歯間ブラシのおすすめ10選!歯科医師が奥歯にも使いやすい商品の選び方を解説

歯間ブラシのおすすめ10選!歯科医師が奥歯にも使いやすい商品の選び方を解説

「市販の歯間ブラシを使ってみたいけど、どうやって選べばいい?」
「使いやすいおすすめの歯間ブラシはどれ?」

年齢とともに、歯茎が下がり歯と歯の隙間は広がりやすくなります。歯間ブラシを使った方がいいとは知っていても、どの商品を使うべきか、どうやって選んだらいいのか、迷っている人は多いのではないでしょうか。毎日使うものだから、コスパも気になりますよね。

この記事では、歯科医師の森下真紀先生に、歯間ブラシを選ぶポイントや、正しい歯間ブラシの使い方をお聞きしました。

<専門家が教える! 歯間ブラシを選ぶときのポイント>

  • サイズは4S、SSSなどの小さいサイズから試す
  • L字タイプなら奥歯にも前歯にも使える
  • コスパを重視するならI字タイプとL字タイプの併用がおすすめ
  • ゴムタイプは歯周病の人向け。歯茎が健康な人はワイヤータイプを選ぶ

また、森下先生にお聞きしたポイントをもとにyour SELECT.編集部おすすめの歯間ブラシ10選もご紹介します。

おすすめ歯間ブラシ10選
メーカー
商品名
小林製薬 小林製薬 エビス デンタルプロ GC ライオン 小林製薬 TePe Ci PRO GC
マイクロ歯間ブラシ I字型 やわらか歯間ブラシ 20本入 デイリーI字歯間ブラシ 歯間ブラシI字型 プロスペック 歯間ブラシII DENT.EX 歯間ブラシ やわらか歯間ブラシ L字カーブ アングル歯間ブラシ L字歯間ブラシ ルシェロ 歯間ブラシ
小林製薬│マイクロ歯間ブラシ I字型 小林製薬│やわらか歯間ブラシ 20本入 エビス│デイリーI字歯間ブラシ デンタルプロ│歯間ブラシI字型 GC(ジーシー)│プロスペック 歯間ブラシII ライオン│DENT.EX 歯間ブラシ 小林製薬│やわらか歯間ブラシ L字カーブ TePe│アングル歯間ブラシ Ci PRO│L字歯間ブラシ GC(ジーシー)│ルシェロ 歯間ブラシ
参考価格(税込) 413円 461円 330円 231円 800円 452円 363円 800円 427円 647円
サイズ展開 4S 4S~SS、SSS~S、SS~M、M~LL 4S、SSS、SS、S、M、L 4S、SSS、SS、S、M、L、LL SS、S、M、L、LL 4S、SSS、SS、S、M、L、LL SSS~S(※) 4S、SSS、SS、S、M、L 4S、SSS、SS、S、M、L、LL 4S、SSS、SS、S、M、L、LL
素材 ワイヤー ゴム ワイヤー ワイヤー ワイヤー ワイヤー ゴム ワイヤー ワイヤー ワイヤー
おすすめポイント ワイヤー径0.2mmの超極細設計 歯茎にやさしいゴム製 平らな持ち手が握りやすい 歯茎に負担が小さいやわらかブラシ 0.25㎜の極細のワイヤーを使用 奥歯へ挿入しやすい角度のブラシ 歯周病があっても使いやすい 持ち手が平らで握りやすい 歯科医が考えた持ちやすい形 ヘッドの向きを変えられる
購入サイト Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo!

