「写真プリントや年賀状印刷におすすめのプリンターはどれ?」
「テレワークで事務作業をするから、手頃なプリンターが欲しい」

年々ペーパーレス化が進む世の中ですが、思い出の写真をプリントして飾ったり、テレワーク時に書類を印刷したりと、プリンターの需要は依然として存在します。しかし、メーカーごとの機能やインクの種類など、違いがわかりにくく、選ぶ際にも悩んでしまいますよね。

そこで今回は『TVチャンピオン』スーパー家電通選手権で優勝したこともある“家電王”の中村剛さんに、プリンターの基礎知識から用途別の選び方まで解説していただきました。

家電王が教える! 家庭用プリンターを選ぶときのポイント

  • 印刷以外のスキャンやコピーを使いたい個人事業主や在宅ワーカーは複合機を選ぶ
  • 写真や資料などのカラー印刷が多い人はインクジェットプリンターを選ぶ
  • 大量の資料などをモノクロ印刷する人はレーザープリンターを選ぶ
  • 写真などのカラー印刷には染料インクを、書類などの文字の印刷には顔料インクを選ぶ

中村さんおすすめのプリンター11選とともに、ぜひ参考にしてみてください。

おすすめのプリンター11選

メーカー
商品名
G3370 EW-M754T DCP-J4140N PIXUS TS8630 カラリオ EP-885A PIXUS TS7530 HL-L2375DW Satera MF232w SP C260L TR153 PX-S06

キヤノン

エプソン

ブラザー

キヤノン

エプソン

キヤノン

ブラザー

キヤノン

リコー

キヤノン

エプソン

G3370

EW-M754T

DCP-J4140N

PIXUS TS8630

カラリオ EP-885A

PIXUS TS7530

HL-L2375DW

Satera MF232w

SP C260L

TR153

PX-S06

参考価格(税込) 2万8500円 4万800円 1万8500円 3万5500円 2万9000円 1万9500円 1万4300円 1万4873円 2万8000円 2万7100円 2万4455円
本体サイズ(収納時) 約416×337×177mm 390×339×166mm 435×343×180mm 約372×345×142mm 349×340×142mm 約376×350×142mm 356×360×183mm 390×371×312mm 400×450×320mm 約322×185×66mm 309×159×61mm
重量 約6kg 約6.3kg 約8.8kg 約6.6kg 約6.7kg 約6.3kg 約7.2kg 約10.8kg 約23.8kg 約2.1kg 約1.7kg
最大対応用紙サイズ A4 A4 A4 A4 A4 A4 A4 A4 A4 A4 A4
接続方法 Wi-Fi、USB Wi-Fi、USB、イーサネット Wi-Fi、USB Wi-Fi、USB Wi-Fi、USB Wi-Fi、USB Wi-Fi、USB Wi-Fi、USB Wi-Fi、USB、イーサネット Wi-Fi、USB Wi-Fi、USB
購入サイト Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo

SELECTor

中村剛

家電王

中村剛さん

東京電力エナジーパートナー株式会社勤務。2002年に『TVチャンピオン』スーパー家電通選手権で優勝し、銀座にて体験型ショールーム「くらしのラボ」の開設と運営に従事。現在は“家電王”として動画マガジン『くらしのラボ』をFacebookとYouTubeで毎週配信しているほか、テレビや雑誌、新聞などのさまざまなメディアで暮らしに役立つ情報発信をしている。無類のネコ好き。

本記事は、提携する企業のプロモーション情報が含まれます。掲載するサービス及び掲載位置に広告収益が影響を与える可能性はありますが、サービスの評価や内容などはyour SELECT.が独自に記載しています。(詳しくはAbout Usへ)

目次

家庭用プリンターの選び方

プリンターは機能や印刷方法によっていくつかの種類に分けられます。プリンターを選ぶうえで大事なポイントとなるため、どこに注目すればよいか、家電王の中村さんにお伺いしました。

印刷するだけなら単機能、個人事業主や在宅ワーカーなら複合機がおすすめ

プリンターを機能別に分類すると、おもに単機能と複合機の2種類があり、以下のような違いがあります。

タイプ 単機能
単機能
複合機
複合機
特徴 プリントアウトする機能しかもたない プリントアウト以外に、コピーやスキャン、ファックスなどの機能を備えている
向いている人 書類などを印刷するだけの用途に使いたい人におすすめ 書類を扱うことの多い個人事業主や在宅ワーカーにおすすめ

単機能はプリントアウトの機能のみを搭載したプリンターのため、比較的安価で購入することができます。また機能がシンプルなぶん、本体サイズがコンパクトな製品が多いことも特徴のひとつ。書類などを印刷するだけの用途に使いたい人におすすめです。

複合機は、プリントアウトの機能以外にもコピー、スキャン、ファックスなどさまざまな機能を搭載していて、1台で複数の機能を利用できる点がメリットです。ひと昔前は、複合機といえばオフィスやコンビニに設置されているような大型のOA機器が一般的でしたが、今はコンパクトな複合機が家庭用として使用されるようになっています。現在販売されている家庭用複合機の多くはコピーやスキャンの機能が付いていて、個人事業主や在宅ワーカーなど書類を多く扱う人に向いています。また、子どもが学校から持ち帰るプリントなどもスキャンしてデータで管理ができるため、家族で使用することもできます。

