【2023年】Androidタブレットおすすめ14選！高性能モデルから高コスパモデルまで最新商品を比較

「高性能でコスパがいいAndroidタブレットはどれ？」
「Androidタブレットの性能の違いはどこを見ればわかるの？」

動画を見る、電子書籍を読む、イラストを描くなどさまざまな用途で使えるAndroidタブレット。
ひと口にAndroidタブレットといっても、サイズや性能、価格帯が異なるため、どれを選んだらいいかわからないという人も多いのではないでしょうか。
Androidタブレットを選ぶときは、まずどのような用途をメインとするか考えるといいでしょう。

今回はコンピューター関連ライターとして、タブレットにも精通する内川功一朗さんに、Androidタブレットの基礎知識や用途に応じた選び方を詳しく伺いました。

your SELECT.編集部おすすめのAndroidタブレットも紹介しているので、自分に合った製品選びに役立ててくださいね。

※2023年2月17日時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので、商品販売サイトでご確認ください。

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まずは、Androidタブレットを購入する前に押さえておきたい知識について、内川さんに解説していただきました。

AndroidタブレットとiPadの違い

タブレットの種類で有名なものはAndroidタブレットとiPadでしょう。ここでは2つのタブレットの違いについて紹介します。

	Androidタブレット	iPad
OS	Android	iPadOS
メーカー	製品により異なる	Apple
製品数	◎	〇
操作性	◯	◎
連携	Google社の各種サービスと連携	Apple社の各種サービスと連携
性能	製品により異なる	全体的に高い
価格	比較的安い	比較的高い

この2つのもっとも大きな違いは、タブレットを動かす役割を担うOS（Operating System：オペレーティングシステム）です。

AndroidタブレットはGoogle社のOSであるAndroidを採用していますが、iPadはApple社のiPadOSを採用しています。そのため、基本的にAndroidタブレットはGoogle Playストア、iPadはApp Storeからアプリを入手することになり、アプリによってはどちらか一方しか利用できないこともあります。

Androidタブレットの中には、AmazonのFire OSやHUAWEIのEMUIのように、Androidをベースにした独自のOSを搭載する製品もあります。Androidの使いやすさを生かしつつ独自の製品特性を出せるのがメリットといえますが、Google Playストアが利用できない独自OSもあるので、注意が必要です。

Androidタブレットは複数メーカーによる販売競争で、比較的安価に入手できます。ただし性能が高くなると高価な部品が使われるようになるため、その限りではありません。逆にiPadはApple社のみの販売のため、定価販売が基本となり、Androidタブレットと比べるとやや高価になります。

通信方式はおもにWi-FiかLTE・5G

Androidタブレットの通信方式には、大きく分けてWi-FiとLTE・5Gの2種類があります。

	Wi-Fi	LTE・5G
通信方法	無線LAN	スマホと同じ携帯無線網
インターネットを利用できる場所	無線LANを置いている周囲のみ（自宅のWi-Fiや、カフェなどのフリーWi-Fiに接続）	携帯の電波がある場所ならどこでも使える
料金	本体代 Wi-Fiの月額料金	本体代 タブレットの回線利用料金

Wi-Fiは無線LANの電波に接続して通信を行います。インターネットを利用して動画を見たりネットサーフィンをするためには、Androidタブレットの近くに通信可能な無線LANルーターが必要です。

それに対して、LTEや5Gはスマホなどで利用する携帯無線網に接続して通信する方法です。スマホキャリアの電波があれば場所を選ばず通信ができますが、別途タブレット用の回線契約が必要になり、回線利用料金が毎月発生します。

「まずどのような用途がメインになるかを決めると、自分に合う製品を選びやすくなります」

ここからは、内川さんに伺ったAndroidタブレットを選ぶときのポイントを詳しく紹介していきます。

用途別に選び方で押さえておきたいポイントが異なるため、順番に見ていきましょう。

電子書籍を読む｜見やすさ＆軽さを重視

Androidタブレットはスマホと比べて画面サイズが大きく、電子書籍を読むのに最適です。

電子書籍用のAndroidタブレットでポイントとなるのが、画面サイズです。
Androidタブレットの中でもコンパクトな7〜8インチのものがいいでしょう。片手で持てるサイズでその分軽いため、腕も疲れにくくなります。

