湯たんぽのおすすめ13選!専門家が素材別の特徴や選び方のポイント、低温やけどを防ぐ使い方を解説

湯たんぽのおすすめ13選!専門家が素材別の特徴や選び方のポイント、低温やけどを防ぐ使い方を解説

「湯たんぽにはいろいろな素材があるけど、何が違うの?」
「長時間温かさを保てるおすすめの湯たんぽはどれ?」

湯たんぽは、エアコンやストーブよりもコストのかからないエコな暖房方法としても注目されています。しかし、実際に使ってみると思ったほど温かさが持続しなかったり、重くて使いにくかったり、低温やけどをしてしまったりと、失敗も多いアイテムです。

金属製やプラスチック製など種類もさまざまで、充電式や電子レンジ式の湯たんぽも登場しており、どれを選べばいいか迷っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、眠りとお風呂の専門家である小林麻利子さん湯たんぽの素材別の特徴や選び方のポイント、低温やけどを防ぐための正しい使い方などをお聞きしました。

<専門家が教える! 湯たんぽ選びのポイント>

  • 長時間使用するならお湯入れ式外出先でも使うなら充電式肩やお腹を温める用なら電子レンジ式が便利
  • 保温性を重視するなら金属・陶磁製コスパ重視ならプラスチック製体に密着させて使うならゴム・シリコン製がおすすめ
  • コットンやウールなど天然素材のカバーは、汗がこもりにくく快適

また、小林さんにお聞きしたポイントをもとにyour SELECT.編集部がセレクトしたおすすめの湯たんぽもご紹介します。

おすすめの湯たんぽ13選
加熱方式 お湯入れ式 充電式 電子レンジ式
メーカー
商品名
マルカ 新光金属 土井金属化成 タンゲ化学工業 fashy(ファシー) CLO’Z(クロッツ) Ceramic Japan(セラミック・ジャパン) FARG&FORM ハック TRYL(トライル) 白元アース 三宅化学 富士商
湯たんぽA2.5L 袋付 新光堂 湯たんぽ 大 (袋付) トタン湯たんぽ Miniまる 袋付き 立つ湯たんぽ 2.6L カシミヤ湯たんぽ やわらか湯たんぽ たまご型タイプ 1.2L yutanpO moz 蓄熱式湯たんぽ 蓄熱充電式湯たんぽ ヌックホット 5050WORKSHOP ECO-TANPO レンジでゆたぽん 電子レンジ専用 湯たんぽ PONPON ホット&スチームパッド LLサイズ
マルカ|湯たんぽA2.5L 袋付 新光金属|新光堂 湯たんぽ 大 (袋付) 土井金属化成|トタン湯たんぽ Miniまる 袋付き タンゲ化学工業|立つ湯たんぽ 2.6L fashy(ファシー)|カシミヤ湯たんぽ CLO’Z(クロッツ)|やわらか湯たんぽ たまご型タイプ 1.2L Ceramic Japan(セラミック・ジャパン)|yutanpO FARG&FORM|moz 蓄熱式湯たんぽ ハック|蓄熱充電式湯たんぽ ヌックホット TRYL(トライル)|5050WORKSHOP ECO-TANPO 白元アース|レンジでゆたぽん 三宅化学|電子レンジ専用 湯たんぽ PONPON 富士商|ホット&スチームパッド LLサイズ
参考価格(税込) 2638円 1万8700円 2475円 1323円 4356円 3243円 1万4300円 4092円 2399円 2750円 1850円 2822円 3100円
おすすめポイント 底がフラットでお湯を注ぎやすい 銅イオンの殺菌・抗菌効果で清潔 やかん一杯分のコンパクトサイズ 自立式でお湯の入れ替えが簡単 なめらかな肌触りのカシミヤカバー クッションのように柔らか 磁器製でスタイリッシュなデザイン 北欧風でおしゃれなデザイン 4層構造で耐久性が高い カバーが4種類から選べる 最短2分の加熱で温かさが約7時間持続 シリコン製で柔らかな肌触り 背中の上から腰まで温められる大判サイズ
購入サイト Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo!
眠りとお風呂の専門家
小林麻利子さん
小林麻利子
SleepLIVE株式会社代表取締役社長、公認心理師、日本睡眠改善協議会認定睡眠改善インストラクター。最新の研究を基に、睡眠と入浴を中心とした生活に合った実践的な指導が人気を呼び、4000名以上の悩みを解決。JCSP日本睡眠改善カウンセリングを立ち上げ、個人指導の全国展開を行っている。12年以上の個人指導で培ってきた知見を元に、企業の睡眠関連商品やサービスの立ち上げや支援を行う。著書多数、TV雑誌等のメディア活動も盛ん。

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目次

専門家が解説!湯たんぽの選び方

湯たんぽにはさまざまな加熱方式や素材のものがあり、保温性や耐久性、機能、お手入れのしやすさなどに違いがあります。自分の使い方に合ったものを選ばないと、十分に体を温められなかったり、やけどなど事故のリスクが高まったりします。