「在宅で書類を扱うことが多い個人事業主の方などは、複合機が1台あると便利です」と中村さん

「在宅で書類を扱うことが多い個人事業主の方などは、複合機が1台あると便利です」と中村さん

カラー印刷がメインならインクジェット、文書・資料がメインならレーザープリンターが◎

プリンターは印刷方法の違いによって、おもにインクジェットプリンターレーザープリンターの2種類に分けることができます。

インクジェットプリンターは、紙にインクを吹き付けて印刷します。一方、レーザープリンターは、トナーと呼ばれる粉状のものを熱で溶かし、紙に定着させることで印刷します。それぞれのメリット・デメリット、どんな人に向いているかを以下で解説していきます。

インクジェットプリンターを選ぶメリット・デメリット

現在、家庭用プリンターの主流となっているインクジェットプリンター。インクの粒子が細かく、色の再現性が高いため、写真や年賀状など、カラー印刷を行う際も鮮やかに表現できる点が魅力です。サイズは小型のものが多く、自宅でも場所を取らずに使用しやすいでしょう。多数のモデルが販売されているため、好みのデザインを選びやすいのも魅力です。

デメリットとしては、印刷スピードが遅い点が挙げられます。また、インクの交換頻度が高く、印刷のランニングコストが高いなどの難点も。ただし、最近は大容量インク対応のプリンターも販売されているため、インクの交換頻度も軽減されている傾向があります。最近は、各メーカーの公式サイトにインクの印刷枚数などが記載されているケースがあるので購入する前にチェックしてみてください。

インクジェットプリンターはインク残量が見えるタイプが主流になっています

インクジェットプリンターはインク残量が見えるタイプが主流になっています

インクジェットプリンターは、おもに写真や年賀状、イラストなどカラー印刷が多い人におすすめです。特に写真印刷がメインの人なら、染料インクを採用しているプリンターを選ぶとよいでしょう。染料インクは発色が良く、光沢を出して仕上げることができます。

また、色の数によってカラー印刷の仕上がりに差が出ます。基本はブラック・シアン・マゼンタ・イエローの4色でカラー印刷ができますが、ライトシアンやライトマゼンタ、グレーなどの薄い色を追加することにより、微妙な色の違いにも対応できます。よりカラー印刷の美しさにこだわるなら5色以上がいいでしょう。

インクジェットプリンター

インクジェットプリンターの中には、持ち運びしやすく携帯性に優れたモバイルプリンターもあります。コンパクトサイズのプリンターで、コードレスタイプであればコンセントがない場所でも印刷可能です。複数の資料を大量に印刷して持ち歩く必要がないため、ビジネスシーンでの顧客先訪問や商談時の資料や契約書を印刷したい営業職の人などにおすすめです。

モバイルプリンターはコンパクトでありながら内蔵バッテリーで50枚ほど印刷ができ、外出先でも安心して利用できます

モバイルプリンターはコンパクトでありながら内蔵バッテリーで50枚ほど印刷ができ、外出先でも安心して利用できます

レーザープリンターを選ぶメリット・デメリット

オフィスで業務用として使用されていることが多いレーザープリンター。粉状のトナーを熱で溶かして紙に圧着させて印刷するため、印刷スピードが速いという特徴があります。

レーザープリンターは印刷スピードが速いので大量の印刷に便利

レーザープリンターは印刷スピードが速いので大量の印刷に便利

印刷スピードも速く、印刷のランニングコストが安い点もメリット。そのため、大量の文書や資料の印刷を必要とする人に向いています。

レーザープリンターはカラー印刷が可能なタイプ、モノクロ印刷のみのタイプがあります。白黒でしか印刷を使用しない場合は、モノクロレーザープリンターを選ぶと、より安価でスピーディーな印刷が可能です。

デメリットはインクジェットプリンターに比べて、色の繊細な表現がやや劣る点。したがって、写真の印刷をメインに使用したい場合は、インクジェットプリンターに軍配が上がります。また、サイズが比較的大きくなりがちですが、最近では家庭用の小型モデルも販売されています。

レーザープリンター

きれいに見せたいのが「写真」なら染料インク、「文字」なら顔料インクを選ぶ

プリンターで使用するインクは、インクジェットプリンターとレーザープリンターで異なります。前者は液体のインクを、後者はトナーと呼ばれるパウダーを使用して印刷します。

そしてインクジェットプリンターの液体インクは、染料インクと顔料インクの2種類に分けられます。詳しく見ていきましょう。

マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの4色でフルカラー印刷ができます

マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの4色でフルカラー印刷ができます

染料インクは用紙の表面に染み込ませることで、文字や画像を印刷します。一方、顔料インクは用紙の表面に付着させることで印刷します。違いは以下のとおりです。

染料インクと顔料インクの違い

タイプ 染料インク 顔料インク
メリット ・発色が鮮やか
・光沢感がある
・使える用紙の幅が広い
・速乾性があるため、色が早く安定する
デメリット インクが乾燥するまでに時間がかかる 染料インクよりも値段が高い
向いている人 写真を印刷する人 書類を多く扱う人