また、画面は高解像度の方が細かい文字もくっきり見えやすくなります。少なくともHD（1280×720ピクセル）以上のものを選びましょう。フルHD（1920×1080ピクセル）ならさらに画像なども鮮明に見えます。
電子書籍を読むだけであれば、高い性能を求める必要はあまりないため、画面のサイズと解像度に注意して選びましょう。

8インチのAndroidタブレット。片手でも持ちやすいサイズ感

電子書籍向けAndroidタブレット3選はこちら

動画を見る｜長持ちバッテリーでストレージが大きいものを

動画視聴をメインとしてAndroidタブレットを使う場合は、CPUの性能やメモリ、ストレージの容量などが関わってくるため、以下のポイントに沿って選ぶといいでしょう。

（※）スマホやタブレットに搭載される代表的なCPUの一種。数字が大きいほど高性能でスムーズに動く

タブレットでの動画視聴は手に持ってソファなどに座って見るシーンも想定し、手軽に扱えつつもやや大きめの9〜10インチ程度の画面が望ましいでしょう。テーブルに置いて使う場合は、スタンドになる専用のカバーを持っておくと便利です。

滑らかな映像を表示するためには、高い性能のCPUや容量の大きいメモリが必要になります。CPUのSnapdragonにはいくつかシリーズがあり、中でも最上位クラスのコア数が8から始まるものを選ぶのがおすすめです。メモリは4GB以上あると動作もスムーズなので、動画を快適に見ることができるでしょう。

また、タブレットにデータを保存して視聴するオフライン視聴を行う場合は、大量のストレージが必要です。標準画質であれば、2時間程度の動画で必要なデータ容量は約1GB。常に複数の動画を保存したり、他にもデータ容量の大きいアプリを入れる場合は、64GB以上のストレージがあるものを選ぶようにしましょう。

動画視聴向けAndroidタブレット3選はこちら

ゲーム用に使いたい｜CPUやメモリなどの性能をチェック

Androidタブレットをゲーム用に使うときは、快適な動作のポイントとなるCPUやメモリ、ストレージなどの性能をチェックするといいでしょう。

Androidタブレットの頭脳となるCPUは、サクサクゲームをプレイできるよう、処理能力の高いSnapdragonのコア数が8からは始まる製品がおすすめです。

「Apex Legends」や「​​Call of Duty」といったリアルタイムな高速処理が求められるFPS（※）をプレイするなら、CPUの処理速度を示す動作周波数は2.5GHz程度あると快適に動作するでしょう。

（※）first-person shooterの略称。一人称視点のシューティングゲームのこと

CPUや動作周波数が高いほど価格も上がるので、パズルゲームなどそこまで速さを求めないゲームがメインなら、CPUはコア数が6、動作周波数が2.0GHz程度でも問題なく使えるといえます。

メモリは大きいほどゲームの起動や動作がスムーズになるので、6GB以上のものがいいでしょう。
複数のゲームアプリを入れるなら、ストレージも余裕があると安心です。10GBを超えるゲームアプリもあるので、少なくとも64GB以上を選んでおきましょう。

画面サイズは迫力のある映像を楽しめつつ、手に持っても使いやすい9〜10インチ程度がおすすめです。

ゲーム用向けAndroidタブレット2選はこちら

移動中や出先で資料作成などに使う｜LTE・5G搭載で見やすい画面サイズがいい

ふだんはデスクトップやノートパソコンを使い、移動中や出先で手軽に資料作成、メールチェックをしたいときも、薄くてかさばらないAndroidタブレットが役立ちます。

オフィスソフトのクラウドサービスであるGoogle Workspace（グーグル・ワークスペース）やMicrosoft 365（マイクロソフト365）を利用している人は、デバイスを問わずデータの閲覧、作成ができるので、Androidタブレットを使って資料作成や確認をするのも便利です。
スタンドになる専用カバーと外付けキーボード、マウスがあれば、出先のカフェなどでもノートパソコンのように快適に使うことができます。

