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iPhoneにおすすめの格安SIM 5選|専門家が容量や速度を解説

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本記事は、提携する企業のプロモーション情報が含まれます。掲載するサービス及び掲載位置に広告収益が影響を与える可能性はありますが、サービスの評価や内容などはyour SELECT.が独自に記載しています。(詳しくはAbout Usへ)

目次

「少しでも安くiPhoneを使う方法が知りたい」
「格安SIMに変えたら基本料金は抑えられるの?」

使いやすくてデザイン性が高く人気のあるiPhoneですが、Android端末と比べると本体代金が割高なのが悩みのタネ。そこで少しでも安くiPhoneを使用したいと考えている人におすすめしたいのが「格安SIM」です。これまで何気なく選んでいた「3大キャリア」よりもお手頃な月額料金でiPhoneが使えるようになります。

今回はITライターの柳谷智宣さんに、iPhoneに最適な「格安SIM」の選び方や、3大キャリアから格安SIMに乗り換える際の注意点などを教えていただきました。

ITライター
柳谷智宣さん
柳谷智宣
雑誌や単行本、新聞など多岐にわたって執筆するITライター。ITだけでなくビジネス分野での執筆や企画提案・編集なども手がける。iPhone最新記事の解説記事やiPhoneを便利に使い倒すテクニックを伝授する記事など、一般ビジネスユーザー向けにやさしく解説された文章に定評がある。

そもそも格安SIMって何?

格安SIMイメージ

まずは「格安SIMってよくわからない」という人のために、3大キャリアと格安SIMの区別の仕方や、格安SIMを選ぶことのメリットやデメリットについて解説します。

格安SIMとは?

自社で通信設備をもたず、3大キャリアから通信回線を借りることで、値段を安くして通信サービスを提供しているのが、一般的にいわれる「格安SIM」です。英語ではMVNO(Mobile Virtual Network Operator=仮想移動体通信事業者)と呼ばれます。

「3大キャリア」や「サブブランド」との違いは?

格安SIMはよく「3大キャリア」や「サブブランド」と比較されることがありますが、何が違うのでしょうか。

  • 3大キャリアとは?
  • 通信回線を借りて運営する格安SIMに対して、その通信回線を貸している立場なのが「3大キャリア」(docomo、au、SoftBank)です。自社の通信設備を整えるために莫大な費用がかかることや、店頭サービスを行っていることなどから、通信料金が高くなるのが特徴です。英語でMNO(Mobile Network Operator=移動体通信事業者)と呼ばれます。
  • サブブランドとは?
  • 3大キャリアの中にも格安SIMがあり、それらは「サブブランド」と呼ばれています。メインブランドとは別のブランドで、auでは「UQモバイル」、SoftBankでは「Y!mobile」がサブブランドと呼ばれています。オンライン中心のサポートになる格安SIMに対して、店頭でのサポートがあることが特徴。そのぶん、費用は若干高くなります。

<3大キャリアと格安SIM(サブブランド・その他)の比較>

3大キャリア
(docomo、au、SoftBank)
格安SIM
サブブランド(UQモバイル、Y!mobile) その他(mineo、イオンモバイル 他)
通信回線 自社の通信回線 グループ会社の通信回線 3大キャリアから借りている通信回線
通信の安定度 安定している 安定している 通信速度が落ちる場合がある
サポート 店舗で対応してくれる 店舗で対応してくれる オンラインのチャットやメール対応が中心
月額料金 高め 比較的安い 安い
プロフ

3大キャリアが価格を下げて提供しているahamo(docomo)、povo(au)、LINEMO(SoftBank)はオンライン限定プランで、今回の記事では格安SIMに含んでいません。LINE電話がお得に使えるなどの特徴があるプランで値段も比較的安いため、自分の目的に合ったサービスがあれば、「オンライン限定プラン」を選ぶのがおすすめです。

3大キャリアから格安SIMに乗り換えるメリット・デメリット

圧倒的な安さが魅力の格安SIM。当然、値段と引き換えに発生するデメリットもあります。乗り換える前の備えとして参考にしてください。

メリット ・とにかく安い
プランによりますが3大キャリアに比べて月額料金は格段に安くなります
低価格で回線をつなげられるのが大きなメリットです。

例:3大キャリア=約4000~5000円(3ギガ)
  格安SIM=約1000~1500円(3ギガ)
デメリット ・雑通信速度が落ちやすい
ランチタイムや夕方など通信が混雑しやすい時間帯に通信速度が落ちる可能性があります

