時間利用可能 日常着からおしゃれ着まで多機能型 USB充電式かつコンパクトが魅力 穴から毛玉の取れ具合を確認可能 特許取得済みの特殊加工 静電気が発生を抑え毛玉予防も 一本二役!両面ブラシを使い分け
メーカー
商品名
マクセルイズミ カシムラ テスコム ADVANCE ティファール récolte コジット 浅草アートブラシ 池本刷子工業 Snana
毛玉取り器 リントクリーナー 毛玉取り器 毛玉クリーナー【毛だまトレタ】KD788 毛玉クリーナー コンセント式 乾電池式毛玉クリーナー Kedamatori クリーニング屋さんの毛玉取りブラシ ブラシクリーナー付 かんたん毛玉取りブラシ「匠」 毛玉取りブラシ 洋服ブラシ 毛玉取り
毛玉取り器(マクセルイズミ) リントクリーナー 毛玉取り器(カシムラ) 毛玉クリーナー【毛だまトレタ】KD788(テスコム) 毛玉クリーナー コンセント式(ADVANCE) 乾電池式毛玉クリーナー(ティファール) Kedamatori(récolte) クリーニング屋さんの毛玉取りブラシ ブラシクリーナー付(コジット) かんたん毛玉取りブラシ「匠」(浅草アートブラシ) 毛玉取りブラシ(池本刷子工業) 洋服ブラシ 毛玉取り(Snana)
参考価格(税込) 4818円 2345円 2670円 2480円 1335円 3300円 1588円 3564円 2950円 3259円
サイズ(幅×奥行き×高さ) 66×95×185mm 80×80×130mm 59×170×104mm 105×60×170mm 67×104×171mm 80 x 80x110mm 225×63×15mm 215×58×25mm 37×33×200mm 65×220×50mm
本体重量 216g 210g 160g 230g 175g 180g 105g 80g 117.93g 150g
購入サイト Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo!
おうちクリーニング研究家
ハナさん
ハナ
世の中に当たり前のようにある洗濯に関する常識が本当なのか、売れている商品は本当に使えるのかといった疑問に対し、実際に試して目に見えるかたちで公開するブログ「洗濯ラボノート」を運営。「Yahoo! JAPAN クリエイターズプログラム」公式クリエイター。雑誌「LDK」「LEE」「ケトル」「GISELe」「女性セブン」「週刊SPA!」など多数掲載。ラジオ番組J-WAVE GOLD RUSH「洗剤について」TV番組「ちちんぷいぷい」(MBS)などにも出演。

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目次

おうちクリーニングのプロに聞いた!毛玉取り器の選び方

おうちクリーニングのプロであるハナさんに毛玉取り器を選ぶ際にチェックしておきたいポイントを伺いました。

ハナさんのおすすめは、2Wayタイプで、高さ調整機能が付いた毛玉取り器。

ハナさんのおすすめは、2Wayタイプで、高さ調整機能が付いた毛玉取り器。「やや値が張りますが、オールマイティに使用できて便利です」とのこと

「手動ブラシ」か「電動」か種類で選ぶ

毛玉取り器はおもに、ブラシ式の手動タイプと、電動タイプに分類できます。ハナさんに伺った選ぶポイントは以下の通りです。

<毛玉取り器を手動タイプか電動タイプかで選ぶポイント>

  • 音などを気にせず使いたい or 天然素材の衣類を傷つけずに使いたい
    「手動(ブラシ)タイプ」がおすすめ
  • 合成繊維の毛玉を取りたい or 広範囲の毛玉を一気に取りたい
    「電動タイプ」がおすすめ

手動タイプと電動タイプの向いている素材やメリット、デメリットを下記にまとめました。

手動タイプ
ブラシ式の手動タイプは、毛玉を取りつつ生地のお手入れにもなるのがメリット
電動タイプ
ハナさんは「手早く毛玉が取れて便利」ということで、電動タイプの毛玉取り器をメインで使用しているとのこと
向いている素材 天然毛(ウール、カシミヤなど) 合成繊維(アクリル、ポリエステルなど)
メリット 音が出ない
・生地にツヤを出せる
短時間で毛玉をとれる
・毛玉がよく取れる
デメリット 毛玉がとり切れないことも
・時間がかかる
生地を傷めることも

