FEATURE
顔ツボ刺激で眠りの質が上がる? セルフでできる“ささない整顔バリ”「KAOYOMI」を使ってみた!
鏡に映る顔を見て「疲れのせいか、なんだかさえない…」と気分が落ち込んでしまうのに、なかなか自分をいたわれない日々を送っていませんか?
もしかしたらそれは、自律神経の乱れが原因になっているのかも。眠りたいのに眠れなかったり、倦怠(けんたい)感があったりと、感じ方は人それぞれですが、自律神経は全身の器官をコントロールし、生命活動を維持するという、生きることすべての根本にある神経系。だからこそ、そのバランスを保つケアを取り入れれば、本来自分の体がもっているパワーを取り戻せるかもしれません。
鍼灸(しんきゅう)師で美容アナリストの奈部川貴子先生が開発した「KAOYOMI」は、顔のツボと反射区(全身のさまざまな器官や内臓につながっているといわれている末端神経が集まった場所)を押しほぐして、心と体を健やかに整えるツールブランド。
お疲れ顔が気になるときや、睡眠環境をサポートしてほしいときに一役買ってくれるアイテムです。
美肌に導くさまざまなアイテムを試してきた、美容系インフルエンサーのおゆたんさんも「KAOYOMI」に興味津々。実際に「KAOYOMI」を試していただき、その使い心地を詳しく解説してもらいました。
美容系インスタグラマー
おゆたんさん
的確な視点で評価する趣味で始めたコスメや美容器具のレビューが人気を集め、コスメブランドのアンバサダーやプロモーション活動なども行う美容系インフルエンサーに。接近戦でも負けない白く美しいベルベット肌の持ち主。
本記事は、提携する企業のプロモーション情報が含まれます。掲載するサービス及び掲載位置に広告収益が影響を与える可能性はありますが、サービスの評価や内容などはyour SELECT.が独自に記載しています。(詳しくはAbout Usへ)
目次
今回レビューする新定番は
ささない整顔バリ「KAOYOMI」
ペンサイズの持ち歩きに便利なささない整顔バリ「KAOYOMI」は、骨格・筋肉・ツボに深く入り込むように計算された形状で、さっと当てるだけでツボをとらえ、表情筋をほぐしてくれます。
「KAOYOMI」開発者の奈部川先生のサロンで受けられる、美容・鍼灸・リフレクソロジーの理論を融合した施術をセルフで行えるアイテムで、軽くて持ちやすく、金属アレルギーのある人でも使える医療用の樹脂素材を採用しています。抗菌剤が塗り込んであるため、菌が繁殖しづらく、清潔に使えるのも利点。
目の疲れ、二重顎など、お悩み別に40本のレッスン動画も提供されるので、一生もののセルフケアをわかりやすく学べます。
ささない整顔バリ
「KAOYOMI」3ステップセット
参考価格: ¥9,900(税込)※単品なら1本4400円
「01」のサイズ | 146×37×13mm(長さ×幅×高さ) |
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重量 | 8.5g |
原材料 | ポリアミド樹脂 |
ささない整顔バリ「KAOYOMI」はどんな悩みに応えてくれる?
顔のリフレクソロジーが行える整顔バリ「KAOYOMI」は、サロンで受けるテクニックを自宅で再現できるように開発され、さまざまな悩みをもつ人に向けられた商品。具体的にどんな人にメリットをもたらすアイテムなのかを、「KAOYOMI」開発者の奈部川先生に伺いました。
KAOYOMIサロン代表 美容アナリスト、鍼灸師
奈部川貴子先生
世界中の顔の反射区療法に加え、顔のリフレクソロジー、顔のツボ療法、鍼灸を学ぶ。自身が代表を務める「KAOYOMIサロン」オリジナルの美容・鍼灸・リフレクソロジーの理論を融合したフェイシャルリフレクソロジー施術が人気に。セルフケア専用ツール「KAOYOMI」を開発。
HP:https://coubic.com/kaoyomi-salon
顔のツボを刺激して、睡眠環境を整える
顔のリフレクソロジーとは、自律神経を整えるセラピー。自律神経とは、日中、活動的なときに優位になる「交感神経」と、睡眠中やリラックスしているときに優位になる「副交感神経」の2つに分かれています。
副交感神経は脳の中枢から顔面に向かって多く分布する神経で、頭の後ろや耳下腺と呼ばれるフェイスラインの筋肉、そしゃく筋と呼ばれる硬いものをかみ砕くときに使う筋肉、目や鼻の周りの筋肉と連動しているのだそう。
副交感神経は入眠するときに優位になる神経なので、睡眠の質と密接な関係があるのだそう。また、スマホなどの電子機器の使いすぎによる目の疲れも、自律神経と密接な関係があることも知っておきましょう。
本来、ものを近くで見るときには副交感神経が優位になるはずなのに、電子機器のブルーライトによって交感神経も同時に活性化されるので、眼精疲労を引き起こしてしまうことになるのだとか。
そのほかにも、顔ツボを押さえることによって同時に表情筋を刺激するので、美容が気になる人のニーズにも対応してくれます。
「KAOYOMI」全3種類の特徴を解説
セルフケアスティックは全部で3種類。それぞれ、どんなときにおすすめかも確認していきましょう。
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セルフケアスティック01
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先端がハート形になった01は、顔の筋や骨格に深く圧を届ける朝の骨格ケアに。骨を挟むようにして使い、筋肉の付着部を狙って刺激していくので表情筋の緊張を緩めることができます。