湯たんぽ選びのポイントを小林さんにお聞きしました。

「湯たんぽを選ぶときは、自分の生活スタイルや目的と合わせて考えることが大切です」と小林さん

「湯たんぽを選ぶときは、自分の生活スタイルや目的と合わせて考えることが大切です」と小林さん

湯たんぽの効果と、あんかやカイロとの違い

湯たんぽで手足や肩など体の一部を温めることで、部分的な冷え症状の軽減やリラックス効果が期待できます。夜眠るときに湯たんぽを使う方もいると思いますが、就寝前に手足や体表面が冷えていると、体の内側の深部体温が適切に低下していかないため、眠りに入りづらくなります。そんなときに湯たんぽを使って手足などを温めることで、リラックスを促し眠りへのサポートが期待できます

ただし、そもそも就寝前に体が冷えているならば、お風呂の入り方に課題があったり、入浴時刻と就寝時刻が空きすぎていたりする可能性もあります。湯たんぽはあくまでも入眠をサポートするためのアイテムだと考え、普段の生活習慣の改善も同時に行う必要があります。

「湯たんぽで適切に体を温めることで、睡眠の質も向上します」と小林さん

「湯たんぽで適切に体を温めることで、睡眠の質も向上します」と小林さん

湯たんぽと同じように体を部分的に温めるものには、あんかやカイロもあります。

あんかは、昔は容器に木炭などを入れて温める仕様でしたが、今は電気を使う電気あんかが主流。基本的には、電気を使うのがあんか、お湯を入れて使用するのが湯たんぽと考えられます。ただし、最近では、充電したり電子レンジを使ったりして温めるタイプの湯たんぽも出てきており、あんかと湯たんぽの区別はあまりなくなってきています。

最近ではお湯を使わず電気や電子レンジで温める湯たんぽも増えている

最近ではお湯を使わず電気や電子レンジで温める湯たんぽも増えている

カイロは、鉄が酸化する化学反応により発熱するもので、湯たんぽとはまったく仕組みが違います。基本的には使い捨てで、温度の調節もできません。

長時間の使用ならお湯入れ式がおすすめ! 外出先で使うなら充電式が便利

湯たんぽにはおもに「お湯入れ式」「充電式」「電子レンジ式」の3つの加熱方式があります。

<湯たんぽの加熱方式と特徴>
加熱方式 お湯入れ式 充電式 電子レンジ式
お湯入れ式 充電式 電子レンジ式
特徴 保温性と耐久性が高い
・お湯の温度を好みに合わせて調整できる
お湯を沸かす手間と時間がかかる
・熱いお湯をあつかうのでやけどの危険がある
コンパクトなものが多く持ち運びに便利
・温度調節やタイマー機能が付いたものもある
あらかじめ充電しておく必要がある
使いたいときにすぐ温められる
・足先用、肩用、首用など特定の部位に特化したものが多い
使用回数が限られているものもあり、比較的耐久性が低い
おすすめな人 ・長時間使いたい人 ・オフィスなど外出先で使いたい人 ・すぐに使いたい人
・使用頻度が低い人

保温性が高く、比較的大きいサイズが多いお湯入れ式は、寝る前に布団に入れたり、仕事中ずっと床に置いて足元を温めたりする場合など、長時間の使用におすすめです。一方で、お湯を入れると重くなるので、肩やお腹にのせて温めるような使い方には向いていません。

充電式は、ほとんどの商品が数分から20分程度で充電が可能。コンパクトなものが多く、オフィスやアウトドアなど外出先でも使用しやすいです。温度調節機能やタイマーが付いているものもあり、眠るときに熱くなりすぎない温度に設定したり、寝入った頃に電源が切れるようにしたりなど、睡眠時にも便利に使えます。

電子レンジ式は、使いたいときに数分レンジにかけるだけですぐ使えるのが魅力です。ただ、お湯入れ式や充電式に比べて耐久性は低いものが多いので、頻繁に使っていると短期間で使えなくなってしまうこともあります。部位に合わせたさまざまな形状の商品があり、肩や首、足先など、特定の部位を温めたいときに便利です。細長いものや丸いものなどいろいろあるので、温めたい部位に合わせて選ぶとよいでしょう。

保温性を重視するなら金属や陶磁器製がおすすめ! お腹などを温めるならゴム・シリコン製が使いやすい

湯たんぽに使われているおもな素材は金属陶磁器プラスチックゴム・シリコンです。

<湯たんぽの素材別の特徴>
素材 金属 陶磁器 プラスチック ゴム・シリコン
金属 陶磁器 プラスチック ゴム・シリコン
特徴 熱伝導率が高い
・直火やIHコンロで温められるものもある
保温性が高く長時間暖かさが持続
・腐食にも強く耐久性が高い
保温性が高い
・遠赤外線による温め効果がある
・他の素材に比べて重く、割れる危険もある
比較的安価なものが多い
・お手入れが楽
・保温性・耐熱性は比較的低い
柔らかく体にフィットする
・お湯を抜くとコンパクトになって持ち運びや収納にも便利
・保温性や耐熱性が比較的低い
おすすめシーン 在宅ワークなど長時間の使用 在宅ワークなど長時間の使用 家族で1人1つずつなど、複数使用したいとき お腹にのせるなど、体につけて使いたいとき