手動タイプの毛玉取り器はブラシ式が多く、ホームセンターや100円ショップなどで手に入ります。力を入れず、一方向になでるようにブラッシングすることで、生地の毛並みを整えながら毛玉を取ることができます。繊維が痩せるのを防ぐことや、新たな毛玉ができるのを防止する効果もあり、きれいに仕上げられます。 ウールのコートなど、天然素材でできた衣類の生地をいたわりながら毛玉取りをしたいなら、手動式を選びましょう。

手動タイプにはワイパーのような形のものもありますが、ハナさんによれば「生地を傷めやすいので、ブラシタイプを選ぶべき」とのこと

手動タイプにはワイパーのような形のものもありますが、ハナさんによれば「生地を傷めやすいので、ブラシタイプを選ぶべき」とのこと

電源不要なので、使用前に充電したり、使用する場所を選んだりする手間がありません。音も出ないため、思い立ったとき気軽に使用したいという人におすすめです。

合成繊維にできる頑固な毛玉でも、電動タイプなら一気に取ることができます

合成繊維にできる頑固な毛玉でも、電動タイプなら一気に取ることができます

電動タイプの毛玉取り器は、電動モーターによりカッターを回転させて毛玉を取る仕組みで、短時間でスピーディに毛玉を取り除くことができます。 薄手のデリケートな生地に使用できるモードを備えた製品や、カットする毛足の長さを調整できるモデルの製品などいろいろな種類があります。合成繊維でできた取りづらい毛玉を処理したいときや、広範囲の毛玉を取りたいときに向いています

電動タイプは電源方式によって使い勝手が変わる

電動タイプの毛玉取りはおもに「充電式」「交流式」「電池式」の3種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。方式ごとのおもな特徴を解説します。

<電源方式の違い>

充電式
充電式にはコンパクトな商品が多く、持ち運びにも便利
交流式
自宅で衣類のみに使用するのであれば、交流式を選べば十分です
電池式
電池式は予備の電池さえ用意しておけば、いつでも使用できるのが魅力です
メリット コンパクトな商品が多く、持ち運びに便利
・場所を選ばずに使用できる
・連続で使用しても充電がなくなる心配がない
安定したパワーを出せるため、広範囲の毛玉を取りたい場合に活躍
コンパクトで手頃な価格の製品が多い
デメリット ソファのような大型家具の毛玉を取る際は、すべてを取り切る前に充電が切れてしまうことも 使用場所が限定され、動かすことができないものの毛玉を取る場合にはやや不便 電池の消耗が早いと、ランニングコストが高くなってしまうことも

ソファなど大型家具に使用するならコードレスで動かせる充電式広範囲なら連続で使用できる交流式など、用途に合ったタイプを選びましょう。一度に長時間使用する可能性がある場合は、コードあり・なしの2WAYで使用できる「充電交流式」の製品を選ぶと、ふだんはコードレスで、広い範囲に使用する場合はコードにつないだままと使い分けが可能です。

電池式は、以前は刃の質が低くパワーが強すぎるため、生地に穴を開けてしまうことや、電池がすぐに切れてしまうことが多かったです。しかし、改良が進み、生地に対するダメージが少なく、連続使用できるものなど、毛玉がよく取れる製品が増えています

かつてはなかった機能が追加され、より使いやすく、便利な毛玉取り器

かつてはなかった機能が追加され、より使いやすく、便利な毛玉取り器が増えています

広範囲の毛玉を一度に取りたいならヘッドは直径50mm以上がおすすめ

セーターやマフラーなどの衣類や、ソファをはじめとする大型家具など、広範囲の毛玉を取りたい場合には、ヘッドが直径50mm以上の大きな毛玉取り器が便利。スピーディに毛玉取りができます。

ヘッドが小さなタイプは細かい部分に使うだけでなく、持ち運んで外出先で毛玉が気になった際に使うこともできます

ヘッドが小さなタイプは細かい部分に使うだけでなく、持ち運んで外出先で毛玉が気になった際に使うこともできる

一方、衣服の肘の部分にできた毛玉をピンポイントに処理したい、靴下のような小さなものの毛玉を取りたいといった場合には、ヘッドが小さなタイプの方が、小回りが利いて使いやすくおすすめです。

