オールインワンジェルのおすすめ13選！美容家が肌質に合った商品の選び方を解説

時間がないときや疲れてスキンケアをする元気がないときに、あると便利なオールインワンジェル。化粧水、乳液、美容液など複数の役割を果たしてくれるので、これひとつでケアが完了できる、男女問わず使える優秀アイテムです。ただ、オールインワンジェルだけで本当に「ケアができているの？」「満足できるの？」と不安な人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、エステティシャンの経験をもち、現在は美容家として活躍している笹倉えりかさんに、オールインワンジェルの特徴と肌質や肌悩みに合った選び方を教えてもらいました。

笹倉さんのお話をもとに、your SELECT.編集部が選んだおすすめオールインワンジェルもご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

人気美容家に聞く！

オールインワンジェルの選び方

オールインワンジェルのなかには、「医薬部外品」と「化粧品」の表示があり、何が違うのか、どちらかの方が効果が高いのかなと、迷われる方もいるかもしれません。
「医薬部外品」は、厚生労働省が承認した有効成分が一定の濃度で配合されており、パッケージなどに「医薬部外品」や「薬用」と表記されています。また、パッケージに有効成分を表記することを義務づけられています。
一方「化粧品」は肌を健やかに保つものという位置づけで、医薬部外品より効能・効果はマイルドです。
どちらが効果があるということは一概にはいえないので、選ぶ際の参考として覚えておきましょう。

コスパが良く時短アイテムとして1個持っていると便利なオールインワンジェル

肌タイプからテクスチャーを選ぶ

さまざまな種類があるオールインワンジェル。自分の肌質に合わせて、どんなテクスチャーを選んだらよいのか、確認していきましょう。

みずみずしいジェル状からクリームや乳液のようなテクスチャーのものまでさまざま

乾燥肌｜濃厚なクリームのようなテクスチャーがおすすめ

乾燥肌の人は水分だけでなく、油分が足りていない人が多いので、オールインワンジェルのテクスチャーは、油分成分が豊富で濃厚なクリームのようなものを選びましょう。

油分成分を多く含むものは乳化させているため白濁色になり、ジェルの見た目でも判断できます。代表的な油分成分はスクワラン、シア脂、ワセリン、ミネラルオイルなどで、乾燥を防ぎ、うるおいを与えてくれます。成分表示は基本的に配合量の多い順に表示されるため、油分成分が成分表示のはじめの方に記載されているかチェックし、パッケージに「オイルイン」といった表記があるかもチェックしてみてください。

油分が多く、ジェルだけど少しクリームっぽさを感じるテクスチャーのものがおすすめ

脂性肌｜さっぱりとしたジェル状のテクスチャーがおすすめ

脂性肌の人は、皮脂分泌が多く、毛穴の開きなどに悩んでいる人も多いので、さっぱりとしたジェル状のテクスチャーを選びましょう。

脂性肌だと思っている人のなかには、じつはうるおい不足だったということもあります。しっかり保湿をするということが皮脂分泌を抑えることもあるので、まずは保湿を積極的におこなってみてください。うるおいを与えながら、皮脂バランスを整える、グリセリン、セラミド、アミノ酸、ヘパリン類似物質などの保湿成分を含むものがおすすめです。オイルコントロールやオイリー肌用といった表記を参考にするとよいでしょう。

みずみずしくぷるんとしたジェル

敏感肌｜濃厚なテクスチャーで、刺激を感じないものがおすすめ

敏感肌の人は、乾燥も起こっている可能性が高いので、濃厚なテクスチャーを選ぶとよいでしょう。ただし、濃厚なものは美容成分も多く入っている可能性があるので、刺激が少ないものがよりおすすめです。また、さっぱりしたものでも、使用感が良く、気持ちよく使えるものなら問題ないでしょう。

成分としては、グリチルリチン酸ジカリウム（グリチルリチン酸2K）は、肌荒れ防止の有効成分として承認を受けています。肌が敏感で赤みが出やすいという人は、チェックしてみるとよいでしょう。また、刺激を少なくするため、アルコールフリーや香料不使用などの表記も参考にしてみてください。

敏感肌の化粧品選びのもっとも大切なポイントは「自分の肌に聞く」です。できるだけ低刺激のものがよいので、敏感肌用と書かれたアイテムから選ぶと安心ですが、一方で肌に刺激がなく、アレルギー反応が出ないと約束できるものではないので、違和感を感じたらすぐに中止することをおすすめします。