プリンターによっては、染料インクと顔料インクの両方を採用したハイブリッドモデルも販売されています。ハイブリッドタイプは、採用している色の種類にも違いがあります。
上記の特性から染料インクは写真を頻繁に印刷する人、顔料インクは書類などを多く扱う人に向いています。

大量に印刷するならインク補充タイプ、手軽さ重視ならカートリッジタイプがおすすめ

さらに、インクには、液体インクを直接プリンターのタンクや一体型のカートリッジに入れるインク補充タイプと、インクを詰めた容器(カートリッジ)を交換するカートリッジタイプの2種類があります。

カートリッジタイプ(左)とインク補充タイプ(右)

カートリッジタイプ(左)とインク補充タイプ(右)

インク補充タイプは、インクを最後まで使い切れることや大容量のタンクが搭載されている商品も多く交換頻度が軽減できます。大量の印刷をする人や頻繁に印刷する人におすすめです。
一方、カートリッジタイプは手を汚すことなく簡単にインク交換ができるため、手間をかけずにプリンターを利用したい人におすすめです。

最近のインク補充式はタンクの差込口に差し込むだけで、自動でインクの補充が可能

最近のインク補充式はタンクの差込口に差し込むだけで、自動でインクの補充が可能

また、インク補充タイプかカートリッジタイプかによって、ランニングコストも変わります。
インク補充タイプのキヤノン「G3370」は、4色1セット約6600円で、モノクロ印刷1枚約1.1円で印刷できます。同じく、インク補充タイプのエプソンの「EW-M754T」は、12mlサイズ全5色3000円ほどで、モノクロ印刷は1枚約2.7円でできます。
カートリッジタイプであるブラザーの「DCP-J4140N」は、1本4500円ほどで全4色購入した場合1万8000円ほどかかり、モノクロ印刷は1枚約6円で印刷が可能です。
カートリッジタイプの方が、1枚当たりの印刷コストが高く、ランニングコストも高くなることが多いです。

※Amazonで販売している価格を参考にしています。

【タイプ別に紹介】おすすめプリンター11選

多くのプリンターの中から中村さんが選んだ、使いやすいおすすめプリンターを種類別に紹介します。

おすすめのプリンター11選

メーカー
商品名
G3370 EW-M754T DCP-J4140N PIXUS TS8630 カラリオ EP-885A PIXUS TS7530 HL-L2375DW Satera MF232w SP C260L TR153 PX-S06

キヤノン

エプソン

ブラザー

キヤノン

エプソン

キヤノン

ブラザー

キヤノン

リコー

キヤノン

エプソン

G3370

EW-M754T

DCP-J4140N

PIXUS TS8630

カラリオ EP-885A

PIXUS TS7530

HL-L2375DW

Satera MF232w

SP C260L

TR153

PX-S06

参考価格(税込) 2万8500円 4万800円 1万8500円 3万5500円 2万9000円 1万9500円 1万4300円 1万4873円 2万8000円 2万7100円 2万4455円
本体サイズ(収納時) 約416×337×177mm 390×339×166mm 435×343×180mm 約372×345×142mm 349×340×142mm 約376×350×142mm 356×360×183mm 390×371×312mm 400×450×320mm 約322×185×66mm 309×159×61mm
重量 約6kg 約6.3kg 約8.8kg 約6.6kg 約6.7kg 約6.3kg 約7.2kg 約10.8kg 約23.8kg 約2.1kg 約1.7kg
最大対応用紙サイズ A4 A4 A4 A4 A4 A4 A4 A4 A4 A4 A4
接続方法 Wi-Fi、USB Wi-Fi、USB、イーサネット Wi-Fi、USB Wi-Fi、USB Wi-Fi、USB Wi-Fi、USB Wi-Fi、USB Wi-Fi、USB Wi-Fi、USB、イーサネット Wi-Fi、USB Wi-Fi、USB
カラータイプ 4色(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック) 5色(シアン、マゼンタ、イエロー、マットブラック、フォトブラック) 4色(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック) 6色(シアン、マゼンタ、イエロー、グレー、染料ブラック、顔料ブラック) 6色(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック、ライトシアン、ライトマゼンタ) 5色(シアン、マゼンタ、イエロー、染料ブラック、顔料ブラック) 1色 1色 4色(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック) 5色(シアン、マゼンタ、イエロー、染料ブラック、顔料ブラック) 4色(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)
購入サイト Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo

【インクジェットプリンター】おすすめ6選

まずは写真などカラープリントに適したインクジェットプリンターのおすすめをご紹介します。

特大容量「ギガタンク」を採用した複合機

Canon(キヤノン) G3370

参考価格: ¥28,500(税込)