・契約や手配について自分で調べることが多い
店舗サポートがない場合、3大キャリアから格安SIMに乗り換えた際に、スマホを使えるようにするために必要な「SIMロック解除」の手続きをオンラインで行うなど、自分で調べて契約や手配を進めることが多くあります
プロフ

格安SIMを使ったことがない人にあまり知られていないのは、通信速度が変わっていく可能性がある、ということです。例えば、契約直後は通信速度が速かったのに、1ヶ月後に遅くなってしまった場合、契約している格安SIMの人気が出て利用者が増えたため、回線が混雑して速度が遅くなった可能性があります。格安SIMを使用する際は、そのような状況の変化も見極めていく必要があります。

iPhoneで格安SIMを使う方法

テザリングイメージ

3大キャリアのiPhoneで格安SIMを使用するにはいくつかの準備や確認事項があります。

iPhoneで格安SIMを使う方法

  1. 3大キャリアのiPhoneから乗り換える場合はSIMロック解除を
  2. 手持ちの端末が格安SIMに対応しているか動作一覧表をチェック
  3. 契約する格安SIMが自宅やオフィスでつながるかエリア状況を確認する

1. 3大キャリアのiPhoneから乗り換える場合はSIMロック解除を

iPhoneで3大キャリアから格安SIMに乗り換える際、「SIMロック解除」と呼ばれる作業が必要になります。一部のiPhoneを除き、格安SIMの契約時に必ず行うものですので、ここで予習しておきましょう。

「SIMロック解除」とは?

スマートフォンには端末を使用する人のID番号が記録されたICカードが挿入されており、それを「SIMカード」といいます。このSIMカードが「ロック」されている端末を「SIMロック」、ロックされていない端末を「SIMフリー」と呼びます。通信会社によって通信規格や周波数帯が違うため、多くの場合は「SIMロック」の状態で、決められた通信会社の契約でしか使えないようになっています。そのため格安SIMに乗り換える際は、他社で使用できるようにする「SIMロック解除」が必須です。

プロフ

アップルストアやNTTコミュニケーションズで販売されている端末は、SIMフリー端末のため、格安SIM契約時にSIMロック解除をする必要はありません。また3大キャリアから乗り換えた際の格安SIMがもともとの回線と同回線だった場合もSIMロック解除をしなくても大丈夫です。

「SIMロック解除」の方法は?

3大キャリアのホームページにて無料で行えます。店舗サポートがあるキャリアでは、店舗で行うと有料になるケースがありますので注意してください。

2. 手持ちの端末が格安SIMに対応しているか動作一覧表をチェック

iPhoneには旧機種から最新機種のiPhone12シリーズまで、複数の機種がありますが、格安SIMによっては対応していない機種があります。下記を参照に、契約する格安SIMのホームページでご自身のiPhoneが対応しているかをチェックしましょう。

<各格安SIMのiPhone動作確認リンク先一覧>

OCNモバイルONE 動作確認済端末ページへ
BIGLOBEモバイル 動作確認済端末ページへ
nuroモバイル 動作確認済端末ページへ
IIJmio 動作確認済端末ページへ
Y!mobile 動作確認済端末ページへ
イオンモバイル 動作確認済端末ページへ
J:COM MOBILE 動作確認済端末ページへ
mineo 動作確認済端末ページへ
UQモバイル 動作確認済端末ページへ
LIBMO 動作確認済端末ページへ

iPhone6S以前の端末に対応しない格安SIMは意外と多い

Iphone7

そもそもiPhoneで格安SIMを利用できるようになったのは、「SIMロック解除が原則義務化」された以降のこと。それまでは3大キャリアがSIMロックをしていたため別のSIMを使用することは原則できませんでした。そこでiPhone6Sより前の古い端末の中には対応しない格安SIMが一部あります(上記一覧表参照)。

対応機種であったとしても「デザリングが使えない」など、機能の一部が使えないことも。使いたい機能があれば、必ず格安SIM会社のホームページにある動作一覧表を確認することをおすすめします。

3. 契約する格安SIMが自宅やオフィスでつながるかエリア状況を確認する

せっかく格安SIMに乗り換えても、自宅やオフィスでつながらなければ困ってしまいます。できれば、SoftBankを使っている人はY!mobile、auを使っている人はUQモバイルなど、今現在と同じ回線であれば通信状況がさほど変わらないためサブブランドにすることをおすすめしますが、回線を変える場合は事前につながることを確認するのがポイントです。

どうやって確認するの?