日中に家で仕事をしている間など、ずっと足元に置いて長時間使用したいなら、保温性が高い金属製や陶磁器製がおすすめです。ただし、陶磁器製は衝撃により割れることがあるので、扱いには注意しましょう。

女性で生理痛がつらいときにお腹を温めたいときなど、体にピッタリとつけて使いたい場合は、電子レンジ式のものや、やわらかいゴムやシリコン製の湯たんぽがいいでしょう

プラスチック製は、比較的安価で手に入りやすくお手入れも楽なのが特徴。家族で1人1つずつ使用するなど、複数個まとめて購入を考えているときにおすすめです。

カバーの素材の肌触りやお手入れのしやすさをチェックする

やけどを避けるためにも、湯たんぽは必ずカバーをして使ってください。湯たんぽのカバーは本体に付属しているものが多いです。肌触りやお手入れのしやすさに注目して選ぶのもいいでしょう

湯たんぽカバーに使われるおもな素材にはコットンウール起毛素材などがあります。

<湯たんぽカバーの素材別特徴>
素材 コットン(綿) ウール(羊毛) 起毛素材
(フリース・マイクロファイバーなど)
特徴 ・種類にもよるが丈夫で摩擦に強いため毛玉ができにくく、洗濯してもヘタりにくい
・熱を伝えやすいため、薄いものだとカバーをしていても熱く感じることもある
保温性が高い
・おしゃれなデザインのものが多い
・ものによっては肌触りがチクチクすることも
・合成繊維でできているものが多く、速乾性が高く洗濯しやすい
合成繊維ならではの柔らかい触り心地

硬めの麻素材より柔らかい素材を触っていた方が、副交感神経の活動が活発になるという研究結果もあるため、寝るときに湯たんぽを使うのなら、肌触りの良い素材のカバーを使用するのがおすすめです。コットンやウールなど天然素材であれば、湿度を吸着して放水する作用もあるので、快適に使用することができます。合成繊維はツルっとした肌触りなので、その感触がお好きな方にはおすすめです。

ウールは保温性が高く湯たんぽの温かさを感じやすいのが特徴ですが、商品によってはチクチクした肌触りのものもあるので、肌が弱い人は注意してください。

湯たんぽのカバーは肌触りが良くて洗いやすいものがおすすめ。起毛素材(中央)は柔らかく乾きやすいものが多い

湯たんぽのカバーは肌触りが良くて洗いやすいものがおすすめ。起毛素材(中央)は柔らかく乾きやすいものが多い

また、カバーは直接肌に触れるものなので、洗いやすさも重要。ポリエステルやナイロンなどの合成繊維は、速乾性が高く、こまめに洗濯してもすぐ乾きます。コットン製のものは、頻繁に洗っても傷みにくく、肌触りを維持できるのでおすすめです。

【加熱方式別】湯たんぽのおすすめ13選

専門家の小林さんのお話を参考に、your SELECT.編集部がおすすめの湯たんぽをピックアップしました。お湯入れ式、充電式、電子レンジ式の加熱方式別にご紹介します。

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おすすめの湯たんぽ13選
加熱方式 お湯入れ式 充電式 電子レンジ式
メーカー
商品名
マルカ 新光金属 土井金属化成 タンゲ化学工業 fashy(ファシー) CLO’Z(クロッツ) Ceramic Japan(セラミック・ジャパン) FARG&FORM ハック TRYL(トライル) 白元アース 三宅化学 富士商
湯たんぽA2.5L 袋付 新光堂 湯たんぽ 大 (袋付) トタン湯たんぽ Miniまる 袋付き 立つ湯たんぽ 2.6L カシミヤ湯たんぽ やわらか湯たんぽ たまご型タイプ 1.2L yutanpO moz 蓄熱式湯たんぽ 蓄熱充電式湯たんぽ ヌックホット 5050WORKSHOP ECO-TANPO レンジでゆたぽん 電子レンジ専用 湯たんぽ PONPON ホット&スチームパッド LLサイズ
マルカ|湯たんぽA2.5L 袋付 新光金属|新光堂 湯たんぽ 大 (袋付) 土井金属化成|トタン湯たんぽ Miniまる 袋付き タンゲ化学工業|立つ湯たんぽ 2.6L fashy(ファシー)|カシミヤ湯たんぽ CLO’Z(クロッツ)|やわらか湯たんぽ たまご型タイプ 1.2L Ceramic Japan(セラミック・ジャパン)|yutanpO FARG&FORM|moz 蓄熱式湯たんぽ ハック|蓄熱充電式湯たんぽ ヌックホット TRYL(トライル)|5050WORKSHOP ECO-TANPO 白元アース|レンジでゆたぽん 三宅化学|電子レンジ専用 湯たんぽ PONPON 富士商|ホット&スチームパッド LLサイズ
参考価格(税込) 2638円 1万8700円 2475円 1323円 4356円 3243円 1万4300円 4092円 2399円 2750円 1850円 2822円 3100円
素材 本体:溶融亜鉛メッキ鋼板
カバー:ポリエステル
本体:銅
カバー:綿100%
本体:亜鉛メッキ鋼板
カバー:綿、ポリエステル
本体:ポリエチレン 本体:塩化ビニル樹脂
カバー:カシミヤ
本体:クロロプレンゴム、ナイロン、PET 本体:磁器 カバー:ポリエステル100% 本体:表具/ナイロン、内部蓄熱水溶器/PVC柔軟性素材[4層構造] カバー:ポリエステル100% 本体:ポリエステル、ABS、PVC カバー:ポリエステル 本体:表具/ポリエステル カバー:ポリエステル 成分(本体中身):水、ゲル化剤、色素 カバー:ポリエステル 本体:シリコン、PC、POM
カバー:フリース素材
本体:フチ布/ポリエステル65%、コットン35%、生地/ポリエステル100%、ビーズ/セラミック
サイズ 29.5×21.6×7.4cm 20×31×5.5cm 直径20.5×6.4cm 27×22×11cm 約34×20×5cm 約24×19×3cm 直径23×7cm 約27×19×7cm 約23×4.5×17cm 約17×24×8cm 15×5.5×22.8cm 約13.4×8.3×21.2cm 32×38×2cm
保温の持続時間 約10時間 約5~9時間(布団の中で使用)約2~5時間(室内で使用) 約10時間 4~8時間 約4~5時間 3~6時間 約7時間
購入サイト Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo!

