くすみ、毛穴のざらつきなど、お肌のトラブルはひとつに限らず、さまざまな悩みが重なりあっていることが多いもの。
悩み別にケアしようと思うと、お手入れのステップも増えるため、毎日のケアが負担になって続かない……。そんなモヤモヤを抱えてしまいがちではないでしょうか?

そこで今回徹底検証するのは、洗顔ブラシとEMSを一体化することにより毛穴ケアや表情筋への刺激を同時に行えるヤーマンの洗顔器「ミーゼ クレンズリフト」です。
忙しい女性でも、洗顔するときに使うだけでセルフエステができてしまう「ミーゼ クレンズリフト」をレビューしていただくのは“ママでもキレイを諦めたくない”をモットーに活動する美容系インスタグラマー、須田真衣さん。

須田さんのように、育児や家事をこなしながらも、美肌をキープしたいママたちにも需要がありそうですが、多くの女性たちが求める“時短美容”を効果的にかなえてくれるアイテムといえるのか、徹底的に検証していただきました。

REVIEWER

須田真衣

美容系インスタグラマー

須田真衣さん

“ママでもキレイを諦めたくない”をモットーに、役立つ美容情報を発信中。元デパコスブランドの販売員の経歴をもつスキンケアのスペシャリスト。36歳にして、ノーファンデで出かけられる透明感の高い肌をキープ中。

本記事は、提携する企業のプロモーション情報が含まれます。掲載するサービス及び掲載位置に広告収益が影響を与える可能性はありますが、サービスの評価や内容などはyour SELECT.が独自に記載しています。(詳しくはAbout Usへ)

目次

今回レビューする新定番は
ヤーマンの洗顔器「ミーゼ クレンズリフト」

ヤーマンの洗顔器ミーゼクレンズリフト

毛穴ケアやすっきりした洗い上がりを目指せる「ミーゼ クレンズリフト」には、大きく分けて4つの機能があります。
まずは電気信号により表情筋を動かす「EMSによる刺激」機能。2つ目は、「高速の音波振動による肌のタッピング」でかなう、クレンジングのサポート。3つ目はうるおいを届けて肌を健やかに保つ「イオン導入」機能。4つ目は、落ちにくい汚れもしっかりオフする「イオン導出」機能があります。

使用できるモードは、汚れを吸着する「クレンズリフトモード」と、うるおいケアをする「モイストリフトモード」の2つ。どちらのモードでもEMSとブラシのバイブレーション機能が働き、いつもの洗顔に取り入れるだけで、毛穴汚れと電気信号により筋肉を動かすアプローチをしてくれるのです。

ヤーマン

ミーゼ クレンズリフト

参考価格: ¥16,500(税込)

サイズ 約W54×D69×H60mm
質量 80g
連続使用時間 約3時間半
充電時間 約2時間
付属品 充電台(USBケーブル付き)
カラー展開 ピンク、ローズ(写真はローズ)、アイスブルー

誰でも簡単に使える? 操作の流れを細かく確認!

洗顔器を手にする女性

どんなに優れた機能が搭載されていても、使い方が難しいと使用しなくなってしまいがちな洗顔器。手に取ったときの第一印象から操作フローまでを、美容マニアの須田さんならではの視点でチェックしていただきました。

重さや形、デザインの第一印象は?

「小さくて軽く、片手で持っても疲れることはなさそう。手にしっかり収まるから、握ったときに“すべらない”と感じる安心感がありました。シンプルなデザインなので、洗面所に置いてあっても違和感がなく、コンパクトなので洗面台の鏡の扉の中に保管ができたのもよかったです」

片手で持って動かしてもまったくストレスなしという、使いやすさも考えられたデザインは須田さんも納得できるものだった様子。

操作フローはスムーズだった?

