【美容師監修】白髪染めシャンプーのおすすめ9選！本当に染まる人気商品の選び方を解説（比較動画付き）

白髪染めシャンプーを使うメリットとデメリット

白髪染めの種類には、「白髪染めシャンプー」以外に「白髪染めトリートメント」「白髪染めヘアカラー」「白髪染めヘアマニュキュア」などがあります。髪に与えるダメージが少なく、一人でも染めやすいのは「白髪染めシャンプー」と「白髪染めトリートメント」です。
まずは、「白髪染めシャンプー」を使って白髪染めをするメリットとデメリットをチェックしておきましょう。

ヘアケア

白髪染めトリートメントおすすめ13選！美容師がドラックストアの人気市販品やメリット・デメリットを解説

白髪染めシャンプー最大のメリットは、ふだんのシャンプーを白髪染めシャンプーに変えるだけで染められる手軽さにあります。特に下準備などは不要で、髪を洗う感覚で少しずつ白髪を染められるので、ヘアサロンに行ったり自宅で髪を染めたり、といった時間が取れない人におすすめです。

塗布にかかった時間などで色ムラが起こりやすいヘアカラーとは違い、まんべんなく泡が行き渡る白髪染めシャンプーは色ムラが起こりにくいのも魅力のひとつです。頭皮を洗うことも想定してつくられているため、ヘアカラーよりも頭皮への刺激は控えめです。一回の使用でしっかりと色がつくのではなく、繰り返し使用することで徐々に染まっていくので「周りにバレないように白髪を染めたい」という人にぴったりではないでしょうか。

デメリットとしては、白髪染めシャンプーの場合、色が定着するまで繰り返し使う必要があるため即効性は期待できません。カラーはブラックかブラウンがほとんどでバリエーションが少なく、ブリーチ効果はないので「白髪染めをしながら白髪以外の髪にも色を入れたい」という方には不向きです。また、染まりやすさには個人差があるので、人によっては「ほとんど色が入らなかった」といったケースも起こりえます。

美容師・毛髪診断士が教える！白髪染めシャンプーの選び方

白髪染めシャンプーの選び方や比較するときに着目すべき点と比較すべきポイントは、以下の通りです。

1. 色持ちの良さで選ぶなら塩基性染料とHC染料のブレンドが◎

白髪染めシャンプーに使用されている染料は、塩基性染料（イオンカラー）、HC染料などの化学染料と、ヘナなどに代表される天然染料です。

染まりやすさで選ぶのであれば、塩基性染料とHC染料がバランスよく配合された白髪染めシャンプーを選ぶか、天然染料に化学染料が配合されたものを選ぶのがおすすめです。

塩基性染料は分子が大きく吸着しやすいので染まりやすい一方で、毛髪の表面近くに吸着されるので落ちやすいという特徴があります。
HC染料は塩基性染料よりも分子が小さく髪の内部に入り込むことができますが、吸着力は低いため、塩基性染料とあわせて使用されるのが一般的です。

髪にやさしいイメージがある天然染料ですが、染まり方がゆるやかなので、白髪をしっかりと染めたい方には不向きでしょう。

2. 洗浄力が強すぎないアミノ酸系かベタイン系の白髪染めシャンプーを選ぶ

洗浄力で選ぶのであれば、頭皮と髪の毛をやさしく洗い上げてくれるアミノ酸系の白髪染めシャンプーや、コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタインなどが配合されたベタイン系（両性界面活性剤）の白髪染めシャンプーを選ぶのがおすすめです。

「コカミドプロピルベタイン」が配合されているかなど、白髪染めシャンプーの成分欄でチェックするのがおすすめ

白髪染めシャンプーの場合、洗浄力が強すぎるものは染料まで洗い流してしまうおそれがあるため注意が必要です。

例えば、以下の成分が入っている商品は、頭皮のベタつきをオフし、すっきりと洗い上げてくれる効果が高い一方で、洗浄力の強さから着色した染料まで洗い流してしまうおそれがあるため、染まりにくい傾向があります。

ただし、頭皮がベタつく方や、ワックスなどのスタイリング剤を使用する方の場合、皮脂やスタイリング剤などの成分が髪に残り、染まりにくくなる原因になってしまうことも。こういったケースの場合は、予洗いとして洗浄力が高いシャンプーを使ってから、アミノ酸系の白髪染めシャンプーを使うことがおすすめです。とはいえ、「やっぱり1本で済ませたい」という場合は、染まりやすさはやや劣るものの、洗浄力が高い白髪染めシャンプーを選ぶのがいいでしょう。