お湯入れ式湯たんぽのおすすめ7選

おすすめのお湯入れ式湯たんぽを7商品ご紹介します。耐久性と保温性が高い金属製や、軽くて安価なポリエチレン製など、素材の違う商品を選びました。

底がフラットで安定性が高く、お湯が注ぎやすい マルカ|湯たんぽA2.5L 袋付

マルカ|湯たんぽA2.5L 袋付

出典:Amazon

おすすめポイント

  • 底がフラットで安定していてお湯を注ぎやすい
  • IHクッキングヒーターや直火で加熱OK
素材 本体:溶融亜鉛メッキ鋼板
カバー:ポリエステル
サイズ 29.5×21.6×7.4cm
保温の持続時間

昔ながらのデザインがレトロでかわいい湯たんぽです。劣化時や紛失時に助かるスペアパッキンと袋付き。表面を波形にすることで、暖房面積が広くなるように工夫されています。底がフラットで安定性があり、お湯が注ぎやすいのが特徴です。中に水を入れて、直接IHクッキングヒーターや直火で温めることもできます。

キャップは空気調整弁付きで、中のお湯が冷めたときに内圧の変化でフタが開きにくくなるのを防ぎます。また湯たんぽの内部には支柱が入っていて、温度が下がったときに凹みにくい構造です。お湯入れ式湯たんぽ初心者や、昔ながらのレトロな湯たんぽを探している方におすすめです。

10時間たってもまだ温かい!銅イオンの殺菌・抗菌効果で清潔に使える 新光金属|新光堂 湯たんぽ 大 (袋付)

新光金属|新光堂 湯たんぽ 大 (袋付)

出典:Amazon

おすすめポイント

  • 本格的な純銅製で約10時間温かさが持続
  • 銅イオンによる殺菌・抗菌効果で清潔に使える
素材 本体:銅
カバー:綿100%
サイズ 20×31×5.5cm
保温の持続時間 約10時間

真ちゅうでつくられた湯たんぽです。熱伝導と保温性に優れており、10時間たっても温かさが持続銅イオンの殺菌や抗菌効果で清潔に使い続けられるのもポイントです。また、特許取得済みの減圧弁により、キャップの開閉が簡単にできます。保温持続時間の長さを重視している方や、銅製の本格的な湯たんぽを探している方におすすめです。

やかん一杯分の少量の水で温められる 土井金属化成|トタン湯たんぽ Miniまる 袋付き

土井金属化成|トタン湯たんぽ Miniまる 袋付き

出典:Amazon

おすすめポイント

  • やかん一杯分のお湯で満たんになるコンパクトサイズ
  • 薄型で持ち運びやすくアウトドアにもおすすめ
素材 本体:亜鉛メッキ鋼板
カバー:綿、ポリエステル
サイズ 直径20.5×6.4cm
保温の持続時間

やかん一杯分の少量のお湯で使用できる、ミニサイズの湯たんぽです。コロンとした丸みを帯びた形の愛らしくおしゃれなデザインになっています。コンパクトなうえ薄型なので、持ち運びが簡単。アウトドアに持っていくのにも適しています。専用カバーのほか、お湯が入れやすいミニじょうごが付属しているのも特徴です。

いろんな場所に持ち運べて大活躍!お湯の入れ替えも簡単 タンゲ化学工業|立つ湯たんぽ 2.6L

タンゲ化学工業|立つ湯たんぽ 2.6L

出典:Amazon

おすすめポイント

  • 持ち手部分にはお湯が入らない仕様で熱くならない
  • 立てた状態で簡単にお湯を捨てられる
素材 本体:ポリエチレン
カバー:―
サイズ 27×22×10cm(カバーなし)
27×22×11cm(カバーあり)
保温の持続時間