電源の入れ方や、「クレンズリフトモード」と「モイストリフトモード」との切り替えは簡単なのかを、あえて説明書を見ないまま操作していただきました。

「ミーゼ クレンズリフト」の使い方(0:32)

「本体の中央あたりにボタンがひとつあるので、電源がどれかはすぐにわかりました。ここを長押しするとONになり、その状態でボタンをさらに押すとモードと3段階あるEMSのレベルが切り替わります。ボタンを押すとランプが点灯するようになっていて、点滅の場合はクレンズリフトモード、点灯の場合はモイストリフトモードに切り替わっているサイン。ランプは3つあるのですが、光っている数で1〜3のレベルを知らせてくれます」

充電の様子

約2時間の充電で満充電となり、約3時間半動作できます

「自宅で充電してみましたが、充電台と本体はマグネットでくっつくようになっていて、ただ置くだけ。とても簡単です。使用後はブラシを毎回洗う必要があり、ぬるま湯や水を使って、せっけんで洗い、流水で流したら、タオルなどで水気を拭き取り、風通しのよいところに置いたままにして乾かします。洗面所で顔を洗い終わった流れのままできるので、これについても苦労はないと感じました」

ランプの搭載でモードやレベルの切り替えがわかりやすくなっており、充電方法も洗い方もシンプル仕様。ふだん機械を使い慣れていない人でも、これなら問題なさそうです。

ブラシを肌に当てたときの感触とEMSの強さをチェック

腕で感触を確認する

顔で試す前に腕で感触をチェック。柔らかいブラシで痛みもなく安心

続いて、肌に当てたときに違和感がないか、振動させながらブラシの感触を確かめつつEMSの強さはどの程度のものなのかをレビューします。

ブラシの肌触りは心地よい?

「硬すぎず、柔らかすぎないシリコーン製のブラシで、振動させながら軽く押したりサークルを描くように肌の上をすべらせても心地よいと感じるものだったので、合格です! 痛くもないし、くすぐったさもなく、合格点をあげられるクオリティーでした」

洗顔器を持つ 洗顔器を眺める女性

3段階あるEMSの強さは、どれくらいがほどよい?

EMSを顔にあてる

「レベル1から3まで段階的に強くなっていることをしっかり感じました。体感としては、水圧で汚れを落とす電動歯ブラシを使っているような圧と小刻みな振動に近いかもしれません。レベル1は痛みがなく、レベル2にすると静電気を感じるようなピリッと感が出ます。レベル3にして頬の高いところに当てたら目がピクピクしたので、電流が表情筋まで届いているのを感じました。私は、レベル2くらいの電流の強さが使いやすかったです」

ブラシを手にあてる

442本のシリコーンブラシは、ほどよくしなやかな質感で、肌を傷つける心配もなさそう。EMSの電流の強さの感じ方には個人差があるので、使いやすいレベルに設定すれば問題なさそうですが、静電気のようなピリッと感がどうしても苦手だという人は、使いづらさを感じるかもしれません。

ヤーマン

ミーゼ クレンズリフト

参考価格: ¥16,500(税込)

サイズ 約W54×D69×H60mm
質量 80g
連続使用時間 約3時間半
充電時間 約2時間
付属品 充電台(USBケーブル付き)
カラー展開 ピンク、ローズ(写真はローズ)、アイスブルー

2つのモードの効果を最大限発揮させる使い方を検証!

「クレンズリフトモード」「モイストリフトモード」の2つのモードでホームエステができる「ミーゼ クレンズリフト」。気になる部分をケアする効率の良い使い方のコツを確認していきます。

クレンズリフトモードとは?

クレンズリフトモードは、メイクをオフした後、泡立てた洗顔料を顔に塗布した状態で使用します。ブラシが音波帯域での高速振動を与えるとともに、通常の洗顔では落としきれない古い角質や角栓などの汚れをていねいにオフしながら、EMSで表情筋を刺激。毛穴汚れにしっかりアプローチします。

洗顔料を顔に塗る 洗顔器でメイクをオフする

442本の電気を通すシリコーンブラシが毛穴汚れにアプローチ

クレンズリフトモードの使い方のコツは?