3. 髪のダメージが気になる場合はトリートメント成分をチェック

「ダメージが気になる方はヘマチンなどの補修成分が含まれているものを選ぶといいですね」と齊藤さん

髪が傷んでいる状態だと、せっかく白髪染めシャンプーを使ってもうまく色が入らない、色が抜ける原因になってしまうことも。

髪のたんぱく質に絡みつき、色が抜けるのを防いでくれるヘマチン入りのものや、加水分解ケラチンなどたんぱく質を補ってくれるものが特におすすめです！

上記の通り、効率よく色を入れていくには、白髪染めシャンプーに含まれるトリートメント成分にも注目したいところです。

人気市販品から厳選！白髪染めシャンプーのおすすめ9選

ドラッグストアでも目にすることが多い白髪染めシャンプーですが、いろいろな商品があり、どれを選べばいいかわからないという方も多いでしょう。
齊藤さんから教えていただいた「白髪染めシャンプーを選ぶポイント」をベースに、編集部が目的別に最新のおすすめのシャンプーをピックアップしました。

白髪染めシャンプーのおすすめ9選

メーカー 商品名
	VALANROSE	フューチャーラボ	洋光	Me＋	ピュール	ソシア	黒ばら本舗	Motto	ワイドシステム
	KUROクリームシャンプー	ヘアボーテ　ボタニカルカラークリームシャンプー	MODAMODA ブラックシャンプー	スカルプカラーシャンプー	利尻カラーシャンプー ブラック	グローリン・ワンクロス	黒染 ヘアシャンプー	ボタニカラーシャンプー	昆布の白髪用カラーシャンプー
価格（税込）	5808円	6072円	3980円	通常：4180円 ※定期コース： 最大24％オフ（初回）	通常：3850円	5800円	2625円	2000円	2420円
100ml(g)あたりの価格	1452円	3036円	1327円	1400円	1900円	5800円	400円	700円	806円
カラー	・ナチュラルブラック ・ダークブラウン	・ブラック ・ダークブラウン	・ブラック	・ディープブラウン ・ライトブラウン	・ライトブラウン ・ナチュラルブラウン ・ダークブラウン ・ブラック	・ブラック	・ブラック ・ブラウン ・ダークブラウン	・ブラック ・ブラウン ・ダークブラウン	・ナチュラルブラック ・ダークブラウン ・ライトブラウン
染料	HC染料、塩基性染料	HC染料、塩基性染料	植物由来着色成分	塩基性染料、HC染料	天然染料、塩基性染料、HC染料	塩基性染料、HC染料	天然染料、塩基性染料	塩基性染料、HC染料	塩基性染料、HC染料
洗浄成分	アミノ酸系洗浄成分	アミノ酸系洗浄成分	アミノ酸系洗浄成分	アミノ酸系洗浄成分	アミノ酸系洗浄成分	アミノ酸系洗浄成分	-	-	-
トリートメント成分	加水分解ケラチン	加水分解シルク	グリセリン	加水分解ケラチン	加水分解ケラチン	加水分解ケラチン、ヘマチン	-	加水分解ケラチン	加水分解ケラチン
こんな人におすすめ	髪を傷めることなく、やさしく着色したい	1本で髪質ケアや頭皮ケアもしたい	白髪をきれいに、自然に染め上げたい	しっかり染めながら、頭皮環境も整えたい	白髪をカバーしながら、カラーも楽しみたい	少ない回数で、しっかり染めたい◎	育毛効果も重視したい	トリートメント成分も重視して選びたい	ムラなくしっかり染めたい
購入サイト	Amazon 楽天市場 Yahoo!	Amazon 楽天市場 Yahoo!	Amazon 楽天市場 Yahoo!	公式サイト Amazon 楽天市場 Yahoo!	公式サイト Amazon 楽天市場 Yahoo!	公式サイト Amazon 楽天市場 Yahoo!	Amazon 楽天市場 Yahoo!	Amazon 楽天市場 Yahoo!	公式サイト Amazon 楽天市場 Yahoo!