立てて収納できる、自立型の湯たんぽです。お湯を入れた後に立てたままカバーをかけられます。持ち手部分の内部にはお湯が入らない設計になっていて、持ち運びの際に熱い思いをする心配がありません。お湯を出すときはシンクの縁や中などに立て、キャップを開けるだけでOK。本体を持たずに、簡単にお湯の入れ替えができます

目を引くカラーバリエーション!優しい肌触りのカシミヤ製カバー fashy(ファシー)|カシミヤ湯たんぽ

fashy(ファシー)|カシミヤ湯たんぽ
fashy(ファシー)|カシミヤ湯たんぽ

出典:Amazon

fashy(ファシー)|カシミヤ湯たんぽ
fashy(ファシー)|カシミヤ湯たんぽ

おすすめポイント

  • なめらかな肌触りのカシミヤカバーを採用
  • 耐久性の高い塩化ビニル樹脂製でゴム特有のにおいがしない
素材 本体:塩化ビニル樹脂
カバー:カシミヤ
サイズ 約34×20×5cm
保温の持続時間

湯たんぽ専用メーカーとして約70年の歴史があるドイツのfashy(ファシー)社の湯たんぽです。肌にも優しいなめらかな肌触りと上品な光沢が魅力のカシミヤカバーを採用。ベビーグリーン・ベージュ・ベビーブルー・オレンジ・ローズピンクの鮮やかなカラーバリエーションが魅力です。

天然ゴム製にくらべ耐久性があるうえ、お湯を入れたときに発生するゴム特有のにおいも抑えているので、子ども用としても安心して使用できます。水を入れると水枕としても使用可能。おしゃれなデザインが好きな方、子ども用の湯たんぽを探している方におすすめです。

たまご型がかわいい!柔らかいウエットスーツ生地でカバーいらず CLO’Z(クロッツ)|やわらか湯たんぽ たまご型タイプ 1.2L

CLO’Z(クロッツ)|やわらか湯たんぽ たまご型タイプ 1.2L

出典:Amazon

おすすめポイント

  • 特殊なウエットスーツ素材でクッションのように柔らかな肌触り
  • 1年の保証付きで、その後も有償で修理に対応
素材 本体:クロロプレンゴム、ナイロン、PET 
サイズ 約24×19×3cm
保温の持続時間 布団の中だと約5~9時間、室内使用時は約2~5時間

ウエットスーツ専門メーカーが1つ1つ手作業で手作りした、ウエットスーツ用のクロロプレンゴムにナイロンジャージを貼った特殊素材の湯たんぽです。クッションのように柔らかく心地よい肌触り。また生地中に無数にある微細な気泡の作用で熱伝導が緩やかなため、カバーなしで使用しても低温やけどをしにくいのが魅力です。断熱性と保温力に優れていて、布団の中では約5~9時間、室内使用時では約2~5時間温かさが持続します。

性能と品質にこだわっていて、1年の保証が付いています。購入から1年以上経過していても有償で修理してくれるので、万が一破けても長く使い続けられます。

電子レンジで再加熱可能!スタイリッシュなデザインの磁器製湯たんぽ Ceramic Japan(セラミック・ジャパン)|yutanpO

Ceramic Japan(セラミック・ジャパン)|yutanpO

出典:Amazon

おすすめポイント

  • 磁器の赤外線効果によりじっくり温まる
  • おしゃれでスタイリッシュなデザイン
素材 本体:磁器製
カバー:ポリエステル100%
サイズ ‎直径23×7cm
保温の持続時間 約10時間

シンプルでスタイリッシュなデザインが印象的な磁器製の湯たんぽです。金属とは違う柔らかな温かさが特徴で、体の芯からじっくり温まる感覚があります。血液循環や新陳代謝に作用するといわれている遠赤外線効果が期待できるほか、保温性と保湿性に優れていて、朝まで温かさが残りやすいところが魅力です。キャップには磁器のこすれ合う音をなくすためにアルミニウムを採用。キャップを外せば電子レンジで温めることも可能です。

お湯の入れ替えを安全にスムーズに行えるよう、底面には親指をひっかけるくぼみがあり、持ちやすくなっています。また専用カバーには静電気を起こしにくい機能性素材が使われていて、乾燥しがちな冬場も安心して使えます。

充電式湯たんぽのおすすめ3選

おすすめの充電式湯たんぽを3商品ご紹介します。充電時間が10~20分と短く、持ち運びしやすいコンパクトなものを選びました。

コンセントに20分差し込むだけ!お出かけに持っていきたくなるかわいさ FARG&FORM|moz 蓄熱式湯たんぽ

おすすめポイント

  • 北欧風のおしゃれなデザインとナチュラルなカラーバリエーション
  • 20分の充電により最大8時間温かさが持続
素材 本体:表具/ナイロン、内部蓄熱水溶器/PVC柔軟性素材[4層構造]
カバー:ポリエステル100%
サイズ 約27×19×7cm
保温の持続時間 膝上使用の場合:6時間前後(室温20℃想定)
足裏使用の場合:4時間前後(室温20℃想定)
布団内使用の場合:8時間前後(室温15℃想定)

