【2023年最新】空気清浄機のおすすめ12選！家電ライターが選び方のポイントを徹底解説

「ウイルス対策ができる高性能な空気清浄機が欲しい」
「さまざまな種類の空気清浄機があるけれど、おすすめはどれ？」

コロナの影響でお家時間が長くなり、換気のニーズが高まったことで再注目されている空気清浄機。新規購入や買い替えを検討しているものの、「種類が多すぎてどれを選べばよいのかわからない」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は家電ライターの田中真紀子さんに、空気清浄機の基礎知識や選び方、トレンド情報などをまとめて伺いました。

空気清浄機を選ぶポイントは大きく分けて、以下の3点です。

後半では田中さんのアドバイスを参考に、your SELECT.編集部が選んだおすすめの空気清浄機をご紹介しています。空気清浄機選びの参考にしてください。

空気清浄機の基礎知識として、仕組みや電気代、最適な置き場所などについて田中さんにお伺いしました。

空気清浄機の仕組み

部屋の空気を吸引し、きれいになった空気を出すことによって部屋を快適な状態にしてくれる空気清浄機。
内部の構造は、外側からパネル、集じんフィルター、脱臭フィルター、ファンとなっているものが一般的です。ファンによって空気を吸引し、フィルターに通すか、またはイオンなどに吸着させ、空気中に浮遊するハウスダスト、花粉などの粒子やニオイをとる仕組みになっています。

空気清浄機の効果

空気清浄機の基本的な効果は、集じんフィルターによって空気中のホコリなどを除去し、脱臭フィルターによって室内の不快なニオイを取り除き、空気をきれいにすることです。
どれほど微細な粒子を除去できるか、どれだけニオイを取り除けるかは、フィルターの性能によって左右されます。つまり、フィルターの性能が高い空気清浄機ほど、空気をよりきれいにできます。

空気清浄機の効果はフィルターの性能によって異なる

現在、国内メーカー空気清浄機に搭載されている集じんフィルターの主流は、高性能な集じん能力をもつ「HEPAフィルター」です。HEPAフィルターは、0.3μmの微粒子を99.97％以上除去することができます。0.3μm以上の粒子には、花粉、ダニのフンや死がい、ホコリ、毛などがあり、それらを除去することが可能です。

また、最近ではウイルスレベルのより細かい微粒子を捕集できる製品も注目されるようになってきています。例えば、「Blueair（ブルーエア）」という海外メーカーの空気清浄機は、0.03μmのウイルスレベルの粒子まで99.99%除去が可能になっています。他にも、アメリカの「mediAir（メディエアー）」という空気清浄機は0.007μm、「ナノドロン」というドイツ製の空気清浄機は0.001μmまで捕集できるものが出ており、選択肢が広がっています。

脱臭フィルターは、活性炭を使用したものが一般的です。活性炭にある細かな穴にニオイの粒子を吸着させ不快なニオイを取り除きます。活性炭脱臭フィルター以外のものでニオイを取り除く空気清浄機もあります。高濃度なマイナスイオンを放出してニオイの原因菌を除菌するものや、光触媒に紫外線をあててニオイ成分を酸化分解するものなどがあります。

おすすめの空気清浄機12選を見る↓

空気清浄機の月々の電気代と効果的な置き場所

部屋の空気をきれいな状態で保ち続けるには、空気清浄機を24時間365日運転し続けることが効果的です。機種や使用状況などによって変動しますが、ずっと運転し続けても電気代は1ヶ月で170円（※）程度のものが多いです。詳しくは空気清浄機の消費電力を見て計算してみましょう。

※2023年3月現在の1kWh単価31円で計算。
例）KI-RX100（シャープ）で換算。静音で運転した場合、1時間当たり約0.24円×24時間×30日＝172.8円

空気清浄機の効果的な置き場所は、エアコンと同時に使う場合、冷房と暖房で異なります。

エアコンを稼働していないときは、左右または前後の吸気口や吹き出し口を壁などでふさがず、空気の循環ができるスペースを確保して設置しましょう。花粉対策をしたい場合は、花粉が入ってくる玄関やドア付近、もしくは花粉たまりやすい窓の対面に置くと効果的です。