G3370

出典:Amazon

本体サイズ(収納時) 約416×337×177mm
重量 約6kg
最大対応用紙サイズ A4
接続方法 Wi-Fi、USB
インクの種類 顔料インク、染料インク
インクのタイプ インク補充タイプ
カラータイプ 4色(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)
印刷速度 モノクロ:約11枚/分、カラー:約6枚/分
印刷コスト モノクロ:約0.4円/枚、カラー:約1円/枚
カラーバリエーション ホワイト、ブラック
特殊機能 大容量インクタンクを搭載

専門家のおすすめポイント

インクボトル各色1本でモノクロ約6000枚、カラー約7700枚の大量の印刷ができます。A4普通紙のインクコストはカラー文書が約1円、モノクロ文書が約0.4円とかなり低く、大きな前面操作パネルやインク残量を確認できる半透明窓も使い勝手がいいです。

中村剛さん

家電王

中村剛さん

Amazonの口コミ・レビュー

特大容量「ギガタンク」を搭載した複合機です。補充頻度も少なくて手間もコストも軽減できます。染料インクと顔料インクを採用し、写真にも文書にも幅広く対応します。最長、タテ216mm、ヨコ1200mmの長尺用紙がプリントできるのもポイント。ポスターやポップの印刷も可能です。さらに無料でポスター制作アプリがダウンロードでき、簡単にポスターが制作できます。

大容量インクタンク「エコタンク」採用

EPSON(エプソン) EW-M754T

参考価格: ¥40,800(税込)

EW-M754T

出典:Amazon

本体サイズ(収納時) 390×339×166mm
重量 約6.3kg
最大対応用紙サイズ A4
接続方法 Wi-Fi、USB、イーサネット
インクの種類 顔料インク、染料インク
インクのタイプ インク補充タイプ
カラータイプ 5色(シアン、マゼンタ、イエロー、マットブラック、フォトブラック)
印刷速度 A4写真用紙 (光沢):約1分6秒/枚、L判写真用紙 (光沢):約25秒/枚
印刷コスト モノクロ:約1.3円/枚、カラー:約3円/枚
カラーバリエーション ホワイト、ブラック
特殊機能 インクは「使い切りサイズ」と「増量サイズ」の2種類用意

専門家のおすすめポイント

大容量インクタンク「エコタンク」を搭載しています。染料カラー3色、染料ブラック、顔料ブラックの計5色構成のインクを採用し、写真も文字もくっきりと印刷できます。インクは「使い切りサイズ」と「増量サイズ」の2種が類用意されていて、「増量サイズ」の場合、A4カラー文書を約3700ページ印刷可能です。

中村剛さん

家電王

中村剛さん

Amazonの口コミ・レビュー

液体インクをタンクに補充する「エコタンク」を採用。タンクにボトルを差し込むだけで、補充が始まり満タンになると自動で止まるため、こぼれたり、手が汚れたりする心配もありません。インクの残量が少なくなると、本体のLEDが点滅するため、一目でわかります。4.3型のワイドタッチパネル液晶は、大きな文字やアイコンでわかりやすく表示し、直感的に操作できる工夫が施されています。

専用アプリ使用でスマホやタブレッドからプリント可能

ブラザー(brother) DCP-J4140N

参考価格: ¥18,500(税込)

DCP-J4140N

出典:Amazon

本体サイズ(収納時) 435×343×180mm
重量 約8.8kg
最大対応用紙サイズ A4
接続方法 Wi-Fi、USB
インクの種類 顔料インク
インクのタイプ カートリッジタイプ
カラータイプ 4色(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)
印刷速度 モノクロ:約20枚/分、カラー:約19枚/分
印刷コスト モノクロ:約0.8円/枚、カラー:約4.1円/枚
カラーバリエーション ホワイト
特殊機能 A4、A4レター、 B5、A5、A6、はがき、文書プリント、写真プリント、スキャン、コピー

専門家のおすすめポイント

A4モノクロ文書を約6000枚印刷可能な、大容量インクカートリッジ「ファーストタンク」を搭載。全色顔料インクの採用によって、文字をくっきりと印字できます。自動両面印刷、前面給紙、ADF(自動原稿送り装置)の機能が搭載されているほか、操作がしやすいタッチパネル対応の2.7型液晶モニターも魅力です

中村剛さん

家電王

中村剛さん

Amazonの口コミ・レビュー

大容量の「ファーストタンク」を搭載し、カートリッジタイプながら1年以上交換が不要。アプリをダウンロードすることでスマホやタブレットから直接プリントができます。さらにUSBメモリを差し込むだけで写真や画像の印刷も可能です。

染料5色に顔料ブラックを組み合わせた6色ハイブリッドインク

Canon(キヤノン) PIXUS TS8630

参考価格: ¥35,500(税込)