北欧らしいスタイリッシュなデザインの、持ち運びやすいコンパクトな湯たんぽです。見ているだけで気分が上がるような、ナチュラルテイストのおしゃれなカラーバリエーションが魅力です。20分の充電で、膝上に置く場合は6時間前後、足裏に使用する場合は4時間前後、布団の中に入れる場合は8時間前後、温かさが持続します。

約10~15分で充電完了! 4層構造で耐久性が高い ハック|蓄熱充電式湯たんぽ ヌックホット

おすすめポイント

  • 充電1回の電気代は1.5円
  • 4層構造により耐久性が高い
素材 本体:ポリエステル、ABS、PVC
カバー:ポリエステル
サイズ 約23×4.5×17cm
保温の持続時間 約4~5時間

約10~15分で充電できる、コードレスタイプの湯たんぽです。専用の充電器には自動スイッチが内蔵されていて、充電が終わるとランプが消えるようになっています。柔軟性のある素材で柔らかな触り心地も魅力です。充電後は4~5時間程度温かさが持続します。4層構造で耐久性があるので、布団に入れて使うほか、外出時や車内の暖房器具としても広く活躍します。

お出かけのお供に最適。ヒッピー風のおしゃれなカバーデザインにも注目 TRYL(トライル)|5050WORKSHOP ECO-TANPO

おすすめポイント

  • 約15分の充電で最長6時間温かさが持続
  • おしゃれなデザインのカバーで4種類から選べる
素材 本体:表具/ポリエステル
カバー:ポリエステル
サイズ 約17×24×8cm
保温の持続時間 3~6時間

ヒッピー風のおしゃれなデザインのカバーが目を引く充電式の湯たんぽです。約15分の充電で3~6時間、温かさが持続します。専用の充電コードは取り外して持ち運べ、オフィスや車内など電源があればどこでも充電可能。アウトドアや外出時にも重宝します。

カバーはマイクロファイバーの厚手のタオル地で、肌触り抜群。けば立ちにくいのもうれしいポイントです。カバーは外して洗濯できるので、清潔に使用できます。カバーデザインは4種類から選べます。

電子レンジ式湯たんぽのおすすめ3選

おすすめの電子レンジ式湯たんぽを3商品ご紹介します。手が届きやすい価格帯で、繰り返し清潔に使える商品を選びました。

レンジで温めてすぐ使える!繰り返し使えるのがうれしい 白元アース|レンジでゆたぽん

白元アース|レンジでゆたぽん

出典:Amazon

おすすめポイント

  • 最短2分の加熱で温かさが約7時間持続
  • 柔らかな手触りのジェルタイプ
素材 成分(本体中身):水、ゲル化剤、色素
カバー:ポリエステル
サイズ 15×5.5×22.8cm
保温の持続時間 約7時間

足元を温めるのにおすすめの、柔らかいジェルタイプの湯たんぽです。500Wで3分10秒、600Wで2分40秒、1000Wで2分温めるだけで、布団の中で使用した場合、約7時間温かさが持続します。電子レンジ式ですが、繰り返し使えるので経済的です。

洗濯可能なふわふわカバーも付属していて、清潔に使い続けられます。同シリーズには首・肩用なども販売されています。

ギフトにもおすすめ!シリコン製で柔らかく長時間でも使用しやすい 三宅化学|電子レンジ専用 湯たんぽ PONPON

三宅化学|電子レンジ専用 湯たんぽ PONPON

出典:Amazon

おすすめポイント

  • 柔らかいシリコン製で、フリース素材のカバーが付属
  • ポップなデザインでギフトにもおすすめ
素材 本体:シリコン、PC、POM
カバー:フリース素材
サイズ 約13.4×8.3×21.2cm
保温の持続時間

柔らかいシリコン製の電子レンジ式湯たんぽです。500Wで5分間加熱すれば、すぐに使用可能。優しい質感でゴツゴツせず、長時間の使用でも体に負担がかかりません。フリース素材のカバーが付属していて、柔らかくふわふわな感触が楽しめます。

注ぎ口が大きくつくられているため、水が注ぎやすいのが特徴です。お湯を捨てた後は、立たせておくだけで乾かせます。キャップは大きなつまみで開閉しやすく、水漏れしにくいスクリュー形状になっています。見た目も楽しいポップなカラーバリエーションがそろっており、ギフト用としてもぴったりです。

蒸しタオルのような感覚で使用できる 富士商|ホット&スチームパッド LLサイズ

富士商|ホット&スチームパッド LLサイズ

出典:Amazon

おすすめポイント

  • 温めると蒸気が発生し、蒸しタオルのように使える
  • ほぼA3サイズで、体の広範囲を温められる
素材 本体:フチ布/ポリエステル65%、コットン35%、生地/ポリエステル100%、ビーズ/セラミック
サイズ 32×38×2cm
保温の持続時間

湯たんぽのように使える、電子レンジで簡単に温められるタイプホットパッドです。電子レンジで加熱すると蒸気が発生し、蒸しタオルのような感覚でじんわり浸透するように体を温めます。大きさはほぼA3サイズで、背中の上から腰まで広範囲を温められます。