※ 1つのブラシの先端から中央までのサイズの目安

歯科医師/歯学博士
森下真紀さん
森下真紀
東京医科歯科大学歯学部歯学科首席卒業。同大学大学院在学中に、日本学術振興会特別研究員も務める。現在は株式会社日本歯科総合研究所代表取締役社長も兼任。「日本を世界一の歯科先進国へ」をスローガンに、オーラルケア製品の開発・販売、歯科関連セミナー・講演会の企画・開催といった、歯科業界の発展に貢献するための活動を行っている。

本記事は、提携する企業のプロモーション情報が含まれます。掲載するサービス及び掲載位置に広告収益が影響を与える可能性はありますが、サービスの評価や内容などはyour SELECT.が独自に記載しています。(詳しくはAbout Usへ)

目次

歯間ブラシを選ぶ前に知っておきたい3つのこと

「歯の隙間に歯垢(しこう)がたまると歯周病にもつながるので、歯間ブラシでしっかり取り除くことが大事」と森下先生

「歯の隙間に歯垢(しこう)がたまると歯周病にもつながるので、歯間ブラシでしっかり取り除くことが大事」と森下先生

まずは、歯間ブラシのサイズや形状、素材の違いなど、選ぶ前に知っておきたいポイントを森下先生にお聞きしました。

1. よく使われるサイズは4SやSS。部位や歯の状態で使い分ける

歯間ブラシは、ブラシの大きさやワイヤーの太さを変えて、SSSS(4S)、SSS、SS、S、M、L、LLというようにサイズ展開されています。サイズごとの規格はなく、同じ4Sでもメーカーによってワイヤーの太さが0.2mmだったり0.4mmだったりと異なります。

歯間ブラシは歯の隙間に合ったものが選べるよう、さまざまなサイズが用意されている

歯間ブラシは歯の隙間に合ったものが選べるよう、さまざまなサイズが用意されている

一般的によく使われているのは4SやSSSの小さなサイズです。奥歯は前歯よりも歯の隙間が広くなりやすいので、大きいサイズを使うこともあります。部位や歯の状態に合ったサイズを選ぶことが大切です。基本的には前歯用と奥歯用の2サイズをそろえるといいでしょう。奥歯の隙間があまり広がっていなければ、1サイズで前歯と同じ歯間ブラシを使ってもかまいません。

初めて歯間ブラシを使う人は、まず4SやSSSの小さいサイズから試し、自分に合うサイズを探しましょう。歯の隙間にブラシが無理なくスッと入って、抜くときに軽く抵抗を感じるくらいが適切なサイズです。無理に大きいサイズを使うと歯茎を傷つけてしまうことがあるので、自分が思うよりもひとつ小さいサイズを選ぶくらいがおすすめです。迷ったら歯科衛生士に相談してみてください。

2. I字型は安価でコスパが良い、L字型は前歯・奥歯両方に使えるのがメリット

歯間ブラシの形状は、持ち手に対してまっすぐにブラシが付いているI字型と、ブラシ部分が直角に曲がって付いているL字型の2種類です。I字型は、専用のスリーブが付いていて持ち手の長さを延長できるものや、ブラシ部分の根元を曲げてI字型からL字型のような形に変えられる製品もあります。

左はI字型、右はL字型の歯間ブラシ

左はI字型、右はL字型の歯間ブラシ

I字型は前歯に、L字型は奥歯に使うのに適した形になっています。L字型はどちらにも使えるので、前歯・奥歯ともに同じL字型の歯間ブラシを使う人もいます

I字型(左)は前歯に、L字型(右)は奥歯に使いやすい

I字型(左)は前歯に、L字型(右)は奥歯に使いやすい

I字型は奥歯に使いにくいですが、1本あたりの価格はL字型に比べて安いものが多いです。すべての歯に同じものを使えばそれだけ摩耗もしやすくなるので、コスパを重視するなら奥歯と前歯で歯間ブラシの形状を使い分けるといいでしょう

I字型の歯間ブラシを曲げて奥歯に使う人もいますが、歯科医としてはおすすめしません。口の中でワイヤーが折れると、歯茎に刺さる可能性があり危険です。奥歯にはL字型を使うようにしましょう。

3. 素材は基本的にワイヤータイプがおすすめ。ゴムタイプは歯周病の歯茎に

歯間ブラシは素材によって、ナイロンなどでできたブラシがワイヤーで固定されているワイヤータイプと、やわらかいゴムでできたゴムタイプの2種類に分けられます。

<歯間ブラシの素材による違い>
素材
ワイヤータイプ
ゴムタイプ
ワイヤータイプ ゴムタイプ
特徴
・歯垢をしっかり取り除きやすい
・歯周病の歯茎に当たると、出血することもある
・ゴムタイプに比べて耐久性が高い
・ワイヤータイプに比べて歯垢が除去しにくい
・歯茎にやさしく、歯周病があっても痛みを感じにくい
・ワイヤータイプに比べて耐久性が低く劣化が早い
使用に向いている人
歯茎が健康な人
歯周病のある人