移動中や出先によってはWi-Fi環境が整っていないこともあるので、インターネット通信ができるLTE・5Gが備わったものを選ぶようにしましょう。CPUの性能はそれほど求められませんが、安定して動作させるためにメモリは4GB以上が望ましいです。画面のサイズは大きい方が文字も見やすくなるため、11インチ以上のものが適しています。

資料作成向けAndroidタブレット2選はこちら

簡単なイラストを描きたい｜筆圧感知機能が備わっているとなお便利

Androidタブレットは簡単なイラストを描きたいという人にもぴったり。本格的なイラストであれば画面を大きく使うことができ、パソコンに接続して緻密なイラストが描ける液晶タブレットの方が適しているでしょう。

Androidタブレットは、子どもと一緒に簡単なイラストを描いたり、持ち運んで資料に手書きの注釈を入れるなど、他の用途も想定される場合におすすめです。

イラストや文字を書くときに押さえておきたいのは、スタイラスペンと筆圧感知機能です。
スタイラスペンはペン先の形にいくつか種類がありますが、文字を書くことも踏まえると、ボールペンのような細いタイプがいいでしょう。

筆圧感知機能は、線の強弱などの筆圧レベルが数字で表されます。より書きやすさを求めるなら、2048以上のレベルのものを選びましょう。

性能についてはCPUはSnapdragonの8から始まる数字のもの、メモリは4GB以上なら、複数のイラスト作成ソフトやお絵描きアプリなどもスムーズに使えるでしょう。イラストデータを本体に保存するのであれば、ストレージは余裕をもって64GB以上を押さえておくのがおすすめです。

イラストを描きたい人向けAndroidタブレット2選はこちら

子どもと一緒に使う｜見やすさ重視でキッズモード付きを選ぶ

iPadと比べて安価で、製品によっては独自のキッズモードや子ども向けの機能も搭載しているAndroidタブレットは、子どもと一緒に使うタブレットとしても最適です。性能よりも、まずは安心して使えることを条件に検討することをおすすめします。

子どもと一緒に使ううえで押さえておきたいのはキッズモード機能です。コンテンツの表示や利用時間、閲覧サイトなどを制限できるため、目を離しているときでも安心して持たせることができます。また防水機能も備えておけば、飲み物をタブレット上にこぼしても故障の可能性を抑えられます。

遊んでいる最中などに壊してしまう可能性を踏まえると、高い性能や高価なものである必要はあまりないといえるでしょう。

子どもと一緒に使いたい人向けAndroidタブレット2選はこちら

ここからは内川さんに伺った選び方をもとに、your SELECT.編集部おすすめのAndroidタブレットを紹介していきます。

気になる内容をクリック

• 【電子書籍を読む人向け3選】見やすさ＆軽さ重視
• 【動画を見たい人向け3選】バッテリー長持ちで動画視聴も快適
• 【ゲームに使いたい人向け2選】高性能なCPUや余裕のあるストレージ
• 【移動中や出先で資料作成などに使う人向け2選】LTEにも対応
• 【簡単なイラストを描きたい人向け2選】ペン付きタイプにも注目
• 【子どもと一緒に使いたい人向け2選】キッズモードも搭載

※2023年2月17日時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので、商品販売サイトでご確認ください。

【電子書籍を読む人向け3選】見やすさ＆軽さ重視

スマホより大きな画面で、電子書籍も紙感覚で読めるAndroidタブレットを紹介します。

コストパフォーマンスに優れたAndroidタブレットです。8インチのコンパクトなサイズで重量も約290gと軽いため、片手で持ちながら読書をする際も負担になりません。

フルHD（1920×1080ピクセル）ではありませんが、角度が変わっても色味の変化が起きづらいIPS液晶を搭載しているので、カラーの書籍や雑誌なども快適に読むことができるでしょう。