着色と同時に美髪ケアもかなえるおすすめの白髪染めシャンプー3選

界面活性剤による刺激が少なく、天然由来の着色成分をメインに、ツヤのある自然な色づきの黒髪へと導いてくれる白髪染めシャンプーを厳選しました。髪にも頭皮にもやさしいものばかりなので、白髪を染めつつ美髪ケアをしたい人にぴったりです。

天然染料とナノ分子染料でツヤのある黒髪に

VALANROSE KUROクリームシャンプー

参考価格： ¥5,808(税込)

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参考価格（内容量）	5808円（400g）
カラー	ナチュラルブラック、ダークブラウン
染料	HC染料、塩基性染料
関連商品	KUROクリームシャンプー シトラス
注目したい成分	加水分解ケラチン※、クロスポリマー※、ヒマワリ種子油、ローズマリー葉油、ニオイテンジクアオイ油、ラベンダー油、バオバブ 種子油、アルガニアスピノサ核油 ※加水分解シルク/PG-プロピルメチルシランジオール

※価格は税込です

おすすめポイント

• ・1本で洗髪・着色・補修・保湿のホームケアが可能
• ・オールインワンタイプでトリートメントが不要
• ・クリームシャンプーなので白髪の根元から染めやすい

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KUROクリームシャンプーは「クリーム」でやさしく洗い上げるため、界面活性剤のような強い洗浄力による髪トラブルを引き起こしにくいのが特徴です。4種の天然染料から抽出したエキスと『ナノ分子染料』（HC染料）でやさしく髪を着色してくれます。また、補修・保湿成分が配合されているのでトリートメントも不要。1本でシャンプー、トリートメント、ヘアマニキュアの3役をカバーしてくれます。

洗うたびにツヤとうるおいを与えながらきれいに染める

フューチャーラボ（FUTURE LABO） ヘアボーテ　ボタニカルカラークリームシャンプー

参考価格： ¥6,072(税込)

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参考価格（内容量）	6072円（200mL）
カラー	ブラック、ダークブラウン
染料	HC染料、塩基性染料
関連商品	なし
注目したい成分	ハチミツエキス、卵殻、炭、卵殻膜、アセチルヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、加水分解コラーゲン、水溶性コラーゲン、サクシノイルアテロコラーゲン、加水分解シルク、ハチミツ、加水分解コンキオリン、セイヨウヤブイチゴ葉エキス、ココイル加水分解コラーゲンＫ、（加水分解シルク／PGプロピルメチルシランジオール）クロスポリマー

※価格は税込です

おすすめポイント

• ・ジアミン不使用で髪にも頭皮にもやさしいクリーム洗浄タイプ
• ・ボタニカル成分配合で、髪にツヤとうるおいを与える
• ・レモングラスの香りでバスタイムが癒しのひとときに

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界面活性剤による刺激を極力抑え、汚れを吸着して落とす泡立ちのないクリーム処方の白髪染めシャンプーです。シャンプーやカラーケアだけでなく、コンディショニング、色持ちケア、ツヤ改善、うねり毛ケア、頭皮ケアまで、1本で7役のケアが可能。色はブラックとダークブラウンの2色展開。ジアミンフリーで頭皮に優しい設計なので、洗うたびに、ゆっくりと染まっていきます。

美容大国韓国で大ヒットの白髪染めシャンプー

洋光（YOKO） MODAMODA ブラックシャンプー

参考価格： ¥3,980(税込)

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参考価格（内容量）	3980円（300g）／1580円（100g）
カラー	ブラック
染料	植物由来着色成分
関連商品	なし
注目したい成分	ゴマ種子エキス、クロミグワ果実エキス、トリュフエキス、ニゲラサチバ種子エキス、プルヌスセロチナ果実エキス、マグワ樹皮エキス、ナイアシンアミド、チャ葉エキス

※価格は税込です

おすすめポイント

• ・頭皮や肌に着色しにくく、毎日でも使いやすい
• ・頭皮や髪のケアまで可能なオールインワンシャンプー
• ・植物由来着色成分が美しく自然な黒髪へ導く

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バナナやリンゴが空気中の酸素に反応して褐色変化することからヒント得て開発した成分を、白髪染めに適応させた「染色効果シャンプー」。肌に優しい弱酸性のノンシリコンシャンプーで、髪と頭皮にうるおいを与えながら、白髪を自然でツヤのある黒髪へと導いてくれます。頭皮や肌に着色しにくく、使いやすいのもメリットのひとつ。