空気中の水分を吸収、蓄積するセラミックビーズを使用していて、電子レンジでの温めすぎでパンクすることがないので安心です。何度も繰り返し使えるのも魅力的。長く使ってもカビが発生せず、手洗いもできるので衛生的です。手軽に使えて、背中や腰、足元など広範囲をすぐに温めたい方におすすめです。

湯たんぽの使い方と注意点

湯たんぽは加熱方式によって使用法に違いがあり、間違った使い方をすると破損ややけどにつながるおそれもあります。こうした事故を防ぐために、湯たんぽの正しい使い方を知っておきましょう。

湯たんぽの正しい使用方法や、注意点を小林さんにお聞きしました。

「湯たんぽはやけどのリスクがあるので、正しい使い方を知っておくことが重要です」と小林さん

「湯たんぽはやけどのリスクがあるので、正しい使い方を知っておくことが重要です」と小林さん

湯たんぽの正しい使い方

湯たんぽの破損による事故を防ぐため、使用前には本体に亀裂などがないかよくチェックしてください。湯たんぽは使い方や経年劣化などにより小さな亀裂や破損が生じることがあります。気づかずに使い続けると加熱中や使用中に破裂するなどして、思わぬ事故につながりかねません。また、使用前には取扱説明書もよく確認しましょう。

湯たんぽの正しい使い方を、お湯入れ式、充電式、電子レンジ式に分けてご紹介します。

<お湯入れ式湯たんぽの使い方>
1 取扱説明書やメーカーの公式サイトなどを確認し、記載されている適温のお湯を用意する

1 取扱説明書やメーカーの公式サイトなどを確認し、記載されている適温のお湯を用意する

<Point>
金属製なら70~90℃程度、プラスチック、ゴム・シリコン製なら70℃前後が目安です。

2 湯たんぽのフタを開け、指定ラインまでしっかりとお湯を入れる

2 湯たんぽのフタを開け、指定ラインまでしっかりとお湯を入れる

<Point>
少なめに入れると、冷めたときに気圧の変化で開栓が困難になることもあるので注意しましょう。

3 キャップをしっかりと閉める

3 キャップをしっかりと閉める

<Point>
キャップがゆるんでいると使用中にお湯が漏れてやけどをするおそれがあります。しっかり閉めて漏れがないことを確認してください。

4 カバーやタオルなどで包んで使用する 4 カバーやタオルなどで包んで使用する
<充電式湯たんぽの使い方>
1 カバーを外し、布団などをかけずに、平らな場所で充電する

1 カバーを外し、布団などをかけずに、平らな場所で充電する

<Point>
湯たんぽが異常に膨らむ、コードから煙が出るなどの異常がみられた場合は、直ちに使用をやめましょう。

2 規定の時間で充電したら、充電プラグを外す。

2 規定の時間で充電したら、充電プラグを外す。

<Point>
充電したまま使用しないように注意しましょう。

3 充電が終わったらカバーをして使用する 3 充電が終わったらカバーをして使用する
<電子レンジ式湯たんぽの使い方>
1 レンジに湯たんぽを入れる。水を入れて使うタイプは、規定量の水を入れてからレンジに入れる 1 レンジに湯たんぽを入れる。水を入れて使うタイプは、規定量の水を入れてからレンジに入れる
2 規定の時間を守って温める

2 規定の時間を守って温める

<Point>
レンジで温める際は、オート機能は使わず、必ず規定の時間をセットして温めてください。加熱しすぎなどにより、もし本体が膨れてきたら、スイッチをオフにして十分に時間を置いてから、レンジの扉を開けましょう。そのまま加熱を続けると湯たんぽが破れてやけどなどの事故につながるおそれがあります。

3 カバーをつけて使用する

3 カバーをつけて使用する

<Point>
レンジで温めた直後は湯たんぽが熱くなっているので、タオルなどを使って取り出し、カバーの付属しているものは、カバーに入れましょう。そのまま使用できるものは、カバーなしで使用してOKです。

低温やけどをしないよう、必ずカバーをつけて使用する

湯たんぽを使う際には、低温やけどに注意が必要です。低温やけどとは、40~55℃程度のそれほど熱くないものに長時間触れることで引き起こされるやけどです。気持ちいいと感じる程度の熱さでも、長時間触れていることで皮膚がダメージを受け続け、重症化してしまうこともあります。湯たんぽを使用するときは、必ずカバーをつけ、長時間肌に触れ続けないようにしましょう

熱を感じにくい高齢者や糖尿病の方、皮膚が薄い乳幼児はとくに注意が必要です。睡眠時に使用するときは、眠りに入る前に布団から出すなど、体に湯たんぽが触れ続けないよう工夫しましょう

湯たんぽのカバーには低温やけどを防ぐ役割もある

湯たんぽのカバーには低温やけどを防ぐ役割もある

睡眠時に使うなら、入眠前に30分~1時間ほど温めればOK

人は就寝後、深部体温が下がることで深い眠りに入っていきます。寝始めるときに体の末端が温かくなっているのは大事なことですが、就寝後も湯たんぽで体を温め続けていると、体の熱を放出できず、眠りが浅くなってしまいます。