Amazonが販売しているタブレット「Fire HD」シリーズの8インチモデルです。

AndroidのOSをベースにしたAmazon独自のFire OSを搭載。Google Playストアは使用できませんが、Amazonが提供しているアプリストアからダウンロード可能です。

従来よりも10%明るくなった画面で文字も見やすく、最大12時間と長時間のバッテリー稼働なので、持ち運んでの読書にもいいでしょう。

使いやすさとコスパを両立したAndroidタブレットです。

画面解像度は1280×800ピクセルで、CPUはHelio P22Tと中位クラス、メモリやストレージにも比較的余裕があるため、電子書籍のデータもしっかり保存できます。microSDでストレージを追加できるなどポイントも網羅してあり、安心して選べる一台です。

【動画を見たい人向け3選】バッテリー長持ちで動画視聴も快適

動画視聴に最適な大容量バッテリーや、音響、画面の解像度などにこだわった3台をラインナップしました。

OSにAndroidベースのEMUI（HUAWEI独自のOS）を採用した製品です。

独自の音響サウンドHUAWEI Histen 6.0を搭載し、立体的な音響で動画への没入感を高めることができます。

性能もHUAWEI独自の高速なCPUなので、サクサク動画が楽しめます。メモリやストレージは比較的抑えめですが、microSDで増設が可能です。

画面下部にふくらみがある特徴的な外観をしており、取っ手のようなハンドルが付いています。このハンドルを起こすことでスタンドとして使用でき、テーブルなどに置いて動画を見ることができるため便利です。最大15時間もの稼働時間をもつため、外出先などでもバッテリーを気にせず動画視聴を楽しめるのもうれしいポイントです。

最大13.6時間の稼働時間をもつ製品です。シンプルなデザインで性能的にはCPUにオクタコアを搭載、メモリやストレージにも余裕がある構成で、動画視聴もスムーズに楽しめます。

11インチの大画面に加え、高品質な4つのスピーカーと立体音響で、視覚的にも聴覚的にも迫力のある動画体験ができるのもポイントです。

【ゲームに使いたい人向け2選】高性能なCPUや余裕のあるストレージ

オンラインゲームもストレスなく楽しめる、高性能のCPUや、サクサク動くメモリ、余裕のあるストレージなどを搭載したゲーム向きのAndroidタブレットを紹介します。

3万円を切る価格帯で、高性能な8コアのCPUを搭載したAndroidタブレットです。

CPUの処理速度を示す動作周波数は2.0GHz。パズルゲームなどスピード重視でないゲームであれば問題なく使えるでしょう。

ストレージは128GBで、本体に直接ゲームアプリを入れても余裕のあるつくりになっています。

SAMSUNGが販売するAndroidタブレットは、8コアのCPUの中でも動作処理能力が高いSnapdragon 8 Gen 1を搭載。データ容量の大きいRPG（ロールプレイングゲーム）やスピード重視のオンラインゲームなどもスムーズに楽しめます。

画面サイズは12.4インチとやや大きめですが、2800×1752ピクセルとフルHDの以上の高解像ディスプレイで、没入感のあるゲーム体験ができるでしょう。

【移動中や出先で資料作成などに使う人向け2選】LTEにも対応

LTE搭載で移動中や外出先などでもインターネットに接続でき、ちょっとした資料作成をしたいときに役立つ製品を紹介します。

LTE通信機能があり、10.1インチのフルHD液晶を備えたAndroidタブレットです。

やや画面が小さいですが、電車などの移動中に手に持って資料チェックをする際に扱いやすいサイズ感といえるでしょう。解像度が高く、4GBのメモリと、microSDで増設可能な64GBのストレージで資料作成やチェックなどに申し分ない性能となっています。