「空気清浄機も清浄方法が多様化し、選択肢が広がっています」と田中さん

空気清浄機の選び方について田中さんに教えていただきました。適用床面積（畳数）、静音性、プラスの機能、デザイン性で選ぶ場合の4つに分けてご紹介します。

フィルターの性能を重視するなら「HEPAフィルター」採用の空気清浄機が◎

1. 適用床面積（畳数）で選ぶ

空気清浄機は部屋の広さに合ったものを選ぶということが大切です。空気清浄機の能力が使う部屋より大きい分には問題ありませんが、能力が足りないと空気が汚れていくスピードに勝てません。

その際の指標となるのが「適用床面積」で、「畳数」や「㎡」で表示され、30分で清浄できる部屋の広さを示しています。ただ、空気清浄機は空気中にあるものしかとれませんが、空気中を漂うホコリや花粉は約15分で床まで落ちるといわれています。
このため、メーカーが表示している「適用床面積」が、空気清浄機を使う部屋よりも2倍以上のものを選ぶのが理想といえます。

出典：空気清浄機：シャープ

例えば、実際に使用する部屋が10畳（約18㎡）なら、適用床面積20畳（約36㎡）以上の空気清浄機を選ぶのがおすすめです。メーカーによっては「適用床面積」の他に、実際に使用する部屋の目安として「おすすめ畳数」や「推奨フロア面積」を記載していることもあるので、参考にしてください。

2. 静音性で選ぶ

常時運転しているモードの音の大きさに注目して選ぶのがおすすめ

通常の生活や就寝時などは「弱モード」や「静音モード」、「おやすみモード」で運転することがほとんどです。これらの常時運転しているモードの運転音は、多くのメーカーにおいて20dBほどです。
20dBは、木の葉の触れ合う音程度とされています。ちなみに、外から帰ってきたときなど空気の汚れが気になるときに使用する「強モード」では、50dB前後の音が出ています。50dBとは、一般的に小さな声ほどの音量です。

エレクトロラックス「空気清浄機 Pure」の運転音は、17dBでほとんど音を感じることがありません。静音性を重視する場合は、強モード以外の運転音が20dB以下を目安に選びましょう。

3. 加湿・除湿機能の有無で選ぶ

商品によって「加湿機能」や「除湿機能」などの空気清浄機以外の付加機能が搭載されたものがあります。

「加湿と除湿機能を搭載しているものは1年を通して快適に使用できるので便利」と田中さん

加湿機能を搭載した空気清浄機

国内メーカーの高機能モデルは加湿機能が付いているものが多く、海外メーカーでもスウェーデンの「エレクトロラックス」や韓国の「COWAY（コーウェイ）」、また「ダイソン」なども加湿機能付きの空気清浄機が増えています。

1台2役で便利なものの、その反面、加湿機能が付いていることで本体のサイズが大きくなる、お手入れが大変になる、フィルターのカビの原因になる、加湿運転時に空気清浄機の機能が弱まるなどの注意ポイントもあります。

加湿+除湿機能を搭載した空気清浄機

ふだんから加湿器と除湿器を利用している人は、加湿と除湿機能が付いた空気清浄機を選んで、1台に3役をまとめてしまうのもおすすめです。季節によって機能を切り替えることで、加湿器や除湿器の設置スペースを別途確保する必要がなくなります。
除湿機能があることで梅雨時など室内に干す洗濯物も乾きやすくなるため非常に便利です。ただし、除湿・加湿機能付きのものは、2つの機能が増える分本体が重くなる傾向があります。

4. デザイン性で選ぶ

最近耳にする「ステルス家電」。ステルス家電とは、いかにも家電というデザインではなく、家具と一体化して、インテリアになじむデザインになっている家電のこと。空気清浄機は生活に不可欠と認識されつつある今、ふだんの生活に溶け込むデザインなのかに着目して選ぶのも重要なことです。