持ち手が使いやすいか形状と大きさ・重量をチェック

毛玉取り器の多くは持ち手があり、生地に当てるときに当てやすいかなど、形や大きさ、重量もチェックしておきたいポイントです。

「コロンとした形の毛玉取り器は、軽く押しながらくるくると回すように動かしてください

「コロンとした形の毛玉取り器は、軽く押しながらくるくると回すように動かしてください」とハナさん

持ち手が太すぎるなど手になじまないとストレスになるため、手に収まり、持った感触がしっくりとくるものがおすすめです。通販サイトなどで購入する際は、事前にサイズを確認しましょう。
アイロンのような形の毛玉取り器は柄の部分を持ちやすいですが、長時間使用を続けていると疲れてしまうことも。取っ手がないコンパクトなタイプは、上からしっかりと握って円を描くように動かすと、ラクに毛玉が取れます。重量は、200g前後が扱いやすいです。

安全性も確認

毛玉取り器を選ぶ際は、安全性も重要です。チェックしたいのは、生地を直接当てるヘッド部分。表面が柔らかなタイプは、使用中に生地を引き込み、穴を開けてしまうなどのリスクがあります。 表面を押してもへこまない程度の硬さがある製品を選ぶようにしましょう。

ヘッドの表面を触って柔らかさをチェックしてから、生地に当てる強さを調節しましょう

ヘッドの表面を触って柔らかさをチェックしてから、生地に当てる強さを調節しましょう

またヘッドの硬さに関わらず、使用時は生地にやさしく当てることで、生地を傷つけるリスクをより軽減できます。
また、使わないときはヘッドを保護するためのキャップが付属したものを選べば、思わぬケガを防ぐことができ、小さな子どもがいる家庭でも安心です。

【タイプ別】おすすめの毛玉取り器10選

数ある毛玉取り器の中から、編集部おすすめアイテムをピックアップ。ハナさんのアドバイスをもとに、おすすめの毛玉取り器を紹介します。

毛玉取り器のおすすめ10選
タイプ 電動タイプ 手動タイプ
おすすめ
ポイント
毛玉取りの刃の切れ味が良い 長時間作業でも簡単楽ちん 3段階の高さ調整機能付き コードが2mで長時間利用可能 日常着からおしゃれ着まで多機能型 USB充電式かつコンパクトが魅力 穴から毛玉の取れ具合を確認可能 特許取得済みの特殊加工 静電気が発生を抑え毛玉予防も 一本二役!両面ブラシを使い分け
メーカー
商品名
マクセルイズミ カシムラ テスコム ADVANCE ティファール récolte コジット 浅草アートブラシ 池本刷子工業 Snana
毛玉取り器 リントクリーナー 毛玉取り器 毛玉クリーナー【毛だまトレタ】KD788 毛玉クリーナー コンセント式 乾電池式毛玉クリーナー Kedamatori クリーニング屋さんの毛玉取りブラシ ブラシクリーナー付 かんたん毛玉取りブラシ「匠」 毛玉取りブラシ 洋服ブラシ 毛玉取り
毛玉取り器(マクセルイズミ) リントクリーナー 毛玉取り器(カシムラ) 毛玉クリーナー【毛だまトレタ】KD788(テスコム) 毛玉クリーナー コンセント式(ADVANCE) 乾電池式毛玉クリーナー(ティファール) Kedamatori(récolte) クリーニング屋さんの毛玉取りブラシ ブラシクリーナー付(コジット) かんたん毛玉取りブラシ「匠」(浅草アートブラシ) 毛玉取りブラシ(池本刷子工業) 洋服ブラシ 毛玉取り(Snana)
参考価格(税込) 4818円 2345円 2670円 2480円 1335円 3300円 1588円 3564円 2950円 3259円
サイズ(幅×奥行き×高さ) 66×95×185mm 80×80×130mm 59×170×104mm 105×60×170mm 67×104×171mm 80 x 80x110mm 225×63×15mm 215×58×25mm 37×33×200mm 65×220×50mm
本体重量 216g 210g 160g 230g 175g 180g 105g 80g 117.93g 150g
購入サイト Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo!