PIXUS TS8630

出典:Amazon

本体サイズ(収納時) 約372×345×142mm
重量 約6.6kg
最大対応用紙サイズ A4
接続方法 Wi-Fi、USB
インクの種類 顔料インク、染料インク
インクのタイプ カートリッジタイプ
カラータイプ 6色(シアン、マゼンタ、イエロー、グレー、染料ブラック、顔料ブラック)
印刷速度 L判写真(光沢):約10秒/枚
印刷コスト L判写真(光沢):約22.9円/枚、A4普通紙:約12.7円/枚※大容量の場合
カラーバリエーション ブラック、ホワイト、レッド
特殊機能 自動写真補正

専門家のおすすめポイント

染料5色に顔料ブラックを組み合わせた6色ハイブリッドインクで、写真も文書も高画質に仕上がります。またL判写真は、従来モデルが1枚約16秒に対し、約10秒でスピーディーに印刷できます

中村剛さん

家電王

中村剛さん

Amazonの口コミ・レビュー

6色のインクで、写真プリントのきれいな仕上がりにこだわった一品。写真がどのようなシーンで撮影されたかを解析・分類し、適切な明るさに補正する「自動写真補正」機能を搭載しています。「自動両面プリント」や「自動紙幅検知」などの便利機能も満載です。BD、DVDやCDなどの表面にも直接印刷ができます。

6色のインク採用で写真や年賀状などさまざまな印刷物に対応

EPSON(エプソン) カラリオ EP-885A

参考価格: ¥29,000(税込)

カラリオ EP-885A

出典:Amazon

本体サイズ(収納時) 349×340×142mm
重量 約6.7kg
最大対応用紙サイズ A4
接続方法 Wi-Fi、USB
インクの種類 染料インク
インクのタイプ カートリッジタイプ
カラータイプ 6色(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック、ライトシアン、ライトマゼンタ)
印刷速度 A4写真用紙(光沢):約50秒/枚、L判写真用紙(光沢):約13秒/枚
印刷コスト A4カラー:約13.2円/枚、L判・写真用紙(光沢):約29.7円/枚※
カラーバリエーション ホワイト、ブラック、レッド
特殊機能 スマホから簡単プリント

※メーカー商品『カメ®』使用時

専門家のおすすめポイント

シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの基本4色に「ライトシアン」と「ライトマゼンタ」の2色を加えた6色染料インクを採用しています。4.3型ワイドタッチパネル液晶は操作しやすく、便利です。

中村剛さん

家電王

中村剛さん

Amazonの口コミ・レビュー

6色のインクを搭載したことにより、写真や年賀状、文書など、さまざまな印刷物をきれいに仕上げます。自動両面印刷にも対応しており、用紙の節約ができるのもポイントです。

さらに、写真のトリミングを液晶画面で操作できる便利機能も付いています。

写真と文書の両方の印刷に強い5色ハイブリッドインク

Canon(キヤノン) PIXUS TS7530

参考価格: ¥19,500(税込)

PIXUS TS7530

出典:Amazon

本体サイズ(収納時) 約376×350×142mm
重量 約6.3kg
最大対応用紙サイズ A4
接続方法 Wi-Fi、USB
インクの種類 顔料インク、染料インク
インクのタイプ カートリッジタイプ
カラータイプ 5色(シアン、マゼンタ、イエロー、染料ブラック、顔料ブラック)
印刷速度 L判フチなし(光沢):約16秒/枚
印刷コスト L判フチなし(光沢):約33円/枚
カラーバリエーション ブラック、ホワイト、ブルー
特殊機能 自動両面印刷

専門家のおすすめポイント

写真と文書の両方の印刷に強い5色ハイブリッドインク。カジュアルデザインで、リビングにもなじみやすいでしょう。写真などの印刷でプリンターをよく使う方におすすめです。

中村剛さん

家電王

中村剛さん

Amazonの口コミ・レビュー

プリントする際に、プリンターの液晶画面に表示されたQRコードを読み込むだけでプリンターとの接続設定ができる便利機能付き。写真に適した染料を搭載し、色鮮やかに印刷します。さらに、文字の印刷には、顔料のブラックインクを採用し文書やはがきなどの文字をくっきり印刷します。

Amazon Alexa、Google Assistantなどのスマートスピーカーに対応しており、音声でもプリントが可能です。

【レーザープリンター】おすすめ3選

続いて、コスパのいいモノクロ専用のレーザープリンターと、印刷スピードが速いカラー印刷のできるレーザープリンターを紹介します。

高さ18.3cmのコンパクトなレーザープリンター

ブラザー(brother) HL-L2375DW

参考価格: ¥14,300(税込)

HL-L2375DW

出典:Amazon

本体サイズ(収納時) 356×360×183mm
重量 約7.2kg
最大対応用紙サイズ A4
接続方法 Wi-Fi、USB
カラータイプ 1色
印刷速度 片面:約34枚/分、両面:約16ページ/分
印刷コスト モノクロ:約3.5円/枚
カラーバリエーション ブラック
特殊機能 自動両面プリント