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セルフケアスティック02
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ささないハリ(てい)の一点圧刺激が4倍になったコーム型の02は、安眠のお守りアイテム。1日の締めくくりに顔の筋肉の緊張をほどき、心身をリラックスさせ、翌朝すっきり目覚めたいときに手にしたい、夜ケア向きです。眉毛や髪の毛の生え際など、毛があるところを中心に押し当てて使います。
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セルフケアスティック03
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垂直圧や一点圧を効果的に与えるティアドロップ型の03は、デジタル機器の使用の合間のリラックスタイムに。日中、オフィスでPC作業の合間などに使って、顔中にあるツボを刺激するのに適しています。
1日の間で使用する時間帯はあくまで目安。どのタイプも、朝、昼、夜のどの時間に使ってもよいものなので、そのとき自分が心地よいと感じるものを気分で選んでもOKです。
ささない整顔バリ
「KAOYOMI」3ステップセット
参考価格: ¥9,900(税込)※単品なら1本4400円
「01」のサイズ | 146×37×13mm(長さ×幅×高さ) |
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重量 | 8.5g |
原材料 | ポリアミド樹脂 |
「KAOYOMI」の使い方のコツは? 開発者が直々に効果的な使い方を伝授
奈部川先生が、セルフケアスティックの使い方をおゆたんさんにレクチャー。顔のリフレクソロジーやツボというと、プロの手でなければできない難しいケアのように感じてしまいますが、実際に自分で簡単にコツをつかめるものなのか、確認していきます。
リフレッシュしたいときや、フェイスラインが気になるときの01の使い方
利き手でセルフスティックを握るように持ったら、左右の眉頭にあるツボに当て(①)、そのまま左右に細かく動かします。押す時間は1回5秒で左右3回ずつが目安。
また、口角の延長線上にあるあごのかみ合わせ部分のツボを刺激するのもおすすめ。スティックの先端を押し当てて、コリコリとほぐすように動かしたりランダムに顔の輪郭を押していきます(②③)。
「利き手でない方の手で、頬を引き上げるとツボに当たりやすくなります。押す時間は1回5秒で左右3回ずつでOKです」
01はフェイスローラーのようにすべらせて使いたくなる形状ですが“押す”のが正しい使い方なので注意しましょう。
お休み前の、夜ケアにぴったりの02の使い方
髪の生え際に並んでいるツボ、MS線を刺激するのにぴったりなセルフケアスティック02。ちょうどMS線の長さにぴったり合うように計算された形なので、生え際のMS線に沿って押し当てて刺激することができます。生え際や側頭部のMS線に先端を押し当てたら、1mmくらい軽くゆすってみましょう。
「スティックを当てるとき、垂直ではなく先端を寝かせるようにすると刺激が軽減されます」と奈部川先生。
つい強く押し当ててしまいたくなりますが、ソフトタッチで行うのが重要です。
仕事の合間のリフレッシュにぴったりの03の使い方
利き手でセルフスティックを鉛筆のように持ったら、眉毛の真ん中にあるツボに押し当て少し自重をかけます。押す時間は1回5秒で左右3回ずつが目安。
奈部川先生は「頬のあたりをランダムにトントン軽く押すのもテクニックいらずで簡単です」と実践して見せてくれました。
押し当てる位置も簡単ですぐ覚えられるので、オフィスや自宅で作業するスキマ時間に、さっと取り入れられそうです。
セルフケアスティックを肌に当てるときは、5mmくらい肌に沈むようやさしく押すイメージで行いましょう。感覚がつかめないときは、はかりで重さを調べ、目の周りが300〜400g、フェイスラインは800〜1000gを目安に力を加減してみて。
紹介したほかにも、動画で全40パターンの使い方をレクチャーしているので、徐々に施術の幅を広げていくと、悩みに的確にアプローチする術が身につけられそうです。
セルフケアスティックの使い方(0:30)
寝る前に使いたい、セルフケアスティック02の秘密をもっと詳しく解説
それぞれのセルフケアスティックの特徴を知ったところで、よりセルフケアによるリラックス感を求めたい人におすすめなのが02。
奈部川先生のサロンに訪れる人の多くは眠りに悩みを抱えているそうで、施術しながら常々、現代人の生活習慣からくる脳疲労や不眠が深刻なものだということを実感するのだそう。「KAOYOMI」セルフケアスティックの中でも、眠りに関心が高い人にぜひ手にしてもらいたい02の使い方について、もう少し深くお伺いしてみました。
自律神経を整えるMS線のケアに特化
額の前髪の生え際沿いは、生え際を挟み、上下1cm間隔のラインでツボとツボがつながれている場所。
「深部体温(内臓の温度)が下がると体は眠る態勢になるので、眠る1時間前を目安にお風呂から上がって、眠るまでの体温が下がっていく間に02でセルフケアを行うといいですよ」とアドバイスをくれた奈部川先生。
時間は10分程度。たくさんの刺激を与えすぎると慣れてしまい、体はもっと大きな刺激を求めるようになるので、やりすぎないように行うのが大切。短い時間で行えるので、入眠前の習慣にも無理なく取り入れられそうです。
「KAOYOMI」を自宅で使用してみてどうだった? おゆたんさんが正直な感想を報告!