電動タイプ毛玉取り器のおすすめ6選

スピーディに毛玉が取れる、電動タイプの毛玉取り器を紹介します。

2WAY仕様で便利な機能も網羅 毛玉取り器(マクセルイズミ)

専門家のおすすめポイント

私も長年愛用しているシリーズです。マクセルイズミはもともと工具を作っている会社なので、毛玉取りの刃の切れ味が良いのが特徴です。毛玉がうまく切り取れずに衣類を巻き込んで穴が開いてしまうこともありません。薄手のデリケート素材の小さな毛玉まで簡単に取ることができます

ポイントを解説するハナさん

おうちクリーニング研究家

ハナさん

電源タイプ 2Way(充電・交流)
サイズ(幅×奥行き×高さ) 66×95×185mm
本体重量 216g
使用可能時間 約38分(満充電時)
充電時間 約8時間
付属品 ふわふわガード、充電アダプター、
ブラシ、ポーチ、取扱説明書

直径52mmの大型刃でスピーディに毛玉をカット。また、毛足の長さに合わせて3段階の高さ調整ができる「ふわふわガード」機能やおしゃれ着などに対応した「care」モードなどを搭載しており、毛玉が気になったら着たまま毛玉取りをすることもできます。充電と交流の2Wayのため、コードレスでの使用だけでなく、充電を気にせずコンセントを挿して使用することもできて便利です。

ドーム型デザインのコードレス毛玉取り器 リントクリーナー 毛玉取り器(カシムラ)

リントクリーナー 毛玉取り器(カシムラ)

出典:Amazon

専門家のおすすめポイント

ほとんどの電動毛玉取り器は手で握って作業するタイプなのに対して、リントクリーナーの場合は手を添えるだけなので長時間作業していても疲れません。ただ上から押さえる形になるので、うっかり力を入れてしまうと衣類を傷つけることがあります。力を入れすぎないように使用するのがコツです。

ポイントを解説するハナさん

おうちクリーニング研究家

ハナさん

電源タイプ 充電式
サイズ(幅×奥行き×高さ) 80×80×130mm
本体重量 210g
使用可能時間 約1時間(満充電時)
充電時間 約8時間
付属品 専用USB充電ケーブル(約1m)

ドーム型のデザインが目を引く、コードレスタイプの毛玉取り器。上部に穴が開いているため、指を入れてしっかりと握りながら使用できます。直径52mmの大型外刃と回転内刃を搭載し、毛玉をしっかりとカットします。下部には刃のガード用透明キャップ付きで、収納時に便利。充電用のUSBケーブルは付属していますが、充電器は別売りなのでご注意を。

3段階の風合いガードでセーターの毛玉取りもラク 毛玉クリーナー【毛だまトレタ】KD788(テスコム)

専門家のおすすめポイント

ものすごくパワフルで、洋服だけでなく毛布やカーテンなど広範囲に及ぶ毛玉もすばやく取れて、切れにくい合成繊維の毛玉も難なく取り除くことができます。パワフルがゆえに気をつけないと衣類に穴を開けてしまう場合があるので、必ず平らな場所で、軽くなでるように使用してください。

ポイントを解説するハナさん

おうちクリーニング研究家

ハナさん

電源タイプ 交流式
サイズ(幅×奥行き×高さ) 59×170×104mm
本体重量 160g
使用可能時間 30分
充電時間
付属品 掃除用ブラシ・電源アダプター・風合いガード

コンセントを挿してパワフルに使える毛玉取り器。コードは1.8メートルと長めで、コンセントからやや離れた場所でも対応できます。アタッチメントを装着することで、高・中・低3段階の高さ調整ができる「風合いガード」機能の使用が可能に。ふんわりとしたセーターなどの毛玉取りに便利です。毛玉がたまるダストボックスは静電気防止剤により毛玉やホコリが付きにくいため、ストレスフリーで掃除ができます。

パワフルに毛玉をカットしながら風合いもキープ 毛玉クリーナー コンセント式(ADVANCE)

毛玉クリーナー コンセント式(ADVANCE)

出典:Amazon

専門家のおすすめポイント

流行はコードレスで、今や交流式は少数派ですが、事前に電池を用意したり充電したりする必要がなく、コンセントにコードを挿すだけで長時間パワフルに使えるのは魅力的です。頻繁に毛玉は取らないけど、思い立ったらすぐに使いたいという方に向いています。