専門家のおすすめポイント

高さ18.3cmのコンパクトなレーザープリンターです。無線LAN機能搭載。印刷速度が速いので、会議で使う資料など部数が多い時でも便利です。

中村剛さん

家電王

中村剛さん

Amazonの口コミ・レビュー

モノクロプリントに特化しており、アプリをダウンロードすることでPCはもちろん、タブレットやスマホから直接プリントできます。また、はがきや封筒などの厚紙にも対応し、反りにくい仕様になっています。コンパクトながら、標準用紙を250枚までトレイに装備することもでき大量の印刷にも対応します。

コスパが良いモノクロレーザープリンター

Canon(キヤノン) Satera MF232w

参考価格: ¥14,873(税込)

Satera MF232w

出典:Amazon

本体サイズ(収納時) 390×371×312mm
重量 約10.8kg
最大対応用紙サイズ A4
接続方法 Wi-Fi、USB
カラータイプ 1色
印刷速度 モノクロ:23枚/分
印刷コスト モノクロ:約3.3~3.9円/枚
カラーバリエーション ブラック
特殊機能 無線LAN(Wi-Fi) 有線LAN スマートフォン対応

専門家のおすすめポイント

コスパが良いモノクロレーザープリンター。コピーやスキャンなどの書類作成作業はこれ1台でまかなえます。専用のアプリで、モバイルプリントも可能です。家庭用のレーザープリンターのエントリーモデルといっても過言ではありません。

中村剛さん

家電王

中村剛さん

Amazonの口コミ・レビュー

モノクロプリンターで印刷スピードに長けており、毎分23枚の出力が可能で、大量のプリントやコピーに適しています。2枚の原稿を縮小して1枚にまとめる「2in1」機能や4枚の原稿を1枚にまとめる「4in1」機能が備わっており、用紙の節約につながります。そのほか、ズーム機能やソート機能も充実しており、1台あると便利な一台です。

自動両面印刷機能付きでレーザー印刷の速度は圧巻!

リコーイメージング SP C260L

参考価格: ¥28,000(税込)

SP C260L

出典:Amazon

本体サイズ(収納時) 400×450×320mm
重量 約23.8kg
最大対応用紙サイズ A4
接続方法 Wi-Fi、USB、イーサネット
カラータイプ 4色(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)
印刷速度 モノクロ、カラー:20枚/分
印刷コスト モノクロ:4.1円/枚、カラー:18.2円/枚
カラーバリエーション ホワイト
特殊機能 ネットワーク対応、自動両面印刷

専門家のおすすめポイント

A4印刷が可能なカラーレーザープリンターです。自動両面印刷機能付きで用紙の無駄遣いも減ります。トナーセーブモードでメモやテスト印刷時のトナー節約が可能になっているのもポイントです。

中村剛さん

家電王

中村剛さん

Amazonの口コミ・レビュー

レーザープリンターで複合機能が付いていながら、400×450×320mmとコンパクトでデスクサイドに収まりがいいサイズ。スピードに注力し、プリントスピードだけでなく、カラーのファーストプリントも14秒、電源を入れてからのウォームアップ時間は30秒で使用することができます。Wi-Fiはもちろん有線でも対応できるため、デバイスや環境に応じて使用が可能です。

【モバイルプリンター】おすすめ2選

最後に、外出先で使用するのに便利なコンパクトでコードレスタイプのモバイルプリンターを紹介します。

用紙セットの手間が省ける! オフラインの環境でも印刷OK

Canon(キヤノン) TR153

参考価格: ¥27,100(税込)

TR153

出典:Amazon

本体サイズ(収納時) 約322×185×66mm
重量 約2.1kg
最大対応用紙サイズ A4
接続方法 Wi-Fi、USB
インクの種類 顔料インク、染料インク
インクのタイプ カートリッジタイプ
カラータイプ 5色(シアン、マゼンタ、イエロー、染料ブラック、顔料ブラック)
印刷速度 カラー:約5.5枚/分
印刷コスト モノクロ:約7.6円/枚、カラー:約14.8円/枚
カラーバリエーション ブラック
特殊機能 定型文書プリント機能付

専門家のおすすめポイント

普通紙を50枚セットできるのが魅力です。本体に文書データを記憶できる定型文書プリント機能を使えば、オフラインの環境でも必要な書式の印刷ができます

中村剛さん

家電王

中村剛さん

Amazonの口コミ・レビュー

約322×185×66mmとコンパクトサイズですが、インクは染料4色と顔料1色の5色を採用し、写真でも文書でもきれいに仕上がります。写真はA4の「フチなし」や正方形の「スクエア」タイプにも対応しています。また、Wi-Fiを経由し、スマホやノートパソコンはもちろん、デジカメ(Wi-Fi搭載モデル)からも本体を操作せずにプリントできます。

約1.7kgで持ち運びに最適なサイズ!Apple製品で簡単に印刷できる

EPSON(エプソン) PX-S06

参考価格: ¥24,455(税込)

PX-S06

出典:Amazon

本体サイズ(収納時) 309×159×61mm
重量 約1.7kg
最大対応用紙サイズ A4
接続方法 Wi-Fi、USB
インクの種類 顔料インク
インクのタイプ カートリッジタイプ
カラータイプ 4色(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)
印刷速度 モノクロ:約14枚/分、カラー:約11枚/分※最速。ACアダプター使用時
印刷コスト モノクロ:約7.5円/枚、カラー:約14.2円/枚
カラーバリエーション ブラック、ホワイト
特殊機能 「AirPrint」に対応