寝るときに湯たんぽを使うなら、入眠前のリラックス時間の使用が主なので、30分から1時間程度で十分です。充電式なら、電源が切れる時間を細かく設定できるものもあります。時間の調節ができないお湯入れ式や電子レンジ式でも、睡眠中に無意識に蹴るなどして、熱いと感じたら体から離せるものなら問題ありません。サイズが大きく重いものや体から離しにくい構造のものなどは、低温やけどを避けるためにも就寝時の使用は避けてください。

「寝ているあいだずっと体を温め続けるのは、かえって良質な睡眠を妨げます」と小林さん

「寝ているあいだずっと体を温め続けるのは、かえって良質な睡眠を妨げます」と小林さん

湯たんぽに関するQ&A

保管方法や温めると効果的な場所など、湯たんぽに関するよくある疑問について、小林さんにお答えいただきました。

Q.湯たんぽの正しい保管方法は?

A.保管するときは、キャップを外して数日から数週間程度放置し、中まで完全に乾かしましょう。基本的にはどの素材も陰干しが望ましく、ゴムなどは特に劣化しやすいので直射日光で乾かすのは避けるようにします。

中まで乾燥したら、キャップを外したままの状態で湿気の少ない場所で保管しましょう。

Q.湯たんぽの寿命は?

A.パッケージや本体に、使用期限が書いてあるものはそれを目安にします。商品の安全性を示すSGマークの有効期限は金属製で購入後1年間、ゴム製・樹脂製で購入後3年間です。使用状況によっては耐用年数に達していなくても、交換が必要になります。割れやヒビが生じたら交換の目安ですので、安全のためにも使用前に状態を確認しましょう。

金属製は割れたりヒビが入ったりはしにくいのですが、使い方によってはサビが生じることがあります。また、金属製に限らずお湯入れ式は、本体だけでなく、パッキンのゴムが劣化する点にも注意が必要です。

充電式は、充電しても温かくならなくなったら交換時です。充電可能な回数が表示されているものもあります。電子レンジ式は、硬くなったり、温かさにムラができるようになったり、袋の強度が落ちてきたりしたら交換を考えましょう。

Q.湯たんぽで温めると効果的な場所は?

A.湯たんぽを使う目的にもよりますが、基本的には冷たく感じるところを直接温めるのがおすすめです。

足先が冷えるのであれば足先、首のこりが気になるなら首、月経前ならお腹というふうに、温めたい場所を直接温められるのが湯たんぽのメリットでもあります。ただし、同じ場所に長時間あてると低温やけどのリスクがあるのでその点は注意してください。

足先やお腹など冷えやすい場所を温めるのがおすすめ

足先やお腹など冷えやすい場所を温めるのがおすすめ

Q.湯たんぽはコスパやデザイン性で選んでもいい?

A.湯たんぽを選ぶときは、まずどんな使い方をするかを考えるのが大事です。寝るときに足元を温めたいのか、肩こりの緩和のために肩を温めたいのか、昼間のデスクワーク時にお腹を温めたいのかなど、用途によって適した湯たんぽの加熱方式や素材、サイズや形状などが異なります。用途に合ったものの中から選ぶ段階では、コスパやデザイン性で選ぶのもいいでしょう

カバーのデザインを選べる湯たんぽも増えているので、楽しみながら好みのものを探すのもおすすめ

カバーのデザインを選べる湯たんぽも増えているので、楽しみながら好みのものを探すのもおすすめ

カバーの種類が豊富な湯たんぽなら好きなデザインが見つかりやすく、カバーだけを交換して楽しむこともできます。

また、長時間の保温できるものなど、機能にこだわると比較的値段が高くなりますが、用途によっては安価な湯たんぽでも十分に体を温めることができます。自分の用途に合っていれば、コスパを重視して選ぶのもいいでしょう。

湯たんぽのAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの売れ筋ランキングをチェック

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでは湯たんぽの売れ筋ランキングを見ることができます。どれを買おうか迷ったときは売れ筋ランキングを参考にしてみてもよいでしょう。

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まとめ

  • 長時間の使用ならお湯入れ式外出先でも使うなら充電式肩やお腹を温める用なら電子レンジ式が便利
  • 保温性を重視するなら金属・陶磁器製コスパ重視ならプラスチック製体に密着させて使うならゴム・シリコン製がおすすめ
  • コットンやウールなど天然素材は、汗がこもりにくく快適

湯たんぽを選ぶときは、どれくらいの時間、どこで湯たんぽを使いたいのかなどを考えてみましょう。睡眠時に使いたいのなら、保温性を重視する必要はありません。入眠前の30分から1時間程度温められれば十分なので、低温やけどを避けるためにもタイマー機能のある充電式や、熱いと感じたときには体から離せる形のものを使いましょう。

湯たんぽには、体を温めることでリラックスさせる効果も期待できます。自分に合ったものを選び、手足が冷たくてなかなか眠れない夜や、ホッとくつろぎたい日中など、さまざまな場面で使ってみてください。

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