ポイントを解説するハナさん

おうちクリーニング研究家

ハナさん

電源タイプ 交流式
サイズ(幅×奥行き×高さ) 105×60×170mm
本体重量 230g
使用可能時間
充電時間
付属品 収納袋・掃除用ブラシ・替刃

ステンレス製の大型カッターにより、セーターや靴下といった衣類だけでなく、じゅうたんやカーテンなど太い繊維による毛玉もカット。替刃付きなので、切れ味が落ちても交換が可能です。また、3段階の高さ調節機能付きで、生地を傷めず風合いをキープしやすいことも特徴。パワーが落ちないコンセントタイプで、電源コードが2メートルと長めなので、電源からやや離れた場所でも使用が可能です。

日常着からおしゃれ着までパワフルに毛玉取り 乾電池式毛玉クリーナー(ティファール)

乾電池式毛玉クリーナー(ティファール)

出典:Amazon

専門家のおすすめポイント

電池式の良いところは、外でも海外でも電池さえあれば電源がなくても使えるところです。旅先に毛玉取り器を持っていきたいという方に向いています。ティファールの製品はパワーがあり、毛玉だけでなく毛羽立ちまでよく取れます。使いすぎると繊維が痩せてしまいますが、適度に使うと衣類が新品のようによみがえります。

ポイントを解説するハナさん

おうちクリーニング研究家

ハナさん

電源タイプ 電池式
サイズ(幅×奥行き×高さ) 67×104×171mm
本体重量 175g
使用可能時間
充電時間
付属品 掃除用ブラシ

パワフルモーターを備え、高性能ステンレスメッシュと3枚刃によりすばやくきれいに毛玉をカットできる、電池式の毛玉取り器です。日常的な衣類のケアにはターボモードを、カシミヤやシルク、薄手の衣類などおしゃれ着のケアはデリケートモードを選択。生地の風合いを守りながら毛玉を取る、風合いガード機能も搭載しています。

毛玉もほこりも取れるコンパクトタイプ Kedamatori(récolte)

Kedamatori(récolte)

出典:Amazon

専門家のおすすめポイント

コンパクトでコロンとした見た目のかわいさとは裏腹に、刃の接触面は80mmと大きめ。衣類だけでなくソファや毛布などにできた大きい毛玉も手早く取ることができます。ダストボックスが小さめなので頻繁に毛玉を捨てる必要がありますが、出しっぱなしでも北欧雑貨のようにかわいいです。

ポイントを解説するハナさん

おうちクリーニング研究家

ハナさん

電源タイプ 充電式
サイズ(幅×奥行き×高さ) 80×80×110mm
本体重量 180g
使用可能時間 約45分
充電時間 約2時間
付属品 専用USBケーブル、クリーニングブラシ

USB充電式のコンパクトなコードレス毛玉取り器です。電源が不要なため、ハンガーにかけたままでも、着用したままでも気軽に使用が可能。毛足が長い服や薄い生地には向きませんが、衣類からソファなどの大物家電まで、幅広く使えます。上部のカバーを外すとホコリや花粉を取れるエチケットブラシになっていて、1台で衣類のお手入れが可能。シンプルなデザインはインテリアになじみやすく、フックにかけて収納できるストラップ付きなのも便利です。

手動タイプ毛玉取り器のおすすめ4選

電源がなくても気軽に利用できる、手動タイプの毛玉取り器を紹介します。

猪毛が毛玉を絡め取る クリーニング屋さんの毛玉取りブラシ ブラシクリーナー付(コジット)

クリーニング屋さんの毛玉取りブラシ ブラシクリーナー付(コジット)

出典:Amazon

専門家のおすすめポイント

植物性化粧品成分を主原料に、繊維をケアすることに特化したドライ用洗剤「ジョイベック」を開発した洗濯塾の毛玉取り。衣類のケアがコンセプトなだけあって、ウールなどの天然素材の衣類の毛玉をやさしくほぐします