敏感肌の人は、乾燥肌の人も多いので、油分も少し入っているやや濃厚なものがおすすめ

肌悩みから成分を選

日焼けによるシミやそばかすを防ぎたい、乾燥による小じわやハリなどの肌悩みがある場合は、どんな配合成分を選んだらよいのか、確認していきましょう。

「最近のオールインワンジェルはエイジングケア（※）に特化したものが増えてきたように感じます」と笹倉さん ※年齢に応じたケア

美白ケア｜ビタミンC誘導体やナイアシンアミド、トラネキサム酸などが配合されたものを選ぶ

ビタミンC誘導体やナイアシンアミドなどの美白有効成分が配合されているものがおすすめです。ただし乾燥しやすいという特徴もあるので、乾燥肌の人は、保湿成分もしっかり入っているタイプのものを選ぶのもポイントです。ビタミンC誘導体は美白（※）のほかにも、毛穴ケアの効果もあります。

ナイアシンアミドやトラネキサム酸はメラニンの生成を抑え、シミをできにくくします。また、肌荒れにも効果があります。

※メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐ

ビタミンC・2‐グルコシドは肌にのせるとビタミンCになり、メラニンの合成を抑える

エイジングケア（※）｜ナイアシンアミドやレチノールなどの成分を選ぶ

しわやハリ感が気になる人はナイアシンアミドやレチノールなどの成分をチェックしましょう。ただし、レチノールは肌が敏感な人には刺激が強い場合があるため慎重に使う必要があります。レチノールに他の成分を加えて安定化させたレチノール誘導体なら、比較的刺激も少ないので、トラブルが心配な人はチェックしてください。

※年齢に応じたお手入れのこと

有効成分はパッケージに大きく書かれているので確認を

ニキビ、毛穴ケア｜ニキビは抗炎症成分のグリチルリチン酸ジカリウム（グリチルリチン酸2K）やアラントイン、毛穴ケアはビタミンC誘導体入りを選ぶ

基本的には脂性肌の人と同じようなアイテムを選ぶとよいのですが、ニキビができている場合、グリチルリチン酸ジカリウム（グリチルリチン酸2K）やアラントインなどの成分をチェックするとよいでしょう。ニキビの悪化を防いでくれます。

毛穴ケアは、毛穴を引き締める効果のあるビタミンC誘導体が配合されているものがおすすめです。毛穴が引き締まることで肌にハリが生まれます。

グリチルリチン酸ジカリウムは赤みのあるニキビに効果的な成分

おすすめのオールインワンジェル13選

笹倉さんに教えていただいた選び方を参考に、your SELECT.編集部が厳選したおすすめのオールインワンジェルをご紹介します。乾燥肌、脂性肌、敏感肌の肌タイプに適したものや乾燥によるシワのケアなどの機能に優れたアイテムをピックアップしてみました。

ジェルというより、見た目はカスタードクリームのようなテクスチャー。濃厚な印象がありますが、実際塗ってみると軽いつけ心地で、少量でもしっかり伸びます。クリームのような濃厚さがありながら、べたつきなし。肌なじみの良さに驚きます。

濃厚な見た目ですが、軽い塗り心地

油分がしっかり配合されているので塗った後は長時間しっとり。肌に触れるともちもちとしたやわらかい肌に。時間がたった後も、しっかりうるおい、みずみずしさが長時間続き、健康的なハリを感じる肌に。

するっと塗り広げられて、保湿感は欲しいけれど、べたべたするのは嫌という人にもおすすめ

抗炎症成分のグリチルリチン酸2K配合で、無香料、無着色。敏感な肌の人も、安心して使えます。

伸ばすと水のように変わり、すーっと伸びてすぐサラサラに。肌なじみが良くべたつき感はほとんど感じられません。

指先にパール粒2個分が使用量の目安

乾燥するのに、皮脂が出るという肌悩みのある人のために作られたシリーズのオールインワンジェルで、さっぱりした使用感のものが好きで、べたつくスキンケアはちょっと苦手という人にはぴったりです。

肌にすーっと浸透してすぐにさらさらに

また、冬は乾燥するけれど、夏になると小鼻の周りやおでこに皮脂が出てべたつくという人は、夏の間の保湿用スキンケアアイテムとして1個持っていると重宝しそう。
塗り広げた直後にサラッとなるので、すぐにメイクをすることができます。まさに忙しい朝にぴったりのアイテムです。