もし3大キャリアから格安SIMに変更する場合、自宅やオフィスの周りで、契約を検討している格安SIMを使用している人に電波状況などを聞いたり、各格安SIMのホームページに掲載されているエリアマップなどでエリア状況を調べるのが確実です。「周りに同回線の人がいない」など確認できない場合や、エリアマップを見て電波状況が悪いとわかった場合、変更をもう一度検討した方がよいでしょう。

なお、契約後につながりにくいことが判明した場合は格安SIMを変更するしかありませんが、契約条件によっては違約金が発生しますし、3大キャリアのように即日開通が可能な格安SIMも少ないため、スマホが使えない期間もできてしまいます。つながらないケースは多くないものの、やはり「通信のつながりやすさ」は契約前に必ず確認しておきたいポイントです。

エリア地図

回線のエリア状況を示したマップのイメージ
出典:サービスエリアマップ | 通信・エリア | NTTドコモ (nttdocomo.co.jp)

自分に最適な格安SIMの選び方

SIMイメージ

iPhoneで格安SIMを使う際には、以下のポイントを参考に自分に合った格安SIMを選びましょう。

自分に最適な格安SIMの選び方

  1. 契約プランで選ぶ
  2. 5Gを使いたいかどうかを決める
  3. 店舗サポートが必要か
  4. 違約金の有無を把握する
  5. 使いたい容量で選ぶ

1. 契約プランで選ぶ

格安SIMには音声プランとデータプランの2種類があります。音声プランは通話とデータ通信ができるプランで、データプランはデータ通信のみに使えるプラン。データプランの方が安いからと契約してしまうと、通話ができないということになるので注意してください。中には「LINEで電話するから通話は必要ない」という人もいますが、データプランで契約すると「SMS(ショートメッセージ)」も使えなくなり、LINEの登録ができません。データプランでLINEを使いたい場合は、SMSのサービスをオプションで付けるといいでしょう。

<プラン比較の例>

mineo イオン
モバイル
IIJmio OCNモバイルONE BIGLOBE
モバイル
データプラン 880円(1GB) 528円(1GB) 748円(2GB) 858円(3GB) 990円(3GB)
音声プラン 1298円(1GB) 1078円(1GB) 858円(2GB) 990円(3GB) 1320円(3GB)

※2021年9月調査。月額料金は基本料金(税込)でキャンペーン等は未反映

2. 5Gを使いたいかどうかを決める

5G

5Gとは「5th Generation(第5世代移動通信システム)」の略で、次世代の通信規格のこと。より多くの通信により速くつながるといわれ、現在のスマホのトレンドでもあります。しかし、格安SIMで5Gを使う場合に注意したいことがあります。

5Gを使う場合の注意点は?

5Gに対応している格安SIMはもちろんありますが、基本料金に+220円(税込)で5Gが使えるmineoのようにオプション料金が発生する場合があります。せっかく格安SIMにするのにオプション料金を支払うのはもったいない、と感じる人は無理に5Gを使うことはないかもしれません。

プロフ

今は4G→5Gの移行期で、オプション料金が発生している格安SIMが今後無料になる可能性や、現状4Gしか提供していない格安SIMが5G対応になることも考えられます。そのため今すぐ5Gにする必要性がなければ、5G対応の格安SIMが増えるまで乗り換えを待つのも手です。

3. 店舗サポートが必要か

「Webでの契約や手続きに自信がない」「わからないことがあったときにスタッフによる手厚いサポートを受けたい」という人は、3大キャリアのサブブランドや、格安SIMの中でも店舗サポートも行うmineoなどの格安SIMを選ぶといいでしょう。

店舗サービスがある格安SIMでは、契約した即日にSIMカードを受け取れることがあります。Web上で契約すると、郵送されたSIMカードを受け取るまでに数日かかることがあるため、契約してすぐにSIMカードを受け取りたい人にとっても、店舗サービスのある格安SIMはメリットが大きいです。