洗浄力と染毛力で選ぶ！おすすめの白髪染めシャンプー3選

色が入りやすい状態に導いてくれる成分が含まれた商品や、プレ洗浄で白髪染めシャンプーの効果を高めてくれる商品、染毛力に特化した商品を厳選しました。

「定期コース」通販なら続けやすい！毛髪診断士が開発したオールインワンタイプ

ミープラス（Me＋） スカルプカラーシャンプー

参考価格： ¥4,180(税込)

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参考価格（内容量）	通常：4180円（300ml） 1ヶ月定期コース：3278円（21%オフ） 2ヶ月定期コース：6347円（24%オフ） ※定期コースはスカルプブラシ付き
カラー	ディープブラウン、ライトブラウン
染料	塩基性染料、HC染料を含む
関連商品	なし
注目したい成分	コカミドプロピルベタイン、コカミドDEA、加水分解ケラチン、加水分解シルク、ウコン根茎エキス、HC青2、HC黄色2、HC赤3、塩基性茶16、塩基性青99ほか

※価格は税込です

おすすめポイント

• ・髪の専門家「毛髪診断士」が開発
• ・ハリ、コシをアップして若々しい髪へ
• ・HC染料と合成染料配合で染まりやすい

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毛髪診断士が開発を行ったスカルプカラーシャンプー。アミノ酸系洗浄成分で、うるおいを残しながら洗浄し、天然由来成分で構成された成分がパサつきやダメージを補修しつつ、髪にハリ・コシを与えます。コンディショナーやトリートメントを使う必要がなく、コストパフォーマンスに優れている点も◎。
また、髪と頭皮にやさしい無添加処方（※）のため、安心して使用することができます。

さらに、HC染料と合成染料がバランスよく配合されているので、染まりやすさにも注目。スタイリッシュなパッケージも魅力です。

お得な定期コースでも購入可能で、初回限定でスカルプブラシがセットで付いてきます。

（※）ジアミン系染料、硫酸系洗浄成分、鉱物油、紫外線吸収剤、シリコン、防腐剤（パラベン）、合成香料 不使用

天然染料と合成染料でムラなく根元からしっかりと染める

ピュール（Pyuru） 利尻カラーシャンプー ブラック

参考価格： ¥3,850(税込)

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参考価格（内容量）	通常：3850円（200ml）
カラー	ライトブラウン、ナチュラルブラウン、ダークブラウン、ブラック
染料	天然染料、塩基性染料、HC染料を含む
関連商品	利尻カラーケアコンディショナー
注目したい成分	ラウラミドDEA、コカミドプロピルベタイン、リシリコンブエキス、加水分解シルク、ニンニク根エキス、加水分解ケラチン（羊毛）、カキタンニン、ウコン根茎エキス、HC黄4、4-ヒドロキシプロピルアミノ-3-ニトロフェノール、HC青2、塩基性青75、塩基性茶16、塩基性赤51、塩基性黄87、塩基性青99ほか

※価格は税込です

おすすめポイント

• ・天然色素でやさしく染める
• ・泡立ち◎でムラになりにくい
• ・カラー豊富

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天然利尻昆布に含まれるミネラルやフコイダン、アルギン酸など、髪と頭皮にうるおいを与えてくれる天然成分を27種配合。両性界面活性剤を含むアミノ酸系の洗浄成分でしっかりと洗い上げ、加水分解ケラチン（羊毛）、加水分解シルク（タンパク質成分）などの成分で髪を補修し色の流出を防ぎます。染料はウコンなどに由来する天然染料と合成染料（塩基性染料、HC染料）がバランスよく配合。泡立ちもよく、ムラなく根元からしっかりと染めることができます。

また、カラーも豊富で、明るい髪色に仕上がるライトブラウン、ナチュラルブラウンから、定番のダークブラウン、ブラックまで4色展開となっています。

シリーズ商品の『利尻カラーケアコンディショナー』とあわせて使うことで色もちをアップさせるのがおすすめです。

週1回の使用でしっかり染める。染毛力特化型白髪染めシャンプー

ソシア（SOCIA） グローリン・ワンクロス

参考価格： ¥5,800(税込)

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参考価格（内容量）	5800円（100ml） ※公式サイト価格 （通販サイトによって価格変動あり）
カラー	リアルブラック、ナチュラルブラウン
染料	塩基性染料、HC染料を含む
関連商品	なし
注目したい成分	加水分解ケラチン、ヘマチン、アルギニン、加水分解シルクほか