そんなステルス家電のおすすめは、ダイソン、ブルーエア、エレクトロラックスのなどの海外メーカーやcadoやバルミューダなどの国内メーカーです。

例えば、スウェーデンの「ブルーエア」のダストマグネットシリーズは、他の家具ともなじみやすいデザインで、上部が平らになっており、ちょっとしたものなどを置くこともできます。

上がフラットになっていて物を置くことができる、ブルーエアのダストマグネットシリーズ

インテリア向けおすすめ商品を見る↓

田中さんのアドバイスをもとに、your SELECT.編集部が厳選したおすすめの空気清浄機をご紹介します。部屋の広さに合わせた「ファミリー向け」「一人暮らし向け」と、デザイン性に注目した「インテリア向け」の3ジャンルに分けて選出しています。

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• 【ファミリー向け】おすすめの空気清浄機4選
• 【一人暮らし向け】おすすめの空気清浄機3選
• 【インテリア向け】おすすめの空気清浄機5選

【ファミリー向け】おすすめの空気清浄機4選

まず、適用畳数が20畳以上のファミリーにおすすめの商品をご紹介します。

ダイキン独自の技術であるアクティブプラズマイオンとストリーマを搭載したモデル。空気に含まれている花粉、PM2.5、排ガス、ホコリなどを抑制する機能「アクティブプラズマイオン」と、ニオイを吸着、分解、再生してクリーンにする「ストリーマ」で快適空間をサポートします。「ペットやタバコ、洗濯物の生乾きのニオイなどが気になる」という方におすすめです。

シャープの独自技術でレベルが3つある「プラズマクラスター」の中でももっとも上質なNEXTを搭載。浄化能力だけではなく、浄化スピードが速いのもポイント。さらに、「フィルター自動掃除」でお手入れの手間も軽減。音声で空気の状態や使い方を知らせる機能も付加しています。スマホに無線LAN接続することでスマホ操作や天気などの環境に合わせた情報を知らせてくれる便利機能も魅力です。

床上30cmは、赤ちゃんやペットが動き回る、洗濯物をたたむ、寝転んで読書をする、ゴロゴロするなどの生活エリアです。そのエリアの花粉やハウスダストを徹底的に撃退するのが、このモデル。室内全体に漂うPM2.5、ニオイ、煙などの汚れの種類によって自動で吸引モードが変わります。特に小さい子どもやペットがいる家庭、花粉による症状を緩和させたい人などにおすすめです。

汚れた微粒子をプレートに吸着させる電気集じん式と、花粉やホコリなどを捕集する目の細かな「静電NEOHフィルター」を組み合わせたハイブリッド式の空気清浄機です。ニオイのもとをキャッチする活性炭脱臭フィルターとプレフィルターも併用。花粉やホコリ、ニオイの除去はもちろん、0.03μmというウイルスレベルの微粒子の除去も可能になっています。本体下部にはワイドな吹込口が開いていて、部屋のどこに置いても4方向から空気をしっかり吸引できます。

【一人暮らし向け】おすすめの空気清浄機3選

次に、スリムで置き場所に困らない一人暮らしにおすすめの空気清浄機をご紹介します。

一人暮らしの家にも邪魔にならないスリムタイプ。通風経路であるファンスクロールを除菌するダイキン独自の「ストリーマ技術」で本体内部を清潔に保ちます。「いつも内部がきれいに洗えているのか心配だった」「なかなか掃除をする時間が取れない」という方におすすめです。花粉、PM2.5、排ガス、ウイルス、カビ、ニオイなどあらゆる有害物質の除去が期待できます。加湿機能が付いているのも便利です。

ファミリー向けでご紹介したシャープの一人暮らしモデルです。シャープ独自技術イオンである「プラズマクラスター」は中レベルの25000を搭載。一人暮らしの部屋サイズでも邪魔にならないコンパクトなスリムボディで置き場所に困りません。その他、パネルを外す手間なく掃除機で吸い取るだけで一人暮らしでも管理しやすい設計になっています。また、別売りの「使い捨てプレフィルター」はパネルに貼って使用し、汚れたらはがして交換でき、より手間がかかりません。加湿機能が付いているのも魅力です。