ゴムタイプに比べて、硬めのブラシが付いているワイヤータイプの方が、しっかりと歯垢を除去できます。歯茎が健康な人は、基本的にワイヤータイプを使用しましょう

一方で、ゴムタイプはやわらかいので、歯周病で腫れている歯茎にブラシが当たっても痛みを感じにくくなっています。歯茎が弱っていたためにゴムタイプを使っていた人でも、歯周病が良くなれば、ワイヤータイプに変更するようにしましょう。

【形状別】おすすめの歯間ブラシ10選

森下先生のアドバイスを参考に、your SELECT.編集部がおすすめの歯間ブラシを厳選しました。I字型とL字型それぞれ5商品ずつ、計10種類を紹介します。

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おすすめ歯間ブラシ10選
メーカー
商品名
小林製薬 小林製薬 エビス デンタルプロ GC ライオン 小林製薬 TePe Ci PRO GC
マイクロ歯間ブラシ I字型 やわらか歯間ブラシ 20本入 デイリーI字歯間ブラシ 歯間ブラシI字型 プロスペック 歯間ブラシII DENT.EX 歯間ブラシ やわらか歯間ブラシ L字カーブ アングル歯間ブラシ L字歯間ブラシ ルシェロ 歯間ブラシ
小林製薬│マイクロ歯間ブラシ I字型 小林製薬│やわらか歯間ブラシ 20本入 エビス│デイリーI字歯間ブラシ デンタルプロ│歯間ブラシI字型 GC(ジーシー)│プロスペック 歯間ブラシII ライオン│DENT.EX 歯間ブラシ 小林製薬│やわらか歯間ブラシ L字カーブ TePe│アングル歯間ブラシ Ci PRO│L字歯間ブラシ GC(ジーシー)│ルシェロ 歯間ブラシ
参考価格(税込) 413円 461円 330円 231円 800円 452円 363円 800円 427円 647円
サイズ展開 4S 4S~SS、SSS~S、SS~M、M~LL 4S、SSS、SS、S、M、L 4S、SSS、SS、S、M、L、LL SS、S、M、L、LL 4S、SSS、SS、S、M、L、LL SSS~S(※) 4S、SSS、SS、S、M、L 4S、SSS、SS、S、M、L、LL 4S、SSS、SS、S、M、L、LL
素材 ワイヤー ゴム ワイヤー ワイヤー ワイヤー ワイヤー ゴム ワイヤー ワイヤー ワイヤー
おすすめポイント ワイヤー径0.2mmの超極細設計 歯茎にやさしいゴム製 平らな持ち手が握りやすい 歯茎に負担が小さいやわらかブラシ 0.25㎜の極細のワイヤーを使用 奥歯へ挿入しやすい角度のブラシ 歯周病があっても使いやすい 持ち手が平らで握りやすい 歯科医が考えた持ちやすい形 ヘッドの向きを変えられる
購入サイト Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo!

※ 1つのブラシの先端から中央までのサイズの目安

I字型のおすすめの歯間ブラシ5選

I字型の歯間ブラシは前歯の手入れに適していて、1本あたりの価格が比較的安いのが特徴です。おすすめのI字型歯間ブラシを5商品紹介します。

ワイヤー径0.2mmの超極細設計 小林製薬|マイクロ歯間ブラシ I字型

おすすめポイント

    • ワイヤーが細く、初心者にもおすすめ
    • やわらかなブラシで歯の狭い隙間に入れやすい
1本あたりの価格 約27.5円
内容量 15本
サイズ展開 4S
素材 ワイヤー