※価格は税込です

おすすめポイント

• ・週1回の使用でしっかり染まる
• ・退色しにくい
• ・カラー特有の香りが苦手な方も使いやすい無香料

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独自の濃密カラー製法により、週1回の使用で白髪を染める染毛力に特化した白髪染めシャンプー。加水分解ケラチンやヘマチンといったたんぱく質を補う役割の成分が含まれているので、色が入りやすく退色しにくい、ハリコシのある髪に導いてくれますまた無香料で、カラー特有の香りが苦手という方にもおすすめです。

コスパで選ぶ！ 2000円台で買えるおすすめの白髪染めシャンプー2選

続いて、2000円台の白髪染めシャンプーをピックアップ。染まるまで継続して使うものだからこそ、コストを抑えたい方や、白髪染めシャンプーを試してみたいという方におすすめです。

白髪が気になり始めた人に。椿油配合でツヤUPにも期待

黒ばら本舗（KUROBARA HONPO） 黒染 ヘアシャンプー

参考価格： ¥2,625(税込)

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参考価格（内容量）	2625円（500ml） ※公式サイト価格 （通販サイトによって価格変動あり）
カラー	ブラック
染料	天然染料、塩基性染料を含む
関連商品	黒染ヘアパック
注目したい成分	ラウレス硫酸Na、ラウラミドプロピルベタイン、加水分解シルク、塩基性青99、塩基性茶16、塩基性黄57ほか

※価格は税込です

おすすめポイント

• ・500mlの大容量でコスパ◎
• ・育毛効果が期待できるサンショウエキス配合

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500ml入りで2200円（税込）とコストパフォーマンスの高さが魅力の『黒染シャンプー』。白髪染めシャンプーとしては低価格でありながら、健康な髪へ導くサンショウエキスなどの成分が配合されています。洗浄成分として高級アルコール系界面活性剤が使用されているので洗浄力はやや強め。染毛成分には、天然染料ログウッドエキスと塩基性成分が配合されています。同シリーズの『黒染ヘアパック』との併用がおすすめです。

ヘンナ配合。3色から選べるカラーが魅力

Motto ボタニカラーシャンプー

参考価格： ¥2,000(税込)

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参考価格（内容量）	2,000円（300ml） ※公式サイト価格 （通販サイトによって価格変動あり）
カラー	ブラック、ブラウン、ダークブラウン
染料	塩基性染料、HC染料を含む
関連商品	Mottoボタニカラートリートメント
注目したい成分	コカミドプロピルベタイン、ヘンナ、加水分解ケラチン（羊毛）、加水分解シルク、（＋／－）塩基性茶17、塩基性青99、塩基性茶16、塩基性黄57、塩基性赤76、HC黄2、HC赤3、HC青2、4-ヒドロキシプロピルアミノ-3-ニトロフェノール、ヒアルロン酸Naほか

※価格は税込です

おすすめポイント

• ・塩基性染料とHC染料配合でしっかり染まる
• ・トリートメント成分「ヘンナ」配合

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イオンヘアカラー（塩基性染料）で髪表面を、HC染料で髪の内部を染め、トリートメント成分のヘンナやケラチンで健やかな髪へ導く白髪染めシャンプー。補助成分として両性界面活性剤が使われているため洗浄力は強めです。

低価格ながら3色から選べるのは評価できるポイントではないでしょうか。同シリーズの『Mottoボタニカラートリートメント』とあわせて使用するのがおすすめです。

メンズ向け！ おすすめの白髪染めシャンプー

続いて、男性や頭皮の皮脂が多い、匂いが気になるという方におすすめの白髪染めシャンプーをピックアップ。白髪染めの効果に加えて、すっきりとした洗い上がりを求める方におすすめです！

皮脂バランスを整えてくれるグリチルリチン酸を配合

ワイドシステム（WIDE SYSTEMS） 昆布の白髪用カラーシャンプー

参考価格： ¥2,420(税込)

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参考価格（内容量）	2420円（300ml） ※公式サイト価格 （通販サイトによって価格変動あり）
カラー	ナチュラルブラック、ダークブラウン、ライトブラウン
染料	塩基性染料、HC染料を含む
関連商品	昆布の白髪用トリートメント
注目したい成分	ニンニク根エキス、加水分解ケラチン（羊毛）、塩基性茶16、塩基性青75、塩基性赤51、塩基性赤76、塩基性黄57、HC青2ほか