メイクは落としてから行うのが鉄則。ブラシと顔をよく濡らし、洗顔料はよく泡立ててから顔に塗布しましょう。

円を描くように動かす

眉間や小鼻、顎などはざらつきが気になる部分なので、円を描くように動かすと汚れが落ちやすくなる

「EMSの効果を高めるなら、顔の左右それぞれ、顎から耳の方向にフェイスラインを引き上げるイメージで動かしてください。おでこが気になるときは、おでこからこめかみの方面に向かって動かすといいです」

推奨されている使用頻度は1日につき1回、時間は1分。週に2〜3回の使用が目安。心地よいとつい長く押し当ててしまいそうになりますが、顔の筋肉に負担をかけないよう、時間は守ったほうがよさそう。

「1分たつとブザーが鳴ってお知らせしてくれるので、使いすぎを防げます」と須田さんも感心していました。

モイストリフトモードとは?

洗顔器を顔にあてる女性

モイストリフトモードは、メイクを落とした後、化粧水を肌に塗布してから使用します。ブラシが毎分約10,000回で高速振動するとともに、イオン導入機能も働いて、肌をうるおわせながらケア。クレンズリフトモード同様、気になるところに使用すると、EMSで表情筋を動かしてくれます。

モイストリフトモードの使い方のコツは?

「化粧水は肌との摩擦を少なくするため、とろみのあるものを使うとよさそう。化粧水をたっぷり使ったほうが、心地よく使えます。ブラシは顔の左右それぞれ、顎から耳の方向に、1ヵ所につき約4秒程度スタンプを押すように当てながら移動。おでこが気になるときは、おでこからこめかみの方面に向かって同様に押し当てます。目元が気になるときはこめかみを、口元が気になるときは鼻の横、フェイスラインが気になるときは耳の下あたりのラインに30秒ほど押し当てて刺激します」

化粧水を手に取る女性 洗顔器を顔の部位別にあてる女性

化粧水をたっぷりつけ、(1)おでこ→こめかみ (2)鼻の横→こめかみ (3)顎→こめかみの順で当てる

首の付け根に押し当てれば肩のケアができるのもうれしいポイント。推奨されている使用頻度は1日につき1回、時間は3分。気になる部分に長く押し当てるのも効果的ですが、長くとも10分まで。週に2〜3回の使用が目安です。

ブラシの使い方も簡単。どちらのモードも使用時間がとても短いので、時短美容も楽々かなええられそうです。

すっきりした洗い心地を感じられるかトライアル

洗顔をする女性

難しいステップもなく、洗顔しながら表情筋も動かせる「ミーゼ クレンズリフト」を1週間のうち2日間、夜のメイクオフ後に試していただき、満足できる肌に変わったかレビューしていただきました。

「クレンズリフトモード」で肌の汚れはしっかり落ちる?

Verygood!

Verygood!

すっきりクリアな使用感!

「ふだんの洗顔では落としきれない毛穴の奥の汚れまで落ちている感じがしました。1分の使用でこれだけ変化を感じるのはすごいですね!」

肌がつるんとした手触りになり、トーンアップしているのを感じたそう。クレンジングだけでは落ちきらず、毛穴にたまりがちなメイクや皮脂汚れも、継続して使うことで蓄積を防げそうだという答えでした。

毛穴ケアの実力は?

good.

good.

ガンコな小鼻の汚れに変化が。ただし、継続してケアする必要はアリ

毛穴をケアする女性

先が尖っている形状が、小鼻や顎など気になる部分にもフィット

「部分的には、毛穴が目立ちやすい小鼻のざらつきも取れ、黒いポツポツも薄くなった気がしました。顎、眉間など、すべての部分の悩みが1回使用しただけで解消されるわけではないので、継続して使う根気の良さは必要ですね。顔の凸凹にフィットするように、先端のブラシがヘラのようになっているので顔全体にムラなく当てられ、隅々まで毛穴ケアができるつくりも良かったです」

毛穴に関しては即効性はないものの、いつもの洗顔にプラスアルファして取り入れたいという須田さん。今回は試していませんが、防水仕様でコードレスのため、湯船に漬かりながら使えるため、湯気で毛穴を開かせた状態で使うと、もっと汚れも落ちやすくなりそう、と期待できる使用感でした。

モイストリフトモードの振動は心地よい?

Verygood!

Verygood!