※価格は税込です

マイクロという名のとおり、狭い歯間の掃除に特化したI字型ブラシです。サイズは4Sの1サイズのみで、ワイヤー径0.2mmという超極細設計となっています。

狭い歯間にもスムーズに挿入しやすく、初めて歯間ブラシを使う方にもおすすめです。

ブラシを触るとやわらかな質感で、前歯の隙間が狭い部分にもスッと入りやすい

ブラシを触るとやわらかな質感で、前歯の隙間が狭い部分にもスッと入りやすい

歯茎にやさしいゴム製ブラシ 小林製薬|やわらか歯間ブラシ 20本入

おすすめポイント

    • やわらかなゴム製で、歯周病があっても使いやすい
    • 1本あたり約23円で気軽に使える
1本あたりの価格 約23円
内容量 20本
サイズ展開 4S~SS、SSS~S、SS~M、M~LL
素材 ゴム

※価格は税込です

歯茎にやさしい、ゴムタイプの歯間ブラシです。使用感がやわらかく、歯茎をマッサージするように使えます。サイズ展開は4S~SS、SSS~S、SS~M、M~LLの4種類です。

パッケージは携帯ケースとしても使えて、持ち運びにも便利です。1本単価約23円と、安価なので気軽に使えます。内容量は20本入りと、40本入りの2種類が用意されています。

ゴムタイプで歯周病のある歯茎にも刺激が少ない

ゴムタイプで歯周病のある歯茎にも刺激が少ない

平らな持ち手が指にフィットして持ちやすい エビス|デイリー I字歯間ブラシ

おすすめポイント

    • 持ち手部分が平らでしっかりと持ちやすい
    • 1本あたりの価格16.5円とコスパ◎
1本あたりの価格 16.5円
内容量 20本
サイズ展開 4S、SSS、SS、S、M、L
素材 ワイヤー

※価格は税込です

4S~Lまで、6サイズが展開されているI字型の歯間ブラシです。持ち手部分は平らで幅広く、指先にフィットして持ちやすい形状になっています。

20本入りで、1本あたりの価格が16.5円と単価が安いのもうれしいところです。

ブラシを触った感触はやや硬め

ブラシを触った感触はやや硬め。幅広の持ち手は、指先にしっかりとフィットする

「使いやすい」を第一に作られた歯間ブラシ デンタルプロ|歯間ブラシI字型

おすすめポイント

    • 初めての使用なら「サイズ交換サービス」が利用できる
    • やわらかなブラシで歯茎に負担がかかりにくい
1本あたりの価格 15.4円
内容量 15本
サイズ展開 4S、SSS、SS、S、M、L、LL
素材 ワイヤー

※価格は税込です

デンタルプロの歯間ブラシI字型は、「使いやすい」を第一に作られた歯間ブラシです。サイズ展開は4S~LLの7サイズ。初めての使用でサイズが合わなければ、片道郵送料金のみでサイズ交換してもらえる「サイズ交換サービス」が用意されています

歯茎へかかる負担を和らげるためにブラシがやわらかくできています。持ち運びに便利なキャップが付属していて、ブラシと反対側に付けることで持ち手の長さを延長可能。買い置きに便利な50本パックもあります。

ブラシはやわらかな質感

ブラシはやわらかな質感。ワイヤーもしなりやすく歯の側面に沿わせやすい

歯科医院でも使われている0.25mmの細い歯間ブラシ GC(ジーシー)|プロスペック 歯間ブラシII

おすすめポイント

    • 歯科医院でも使われている高品質な歯間ブラシ
    • 最小サイズはワイヤー径0.25mmと極細
1本あたりの価格 約133円
内容量 6本
サイズ展開 SS、S、M、L、LL
素材 ワイヤー

※価格は税込です

プロスペック 歯間ブラシIIは歯科医院でも使われているプロ仕様の歯間ブラシです。持ち手がコンパクトで、サイズはSS~LLの5種類が展開されています。

最小サイズのSSはワイヤー径0.25mmと細いのも特徴です。延長スリーブが付いているパッケージもあり、ブラシの反対側に付ければ持ち手を長くできます。

ワイヤー径が細く、狭い隙間にもスッと入れやすい

ワイヤー径が細く、狭い隙間にもスッと入れやすい

L字型のおすすめの歯間ブラシ5選

奥歯・前歯の両方に使えて便利な、L字型歯間ブラシのおすすめ5商品を紹介します。

高い耐久性と操作性 ライオン|DENT.EX 歯間ブラシ

おすすめポイント

    • 持ち手が長く、鉛筆のように握りやすい
    • 直角より広い角度でブラシが付いていて奥歯の隙間へ挿入しやすい
1本あたりの価格 113円
内容量 4本
サイズ展開 4S、SSS、SS、S、M、L、LL
素材 ワイヤー