気分をリフレッシュするために、指圧サロンを訪れることも多いというおゆたんさん。セルフケアで使いこなせるか不安と期待を抱きながら、ご自宅で使用した感想を包み隠さずレビューしていただきました。
3種類にはどんな違いを感じた?
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セルフケアスティック01
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おゆたんさん「自分が当てたい場所にちょうどよくフィットする形状と、肌に当てたときの感触が一番好きでした。スキンケア中や日中作業している合間などのタイミングで、鼻の付け根に押し当てて使用すると心地よかったです。目周りのむくみや疲労、お疲れ顔になっているな、と感じたときに使いたくなるアイテムでした。3本を平等に使い分けようと思っていたのですが、01がお気に入りになってしまい、無意識にこればかり手にしていました」
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セルフケアスティック02
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おゆたんさん「個人的に眉の上あたりの筋肉のコリを感じるタイプなので、眉上あたりを刺激するのにちょうどいい形状です。ただ、先端が細いので、気をつけないと肌に赤みが残るのが少し気になり、使用する頻度は少なめでした。頭頂部や生え際なら赤みが気にせず使えて、独特の気持ちよさもあり、当てる場所によってはよい結果を得られそう」
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セルフケアスティック03
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おゆたんさん「頬に使うのも良かったのですが、特に眉間を押すのにちょうどいい形状だと思いました。ピアノタッチといって、目の周りをポンポンと軽くたたいて目周りの血行を促進する美容法があり、それを行うときに、03を使用するとよさそうです。もともとの使い方に沿って表情筋やツボを刺激するのもいいですし、アレンジした使い方も楽しめた1本でした」
3本は、あえて時間に区切りをつけずに、「今やりたい」と思ったときに使っていたそう。その方が継続しやすいという印象をもったそうです。
開封したときの印象は?
Verygood!
「1本1本、ブランド名が箔(はく)押しになったシンプルな白い箱に入っていて、高級な感じがします。上品なパッケージなので、ギフトとして贈られたら、きっとうれしいと思います。中には、セルフケアスティックの使い方の説明書があり、使い方を動画で見られる二次元コードが印刷されています。内容的には申し分ないのですが、説明書には二次元コードが控えめにレイアウトしてあるので、見逃してしまう人もいるかもしれません。もっと目立つようにデザインしてくれたら、さらにわかりやすくて良いと思いました」
サイズ感や素材は?
good.
驚くほど軽量だけど、人によっては素材の良さが伝わらないかも
「持ちやすい大きさで、片手で持ってもまったく疲れないほど軽量で使いやすかったです。菌の繁殖を防ぐなど、さまざまなメリットがある素材だとわかってから見ると、プラスチックのような質感にも違和感はありませんが、もう少し重厚感が欲しいと思う人もいそうなので、好みが分かれそう」
睡眠の質は改善された?
good.
短期間ではわからなかったけど、使い続けたいと思う商品
「リラックスしたいな、と思うときに自然とセルフケアスティックを使うクセがついていたので“これを使うと気分が落ち着く”と潜在的に感じていたと思います。特に、頭皮を刺激してあげると良い感触があったので、ロングスパンで使ってみたいなと思いました」
持ち歩きには適している?
good.