今回ご紹介する12商品の中で、交換用フィルターのカラーバリエーションがもっとも豊富なモデルです。購入時にはArctic Trail（アークティックトレイル）ですが、別売りでNight Waves（ナイトウエイブス）、Aurora Light（オーロラライト）、Archipelago Sand（アーキペルゴサンド）、Winter Reed（ウインターリード）の4色から選択できます。気分に合わせて変えるなど、インテリアとしても大活躍です。ウイルスやニオイ、ペットの毛などを99.97％除去するHEPASilent®テクノロジーを搭載。円筒型で360度から空気を吸い込み、きれいな空気を部屋中に供給します。

【インテリア向け】おすすめの空気清浄機5選

最後に、デザインを重視したい方におすすめの空気清浄機をご紹介します。

ダイソンの独特なカラーと形が魅力の一品。性能もしっかりしていて、見えない空気中のPM0.1（ウイルス）や壁や天井などに使用されており、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドを抑えてくれます。暑い夏には扇風機として、寒くて乾燥しやすい冬には加湿器として季節に合わせた使い方も可能です。

フィルターが円筒の形をしているので、部屋の真ん中などに置くと効率的に使えます。また空気清浄機のオン・オフ操作だけではなく、室内の温度、湿度、PM2.5、総揮発性有機化合物の数値をも確認できます。「アレルギー体質なので、自分の部屋の状況を知っておきたい」「できるかぎりきれいな空気の部屋にしたい」といった方におすすめです。

加湿機能を加えたモデル。本体の清潔さを保つことに注力し、加湿部の菌の繁殖を防ぐため、独自の自動給水制御システムや自動除菌システム、加湿フィルターの自動乾燥機能が搭載されています。

空気清浄機能には、ウイルスより小さい0.01μmの超微細な粒子もキャッチする抗菌GreenHEPAフィルターを搭載し、有害物質やニオイを浄化します。また、通常フィルターに加え、季節や使用環境に合わせてカスタムフィルター（別売り）を使うことでより空気清浄の能力を強化することができます。黄砂を除去する「黄砂フィルター」、ホルムアルデヒドなどを除去する「新築フィルター」、アンモニア臭などを除去する「ダブル脱臭フィルター」の3種類から選択できます。

北欧ならではのインテリアになじむデザインが魅力の一品。本体の上部分はちょっとした小物などを置くことができる仕様に。

花粉やダニなどのハウスダストはもちろん、0.1μmほどの有害物質やウイルスレベルの微粒子まで99.97％除去します。独自の気流と帯電されたプレフィルター、2ヵ所の吸込口の組み合わせにより空気中の汚れを効率的に除去します。

約6ヶ月ごとにフィルター交換するだけで煩わしいフィルター清掃は必要ありません。フィルター交換ごとに初期性能に戻り、機能面でも衛生面でも合理的です。

浄化スピードに注力した空気清浄機で、搭載された斜流ファンで360度全面から空気を吸引し、空気をきれいにします。フィルターには、「セルフクリーニング機能」を搭載することで長寿命化を実現しています。

アプリをインストールしたスマホなどで、外出先から空気の状態確認やリモート操作が行えます。

ここでは、家電ライターの田中真紀子さんに、空気清浄機にまつわるいろいろな疑問にお答えいただきました。

Q. フィルターのお手入れのコツは？

A.空気清浄機の表面に取り付けられているプレフィルター（外側のパネル）が詰まると、空気を吸い込めなくなってしまいます。週に1回ほど掃除機で表面のホコリを吸い取るようにしましょう。メーカーによっては「使い捨てフィルター」というものがあり、これをプレフィルターに貼り付けるとお手入れの手間を省くことができます。汎用タイプも出ていますが、使用する場合は空気の流れが悪くならないか確認する必要があります。