※価格は税込です

DENT.EX 歯間ブラシは、高い耐久性と操作性を兼ね備えたモデルです。超合金SAワイヤーを採用していて折れにくく、持ち手は85mmと長く作られており、歯ブラシのようにペングリップが可能です

ブラシ部分の角度は、奥歯の隙間に挿入しやすい110°になっています。サイズ展開は7種類と豊富に取りそろえられています。

ブラシの角度が110°と直角より広く設計されていて、奥歯の隙間に挿入しやすい

ブラシの角度が110°と直角より広く設計されていて、奥歯の隙間に挿入しやすい

歯茎にやさしいゴムブラシ採用のL字型 小林製薬|やわらか歯間ブラシ L字カーブ

おすすめポイント

    • 1本あたり18.15円と安価
    • 歯茎にやさしいゴムタイプ
1本あたりの価格 18.15円
内容量 20本
サイズ展開 SSS~S(※ブラシの先端から中央までの目安)
素材 ゴム

※価格は税込です

1パック20本入りで1本単価が安いゴムタイプのL字型歯間ブラシです。持ち手部分は一般的なL字型歯間ブラシに比べて短めにできています。

歯茎にやさしいゴム製で、歯周病があっても使いやすいです。サイズはSSS~Sの1サイズとなっています。

形状はゆるやかなL字。やわらかいゴム製で、歯茎にやさしく使える

形状はゆるやかなL字。やわらかいゴム製で、歯茎にやさしく使える

歯科専門家と共同開発で持ちやすさにこだわった TePe(テペ)|アングル歯間ブラシ

おすすめポイント

    • 持ち手部分が平らで握りやすい
    • アソートセットもあり、自分の歯に合うサイズを探しやすい
1本あたりの価格 約133円
内容量 6本
サイズ展開 4S、SSS、SS、S、M、L
素材 ワイヤー

※価格は税込です

TePe アングル歯間ブラシは、歯科専門家と共同開発された商品です。持ち手部分は長く平らで持ちやすい形状になっています

ブラシの毛先にはラウンド加工、ワイヤーにはプラスティックコーティングが施されていて、快適性とともに安全性にも配慮されています。サイズは4S~Lと幅広い6サイズ展開。全サイズが1本ずつ入ったアソートセットも販売されていて、自分に合うサイズを探しやすいです

ブラシはワイヤーの根元部まで付いている

ブラシはワイヤーの根元部まで付いている

持ち手が長くて使いやすい Ci PRO|L字歯間ブラシ

おすすめポイント

    • 歯科医が考えた持ちやすい形
    • ワイヤーにウレタンコーティングが施されていて知覚過敏でも使いやすい
1本あたりの価格 約142円
内容量 3本
サイズ展開 4S、SSS、SS、S、M、L、LL
素材 ワイヤー

※価格は税込です

Ci PROのL字歯間ブラシは、持ち手部分の全長が87mmと長く持ちやすいです。さらに持ち手は丸みを帯びていて、ペングリップしやすい形状となっています

ワイヤーがウレタンコーティングされているため、歯と歯肉にやさしく、知覚過敏の方にもおすすめ。電子線照射済みで、1本ごとにキャップが付いていて、持ち運びにも便利です。

ブラシの質感は硬め。持ち手は、丸みのある形状になっていて持ちやすい

ブラシの質感は硬め。持ち手は、丸みのある形状になっていて持ちやすい

長い持ち手と向きが変わるヘッドで奥歯に届きやすい GC(ジーシー)|ルシェロ 歯間ブラシ

おすすめポイント

    • 歯ブラシのような持ち手で握りやすい
    • ヘッドの向きを変えられて、歯の内側からも挿入しやすい
1本あたりの価格 647円(替えブラシ1本あたりの価格は161.75円)
内容量 1本(替えブラシ3本付き)
サイズ展開 4S、SSS、SS、S、M、L、LL
素材 ワイヤー