※価格は税込です

おすすめポイント

• ・天然利尻昆布エキスなど、39種の植物成分配合
• ・きめ細かい泡立ちでムラなく染まる

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天然利尻昆布エキスなど39種の植物由来成分を配合したノンシリコンシャンプー。塩基性染料とHC染料を配合し白髪に色を入れながら、ツヤとうるおいのある仕上がりに。ブラック・ブラウン・ライトブラウンの3色から選べるのもポイントです。

【番外編】白髪ケアに使いたい！おすすめのプレシャンプー2選

最後に、白髪染めシャンプーとあわせて使いたいプレシャンプーをピックアップ。プレシャンプーを使うことで、染める前の髪や頭皮に付着した汚れや皮脂をすっきりとオフしておくことができます。また、髪のダメージが気になる方の場合、補修成分配合のプレシャンプーでケアをしておくことで色の入りや色持ちアップも期待できます。 ふだんからよく整髪料を使う方や髪の傷みが気になる方におすすめです！

白髪染めでダメージを受けた髪に。クリームで洗い上げる泡立たないシャンプー

イーシーエイチ（ECH） KAMIKA クリームシャンプー

参考価格： ¥6,380(税込)

出典：公式サイト

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参考価格（内容量）	6380円（400g） ※初回購入限定価格1980円 ※公式サイト価格
カラー	なし
染料	なし
関連商品	KAMIKA白髪染めカラートリートメント
注目したい成分	ハチミツ、ヒマワリ種子油、ヘマチン、アルニカ花エキス、オドリコソウ花/葉/茎エキス、オランダガラシ葉/茎エキス、ゴボウ根エキス、セイヨウキズタ葉/茎エキス、ニンニク根エキス、セイヨウアカマツ球果エキス、ローマカミツレ花エキス、ローズマリー葉エキス、リンゴ果実培養細胞エキスほか

※価格は税込です

おすすめポイント

• ・合成界面活性剤は不使用
• ・健やかな髪を育て、色持ちアップ
• ・頭皮環境をサポートする9種の植物エキスなど配合

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シャンプー、ヘアケア機能を1本に凝縮したオールインワンシャンプー。泡立たないクリームタイプで、刺激の強い合成界面活性剤は不使用です。頭皮環境をサポートする9種の植物エキスや、フルーツ幹細胞エキス、ハチミツ、3種のオイルなどが配合され、しっとりとまとまりやすい髪へ導いてくれます。

白髪染めを繰り返し、乾燥やダメージが気になる髪に使用することで、健やかな髪を育み、色持ちアップが期待できます。関連商品の『KAMIKA白髪染めトリートメント』とあわせての使用がおすすめです。

6種の発酵エキスと国産和漢エキスを配合したオーガニック発酵シャンプー

クオーレ（Cuore Corporation） KUROHA 発酵黒髪シャンプー

参考価格： ¥6,380(税込)

出典：Amazon

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参考価格（内容量）	6380円（380ml）
カラー	なし
染料	なし
関連商品	なし
注目したい成分	コカミドプロピルベタイン、ヘマチン、乳酸桿菌／ワサビ根発酵エキス*、乳酸桿菌／セイヨウナシ果汁発酵液*、乳酸桿菌／乳発酵液*、乳酸桿菌／豆乳発酵液*、バチルス／ダイズ発酵エキス*、乳酸桿菌／ハス種子発酵液*、乳酸桿菌発酵液*、豆乳発酵液*ほか （*）発酵エキス：保湿成分

※価格は税込です

おすすめポイント

• ・1本3役のオールインワンシャンプー
• ・6種の発酵エキスなど配合で、ハリ・コシのある髪へ

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シャンプー、トリートメント、ヘアパックなどの機能を1本で実現してくれるオールインワンタイプのシャンプー。ヘマチンやフルボ酸、6種の発酵エキスなどエイジングケア（※）に特化した成分が豊富に含まれており、年齢とともに失われやすい髪のハリやコシ、ツヤにアプローチしてくれます。染料が入っていないので白髪を染める効果はありませんが、髪を健やかな状態へ導いてくれるので、白髪染めシャンプーや白髪染めトリートメントを使用しやすくしてくれます。