ポイントを解説するハナさん

おうちクリーニング研究家

ハナさん

サイズ(幅×奥行き×高さ) 225×63×15mm(毛含まず)
本体重量 105g
素材 本体:天然木(荷木)
毛:猪毛
付属品 ブラシクリーナー

弾力性のある猪毛の毛玉取りブラシです。猪毛の先端が傘状になっているため、軽くブラッシングをするように動かすことで毛玉を絡め取ることができます。中央に穴が開いている形状もポイントで、穴から衣類の状態や毛玉の取れ具合を確認しやすく便利。使用後はブラシの中に毛くずがたまりますが、付属している専用のブラシクリーナーでかき出すように掃除をすればきれいな状態を保てます。

襟元や袖口などの頑固な毛玉も取りやすい かんたん毛玉取りブラシ「匠」(浅草アートブラシ)

かんたん毛玉取りブラシ「匠」(浅草アートブラシ)

出典:Amazon

専門家のおすすめポイント

本体がフラットではなく絶妙な反りがあり、力を入れなくても効率よく毛玉を取ることができるようになっています。こちらのブラシはウールやカシミヤなどの天然素材であれば、電動よりも早く毛玉を取ることができます。

ポイントを解説するハナさん

おうちクリーニング研究家

ハナさん

サイズ(幅×奥行き×高さ) 215×58×25mm
本体重量 80g
素材 本体:天然木
毛:猪毛
付属品 ブラシクリーナー

職人の手で1本1本作られた毛玉取りブラシです。釘の頭のようなT字型に成型した毛先を凸凹に植毛する特許取得済みの特殊加工が大きな特徴。毛玉を絡め取ります。また、ブラシの先端部分は毛束を2列に増やすことで、襟元や袖口、裾などの頑固な毛玉が取りやすいように。生地をできるだけ傷めずに毛玉を取れる工夫が詰まっています。

毛玉取りも毛玉予防もおまかせ 毛玉取りブラシ(池本刷子工業)

毛玉取りブラシ(池本刷子工業)

出典:Amazon

専門家のおすすめポイント

洋服ブラシを作っているIKEMOTOブランドと、日本を代表するテーラー「テーラー松田」の松田茂伸氏が共同開発したブラシ。衣類にやさしく、毛玉を解きほぐす使用感です。 カシミヤやアンゴラなどの繊細な素材をツヤよく仕上げてくれます。ホコリも同時に除去してくれ、ブラシ後は衣類の色が一段階鮮やかになるのを実感できます。

ポイントを解説するハナさん

おうちクリーニング研究家

ハナさん

サイズ(幅×奥行き×高さ) 37×33×200mm
本体重量 117.93g
素材 本体:天然木(チェリーウッド)
毛:天然毛(豚毛)+銅イオン含浸アクリル繊維
付属品 ブラシクリーナー

使用することで、毛玉を取るだけではなく、毛玉になりかけている絡まりあった繊維を特殊な植毛のブラシで解きほぐします。10度に傾斜しているハンドルや、ラウンド加工された毛により、ブラッシングの際は生地に対して均一に力がかかり、生地にかかる負担を軽減する効果も。また、静電気除去繊維の配合により、お手入れ後の生地は静電気が発生しづらく、ホコリやゴミが付着しにくい状態に。毛玉予防もできる毛玉取りブラシです。

両面ブラシを使い分ければ、より生地にやさしくお手入れが可能 洋服ブラシ 毛玉取り(Snana)

洋服ブラシ 毛玉取り(Snana)

出典:Amazon

専門家のおすすめポイント

硬めの質感の豚毛と、柔らかめの馬毛の2way仕様。
豚毛は毛玉取りに、馬毛はフリースなどの毛足の長い素材の毛玉ほぐしとして使うのがおすすめです。

ポイントを解説するハナさん

おうちクリーニング研究家

ハナさん

サイズ(幅×奥行き×高さ) 65×220×50mm
本体重量 150g
素材 本体:天然木
毛:天然毛(豚毛・馬毛)
付属品 ブラシクリーナー

片面にやわらかい馬毛、反対面に硬めの豚毛を採用。毛玉の種類によって使い分けができる、一本二役の毛玉取りブラシです。馬毛はデリケートな素材をはじめとする幅広い衣類に使いやすく、ホコリや花粉も落とせます。豚毛はしっかりとブラッシングしたい場所に最適。軽くブラッシングをすることで生地を傷つけずに毛玉を取ることができます。