ただしCPUが控えめなため、大容量のデータダウンロードなど重い処理をさせるのにはあまり適さないといえるでしょう。

性能的にも余裕があるLTE通信機能をもつAndroidタブレットです。

10インチのタブレットの中では比較的軽い約460gで、手に持ちながらの資料チェックも苦にならないといえるでしょう。

高速なCPUと4GBのメモリ、microSDで増設可能な64GBのストレージで、マルチタスクや資料のダウンロード、保存もスムーズです。

【簡単なイラストを描きたい人向け2選】ペン付きタイプにも注目

筆圧感知機能やタッチペン付きで、簡単なイラストを描いたり、資料へ注釈などを入れたい人におすすめの2選を紹介します。

高解像度でワイドな11インチディスプレイのXiaomiのAndroidタブレット。

別売りのXiaomi Smart Pen（税込1万1800円）は、18分間の充電で8時間使用することができ、外出先でもバッテリーを気にすることなく使えます。

筆圧感知レベルも4096と高いため、細かい文字やイラストももたつかず滑らかに書くことができるでしょう。

3万円を切る価格でスタイラスペンとキーボードが付属するAndroidタブレットです。

キーボードを装着して資料を作成しつつ、スタイラスペンを使って手描きのイラストでイメージを伝えるなど、多彩な使い方ができます。

キーボード付きのスタンドケースにはスタイラスペンを入れるホルダーもあり、手軽に持ち運んでイラストを描けるのもポイントです。

【子どもと一緒に使いたい人向け2選】キッズモードも搭載

キッズモードやアプリのインストール、使用に制限をかける機能など、子どもがタブレットを使うときに役立つ機能を搭載した2選を紹介します。

コスパが良く、子どもにも安心して使わせることができるAndroidタブレットです。

キッズモードを搭載しており、アプリの利用時間の分析やコントロールができるため、使いすぎの防止に役立ちます。またブルーライトカット機能もあり、目の疲れを軽減できるのもメリット。

バッテリーも長時間保つため、子どもに使わせつつ、合間に自分でインターネットの閲覧や動画を見るといった使い方もできます。

AmazonのFireタブレットのキッズモデルです。性能は第11世代のFire HD 10（32GB）と同等となります。

児童書や学習マンガなど子ども向けのコンテンツが1年間無料で楽しめるAmazon Kids+を搭載。

他にも子どもの年齢を入力することで適切なコンテンツが表示されるよう設定できたり、動画や読書といったカテゴリごとに利用時間が設定できるなど、子どもに合わせてカスタマイズできるのが魅力です。

最後にAndroidタブレットの気になる疑問について、内川さんにお答えいただきました。

Q. Androidタブレットの性能はどこを見ればよい？

A. Androidタブレットの性能をチェックするときに注目したい、3つのキーワードを紹介します。

CPUの処理能力はコア数で表されます。このコア数が大きいほど、音楽を聴きながら動画を見るなど複数の処理を行う能力が高いことになります。また、処理速度を示す動作周波数はGHzという単位で表され、コア数と同じく値が大きいほど処理速度が上がります。

また、メモリはCPUが処理する命令やデータを一時的に保管する場所です。メモリの容量が大きいほどCPUは処理がしやすくなり、Webページや動画の読み込みなども快適に行えます。
ストレージはアプリや動画などのデータを長期的に保管する場所です。空き容量が少なくなると処理速度が下がる恐れがあるため注意しましょう。

Q. Androidタブレットにはどんな機能があるの？

A. 基本性能以外にも、便利な機能や付属品をチェックしておくとAndroidタブレットがより使いやすくなります。

防水機能が付いていると、キッチンでレシピを見ながら料理をしたり、お風呂でゆっくりしながら動画を見たりと水気のある場所でも使えるので、押さえておきたい機能です。

また、子どもがAndroidタブレットを使うときは、キッズモードで閲覧できるサイトや利用時間に制限をかけておけば、親の目が届かないところでも安心して使わせることができます。iPadに搭載されている閲覧管理（スクリーンタイム）のような共通の仕様はありませんが、Androidタブレットの種類によってはペアレンタルコントロールアプリで代用できたり、AmazonのAmazon Kids+のように独自のキッズモードを備えている製品もあります。