オンラインでも問い合わせ窓口はある

全国に専門ショップをもち、オフラインでのサポートを展開している格安SIMはどうしても運営コストがかかるため通信料金が激安にはなりません。一方で、「店舗数が少ない」または「オンラインサポートのみ」の格安SIMは通信料金が安い傾向にあります。これらの格安SIMも、ホームページにはチャットやメールでの対応窓口が用意されていることがほとんど。このようなサポートを使いこなせる自信があれば、店舗サポートのない格安SIMを選んでも困ることはほとんどないはずです。

4. 違約金の有無を把握する

格安SIMは違約金のない場合がほとんどですが、「音声プランの場合、契約してから12ヶ月以内に解約したら約1000~1万円の違約金が発生する」といった格安SIMもあります。契約期間中に途中で変更する可能性がある人は、違約金のない格安SIMを選ぶことをおすすめします。

5. 使いたい容量で選ぶ

メールや動画視聴、オンライン会議など、用途ごとに消費されるギガ数を下記の表にまとめました。ご自身の使用状況と照らし合わせて、格安SIMの容量を選びましょう。

<各用途別の消費データ容量例>

メール ネットサーフィン 動画視聴 ZOOM
YouTube Netflix
約5KB(写真付き5MB) 約300KB 約0.3G 約0.7GB 約0.3G

※メールはテキストメール1通あたり、ネットサーフィンはニュースサイト1ページ閲覧時、動画視聴は標準画質で1時間あたり、ZOOMは1時間あたりの消費量を指します

また自宅にWi-Fiがなく、自宅と外出中の両方でスマホを使いたい人もデータ容量を上げておきましょう。いずれにせよ、今現在使っているiPhoneの1ヶ月のデータ容量が参考になります

主要10社比較&
専門家が選んだiPhone向けおすすめ格安SIM 5選

まずは比較的利用者の多い1~6ギガまでのプランがある主要10社の容量・価格・速度などを比較しながら、初めての人でも安心して使える格安SIMを厳選。

さらに、iPhoneに対応している5G提供の格安SIMを中心に計5選ピックアップしたので、自分に合った格安SIMを探す際の参考にしてみてください。なお、ここではプランを「音声プラン」に絞ってご紹介します。

<格安SIM(音声SIM)10社・比較一覧>

キャリア名 回線種別 月額料金
(1GB)
月額料金
(3GB)
月額料金
(6GB)
制限後の
回線速度
5G対応
OCNモバイルONE D 770円 990円 1320円 最大200kbps ×
BIGLOBEモバイル D,A 1078円 1320円 1870円 最大200kbps ×
nuroモバイル D,A,S 792円 990円
(5GB)
最大200kbps ×
IIJmio D,A 858円
(2GB)
1078円
(4GB)
最大300kbps
Y!mobile S 2178円 最大300kbps
イオンモバイル D,A 1078円 1298円 1628円
(5GB)
最大200kbps ×
J:COM MOBILE D,A 1078円 1628円 最大200kbps
mineo D,A,S 1298円 1518円
(5GB)
最大200kbps
(+220円)
UQモバイル A 1628円 最大300kbps
LIBMO D 1078円 1518円
(5GB)
最大128kbps ×

※月額料金は基本料金(税込)でキャンペーンなどは未反映
※回線表記(D=docomo、A=au、S=SoftBank)

専門家が選ぶiPhone向け格安SIM 5選

上記の10社比較の中から、特におすすめの5社を専門家がピックアップしました。

信頼ある格安SIM IIJmio(アイアイジェイミオ)

IIJmio

出典:https://www.iijmio.jp/

容量 2GB 4GB 8GB 15GB 20GB
月額(税込) 858円 1078円 1518円 1848円 1848円
容量超過後の通信速度 300kbps
通信方式 4G/5G
サポート 店舗/オンライン
違約金 なし
公式サイトへ

最下位プランは2GB・858円と格安で、4GB、8GB、15GB、20GBと比較的細かくコースが分かれた料金体制。2021年6月から、5Gオプションが無料、他の人とデータ容量をシェアできる機能が無料で使えるなど、魅力的な機能が追加されました。月々660円(税込)で使用できる「誰とでも3分&家族と10分」など通話オプションも充実。違約金はありません。2021年10月31日まで全プラン対象で3ヶ月間データ量1GB増量のキャンペーンを実施中