化粧水、乳液、美容液の3役を兼ね備えた、敏感肌の方向けの美白用オールインワンジェル。チューブ入りで使いやすく、手頃な大きさなので、持ち歩きにも便利です。

チューブタイプで、大容量の200g入りもあります

なめらかな質感で、なにかと刺激を感じやすい敏感肌の人でも、刺激を感じずに使えます。するすると伸び、すぐに肌になじむところも◎。敏感肌だけど、皮脂が気になる人でも、べたつかずに使用できるでしょう。

「敏感肌でも使えてシミ（※）の予防もできる。同じラインの美容液よりおすすめです」と笹倉さん
※日焼けによるシミを防ぐ

1回の使用量はさくらんぼ大。しっかり塗ってもべたつかず、すぐにサラサラに。
無香料、無着色、無鉱物油、パラベンフリー、アルコールフリー。弱酸性で優しくうるおいます。

化粧水、乳液、美容液がひとつになったオールインワンジェル。ヒアルロン酸、コラーゲンなどの保湿成分配合で、乾燥による肌トラブルを起こしやすい人にもおすすめできるエイジングケア（※）ジェルです。ビタミンC誘導体がメラニンの生成を抑え、トラネキサム酸配合で肌荒れを防ぎます。無着色、無鉱物油、パラベンフリー、アルコールフリーで敏感肌の人にも優しいジェルす。

※年齢に応じたお手入れのこと

アクアコラーゲンゲルの中で、敏感肌に特化したアイテム。花粉の季節や季節の変わり目に肌がリケートになる人や、肌荒れや乾燥などのトラブルに悩んでいる人におすすめです。使用したあとにピリピリしたりヒリヒリするなどの刺激感を確かめるスティンギングテスト済み（※）。ヒト型セラミドが肌のうるおいを保ちます。クリーミーなジェルで、優しい使い心地。

※すべての方に刺激が起こらないというわけではありません

50歳以降の女性のためのエイジングケアブランド「グレイスワン」のオールインワンジェル。化粧水、美容液、乳液、クリーム、パック、マッサージ、アイクリーム、ネッククリームの8役を兼ね備えたぜいたくな仕様。進化型コラーゲンCPX（3種のコラーゲン、グリシン、スクワランを配合）、レチノール誘導体を配合し、ハリツヤ肌に。抗シワ製品評価試験ガイドラインに基づく試験もクリアし、乾燥小じわを目立たなくする効果も期待できます。

※年齢に応じたお手入れのこと

日本酒メーカーが手掛ける保湿ジェル。お米の成分や日本酒の発酵技術を生かして、化粧水、美容液、乳液、クリーム、パック、化粧下地の6役をこれひとつで。10種の米由来成分と、5種の発酵酵母系成分、保湿効果の高いアミノ酸を配合し、しっとりみずみずしい使い心地が続きます。肌につけるとすっとなじみ、サラッとした使用感なので、脂性肌の男性にもおすすめです。

3種あるアクアレーベルのオールインワンジェルのなかで、ハリや乾燥などエイジングケア（※）に特化したジェル。化粧水、乳液、クリーム、美容液、マスクの1品5役。パルミチン酸レチノールと3種のオイルをカプセルに閉じ込め、肌に伸ばすとはじけてしっとりなじみ、肌にツヤを与えてくれます。ハーバルローズの優しい香りで、お手入れが癒やしの時間に。

※年齢に応じたお手入れのこと

ヒト型セラミドやアミノ酸などの保湿成分を含み、保湿力の高さは◎。長時間保湿力が続くのにべたつかず、さっぱりとした使い心地が好きな方にはおすすめ。メイク前にも使いやすいアイテムです。美肌の湯としても有名な、島根県の玉造温泉水を使用。使い勝手のよいポンプタイプです。

オールインワンジェルの代名詞ともいえるロングセラー商品。8種類あるアクアコラーゲンゲルの中で、ハリやうるおい不足を感じる人向けのアイテム。ナイアシンアミドを高濃度配合。コラーゲンやヒアルロン酸で肌のハリやツヤがアップ。化粧水、乳液、美容液、アイクリーム、クリーム、マッサージクリーム、パック、化粧下地の8役。ダマスクローズ精油配合でみずみずしいバラの香り。