※年齢に応じたお手入れのこと

白髪染めシャンプーを買う前に知っておきたいこと

そもそも、どんな人に白髪染めシャンプーは向いているのでしょうか。もしかすると他の種類の白髪染めのほうが向いているかもしれません。白髪染めシャンプーを購入する前に知っておきたいことを美容師・毛髪診断士の齊藤さんにお聞きしました。

白髪染めシャンプーとヘアカラーの違いは白髪の染まり方

白髪染めシャンプーとヘアカラーの一番の違いは、白髪の染まり方です。
白髪染めシャンプーとは、その名のとおりシャンプーをしながら白髪を染められる染料入りシャンプーのこと。髪の表面に色（染料）を吸着させることで、徐々に白髪が目立たなくなり、違和感なく白髪をカバーすることができます。繰り返し使用しながら色を定着させていくため、一度の使用でしっかりと染まるものではないので注意が必要です。

一方でヘアカラーは、髪の毛を染めることを目的につくられたカラー剤のこと。ヘアカラーは、表面的に色をつける白髪染めトリートメントとは異なり、髪の中に作用するので髪への負担は大きくなります。白髪用ヘアカラーは一度の使用でしっかりと染めることができますが、白髪染めシャンプーと比較すると染めの手間や時間がかかり、髪が傷みやすいのが難点です。

白髪染めシャンプーが向いているのは「髪を傷めずにラクに染めたい人」

白髪染めシャンプーが向いているのは、「手間と時間をなるべく省きながら手軽に染めたい」という人です。染まり方には個人差がありますが、太めで硬い髪質の人は染まりにくく、軟毛の人は染まりやすい傾向にあります。

また、白髪染めシャンプーは広範囲の白髪を染めるよりもまばらに生えた白髪を染めてなじませるのに適しているため、白髪が混じり始めたばかりの髪におすすめ。生え際に集中している、一部分に束になって生えているタイプの白髪を染めるにはややパワー不足なので、うまく染まらない場合は白髪染めトリートメントとの併用がおすすめです。

皮膚科医にインタビュー白髪の原因と自分でできる予防法

「そもそも白髪の原因ってなに？」「予防法ってあるの？」といった白髪の疑問について、ルーチェクリニック銀座院の医師・山口華央先生に教えていただきました。

SELECTor

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ルーチェクリニック 医師／日本皮膚科学会認定皮膚科専門医

山口華央さん

北海道の大学病院・総合病院で7年ほど経験を積んだ後の2017年4月、美容皮膚科を学ぶために東京へ。日本医科大学付属病院の外来で美容皮膚科を専門とした知識や技術を習得。現在はルーチェクリニックの銀座院・池袋院の医師として活躍する傍ら、YouTubeなどの発信活動にも力を入れている。女性ならではの細かい気配りと明るく気さくな性格で、患者からの指名も多い。「遮光」と「保湿」が美容のモットー。

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――Q. そもそも、白髪はどうして生えてくるのでしょうか？

A. 白髪が生えてくる一番の原因は、加齢ですね。メラノサイトと呼ばれるメラニン色素をつくる細胞が老化することで白髪が生えてきます。皮膚の疾患などが原因で起こることもあります。

――Q. ストレスが多いと白髪が増えるって本当ですか？

A. ストレスを感じて白髪が増えたと感じている人は多いので無関係ではないかもしれませんね。ですが、白髪とストレスの因果関係ははっきりとはわかっていません。

――Q. 白髪を予防する方法ってありますか？

A. 髪の毛はたんぱく質なので、バランスの取れた食事でしっかりとたんぱく質を補うこと、適度な運動、ストレスのない生活を送り、髪の毛を健やかな状態にしておくことが大切だと思います。とはいえ、白髪についてはまだまだ解明されていないことが多く、科学的根拠がある予防法はまだ見つかっていません。

――Q. 白髪を抜くと増えるって本当ですか？　また、白髪が多いとハゲないって本当ですか？

A. いずれも都市伝説だと思います。ただし、白髪を抜くのは地肌の刺激になるのであまりおすすめできません。

――Q. 白髪染めシャンプーを使う際の注意点はありますか？

A. 頭皮にかゆみやフケ、赤みが出た場合はただちに使用を中止し、かかりつけの皮膚科医にご相談ください。また洗い流すときに付着した成分で顔や体に症状が現れることもあります。特に敏感肌の方は、安心して使用するためにも、事前にパッチテストを行っておくことをおすすめします。