プロフ

月額料金は安いですし、おおむね信頼の厚いブランドです。データ速度が急激に落ちるといったことを聞いたことがなく、安定した通信回線を含む信頼度の高いサービスに定評があります。通常、有料なことが多い5Gオプションが無料なのも大きなポイントです。

余ったデータを翌月へ繰り越し可能 Y!mobile

Ymobile

出典:https://www.ymobile.jp/

プラン名 シンプルS シンプルM シンプルL
容量 3GB 15GB 25GB
月額(税込) 2178円 3278円 4158円
※家族割引サービス適用時 990円 2090円 2970円
容量超過後の通信速度 300kbps(シンプルS)、1Mbps(シンプルM、シンプルL)
通信方式 4G/5G
サポート 店舗/オンライン
違約金 なし
公式サイトへ

全国に約1000のワイモバイルショップを構えるY!mobile。SoftBankのサブブランドという安心感があります。どのプランも使わなかったデータは翌月繰り越し可能。データ容量を使い切っても1Mbps(シンプルSのみ300kbps)と通信速度が速いのも魅力です。家族割2回線目以降は月々990円(シンプルS)になるなど、家族向けのサービスも充実。5G対応、違約金はありません。

プロフ

通信速度制限がかかったときの最低速度が速いのはおすすめです。格安SIMの多くは最低速度が200〜300Kbps程度になり、ブラウザを開くのにもかなり時間を要します。1Mbps使えれば、ブラウザの立ち上がりも比較的速いし、動画も標準画質であれば見ることができます。あえて更新日の3〜4日前に使い切るくらいのプラン容量で契約して、より安く使うという方法もあります。

家族や両親に勧めたい AEON MOBILE(イオンモバイル)

イオンモバイル

出典:https://aeonmobile.jp/

容量 1GB 2GB 3GB 4GB 5GB
月額(税込) 858円 968円 1078円 1188円 1298円
容量超過後の通信速度 200kbps
通信方式 4G
サポート 店舗/オンライン
違約金 なし

※2021年10月1日以降の料金です(それまでは+220円)
※0.5GB、6~50GBプランもあり

公式サイトへ

音声プランが0.5~50GBと細かくコースが分かれた料金体制で、それぞれの使用量に合ったプランを選ぶことができます。2021年10月から音声プランが一律220円割引になり、より気軽に使うことができます。違約金はありません。

プロフ

5Gには対応していないものの、「シェア音声プラン」や60歳以上のお客様を対象とした「やさしいプラン」など、家族や親世代に勧めたいプランも多数あります。また全国200店舗以上のイオンで購入・サポートを受けることが可能なため、困ったことがあれば買い物のついでに気軽に立ち寄れるのもポイントです。

格安SIMにはめずらしく店舗サポートあり mineo(マイネオ)

mineo

出典:https://mineo.jp/

容量 1GB 5GB 10GB 20GB
月額(税込) 1298円 1518円 1958円 2178円
家族割引 基本料金より-55円
容量超過後の通信速度 200kbps
通信方式 4G(5G+220円)
サポート 店舗/オンライン
違約金 なし
公式サイトへ

docomo、au、SoftBankに対応して、手持ちのiPhoneをそのまま使える格安SIMのメジャーブランドの一つ。1GB、5GB、10GB、20GBの4つからぴったりのコースを選べる「マイピタ」というプランがあり、ベーシックな5GBは月々1518円。上位プランの20GBでも月々2178円と格安です。店舗サポートがあり、月々935円(税込)で10分かけ放題などの通話オプションもそろうなど、3大キャリアのサブブランドに負けないサービスを提供しています。5G対応、違約金はありません。

プロフ

格安SIMの中でもトップを競うメジャーなブランドで、費用を抑えたいうえに店舗サポートを求める人におすすめ。MVNOではありますが、魅力的なオプションサービスがそろっている点や、老舗キャリアということで安心感があります。

おひとり様向けのお得プランも充実 UQモバイル

UQmobile

出典:https://www.uqwimax.jp/mobile/

プラン名 くりこしプランS+5G くりこしプランM+5G くりこしプランL+5G
容量 3GB 15GB 25GB
月額(税込) 1628円 2728円 3828円
※自宅セット割適用時 990円 2090円 2970円
容量超過後の通信速度 300kbps(3GBのみ)1Mbps(15GB、25GB)
通信方式 4G/5G
サポート 店舗/オンライン
違約金 なし
公式サイトへ

auのサブブランドで、Y!mobileと同様に大手という安心感があります。こちらも余ったデータを翌月に繰り越すことができます。家族向けのサービスに加え、おひとり様に向けたお得なプランも充実。「くりこしプランS+5G」は、1人だけで使っても月々3GBで1628円。25GBの上位プランにしても月々3828円です。5G対応で違約金はありません。