独自に開発した高純度の豆乳イソフラボンと豆乳発酵液を配合。この2つの保湿成分が肌をしっとりなめらかに。化粧水、美容液、乳液、クリーム、パック効果、化粧下地の6役。保湿力をキープしながら肌になじみ、べたつきません。化粧下地も兼ねるので、朝のメイク前のお手入れにおすすめです。

高濃度ピュアコラーゲンや保湿に欠かせないビタミンAとビタミンEをナノ化したナノビタミンと独自処方の「ジェルネットワーク」でジェルとオイルが肌表面に密着し、長時間うるおいをキープします。化粧水、美容液、乳液、クリームの4つを兼ね備え、サラッとした使い心地。無香料、無着色、アルコールフリーのフリー処方もうれしい。

うるおいだけでなく、ハリ感も求める人におすすめのオールインワンジェル。オリジナル成分の「ムラサキ発酵コラーゲン」がうるおいを与え、コラーゲンと相性のよいビタミンC結合させた浸透ビタミンCコラーゲンが肌のハリを高めます。1本で化粧水、乳液、クリーム、美容液、パック、化粧下地の6役。

オールインワンジェルを買う前に知っておきたいこと

オールインワンジェルは何役も兼ねた便利なスキンケアである一方で、デメリットもあります。上手に選んで、使いこなすためにも、メリットとデメリットを理解し、正しいケアの手順や使用方法を頭に入れておくことが大切です。購入前に知っておきたいことを笹倉さんに伺いました。

オールインワンジェルを使うメリット・デメリット

オールインワンジェルは、ワンステップで肌のケアができるアイテムです。ワンステップでケアができ手軽というメリットがある反面、水分も油分を両方同時に補おうとすると、それぞれの効果が弱くなるというデメリットもあります。詳しく見ていきましょう。

メリット	デメリット
・ワンステップでケア完了 ・肌への摩擦が減り、肌への負担を軽減 ・コスパとタイパが良いため、継続しやすい	・水分と油分の両方を補おうとすると、どうしても効果が弱くなり、物足りなさを感じる場合もある ・べたついたり、ボロボロしたものが出ることがある

オールインワンジェルは、肌を必要以上に触ることがないため、摩擦が減り、肌への負担を軽減することができます。また、化粧水、乳液、美容液など複数のアイテムの効果がひとつになっているため、コスパとタイパが良く、継続しやすいことがメリットです。

何役も兼ねたオールインワンジェルは便利な反面、それぞれの効果は弱くなります。保湿をしっかりしたいという場合、物足りなさを感じることもあるでしょう。季節によって肌が揺らいだり、皮脂が多く出たり、乾燥したり、肌の調子は変わるものです。そういうときは、ベースのスキンケアはオールインワンジェルにして、乾燥が気になるときは化粧水をプラスしたり、クリームをプラスするとよいでしょう。

オールインワンゲルとも呼ばれることがありますが、ジェルとゲルは同じものです。

オールインワンジェルの効果的な塗り方

洗顔後、肌が乾燥しないうちにできるだけ早くつけましょう。1回で済ますコスメだからこそ、優しくゆっくり塗ることを心掛けください。

まず適量（パッケージに記載されている量）を顔全体に塗り広げたら、なるべく頬を上に引き上げる感じで、むらなくつけていきます。特に頬はしっかりつけます。十分塗り広げたら、最後に手の温度で肌になじませるようにハンドプレス。余裕があれば、首やデコルテにも塗ることをおすすめします。
塗り方については、商品によって推奨する塗り方がある場合もあります。使う前に必ずパッケージの説明も確認してください。

しっかり、でも優しく、肌になじませるように塗っていきます

肌を引き上げるように塗っていきます。エイジングケアのオールインワンジェルを塗るときにはぜひやってみて

オールインワンジェルに関するよくある疑問 Q&A

オールインワンジェルを効果的に使ううえでよくある疑問について笹倉さんに答えていただきました。

「オールインワンジェルは単なる時短アイテムではなく、本格ケアができるものもあるんです」と笹倉さん

Q.オールインワンジェルは季節によって使い分けた方がいい？

A. 肌のコンディションは日々変わりますから、そのときの肌の状態によって使い分けるという考え方でよいと思います。例えば冬は乾燥が気になるけど、夏は皮脂が気になるということはけっこう多いと思います。そういうタイプの人は、冬はオイルリッチで保湿力のあるアイテム、夏はサラッとした使用感でオイルバランスを整えてくれるようなものなど、使い分けるとよいでしょう。特にコンディションが変わらず、使用感に不満がないようであれば、年間を通して使い続けても問題ありません。