※価格は税込です

歯ブラシのようにしっかりした持ち手が特徴的なL字型歯間ブラシです。ブラシ部分は取り外しができ、ブラシが劣化したら替えブラシに取り替えられます。

ヘッドから持ち手部分までが長いので、奥歯まで届きやすいです。ヘッドを取り付け直すと柄の反り方が反対になり、歯の内側からも楽にブラシを挿入できます

持ち手が長く、口の奥にまで入れやすい

持ち手が長く、口の奥にまで入れやすい

歯間ブラシの正しい使い方

歯間ブラシは、正しい方法で使うことが大切です。間違った使い方をすると、汚れが取り切れなかったり、歯茎を傷つけたりしてしまいかねません。そこで、森下先生に正しい歯間ブラシの使い方や、お手入れの際に気をつけたいポイントをお聞きしました。

歯間ブラシは歯ブラシの前がおすすめ! 歯間ブラシを使う手順

歯間ブラシの持ち方や、正しい使い方の手順は以下のとおりです。

<歯間ブラシの使い方>

  1. 親指、人差し指、薬指の3本で支え、鉛筆のように持つ
  2. 親指、人差し指、薬指の3本で支え
  3. 歯の根元の隙間にそっと差し込み、片方の歯の側面に沿わせるようにしてゆっくりと前後に動かす
  4. 歯の根元の隙間にそっと差し込み
  5. 反対側の歯の側面にブラシをあてるように向きを変えて、もう一度前後に動かす
  6. 反対側の歯の側面にブラシをあてるように
  7. 同様に歯の内側からも歯間ブラシを差し込み動かしていく
  8. 同様に歯の内側からも
  9. 前歯はI字型歯間ブラシが使いやすい。同様に歯の側面に沿わせて動かしていく
  10.  前歯はI字型歯間ブラシが使いやすい

歯間ブラシを使うタイミングは、歯ブラシの前がおすすめです。アメリカの歯周病学会(AAP)による研究でも、歯ブラシよりも先にフロスや歯間ブラシなどの歯間清掃用具を使った方が歯垢を効果的に除去できるという結果が報告されています。また、歯垢を取り除いてから歯ブラシを使うことで、歯磨き粉の成分が浸透しやすくなる効果も期待できます。

歯間ブラシが入らない部分にはフロスを使用する

一番小さいサイズでも歯間ブラシが入らない部分には、フロスを使うようにしてください。無理に歯間ブラシを入れると歯茎を傷つけてしまうおそれがあります。

歯間ブラシでは入らない歯と歯の狭い隙間には、フロスの使用が適している

歯間ブラシでは入らない歯と歯の狭い隙間には、フロスの使用が適している

歯間ブラシとフロスは、それぞれの使用に適した場所が異なります。歯間ブラシは歯の根元の隙間が広い部分に適しているのに対して、フロスは歯と歯の狭い隙間に適しています。歯茎が落ちて歯の根元の隙間は広がっても、歯と歯の間には歯間ブラシが入らないことが多いので、歯間ブラシを使っている人はフロスも併用するのがベストです。

歯間ブラシは歯列矯正中のお手入れにも使える

歯列矯正中の歯のお手入れにも歯間ブラシが使えます。ただし、歯並びが整っていないと歯と歯の隙間が狭くなりがちなので、フロスを使うことも多いです。通常の状態と同様に、4Sなどの小さいサイズから試して、入らない部分にはフロスを使いましょう。

歯間ブラシに関するQ&A

歯間ブラシを使っていると、使う頻度やブラシの寿命など、細かい疑問が湧くこともあるでしょう。最後に、歯間ブラシに関するよくある疑問について森下先生に答えてもらいました。