プロフ

データ繰り越しができたり、容量を使い切っても1Mbpsという日常使いに困らない速度が魅力。誰しも追加料金は払いたくないでしょうから、この2点が使い勝手の良さに確実につながっています。auからの乗り換えを検討している方はSIMロック解除しなくても使える点もおすすめです。

専門家が回答! iphone×格安SIM Q&A

柳谷さん

格安SIMに乗り換えたのはいいけど、「やっぱり通信が遅い」「通話ができない」といったことがあったら大変。このようなトラブル回避のためにも、格安SIMにまつわる疑問点について解説していただきました。

Q. 回線速度は変わらない? 遅くなる?

A. 格安SIMは3大キャリアから通信回線を借りていますが、会社によって借りている通信の容量が異なります。そのため、借りている通信量があまりにも少ない場合、速度はどうしても遅くなってしまいます。

さらに回線を使っているユーザーの数によってそのときの通信速度が変わるのは、前述したとおり。格安SIMが確保している通信量に対し、同タイミングで多数のユーザーが使用することで通信速度が遅くなる可能性があります

時間によっても混雑具合が変わり、みんながスマホを使い始めるランチ時などに遅くなりやすいのはもはや当然という感じです。そういう意味では、格安SIMの中でも長く続いているmineoやIIJmioなどの老舗格安SIMを選べば、通信量などの品質を担保することで信頼を得ているはずなので、安心感があるといえます。

Q. つながるエリアは同じ?それとも狭い?

A. 結論からいえば3大キャリアと格安SIMのエリアは同じで、狭いということはありません。例えば、docomoが使えているエリアなら、ドコモ回線の格安SIMに変更すればそのまま使えます。ただし、一部の地下や郊外ではつながりにくいケースがあるようです。

Q. メールが使えなくなるって本当?

A. 「@softbank.ne.jp」のようにキャリア・ドメインが入ったメールを「キャリアメール」といいますが、3大キャリアを解約したら当然使えなくなります。といっても、gmailなどのフリーメールでアカウントをつくれば、格安SIMでもメールは問題なく使えます。

なお、Apple IDなどにキャリアメールを使用していた人がそのままMNP(携帯乗り換え)をしてしまうと、Apple IDを使えなくなり、アプリやデータが消えてしまうことも。MNP取得の前にApple IDを変更することをおすすめします。

Q. 契約前に準備するものは?

A. 本人確認書類とクレジットカードです。銀行振り込みできる格安SIMはごくわずかなので、クレジットカードがあった方が格安SIMの選択肢が広がります。

契約するタイミングも重要で、今使っているキャリアとこれから使う格安SIMの契約を数日間重ねておくことがポイントです。新しいSIMカードが届くまでに日数がかかる格安SIMもあり、無契約の期間があるとスマホが使えない事態に陥ることも。ただし、キャリアの契約期間が重なるということは、そのぶん余計な料金が発生してしまう場合があるので、切り替えに要する最低限の日数を計算して乗り換えができるといいですね。

まとめ

手持ちのiPhoneに対応している格安SIMであれば、SIMロック解除などの手順を踏むことで、そのまま乗り換えられることを、この記事ではお伝えしました。

格安SIMを知っているのに面倒で変えていないという人もいるかもしれませんがそれほど複雑ではなさそうですよね。格安SIMにすることで、月々の料金が数千円も安くなります。月ごとの差額が微々たるものだったとしても1年間で計算したら案外大きな額になり、結果損をしているかもしれません。

値段の安さが最大の魅力である格安SIMですが、スマホは毎日使うものですので、安さにこだわりすぎると「使いにくい」「つながりにくい」などのリスクが大きくなることも。 自宅や会社で通信がつながるのかを確認したうえで、月々の通信料や使い勝手のよさを見極め、自分に合った格安SIMを選んでみてください。賢く選べばメリットの多い格安SIM。月々の通信料金をグッと大幅に下げることが可能なのです。

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