Q.メイク前に使ってもいい？　ヨレそうで心配…

A. メイク前に使うのは、むしろおすすめです。サラッとした使用感のものなら、ヨレる心配もありません。
よく、ボロボロと消しゴムのカスのようなものが出るのが気になるという方がいますが、このボロボロの正体は「カルボマー」や「ジメチコン」などのシリコン系の成分といわれています。ジェル以外にも、さまざまな化粧品に使われています。例えば、オールインワンジェルを塗ってから、下地を重ねたときに、ボロボロしたものが出た場合は、使い方に注意してみてください。オールインワンジェルを塗ったら時間をおいて、しっかりなじませてから下地を塗りましょう。それでもボロボロとしたものが出てしまうようなら、オールインワンジェルと下地の相性が悪いのかもしれません。組み合わせを変えてみた方がよいかもしれないので、別の下地で試してみてください。

Q.使用期限が気になる、特にジャータイプは衛生面も心配。注意することは？

A. できるだけ1〜3ヶ月くらいで使い切るようにしましょう。直接指で取ることに抵抗がある人もいるかもしれませんが、指を入れて使うことを想定して作られているので、短期間で使い切るのであれば、あまり心配しなくても大丈夫です。どうしても気になる方は、スパチュラなどを使用するのもよいでしょう。

容器の形状も選ぶときの参考に。チューブタイプなら衛生的

Q.男性が女性用のオールインワンジェルを使ってもいい？

A. 男性は脂性肌の人が多いといわれていますが、実際はさまざまな肌質の方がいらっしゃると思います。男性用のオールインワンジェルもありますが、皮脂コントロールなど、脂性肌向けのアイテムが多いようです。乾燥肌の人は乾燥肌向けのオールインワンジェルを使用するなど、自分の肌に合ったものを使ってください。

おすすめなのは、美白ケアのできるアイテムです。最近では、日焼け止めを塗るといった、紫外線ケアをする男性も増えてきたように感じます。美白ケアといっても、白くなりたいということではなく、紫外線は肌荒れの原因にもなるため、紫外線による肌へのダメージを修復するアイテムと思って使ってほしいと思います。

Q.何役もあるものがお得？価格によって違いはある？

A. 何役も兼ねたものは、それぞれの効果が弱くなるというデメリットはあると思います。ただ、欲しい役割は人それぞれですので、自分がどういう効果を求めているのか、どんな効果があるとうれしいのかでまずは選んでみてください。

例えば、化粧下地は朝のお手入れにはあるとうれしいけれど、夜のお手入れには必要ないとか、夜のお手入れに使いたいので、ネッククリームやパックを兼ねたアイテムだとうれしいなど、自分がどんなシチュエーションで使うのかも含めて考えるとよいでしょう。
価格が高いものもありますが、良い成分が入っていたり、製法がしっかりしていたりというものが多いように思います。ただ、バラエティーに富んだものが多いアイテムなので、価格だけでは比較できないように感じます。価格が多少高くても、何役も兼ねるのでお手頃、という考え方もあるでしょう。最近はプチプラでも良いものがありますので、まずは自分の肌質に合う成分のものを選んで使ってみて、気に入ったものを見つけてもらうのがよいと思います。

スキンケアはストレスなく続けたいもの。自分に合ったオールインワンジェルをひとつ持っていると、疲れたときも安心

オールインワンジェルのAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの人気ランキングをチェック

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どれを買おうか迷ったときは売れ筋ランキングを参考にしてみてもよいでしょう。

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まとめ

今回は笹倉さんに、オールインワンジェルの種類や選び方、効果的な使い方について教えていただきした。

じつにさまざまなタイプのオールインワンジェルが登場し、成分的にもリッチなものが増えています。ジェル特有のべたつきを感じることもなく、ちゃんと保湿されるものも多いです。優秀な時短アイテムとしてだけでなく、スペシャルケアも可能なスキンケアアイテムとして、ぜひ取り入れてみてください。