Q. 歯間ブラシを使う頻度は?

森下先生によると、歯間ブラシを使いすぎると、逆に歯茎を傷めることにもつながるとのこと

森下先生によると、歯間ブラシを使いすぎると、逆に歯茎を傷めることにもつながるとのこと

A. 歯間ブラシを使う頻度は、毎日夜に1回がよいです。歯磨きは1日に2回や3回する方もいますが、歯間ブラシは歯磨きのたびにすると、むしろ歯茎を傷つけるおそれがあります。

Q. 歯間ブラシの替え時は?

A. ワイヤータイプは、だいたい月1回を目安に交換しましょう。使い始めて1ヶ月たっていなくても、毛先が乱れてきたり、ワイヤーが曲がってきたりしたら替え時です。

ゴムタイプの歯間ブラシは劣化が早く、頻繁に交換が必要です

ゴムタイプの歯間ブラシは劣化が早く、頻繁に交換が必要です

ゴムタイプは、使い捨てにする方もいるくらい劣化が早いです。1週間くらいを目安に、ブラシ部分が曲がってきたら交換しましょう

Q. 歯間ブラシが入らないときはどうすればいい?

A. サイズが合わないようなら絶対に無理して入れてはいけません。無理に入れるとワイヤーが曲がったり、歯茎を傷つけて出血したり、さらに歯茎が下がったりすることもあります。初めて使うときは小さいサイズから試し、それでも入らない場合はフロスの使用をおすすめします。

Q. 歯間ブラシを使うときに歯磨き粉はつける?

A.基本的に歯間ブラシに歯磨き粉はつけません。どうしても使いたいなら、研磨剤や発泡剤が入っていないジェルタイプを選んでください。

Q. 歯間ブラシを使うと、歯の隙間が広がるって本当?

森下先生によると、歯間ブラシを使って歯の隙間が広がる理由には、2パターンがあるとのこと

森下先生によると、歯間ブラシを使って歯の隙間が広がる理由には、2パターンがあるとのこと

A. サイズが合っていないものを無理に使い続けると、歯茎を傷つけて歯茎が下がり隙間が広がることがあります。そのため、歯間ブラシは必ずサイズが合ったものを選びましょう、初めて使うときは、できれば歯科医院でサイズを見てもらうといいですね。

また、歯間ブラシを使った結果、腫れていた歯茎が引き締まり、隙間が広がるパターンもあります。サイズの見直しが必要になったら、再度歯科医院で相談しましょう。

Q. 歯間ブラシを使って出血したときはどうすればいい?

A. 出血する原因として考えられるのは、サイズが合っていないケースや使い方が間違っていて歯茎を傷つけている場合などです。サイズが合っていなければサイズの見直しを、歯茎を傷つけている場合は歯茎にやさしいゴムタイプを選びましょう

ただし、出血の頻度が高かったり、歯ブラシでも出血したりするようなら、歯周病のおそれがあります。早めに歯科医院での診察を受けましょう。

Q. 歯間ブラシは子どもにも使っていいの?

A. 子どもに歯間ブラシは必要ありません。歯の隙間の手入れは、乳歯が生えそろった3歳くらいから始めますが、子どもにはフロスを使うようにしましょう。歯間ブラシを使い始めるのは、歯周病で歯茎が下がってくる30代くらいからがおすすめです。

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まとめ

  • サイズは4S、SSSなどの小さいサイズから試す
  • L字タイプなら奥歯にも前歯にも使える
  • コスパを重視するならI字タイプとL字タイプの併用がおすすめ
  • ゴムタイプは歯周病の人向け。歯茎が健康な人はワイヤータイプを選ぶ

歯間ブラシは、サイズが合っていないと、歯茎に負担をかけるおそれがあります。まずは小さいサイズから試していき、自分に合うものを見つけましょう。L字型は前歯・奥歯両方に使えますが、価格は比較的高め。コスパを重視するなら、前歯にはI字型、奥歯にはL字型と使い分けるのがおすすめです。

歯の健康を守るためには、隙間の歯垢もしっかりと除去することが大切です。歯の隙間の広がりが気になり始めたら、ぜひこの記事を参考にして自分に合う歯間ブラシを選んでみてください。

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