専門家のおすすめポイント

USBや無線接続に加えて、「Apple」製品で簡単に印刷できる「AirPrint」に対応しています。また、パソコンからUSB充電が可能で便利です。

中村剛さん

家電王

中村剛さん

Amazonの口コミ・レビュー

収納時は309×159×61mm、使用時は309×232×217mmとコンパクトサイズで重さも約1.7kgと軽量で持ち運びに適しています。内蔵バッテリーの場合、50枚まで印刷でき、モバイルバッテリーと併用することで印刷枚数は410枚まで可能です。液晶パネルでインクやバッテリーの残量を確認でき、普通紙濃度調整やWi-Fi設定などの操作もできます。

買う前に知っておきたい6つのこと

続いて、仕上がりに影響する用紙の種類、給紙トレイや各メーカーの特徴など、プリンターを買う前に知っておきたい6つのことを中村さんに伺いました。

買う前に知っておきたい6つのこと

1. 用紙の違い

プリンターで使用される用紙はおもに、非加工紙(普通紙・再生紙・上質紙)と加工紙(光沢紙・コート紙・マットコート紙)に分けられ、次のような特徴があります。

非加工紙 普通紙 コピー用紙とも呼ばれ、印刷の際にもっとも使用されている用紙。さまざまなプリンターで使用でき、値段も安価なことが特徴。
再生紙 古紙を再生利用してつくられた用紙。他の用紙と比較して、やや黄色や灰色がかった色味で、さまざまなプリンターで使用可能。
上質紙 一般的な書籍やノートなどでおなじみの筆記特性に優れた用紙。用紙表面、印刷面ともに光沢がないため目に優しく、文字物冊子に適している。厚紙は名刺、はがきなどにも使用される。
加工紙 光沢紙 表面にコーティングが施され、光沢がある用紙。写真印刷に適している。レーザープリンターの場合は使用できない場合が多いため、あらかじめ確認するなど注意が必要。
コート紙 もっともポピュラーで使用用途が広い印刷用紙。程よい光沢感があり、印刷の発色が良くなるため、写真などが映える効果がある。チラシ、パンフ、冊子など幅広く利用されている。
マットコート紙 しっとりとした質感で高級感がある。印刷の発色はそのままに、光沢は抑えている。光の反射が少なく、印刷物を読む人の目にも優しい用紙で、コート紙と同じように幅広く利用できる。

書類などであれば普通紙で問題ないでしょう。写真やチラシなどの制作物を作成する場合は、光沢紙、コート紙、マットコート紙などから仕上がりに応じて選ぶといいでしょう。

2. 給紙トレイの各種機能

近年発売されているプリンターの大半に自動給紙機能があります。正しく印刷できるように用紙を自動的に印刷位置にセットしてくれるため、数十枚の原稿も自動的に読み取ってくれます。

給紙トレイは、用紙のサイズなどを調整できます

給紙トレイは、用紙のサイズなどを調整できます

複合機タイプであれば、両面印刷機能に対応している商品が主流になっており、はがきや封筒など普通紙より厚い用紙の印刷ができる場合が多いです。最近は、名刺サイズのカードやプリントシール、マグネットシート、CDやDVDにプリントできるレーベル機能に対応しているモデルもあります。

3. 操作ディスプレイ

操作ディスプレイは本体正面にあることが多く、タッチパネルで接続や印刷、コピーなどさまざまな操作ができます。画面に文字が大きく表示され、視覚的に操作しやすい工夫がされています。パネルの角度を操作しやすい位置に簡単に変えられる仕様のものも出てきています。

インクの残量やエラーなどもタッチパネルから確認、操作ができます

インクの残量やエラーなどもタッチパネルから確認、操作ができます

4. プリンターとの接続方法

プリンタ―との接続方法にはおもに有線でつなぐ方法と無線でつなぐ方法があります。
有線は、メーカーや機種によって異なりますが、USBや有線LANでの接続が主流です。USBの場合はUSBケーブル、有線LANの場合はイーサネットケーブルを用意し、プリンターと直接つなぎプリントします。USBケーブルやイーサネットケーブルが付属していない場合もあるので事前に確認しましょう。有線は大きなサイズの印刷の場合、無線よりスムーズに印刷できるのがメリットです。一方、ケーブルが邪魔になる、離れたところからの印刷ができないなどのデメリットもあります。

無線は、Wi-Fiを経由するタイプ、スマホやタブレットなどからBluetoothなどを経由して直接プリンターに接続できるタイプなどさまざまな方法があります。無線は、最初に設定しておけば、プリンターから離れていても簡単に印刷でき便利です。写真など容量の大きい印刷をする場合は印刷に時間を要することもあります。