筋肉が刺激されるのをしっかり感じられる

「たった3分の使用で満足のいく使い心地。EMSの振動が筋肉まで届き、細かく動いているのがちゃんとわかります」

ポイントケアでも効果はあった?

good.

good.

ハンドマッサージ以上のケアを取り入れたい人におすすめ

顔のポイントケアをする女性

気になっていたほうれい線の影に当ててみました

「むくみなどが気になるときはいつも手で顔のマッサージをしていたのですが、洗顔する流れで気になる部分の表情筋を刺激できる手軽さがよいと思います。劇的な変化、とは言えませんが、ホームケアでここまでの違いを感じられることは評価したいです」

須田さんは自分が心地よいと感じたレベル2で十分な刺激を得られたそう。大事なイベントの前など、急いでコンディションを整えたい時に頼れそうです。

イオンの力で肌はうるおう?

Verygood!

Verygood!

肌がごくごく化粧水を飲んでいるような感覚に

肌の保湿をする女性

「モイストリフトモードを使用する前にシートマスクでしっかり保湿して使ったら、肌のぷるぷる感が違いました! 使用後は化粧水を使ってケアしましたが、いつも以上にスキンケアの効果も感じたのでとても良かったです。サロンで受けられるようなイオン導入が手軽に体験できるのはポイントが高いですね!」

モイストリフトモードを使用する前に、シートマスクをするなどしてしっかり保湿すると、より心地よく使用できそうです。

レビュー結果

洗顔ブラシとEMS機能が一体になった画期的な洗顔器「ミーゼ クレンズリフト」。時短美容と、それぞれのモードによる肌への効果はしっかり感じられる商品なのか、最終的に判断していただきました。

「ミーゼ クレンズリフト」の使用感をレベル分け

うるおいケアとしての取り入れやすさ
5.0
毛穴ケアとしての取り入れやすさ
3.5
操作性
5.0
継続のしやすさ
4.0
デザイン性
4.0

認証

家で手軽にEMSを使える!

洗顔しながら毛穴ケアを始めたい人の新定番に認定

ミーゼクレンズリフト01
須田真衣さん

須田さん総評

「モイストリフトモードで使ったときに感じた、イオン導入による肌へのうるおいケアや、EMSによる刺激をすぐに体感でき、実力の高さを感じました。毛穴ケアへの即効性は低かったのですが、洗顔とひと続きに行えるので、継続する中で効果も望めそうです。ただ、キャップ付きの商品ではないので、ブラシ部分にホコリがたまりやすいのでは?というのが懸念点。洗うのはとても簡単なのでそこまでウイークポイントではありませんが、ホコリがたまったのを見て、だんだん使わなくなる、という人もいそうかなと思いました。手のひらに収まるデザイン性も良く、持ち運びしやすいので旅先などでも使えそうなのも気に入りました。顔のマッサージをしたいけど、ハンドケアはめんどうという人にも「ミーゼ クレンズリフト」をお試ししていただきたいです。毛穴ケア、うるおいケアとも小さな変化はすぐに感じられたので、週に2回の使用を継続していくことで肌がどう変わっていくか、期待を抱ける商品でした」

“新定番”にすべきは、こんな人!

  • ふだんのスキンケアにプラスアルファのお手入れを加えたい人
  • スキンケアの効果をもっと実感したい人
  • エステなどに行く時間が取れないけど、毛穴、乾燥が気になる人

一度で大きな効果を求めるのではなく、週に2回のちょこっとケアの積み重ねでキレイをキープできる「ミーゼ クレンズリフト」。エステサロンに通わずとも、セルフで毛穴ケアや表情筋の刺激ができるのは大きな魅力です。さらなるキレイを目指すために、気軽に取り入れてみてはいかがでしょうか?

ヤーマン

ミーゼ クレンズリフト

参考価格: ¥16,500(税込)

サイズ 約W54×D69×H60mm
質量 80g
連続使用時間 約3時間半
充電時間 約2時間
付属品 充電台(USBケーブル付き)
カラー展開 ピンク、ローズ(写真はローズ)、アイスブルー