衣類を傷めない毛玉の取り方

電動の毛玉取り器はスピーディに毛玉を取ることができて便利ですが、使い方を誤ると 生地を傷めてしまうこともあります。どのように使用したらよいのか、毛玉の状態ごとに見ていきましょう。

広い範囲の毛玉の取り方

毛玉取りを強く当てたり、早く動かしたりしても逆効果です。やさしく、ゆっくりと取るようにしましょう

毛玉取りを強く当てたり、早く動かしたりしても逆効果です。やさしく、ゆっくりと取るようにしましょう

「早く毛玉を取りたい」と考えるあまり、毛玉取り器を押し込むように強く当ててしまいたくなりますが、そうした行為は生地を傷める原因となります。軽く浮かすぐらいの感覚で生地に当てましょう。また、コートなどの広い面にできた毛玉を取る際は、毛玉取り器をゆっくりと動かします

肘など狭い範囲の毛玉や靴下のように小さなものの毛玉の取り方

靴下のような小さな衣類の毛玉は、小型の毛玉取り器が使いやすく便利です

靴下のような小さな衣類の毛玉は、小型の毛玉取り器が使いやすく便利です

狭い範囲の毛玉を取る場合は、衣類などを手のひらにのせて台座代わりにします。毛玉取り器をやさしく当てながら小さく動かしましょう。刃が毛玉だけでなく生地もカットしてしまい、穴が開くことがないように注意します。高さ調整機能を搭載した毛玉取り器の使用もおすすめ。毛玉の大きさに応じ、最適な高さに設定して毛玉取りができます。

細かい毛玉の取り方

ケアモード付きの電動式毛玉取りの一例。デリケートモードなど、商品によって名称が違うので、取扱説明書を確認しましょう

ケアモード付きの電動式毛玉取りの一例。デリケートモードなど、商品によって名称が違うので、取扱説明書を確認しましょう

粒の小さな毛玉が取り切れないときには、ケアモード付きの毛玉取り器が便利です。タイツやスカーフのような穴が開きやすい薄手の素材にも使用できますし、生地の風合いを大切にしながら毛玉を取りたいときにも重宝します。やや価格が上がりますが、幅広い衣類の手入れができるように備えておくと安心です。

毛玉を予防する方法

毛玉ができるのを防ぐためには、洗濯の方法を工夫しましょう。目が細かい洗濯ネットに入れて洗濯する、衣類どうしのこすれを軽減するためおしゃれ着コースでやさしく洗濯する、柔軟剤を使用するなどの方法が効果的です。また、タオルと一緒に洗濯をすると、毛玉にタオルの繊維が付着して目立ちますし、繊維が絡まるとなかなか取れません。できれば、タオルと衣類は分けて洗濯するとよいでしょう。

洗濯した後の衣類は着るたびに、洋服用ブラシで繊維の毛並みを整えることも大切です。髪の毛をとかす際と同様に、繊維を一定の方向にそろえることで繊維が絡まるのを防ぎます。防水スプレーを使用すれば、毛玉の発生をより抑えることができます。