美容師が教える！白髪染めシャンプーの効果的な使い方やコツ

白髪染めシャンプーの効果的な使い方やコツは、以下の通りです。

1. 入念に予洗いする	まずは、入念に予洗いをすることがコツです。頭皮や髪に皮脂やスタイリング剤などが残っていると、色がうまく入らなかったり、色ムラの原因になります。入念に汚れを落としてから、白髪染めシャンプーを使用しましょう。
2. 白髪染めシャンプーを泡立てる	次に、白髪染めシャンプーをしっかり泡立てて、シャンプーで髪全体をやさしく洗います。 ムラができないように、しっかりシャンプー剤を泡立てて使用することがポイントです。
3. 3~5分程放置して洗い流す	髪全体を洗えたら、そのまま3~5分程放置してから洗い流します。 シャンプー剤が残っていると、頭皮トラブルの原因にもなるため、しっかり洗い流すようにしましょう。
4. アフターケアを行う	シャンプー後は、色の持続力をキープするためにも、トリートメントで表面をコーティングすること、ドライヤーでしっかりと乾かすことが大切です。アウトバストリートメントなども有効なのでぜひ活用してください。

「色を長もちさせるためにも白髪染めシャンプーはアフターケアが大切」と齊藤さん

白髪染めシャンプーに関するよくある疑問 Q&A

最後に、白髪染めシャンプーを使用する際の気になる点について、齊藤さんに質問しました。

Q.白髪染めシャンプーを使う頻度は？

A. 特に指定がない場合は、染まるまでは毎日の洗髪を白髪染めシャンプーに置き換え、染まってきたらペースを落としつつ、キープしていくのがおすすめです。並行して使用するシャンプーは洗浄力が強すぎるものを選ぶと色落ちしやすくなるので、アミノ酸系の洗浄成分のものを選ぶのがいいですね。

Q.浴室が汚れたり、頭皮や手指、枕に色移りしないか心配

A. 白髪染めシャンプーは比較的落ちやすい染料でつくられているため、お風呂場を汚してしまうことはほとんどありません。とはいえ、指や爪の間には染料が残ってしまうことがあるため、気になる方はビニール手袋をつけて対策するか、染料が落ちるようにハンドクリームやオイルなどで保護してから使用するのがおすすめです。

また、枕への色移りは髪をしっかりと乾かすことで防ぐことができます。濡れた髪のまま過ごすと髪が傷むだけでなく、色が抜けやすくなる原因にもなるので、髪はしっかりとドライするのがベターです。

Q.男性におすすめの白髪染めシャンプーは？

A. 男性は頭皮のベタつきやニオイを気にする方が多いので、グリチルリチン酸ジカリウムやカキタンニンといった、頭皮ケアしてくれる成分が入ったシャンプーを使うのがおすすめです。ハッカ油などもスーッとした使用感だけでなく、皮脂を調整してくれる効果が期待できますよ。

ただし、白髪染めシャンプーはユニセックスなものなので、特に性別で商品を選ぶ必要はないでしょう。

Q.白髪染めシャンプーは敏感肌でも使える？

A. 肌が弱い敏感肌の方や頭皮トラブルが起こりやすい方は、安全に使用するために事前にパッチテスト（※）を行いましょう。特に天然染料が使われている白髪染めシャンプーの場合、人によってはアレルギーを起こすケースもあるので、パッチテスト（※）で肌や頭皮にかゆみ・赤みが出ないことを確認してから使用するようにしてください。

※すべての方に刺激が起こらないというわけではありません

白髪染めシャンプーの人気ランキング

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの白髪染めシャンプーの人気ランキングは以下からチェックできるので、購入の参考にしてくださいね。

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まとめ

ふだんのシャンプーを置きかえるだけで、徐々に白髪を目立たなくしてくれる手軽さが魅力の白髪染めシャンプー。

白髪染めシャンプーといっても、染毛力に特化したものからケア成分が豊富なもの、洗浄力も兼ね備えているものなど、さまざまな種類があります。また、齊藤さんいわく、軟毛の人や「白髪が混じり始めたばかり」という人は、特に白髪染めシャンプーの効果が発揮しやすいとのこと。

ぜひ本記事を参考に、自分にぴったりの白髪染めシャンプーを見つけてみてくださいね。