ペン感覚で持てるので、どこへでも持っていけそう
「小さくてスリムなので、持ち歩きはとてもしやすいと思います。強いていうなら、3本全部を持ち歩くのは数が多い気がするので、ひとつのスティックで、上下の先端を違う形にするなど、2役こなせればさらによいと思いました」
肌が弱い人でも使用できる?
good.
使用できそうだけれど、肌の赤みが気になる場合もありそう
「01のような先端が丸いものであれば使用できそう。先端が細いものは、気をつけながら使えばOK。個人差がありそうなので、○としておきます」
摩擦は気にならない?
Verygood!
押し当てるのが基本なので、心配なし
「スキンケア中に使うことも多かったのですが、摩擦で肌が荒れたことは一度もありませんでした。気になる方は、洗顔後、クリームを塗った肌に使ってもいいと思います」
メイクの上から使用できる?
Verygood!
メイク崩れなしで使用が可能
「メイクの上からトントンたたいたり押し当てても、メイクを直す必要はなかったです。これなら日中も使いやすいですね。水で丸洗いできて衛生的なので、ファンデーションの上から使うのも抵抗がなかったです」
シーンを選ばずに使用できる?
Verygood!
いつでもどこでも、不自然にならずに使えそう
「オフィスならペン立てに入れて保管しておき、休憩したいときに使う、などという動作をしても自然だと思います。セルフケアスティックは小さくて携帯に便利なので、電車で長時間移動するときに使っても違和感がない、と思えるほどでした」
指圧サロンと比べたときの使い心地は?
good.
そもそも用途が違うので、使い分けたい
「指圧サロンは、人の手で触れられてリラックスするという役割が大きいと思いますが、セルフケアスティックは、今感じている疲れをどうにかしたいとか、家でもケアしたいというニーズに応えるもの。それぞれの長所を理解したうえで、両方利用したいと思いました」
コストパフォーマンスは高い?
good.
サロンのような施術を再現できるのはすごいけれど、それなりに高価
「素材も高級ですし、本来通わないと受けられないサロンの施術を自分でも行えると思えばコストパフォーマンスが良いと思います。ただ、顔のリフレクソロジーへの興味がもともと強くないと手に取りづらい価格設定ではあるかもしれせん」
レビュー結果
使いやすさを多角的に検証した「KAOYOMI」。改めて、どんなポイントが評価できるか、まとめていきます。
ささない整顔バリ「KAOYOMI」の使用感
リラックス感 | 5.0
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衛生面 | 5.0
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持ち歩きしやすさ | 5.0
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デザイン | 4.0
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美容目的の使用感 | 3.0
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自宅でサロンのような癒やし体験をしたい人に!
疲れたな、と感じたときのリフレッシュケアに◎
おゆたんさん総評
小さいので違和感なく空間になじみ、家でのリラックスタイムはもちろん、外出先でも使えるサイズ感や軽さが好印象。3本は持ち歩かなそうなので、1本で2役こなしてくれるような商品もあればもっと良いと思います。3本セットの商品ですが、全部を使いこなさずに終わる人もいそう。ムダがないように1本ずつの単品買いをした方がよいケースがあるかもしれません。衛生面も○。以前、自分でペンタイプのツボ押しスティックを買ったこともあるのですが、そのときはアルコールでしか汚れをオフすることができず、不便さを感じていたので「KAOYOMI」は丸洗いできるのもうれしかったです。素材も、チタンのように強い刺激でなく、やわらかい肌あたりでした。目元になんとなく疲れを感じたときや頭がすっきりしないときに自然と使っていたので、リラックス効果はあったと思います。
“新定番”にすべきは、こんな人!
- 家でスキマ時間にセルフケアをしたい人
- 眠る前にリラックスしたい人
- 指圧マッサージに通うのが面倒な人
- リラックスすることで自律神経のバランスを整えていきたい人
こんな人の“新定番”になるのは難しいかも…
- 美容目的を第一にしたい人
- 指圧マッサージに頻繁に通っている人
- 人の手による癒やし効果を期待したい人
- 動画を見るのが面倒な人
がんばりすぎる人ほど、乱れてしまいがちな自律神経。サロンに行くのはハードルが高いけれど、オフィスや家で手軽に、バランスを整えるケアを取り入れたい人にもってこいの「KAOYOMI」。心身を健やかに保つケアが自分でできれば、将来を見据えた健康管理にもつながりそうなので、ぜひ一度、試してみてはいかがでしょうか?
ささない整顔バリ
「KAOYOMI」3ステップセット
参考価格: ¥9,900(税込)※単品なら1本4400円
「01」のサイズ | 146×37×13mm(長さ×幅×高さ) |
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重量 | 8.5g |
原材料 | ポリアミド樹脂 |
特別感のある箱に収められ、リッチな美容器具に見えます