プレフィルターにもホコリなど比較的大きなゴミが溜まりがち。こまめにお手入れを　

内部の集じんフィルターは1ヶ月に1回ほどのお手入れが目安です。掃除機でホコリを吸い込めばOKです。汚れがたまると落ちなくなりますので、怠らずにお手入れしましょう。フィルターを交換するタイプの空気清浄機は、内部のフィルターはお手入れする必要がありません。

Q. 本体の買い替えのタイミングは？

A.国内メーカーはフィルターの寿命を10年としているところが多いため、本体の買い替えも10年が1つの目安になります。10年たったらフィルターを交換せずに本体を買い替えた方がよいでしょう。海外メーカーの空気清浄機はシンプルな構造のものが多く、比較的長持ちする製品が多いようですが、買い替えのタイミングは同じく10年くらいです。

もしも、「以前よりもホコリっぽさが取れなくなった」と感じるようになったら性能が落ちている可能性があるため、10年たっていなくても買い替えをおすすめします。他にも、異臭がする場合は、湿気とホコリで内部にカビが生えていることがあります。お手入れで解消できればいいですが、お手入れをしても異臭がする場合は、本体を買い替えた方がよいでしょう。

また、空気清浄機は扇風機のように内部でファンが回っています。カラカラカラッといった異音がする場合は、ファンにきしみや部品の寿命がきている可能性があります。そのまま使い続けているとファンが飛ぶなどの危険もあります。金属が焼けているような異臭がした場合は、発火の危険も考えられます。そういうときはすぐに使用を中止してください。

Q. スマホアプリと空気清浄機を連携できる？

A.スマホとの連携はすでに珍しくなく、上位モデルの空気清浄機のほとんどに付加されている機能となっています。空気の汚れは目に見えないので、今までは空気清浄機の必要性がなかなか理解されにくかったのですが、スマホと連携することで、自宅の空気の状態や空気清浄機の働きが可視化されて、外出先からでも「汚れているからオンにしよう」「風量を上げよう」という使い方ができるようになりました。

「エレクトロラックス」や「ブルーエア」は、アプリと連携しておけばフィルターの交換時期をお知らせしてくれます。それも「6ヶ月だから」「1年たったから」ではなく、実際の使用状況や汚れ具合を見て、正しい交換時期を知らせてくれるのです。

また、2020年あたりから増え始めているのが、エアコンと空気清浄機を連動させ、効率的に空気をきれいにする仕組みです。空気清浄機もエアコンもどちらも最新モデルにした場合、アプリを通して、エアコンをつけると空気清浄機も一緒に起動します。部屋の状況に合わせ、空気の風向きなどを自動で調整し、部屋全体の空気をきれいします。シャープ、ダイキンなどエアコンを製造している国内メーカーが提供しています。

スマホアプリを利用することで操作だけでなく空気の状態やフィルターの交換時期まで把握できる

Q. AIを搭載した空気清浄機もある？

A.シャープなどからAIを搭載しているものが出てきています。例えば、天気予報を把握し、花粉が多い日や雨が降っている日に最適な空気清浄機の使い方を提案してくれます。AIを搭載することにより、使用状況や環境をより細かく分析し、使用している人に合った使い方やお手入れ時期などをスマホや音声で知らせてくれます。これは、AIが搭載され、Wi-Fiと連携することで実現した機能です。

Q. 今後、どんな空気清浄機が出てきそう？

A.私は、今は壁掛けタイプの空気清浄機を試していますが、こういうのもありだなと思っています。置きやすさという意味で、新しい視点のものが出てくるといいですね。マンションの小さな玄関にも置けるコンパクトなものなど、それぞれの空間によって置きやすいものが出てくるといいなと思います。

「各メーカー、技術開発だけでなくデザインにも注力していて選択肢が増えています。この記事を参考にお気に入りのモデルをぜひ見つけてください」と田中さん

ウイルス対策や花粉対策を中心に私たちの快適な生活の手助けをしてくれる空気清浄機。
加湿や除湿、扇風機などの追加機能も進化し続けています。ステルス家電を中心にインテリアになじむデザイン性の高い商品も登場しています。

空気清浄機を購入する目的、お手入れ方法、デザインなどを考え、自身に合う一品を見つけてみてください。