スタイラスペンはイラストや文字を書けるだけでなく、指紋で画面が汚れないため、衛生面でも役に立ちます。そして外付けキーボードがあれば、画面に表示されるキーパッドを利用するより入力が便利。マウスとあわせるとノートパソコンのように使用できるようになります。

Q. 中古でAndroidタブレットを買うときの注意点は？

A. 以下のポイントを参考に、見た目のきれいさだけではなく、各種機能について問題ないかどうかもチェックしましょう。

まず確認したいのがバッテリーの劣化です。バッテリーは使うほど劣化し、実際の稼働時間が短くなっていきます。本体に内蔵されているリチウムイオン電池は、劣化すると膨張することもあるため、Androidタブレットの機能や動作にダメージも与えます。できるだけバッテリー交換済の記載があるものを選びましょう。

付属品がそろっているかも注意が必要です。充電器やケーブルが付いていない場合、余計な出費がかかります。
他の同商品と比べて安すぎる場合も注意しましょう。何かしらの問題があり、そのために安くなっている可能性が高いです。

Q. ハイエンドモデルのAndroidタブレットってどんなもの？

A. 迅速に動作させるための高性能なCPUやメモリ、高速通信ができるWi-Fi機能、そして反応速度に優れ高画質な画面を備えたAndroidタブレットのことです。

CPUやメモリは高性能であるほど動作が軽快になり、快適に使うことができます。
また、タブレットはさまざまな用途で通信することが前提となるため、Wi-Fiモデルの中でも5Gなど高速通信に対応した製品が望ましいです。

画面についても解像度が高ければ、細かな表示も見やすくなります。また、画面の更新頻度を表すリフレッシュレートの数値が大きいものほど滑らかに表示され、目も疲れにくくなります。

Q. 防水のタブレットはお風呂でも使える？

A. 防水規格を満たすものであれば利用できます。防水規格は世界的に定められた規格で、さまざまな国で使われています。規格によって可能な防水の目安は異なります。

お風呂でも使える防水等級の目安はIPX7〜8となります。この規格の防水機能をもつAndroidタブレットであれば、お風呂でも問題なく利用することができるでしょう。ただし製品によって推奨する利用シーンが異なる場合もあるので、取扱説明書をよく確認するようにしましょう。

Q. Androidタブレットをカーナビとして使うことはできる？

A. 屋外通信が可能なLTE通信機能と、GPS機能が付いているAndroidタブレットであれば、カーナビとして利用できます。また、ダッシュボード上に置くので、視界の邪魔にならないよう8インチ程度の製品が望ましいでしょう。

その他に、カーナビとして長時間使用することによる本体の熱にも注意が必要です。一定の温度を超えると動作が止まってしまうのと、製品の寿命を縮めることになります。夏場の日中や、長時間利用する際には本体を冷やす外部冷却ファンをあわせて使いましょう。

また、日光による見えにくさは画面を明るくしても解消されません。日差しを遮るフードを利用するといいでしょう。

Androidタブレットを選ぶときは、まずどのような用途をメインとするか考えるといいでしょう。

電子書籍を読むのなら、手に持って使うのでコンパクトな8インチ程度ものを、動画視聴なら置いて使うか、持つ場合も考慮して9〜10インチ程度の製品が最適です。
ノートパソコンのように利用したりイラストを描いたりするなら、作業しやすい11インチ以上のものがおすすめできます。

性能は処理速度を表すCPU、処理を助けるメモリ、データを保存するストレージの3つがキーワードとなります。特に動画視聴やイラスト作成、ゲーム用で使うなら、性能も確認しておきましょう。

そして防水やキッズモードなど＋αの機能も踏まえて選ぶと、より使い勝手が良くなります。イラスト用など特定の用途によっては、スタイラスペンや筆圧感知のように、必須となる付属品や機能もあります。

パソコンとスマホの中間としてさまざまな用途で使えるAndroidタブレット。この機会にぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。