毛玉取りに関するよくある質問 Q&A

毛玉取りを正しく行うための方法や注意すべき点を、ハナさんに教えていただきました。

洗濯方法や着用時の工夫で、毛玉ができるのを予防することができます

「洗濯方法や着用時の工夫で、毛玉ができるのを予防することができます」とハナさん

Q. 毛玉取り器以外で毛玉を取る方法は?

A.毛玉を取る方法は毛玉取り以外にもさまざまあります。毛玉取り器を含めたそれぞれの方法のメリット・デメリットを解説します。

<毛玉取りのおもな方法>
方法 メリット デメリット 向いている衣類
手動の毛玉取り器(ブラシ)を使う ・電源を気にせず使用できる ・電動タイプに比べると威力が弱く、時間もかかる ・ウールやカシミヤなどの天然素材でできた衣類、毛足が長い衣類
電動の毛玉取り器を使う ・幅広い商品があり、用途に合わせて選べる
・短時間でしっかりと毛玉を取れる
・毛玉が取れた分だけ生地が薄くなるため、繊細な素材には向かない ・アクリルやポリエステルなどの合成繊維でできた衣類
台所用スポンジでこする ・家庭にあるもので手軽に毛玉取りができる ・生地が毛羽立ちやすく、再び毛玉ができやすい ・なし
カミソリでそぎ取る ・家庭にあるもので手軽に毛玉取りができる ・慣れていないと生地に穴を開けるリスクがある
・取りムラができやすい
・ガード付きの刃は生地に引っかかりやすい
・気になる毛玉が狭い範囲のふだん着
ガムテープ、粘着式クリーナー(コロコロ)ではがす ・家庭にあるもので手軽に毛玉取りができる ・合成繊維の毛玉はあまり取れない
・生地が毛羽立ちやすく、再び毛玉ができやすい
・なし
クリーニング店に持ち込む ・プロの手で仕上げるので風合いを保ちやすい ・コストが高い ・シーズンオフの衣類

上記のように、家庭にあるものでも毛玉を取ることは可能ですが、専用のものではないため、どうしても毛玉以外の生地を傷めてしまうリスクがあります。

衣類を傷めるリスクが低く、かつ気軽に毛玉取りができるので、やはり専用の毛玉取り器を使用するのがベストといえるでしょう。用途に合わせて、毛玉取り器を常備しておくと便利です。

Q. 毛玉はなぜできるの?

A. 生地の繊維どうしがこすれ、摩擦が生じることにより生まれるのが毛玉です。洗濯をしたり、着用時にこすれたり、バッグの金具が当たったりすることで受けるダメージが原因です。
もっとも毛玉ができやすい素材は、アクリルやポリエステルなどの合成繊維。ウールやカシミヤなどの天然繊維も毛玉はできますが、天然繊維の場合は毛玉ができてもある程度は自然に剥離するため、あまり目立ちません。合成繊維は丈夫なため、毛玉が残りやすく目立つ特徴があり、一度できた毛玉はなかなか取れません。

Q. 洋服に使う毛玉取り器で、布団や毛布、ソファの毛玉を取っても問題ない?

A. 同じ毛玉取り器を使用しても、問題ありません。毛足の長さに合わせて刃の高さを調整できるタイプや、おしゃれ着などデリケートな衣類に対応して刃の向きを変えたり、スピードを落としたりできる「ケアモード」を搭載しているタイプの毛玉取り器の使用がおすすめです。

毛足の長さに合わせて高・中・低の3段階で高さ調整できるタイプが便利

毛足の長さに合わせて高・中・低の3段階で高さ調整できるタイプが便利

Q. 毛玉を取りすぎると、服の生地は薄くなるの?

A. 毛玉を取った分だけ、服の生地はすり減っていきます。毛玉ができやすい衣類は、できるだけ毛玉をつくらないように気をつけて取り扱うことが大切です。毛玉ができやすい衣類は先ほどお伝えした予防策で守りましょう。

Q. 毛玉取り器を使ってはいけない素材はある?

A.モヘアのような繊維が長いもの、風合いを大切にしたい衣類は無理をせず、クリーニングに出すことをおすすめします。

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まとめ

  • 生地が天然素材なら手動タイプ、合成繊維なら電動タイプの毛玉取り器を選択
  • 電動の毛玉取り器は「充電式」「交流式」「電池式」があり、「充電交流式」が便利
  • 毛玉取り器は電動・手動のほか、ヘッドや持ち手のサイズ、安全性もチェック
  • 毛玉取り器は軽く浮かすぐらいの感覚で当て、生地を傷めないようにする
  • 毛玉を取りすぎると生地が薄くなるため、日頃から毛玉の予防に努める

今回はハナさんの監修のもと、毛玉取り器の種類や選び方、正しい使用方法などについて解説しました。

毛玉取り器を購入する際は、おもにどのような素材に使用したいのか、どこの毛玉を取りたいのかを考えて選びましょう。高さ調整機能やケアモードといった、プラスアルファの機能があると、より便利です。また、お気に入りの衣類などは日頃から、毛玉ができないよう予防することも大切です。

毛玉取り器があれば、衣服はもちろん、ソファやクッション、シーツなど家にあるさまざまなファブリック製品の毛玉も取ることができます。自分にとって使いやすい毛玉取り器を見つけて、日頃のお手入れに取り入れてみてください。

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