5. 各メーカーの特徴

大容量のインクタンク「エコタンク」を搭載したエプソン「EW-M754T」

大容量のインクタンク「エコタンク」を搭載したエプソン「EW-M754T」

家庭用プリンターのメーカーはおもにキヤノン、エプソン、ブラザーの3社です。ここでは、3社の違い・特徴を説明します。

キヤノン ・写真印刷に注力した商品を販売
・本体のデザイン性が高い
・独自の「ギガタンク」を搭載し、印刷コストを考えた商品も販売
・PIXUS(ピクサス)シリーズを展開
エプソン ・写真、文書どちらの印刷にも注力
・独自の「エコタンク」で印刷のコストダウンを実現
・Colorioシリーズを展開
ブラザー ・文書の印刷に特化した商品を多く販売
・独自の「ファーストタンク」で印刷の低コスト化を実現

各メーカー、独自の技術を生かした商品を展開しています。選ぶときの参考にしてみてください。

6.特殊な用途に適したプリンター

ラベル印刷用のもの、3Dプリンターなど、特殊な用途に適したプリンターをご紹介します。

書類整理や子どもの名前付けなど仕事でも家庭でも活躍するラベルプリンター

書類整理や子どもの名前付けなど仕事でも家庭でも活躍するラベルプリンター

ハンディプリンター 手のひらサイズのハンディプリンターは、印刷したい物や用紙の表面に沿って本体をスライドさせることで文字や画像などを印刷できます。製品にもよりますが、ノートや段ボール、封筒など厚みがあるものに印字することも可能です。
フォト(スマホ)プリンター スマホで撮影した画像をその場で写真のように印刷できるプリンターです。代表的な商品はチェキの生みの親、富士フイルムが販売している「INSTAX(インスタックス) SQUARE Link」など。90年代後半にブームとなったチェキカメラのような風合いの画質を楽しめます。趣味で楽しむためのプリンターとして注目されています。
ラベルプリンター 業務用として使用することが多いラベルプリンター。商品に貼るラベルやバーコードなどを印刷する場合に役立ちます。家庭用商品としてもおなじみの『テプラ』もラベルプリンターの一種です。
3Dプリンター 3Dプリンターは、3DCADの設計データをもとに、スライスされた2次元の層を積み重ねていくことにより、立体的な造形物を製作するプリンターです。
樹脂を材料としており、おもちゃや日用品、工業製品などさまざまな用途で使用されています。
「インタックスは、撮影後すぐに印刷できるチェキカメラとして人気でしたが、スマホ需要に対応するためスマホ用のフォトプリンターも販売しています」と中村さん

「インタックスは、撮影後すぐに印刷できるチェキカメラとして人気でしたが、スマホ需要に対応するためスマホ用のフォトプリンターも販売しています」と中村さん

プリンターに関するQ&A

プリンターに関する疑問について、中村さんにお答えいただきました。

Q. 個人で複合機型のプリンターは使える?

A. 個人向けの複合機型のプリンターも販売されていますので、使用可能です。1台でプリントだけでなくスキャンやコピーもできるので、ご自身の環境やニーズに応じて、複合機も選択肢に入れて検討してください。

Q. 純正インクと互換インクの違いは?

A. 純正インクはプリンターメーカーが販売するインク、互換インクは、プリンターメーカーとは異なるメーカーが販売するインクを指します。

メーカーは純正インクを推奨しており、仕上がりの品質やトラブル時の保証などの面で安心感があるでしょう。互換インクコストが安く、その点がメリットだといえます。純正と遜色のない仕上がりであれば、互換インクを使うのもよいでしょう。しかし、製品にもよりますが、目詰まりや故障が起こる原因になる場合もあるため、不安な場合は純正インクの使用をおすすめします。

Q. インクによって、にじみにくさの違いはある?

「染料インクは字のとおり、染み込ませて紙に色を付けていくのが特徴です」と中村さん

「染料インクは字のとおり、染み込ませて紙に色を付けていくのが特徴です」と中村さん

A. 多少の違いはあります。染料インクは、用紙の表面に染み込ませるため、にじみやすいです。一方、顔料インクは、用紙の表面に付着させて印刷するため、にじみにくいです。ただし、染料インクの場合も、乾くまで触らずに待つなどすれば、にじみにくくなります。

プリンターの売れ筋ランキングをチェック

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでは、プリンターの売れ筋ランキングをチェックすることができます。どれを買おうか迷ったときは参考にしてみてもよいでしょう。

まとめ

  • プリンターは何をメインに印刷するかによって選ぶ
  • プリンターは印刷方法によって、インクジェットプリンターレーザープリンターの2種類があり、家庭用製品はインクジェットプリンターが主流
  • インクジェットプリンターのインクには顔料インクと染料インクがあり、顔料インクは文書の印刷に、染料インクは写真などのカラー印刷に適している

プリンターには印刷方法や使用するインク、機能など、さまざまな点で違いがありますが、何をメインに印刷するのか、用途に応じて選ぶとよいでしょう。
また、本体価格の金額だけでなく、ランニングコストや使いやすさに着目することも大事なポイント。ぜひ今回ご紹介した内容を参考に、自分にとってピッタリの製品を見つけてくださいね。

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